JP2024513116A - エアロゾル供給システム - Google Patents

Abstract

非燃焼性エアロゾル供給システムをユーザデバイスとペアリングする方法が提供される。本方法は、非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて、予め定められた入力を非燃焼性エアロゾル供給システムによって検出するステップと、予め定められた入力を検出するステップに応答して、非燃焼性供給システムにおいて、非燃焼性エアロゾル供給システムがペアリング要求に応答するペアリングモードに入るステップとを含む。本方法は、ユーザデバイスからペアリング要求を受信するステップと、次いで、ペアリング要求に応答して、非燃焼性エアロゾル供給システムをユーザデバイスとペアリングするステップとをさらに含む。【選択図】 図１

Description

（分野及び背景）
[0001]本開示は、エアロゾル供給システムの分野に関する。特に、限定するものではないが、本開示は、エアロゾル供給システムをユーザデバイスとペアリングすることに関する。

[0002]「非燃焼性」エアロゾル供給システムは、少なくとも１つの物質をユーザへ送達しやすくするために、エアロゾル供給システムのエアロゾル生成構成材料（又は、その成分）が燃焼されない又は燃やされないエアロゾル供給システムである。

[0003]非燃焼性エアロゾル供給システムは、ベイピングデバイス又は電子ニコチン送達システム（ＥＮＤ：ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ ｎｉｃｏｔｉｎｅ ｄｅｌｉｖｅｒｙ ｓｙｓｔｅｍ）としても知られている電子タバコであってもよいが、エアロゾル生成材料内のニコチンの存在は必要条件ではないことに留意されたい。

[0004]非燃焼性エアロゾル供給システムは、非燃焼加熱式システムとしても知られているエアロゾル生成材料加熱システムであってもよい。そのようなシステムの例としては、タバコ加熱システムがある。

[0005]非燃焼性エアロゾル供給システムは、エアロゾル生成材料（それらのうちの１つ又は複数は加熱されてもよい）を組み合わせたものを使用してエアロゾルを生成するためのハイブリッドシステムであってもよい。エアロゾル生成材料のそれぞれは、例えば、固体、液体、又はゲルの形態であってもよく、ニコチンを含んでも含まなくてもよい。ハイブリッドシステムは、液体又はゲルのエアロゾル生成材料と固体のエアロゾル生成材料とを備えてもよい。固体のエアロゾル生成材料は、例えば、タバコ又は非タバコ製品を含んでもよい。

[0006]典型的には、非燃焼性エアロゾル供給システムは、非燃焼性エアロゾル供給デバイスと、非燃焼性エアロゾル供給デバイスとともに使用するための消耗品とを備えてもよい。

[0007]非燃焼性エアロゾル供給システム、例えば、非燃焼性エアロゾル供給システムの非燃焼性エアロゾル供給デバイスは、パワー源及びコントローラを備えてもよい。パワー源は、例えば、電気パワー源又は発熱パワー源であってもよい。発熱パワー源は、発熱パワー源の近傍のエアロゾル生成材料又は熱伝達材料に熱の形態でパワーを分配するようにエネルギーを与えることができる炭素基材を備える。

[0008]非燃焼性エアロゾル供給システムは、消耗品を受け入れるための領域、エアロゾル生成器、エアロゾル生成領域、ハウジング、吸い口、フィルター、及び／又はエアロゾル改質剤を備えてもよい。

[0009]非燃焼性エアロゾル供給デバイスとともに使用するための消耗品は、エアロゾル生成材料、エアロゾル生成材料収納領域、エアロゾル生成材料移送構成要素、エアロゾル生成器、エアロゾル生成領域、ハウジング、ラッパー、フィルター、吸い口、及び／又はエアロゾル改質剤を備えてもよい。

[0010]知られている手法は、国際公開第２０１６／１２３３０７（Ａ１）号、国際公開第２０１７／０５５８０１（Ａ１）号、国際公開第２０２０／３６３４８３（Ａ１）号、国際公開第２０１９／２１５２１３（Ａ１）号、及び国際公開第２０１８／１２５８８９（Ａ１）号に記載されている。

（概要）
[0011]第１の態様によれば、非燃焼性エアロゾル供給システムをユーザデバイスとペアリングする方法が提供され、本方法は、非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて、予め定められた入力を非燃焼性エアロゾル供給システムによって検出するステップと、予め定められた入力を検出するステップに応答して、非燃焼性供給システムにおいて、非燃焼性エアロゾル供給システムがペアリング要求に応答するペアリングモードに入るステップと、ユーザデバイスからペアリング要求を受信するステップと、ペアリング要求に応答して、非燃焼性エアロゾル供給システムをユーザデバイスとペアリングするステップとを含む。したがって、非燃焼性エアロゾル供給システムが、ユーザによって要求されたときにのみペアリングモードに入る、信頼できる効果的な手法を提供することができる。

