JP2002076041A - 樹脂封入性評価方法並びに評価装置 - Google Patents

樹脂封入性評価方法並びに評価装置

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JP2002076041A
JP2002076041A JP2000265937A JP2000265937A JP2002076041A JP 2002076041 A JP2002076041 A JP 2002076041A JP 2000265937 A JP2000265937 A JP 2000265937A JP 2000265937 A JP2000265937 A JP 2000265937A JP 2002076041 A JP2002076041 A JP 2002076041A
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cavity
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Shunichi Ono
俊一 小野
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NEC Corp
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NEC Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2995/00Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
    • B29K2995/0037Other properties
    • B29K2995/0063Density

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】封入過程での樹脂の密度変化が関連するパラメ
ータを定量的に評価できる評価方法並びに評価装置。 【解決手段】樹脂流動映像9から得られる封止樹脂のキ
ャビティ内への見かけ上の充填完了時間と圧力センサ1
が指し示す真の充填完了時間との間の時間差が、流動状
態の樹脂の密度を仲立ちとして、成形不良発生の目安を
与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂を金型に加圧
封入する工程における樹脂封入性評価方法並びに評価装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子を含む電子素子を樹脂封止す
る樹脂モールド装置は、一般に、液体エポキシレジンを
用いたポッティング装置やキャスティング装置から、大
量生産や高信頼性の要求に適った、タブレット状のエポ
キシ樹脂を用いたトランスファモールド装置が広く用い
られてきている。このトランスファモールド装置は図5
に示すように、51a、51bの上下に分離する金型5
1、その金型51の接合面に形成されるキャビティ5
2、キャビティ52にゲート53を介して連通するポッ
ト54、ポット54内で昇降動するプランジャ55など
によって構成される。キャビティ52内にはリードフレ
ーム57のアイランド57aに搭載された半導体素子5
8や、リードフレーム57のリードの内端部と半導体素
子58とを接続する金線のボンディングワイヤなどが配
置される。封止の過程は以下のようである。ポット4内
には樹脂タブレットが投入され、金型51が加熱される
ことによって、樹脂タブレットが溶融する。そして、プ
ランジャ55が下降することにより、溶融した樹脂59
がポット54からゲート53を通過してキャビティ52
内に注入され、キャビティ52内に配置されたアイラン
ド57a上の半導体素子58やボンディングワイヤなど
が樹脂59によって封止される。
【0003】このようなトランスファモールド装置にお
いては、半導体素子とリードフレームを繋ぐボンディン
グワイヤの変形、断線、さらには樹脂中のボイドなど、
金型1内での樹脂流動過程に関連した製品不良の発生が
課題となっている。近年の半導体素子の薄型化、多ピン
化に伴い、とくに金型51内の樹脂59の流動を評価す
ることが重要になってきており、評価方法並びに装置に
ついて従来から種々の技術が提案されている。例えば、
特開平6−18398号公報には、溶融樹脂の流動抵抗
の不適切さが封入不良の発生の主因であるという観点か
ら、溶融樹脂をポットからゲートに導くランナ中に配置
した一対の圧力センサによって、ランナ内を通過する溶
