JP2002074859A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2002074859A
JP2002074859A JP2000254403A JP2000254403A JP2002074859A JP 2002074859 A JP2002074859 A JP 2002074859A JP 2000254403 A JP2000254403 A JP 2000254403A JP 2000254403 A JP2000254403 A JP 2000254403A JP 2002074859 A JP2002074859 A JP 2002074859A
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Kenichi Hayashi
健一 林
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生信号に含まれる信号欠陥を検出すること
により、再生クロックを生成するPLLを制御する。 【解決手段】 再生信号の周波数に同期した再生クロッ
クを生成する再生クロック生成部18と、回転同期信号
から回転同期クロックを生成する回転同期クロック生成
部15と、再生クロックの周波数と回転同期クロックの
周波数との差を検出し、その検出した周波数の差が所定
の範囲以内にあるかどうかを判定する判定部21と、第
1の位相信号を検出する第1の位相信号検出部17と、
第2の位相信号を検出する第2の位相信号検出部19
と、判定部21の判定に応じて第1の位相信号と第2の
位相信号とを切り替える切替部20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体に記録されているデータの再生処理において、生成ク
ロックを生成する回路部を制御する機能を備えた再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図6に示すように、デ
ィスク状記録媒体から読み出した再生信号に振幅変動及
び波形等化を行うための自動利得制御部(Automatic Ga
in Control、以下AGCと呼ぶ。)2と、AGC2から
供給された再生信号に周波数及び位相が同期した再生ク
ロックを生成するPLL(Phase Locked Loop)回路部
3と、AGC2により波形等化した再生信号から信号欠
陥を検出しAGC2とPLL回路部3とに制御信号を供
給する信号欠陥検出器14とを備えた再生装置が知られ
ている。
【0003】AGC2においては、波形等化器12と包
絡線検波器13とにより、GCA(Gain Controlled Am
plifier)11に対する帰還回路が構成されている。
【0004】PLL回路部3においては、位相比較器1
7と電圧制御発振器(Voltage Controlled Oscillato
r、以下VCOと呼ぶ。)18とによりA/D変換器1
6に対する帰還回路が構成されている。
【0005】信号欠陥検出部14は、図7に示すよう
に、波形等化器12により波形等化された再生信号の信
号振幅を検出する。そして、信号欠陥検出部14は、検
出した信号振幅が所定の信号欠陥検出レベルより小さい
か大きいかにより信号欠陥か否かの判定をする。すなわ
ち、信号欠陥検出部14は、波形等化された再生信号の
信号振幅が所定の信号欠陥検出レベルより小さい場合は
信号欠陥であると判定し、また、波形等化された再生信
号の信号振幅が所定の信号欠陥検出レベルより大きい場
合は信号欠陥ではないと判定する。
【0006】信号欠陥検出部14は、波形等化された再
生信号が信号欠陥検出レベルより小さく信号欠陥である
と判定した際、AGC2とPLL回路部3とに例えば信
号をホールドするホールド制御信号を供給し再生信号の
信号欠陥を補正等の制御を行っていた。
【0007】このようにして、再生装置は、波形等化さ
れた再生信号を信号欠陥検出部14に入力し、所定の信
号欠陥検出レベルの範囲内にあるか否かで、信号欠陥で
あるかどうかを判定し、信号欠陥検出部14により再生
信号が信号欠陥であると判定された場合、制御信号を生
成し、生成した制御信号をAGC2とPLL回路部3と
に供給し再生信号の信号欠陥を補正して、ディスク状記