[0012]第２の態様によれば、非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて、予め定められた入力を検出するように構成されている入力要素であって、予め定められた入力を検出することに応答して、非燃焼性エアロゾル供給システムが、非燃焼性エアロゾル供給システムがペアリング要求に応答するペアリングモードに入るように構成されている、入力要素と、ユーザデバイスからペアリング要求を受信するように構成された受信器要素であって、ペアリング要求に応答して、非燃焼性エアロゾル供給システムが、ユーザデバイスとペアリングするように構成されている、受信器要素とを備える非燃焼性エアロゾル供給システムが提供される。したがって、非燃焼性エアロゾル供給システムが新たな接続ペアリングを生成することができるときを制御するための効率的で信頼できる手法を提供することができる。

[0013]第３の態様によれば、命令を含むコンピュータ読取り可能な媒体が提供され、この命令が非燃焼性エアロゾル供給システムの処理回路によって実行されるとき、この命令は、非燃焼性エアロゾル供給システムに、非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて、予め定められた入力を検出することと、予め定められた入力を検出することに応答して、非燃焼性供給システムにおいて、非燃焼性エアロゾル供給システムがペアリング要求に応答するペアリングモードに入ることと、ユーザデバイスからペアリング要求を受信することと、ペアリング要求に応答して、非燃焼性エアロゾル供給システムをユーザデバイスとペアリングすることとをするように構成させる。

[0014]次に、添付図面を参照して、本手法の実施形態及び例を単なる例として説明する。
[0015]図１は、非燃焼性エアロゾル供給システムの例の概略図である。 [0016]図２は、ユーザデバイスの例の概略図である。 [0017]図３は、非燃焼性エアロゾル供給システムをユーザデバイスとペアリングする方法を示すフローチャートである。

[0018]ここで説明する手法は様々な改変及び代替形態が可能であるが、図には一例として特定の実施形態を示し、本明細書ではそれを詳細に説明する。しかしながら、図及び詳細な説明は、その範囲を、開示される特定の形態に限定することを意図するものではなく、むしろ反対に、その範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定されるような趣旨及び範囲内にあるすべての改変物、均等物、及び代替物を包含するものであることを理解すべきである。

［詳細な説明］
[0019]非燃焼性エアロゾル供給システムとユーザデバイスとの間での通信は、ユーザが非燃焼性エアロゾル供給システムを管理するための便利な方法を提供することができる。例えば、多くの場合、ユーザデバイスは、非燃焼性エアロゾル供給システム自体よりも多くのアクセス可能なインターフェース、大きな処理能力、及び多くの接続オプションを有する。しかしながら、ユーザデバイスのこれらすべての特徴を利用することによって、非燃焼性エアロゾル供給システムでも高度な制御及び接続性を達成することができる。

[0020]例えば、非燃焼性エアロゾル供給システムとユーザデバイスとの間の通信を可能にすることによって、ユーザデバイスを使用して、非燃焼性エアロゾル供給システムでの設定を制御したり、非燃焼性エアロゾル供給システムの状態情報を見たりすることができる。

[0021]本明細書に記載する技法は、そのような通信を容易にするために、非燃焼性エアロゾル供給システムをユーザデバイスとペアリングするための便利で確実な手法を提供する。本明細書に記載するように、非燃焼性エアロゾル供給システムは、デバイスからの接続要求を受け入れるためにペアリングモードにすることができる。このペアリングモードを容易にすることによって、非燃焼性エアロゾル供給システムは、ペアリングモードにないときには新たな接続要求を拒絶するように設定され、以て、接続をユーザが選択しているデバイスのみに制限することができる。

[0022]これは、例えば、多くの非燃焼性エアロゾル供給システム及び／又はユーザデバイスが近接し、その結果、システムとユーザデバイスとの間の接続の多くの組み合わせが可能となる状況において重要となる場合がある。このようにデバイスをペアリングし、本明細書に記載するようにペアリングモードに入ることを制御することによって、ユーザは、意図しないユーザデバイス／非燃焼性エアロゾル供給システムと不注意にペアリングする可能性を低減しながら、所望のユーザデバイスを適切な非燃焼性エアロゾル供給システムと便利で確実にペアリングすることができる。

[0023]本手法は、非燃焼性エアロゾル供給システムへのデータの送信及び非燃焼性エアロゾル供給システムからのデータの送信、並びに記憶及び／又は受信したデータの非燃焼性エアロゾル供給システムのための処理を含むことが認識されよう。また、本手法は、ユーザデバイスが非燃焼性エアロゾル供給システムと通信することができることを必要とする。そのようなユーザデバイスは、他のサービス又はシステムと通信可能であってもよい。したがって、そのような機能を提供するための好適なデバイスを例示するために、例示的な非燃焼性エアロゾル供給システム１０及び例示的なユーザデバイス４０がそれぞれ図１及び図２に関して示されている。