融樹脂の圧力を検出し、プランジャの下降速度から溶融
樹脂の粘度を連続的に算出するようにした流動抵抗評価
方法及びその装置が開示されている。また、特開平9−
213724号公報には、溶融樹脂の流動過程を解析す
ることを目的として、キャビティ内に光を入出射するこ
とのできるプリズムを金型内に埋め込み、プリズムを望
む方向に配置されたCCDカメラにより、樹脂モールド
を行う際の樹脂流動を見ながら解析することができるよ
うにした樹脂流動解析用タブレット及びこのタブレット
を用いた樹脂流動解析方法が開示されている。さらに、
特開平11−309768号公報には、リードフレーム
の変形と流動過程並びに各所の樹脂圧との関連を把握す
るために、金型をキャビティ内を透視可能にする光透過
窓を持った構造とし、この光透過窓を介してキャビティ
内に導入したレーザビームの反射を使ってフレーム変形
を検出する手段と同じく光透過窓を介して樹脂の流動過
程を撮像する撮像手段とキャビティ内及びポット内の樹
脂圧を検出する圧力検出手段とプランジャの位置を検出
する手段とを備え、これらすべての検出結果を同時に収
集し記録する手段をさらに備えた樹脂流動評価装置が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年代表的な
封入不良であるボイドや金線流れの発生と流動中の樹脂
の密度とが密接な関係にあることが判り、この樹脂密度
に関連するパラメータを定量的に評価する評価方法の確
立並びに評価装置の開発が望まれてきている。例えば、
ボイドは、流動中の樹脂に含まれる空気や樹脂の揮発ガ
スによる気泡が、金型に樹脂が充填され圧縮された後も
消滅せずに硬化樹脂中に残留している状態をいうが、溶
融した樹脂も気泡を含むため、ボイドの発生を評価する
には封止の過程における樹脂中の気泡の体積含有率の変
化すなわち樹脂の密度の変化を把握することが必要にな
る。上に上げた、従来の樹脂流動を評価する方法並びに
装置は、いずれも粘性抵抗或いは流動抵抗等樹脂の粘性
に重点を置いた評価方法並びに装置であって、密度を検
出するものではなく、しかも定量的な計測を行うことが
できない。そこで、本発明はこの流動中の樹脂の密度変
化を定量的に評価する評価方法並びに評価装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る発明の樹脂封入性評価方法は、樹脂を金型に加圧封入
する工程において、前記樹脂が前記金型のキャビティ内
に充満した時点の第1の時間を検出する工程と、前記樹
脂の圧力が飽和した時点の第2の時間を検出する工程
と、前記第2の時間と第1の時間との時間差を検出する
工程を含むことを特徴とする。また、本発明の請求項2
に係わる発明の樹脂封入性評価方法は、樹脂を金型に加
圧封入して電子素子を封止する工程において、前記樹脂
が前記金型のキャビティ内に充満した時点の第1の時間
を検出する工程と、前記樹脂の圧力が飽和した時点の第
2の時間を検出する工程と、前記第2の時間と第1の時
間との時間差を検出する工程を含んで電子素子を封止す
ることを特徴とする。また、本発明の請求項3に係わる
発明の樹脂封入性評価装置は、樹脂を金型に加圧封入す
る際の樹脂の封入性を評価する装置であって、前記樹脂
が前記金型のキャビティ内に充満した時点の第1の時間
を検出する手段と、前記樹脂の圧力が飽和した時点の第
2の時間を検出する手段を備えることを特徴とする。ま
た、本発明の請求項4に係わる発明の樹脂封入性評価装
置は、樹脂を金型に加圧封入する際の樹脂の封入性を評
価する装置であって、前記樹脂が前記金型のキャビティ
内に充満した時点の第1の時間を検出する手段と、前記
樹脂の圧力が飽和した時点の第2の時間を検出する手段
と、前記第2の時間と第1の時間との時間差を検出する
手段を備えることを特徴とする。また、本発明の請求項
5に係わる発明の樹脂封入性評価装置は、樹脂を金型に
加圧封入して電子素子を封止する際の樹脂の封入性を評
価する装置であって、前記樹脂が前記金型のキャビティ
内に充満した時点の第1の時間を検出する手段を備える
ことを特徴とする。また、本発明の請求項6に係わる発
明の樹脂封入性評価装置は、樹脂を金型に加圧封入して
電子素子を封止する際の樹脂の封入性を評価する装置で
あって、前記樹脂が前記金型のキャビティ内に充満した
時点の第1の時間を検出する手段と、前記樹脂の圧力が
飽和した時点の第2の時間を検出する手段と、前記第2
の時間と第1の時間との時間差を検出する手段を備える
ことを特徴とする。また、本発明の請求項7に係わる発
明の樹脂封入性評価装置は、前記請求項3乃至6に係わ
