JP2002074480A - 自動販売機におけるダミー容器の取付構造 - Google Patents

自動販売機におけるダミー容器の取付構造

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JP2002074480A
JP2002074480A JP2000259719A JP2000259719A JP2002074480A JP 2002074480 A JP2002074480 A JP 2002074480A JP 2000259719 A JP2000259719 A JP 2000259719A JP 2000259719 A JP2000259719 A JP 2000259719A JP 2002074480 A JP2002074480 A JP 2002074480A
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JP
Japan
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dummy container
dummy
container
recess
support plate
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Application number
JP2000259719A
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English (en)
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Tamio Hashimoto
多美男 橋本
Takeo Usui
武夫 碓井
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Asahi Soft Drinks Co Ltd
Tsuchiya Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Calpis Co Ltd
Tsuchiya Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ダミー容器を直立する支持板に弾力的に圧接
させて、ダミー容器の揺動や脱落を防止せんとするもの
である。 【解決手段】 ダミー容器１０下部を取付台板１１に弾
力的に後方に傾動するように取付け、ダミー容器の背部
を支持する直立した支持板１２にダミー容器を弾力的に
圧接、密着させて、ダミー容器の安定した取付を行うよ
うにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する分野】この発明は、ボトル形状のダミー
容器を自動販売機内に安定的に取り付けるための取付構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動販売機の見本表示部に配置さ
れるボトル形状のダミー容器は、ボトルを縦に切断した
形状を有する薄いプラスティックシートで形成され、図
９、１０に示すような構造によって、容器の下部を取付
台板に固着し、上部を直立した支持板に当接して取り付
ける構造となっている。すなわち、図９に示すものは、
支持台板に爪(２)を有する取付部材(１)を別部材で形成
して固着し、爪にダミー容器(３)の下部(４)を係入して
掴持する構造である。又、図１０に示すものは、ダミー
容器の下部に複数の掴持用突起(５)を形成し、この掴持
用突起を自動販売機の取付台板に設けた掴持部材で掴持
するようにしたものである。しかしながら、かかる従来
の固着構造では、自動販売機を車両等で搬送する際、ダ
ミー容器が前方に倒れたり、揺動するのを防止すること
が出来ず、ダミー容器が取付台板から外れたり、或は傾
動してくるおそれがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ダミー容
器を直立する支持板に弾力的に圧接させて、ダミー容器
の揺動や脱落を防止せんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、ダミー容器下部を取付台板
に弾力的に後方に傾動するように取付け、ダミー容器の
背部を支持する直立した支持板にダミー容器を弾力的に
圧接、密着させて、ダミー容器の安定した取付を行うよ
うにしたことを特徴とする。
【０００５】ダミー容器の背部を支持する支持板を若干
後方に傾斜して設けたことを特徴とする。
【０００６】ダミー容器の底板を前面から背面に向かっ
て上方に傾斜させ、ダミー容器を取付台板に取り付ける
とき、該傾斜面を下方に引っ張って弾力的な後方への傾
動をダミー容器にもたらし、ダミー容器を支持板に密着
させるようにしたことを特徴とする。
【０００７】ダミー容器の下部に、下方に向かって突出
する半円形の突部を形成し、該突部の側面に凹みを形成
し、該凹みに係入する掴持爪を取付台板に形成したこと
を特徴とする。
【０００８】ダミー容器の下部に、下方に向かって突出
する半円形の突部を形成し、該突部の側面に凹みを形成
し、該凹みに係入する掴持爪を取付台板に形成し、ダミ
ー容器の背部を支持する支持板を若干後方に傾斜して設
け、ダミー容器の底板を前面から背面に向かって上方に
傾斜させ、ダミー容器を取付台板に取り付けるとき、凹
みと掴持爪の係合により、該傾斜した底板を下方に引っ
張って弾力的な後方への傾動をダミー容器にもたらし、
ダミー容器を支持板に密着させるようにしたことを特徴
とする。
【０００９】容器を縦方向に半分に切断し後面を開放し
光を透過可能な材質からなるダミー容器であって、底板
から下方に向かって突出する半円形の突部を形成し、該
突部の側面に自動販売機の取付台板に設けた掴持爪が嵌
合自在な凹みを形成し、凹みと掴持爪の嵌合によりダミ
ー容器を後方に傾動させて自動販売機の直立した支持板
に密着させるようにしたことを特徴とする。
【００１０】ダミー容器を取り付ける取付台板に、ダミ
ー容器の底板から下方に向って突出する半円形の突部の
側面に形成した凹みが嵌合する掴持爪を形成すると共
に、凹みと掴持爪の嵌合により後方に傾動するダミー容
器が当接する直立した支持板を設けたことを特徴とす
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態
を、以下に詳細に説明する。図１を参照して、(10)はこ
の発明にかかるダミー容器を示し、自動販売機の表示部
に配置された取付台板(11)に下部を掴持され、直立した
支持板(12)に背部を圧接して支持される。ダミー容器(1
