JP2002076858A - タイミング信号生成回路 - Google Patents

タイミング信号生成回路

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JP2002076858A
JP2002076858A JP2000258384A JP2000258384A JP2002076858A JP 2002076858 A JP2002076858 A JP 2002076858A JP 2000258384 A JP2000258384 A JP 2000258384A JP 2000258384 A JP2000258384 A JP 2000258384A JP 2002076858 A JP2002076858 A JP 2002076858A
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signal
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Kimikazu Hamakawa
公和 濱川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 セレクタ62は、遅延素子60a〜60nの
いずれかから出力された遅延パルスを選択し、ANDゲ
ート64は、選択された遅延パルスS3に基づいてAN
D2パルスを生成する。遅延素子42a〜42nは遅延
素子60a〜60nと同じ遅延特性を有し、かかる遅延
素子の遅延時間のN倍の時間立ち上がるAND1パルス
がANDゲート46から出力される。AND1パルスの
立ち上がり期間は、D−FF回路48によって基準パル
スREFの周期と比較され、カウンタ50のカウント値
KはD−FF回路48からの出力パルスF1のレベルに
応じて更新される。セレクタ44および62は、このよ
うなカウント値Kに関連する遅延パルスを選択する。 【効果】 遅延素子の温度依存特性を補償することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイミング信号生成
回路に関し、特にたとえば、複数の遅延素子の各々から
出力された複数の遅延信号のいずれか1つに基づいてタ
イミング信号を発生する、タイミング信号生成回路に関
する。
【0002】
【従来技術】従来のこの種のタイミング信号生成回路で
は、タイミング信号の生成に用いる遅延信号が製造段階
(検査段階)で決定されると、これを自由に変更するこ
とはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遅延素子は温
度依存性を有し、遅延時間は周辺の温度によって変化す
る。このため、タイミング信号発生回路が実装された装
置の使用時に周辺温度が上昇すると、これに伴ってタイ
ミング信号のパルス幅が変動してしまうという問題があ
った。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、遅
延素子の温度依存特性を補償することができる、タイミ
ング信号生成回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、シリアルに
接続された複数の第1遅延素子、複数の第1遅延素子の
各々から出力された複数の第1遅延信号のいずれか1つ
を選択する第1選択手段、第1選択手段によって選択さ
れた第1遅延信号に基づいてタイミング信号を生成する
生成手段、第1遅延素子と同じ遅延特性を有する第2遅
延素子、第2遅延素子による遅延時間のN倍(Nは整
数)の時間を検出する検出手段、検出手段による検出時
間を基準時間と比較する比較手段、比較手段の比較結果
に基づいて検出時間と基準時間とが所定関係となるNの
値を特定する特定手段、および特定手段による特定値に
関連する第1遅延信号を第1選択手段に選択させる制御
手段を備える、タイミング信号生成回路である。
【0006】
【作用】第1選択手段は、シリアルに接続された複数の
第1遅延素子の各々から出力された複数の第1遅延信号
のいずれか1つを選択し、生成手段は、選択された第1
遅延信号に基づいてタイミング信号を生成する。ここ
で、第1選択手段は、次のようにして制御される。まず
第1遅延素子と同じ遅延特性を有する第2遅延素子の遅
延時間のN倍(Nは整数)の時間が検出手段によって検
出され、検出手段の検出時間が比較手段によって基準時
間と比較される。比較結果が得られると、特定手段は、
この比較結果に基づいて検出時間と基準時間とが所定関
係となるNの値を特定する。制御手段は、特定手段によ
る特定値に関連する第1遅延信号を第1選択手段に選択
させる。
【0007】この発明のある局面では、第2遅延素子は
複数存在し、かつ各々の第2遅延素子はシリアルに接続
される。このとき、検出手段は、N段目の第2遅延素子
から出力された第2遅延信号を選択し、選択された第2