る発明記載の前記金型が、光透過性の窓部を有し、前記
第1の時間を検出する手段が、前記窓部を通して前記金
型のキャビティ内を電子的に撮像する手段を備えること
を特徴とする。また、本発明の請求項8に係わる発明の
樹脂封入性評価装置は、前記請求項7に係わる発明記載
の前記第1の時間を検出する手段が、さらに前記電子的
に撮像する手段の有する撮像面の予め設定された領域か
らの信号出力を前記領域内で積分した信号を出力する手
段を備えることを特徴とする。また、本発明の請求項9
に係わる発明の樹脂封入性評価装置は、前記請求項3乃
至6に係わる発明記載の前記第1の時間を検出する手段
が、前記加圧封入された樹脂が前記金型のキャビティ内
で最も遅く到達する位置に配設された、前記樹脂の有無
を検知する手段を備えることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は本発明の樹脂封入性評価装
置の第1の実施形態の構成を示す図である。本樹脂封入
性評価装置は、上下に分離しその接合面にキャビティ7
を形成する金型と、キャビティ7にゲートを介して注入
する樹脂4を溜めるポット6、ポット6内で昇降動して
溶融樹脂に圧力を加えるためのプランジャ11から構成
される樹脂封入部に加え、ここではさらに、金型をキャ
ビティ7内を可視観察できるように一部にガラス8を設
けた可視化金型3の構造とし、ガラス8を通してキャビ
ティ7内を撮像するための結像光学系及び撮像素子を具
備したマイクロスコープ5と、ポット6内の樹脂圧を検
出する圧力センサ1とを備え、マイクロスコープ5によ
って捉えた樹脂流動映像9を記録・表示する手段と、圧
力センサの検出した樹脂圧の変動10を記録・表示する
手段を備える。樹脂流動映像9上には、キャビティ7内
へ樹脂4が注入され始めてからの経過時間であるストッ
プウォッチ表示2も表示される。キャビティ7内にはリ
ードフレーム13に搭載された半導体素子14が配置さ
れる。図1において、プランジャ11が押し下げられキ
ャビティ7の中へ樹脂4の注入が始まると、マイクロス
コープ5による樹脂流動映像9の時々刻々の映像と圧力
センサ1による樹脂圧の変動10の時間変化のグラフが
同時に記録・表示される。このマイクロスコープによる
樹脂流動映像9には、樹脂4の注入が開始された時点を
0秒としたストップウォッチ表示2も表示される。本装
置の操作者はこれらの表示画像を見ながら結果を比較し
判断することができる。図2にポット内樹脂圧の時間変
動の連続曲線(A)と複数のサンプル時間における樹脂
流動映像9の静止画像(B)を同時に表記した例を示
す。
【0007】次に、図2と3を参照して、本実施形態の
樹脂封入性評価装置による表示画像と樹脂封入の過程と
の関係を説明する。図2(A)のポット内樹脂の変動曲
線に示すように、プランジャ11が押し下げられると樹
脂の流動が開始するが、樹脂圧はまだ上がらない。開始
から2秒後にキャビティ7の中へ樹脂4の注入が始ま
る。さらに注入が進むと、11秒経過後樹脂流動映像9
の画面(図2(B))上にはキャビティ7内に樹脂4が
充満した状態が現れる。この時点で一見樹脂のキャビテ
ィ内への充填が完了したように見えるが、この状態では
図3(A)に示すように、樹脂4の表面より中に入った
内部には気泡12が内包されている。このため、キャビ
ティ内の樹脂密度は低く、樹脂圧(図2(A))は上昇
しない。この状態を図2、及び図3に示す「見かけ上の
充填完了」とする。そしてさらに樹脂4の注入が進む
と、樹脂4が内包している気泡12が潰れて樹脂4の密
度が上昇する。密度の上昇にともなって、図2に示す
「樹脂圧の上昇」が圧力センサによって検知され始め、
圧力は一定の圧力値に到達して飽和する。
【0008】このように、樹脂流動映像9により得られ
る見かけ上の充填完了と圧力センサにより得られる樹脂
圧の上昇する真の充填完了との間には時間差がある。こ
の間の時間は気泡の破潰が進んで流動中の樹脂4の密度
が上昇する過程である。この時間差と流動体状の樹脂の
密度との間には相関があり、さらには、成形不良の発生
との間にも相関がある。時間差が小さい材料の樹脂4
は、流動体の状態において樹脂中の気泡の含まれる割合
が低く密度が高いため、金線流れが起こりにくい。ま
た、熱硬化後においても樹脂中に残留する気泡であるボ
イドの発生が少ないため、成形不良の発生率が少ない。
このように、見かけ上の充填完了と圧力センサが指し示
す真の充填完了との間の時間差が、流動状態の樹脂の密
度を仲立ちとして、成形不良発生の目安を与える。従っ
