JP2002073565A - 電子機器の認証システムとその認証方法 - Google Patents
電子機器の認証システムとその認証方法Info
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- JP2002073565A JP2002073565A JP2000266401A JP2000266401A JP2002073565A JP 2002073565 A JP2002073565 A JP 2002073565A JP 2000266401 A JP2000266401 A JP 2000266401A JP 2000266401 A JP2000266401 A JP 2000266401A JP 2002073565 A JP2002073565 A JP 2002073565A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な操作により識別情報を相互に交換して
認証を行うことのできる、電子機器の認証システムとそ
の認証方法を提供する。 【解決手段】 電子機器の認証システムにおいて、利用
者が認証の実行を指示するためのスイッチ21と、自機
の識別情報のデータを記録する識別情報記憶部22と、
識別情報を接続相手の電子機器に対し赤外線信号を用い
て発信する発信部23と、接続相手の電子機器から赤外
線信号を用いて発信される接続相手の電子機器の識別情
報のデータを受信する受信部24と、発光ダイオードの
点灯により識別情報のデータの相互の交換が無事に完了
したことを利用者に通知する接続通知部25と、スイッ
チ21を鍵付きのシリンダー錠に連動させることにより
認証処理の実行に対しロックを掛けるロック機構26を
備え、スイッチ21による認証の実行の指示に応じて、
接続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に
交換し、受信した接続相手の電子機器の識別情報のデー
タに基づき認証処理を実行することを特徴とする。
認証を行うことのできる、電子機器の認証システムとそ
の認証方法を提供する。 【解決手段】 電子機器の認証システムにおいて、利用
者が認証の実行を指示するためのスイッチ21と、自機
の識別情報のデータを記録する識別情報記憶部22と、
識別情報を接続相手の電子機器に対し赤外線信号を用い
て発信する発信部23と、接続相手の電子機器から赤外
線信号を用いて発信される接続相手の電子機器の識別情
報のデータを受信する受信部24と、発光ダイオードの
点灯により識別情報のデータの相互の交換が無事に完了
したことを利用者に通知する接続通知部25と、スイッ
チ21を鍵付きのシリンダー錠に連動させることにより
認証処理の実行に対しロックを掛けるロック機構26を
備え、スイッチ21による認証の実行の指示に応じて、
接続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に
交換し、受信した接続相手の電子機器の識別情報のデー
タに基づき認証処理を実行することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器相互間の
認証処理に関し、特に各電子機器を識別する識別情報の
交換を効率的に行う電子機器の認証システムとその認証
方法に関する。
認証処理に関し、特に各電子機器を識別する識別情報の
交換を効率的に行う電子機器の認証システムとその認証
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器においては、接続相手の機器の
認証を行い、接続の許可された正しい接続先の機器に限
りその接続を行うものがある。このように、接続相手の
機器の認証を行うことにより、各電子機器に記録された
情報の漏洩が防止され、不適切な接続による電子機器の
破損等が防止される。また、特に無線通信により電子機
器が通信する場合においては、認証によって、受信する
電波の中から通信相手の電子機器からの無線電波を正し
く識別することができ、又送受する信号が他の機器に漏
洩しないように暗号化した信号を送受することもでき
る。こうした、無線通信による電子機器の通信には、例
えば、無線通信規格Bluetooth(ブルートゥース、短距
離無線システム)による通信がある。
認証を行い、接続の許可された正しい接続先の機器に限
りその接続を行うものがある。このように、接続相手の
機器の認証を行うことにより、各電子機器に記録された
情報の漏洩が防止され、不適切な接続による電子機器の
破損等が防止される。また、特に無線通信により電子機
器が通信する場合においては、認証によって、受信する
電波の中から通信相手の電子機器からの無線電波を正し
く識別することができ、又送受する信号が他の機器に漏
洩しないように暗号化した信号を送受することもでき
る。こうした、無線通信による電子機器の通信には、例
えば、無線通信規格Bluetooth(ブルートゥース、短距
離無線システム)による通信がある。
【0003】Bluetoothとは、ノートパソコンや携帯電
話等の各種装置間を、廉価で高速に通信する小型の無線
LANシステムの規格である。
話等の各種装置間を、廉価で高速に通信する小型の無線
LANシステムの規格である。
【0004】Bluetoothによる通信機能を備える機器
(以下、これをBluetooth機器と呼ぶ)においては、近
いエリア内におけるデータや音声の高速の全二重通信が
可能であり、その通信には特殊な暗号化や認証を使用し
ている。このため、Bluetooth機器においては、従来の
ようにケーブルを必要とすることなく、各種のパソコン
等の情報機器や携帯電話等の通信機器を接続することが
できる。
(以下、これをBluetooth機器と呼ぶ)においては、近
いエリア内におけるデータや音声の高速の全二重通信が
可能であり、その通信には特殊な暗号化や認証を使用し
ている。このため、Bluetooth機器においては、従来の
ようにケーブルを必要とすることなく、各種のパソコン
等の情報機器や携帯電話等の通信機器を接続することが
できる。
【0005】また、インターネット上のBluetoothの公
式サイトである“The Official Bluetooth SIG Websit
e”(http://www.bluetooth.com/)においては、Blueto
othの仕様を一般に公開しており、このサイトからBluet
oothの仕様が記載されたPDFファイルをダウンロード
することができる。このBluetoothの仕様書は、Core編
とProfile編の2部構成による、"Specification of the
Bluetooth System v1.0 B, Wireless connections mad
e easy, (Specification Volume 1 Core), (Specificat
ion Volume 2 Profiles), 1999年12月1日"であり、"htt
p://www.bluetooth.com/developer/specification/spec
ification.asp"から、この2本の仕様書をダウンロード
することができる。
式サイトである“The Official Bluetooth SIG Websit
e”(http://www.bluetooth.com/)においては、Blueto
othの仕様を一般に公開しており、このサイトからBluet
oothの仕様が記載されたPDFファイルをダウンロード
することができる。このBluetoothの仕様書は、Core編
とProfile編の2部構成による、"Specification of the
Bluetooth System v1.0 B, Wireless connections mad
e easy, (Specification Volume 1 Core), (Specificat
ion Volume 2 Profiles), 1999年12月1日"であり、"htt
p://www.bluetooth.com/developer/specification/spec
ification.asp"から、この2本の仕様書をダウンロード
することができる。
【0006】図5は、従来のBluetooth機器100cの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【0007】図5を参照すると、従来のBluetooth機器
100cにおいては、Bluetoothによる通信を制御するB
luetooth制御部10、Bluetoothにおける無線通信を行
う無線送受信部11、認証処理を制御する制御部20、
各機器を識別する識別情報であるPIN-codeの入力を行う
ための入力部12、入力したPIN-code等を表示する表示
部13を備えている。
100cにおいては、Bluetoothによる通信を制御するB
luetooth制御部10、Bluetoothにおける無線通信を行
う無線送受信部11、認証処理を制御する制御部20、
各機器を識別する識別情報であるPIN-codeの入力を行う