録媒体に記録されているデータを忠実に再生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年のディス
ク状記録媒体は、高密度化されており、この高密度化に
伴いレーザ光のスポット径が小さく絞られている。例え
ば、DVD(Digital Versatile Disc)(商標)などの
高密度媒体は、CD−DA(Compact Disc Digital Aud
io)(商標)に比べて、ディスク状記録媒体の記録信号
読み出し面のカバーガラス厚が薄く、レンズのNA(Nu
merical Aperture)が高く、且つレーザ光のスポット径
も小さく絞られている。
【0009】従来の再生装置では、上述の高密度媒体の
データを再生する際、再生信号の信号振幅に影響を及ぼ
さない程度の上述の高密度媒体表面のゴミや傷等によ
り、再生信号の急な非同期や位相の変動により信号欠陥
が生じることがあり、この信号欠陥によりPLLがキャ
プチャレンジから外れる問題がある。
【0010】また、信号欠陥検出部で検出できない信号
欠陥によりPLLがキャプチャレンジから外れると、デ
ータが全エラーを引き起こす問題がある。
【0011】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みて提案されたものであり、ディスク状記録媒体の再
生信号の急な非同期や位相の変動により生じる信号欠陥
を検出し、検出した信号欠陥を補正処理し、ディスク状
記録媒体に記録されているデータを忠実に再生できる再
生装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る再生装置
は、上述の課題を解決するために、ディスク状記録媒体
から供給された再生信号の周波数に同期した再生クロッ
クを生成する再生クロック生成手段と、再生クロック生
成手段により生成された再生クロックを用いて、再生信
号をA/D変換する信号変換手段と、ディスク状記録媒
体から供給された回転同期信号から回転同期クロックを
生成する回転同期クロック生成手段と、再生信号の周波
数の位相信号と再生クロックの位相信号とのずれである
位相差を、信号変換手段によりA/D変換された信号か
ら第1の位相信号として検出する第1の位相信号検出手
段と、回転同期クロック生成手段により生成された回転
同期クロックの位相信号と再生クロックの位相信号との
ずれである位相差を第2の位相信号として検出する第2
の位相信号検出手段と、再生クロック生成手段により生
成された再生クロックの周波数と回転同期クロック生成
手段により生成された回転同期クロックの周波数との差
を検出し、その検出した周波数の差が所定の範囲以内に
あるかどうかを判定する判定手段と、再生信号の位相信
号に再生クロックの位相信号を同期させるために、判定
手段により再生クロックの周波数と回転同期クロックの
周波数との差を検出し、検出した周波数の差が所定の範
囲以内にある場合は、第1の位相信号検出手段により検
出された第1の位相信号を選択し、また、判定手段によ
り再生クロックの周波数と回転同期クロックの周波数と
の差を検出し、検出した周波数が所定の範囲以内にない
場合は、第2の位相信号検出手段により検出された第2
の位相信号を選択して再生クロック生成手段に供給する
選択供給手段とを備える。
【0013】このような再生装置は、再生信号の信号振
幅が所定の範囲に入っているかどうかの判定に応じて、
信号欠陥を検出する欠陥信号検出部と、回転同期クロッ
ク生成部で生成した回転同期クロックの周波数と、PL
L回路部で生成した再生クロックの周波数との差から再
生信号が、PLLのキャプチャレンジから外れているか
どうかの判定に応じて、第1の位相信号検出手段により
検出された第1の位相信号と、第2の位相信号検出手段
により検出された第2の位相信号とを切り替える切替部
を制御する判定制御部とを用いて、ディスク状記録媒体
から読み出した再生信号の制御を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】本発明は、例えば図1に示すような再生装
置1に適用される。
【0016】再生装置1は、自動利得制御部(Automati
c Gain Control、以下AGCと呼ぶ。)2と、信号欠陥