[0024]非燃焼性エアロゾル供給システム１０の例が図１に概略的に示されている。図示のように、エアロゾル送達デバイス１０は、エアロゾル媒体容器又はカートリッジ１２（ＥＮＤデバイスの場合、エアロゾル媒体容器又はカートリッジ１２は、ニコチン又はニコチン含有配合物を含む）、エアロゾル生成チャンバ１４、及び生成されたエアロゾルを放出することができる出口１６などのエアロゾル生成に関連する要素を含むデバイスである。バッテリー１８が、エアロゾル生成チャンバ１４内の（又は、エアロゾル生成チャンバ１４に機能的に隣り合う）熱生成器要素（ヒーターコイル２０など）に電力を供給するために設けられてもよい。バッテリー１８はまた、起動トリガに応答してエアロゾルを生成するためにデバイスを起動することなど、デバイスの使用のために、並びに通信及び機能制御のために役立つことができるプロセッサ／コントローラ２２に電力を供給することができる。プロセッサ／コントローラ２２は、プロセッサ／コントローラ２２用の動作命令を記憶するために使用することができるメモリ２４にアクセスすることができる。メモリ２４はまた、非燃焼性エアロゾル供給システム１０及び／又はその１つ以上の構成要素の動作条件及び／又は動作状態を示すデータを記憶するために使用することができる。メモリ２４は、プロセッサ／コントローラ２２の内部にあってもよいし、追加の別個の物理的要素として提供されてもよい。

[0025]データ及び／又はメッセージングの送受信を実行するために、プロセッサ／コントローラ２２は送信器／受信器要素２６を備える。送信器／受信器要素２６により、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、パーソナルエリアネットワークプロトコルなどの接続技術を使用して、接続されたデバイスと通信することができる。例示的なパーソナルエリアネットワークプロトコルには、ブルートゥース（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ）（商標）、ブルートゥースローエナジー（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ Ｌｏｗ Ｅｎｅｒｇｙ）（商標）（ＢＬＥ）、ジグビー（Ｚｉｇｂｅｅ）（商標）、ワイヤレスＵＳＢ、及び近距離無線通信（ＮＦＣ：Ｎｅａｒ－Ｆｉｅｌｄ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）が含まれる。例示的なパーソナルエリアネットワークプロトコルにはまた、赤外線データ通信規格（ＩｒＤＡ：Ｉｎｆｒａｒｅｄ Ｄａｔａ ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ）などの光通信及びｄａｔａ－ｏｖｅｒ－ｓｏｕｎｄを利用したプロトコルも含まれる。非燃焼性エアロゾル供給システムが好適な能力を有する場合、Ｗｉ－Ｆｉ（商標）技術などの他の無線技術を使用することができる。他の例では、送信器／受信器要素２６は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０の物理的ポートと接続されたデバイスとの間に設けられた有線通信チャネルを提供するように構成されてもよい。このような有線通信チャネルは、ＵＳＢ（商標）、シリアルポート、ファイヤーワイヤー（ＦｉｒｅＷｉｒｅ）（商標）、又は他のポイントツーポイント有線接続（ｐｏｉｎｔ－ｔｏ－ｐｏｉｎｔ ｗｉｒｅｄ ｃｏｎｎｅｃｔｉｖｉｔｙ）などの物理的接続技術を利用してもよい。この議論の残りの部分では、ＢＬＥの例を使用し、ＢＬＥの用語を使用するが、他のパーソナルエリアネットワーク技術の対応する機能又は同等の機能が代用されてもよいことは認識されよう。したがって、本例では、送信器／受信器要素２６は、無線通信用の無線アンテナを含む、又はそれに接続されたＢＬＥインターフェース要素である。上記に示したものなどの他の例では、これは、代替の無線技術及び／又は有線接続インターフェース用のインターフェース要素であってもよい。

[0026]接続されたデバイスとの間で確立されたいかなる通信も、特定の機能を実行するのに必要な期間の間、チャネルを確立することができるが、必要でないときには切断することもできるという意味で、永久的でなくてもよい、又は一時的であってもよい。このため、このような接続されたデバイスは、本明細書では、デバイスが非燃焼性エアロゾル供給システム１０及び接続されたデバイスのユーザによって利用される及び／又は制御される可能性が高いという意味で、ユーザデバイスと呼ばれる。このようなユーザデバイス（デバイスが非燃焼性エアロゾル供給システムから遠隔にあるという意味で遠隔デバイス、又はデバイスが非燃焼性エアロゾル供給システムとロック解除／年齢確認サービスとの間を中継するという意味で中継デバイスとも呼ばれる）の例を、以下に図２を参照して説明する。

[0027]図１の議論に戻ると、プロセッサ／コントローラ２２は、一例では、ＳＴマイクロエレクトロニクスによって提供され、アーム（ＡＲＭ）（商標）コーテクス（Ｃｏｒｔｅｘ）（商標）－Ｍプロセッサに基づくようなＳＴＭ３２マイクロコントローラであってもよい。他の例では、アーム（商標）アーキテクチャ及びアトム（Ａｔｏｍ）（商標）アーキテクチャ、又は他の低電力プロセッサ技術に基づくことができる代替のマイクロコントローラ又はプロセッサが使用されてもよい。これに代えて又はこれに加えて、送信器／受信器要素２６は、一例では、プロセッサ／コントローラと協働してＢＬＥ接続を非燃焼性エアロゾル供給システムに提供するためのｎＲＦ ＢＬＥチップを含んでもよい。他の例では、他の通信インターフェースチップ又はモジュールを使用して接続サービスを提供してもよい。