ための入力部12、入力したPIN-code等を表示する表示
部13を備えている。
【0008】PIN-codeとは、各Bluetooth機器を識別す
るための固有の番号であり、1〜16オクテットの長さを
持つビット列としてBluetoothの仕様に規定されるもの
である。
るための固有の番号であり、1〜16オクテットの長さを
持つビット列としてBluetoothの仕様に規定されるもの
である。
【0009】Bluetooth機器においては、接続相手の機
器のPIN-codeを予め取得し、その接続する2端末間にお
いて共有するセキュリティ保持のためのパラメータであ
るLin-Keyを双方の機器において生成し保持する。これ
により、以後の双方の機器間の通信においては、この共
有するLin-Keyを元に認証を行い通信データを暗号化す
ることにより、接続時や通信時においてその相手機器が
正しい接続相手の機器であるかを確かめることができ、
正常に通信を行うことができる。
器のPIN-codeを予め取得し、その接続する2端末間にお
いて共有するセキュリティ保持のためのパラメータであ
るLin-Keyを双方の機器において生成し保持する。これ
により、以後の双方の機器間の通信においては、この共
有するLin-Keyを元に認証を行い通信データを暗号化す
ることにより、接続時や通信時においてその相手機器が
正しい接続相手の機器であるかを確かめることができ、
正常に通信を行うことができる。
【0010】しかし、このように認証処理を行う電子機
器では、他の電子機器との間において認証された通信を
行うためには、その接続相手の機器のPIN-code等の識別
情報の入力を必要とし、接続相手の機器の識別情報をま
だ取得していない状態においては、通信を行うことがで
きない。
器では、他の電子機器との間において認証された通信を
行うためには、その接続相手の機器のPIN-code等の識別
情報の入力を必要とし、接続相手の機器の識別情報をま
だ取得していない状態においては、通信を行うことがで
きない。
【0011】このため、例えばBluetooth機器を最初に
接続する時においては、まず、その双方のBluetooth機
器のそれぞれに対し接続相手の機器のPIN-codeを入力
し、その最初の接続手続きを行う。このように、PIN-co
deを相互に入力して最初のBluetooth接続手続きを行う
ことを、Bluetooth規格の用語でペアリング(Pairing)と
呼ぶ。
接続する時においては、まず、その双方のBluetooth機
器のそれぞれに対し接続相手の機器のPIN-codeを入力
し、その最初の接続手続きを行う。このように、PIN-co
deを相互に入力して最初のBluetooth接続手続きを行う
ことを、Bluetooth規格の用語でペアリング(Pairing)と
呼ぶ。
【0012】Bluetoothでの無線接続をする場合に、買
ってきたばかりのBluetooth機器同士等では、Link-key
の交換がなされていないために接続できない。このた
め、最初の手順としては、Link-keyの代わりにPIN-code
を相互に入力して最初の接続を開始する。PIN-codeを使
って接続した際に、Link-keyの生成が行われ互いのデー
タベースに登録されることで、次回からはLink-keyによ
る接続が可能になる。
ってきたばかりのBluetooth機器同士等では、Link-key
の交換がなされていないために接続できない。このた
め、最初の手順としては、Link-keyの代わりにPIN-code
を相互に入力して最初の接続を開始する。PIN-codeを使
って接続した際に、Link-keyの生成が行われ互いのデー
タベースに登録されることで、次回からはLink-keyによ
る接続が可能になる。
【0013】また、Bluetooth機器へのPIN-codeの入力
は、図5に示されるようにテンキー等の入力部12から
入力するのであり、液晶パネル等の表示部13にその入
力したPIN-codeを表示させて参照しながらその入力を行
う。
は、図5に示されるようにテンキー等の入力部12から
入力するのであり、液晶パネル等の表示部13にその入
力したPIN-codeを表示させて参照しながらその入力を行
う。
【0014】こうした、液晶パネルやテンキー等の入力
部12や表示部13は、認証処理を管理する制御部20
の制御下にあり、テンキーから入力された相手機器のPI
N-code情報は、この制御部20を介してBluetooth制御
部10に伝達される構成である。
部12や表示部13は、認証処理を管理する制御部20
の制御下にあり、テンキーから入力された相手機器のPI
N-code情報は、この制御部20を介してBluetooth制御
部10に伝達される構成である。
【0015】相手機器のPIN-codeは、このように利用者
が手操作により入力するのであり、図5の例において
は、第1Bluetooth機器に対しては第2Bluetooth機器PI
N-codeを入力し、かつ第2Bluetooth機器に対しては第
1Bluetooth機器PIN-codeを入力するのである。
が手操作により入力するのであり、図5の例において
は、第1Bluetooth機器に対しては第2Bluetooth機器PI
N-codeを入力し、かつ第2Bluetooth機器に対しては第
1Bluetooth機器PIN-codeを入力するのである。
【0016】Bluetooth制御部10には、例えば、MITEL
社(http://www.mitel.com)のMT1020Aチップ等が用い
られている。MT1020Aチップにおいては、制御部20か
らの相手PIN-codeの通知を、そのMT1020AチップのHOST
UARTインタフェースを介して伝達を受けている。
社(http://www.mitel.com)のMT1020Aチップ等が用い
られている。MT1020Aチップにおいては、制御部20か
らの相手PIN-codeの通知を、そのMT1020AチップのHOST
UARTインタフェースを介して伝達を受けている。
【0017】制御部20においては、例えば、Bluetoot
h機器のペアリングを処理するためのコンピュータプロ
グラムを搭載したマイクロプロセッサを、こうしたMT10
20Aチップ等のBluetooth制御部10に隣接して配備し、
これを実行するという方式がある。
h機器のペアリングを処理するためのコンピュータプロ
グラムを搭載したマイクロプロセッサを、こうしたMT10
20Aチップ等のBluetooth制御部10に隣接して配備し、
これを実行するという方式がある。
【0018】こうしたコンピュータプログラムでは、例
えば、組み込み型の装置においてはLSIに内蔵された
ARMプロセッサ上にあるプログラムとすることができ、
又、パソコン等の情報処理端末に組み込む場合において
は、当該情報処理端末のOS(Operating Systems:オ
ペレーティングシステム)上において作動するアプリケ
ーションソフトウェアとすることができる。
えば、組み込み型の装置においてはLSIに内蔵された
ARMプロセッサ上にあるプログラムとすることができ、
又、パソコン等の情報処理端末に組み込む場合において
は、当該情報処理端末のOS(Operating Systems:オ
ペレーティングシステム)上において作動するアプリケ
ーションソフトウェアとすることができる。
【0019】図6は、Bluetoothの規格を説明するため
の図である。
の図である。
【0020】この時、制御部20のプログラム(又アプ
リケーションソフトウェア)は、Bluetooth仕様で規定
されている図6のソフトウェアレイヤの点線以上の部分
を指す。特に、入力部12や表示部13の制御機能は、
図6のApplicationに含まれる。
リケーションソフトウェア)は、Bluetooth仕様で規定
されている図6のソフトウェアレイヤの点線以上の部分
を指す。特に、入力部12や表示部13の制御機能は、
図6のApplicationに含まれる。
【0021】一方、点線以下の部分の機能は、上記のMT
1020Aチップ等のBluetooth制御部10に実装されるのが
一般的である。
1020Aチップ等のBluetooth制御部10に実装されるのが
一般的である。
【0022】無線送受信部11には、例えば、PHILSAR
社(http://www.philsar.com)のPH2401チップ等が用い
られている。無線送受信部11は、Bluetooth制御部1
0とRadio-Interfaceを通して接続され、無線制御信号
が送受される。
社(http://www.philsar.com)のPH2401チップ等が用い
られている。無線送受信部11は、Bluetooth制御部1
0とRadio-Interfaceを通して接続され、無線制御信号
が送受される。
【0023】入力部12と表示部13については、例え
ば、Bluetooth機器に対して液晶ディスプレイやテンキ
ー等を新たに組み込むことにより実現したり、又パソコ
ン等に組み込む場合であれば、そのパソコンに備えられ
ているディスプレイとキーボードを用いることができ
る。
ば、Bluetooth機器に対して液晶ディスプレイやテンキ