検出部14と、PLL(Phase Locked Loop)回路部3
と、回転同期クロック生成部15と、周波数比較器21
と、制御部22とを備える。
【0017】更に、PLL回路部3に2値化処理部23
が接続されている。
【0018】AGC2は、波形等化器12と包絡線検波
器13とにより、利得可変増幅器(Gain Controlled Am
plifier、以下GCAと呼ぶ。)11に対する帰還回路
が構成されている。そして、AGC2は、ディスク状記
録媒体から読み出した再生信号の利得を自動的に調整
し、調整した再生信号をPLL回路部3に供給する。
【0019】GCA11は、ディスク状記録媒体から読
み出した再生信号をPLL回路部3に適合した信号にす
るために包絡線検波器13から出力されてくる信号を用
いて再生信号の振幅の増幅を行う。そして、GCA11
は、振幅増幅後の再生信号を波形等化器12に供給す
る。
【0020】波形等化器12は、GCA11から供給さ
れた振幅増幅後の再生信号に波形等化を行う。そして、
波形等化器12は、波形等化を行った再生信号を包絡線
検波器13と接続線Aを介して信号欠陥検出部14とP
LL回路部3とに供給する。
【0021】包絡線検波器13は、波形等化器12から
供給された波形等化後の再生信号に包絡線検波を行う。
そして、包絡線検波器13は、包絡線検波後の再生信号
をGCA11に供給する。
【0022】信号欠陥検出部14は、接続線Aを介して
波形等化器12により波形等化されたアナログの再生信
号が供給される。なお、信号欠陥検出部14は、接続線
Aを使用せず、接続線Bを使用して、A/D変換器16
によりA/D変換されたディジタルの再生信号が供給さ
れてもよい。
【0023】ここで、信号欠陥検出部14の信号欠陥の
判定動作について説明する。
【0024】信号欠陥検出部14は、図7に示すよう
に、接続線Aを介して波形等化器12により波形等化さ
れたアナログの再生信号の信号振幅を検出する。そし
て、信号欠陥検出部14は、検出した信号振幅が所定の
信号欠陥検出レベルより小さいか大きいかにより信号欠
陥か否かの判定をする。すなわち、信号欠陥検出部14
は、波形等化された再生信号の信号振幅が所定の信号欠
陥検出レベルより小さい場合は信号欠陥であると判定
し、また、波形等化された再生信号の信号振幅が所定の
信号欠陥検出レベルより大きい場合は信号欠陥ではない
と判定する。
【0025】信号欠陥検出部14は、波形等化されたア
ナログの再生信号が信号欠陥であると判定した場合、ホ
ールド制御信号と信号欠陥検出信号とを生成する。そし
て、信号欠陥検出部14は、ホールド制御信号を包絡線
検波器13に供給し、また、信号欠陥検出信号を制御部
22に供給する。なお、信号欠陥検出部14は、接続線
Aを使用せず、接続線Bを使用してA/D変換器16に
よりA/D変換されたディジタルの再生信号の信号振幅
を検出し、検出した信号振幅が所定の信号欠陥検出レベ
ルより小さいか大きいかにより信号欠陥か否かの判断を
行ってもよい。また、もちろん、信号欠陥検出部14
は、接続線Aを介して波形等化器12から供給されるア
ナログの再生信号の信号欠陥を判定する場合は、アナロ
グ信号用の構成となり、また、接続線Bを介してA/D
変換器16から供給されるディジタルの再生信号の信号
欠陥を判定する場合は、ディジタル信号用の構成とな
る。
【0026】回転同期クロック生成部15は、ディスク
状記録媒体に記録されている、例えばウォブル信号から
ウォブル・クロックを生成する。また、回転同期クロッ
ク生成部15は、ウォブル・クロックを第2の位相比較
器19と周波数比較器21とに供給する。
【0027】ここで、ウォブル・クロックについて説明
する。
【0028】ウォブル信号は、半径方向に一定周期で蛇
行(ウォブル)したトラックが形成されているディスク
状記録媒体から読み出した、ディスク状記録媒体の回転
に同期した信号である。ウォブル信号は、回転同期クロ
ック生成部15に供給される。回転同期クロック生成部
15では、ウォブル信号からウォブル・クロックを生成
する。なお、回転同期クロックを生成するサーボ系は、
上述例のウォブル・クロックに代表される連続したデー
タからクロックを生成するコンティニュアス・サーボで