[0028]図示のように、プロセッサ／コントローラ２２は、例えば、エアロゾル媒体容器又はカートリッジ１２、エアロゾル生成チャンバ１４、及びバッテリー１８に接続されてもよい。この接続は、構成要素のうちのいくつかからのインターフェース接続又は出力への接続であってもよく、及び／又は、構成要素のうちのいくつかに又はその中に配置されたセンサへの接続であってもよい。これらの接続により、プロセッサはそれぞれの構成要素のプロパティーへアクセスすることができる。例えば、バッテリー接続は、エアロゾル生成のための非燃焼性エアロゾル供給システムの作動を制御するために使用されてもよい。

[0029]プロセッサ／コントローラ２２及び／又はメモリ２４のさらなる機能を以下の本手法の例を参照して説明する。

[0030]非燃焼性エアロゾル供給システム１０は入力要素２８を含んでもよい。いくつかの例では、この入力要素２８は、ユーザからの物理的入力を受けることができるボタン又は他の要素を含む。さらに、いくつかの例では、入力要素は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０の動きを検出することができる加速度計を備える。より詳細には、加速度計は、例えば、非燃焼性エアロゾル供給システムを叩いたり振ったりすることによって引き起こされる非燃焼性エアロゾル供給システム１０の加速度を検出可能とすることができる。非燃焼性エアロゾル供給システム１０はまた、出力要素３０（ディスプレイ、音声出力、及び触覚出力のうちの１つ以上を含んでもよい）を備えてもよい。出力要素がディスプレイである場合、入力要素は、接触感知ディスプレイなどの、ディスプレイに含まれる接触感知及び／又は圧力感知検出器であってもよい。いくつかの例では、入力要素２８は、音声入力を受け取ることができる音声検出器も含んでもよいし、又は、代替的に、音声入力を受け取ることができる音声検出器を含んでもよい。このような音声入力は、次いで、ユーザからの音声入力を受け入れるために、プロセッサ／コントローラ２２（又は非燃焼性エアロゾル供給システムの他の処理ハードウェア）による認識処理（音声認識処理など）にかけられてもよい。

[0031]図２にユーザデバイス４０の例を概略的に示す。ユーザデバイスは、非燃焼性エアロゾル供給システム１０のユーザ（及び／又は所有者）の移動電話器（携帯電話）又はタブレットなどのデバイスであってもよい。図示のように、ユーザデバイス４０は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０と通信するための受信器送信器要素４２を含む。したがって、受信器送信器要素４２は、任意の所与の実施態様において相互作用する非燃焼性エアロゾル供給システム１０と同じ接続性及びプロトコル等を使用するように構成される。したがって、本例では、受信器送信器要素４２は、無線通信のための無線アンテナを含む、又は無線アンテナに接続されたＢＬＥインターフェース要素である。上記の例などの他の例では、これは、代替の無線技術及び／又は有線接続インターフェース用のインターフェース要素であってもよい。

[0032]受信器送信器要素４２は、非燃焼性エアロゾル供給システムからのデータ又はメッセージングを受信して処理することができるプロセッサ又はコントローラ４４に接続されている。プロセッサ又はコントローラ４４は、プログラム情報及び／又はデータを記憶するために使用することができるメモリ４６にアクセスする。ユーザデバイス４０は、さらなるデータ送信インターフェース４８を含んでもよい。このインターフェースは、例えば、有線ローカルエリアネットワークなどの有線接続、並びに／或いは、無線ローカルエリアネットワーク及び／又はセルラーデータサービスなどの無線接続に対して、１つ以上のインターフェース機能を提供してもよい。このインターフェースは、例えば、任意の特定の実施態様によって必要な場合に、様々な他のデバイス、コンピュータシステム、及び／又はコンピュータサービスへの及びそれらからのメッセージングを送受信するために使用されてもよい。このインターフェースは、非燃焼性エアロゾル供給システムの操作又は相互作用とは無関係なユーザデバイス４０の他の機能に関する通信のためにも、又はその代わりに使用されてもよい。

[0033]ユーザデバイス４０はまた、出力デバイス５０（ディスプレイ、音声出力、及び触覚出力のうちの１つ以上を含んでもよい）及び入力デバイス５２（ボタン、キー、接触感知表示要素、又はマウス／トラックパッドのうちの１つ以上を含んでもよい）を含むユーザインターフェース要素を含む。

[0034]ユーザデバイス４０は、下記で論じる手法に従って機能を提供するように予めプログラム又は構成されていてもよい。これに加えて又はこれに代えて、ユーザデバイスは、ソフトウェアが実行されたときにプロセッサ又はコントローラ４４にそれらの機能を持たせるためのアプリなどのソフトウェアを（例えばメモリ４６に）記憶してもよい。したがって、ユーザデバイスは、アプリが実行されたときに、記載された機能を有する多目的デバイスであってもよい。