て、この時間差を定量的に測定し、予め設定された時間
差と比較することによって、金型温度等の封入条件の設
定や、封入樹脂の材料の設計に指針を与えることができ
る。
【0009】上記の実施例の説明では、「見かけ上の充
填完了」の時間や「真の充填完了」の時間は、装置の操
作者が樹脂流動映像9や樹脂圧の変動10の表示画像を
見ながら判断する場合を述べた。勿論、パソコン等の演
算処理手段を用いることによって、マイクロスコープ5
による樹脂流動映像9と圧力センサ1による樹脂圧の変
動10を演算処理し、それぞれの完了時間の判定や時間
差の演算処理結果を表示することを自動的に行うことが
できる。例えば、見かけ上の充填完了時間は、マイクロ
スコープ5の備える受光素子出力を受光面内のキャビテ
ィ面全体に相当する領域で積分し、積分した値のサンプ
リング時間毎の逐次差分値が、予め定めた値より小さく
なった時間、すなわちキャビティ面内全面に樹脂が行き
渡った時間、を見かけ上の充填完了時間とすることがで
きる。また、真の充填完了時間もポット内の圧力が飽和
する時間、すなわち、圧力センサ出力のサンプリング時
間毎の逐次差分値が0となる時間を真の充填完了時間と
定めることができる。
【0010】次に、本発明の本発明の樹脂封入性評価装
置の第2の実施形態について、図4の構成図を参照して
説明する。この第2の実施形態の構成では、図1に示し
た第1実施形態の構成におけるマイクロスコープ5の替
わりにキャビティ7内に樹脂の有無を検知する樹脂検知
センサ16を設け、その出力から見かけ上の充填完了時
間を検知するようにしている。樹脂検知センサのキャビ
ティ内の設置位置は、上金型、下金型のどちらでも流動
状の樹脂がキャビティ側壁に一番遅く到達する部分に設
ける。樹脂検知センサの出力は、センサ位置に流動する
樹脂が到達したときに初めてハイレベルを示す。樹脂検
知センサ出力を樹脂圧の変動10を示すグラフ上に同時
に表示させることによって、操作者の視認による見かけ
上の充填完了時間、真の充填完了時間及びこれらの時間
差を判断することもできるし、また、パソコンによって
自動的に判定することもできる。この実施形態では、キ
ャビティ内を可視観察する必要がないため、第1の実施
形態のように窓の役割を成すガラス部を設ける必要がな
く、通常の金型15部材中に樹脂検知センサ16を埋め
込む構成でよい。樹脂検知センサは、発光素子と受光素
子とを組み合わせ、物体から跳ね返って来る反射光を受
光して物体の有無を検知するタイプのセンサ等、物体の
有無を検出するために通常よく用いられるセンサを使用
することができる。なお、実施例では半導体素子の封止
の場合について述べたが、ボイドや気泡の発生は、素子
の封止に限らず、樹脂成形一般において起こる問題であ
り、ここにおいても、本発明は有効である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂封入
性評価方法並びに評価装置は、封止樹脂のキャビティ内
への見かけ上の充填完了と圧力センサが指し示す真の充
填完了との間の時間差が、流動状態の樹脂の密度を仲立
ちとして、成形不良発生の目安を与えるという知見に基
づいている。本発明の評価装置を用いてこの時間差を定
量的に測定し、予め設定された時間差と比較することに
よって、金型温度等の封入条件の設定や、封入樹脂の材
料の設計に指針を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂封入性評価装置の第1の実施形態
の構成を示す図である。
【図2】本発明の樹脂封入性評価装置の第1の実施形態
の動作を説明する図である。
【図3】半導体素子の封入過程を説明する図である。
【図4】本発明の樹脂封入性評価装置の第2の実施形態
の構成を示す図である。
【図5】一般的なトランスファモールド装置の封入部の
断面を示す図である。
【符号の説明】
1 圧力センサ 2 ストップウォッチ表示 3 可視化金型 4 樹脂 5 マイクロスコープ 6 ポット 7 キャビティ 8 ガラス 9 樹脂流動映像 10 樹脂圧の変動 12 気泡 13 リードフレーム 14 半導体素子 15 金型 16 樹脂検知センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂を金型に加圧封入する工程におい
    て、前記樹脂が前記金型のキャビティ内に充満した時点
    の第1の時間を検出する工程と、前記樹脂の圧力が飽和
    した時点の第2の時間を検出する工程と、前記第2の時
    間と第1の時間との時間差を検出する工程を含むことを