も、離散的なデータからクロックを生成するサンプリン
グ・サーボでもよい。
【0029】PLL回路部3は、A/D変換器16と、
第1の位相比較器17と、電圧制御発信器(Voltage Co
ntrolled Oscillator、以下VCOと呼ぶ。)18と、
第2の位相比較器19と、位相信号切替部20とを備え
ている。
【0030】A/D変換器16は、AGC2から供給さ
れた再生信号をVCO18から供給された再生クロック
を用いてA/D変換を行う。そして、A/D変換器16
は、A/D変換を行った再生信号を2値化処理部23と
第1の位相比較器17とに供給する。
【0031】第1の位相比較器17は、A/D変換器1
6で変換を行った再生信号のサンプリングデータから位
相信号を検出する。そして、第1の位相比較器17は、
検出した第1の位相信号を位相信号切替部20に供給す
る。
【0032】VCO18は、位相信号切替部20から供
給された位相信号に応じて再生クロックを生成する。そ
して、VCO18は、生成した再生クロックをA/D変
換器16と第2の位相比較器19と周波数比較器21と
に供給する。
【0033】第2の位相比較器19は、VCO18から
供給される再生クロックの位相信号と、回転同期クロッ
ク生成部15から供給されるウォブル・クロックの位相
信号とから位相差を検出する。そして、第2の位相比較
器19は、検出した位相差を第2の位相信号として位相
信号切替部20に供給する。
【0034】位相信号切替部20は、端子a11と端子
a12と端子a13とを備えている。位相信号切替部2
0の端子a11は、第1の位相比較器17に接続されて
おり、端子a12は、第2の位相比較器19に接続され
ており、また、端子a13は、VCO18に接続されて
いる。位相信号切替部20は、端子a11と端子a13
とが接触する第1の接触と端子a12と端子a13とが
接触する第2の接触とを切り替える。
【0035】周波数比較器21は、回転同期クロック生
成部15で生成されたウォブル・クロックとVCO18
で生成された再生クロックとが供給される。そして、周
波数比較器21は、回転同期クロック生成部15で生成
されたウォブル・クロックの周波数とVCO18で生成
された再生クロックの周波数とを比較して周波数差を検
出する。周波数比較器21は、上述の周波数差に応じて
制御部22に制御信号を供給する。
【0036】制御部22は、信号欠陥検出部14から供
給される信号欠陥検出信号に応じて、ホールド制御信号
とデータエラー制御信号を生成する。そして、制御部2
2は、ホールド制御信号を第1の位相比較器17に供給
し、データエラー制御信号を2値化処理部23に供給す
る。
【0037】また、制御部22は、周波数比較器21か
ら供給されるPLL−NG信号に応じて、第1の位相信
号切替信号とデータエラー制御信号を生成する。そし
て、制御部22は、第1の位相信号切替信号を位相信号
切替部20に供給し、データエラー制御信号を2値化処
理部23に供給する。
【0038】さらに、制御部22は、周波数比較器21
から供給されるPLL−OK信号に応じて、第2の位相
信号切替信号を生成する。そして、制御部22は、第2
の位相信号切替信号を位相信号切替部20に供給する。
【0039】2値化処理部23は、A/D変換器16か
ら供給されるA/D変換された再生信号を2値化する。
【0040】つぎに、図2に示すフローチャートと、図
3に示す周波数比較器21の動作の説明図と、図4に示
す周波数比較器21の判定作業の説明図とを用い、再生
装置1に備えられている周波数比較器21により、回転
同期クロック生成部15から供給されるウォブル・クロ
ックの周波数とVCO18から供給される再生クロック
の周波数とを比較し、再生信号のPLLがキャプチャレ
ンジから外れているかどうかを判定する際における一連
の処理について説明をする。
【0041】図示しないディスク状記録媒体からデータ
を読み出すピックアップは、データがランド・グルーブ
(Land-Groove)処理により記録されているディスク状
記録媒体の記録面をスキャンすることによりウォブル信
号を読み出し、読み出したウォブル信号を回転同期クロ
ック生成部15に供給する。回転同期クロック生成部1
5は、ウォブル信号からウォブル・クロックを生成し、
生成したウォブル・クロックを周波数比較器21に供給