[0035]ユーザデバイスを本明細書に記載する技法に対してプログラム化するためのソフトウェアはまた、命令を含むコンピュータ読取り可能な記憶媒体などのコンピュータ読取り可能な媒体に具現化又はコード化されてもよい。コンピュータ読取り可能な媒体に埋め込まれた又はコード化された命令により、プログラマブルプロセッサ又は他のプロセッサは、例えば、命令が実行されると、本方法を実行することができる。コンピュータ読取り可能な媒体には、非一時的なコンピュータ読取り可能な記憶媒体、並びに搬送信号及び伝送媒体などの一時的な通信媒体が含まれてもよい。コンピュータ読取り可能な記憶媒体には、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ：ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅｓｓ ｍｅｍｏｒｙ）、読取り専用メモリ（ＲＯＭ：ｒｅａｄ ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ）、プログラム可能読取り専用メモリ（ＰＲＯＭ：ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ｒｅａｄ ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ）、消去可能なプログラム可能読取り専用メモリ（ＥＰＲＯＭ：ｅｒａｓａｂｌｅ ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ｒｅａｄ ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ）、電子的に消去可能なプログラム可能読取り専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ：ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃａｌｌｙ ｅｒａｓａｂｌｅ ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ｒｅａｄ ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ）、フラッシュメモリ、ハードディスク、ＣＤ－ＲＯＭ、フロッピーディスク、カセット、磁気媒体、光媒体、又は他のコンピュータ読取り可能な記憶媒体が含まれてもよい。「コンピュータ読取り可能な記憶媒体」という用語は、物理的な記憶媒体を指す。一時的な通信媒体は、単一のコンピューティングシステムの構成要素間（例えば、メモリとプロセッサ間の内部リンク又はバス）、又は別個のコンピューティングシステム間（例えば、ネットワーク又は他のコンピューティングデバイス間接続）で生じることがあり、伝送信号又は搬送波などを含んでもよい。

[0036]このようなソフトウェアは、コンピュータ読取り可能な媒体からユーザデバイス４０に直接ロードされてもよいし、又は、ユーザデバイスを別のコンピューティングデバイス（デスクトップコンピュータ又はラップトップコンピュータなど）に接続し、他のコンピューティングデバイスのソフトウェアを使用してユーザデバイスへのソフトウェアのロードを制御することによって、ユーザデバイスにロードされてもよい。

[0037]このように、ユーザデバイスのユーザに非燃焼性エアロゾル供給システムのためのいくつかの付加的な機能を提供するように相互作用することができる非燃焼性エアロゾル供給システムとユーザデバイスとを説明してきた。次に、そのような機能の例を説明する。

[0038]図３は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０をユーザデバイス４０とペアリングする方法を示すフローチャートである。

[0039]本明細書で使用するとき、ペアリングとは、非燃焼性エアロゾル供給システム１０とユーザデバイス４０との間の接続を確立することを指す。いくつかの例では、非燃焼性エアロゾル供給システム１０とユーザデバイス４０とは、ブルートゥース（商標）／ＢＬＥを用いて通信するように構成され、ペアリングはブルートゥース（商標）ペアリングである。しかしながら、本技法はブルートゥース（商標）ペアリングに限定されるものではなく、様々な異なる接続技術を用いて使用されてもよいことが認識されよう。例えば、本技法は、ジグビー（商標）、ワイヤレスＵＳＢ、ＮＦＣ、ＩｒＤＡ、又はＷｉ－Ｆｉ（商標）技術などのパーソナルエリアネットワークプロトコルを用いて使用することができる。この議論の残りの部分では、ＢＬＥの例を使用し、ＢＬＥの用語を使用するが、他のパーソナルエリアネットワーク技術の対応する機能又は同等の機能が代用されてもよいことは認識されよう。

[0040]図３のステップＳ３１に示すように、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０においてペアリングモードに入るためにトリガとして扱われる予め定められた入力を検出する。予め定められた入力は、製造者によって設定された入力であってもよいし、又は、いくつかの場合には、対応する複数の入力動作からユーザによって選択されてもよい。非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、入力要素２８を用いて入力を検出し、その入力の形態は、予め定められた入力の形態に対応する。

[0041]いくつかの例では、予め定められた入力はボタン押下であり、予め定められた入力を検出することは、非燃焼性エアロゾル供給システム１０でボタンが押されたことを検出することを含む。この場合、入力要素２８はボタンを備える。いくつかの例では、入力要素２８は加速度計を備える。これらの例では、予め定められた入力は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０を１回以上叩くこと又は振ることを含んでもよい。これは、デバイス１０がペアリングモードに入ることをユーザによって非燃焼性エアロゾル供給システム１０に知らせるための簡単で便利な方法を提供する。

[0042]ユーザがうっかり予め定められた入力を行うこと（例えば、ユーザが歩いているときにデバイス１０を振ったり、デバイス１０を手に取るときにボタンを押したりすること）によって、非燃焼性エアロゾル供給システム１０が誤ってペアリングモードに入るきっかけとなる可能性を低減するために、予め定められた入力は、一連の入力ステップを含んでもよい。例えば、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、予め定められた入力として、予め定められた時間期間内に非燃焼性エアロゾル供給システム１０を予め定められた回数叩くこと若しくは振ること、又は、それぞれの叩くこと若しくは振ることが、その前の叩くこと若しくは振ることから特定の時間内に続けて生じることを検出するように構成されてもよい。具体的な例としては、５秒間に５回デバイスを振る、叩くことの間が１／２秒未満で連続して５回デバイスを叩く、２秒間に２回デバイスを叩く、などが含まれる。いくつかの例では、予め定められた入力は２種類以上の入力の組み合わせを含む。例えば、ペアリングモードに入るために、ユーザは、非燃焼性エアロゾル供給システム１０のボタンを押し、次いで、予め定められた言葉（例えば、「ペアリングモードに入れ」）を言ってもよい。この例では、入力要素２８は、ボタンと、音声入力を受け取ることができる音声検出器（例えば、マイクロフォン）を備える。