ー等を新たに組み込むことにより実現したり、又パソコ
ン等に組み込む場合であれば、そのパソコンに備えられ
ているディスプレイとキーボードを用いることができ
る。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
電子機器の認証システムでは、以下に述べるような問題
点があった。
電子機器の認証システムでは、以下に述べるような問題
点があった。
【0025】第1に、従来の電子機器の認証システムに
おいては、認証相手の機器を識別するPIN-code等の識別
情報を入力するために、テンキー操作部や液晶表示等の
機能を備える必要があった。また、こうした液晶表示部
やテンキー操作部等は、サイズも大きく高価な部品であ
るため、このように従来では、認証処理を実現するため
には、機器に識別情報の入力機能を付加するための多く
のコストを必要としていた。
おいては、認証相手の機器を識別するPIN-code等の識別
情報を入力するために、テンキー操作部や液晶表示等の
機能を備える必要があった。また、こうした液晶表示部
やテンキー操作部等は、サイズも大きく高価な部品であ
るため、このように従来では、認証処理を実現するため
には、機器に識別情報の入力機能を付加するための多く
のコストを必要としていた。
【0026】第2に、従来のBluetooth機器等の認証シ
ステムを備える電子機器の多くでは、PIN-code等の相手
機器を識別する情報を手作業により入力する必要があ
り、入力に手間が掛かりまた入力ミスが発生することが
あるという問題点があった。
ステムを備える電子機器の多くでは、PIN-code等の相手
機器を識別する情報を手作業により入力する必要があ
り、入力に手間が掛かりまた入力ミスが発生することが
あるという問題点があった。
【0027】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、簡便にPIN-code等の各機器の識別情報を相
互に交換することのできる、電子機器の認証システムと
その認証方法を提供することである。
点を解決し、簡便にPIN-code等の各機器の識別情報を相
互に交換することのできる、電子機器の認証システムと
その認証方法を提供することである。
【0028】本発明の第2の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、電子機器における認証処理を、識別情報を
交換する双方の機器の一つのスイッチの押下のみにより
指示することのできる、電子機器の認証システムとその
認証方法を提供することである。
点を解決し、電子機器における認証処理を、識別情報を
交換する双方の機器の一つのスイッチの押下のみにより
指示することのできる、電子機器の認証システムとその
認証方法を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電子機器の認証システムは、自機を識別する識
別情報のデータを記録する識別情報記憶部と、前記識別
情報を接続相手の電子機器に対し発信する発信部と、前
記接続相手の電子機器から発信される、前記接続相手の
電子機器の識別情報のデータを受信する受信部を備え、
利用者による認証を指示する操作に応じて、前記接続相
手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交換
し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデー
タに基づき認証処理を実行することを特徴とする。
本発明の電子機器の認証システムは、自機を識別する識
別情報のデータを記録する識別情報記憶部と、前記識別
情報を接続相手の電子機器に対し発信する発信部と、前
記接続相手の電子機器から発信される、前記接続相手の
電子機器の識別情報のデータを受信する受信部を備え、
利用者による認証を指示する操作に応じて、前記接続相
手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交換
し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデー
タに基づき認証処理を実行することを特徴とする。
【0030】請求項2の本発明の電子機器の認証システ
ムは、前記識別情報を、ブルートゥース機器のPIN-code
とすることを特徴とする。
ムは、前記識別情報を、ブルートゥース機器のPIN-code
とすることを特徴とする。
【0031】請求項3の本発明の電子機器の認証システ
ムは、前記発信部及び前記受信部は、赤外線信号を用い
て、前記識別情報のデータを送受することを特徴とす
る。
ムは、前記発信部及び前記受信部は、赤外線信号を用い
て、前記識別情報のデータを送受することを特徴とす
る。
【0032】請求項4の本発明の電子機器の認証システ
ムは、前記接続相手の電子機器との間における、識別情
報のデータの相互の交換が無事に完了した場合にその旨
を利用者に通知するための接続通知部を備えることを特
徴とする。
ムは、前記接続相手の電子機器との間における、識別情
報のデータの相互の交換が無事に完了した場合にその旨
を利用者に通知するための接続通知部を備えることを特
徴とする。
【0033】請求項5の本発明の電子機器の認証システ
ムは、前記接続通知部は、発光ダイオードの点灯によ
り、識別情報のデータの相互の交換が無事に完了したこ
とを利用者に通知することを特徴とする。
ムは、前記接続通知部は、発光ダイオードの点灯によ
り、識別情報のデータの相互の交換が無事に完了したこ
とを利用者に通知することを特徴とする。
【0034】請求項6の本発明の電子機器の認証システ
ムは、認証処理の実行に対しロックを掛けるロック機構
を備え、前記ロック機構においてロックが掛けられてい
る場合には、認証を実行しないことを特徴とする。
ムは、認証処理の実行に対しロックを掛けるロック機構
を備え、前記ロック機構においてロックが掛けられてい
る場合には、認証を実行しないことを特徴とする。
【0035】請求項7の本発明の電子機器は、自機を識
別する識別情報のデータを記録する識別情報記憶部と、
前記識別情報を接続相手の電子機器に対し発信する発信
部と、前記接続相手の電子機器から発信される、前記接
続相手の電子機器の識別情報のデータを受信する受信部
を備え、利用者による認証を指示する操作に応じて、前
記接続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互
に交換し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報
のデータに基づき認証処理を実行することを特徴とす
る。
別する識別情報のデータを記録する識別情報記憶部と、
前記識別情報を接続相手の電子機器に対し発信する発信
部と、前記接続相手の電子機器から発信される、前記接
続相手の電子機器の識別情報のデータを受信する受信部
を備え、利用者による認証を指示する操作に応じて、前
記接続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互
に交換し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報
のデータに基づき認証処理を実行することを特徴とす
る。
【0036】請求項8の本発明の電子機器は、前記発信
部及び前記受信部は、赤外線信号を用いて、前記識別情
報のデータを送受することを特徴とする。
部及び前記受信部は、赤外線信号を用いて、前記識別情
報のデータを送受することを特徴とする。
【0037】請求項9の本発明の電子機器は、前記接続
相手の電子機器との間における、識別情報のデータの相
互の交換が無事に完了した場合にその旨を利用者に通知
するための接続通知部を備えることを特徴とする。
相手の電子機器との間における、識別情報のデータの相
互の交換が無事に完了した場合にその旨を利用者に通知
するための接続通知部を備えることを特徴とする。
【0038】請求項10の本発明の電子機器は、前記接
続通知部は、発光ダイオードの点灯により、識別情報の
データの相互の交換が無事に完了したことを利用者に通
知することを特徴とする。
続通知部は、発光ダイオードの点灯により、識別情報の
データの相互の交換が無事に完了したことを利用者に通
知することを特徴とする。
【0039】請求項11の本発明の電子機器は、利用者
が認証の実行を指示するためのスイッチと、自機を識別
する識別情報のデータを記録する識別情報記憶部と、前
記識別情報を接続相手の電子機器に対し赤外線信号を用
いて発信する発信部と、前記接続相手の電子機器から赤
外線信号を用いて発信される、前記接続相手の電子機器
の識別情報のデータを受信する受信部と、発光ダイオー
ドの点灯により、識別情報のデータの相互の交換が無事
に完了したことを利用者に通知する接続通知部を備え、
前記スイッチによる認証の実行の指示に応じて、前記接
続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交