する。
【0042】ステップS11において、周波数比較器2
1は、VCO18で生成された図3(c)に示す再生ク
ロックと、回転同期クロック生成部15で生成された図
3(a)に示すウォブル・クロックとが入力されたかど
うかを判断する。また、周波数比較器21は、再生クロ
ックとウォブル・クロックとが入力されていると判断し
た場合、ステップS11に進む。なお、周波数比較器2
1は、入力される基準となる周波数をカウントするカウ
ンタA(図3(b))と入力される比較対照となる周波
数をカウントするカウンタB(図3(d))とを備えて
いる。
【0043】ステップS12において、周波数比較器2
1は、ウォブル・クロックの専用カウンタAと再生クロ
ックの専用カウンタBとにリセットをかけて、カウンタ
A及びカウンタBをゼロに戻す。
【0044】ステップS13において、周波数比較器2
1は、ウォブル・クロックの専用カウンタAと再生クロ
ックの専用カウンタBとを動作させて、入力されてくる
ウォブル・クロックの周波数及び再生クロックの周波数
のカウントを開始する。
【0045】ステップS14において、周波数比較器2
1は、ウォブル・クロックをカウントしているカウンタ
Aが所定の周波数に達したかどうかを判定する。また、
周波数比較器21は、カウンタAが所定の周波数に達し
ていると判定した場合、ステップS15に進む。
【0046】ステップS15において、周波数比較器2
1は、カウンタAが所定の周波数に達したときのカウン
タBの周波数を図3(e)に示す記憶部に記憶してお
く。なお、カウンタBの周波数を記憶する記憶部は、揮
発メモリでも不揮発メモリでもよい。また、周波数比較
器21は、カウンタBのカウントを記憶した後、ステッ
プS16に進む。
【0047】一方で、周波数比較器21は、ステップS
12からステップS15を繰り返す。
【0048】ステップS16において、周波数比較器2
1は、カウンタAのリセットに応じて記憶したカウンタ
Bの周波数が、所定の範囲に入っているかどうかを判定
する。また、周波数比較器21は、ステップS15によ
り記憶部に記憶したカウンタBの周波数が、例えば図4
(a)に示すN、M、N+a、N+b、N+fの場合
は、ステップS17に進み、一方でステップS15によ
り記憶部に記憶したカウンタBの周波数が、例えば図4
(a)に示すN+c、N+d、N+eの場合は、ステッ
プS18に進む。
【0049】ステップS17において、周波数比較器2
1は、ステップS15により記憶部に記憶したカウンタ
Bの周波数が、図4(a)に示すN、M、N+a、N+
b、N+fにあるので、PLLはキャプチャレンジから
外れていないと判定する。
【0050】ステップS18において、周波数比較器2
1は、ステップS15により記憶部に記憶したカウンタ
Bの周波数が、図4(a)に示すN+c、N+d、N+
eにあるので、PLLがキャプチャレンジから外れてい
ると判定し、ステップS19に進む。
【0051】ステップS19において、周波数比較器2
1は、PLLがキャプチャレンジから外れていることを
示すPLL−NG信号を生成し、生成したPLL−NG
信号を制御部22に供給する。
【0052】つぎに、制御部22の動作について図5を
用いて説明する。
【0053】制御部22は、信号欠陥検出部14から図
5(b)に示す信号欠陥検出信号が供給された場合、図
5(d)に示すホールド制御信号と、図5(e)に示す
データエラー制御信号とを生成する。そして、制御部2
2は、ホールド制御信号を第1の位相比較器17に供給
し、一方、データエラー制御信号を2値化処理部23に
供給する。
【0054】また、制御部22は、周波数比較器21か
らPLLがキャプチャレンジから外れていることを伝え
る図5(a)に示すPLL−NG信号が供給された場
合、図5(c)に示す位相信号切替信号と図5(e)に
示すデータエラー制御信号とを生成する。そして、制御
部22は、生成した位相信号切替信号を位相信号切替部
20に供給し、また、生成したデータエラー制御信号を
2値化処理部23に供給する。
【0055】つぎに、再生信号のPLLがキャプチャレ
ンジから外れ、再び再生信号のPLLがキャプチャレン
ジに戻る復帰処理について、位相信号切替部20の切り
替え動作を用いて説明する。