[0043]また、予め定められた入力の形態にかかわらず、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、ステップＳ３３に示すように、予め定められた入力の検出に応答して非燃焼性エアロゾル供給システム１０がペアリング要求に応答する、ペアリングモードに入るように構成される。

[0044]ペアリングモードにない間、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０とまだペアリングされていないデバイスとの求められていない接続要求を無視又は拒絶するように構成されてもよい。このようにして、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、ペアリングプロセスが実行済の承認されたデバイスのホワイトリストを維持することができる。システム１０がペアリングモードでない間、非燃焼性エアロゾル供給システム１０に接続しようとするホワイトリストにないいかなるデバイスも、接続されないようにすることができる。しかしながら、ペアリングモードにあるとき、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、そのような求められていない接続要求を受け入れるように構成されてもよい。

[0045]非燃焼性エアロゾル供給システム１０によってペアリングモードに入ることはまた、近くのデバイスによって受信することができるアドバタイジングパケットを送信することを含んでもよい。アドバタイジングパケットは、デバイスがペアリングモードにあること、及び／又は、デバイスが発見可能であり、それらのデバイスのユーザに表示されることが許可されていることを示すことができる。ペアリングモードにある間、非燃焼性エアロゾル供給システム１０はまた、他のデバイスからの問い合わせに応答して非燃焼性エアロゾル供給システム１０の状態、すなわちシステム１０がペアリングモードにあることを示すことができる。このようにして、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、システム１０がペアリングモードにあることを他のデバイスに知らせることができ、及び／又は、そのようなデバイスが接続要求を発するように促すことができる。

[0046]アドバタイジングパケットの形態、及び／又はシステム１０がペアリングモードにあることの表示の形態は、使用される通信技術に従って選択することができることが認識されよう。例えば、デバイス及び非燃焼性エアロゾル供給システム１０がＢＬＥを使用して通信する場合、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、ＢＬＥアドバタイジングパケットを発するように構成されてもよい。

[0047]アドバタイジングパケットを受信するか、さもなければ非燃焼性エアロゾル供給システム１０がペアリングモードにあることを認識するようになったユーザデバイス４０は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０がペアリング可能であることをユーザに表示することができる。ユーザが非燃焼性エアロゾル供給システム１０を選択することに応答して、ユーザデバイスは、次いで、ステップＳ３５で非燃焼性エアロゾル供給システム１０によって受信される接続要求を、非燃焼性エアロゾル供給システム１０に発することができる。

[0048]ペアリング要求は任意の好適な形態を採ることができるが、本例では、ユーザデバイス４０からペアリング要求を受信することは、アドバタイジングパケットの受信に応答して発せられた接続要求パケットを受信することを含む。

[0049]この時点で、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、ステップＳ３７でユーザデバイス４０とのペアリングに進むことができる。しかしながら、いくつかの例では、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、ペアリング要求を検証するために認証プロセスを実行する。認証プロセスは、いくつかの可能な形態を採ることができるが、いくつかの例では、認証プロセスは、非燃焼性エアロゾル供給システム１０及びユーザデバイス４０のうちの１つ以上で暗証番号を入れること、さもなければ、非燃焼性エアロゾル供給システム１０及び／又はユーザデバイス４０で入力を提供することを含む。例えば、ユーザデバイス４０は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０がユーザデバイス４０とペアリングされることの確認として、非燃焼性エアロゾル供給システム１０を叩くようにユーザに示してもよい。したがって、この認証プロセスは、ユーザデバイス４０と非燃焼性エアロゾル供給システム１０との組み合わせがペアリングされるというさらなる確認を提供し、以て、非燃焼性エアロゾル供給システム１０が、ペアリングが意図されていないデバイスと不注意にペアリングされる可能性を低減する。

[0050]認証がうまく完了すると（認証が実行される場合）、ステップＳ３７で、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、ユーザデバイス４０とペアリングされる。これは、非燃焼性エアロゾル供給システムによって維持されるデバイスのホワイトリストにユーザデバイス４０を追加することを含んでもよい。したがって、これにより、非燃焼性エアロゾル供給システム１０及びユーザデバイス４０のどちらのデバイスもペアリングモードにないときでさえ、非燃焼性エアロゾル供給システム１０とユーザデバイス４０とはその後互いに通信可能となることができる。したがって、これらのユーザデバイス４０と非燃焼性エアロゾル供給システム１０とは「ペアリングされている」と称することができる。

[0051]ペアリングが完了すると、非燃焼性エアロゾル供給システム１０はステップＳ３９でペアリングモードを終える。

[0052]ペアリングモードを終えることは、図３では、ペアリングプロセス後に起こるように描かれているが、いくつかの例では、ペアリングモードを終えることは、ユーザデバイス４０とペアリングする前又は実質的にペアリングと同時に実行される。ペアリングモードを終えることによって、非燃焼性エアロゾル供給システム１０は、デバイスからの求められていないさらなる接続要求を防止し、この場合も、非燃焼性エアロゾル供給システム１０とペアリングされたことのあるデバイスのみに接続を制限することができる。したがって、これにより、非燃焼性エアロゾル供給システム１０が、ユーザがシステム１０とペアリングしたデバイスのみに接続を制限することができるので、さらなる安全性が得られる。ペアリングモードにあることがアドバタイジングパケットを送信することを含む上記の例では、ペアリングモードを終えることは、アドバタイジングパケットの送信を終えることを含む。