換し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデ
ータに基づき認証処理を実行することを特徴とする。
が認証の実行を指示するためのスイッチと、自機を識別
する識別情報のデータを記録する識別情報記憶部と、前
記識別情報を接続相手の電子機器に対し赤外線信号を用
いて発信する発信部と、前記接続相手の電子機器から赤
外線信号を用いて発信される、前記接続相手の電子機器
の識別情報のデータを受信する受信部と、発光ダイオー
ドの点灯により、識別情報のデータの相互の交換が無事
に完了したことを利用者に通知する接続通知部を備え、
前記スイッチによる認証の実行の指示に応じて、前記接
続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交
換し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデ
ータに基づき認証処理を実行することを特徴とする。
【0040】請求項12の本発明の電子機器は、前記識
別情報を、ブルートゥース機器のPIN-codeとすることを
特徴とする。
別情報を、ブルートゥース機器のPIN-codeとすることを
特徴とする。
【0041】請求項13の本発明の電子機器は、認証処
理の実行に対しロックを掛けるロック機構を備え、前記
ロック機構においてロックが掛けられている場合には、
認証を実行しないことを特徴とする。
理の実行に対しロックを掛けるロック機構を備え、前記
ロック機構においてロックが掛けられている場合には、
認証を実行しないことを特徴とする。
【0042】請求項14の本発明の電子機器は、前記ロ
ック機構は、利用者が認証の実行を指示するためのスイ
ッチを、鍵付きのシリンダー錠に連動させるものとする
ことを特徴とする。
ック機構は、利用者が認証の実行を指示するためのスイ
ッチを、鍵付きのシリンダー錠に連動させるものとする
ことを特徴とする。
【0043】請求項15の本発明の電子機器の認証方法
は、利用者からの認証の実行の指示を受け付けるステッ
プと、記録されている自機を識別する識別情報のデータ
を読み出し取得するステップと、前記自機の識別情報の
データを、接続相手の電子機器に対し発信するステップ
と、前記接続相手の電子機器から発信される、前記接続
相手の電子機器の識別情報のデータを受信するステップ
を備え、利用者による認証を指示する操作に応じて、前
記接続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互
に交換し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報
のデータに基づき認証を実行することを特徴とする。
は、利用者からの認証の実行の指示を受け付けるステッ
プと、記録されている自機を識別する識別情報のデータ
を読み出し取得するステップと、前記自機の識別情報の
データを、接続相手の電子機器に対し発信するステップ
と、前記接続相手の電子機器から発信される、前記接続
相手の電子機器の識別情報のデータを受信するステップ
を備え、利用者による認証を指示する操作に応じて、前
記接続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互
に交換し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報
のデータに基づき認証を実行することを特徴とする。
【0044】請求項16の本発明の電子機器の認証方法
は、前記識別情報を、ブルートゥース機器のPIN-codeと
することを特徴とする。
は、前記識別情報を、ブルートゥース機器のPIN-codeと
することを特徴とする。
【0045】請求項17の本発明の電子機器の認証方法
は、赤外線信号を用いて、前記識別情報のデータを送受
することを特徴とする。
は、赤外線信号を用いて、前記識別情報のデータを送受
することを特徴とする。
【0046】請求項18の本発明の電子機器の認証方法
は、前記接続相手の電子機器との間における、識別情報
のデータの相互の交換が無事に完了した場合に、その旨
を発光ダイオードの点灯により利用者に通知するステッ
プを備えることを特徴とする。
は、前記接続相手の電子機器との間における、識別情報
のデータの相互の交換が無事に完了した場合に、その旨
を発光ダイオードの点灯により利用者に通知するステッ
プを備えることを特徴とする。
【0047】請求項19の本発明のコンピュータプログ
ラムを記録した記録媒体は、コンピュータシステムを制
御することにより電子機器の認証処理を制御する、コン
ピュータプログラムを記録した記録媒体において、利用
者からの認証の実行の指示を受け付けるステップと、記
録されている自機を識別する識別情報のデータを読み出
し取得するステップと、前記自機の識別情報のデータ
を、接続相手の電子機器に対し発信するステップと、前
記接続相手の電子機器から発信される、前記接続相手の
電子機器の識別情報のデータを受信するステップを備
え、利用者による認証を指示する操作に応じて、前記接
続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交
換し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデ
ータに基づき認証処理を実行することを特徴とする。
ラムを記録した記録媒体は、コンピュータシステムを制
御することにより電子機器の認証処理を制御する、コン
ピュータプログラムを記録した記録媒体において、利用
者からの認証の実行の指示を受け付けるステップと、記
録されている自機を識別する識別情報のデータを読み出
し取得するステップと、前記自機の識別情報のデータ
を、接続相手の電子機器に対し発信するステップと、前
記接続相手の電子機器から発信される、前記接続相手の
電子機器の識別情報のデータを受信するステップを備
え、利用者による認証を指示する操作に応じて、前記接
続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交
換し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデ
ータに基づき認証処理を実行することを特徴とする。
【0048】請求項20の本発明のコンピュータプログ
ラムを記録した記録媒体は、前記識別情報を、ブルート
ゥース機器のPIN-codeとすることを特徴とする。
ラムを記録した記録媒体は、前記識別情報を、ブルート
ゥース機器のPIN-codeとすることを特徴とする。
【0049】請求項21の本発明のコンピュータプログ
ラムを記録した記録媒体は、赤外線信号を用いて、前記
識別情報のデータを送受することを特徴とする。
ラムを記録した記録媒体は、赤外線信号を用いて、前記
識別情報のデータを送受することを特徴とする。
【0050】請求項22の本発明のコンピュータプログ
ラムを記録した記録媒体は、前記接続相手の電子機器と
の間における、識別情報のデータの相互の交換が無事に
完了した場合に、その旨を発光ダイオードの点灯により
利用者に通知するステップを備えることを特徴とする。
ラムを記録した記録媒体は、前記接続相手の電子機器と
の間における、識別情報のデータの相互の交換が無事に
完了した場合に、その旨を発光ダイオードの点灯により
利用者に通知するステップを備えることを特徴とする。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0052】尚、以下本発明の各実施の形態において
は、電子機器の相互間の認証処理を、Bluetooth(ブル
ートゥース)における最初の接続手続きであるペアリン
グを例に説明するが、これに限定されるものではなく、
同様にして他の一般の電子機器間の認証処理に用いるこ
とができる。また、以下本発明の各実施の形態において
は、2台の電子機器の相互間の認証を例に説明している
が、3台以上の複数の電子機器の相互の認証処理も、同
様にして行うことができる。
は、電子機器の相互間の認証処理を、Bluetooth(ブル
ートゥース)における最初の接続手続きであるペアリン
グを例に説明するが、これに限定されるものではなく、
同様にして他の一般の電子機器間の認証処理に用いるこ
とができる。また、以下本発明の各実施の形態において
は、2台の電子機器の相互間の認証を例に説明している
が、3台以上の複数の電子機器の相互の認証処理も、同
様にして行うことができる。
【0053】図1は、本発明の第1の実施の形態による
認証システムを備えるBluetooth機器100の構成を示
すブロック図であり、第1Bluetooth機器100と第2B
luetooth機器100との、相互にPIN-codeを交換する2
台のBluetooth機器100を示している。
認証システムを備えるBluetooth機器100の構成を示
すブロック図であり、第1Bluetooth機器100と第2B
luetooth機器100との、相互にPIN-codeを交換する2
台のBluetooth機器100を示している。
【0054】各Bluetooth機器100においては、図5
