JP2002072946A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002072946A
JP2002072946A JP2000265425A JP2000265425A JP2002072946A JP 2002072946 A JP2002072946 A JP 2002072946A JP 2000265425 A JP2000265425 A JP 2000265425A JP 2000265425 A JP2000265425 A JP 2000265425A JP 2002072946 A JP2002072946 A JP 2002072946A
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display device
electrode
electrodes
driving
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Kenji Kameyama
健司 亀山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示する画素の電極にのみ駆動ICを接続
し、画像を表示しない画素の電極には駆動ICを接続し
ない構造とすることにより、高精細表示、低コスト化、
消費電力削減が可能なドットマトリックス駆動される表
示装置の提供。 【解決手段】 表示中に画像を表示する画素の電極にの
み駆動ICを接続し、画像を表示しない画素の電極には
駆動ICを接続しない構造としたことを特徴とするドッ
トマトリックス駆動される表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動ICによりド
ットマトリックス駆動される表示装置に関するものであ
り、電子情報、電子書籍等の表示装置に用いることがで
きるものである。
【0002】
【従来技術】電子情報の表示方法として、液晶表示パネ
ル等を使用した表示装置による電子書籍が検討されてい
る。液晶表示パネルは、軽量・低消費電力のためよく用
いられる。電子書籍に求められる品質の一つに高精細表
示が挙げられる。高精細表示は、文字の視認性を高める
ためには必要であるが、高精細表示を実現しようとする
と電極ピッチが細かくなり全体の電極数が増加する。ま
た、駆動ICの使用個数も増加する。パネルコストの大
部分は駆動ICが占めるため、駆動ICの使用個数の増
加は直接製品コストの増加につながる。
【0003】例えば特開平9−265470には、ヒン
ジ機構を介して見開きの二枚の表示パネルにCD−RO
M再生機を組み合わせた電子ブック装置が開示されてい
る。この装置によれば、2ページ分の見開き型表示を実
現することで、実際の本に近い感じで読むことができる
が、画素密度を高くする対策はとられていないため、高
精細化しようとすると、駆動IC数の増加によるコスト
の上昇が避けられないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画像を表示
する画素の電極にのみ駆動ICを接続し、画像を表示し
ない画素の電極には駆動ICを接続しない構造とするこ
とにより、高精細表示、低コスト化、消費電力削減が可
能なドットマトリックス駆動される表示装置の提供を目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、次
の1)〜10)によって解決される。 1)表示中に画像を表示する画素の電極にのみ駆動IC
を接続し、画像を表示しない画素の電極には駆動ICを
接続しない構造としたことを特徴とするドットマトリッ
クス駆動される表示装置。 2)駆動ICと画素電極との接続状態が、表示するデー
タを基に算出され変更可能である構造としたことを特徴
とする1)記載の表示装置。 3)駆動IC内部において、電極に接続された回路のみ
を動作させる構造としたことを特徴とする1)又は2)
に記載の表示装置。 4)接続が、駆動IC内部の論理レベル部分での切り替
えにより行われる構造としたことを特徴とする1)〜
3)のいずれかに記載の表示装置。 5)表示装置の駆動条件の設定が、電極に駆動電圧を印
加している駆動ICの出力数により算出する表示コント
ローラを用いて行われる構造としたことを特徴とする
1)〜4)のいずれかに記載の表示装置。 6)フレーム中の画像を表示しない画素に接続された電