[0053]本明細書に記載されるように、非燃焼性エアロゾル供給システム１０とユーザデバイス４０とがペアリングされている状態では、ステップＳ４１において、システム１０とデバイス４０とは互いに通信することができる。そのような通信の内容は、非燃焼性エアロゾル供給システム１０及びユーザデバイス４０がどのように使用されるかによって規定されてもよいが、この通信は、例えば、表示／分析のために非燃焼性エアロゾル供給システム１０からユーザデバイス４０に使用情報を提供するために使用されてもよく、及び／又は、ユーザデバイス４０から非燃焼性エアロゾル供給システム１０の設定（例えば、ヒーター電力設定）を制御するために使用されてもよい。

[0054]したがって、システム１０とデバイス４０との間の通信を容易にするために、非燃焼性エアロゾル供給システム１０とユーザデバイス４０とをペアリングする確実で便利な方法を説明してきた。前述のように、非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて要求される特定の入力は、多くの形態を採ることができ、非燃焼性エアロゾル供給システムに設けられる様々な異なる種類の入力要素を使用することができる。これらの手法のすべては共通して、望ましくない他のデバイス（悪意のあるデバイス又は悪意のある者によって操作されるデバイスなど）とのペアリングにつながるペアリングモードを偶発的に起動する機会を制限することなど、ペアリングモードの起動を非常に特別な入力パターンに制限することができることである。入力デバイスが加速度計である例では、これによってさらに、非燃焼性エアロゾル供給システムが、ペアリング動作を可能にするためになんら可動部品を必要としないようにすることができる。

[0055]本願では、「～ように構成された」という言葉は、装置の要素が、定められた動作を実行することができる構成を有することを意味するために使用される。この文脈において、「構成」とは、ハードウェア又はソフトウェアの相互接続の構成又は方式を意味する。例えば、装置は、定められた動作を提供する専用のハードウェアを有してもよく、又は、プロセッサ若しくは他の処理デバイスが機能を実行するようにプログラムされてもよい。「～ように構成された」は、定められた動作を提供するために、装置要素が何らかの変更をする必要があることを意味しない。

[0056］本明細書に記載する様々な実施形態は、特許請求される特徴の理解及び教示を助けるためだけに提示されている。これらの実施形態は、実施形態のうちの単なる代表的な例として提供されており、すべての実施形態を網羅したものでもなければ、他の実施形態を排除するものでもない。本明細書に記載する利点、実施形態、例、機能、特徴、構造、及び／又は他の態様は、特許請求の範囲によって規定されたとおりに本発明の範囲を限定するもの、又は特許請求の範囲の均等物を制限するものと考えるべきではなく、特許請求される発明の範囲から逸脱することなく他の実施形態を利用し、変形を施すことができることは理解されよう。本発明の様々な実施形態は、本明細書に詳細に記載するもの以外の、開示された要素、構成要素、特徴、部品、ステップ、手段などの適切な組み合わせを好適に備えてもよく、それらのみから構成されてもよく、又は実質的にそれらから構成されてもよい。加えて、本開示は、現在は特許請求されていないが将来特許請求される可能性のある他の発明を含む可能性がある。

Claims (21)