の従来のBluetooth機器と同様にして、Bluetoothによる
通信を処理するBluetooth制御部10や、Bluetoothにお
ける無線通信を行う無線送受信部11を備えると共に、
本実施の形態の認証処理を制御する制御部20、ペアリ
ングの実行を指示するためのスイッチ21、各機器にお
けるPIN-code情報を記憶する識別情報記憶部22、各機
器のPIN-code情報を接続相手の機器に対し通知する発信
部23、接続相手の機器から発信される相手の機器のPI
N-code情報を受信する受信部24、利用者に認証処理が
無事に終了したことを通知するための接続通知部25を
備えている。
の従来のBluetooth機器と同様にして、Bluetoothによる
通信を処理するBluetooth制御部10や、Bluetoothにお
ける無線通信を行う無線送受信部11を備えると共に、
本実施の形態の認証処理を制御する制御部20、ペアリ
ングの実行を指示するためのスイッチ21、各機器にお
けるPIN-code情報を記憶する識別情報記憶部22、各機
器のPIN-code情報を接続相手の機器に対し通知する発信
部23、接続相手の機器から発信される相手の機器のPI
N-code情報を受信する受信部24、利用者に認証処理が
無事に終了したことを通知するための接続通知部25を
備えている。
【0055】制御部20は、Bluetooth機器100内に
備えられる半導体メモリやその他の記録媒体に記録され
た認証処理を実行するコンピュータプログラムを、Blue
tooth機器100内に備えられるCPUその他の半導体
回路が読み出して、Bluetooth機器100内の各部の処
理を制御することにより、以下に説明される本実施の形
態の認証処理を実行する。
備えられる半導体メモリやその他の記録媒体に記録され
た認証処理を実行するコンピュータプログラムを、Blue
tooth機器100内に備えられるCPUその他の半導体
回路が読み出して、Bluetooth機器100内の各部の処
理を制御することにより、以下に説明される本実施の形
態の認証処理を実行する。
【0056】制御部20における認証処理を実行するコ
ンピュータプログラムとしては、例えば、組み込み型AR
Mプロセッサ上で稼動するプログラム等を用いることが
できる。
ンピュータプログラムとしては、例えば、組み込み型AR
Mプロセッサ上で稼動するプログラム等を用いることが
できる。
【0057】スイッチ21は、機械的や電気的やその他
の方法により、利用者がON/OFFの操作を行うスイ
ッチであり、利用者はスイッチ21を“ON”とするこ
とにより認証処理の開始を指示する。
の方法により、利用者がON/OFFの操作を行うスイ
ッチであり、利用者はスイッチ21を“ON”とするこ
とにより認証処理の開始を指示する。
【0058】例えば、スイッチ21は、利用者により
“ON”とされた場合には、制御部20に対してペアリ
ング指示信号を発信する等の方法により、そのON/O
FFを通知することができる。
“ON”とされた場合には、制御部20に対してペアリ
ング指示信号を発信する等の方法により、そのON/O
FFを通知することができる。
【0059】識別情報記憶部22は、各機器に固有のPI
N-codeを記憶するのであり、このため半導体ROMやそ
の他の不揮発性メモリを使用することが好ましい。識別
情報記憶部22に記憶されたPIN-code情報(つまり、PI
N-codeのデータ)は、ペアリング時において読み出さ
れ、ペアリング相手の機器に送信される。
N-codeを記憶するのであり、このため半導体ROMやそ
の他の不揮発性メモリを使用することが好ましい。識別
情報記憶部22に記憶されたPIN-code情報(つまり、PI
N-codeのデータ)は、ペアリング時において読み出さ
れ、ペアリング相手の機器に送信される。
【0060】発信部23と受信部24は、赤外線やその
他の手段により、ペアリング相手の機器との間で各機器
のPIN-code情報を送受する。例えば、図1に示されるよ
うに赤外線信号をPIN-code情報の通信に用いる形態にお
いては、発信部23と受信部24のそれぞれに赤外線発
光部と赤外線受光部を用いればよい。
他の手段により、ペアリング相手の機器との間で各機器
のPIN-code情報を送受する。例えば、図1に示されるよ
うに赤外線信号をPIN-code情報の通信に用いる形態にお
いては、発信部23と受信部24のそれぞれに赤外線発
光部と赤外線受光部を用いればよい。
【0061】こうして発信部23は、識別情報記憶部2
2から読み出された自機のPIN-code情報を発信し、受信
部24は、ペアリング相手の機器のPIN-code情報を受信
して制御部20に送る。
2から読み出された自機のPIN-code情報を発信し、受信
部24は、ペアリング相手の機器のPIN-code情報を受信
して制御部20に送る。
【0062】接続通知部25は、LED(Light Emitti
ng Diod:発光ダイオード)を備えて認証処理の完了時
において発光させる等の方式により、利用者に対し認証
処理の成功を通知する。
ng Diod:発光ダイオード)を備えて認証処理の完了時
において発光させる等の方式により、利用者に対し認証
処理の成功を通知する。
【0063】また、Bluetooth制御部10や無線送受信
部11においては、図5に示される従来のものと同様で
あり特別の処理を必要とするものではない。本実施の形
態においては、双方のBluetooth機器の間でのPIN-code
の交換を簡易な操作により処理することによりペアリン
グの操作の手間を削減するため、PIN-codeの送受の機能
に特徴を備えるのである。例えば、Bluetooth制御部1
0において処理される、相手機器のPIN-codeを受領した
後の認証処理は、Bluetoothの仕様(「Bluetooth spec
1.0」)においてに規定されている通りに行う。
部11においては、図5に示される従来のものと同様で
あり特別の処理を必要とするものではない。本実施の形
態においては、双方のBluetooth機器の間でのPIN-code
の交換を簡易な操作により処理することによりペアリン
グの操作の手間を削減するため、PIN-codeの送受の機能
に特徴を備えるのである。例えば、Bluetooth制御部1
0において処理される、相手機器のPIN-codeを受領した
後の認証処理は、Bluetoothの仕様(「Bluetooth spec
1.0」)においてに規定されている通りに行う。
【0064】尚、図1においては、Bluetooth機器10
0内には本実施の形態の認証処理に必要とする部分のみ
をブロック図として表示しているが、各Bluetooth機器
100は、別に各機器の固有の処理を実行するための装
置を備えるものである。
0内には本実施の形態の認証処理に必要とする部分のみ
をブロック図として表示しているが、各Bluetooth機器
100は、別に各機器の固有の処理を実行するための装
置を備えるものである。
【0065】図2は、本実施の形態の認証処理を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
【0066】まず、PIN-codeを交換させたい、つまり初
めてBluetooth通信接続させたい2台のBluetooth機器1
00を、そのペアリングのための通信を行う発信部2
3、受信部24を備える個所を向かい合わせて置く(ス
テップ201)。双方のBluetooth機器100は、赤外
線等による、発信部23から受信部24への通信の方式
やその信号の出力等に対応して、例えば数センチ位の距
離等の、通信の可能な定められた距離に設置する。
めてBluetooth通信接続させたい2台のBluetooth機器1
00を、そのペアリングのための通信を行う発信部2
3、受信部24を備える個所を向かい合わせて置く(ス
テップ201)。双方のBluetooth機器100は、赤外
線等による、発信部23から受信部24への通信の方式
やその信号の出力等に対応して、例えば数センチ位の距
離等の、通信の可能な定められた距離に設置する。
【0067】このように本実施の形態では、ペアリング
時においてケーブル等を必要としない。また、ここで双
方のBluetooth機器100は、必ずしも机の上等に並べ
て設置することを必要とするものではなく、Bluetooth
機器100を手に持って発信部23や受信部24を備え
る個所を向かい合わせてもよい。
時においてケーブル等を必要としない。また、ここで双
方のBluetooth機器100は、必ずしも机の上等に並べ
て設置することを必要とするものではなく、Bluetooth
機器100を手に持って発信部23や受信部24を備え
る個所を向かい合わせてもよい。
【0068】向かい合わせにした後に、双方のスイッチ
をONにする(ステップ202)。この時にONにする順序
は問わないが、同時にONである状態が維持される必要が
ある。
をONにする(ステップ202)。この時にONにする順序
は問わないが、同時にONである状態が維持される必要が
ある。
【0069】スイッチがONになると、双方のBluetooth