【0056】位相信号切替部20は、PLLが所定のキ
ャプチャレンジ内にあるときは、第1の位相比較器17
で生成された第1の位相信号をVCO18に供給するよ
うに端子a11と端子a13とが接触する第1の接触を
選択する。
【0057】位相信号切替部20は、PLLが所定のキ
ャプチャレンジから外れたときは、制御部22により第
1の位相信号切替信号が供給される。位相信号切替部2
0は、第2の位相比較器19で生成された第2の位相信
号をVCO18に供給するように端子a12と端子a1
3とが接触する第2の接触を選択する。
【0058】また、位相信号切替部20は、PLLが所
定のキャプチャレンジに戻ってきたときは、制御部22
により第2の位相信号切替信号が供給される。位相信号
切替部20は、第1の位相比較器17で生成された第1
の位相信号をVCO18に供給するように端子a11と
端子a13とが接触する第1の接触を選択する。
【0059】このようにして、再生装置1は、波形等化
された再生信号又はA/D変換された再生信号が欠陥信
号かどうかを判定する信号欠陥検出部14を用いて再生
信号の信号欠陥に対するホールド制御ができ、また、回
転同期クロック生成部15から供給されるウォブル・ク
ロックの周波数とVCO18から供給される再生クロッ
クの周波数とを比較することによりPLLが外れている
かどうかを検出し判定する周波数比較器21とを用い
て、キャプチャレンジから外れた再生信号のPLLに対
する復帰処理とを行うことができる。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る再生装置は、上述の課題を解決するために、ディスク
状記録媒体から再生クロックを生成する再生クロック生
成手段と、再生クロックを用いて、再生信号をA/D変
換する信号変換手段と、ディスク状記録媒体に記録され
ている回転同期信号から回転同期クロックを生成する回
転同期クロック生成手段と、A/D変換された再生信号
から第1の位相信号を検出する第1の位相信号検出手段
と、回転同期クロックの位相信号と再生クロックの位相
信号とのずれである第2の位相信号を検出する第2の位
相信号検出手段と、再生クロックの周波数と回転同期ク
ロックの周波数との差を検出し、周波数の差が所定の範
囲以内にあるかどうかを判定する判定手段と、判定手段
により、周波数の差が所定の範囲以内にあると判定した
場合は、第1の位相信号検出手段により検出された第1
の位相信号を選択し、また、判定手段により、周波数の
差が所定の範囲以内にないと判定した場合は、第2の位
相信号検出手段により検出された第2の位相信号を選択
して再生クロック生成手段に供給する選択供給手段とを
備えることにより、回転同期クロック生成部で生成した
回転同期クロックの周波数と、PLL回路部で生成した
再生クロックの周波数との差から再生信号が、PLLの
キャプチャレンジから外れているかどうかの判定を行
い、上述の判定に応じて第1の位相信号と第2の位相信
号とを切り替えてPLLの復帰を行うことができ、ま
た、再生信号の信号振幅が所定の範囲に入っているかど
うかの判定に応じて、信号欠陥を検出して再生信号にホ
ールド制御を行う従来の信号欠陥検出器を用いること
で、ディスク状記録媒体に記録されているデータを忠実
に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明を適用した再生装置に備えられている周
波数比較器の動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明を適用した再生装置に備えられている周
波数比較器の動作を説明する図である。
【図4】本発明を適用した再生装置に備えられている周
波数比較器の判定作業を説明する図である。
【図5】本発明を適用した再生装置に備えられている制
御部の動作を説明する図である。
【図6】従来の再生装置を示す図である。
【図7】従来の再生装置に備えられている信号欠陥検出
部の信号欠陥の検出を説明する図である。
【符号の説明】
2 AGC、3 PLL回路部、14 信号欠陥検出
部、15 回転同期クロック生成部、17,19 位相
比較器、21 周波数比較器、22 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体から供給された再生