遅延信号に基づいてN段分の第2遅延素子の累積遅延時
間を検出する。特定手段では、累積遅延時間と基準時下
との差が所定範囲に収まる段数Nが特定される。
【0008】好ましくは、基準時間はクロック周期の整
数倍に相当し、制御手段は、基準時間を上述の段数Nで
割り算して第1割り算値を求め、さらに所望の遅延時間
を第1割り算値で割り算して第2割り算値を求める。第
2割り算値は、第1選択手段に与えられ、第1選択手段
は、この第2割り算値に対応する第1遅延信号を選択す
る。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、第1遅延素子と同じ
遅延特性を有する第2遅延素子の遅延時間と基準時間と
に基づいてNの値を特定し、このNの値に関連する第1
遅延信号を第1選択手段に選択させるようにしたため、
第1遅延素子の温度依存特性を補償することができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、受光面に被写体の光像が照射されるCCD
イメージャ12を含む。受光面では被写体の光像に対応
する電荷が光電変換によって生成され、生成された電荷
つまりカメラ信号は、CCD駆動回路14によってCC
Dイメージャ12から出力される。
【0012】CCDイメージャ12から出力されたカメ
ラ信号は、信号処理回路16においてCDS(Correlat
ion Double Sampling),AGC(Automatic Gain Cont
rol)およびA/D変換を施される。信号処理回路16
から出力されたカメラデータは、カメラ用LSI18に
設けられた信号処理回路20によって色分離,白バラン
ス調整,YUV変換などの処理を施され、これによって
YUVデータが生成される。生成されたYUVデータは
D/A変換器22を経てモニタ(図示せず)に出力さ
れ、この結果、被写体のリアルタイム動画像がモニタ画
面に表示される。
【0013】TG/SG24は、外部から入力されたク
ロック信号に基づいて、水平アドレス信号HADRS、
垂直アドレス信号VADRS、フィールドシフトパルス
XSG、垂直転送パルスXV1,XV2およびXV3、
水平転送パルスXH1およびXH2、ならびに高速パル
スXRG,SHPおよびSHDを生成する。このうち、
XV1パルス〜XV3パルス,XSGパルス,XH1パ
ルス,XH2パルスおよびXRGパルスはCCD駆動回
路14に与えられ、SHPパルスおよびSHDパルスは
信号処理回路16に与えられ、HADRS信号およびV
ADRS信号は信号処理回路20に与えられる。
【0014】CCD駆動回路14は、XV1パルス〜X
V3パルス,XSGパルス,XH1パルス,XH2パル
スおよびXRGパルスに基づいて垂直転送パルスV1〜
V3,水平転送パルスH1およびH2,ならびに電荷読
み出しパルスRGを生成し、これらのパルスによってC
CDイメージャ12を駆動する。また、信号処理回路1
6は、SHPパルスおよびSHDパルスに応答してCD
S,AGCおよびA/D変換を施す。さらに、信号処理
回路20は、HADRS信号およびVADRS信号に応
答して色分離,白バランス調整,YUV変換などの処理
を施す。
【0015】TG/SG24は、詳しくは図2に示すよ
うに構成される。Hカウンタ28は外部クロックに基づ
いてHADRS信号を生成し、Vカウンタ26はクロッ
クおよびHADRS信号に基づいてVADRS信号を生
成する。HADRS信号およびVADRS信号ならびに
外部クロックは、フィールドシフトパルス生成回路3
0,垂直転送パルス生成回路32,水平転送パルス生成
回路34および高速パルス生成回路36に与えられる。
この結果、フィールドシフトパルス生成回路30によっ
てXSGパルスが生成され、垂直転送パルス生成回路3
2によってXV1パルス〜XV3パルスが生成され、水
平転送パルス生成回路34によってXH1パルスおよび
XH2パルスが生成され、そして高速パルス生成回路3
6によってXRGパルス,SHPパルスおよびSHDパ
ルスが生成される。
【0016】高速パルス生成回路36は、具体的には図
3に示すように構成される。分周回路38aおよび38
bには図4(A)に示す外部クロックが与えられる。分
周回路38aおよび38bの各々は、与えられた外部ク
ロックを分周して図4(B)に示す基準パルスREFお
よび図4(C)に示す分周パルスIN1を生成する。基
準パルスREFはD−FF回路48のCLK端子に与え
られ、分周パルスIN1はANDゲート46の一方入力
端子およびインバータ40の入力端子に与えられる。イ
ンバータ40からは、図4(D)に示す反転パルスIN
V1が出力される。
【0017】複数の遅延素子42a〜42nはシリアル
に接続され、インバータ40から出力された反転パルス
INV1は1段目の遅延素子42aに与えられる。遅延
素子42a〜42nは互いに同じ遅延特性を有し、遅延