0)は、実際のボトル容器を縦に切断した形状をなし、実
物のボトル容器を模した形状とデザイン並びに商標等の
印刷部を備える。ダミー容器(10)は、薄いプラスティッ
クシートで形成され、背部からの照明を透過可能であ
る。ダミー容器(10)の底板(10a)には、下方に突出する
半円形の突部(13)が形成され、該突部(13)を後述するよ
うに取付台板(11)の掴持爪(14)に係入して取付台板(11)
に掴持される。取付台板(11)から直立する支持板(12)に
は、ダミー容器(10)の背部よりも小さいサイズの方形の
開口部(15)が形成されており、支持板(12)の後方に配置
されたランプ等の照明をダミー容器(10)に照射すること
が出来るようになっている。支持板は、垂直ではなく、
若干後方に傾斜しており、後述するようにダミー容器が
弾力的に後方に傾動するのを許容している。
【００１２】ダミー容器(10)の底板(10a)は、前面から
切断された背面に向かって中央部が徐々に窪む傾斜面に
形成されると共に、半円形の突部(13)の両側面には、凹
み(16)が形成されている。前記取付台板(11)には、支持
板(12)の開口部(15)の中央に整合してダミー容器の突部
(13)を受け入れ切欠部(17)形成され、該切欠部(17)の開
放端に前記掴持爪(14)が形成されている。図４〜６を参
照して、ダミー容器の取付けの詳細を説明する。ダミー
容器(10)の突部を切欠部(17)に挿入し、凹み(16)に掴持
爪(14)を係合するようにダミー容器(10)を取付台板(11)
に嵌合する（図４〜５の状態）。突部(13)を切欠部(17)
に係入した状態でダミー容器のへの保持を開放すると
（図５）、図７，８に示すように掴持爪(14)と凹み(16)
との係合により底板(10a)の傾斜分だけ底板(10a)が下方
に弾力的に引き寄せられる状態となる。この結果、図６
に示すようにダミー容器はその弾力性により後方に傾動
し支持板(11)にぴったりと密着して、脱落や、揺動が防
止される。
【００１３】
【発明の効果】この発明によれば、ダミー容器の下部を
取付台板にしっかりと掴持しつつ、上部を弾力的に後方
に傾動させて直立する支持板に弾力的に密着させるよう
にしてあるので、ダミー容器が輸送中等において脱落し
たり、使用中にダミー容器が揺動したりするおそれがな
く、安定した状態で自動販売機に保持させておくことが
出来る。又、ダミー容器を取付台板に取り付けるための
別部材を必要としないので、コストの低下を図ることが
出来ると共に、取付の作業性を向上させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】ダミー容器を取り付けた状態を概略的に説明す
る説明図
【図２】ダミー容器の底部を示す拡大斜視図
【図３】ダミー容器と取付け部の関連を示す斜視図
【図４】ダミー容器の取付始期を示す断面図
【図５】同、取付途中を示す断面図
【図６】同、取り付け終了時の状態を示す断面図
【図７】突部と掴持爪の詳細を示す断面図
【図８】突部と掴持爪の係合状態を示す断面図
【図９】従来のダミー容器の取付構造の一例を示す斜視
図
【図１０】更に他の一例を示す斜視図
【符号の説明】
(10)ダミー容器 (11)取付台板 (12)支持板 (13)突部 (14)掴持爪 (15)開口部 (16)凹み (17)切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 碓井 武夫 東京都渋谷区恵比寿西２丁目20番３号 カ ルピス株式会社内 Ｆターム(参考） 3E044 AA01 EA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ダミー容器下部を取付台板に弾力的に後方
    に傾動するように取付け、ダミー容器の背部を支持する
    直立した支持板にダミー容器を弾力的に圧接、密着させ
    て、ダミー容器の安定した取付を行うようにしたことを
    特徴とする自動販売機におけるダミー容器の取付構造。
  2. 【請求項２】ダミー容器の背部を支持する支持板を若干
    後方に傾斜して設けたことを特徴とする請求項１記載の
    ダミー容器の取付構造。
  3. 【請求項３】ダミー容器の底板を前面から背面に向かっ
    て上方に傾斜させ、ダミー容器を取付台板に取り付ける
    とき、該傾斜面を下方に引っ張って弾力的な後方への傾
    動をダミー容器にもたらし、ダミー容器を支持板に密着
    させるようにしたことを特徴とする請求項１又は２記載
    のダミー容器の取付構造。
  4. 【請求項４】ダミー容器の下部に、下方に向かって突出
    する半円形の突部を形成し、該突部の側面に凹みを形成
    し、該凹みに係入する掴持爪を取付台板に形成したこと
    を特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のダミー
    容器の取付構造。
  5. 【請求項５】ダミー容器の下部に、下方に向かって突出
    する半円形の突部を形成し、該突部の側面に凹みを形成
    し、該凹みに係入する掴持爪を取付台板に形成し、ダミ
    ー容器の背部を支持する支持板を若干後方に傾斜して設
    け、ダミー容器の底板を前面から背面に向かって上方に
    傾斜させ、ダミー容器を取付台板に取り付けるとき、凹
    みと掴持爪の係合により、該傾斜した底板を下方に引っ
    張って弾力的な後方への傾動をダミー容器にもたらし、
    ダミー容器を支持板に密着させるようにしたことを特徴
    とする自動販売機におけるダミー容器の取付構造。
  6. 【請求項６】容器を縦方向に半分に切断し後面を開放し
    光を透過可能な材質からなるダミー容器であって、底板
    から下方に向かって突出する半円形の突部を形成し、該
    突部の側面に自動販売機の取付台板に設けた掴持爪が嵌
    合自在な凹みを形成し、凹みと掴持爪の嵌合によりダミ
    ー容器を後方に傾動させて自動販売機の直立した支持板
    に密着させるようにしたことを特徴とする自動販売機の
    ダミー容器。
  7. 【請求項７】ダミー容器を取り付ける取付台板に、ダミ
    ー容器の底板から下方に向って突出する半円形の突部の
    側面に形成した凹みが嵌合する掴持爪を形成すると共
    に、凹みと掴持爪の嵌合により後方に傾動するダミー容
    器が当接する直立した支持板を設けたことを特徴とする
    自動販売機。
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