機器100は、各自の機器のPIN-code情報を発信部23
より発信し、受信部24が相手の機器より発信されるPI
N-code情報を受信し、これを制御部20に通知する(ス
テップ203)。
機器100は、各自の機器のPIN-code情報を発信部23
より発信し、受信部24が相手の機器より発信されるPI
N-code情報を受信し、これを制御部20に通知する(ス
テップ203)。
【0070】制御部20は、相手PIN-code情報を受け取
るとこれをBluetooth制御部10に通知し、Bluetooth制
御部10により、この相手PIN-code情報を元に通常のBl
uetooth接続手順に従って接続手続きを行う(ステップ
204)。
るとこれをBluetooth制御部10に通知し、Bluetooth制
御部10により、この相手PIN-code情報を元に通常のBl
uetooth接続手順に従って接続手続きを行う(ステップ
204)。
【0071】接続手続きが完了すると、制御部20は、
接続通知部25により利用者に対し接続手続きの完了を
通知する(ステップ205)。
接続通知部25により利用者に対し接続手続きの完了を
通知する(ステップ205)。
【0072】そして、利用者は、双方のBluetooth機器
100において接続手続きが完了したことを確認したら
(ステップ206)、スイッチ21をOFFにしてペアリ
ングを終了する。
100において接続手続きが完了したことを確認したら
(ステップ206)、スイッチ21をOFFにしてペアリ
ングを終了する。
【0073】以上の処理により、双方のBluetooth機器
100のPIN-codeの相互交換が実行され、以後この双方
のBluetooth機器100間において、通常のBluetoothに
よる通信を行うことができる。
100のPIN-codeの相互交換が実行され、以後この双方
のBluetooth機器100間において、通常のBluetoothに
よる通信を行うことができる。
【0074】また、ステップ203における、双方のBl
uetooth機器100間のペアリングの通信を、赤外線信
号によりPIN-code情報を送受する場合を例に挙げると、
次の用に処理が行われる。
uetooth機器100間のペアリングの通信を、赤外線信
号によりPIN-code情報を送受する場合を例に挙げると、
次の用に処理が行われる。
【0075】まず、制御部20は、自機の識別情報記憶
部22から自機のPIN-code情報を読み取り、これを赤外
線信号上のビット列に変換しFEC(forward error corre
ction)等の誤り符合を付加して、赤外線発光部である
発信部23から繰り返し発光しすることにより、PIN-co
de情報をペアリング相手の機器に通知する。
部22から自機のPIN-code情報を読み取り、これを赤外
線信号上のビット列に変換しFEC(forward error corre
ction)等の誤り符合を付加して、赤外線発光部である
発信部23から繰り返し発光しすることにより、PIN-co
de情報をペアリング相手の機器に通知する。
【0076】そして、赤外線受光部である受信部24
は、受光した赤外線信号をFEC等の誤り訂正処理を行っ
た上で、相手機器のPIN-code情報を抽出することにより
相手機器のPIN-code情報を取得することができる。
は、受光した赤外線信号をFEC等の誤り訂正処理を行っ
た上で、相手機器のPIN-code情報を抽出することにより
相手機器のPIN-code情報を取得することができる。
【0077】また、こうした赤外線信号への変換や、FE
C等による誤り制御の処理は、制御部20ではなく、発
信部23や受信部24の側において行うものとしてもよ
い。
C等による誤り制御の処理は、制御部20ではなく、発
信部23や受信部24の側において行うものとしてもよ
い。
【0078】また、接続通知部25による利用者への接
続手続完了の通知方法としては、例えば、接続手続完了
の旨を通知するためのLEDを備えてこれを点灯させる
等の方法が可能である。この場合、点灯させたLED
は、ステップ206の接続手続きの完了確認後、スイッ
チ21が“OFF”にされた時等に消灯させる。
続手続完了の通知方法としては、例えば、接続手続完了
の旨を通知するためのLEDを備えてこれを点灯させる
等の方法が可能である。この場合、点灯させたLED
は、ステップ206の接続手続きの完了確認後、スイッ
チ21が“OFF”にされた時等に消灯させる。
【0079】以上説明したように、本実施の形態による
認証システムを備える電子機器であるBluetooth機器1
00では、従来においては面倒なPIN-code等の識別情報
の入力操作を必要としていた認証の操作を、識別情報を
交換する双方の機器において、一つのスイッチを押下す
るのみによる簡易な操作により指示することができる。
認証システムを備える電子機器であるBluetooth機器1
00では、従来においては面倒なPIN-code等の識別情報
の入力操作を必要としていた認証の操作を、識別情報を
交換する双方の機器において、一つのスイッチを押下す
るのみによる簡易な操作により指示することができる。
【0080】また本実施の形態においてBluetooth機器
100は、図5の従来のBluetooth機器100における
ように、液晶ディスプレイ等の表示部13や、テンキー
等の入力部12を備えるものであってもよい。これは、
元々キーボードやテンキーが具備されている機器である
パソコンや携帯電話機等をBluetooth機器とする場合に
おいても、本実施の形態の簡易な操作により実行される
認証処理の機能を新たに備えることにより、相手機器の
識別情報を手操作で入力する手間が解消されるのであ
る。
100は、図5の従来のBluetooth機器100における
ように、液晶ディスプレイ等の表示部13や、テンキー
等の入力部12を備えるものであってもよい。これは、
元々キーボードやテンキーが具備されている機器である
パソコンや携帯電話機等をBluetooth機器とする場合に
おいても、本実施の形態の簡易な操作により実行される
認証処理の機能を新たに備えることにより、相手機器の
識別情報を手操作で入力する手間が解消されるのであ
る。
【0081】また、個々のBluetooth機器100におい
て各機器の固有の処理を実行するための装置を、本実施
の形態の認証処理のために使用することも可能である。
例えば、パソコンや携帯電話機等の多くの機器において
は、本実施の形態のスイッチ21の機能を実現すること
のできる入力ボタンや、接続通知部25の機能を実現す
ることのできるLEDや液晶ディスプレイ等を備えてお
り、こうした予め備える各部の機能を用いることによ
り、少ない機能を付加するのみにより本実施の形態のBl
uetooth機器100を実現することができる。
て各機器の固有の処理を実行するための装置を、本実施
の形態の認証処理のために使用することも可能である。
例えば、パソコンや携帯電話機等の多くの機器において
は、本実施の形態のスイッチ21の機能を実現すること
のできる入力ボタンや、接続通知部25の機能を実現す
ることのできるLEDや液晶ディスプレイ等を備えてお
り、こうした予め備える各部の機能を用いることによ
り、少ない機能を付加するのみにより本実施の形態のBl
uetooth機器100を実現することができる。
【0082】つまり、例えば、液晶ディスプレイ等の表
示部13を備える機器においては、接続通知部25によ
る接続手続完了の旨の通知をその液晶ディスプレイに対
し行うことができる。また、赤外線信号の送受信機能に
ついても、パソコンやノートパソコンやその他の携帯情
報端末等の一部におけるように、これを予め備える機器
も多く、こうした機器においては発信部23や受信部2
4を新たに備える必要はなく、その赤外線信号の送受信
機能を用いて本実施の形態の識別情報の送受信を行うこ
とができる。
示部13を備える機器においては、接続通知部25によ
る接続手続完了の旨の通知をその液晶ディスプレイに対
し行うことができる。また、赤外線信号の送受信機能に
ついても、パソコンやノートパソコンやその他の携帯情
報端末等の一部におけるように、これを予め備える機器
も多く、こうした機器においては発信部23や受信部2
4を新たに備える必要はなく、その赤外線信号の送受信
機能を用いて本実施の形態の識別情報の送受信を行うこ
とができる。
【0083】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。
る。
【0084】図3は、本発明の第2の実施の形態による
認証システムを備えるBluetooth機器100aの構成を
示すブロック図である。本実施の形態においては、第1
の実施の形態の構成に加えて、Bluetooth機器100a
の認証処理をロックするためのロック機構26を新たに
備える。
認証システムを備えるBluetooth機器100aの構成を
示すブロック図である。本実施の形態においては、第1
の実施の形態の構成に加えて、Bluetooth機器100a
の認証処理をロックするためのロック機構26を新たに
備える。
【0085】ロック機構26は、ペアリングの実行の可