    信号の周波数に同期した再生クロックを生成する再生ク
    ロック生成手段と、 上記再生クロック生成手段により生成された上記再生ク
    ロックを用いて、上記再生信号をA/D変換する信号変
    換手段と、 上記ディスク状記録媒体から供給された回転同期信号か
    ら回転同期クロックを生成する回転同期クロック生成手
    段と、 上記再生信号の周波数の位相信号と上記再生クロックの
    位相信号とのずれである位相差を、上記信号変換手段に
    よりA/D変換された信号から第1の位相信号として検
    出する第1の位相信号検出手段と、 上記回転同期クロック生成手段により生成された上記回
    転同期クロックの位相信号と上記再生クロックの位相信
    号とのずれである位相差を第2の位相信号として検出す
    る第2の位相信号検出手段と、 上記再生クロック生成手段により生成された上記再生ク
    ロックの周波数と上記回転同期クロック生成手段により
    生成された上記回転同期クロックの周波数との差を検出
    し、その検出した周波数の差が所定の範囲以内にあるか
    どうかを判定する判定手段と、 上記再生信号の位相信号に上記再生クロックの位相信号
    を同期させるために、上記判定手段により上記再生クロ
    ックの周波数と上記回転同期クロックの周波数との差を
    検出し、検出した周波数の差が所定の範囲以内にある場
    合は、上記第1の位相信号検出手段により検出された第
    1の位相信号を選択し、また、上記判定手段により上記
    再生クロックの周波数と上記回転同期クロックの周波数
    との差を検出し、検出した周波数が所定の範囲以内にな
    い場合は、上記第2の位相信号検出手段により検出され
    た第2の位相信号を選択して上記再生クロック生成手段
    に供給する選択供給手段とを備えることを特徴とする再
    生装置。
  2. 【請求項2】 信号変換手段によりA/D変換された再
    生信号に対して、2値化の処理を行う2値化処理手段
    と、 上記再生クロック生成手段により生成された上記再生ク
    ロックの周波数と上記回転同期クロック生成手段により
    生成された上記回転同期クロックの周波数との差が、所
    定の範囲以内にないと上記判定手段により判定した場
    合、上記信号変換手段によりA/D変換された上記再生
    信号を上記2値化処理手段で2値化処理しないように上
    記2値化処理手段を制御する制御手段とを更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 上記ディスク状記録媒体から供給された
    再生信号を上記信号変換手段に供給する際に、上記信号
    変換手段に適合した信号に再生信号を調整する再生信号
    調整手段と、 上記再生信号調整手段により調整された再生信号から信
    号欠陥を検出する信号欠陥検出手段とを更に備え、 上記判定手段と上記信号欠陥検出手段とを用いて上記デ
    ィスク状記録媒体から供給される再生信号の信号欠陥を
    検出して、上記欠陥信号に対する補正又は帰還処理の制
    御を行うことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 上記ディスク状記録媒体から供給される
    回転同期信号は、上記ディスク状記録媒体にデータを記
    録する際に半径方向に一定周期で蛇行(ウォブル)した
    トラックから生成されたウォブル信号であり、上記回転
    同期クロック生成手段で生成される回転同期クロック
    は、上記ウォブル信号から生成されたウォブル・クロッ
    クであることを特徴とする請求項1記載の再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7616726B2 (en) 2005-03-11 2009-11-10 Hitachi, Ltd. Optical disk apparatus and PLL circuit

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