時間はいずれもDtである。このため、遅延素子42a
〜42nの各々から出力される遅延パルスは、反転パル
スINV1に対してDtずつ段階的に遅延する。セレク
タ44は、遅延素子42a〜42nの各々から出力され
た遅延パルスを受け、この複数の遅延パルスのいずれか
1つを選択する。選択された遅延パルスS1は、AND
ゲート46の他方入力端子に与えられる。
【0018】遅延パルスS1が図4(E)に示すように
変化するとき、ANDゲート46は、この遅延パルスS
1および図4(C)に示す分周パルスIN1に論理積を
施して図4(F)に示すAND1パルスを生成する。生
成したAND1パルスは、D−FF回路48のD端子に
与えられる。D端子に与えられたAND1パルスはCL
K端子に与えられた基準パルスREFの立ち上がりでラ
ッチされ、この結果、D−FF回路48からの出力パル
スF1は図4(G)に示すタイミングで変化する。つま
り、出力パルスF1は、基準パルスREFの周期に相当
する期間にわたって立ち上がる。カウンタ50は、出力
パルスF1がハイレベルを示すとき、所定タイミングで
カウント値をディクリメントする。このため、現カウン
ト値が“n”であれば、図4(H)に示すタイミングで
“n−1”に更新される。
【0019】セレクタ44は、カウンタ50のカウント
値Kに応答して複数の遅延パルスのいずれか1つを選択
する。たとえば、カウント値Kが“2”を示していれば
先頭から2段目に設けられた遅延素子42bの出力を選
択し、カウント値Kが“3”であれば先頭から3段目に
設けられた遅延素子42cの出力を選択する。つまり、
カウント値Kが“N”であれば、先頭からN段目の遅延
素子から出力された遅延パルス(遅延期間がN×Dtの
遅延パルス)が、セレクタ44によって選択される。上
述のようにカウント値Kが“n”から“n−1”にディ
クリメントされると、セレクタ44で選択される遅延パ
ルスS1の遅延時間が1段分(Dt)短縮される。
【0020】図4(C)〜図4(F)から分かるよう
に、AND1パルスの立ち上がり期間はセレクタ44に
よって選択される遅延パルスS1の遅延時間に等しく、
遅延パルスS1の出力元の遅延素子が後段に位置するほ
ど、AND1パルスの立ち上がり期間が長くなる。AN
D1パルスの立ち上がり期間が長いためにAND1パル
スの立ち下がりタイミングが基準パルスREFの立ち上
がりタイミングよりも遅れれば、図4(G)に示すよう
にD−FF回路48の出力パルスF1が立ち上がる。こ
れによって、カウンタ50のカウント値Kが所定タイミ
ングでディクリメントされ、セレクタ44で選択される
遅延パルスS1の遅延時間がDtだけ短縮される。つま
り、遅延パルスS1の出力元の遅延素子が1段だけ繰り
上げられる。
【0021】AND1パルスの立ち下がりタイミングが
基準パルスREFの立ち上がりタイミングよりも遅れる
限り、出力パルスF1は基準パルスREFの周期の整数
倍の期間だけ立ち上がり、カウンタ50のディクリメン
トが繰り返される。しかし、遅延パルスS1の遅延期間
の短縮によってAND1パルスの立ち下がりタイミング
が基準パルスREFの立ち上がりタイミングよりも早く
なると、カウンタ50のディクリメントが中止される。
これより、セレクタ44から出力される遅延パルスS1
の遅延時間は、AND1パルスの立ち下がりタイミング
が基準パルスREFの立ち上がりタイミングよりも遅れ
ない範囲(早い範囲)で最長の時間に収束する。
【0022】外部クロックは、分周回路38aおよび3
8bのほかに遅延素子56aにも与えられる。遅延素子
56aを含む複数の遅延素子56a〜56nはシリアル
に接続され、各々の遅延素子56a〜56nは上述の遅
延素子42a〜42nと同じ遅延特性をもつ。このた
め、遅延素子56a〜56nの遅延時間はいずれもDt
であり、それぞれの遅延パルスは外部クロックに対して
Dtずつ段階的に遅延したパルスとなる。セレクタ58
は、遅延素子56a〜56nの各々から出力された遅延
パルスを受け、この複数の遅延パルスのいずれか1つを
選択する。
【0023】セレクタ58によって選択された遅延パル
スS2は、ANDゲート64の一方入力端子およびイン
バータ58の入力端子に与えられる。インバータ58に
よる反転パルスINV2は、遅延素子60aに与えられ
る。遅延素子60aを含む遅延素子60a〜60nはシ
リアルに接続され、これらの遅延素子60a〜60nも
また上述の遅延素子42a〜42nと同じ遅延特性を持
つ。つまり、遅延素子60a〜60nの遅延時間はいず
れもDtであり、遅延素子60a〜60nの各々から出
力される遅延パルスは、反転パルスINV2に対してD
tずつ段階的に遅延したパルスとなる。
【0024】遅延素子60a〜60nの各々から出力さ
れた遅延パルスは、セレクタ62に与えられる。セレク
タ62では、与えられた複数の遅延パルスのいずれか1