1. 非燃焼性エアロゾル供給システムをユーザデバイスとペアリングする方法であって、
   前記非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて、予め定められた入力を前記非燃焼性エアロゾル供給システムによって検出するステップと、
   前記予め定められた入力を検出するステップに応答して、前記非燃焼性供給システムにおいて、前記非燃焼性エアロゾル供給システムがペアリング要求に応答するペアリングモードに入るステップと、
   前記ユーザデバイスからペアリング要求を受信するステップと、
   前記ペアリング要求に応答して、前記非燃焼性エアロゾル供給システムを前記ユーザデバイスとペアリングするステップと
   を含む、方法。
2. 前記予め定められた入力が、前記非燃焼性エアロゾル供給システムを１回以上叩くこと又は振ることを含み、
   前記予め定められた入力を検出するステップが、前記非燃焼性エアロゾル供給システムの加速度計を使用して前記１回以上叩くこと又は振ることを検出することを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記予め定められた入力が、予め定められた時間期間内に前記非燃焼性エアロゾル供給システムを予め定められた回数叩くこと又は振ることを含む、請求項２に記載の方法。
4. 前記予め定められた入力がボタン押下を含み、
   前記予め定められた入力を検出するステップが、前記非燃焼性エアロゾル供給システムでボタンが押されたことを検出することを含む、請求項１～３のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて前記ペアリングモードを終えるステップと、
   前記非燃焼性エアロゾル供給システムによって、前記ユーザデバイスと通信するステップと
   をさらに含む、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記ペアリングがＢｌｕｅｔｏｏｔｈプロトコルペアリングである、請求項１～５のいずれか一項に記載の方法。
7. 前記非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて前記ペアリングモードに入るステップが、アドバタイジングパケットを送信することを含み、
   前記ユーザデバイスから前記ペアリング要求を受信するステップが、前記アドバタイジングパケットの受信に応答して発せられた接続要求パケットを受信することを含む、請求項１～６のいずれか一項に記載の方法。
8. 非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて、予め定められた入力を検出するように構成されている入力要素であって、
   前記予め定められた入力を検出することに応答して、前記非燃焼性エアロゾル供給システムが、前記非燃焼性エアロゾル供給システムがペアリング要求に応答するペアリングモードに入るように構成されている、入力要素と、
   前記ユーザデバイスからペアリング要求を受信するように構成された受信器要素であって、
   前記ペアリング要求に応答して、前記非燃焼性エアロゾル供給システムが、前記ユーザデバイスとペアリングするように構成されている、受信器要素と
   を備える、非燃焼性エアロゾル供給システム。
9. 前記予め定められた入力が、前記非燃焼性エアロゾル供給システムを１回以上叩くこと又は振ることを含み、
   前記入力要素が、前記１回以上叩くこと又は振ることを検出するように構成された加速度計を備える、請求項８に記載の非燃焼性エアロゾル供給システム。
10. 前記予め定められた入力が、予め定められた時間期間内に前記非燃焼性エアロゾル供給システムを予め定められた回数叩くこと又は振ることを含む、請求項９に記載の非燃焼性エアロゾル供給システム。
11. 前記入力要素がボタンを備え、
    前記予め定められた入力が、前記ボタンのボタン押下を含む、請求項８～１０のいずれか一項に記載の非燃焼性エアロゾル供給システム。
12. 前記非燃焼性エアロゾル供給システムが、前記ペアリングモードを終えて、前記ユーザデバイスと通信するように構成されている、請求項８～１１のいずれか一項に記載の非燃焼性エアロゾル供給システム。
13. 前記ペアリングがＢｌｕｅｔｏｏｔｈプロトコルペアリングである、請求項８～１２のいずれか一項に記載の非燃焼性エアロゾル供給システム。
14. 前記ペアリングモードに入るために、前記非燃焼性エアロゾル供給システムが、アドバタイジングパケットを送信するように構成され、
    前記ユーザデバイスから前記ペアリング要求を受信するために、前記非燃焼性エアロゾル供給システムが、前記アドバタイジングパケットの受信に応答して発せられた接続要求パケットを受信するように構成されている、請求項１～１３のいずれか一項に記載の非燃焼性エアロゾル供給システム。
15. 命令を含むコンピュータ読取り可能な媒体であって、前記命令が非燃焼性エアロゾル供給システムの処理回路によって実行されるとき、前記命令が、前記非燃焼性エアロゾル供給システムに、
    前記非燃焼性エアロゾル供給システムにおいて、予め定められた入力を検出することと、
    前記予め定められた入力を検出することに応答して、前記非燃焼性供給システムにおいて、前記非燃焼性エアロゾル供給システムがペアリング要求に応答するペアリングモードに入ることと、
    前記ユーザデバイスからペアリング要求を受信することと、
    前記ペアリング要求に応答して、前記非燃焼性エアロゾル供給システムを前記ユーザデバイスとペアリングすることと
    をするように構成させる、コンピュータ読取り可能な媒体。
16. 前記予め定められた入力が、前記非燃焼性エアロゾル供給システムを１回以上叩くこと又は振ることを含み、
    前記命令が、前記非燃焼性エアロゾル供給システムに、前記非燃焼性エアロゾル供給システムの加速度計を使用して前記１回以上叩くこと又は振ることを検出することによって前記予め定められた入力を検出するようにさせる、請求項１５に記載のコンピュータ読取り可能な媒体。
17. 前記予め定められた入力が、予め定められた時間期間内に前記非燃焼性エアロゾル供給システムを予め定められた回数叩くこと又は振ることを含む、請求項１６に記載のコンピュータ読取り可能な媒体。
18. 前記予め定められた入力がボタン押下を含み、
    前記命令が、前記非燃焼性エアロゾル供給システムに、前記非燃焼性エアロゾル供給システムでボタンが押されたことを検出することによって前記予め定められた入力を検出するようにさせる、請求項１５～１７のいずれか一項に記載のコンピュータ読取り可能な媒体。
19. 前記命令が、前記非燃焼性エアロゾル供給システムに、
    前記ペアリングモードを終えることと、
    前記ユーザデバイスと通信することと
    をするように構成させる、請求項１５～１８のいずれか一項に記載のコンピュータ読取り可能な媒体。
20. 前記ペアリングがＢｌｕｅｔｏｏｔｈプロトコルペアリングである、請求項１５～１９のいずれか一項に記載のコンピュータ読取り可能な媒体。
21. 前記命令が、前記非燃焼性エアロゾル供給システムに、
    アドバタイジングパケットを送信することによって前記ペアリングモードに入ることと、
    前記アドバタイジングパケットの受信に応答して発せられた接続要求パケットを受信することによって前記ユーザデバイスから前記ペアリング要求を受信することと
    をするように構成させる、請求項１～２０のいずれか一項に記載の方法。

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