    特徴とする樹脂封入性評価方法。
  2. 【請求項2】 樹脂を金型に加圧封入して電子素子を封
    止する工程において、前記樹脂が前記金型のキャビティ
    内に充満した時点の第1の時間を検出する工程と、前記
    樹脂の圧力が飽和した時点の第2の時間を検出する工程
    と、前記第2の時間と第1の時間との時間差を検出する
    工程を含んで電子素子を封止することを特徴とする樹脂
    封入性評価方法。
  3. 【請求項3】 樹脂を金型に加圧封入する際の樹脂の封
    入性を評価する装置であって、前記樹脂が前記金型のキ
    ャビティ内に充満した時点の第1の時間を検出する手段
    と、前記樹脂の圧力が飽和した時点の第2の時間を検出
    する手段を備えることを特徴とする樹脂封入性評価装
    置。
  4. 【請求項4】 樹脂を金型に加圧封入する際の樹脂の封
    入性を評価する装置であって、前記樹脂が前記金型のキ
    ャビティ内に充満した時点の第1の時間を検出する手段
    と、前記樹脂の圧力が飽和した時点の第2の時間を検出
    する手段と、前記第2の時間と第1の時間との時間差を
    検出する手段を備えることを特徴とする樹脂封入性評価
    装置。
  5. 【請求項5】 樹脂を金型に加圧封入して電子素子を封
    止する際の樹脂の封入性を評価する装置であって、前記
    樹脂が前記金型のキャビティ内に充満した時点の第1の
    時間を検出する手段を備えることを特徴とする樹脂封入
    性評価装置。
  6. 【請求項6】 樹脂を金型に加圧封入して電子素子を封
    止する際の樹脂の封入性を評価する装置であって、前記
    樹脂が前記金型のキャビティ内に充満した時点の第1の
    時間を検出する手段と、前記樹脂の圧力が飽和した時点
    の第2の時間を検出する手段と、前記第2の時間と第1
    の時間との時間差を検出する手段を備えることを特徴と
    する樹脂封入性評価装置。
  7. 【請求項7】 前記金型が、光透過性の窓部を有し、前
    記第1の時間を検出する手段が、前記窓部を通して前記
    金型のキャビティ内を電子的に撮像する手段を備えるこ
    とを特徴とする前記請求項3乃至6記載の樹脂封入性評
    価装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の時間を検出する手段が、さら
    に前記電子的に撮像する手段の有する撮像面の予め設定
    された領域からの信号出力を前記領域内で積分した信号
    を出力する手段を備えることを特徴とする前記請求項7
    記載の樹脂封入性評価装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の時間を検出する手段が、前記
    加圧封入された樹脂が前記金型のキャビティ内で最も遅
    く到達する位置に配設された、前記樹脂の有無を検知す
    る手段を備えることを特徴とする前記請求項3乃至6記
    載の樹脂封入性評価装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7144239B2 (en) * 2003-10-24 2006-12-05 Advanced Semiconductor Engineering, Inc. Molding apparatus with a molding flowability sensor for packaging semiconductor device
JP2010110999A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Michio Komatsu 金型内可視化装置
JP2011001090A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Michio Komatsu 肉薄容器及びその射出成形方法
JP2018501987A (ja) * 2014-12-15 2018-01-25 ゲオマール ヘルムホルツ−ツェントルム フュア オツェアンフォアシュング キールGEOMAR Helmholtz−Zentrum fuer Ozeanforschung Kiel ポッティング材料中にポッティングされるled照明装置をポッティングするための方法および装置、ならびにled照明装置

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