つが選択され、選択された遅延パルスS3はANDゲー
ト64の他方入力端子に与えられる。ANDゲート64
は、セレクタ58および62の各々から与えられた遅延
パルスS2およびS3に論理積を施し、AND2パルス
を出力する。
【0025】カウンタ50から出力されたカウント値K
は、セレクタ44だけでなく演算器52および54にも
与えられる。演算器52および54の各々は、入力され
たカウント値Kに数1および数2に従う演算を施して、
所望のパルス幅を得るための遅延段数DS1およびDS
2を算出する。
【0026】
【数1】 DS1=所望の遅延時間/1段あたりの遅延時間Dt' =(出荷時の遅延段数×遅延時間Dt)/(REF周期/カウント値K)
【0027】
【数2】 DS2=所望の遅延時間/1段あたりの遅延時間Dt' =(出荷時の遅延段数×遅延時間Dt)/(REF周期/カウント値K) 遅延段数DS1およびDS2はいずれも、所望の遅延時
間を現時点における遅延素子1段あたりの遅延時間D
t'(温度依存性によって変化した遅延時間)で割り算
することで求められる。ここで、所望の遅延時間は出荷
時の遅延段数(出荷時のセレクタ58または62の設定
値)に出荷時の遅延時間Dtを掛け算することで求めら
れる。また、遅延時間Dt'は、基準パルスREFの周
期をカウンタ50のカウント値K(収束後のカウント値
K)で割り算することで求められる。このようにして算
出された遅延段数DS1およびDS2の各々はセレクタ
58および62に与えられ、セレクタ58および62
は、与えられた遅延段数DS1およびDS2に従ってい
ずれかの遅延パルスを選択する。なお、数1および数2
のいずれにおいても、算出された数値の小数点以下は切
り捨てられる。
【0028】たとえば、DS1が“3”であれば、セレ
クタ58は遅延素子56cから出力された遅延パルスを
選択し、DS1が“4”であれば、セレクタ58は遅延
素子56dから出力された遅延パルスを選択する。セレ
クタ62もまた、たとえばDS2が“2”であれば遅延
素子60bから出力された遅延パルスを選択し、DS2
が“3”であれば遅延素子60cから出力された遅延パ
ルスを選択する。つまり、DS1またはDS2が“N”
であれば、先頭からN段目の遅延素子から出力された遅
延パルスがセレクタ58または62によって選択され
る。
【0029】図5(A)に示すようにカウント値Kが
“n”から“n−1”に更新されたにも関わらず、遅延
段数DS1が図5(B)に示すように“p”を維持した
場合、セレクタ58から出力される遅延パルスS2の波
形は、図5(D)に示すようにカウント値Kの更新の前
後で何ら変化することはない。一方、カウント値Kの更
新に伴って、遅延段数DS2が図5(C)に示すように
“q”から“q−1”に更新されると、セレクタ62か
ら出力される遅延パルスS3の遅延時間が短縮される。
この結果、AND2パルスの波形もまた、図4(E)に
示すように遅延段数DS2の更新の前後で変化する。
【0030】なお、演算器52および54,インバータ
58,遅延素子56a〜56nおよび60a〜60n,
セレクタ58および62,ならびにANDゲート64か
らなる処理系統は、実際には3つ存在する。そして、各
々の処理系統から出力されるAND2パルスが、図2に
示すXRGパルス,SHPパルスおよびSHDパルスと
なる。
【0031】以上の説明から分かるように、セレクタ6
2は、シリアルに接続された複数の遅延素子60a〜6
0nの各々から出力された複数の遅延パルスのいずれか
1つを選択する。また、ANDゲート64は、セレクタ
62によって選択された遅延パルスS3に基づいてAN
D2パルスを生成する。ここで、セレクタ62は、次の
ようにして制御される。
【0032】つまり、遅延素子60a〜60nと同じ遅
延特性を有する遅延素子42a〜42nが設けられ、か
かる遅延素子の遅延時間のN倍(Nは整数)の時間にわ
たって立ち上がるAND1パルスがANDゲート46か
ら出力される。AND1パルスの立ち上がり期間は、D
−FF回路48によって基準パルスREFの周期(クロ
ック周期の整数倍の期間)と比較され、D−FF回路4
8は、比較結果に応じたレベルを有するパルスF1を出
力する。カウンタ50のカウント値KはD−FF回路4
8からの出力パルスF1のレベルに応じて更新され、セ
レクタ44は、このようなカウント値Kに対応する遅延
パルスを選択する。
【0033】カウント値Kの更新が収束した時点で選択
される遅延パルスS1は、AND1パルスの立ち下りタ
イミングが基準パルスREFの立ち上がりタイミングよ
りも早い範囲で遅延期間が最長となるパルスである。演
算器54は、カウント値Kに所定の演算を施して遅延段
数DS2を算出し、算出した遅延段数DS2をセレクタ
62に与える。セレクタ62は、遅延素子60a〜60
nの各々から出力された遅延パルスのいずれか1つを遅
延段数DS2に応答して選択する。