否を指定するための鍵であり、正規の利用者の操作によ
るロックの設定や解除の操作を受け付ける。Bluetooth
機器100aは、ロックが解除されている場合に限りペ
アリングを実行し、ロックを設定している場合にはペア
リングを実行しない。
否を指定するための鍵であり、正規の利用者の操作によ
るロックの設定や解除の操作を受け付ける。Bluetooth
機器100aは、ロックが解除されている場合に限りペ
アリングを実行し、ロックを設定している場合にはペア
リングを実行しない。
【0086】ロック機構26は、例えば、シリンダー錠
や、回転ダイヤル式の鍵や、押しボタン式の鍵や、電子
式の鍵や、その他のBluetooth機器100aにおいて備
え付けることのできる鍵を用いることができる。
や、回転ダイヤル式の鍵や、押しボタン式の鍵や、電子
式の鍵や、その他のBluetooth機器100aにおいて備
え付けることのできる鍵を用いることができる。
【0087】ロック機構26による、ペアリングをロッ
クする方法としては、例えば、スイッチ21を鍵付きの
シリンダー錠等に連動させる方式や、ロック機構26が
ロックされている場合には、ペアリングを指示するスイ
ッチ21等の各部に電源を投入しない方式や、制御部2
0等がロック機構26の状態を検出し、もしロックされ
ている場合においてはペアリングを実行しないものとす
る方式等が可能である。
クする方法としては、例えば、スイッチ21を鍵付きの
シリンダー錠等に連動させる方式や、ロック機構26が
ロックされている場合には、ペアリングを指示するスイ
ッチ21等の各部に電源を投入しない方式や、制御部2
0等がロック機構26の状態を検出し、もしロックされ
ている場合においてはペアリングを実行しないものとす
る方式等が可能である。
【0088】以上説明したように、本実施の形態による
認証システムを備えるBluetooth機器100では、ロッ
ク機構26を備えることにより、外部の者により不正に
又は利用者の不注意等によって、Bluetooth機器100
aのペアリングが実行されることを回避することができ
る。これにより、Bluetooth機器100aの不正使用等
を防止することができる。
認証システムを備えるBluetooth機器100では、ロッ
ク機構26を備えることにより、外部の者により不正に
又は利用者の不注意等によって、Bluetooth機器100
aのペアリングが実行されることを回避することができ
る。これにより、Bluetooth機器100aの不正使用等
を防止することができる。
【0089】尚、上記各実施の形態の認証システムは、
認証処理を制御する制御部20や、その他の機能をハー
ドウェア的に実現することは勿論として、各機能を備え
るコンピュータプログラムを、コンピュータ処理装置の
メモリにロードされることで実現することができる。図
4に示されるように、このコンピュータプログラムは、
磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体90に格
納される。そして、その記録媒体からコンピュータ処理
装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作を制御
することにより、上述した各機能を実現する。
認証処理を制御する制御部20や、その他の機能をハー
ドウェア的に実現することは勿論として、各機能を備え
るコンピュータプログラムを、コンピュータ処理装置の
メモリにロードされることで実現することができる。図
4に示されるように、このコンピュータプログラムは、
磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体90に格
納される。そして、その記録媒体からコンピュータ処理
装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作を制御
することにより、上述した各機能を実現する。
【0090】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子機器の
認証システムとその認証方法によれば、以下のような効
果が達成される。
認証システムとその認証方法によれば、以下のような効
果が達成される。
【0092】第1に、本発明の電子機器の認証システム
では、認証の操作を行うためのキーボードやディスプレ
イ画面等の大掛かりな装置を電子機器に備える必要がな
く、赤外線等の送受信部やスイッチ等を備える簡易な構
成により認証処理を実現することができる。
では、認証の操作を行うためのキーボードやディスプレ
イ画面等の大掛かりな装置を電子機器に備える必要がな
く、赤外線等の送受信部やスイッチ等を備える簡易な構
成により認証処理を実現することができる。
【0093】このため、ヘッドセットやLANアクセスポ
イント用ベースステーション等の、キーボードやテンキ
ー等を具備していない機器においても、赤外線等の送受
信部やスイッチ等による簡易な構成を付加するのみで、
電子機器の相互間の認証処理を行うことができる。従来
のように液晶表示部やテンキー操作部等を、各電子機器
の識別情報の入力のみのために新たに備える必要がなく
なる。
イント用ベースステーション等の、キーボードやテンキ
ー等を具備していない機器においても、赤外線等の送受
信部やスイッチ等による簡易な構成を付加するのみで、
電子機器の相互間の認証処理を行うことができる。従来
のように液晶表示部やテンキー操作部等を、各電子機器
の識別情報の入力のみのために新たに備える必要がなく
なる。
【0094】第2に、本発明の電子機器の認証システム
では、Bluetooth機器におけるペアリング等の認証のた
めの操作を、双方の機器において一つのスイッチを押下
するのみによる簡易な操作により指示することができ
る。
では、Bluetooth機器におけるペアリング等の認証のた
めの操作を、双方の機器において一つのスイッチを押下
するのみによる簡易な操作により指示することができ
る。
【0095】このため、元々キーボードやテンキーが具
備されている機器であるパソコンや携帯電話機等を用い
て、Bluetooth等の方式による認証を行う場合において
も、相手機器の識別情報を手操作で入力する手間が解消
されるため、各機器の接続操作が簡易な操作により実現
される。
備されている機器であるパソコンや携帯電話機等を用い
て、Bluetooth等の方式による認証を行う場合において
も、相手機器の識別情報を手操作で入力する手間が解消
されるため、各機器の接続操作が簡易な操作により実現
される。
【0096】第3に、簡易な装置構成により、簡便に識
別情報を相互に交換することができるため、認証処理を
行うBluetooth等の電子機器の小型化と簡便な操作性が
実現する。
別情報を相互に交換することができるため、認証処理を
行うBluetooth等の電子機器の小型化と簡便な操作性が
実現する。
【図1】 本発明の第1の実施の形態による認証システ
ムを備えるBluetooth機器の構成を示すブロック図であ
る。
ムを備えるBluetooth機器の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の認証処理を説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の第2の実施の形態による認証システ
ムを備えるBluetooth機器の構成を示すブロック図であ
る。
ムを備えるBluetooth機器の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 本発明のその他の実施の形態による認証シス
テムを備えるBluetooth機器の構成を示すブロック図で
ある。
テムを備えるBluetooth機器の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】 従来のBluetooth機器の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図6】 Bluetoothの規格を説明するための図であ
る。
る。
100、100a、100b、100c Bluetooth機
器 10 Bluetooth制御部 11 無線送受信部 20 制御部 21 スイッチ 22 識別情報記憶部 23 発信部 24 受信部 25 接続通知部 26 ロック機構 90 記録媒体
器 10 Bluetooth制御部 11 無線送受信部 20 制御部 21 スイッチ 22 識別情報記憶部 23 発信部 24 受信部 25 接続通知部 26 ロック機構 90 記録媒体
Claims (22)
- 【請求項1】 電子機器の認証システムにおいて、 自機を識別する識別情報のデータを記録する識別情報記
憶部と、 前記識別情報を接続相手の電子機器に対し発信する発信
部と、 前記接続相手の電子機器から発信される、前記接続相手
の電子機器の識別情報のデータを受信する受信部を備
え、 利用者による認証を指示する操作に応じて、前記接続相
手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交換