【0034】このように、遅延素子60a〜60nと同
じ遅延特性を有する遅延素子42a〜42nの遅延時間
と基準パルスREFの周期との比較結果に基づいてカウ
ント値Kを更新し、カウント値Kの値に関連する遅延パ
ルスをセレクタ62に選択させるようにしたため、遅延
素子60a〜60nの温度依存特性を補償することがで
きる。
【0035】この実施例ではCCD型のイメージセンサ
を用いて説明したが、CCD型の代わりにCMOS型の
イメージセンサを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1実施例に適用されるTG/SGの構成を示
すブロック図である。
【図3】図2実施例に適用される高速パルス生成回路の
構成を示すブロック図である。
【図4】(A)は外部クロックを示す波形図であり、
(B)は基準パルスREFを示す波形図であり、(C)
は分周パルスIN1を示す波形図であり、(D)は反転
パルスINV1を示す波形図であり、(E)は遅延パル
スS1を示す波形図であり、(F)はAND1パルスを
示す波形図であり、(G)は出力パルスF1を示す波形
図であり、(H)はカウント値Kの更新タイミングを示
すタイミング図である。
【図5】(A)はカウント値Kの更新タイミングを示す
タイミング図であり、(B)は遅延段数DS1の更新タ
イミングを示すタイミング図であり、(C)は遅延段数
DS2の更新タイミングを示すタイミング図であり、
(D)は遅延パルスS2を示す波形図であり、(E)は
AND2パルスを示す波形図である。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ 12…CCDイメージャ 14…CCD駆動回路 16,20…信号処理回路 24…TG/SG 36…高速パルス生成回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリアルに接続された複数の第1遅延素
    子、 前記複数の第1遅延素子の各々から出力された複数の第
    1遅延信号のいずれか1つを選択する第1選択手段、 前記第1選択手段によって選択された前記第1遅延信号
    に基づいてタイミング信号を生成する生成手段、 前記第1遅延素子と同じ遅延特性を有する第2遅延素
    子、 前記第2遅延素子による遅延時間のN倍(Nは整数)の
    時間を検出する検出手段、 前記検出手段による検出時間を基準時間と比較する比較
    手段、 前記比較手段の比較結果に基づいて前記検出時間と前記
    基準時間とが所定関係となる前記Nの値を特定する特定
    手段、および前記特定手段による特定値に関連する前記
    第1遅延信号を前記第1選択手段に選択させる制御手段
    を備える、タイミング信号生成回路。
  2. 【請求項2】前記第2遅延素子は複数存在し、かつ各々
    の前記第2遅延素子はシリアルに接続され、 前記検出手段は、N段目の前記第2遅延素子から出力さ
    れた第2遅延信号を選択する第2選択手段、および前記
    第2遅延信号に基づいて前記N段分の前記第2遅延素子
    の累積遅延時間を検出する累積遅延時間検出手段を含
    み、 前記特定手段は前記累積遅延時間と前記基準時間との差
    が所定範囲に収まる段数Nを特定する、請求項1記載の
    タイミング信号生成回路。
  3. 【請求項3】前記基準時間はクロック周期の整数倍に相
    当し、 制御手段は、前記基準時間を前記段数Nで割り算する第
    1割り算手段、および所望の遅延時間を前記第1割り算
    手段の第1割り算値で割り算する第2割り算手段を含
    み、 前記第1選択手段は、前記第2割り算手段の第2割り算
    値に対応する段数目の前記第1遅延素子から出力された
    前記第1遅延信号を選択する、請求項2記載のタイミン
    グ信号生成回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004159161A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Sanyo Electric Co Ltd 遅延信号生成装置及び記録パルス生成装置
US7263009B2 (en) 2005-03-25 2007-08-28 Elpida Memory, Inc. Semiconductor memory device with delay section
JP2008277912A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置
JP5303761B2 (ja) * 2007-06-18 2013-10-02 国立大学法人 長崎大学 タイミング発生回路および位相シフト回路

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