し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデー
タに基づき認証処理を実行することを特徴とする電子機
器の認証システム。 - 【請求項2】 前記識別情報を、ブルートゥース機器の
PIN-codeとすることを特徴とする請求項1に記載の電子
機器の認証システム。 - 【請求項3】 前記発信部及び前記受信部は、 赤外線信号を用いて、前記識別情報のデータを送受する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機
器の認証システム。 - 【請求項4】 前記接続相手の電子機器との間におけ
る、識別情報のデータの相互の交換が無事に完了した場
合にその旨を利用者に通知するための接続通知部を備え
ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一
つに記載の電子機器の認証システム。 - 【請求項5】 前記接続通知部は、 発光ダイオードの点灯により、識別情報のデータの相互
の交換が無事に完了したことを利用者に通知することを
特徴とする請求項4に記載の電子機器の認証システム。 - 【請求項6】 認証処理の実行に対しロックを掛けるロ
ック機構を備え、 前記ロック機構においてロックが掛けられている場合に
は、認証を実行しないことを特徴とする請求項1から請
求項5のいずれか一つに記載の電子機器の認証システ
ム。 - 【請求項7】 自機を識別する識別情報のデータを記録
する識別情報記憶部と、 前記識別情報を接続相手の電子機器に対し発信する発信
部と、 前記接続相手の電子機器から発信される、前記接続相手
の電子機器の識別情報のデータを受信する受信部を備
え、 利用者による認証を指示する操作に応じて、前記接続相
手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交換
し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデー
タに基づき認証処理を実行することを特徴とする電子機
器。 - 【請求項8】 前記発信部及び前記受信部は、 赤外線信号を用いて、前記識別情報のデータを送受する
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。 - 【請求項9】 前記接続相手の電子機器との間におけ
る、識別情報のデータの相互の交換が無事に完了した場
合にその旨を利用者に通知するための接続通知部を備え
ることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の電子
機器。 - 【請求項10】 前記接続通知部は、 発光ダイオードの点灯により、識別情報のデータの相互
の交換が無事に完了したことを利用者に通知することを
特徴とする請求項9に記載の電子機器。 - 【請求項11】 利用者が認証の実行を指示するための
スイッチと、 自機を識別する識別情報のデータを記録する識別情報記
憶部と、 前記識別情報を接続相手の電子機器に対し赤外線信号を
用いて発信する発信部と、 前記接続相手の電子機器から赤外線信号を用いて発信さ
れる、前記接続相手の電子機器の識別情報のデータを受
信する受信部と、 発光ダイオードの点灯により、識別情報のデータの相互
の交換が無事に完了したことを利用者に通知する接続通
知部を備え、 前記スイッチによる認証の実行の指示に応じて、前記接
続相手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交
換し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデ
ータに基づき認証処理を実行することを特徴とする電子
機器。 - 【請求項12】 前記識別情報を、ブルートゥース機器
のPIN-codeとすることを特徴とする請求項7から請求項
11のいずれか一つに記載の電子機器。 - 【請求項13】 認証処理の実行に対しロックを掛ける
ロック機構を備え、 前記ロック機構においてロックが掛けられている場合に
は、認証を実行しないことを特徴とする請求項7から請
求項12のいずれか一つに記載の電子機器。 - 【請求項14】 前記ロック機構は、 利用者が認証の実行を指示するためのスイッチを、鍵付
きのシリンダー錠に連動させるものとすることを特徴と
する請求項13に記載の電子機器。 - 【請求項15】 電子機器の認証方法において、 利用者からの認証の実行の指示を受け付けるステップ
と、 記録されている自機を識別する識別情報のデータを読み
出し取得するステップと、 前記自機の識別情報のデータを、接続相手の電子機器に
対し発信するステップと、 前記接続相手の電子機器から発信される、前記接続相手
の電子機器の識別情報のデータを受信するステップを備
え、 利用者による認証を指示する操作に応じて、前記接続相
手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交換
し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデー
タに基づき認証を実行することを特徴とする認証方法。 - 【請求項16】 前記識別情報を、ブルートゥース機器
のPIN-codeとすることを特徴とする請求項15に記載の
認証方法。 - 【請求項17】 赤外線信号を用いて、前記識別情報の
データを送受することを特徴とする請求項15又は請求
項16に記載の記載の認証方法。 - 【請求項18】 前記接続相手の電子機器との間におけ
る、識別情報のデータの相互の交換が無事に完了した場
合に、その旨を発光ダイオードの点灯により利用者に通
知するステップを備えることを特徴とする請求項15か
ら請求項17のいずれか一つに記載の認証方法。 - 【請求項19】 コンピュータシステムを制御すること
により電子機器の認証処理を制御する、コンピュータプ
ログラムを記録した記録媒体において、 利用者からの認証の実行の指示を受け付けるステップ
と、 記録されている自機を識別する識別情報のデータを読み
出し取得するステップと、 前記自機の識別情報のデータを、接続相手の電子機器に
対し発信するステップと、 前記接続相手の電子機器から発信される、前記接続相手
の電子機器の識別情報のデータを受信するステップを備
え、 利用者による認証を指示する操作に応じて、前記接続相
手の電子機器との間で識別情報のデータを相互に交換
し、受信した前記接続相手の電子機器の識別情報のデー
タに基づき認証処理を実行することを特徴とするコンピ
ュータプログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項20】 前記識別情報を、ブルートゥース機器
のPIN-codeとすることを特徴とする請求項19に記載の
コンピュータプログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項21】 赤外線信号を用いて、前記識別情報の
データを送受することを特徴とする請求項19又は請求
項20に記載のコンピュータプログラムを記録した記録
媒体。 - 【請求項22】 前記接続相手の電子機器との間におけ
る、識別情報のデータの相互の交換が無事に完了した場
合に、その旨を発光ダイオードの点灯により利用者に通
知するステップを備えることを特徴とする請求項19か
ら請求項21のいずれか一つに記載のコンピュータプロ
グラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266401A JP2002073565A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 電子機器の認証システムとその認証方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266401A JP2002073565A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 電子機器の認証システムとその認証方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002073565A true JP2002073565A (ja) | 2002-03-12 |
Family
ID=18753490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000266401A Pending JP2002073565A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 電子機器の認証システムとその認証方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2000
- 2000-09-04 JP JP2000266401A patent/JP2002073565A/ja active Pending
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