極は、画像を表示する画素に接続された電極とは異なる
条件(例、異なる駆動波形、異なるタイミング)で駆動
される構造としたことを特徴とする1)〜5)のいずれ
かに記載の表示装置。 7)非表示部に、表示部の非選択レベルに相当する実効
電圧を印加する構造としたことを特徴とする6)記載の
表示装置。 8)1フレーム期間内で表示データが供給される画素に
接続された電極のみを配置する構造としたことを特徴と
するドットマトリックス駆動される表示装置。 9)表示する対象(文章を構成する画面では文字、絵を
構成する画面ではドット等)を縦横それぞれ一定ピッチ
で表示するための電極が画面全体に設けられている表示
パネルであって、互いに異なるピッチのものを少なくと
も2種類有することを特徴とする1)〜8)のいずれか
に記載の表示装置。 10)少なくとも一方の基板を樹脂基板としたことを特
徴とする1)〜9)のいずれかに記載の表示装置。
【0006】以下、本発明を詳細に説明するが、説明の
都合上、単純マトリックス方式の液晶を例にする。図2
は、従来の液晶表示パネルの電極配置を示す。〔実際に
は電極は対向する基板上に作製され、対向する基板間で
互いに直交する方向に張り合わせて作製される。ここで
は、電極配置が重要なので、簡便のため、二枚の対向す
る基板を正面から見た図で示している。異なる二枚の基
板上にある電極は、図中では直交した位置(交点)にお
いて重なった状態で示されている。〕
【0007】表示をON/OFFする画素は、各電極の
交点に形成される。表示を高精細化するためには、電極
を高精細に配置する必要がある。例えばA5サイズの画
面を構成する場合、3本/mmでは1080本の電極が
必要で、これを5本/mmとすると、1800本の電極
が必要になる。また、該電極の駆動ICとして180出
力/個を使用すると、A5サイズで3本/mmでは6
個、5本/mmでは10個必要となる。
【0008】高精細な電極を加工することによる歩留ま
りの低下や、製造コストの増加を考慮すると、パネルコ
ストの約1/2を占めるといわれる駆動ICの個数増加
は、製品コストに直接影響する。この例では、パネル価
格の1/2を駆動ICが占めていると仮定すると、3本
/mm対5本/mmの価格比は1.33倍となる。
【0009】図1は本発明を適用した液晶表示パネルの
電極配置の一例である。日本語の本は、縦書でかつ行間
を設けるのが普通である。そこで本発明では、文字を表
示する部分にのみ高精細に電極を設け、行間に当たる部
分や文字間に当たる非表示部分の電極をなくすことで、
従来例に比べて全体の電極数を増加させることなく必要
な部分のみを高精細化することを可能とした。
【0010】図1は、図2と比較して電極数が少なくな
っている例を示したものである。同じ文字数を表示でき
る図1及び図2のパネルを比較すると、使用するIC数
(総電極数)は、図1のパネルの方が図2のパネルより
も明らかに少ない。即ち、表示が必要な部分のみに電極
を配置することで、駆動IC、電極数を削減し、パネル
のコストを低減することができる。
【0011】本発明の表示装置で用いるコントローラで
は、表示データが定型の文書等の場合には、全面に同一
ピッチで電極が配置された他の表示装置との互換性を確
保するために、予めコントローラ側で行間を間引く処理
を行う。もちろん、本発明の表示方法に適合するように
行間を間引いて、表示する文字のみで構成されるように
した表示データを準備してもよい。そうすれば通常の文
字情報に比して、表示に使用しない無駄な情報が含まれ
ないためデータ量を削減することができる。
【0012】次に電極自体について説明すると、通常、
表示パネルの電極にはITO等の透明電極を使用する。
しかし、この電極は、屈折率や膜自体の透過率等のた
め、電極の有無が見えてしまう。対策として透明電極の
厚みを薄くすることで電極見えは軽減できるが、今度は
膜の抵抗値が増加し表示品質に悪影響を与える。また、
膜厚を薄くすると駆動IC等の実装の際に電極切れ等の
実装不良の原因にもなる。
【0013】従来技術では、電極を配置しない部分に
は、ダミー電極を配置することで、電極を目立たなくす
る方法が提案されている。ところが、この方法の場合、
液晶表示パネルを駆動する際に使用者の好みによりコン
トラスト比を調整すると、駆動ICに接続された電極
は、非表示部にも非選択レベルの電圧が印加されるた
め、前記ダミー電極(駆動ICには接続されていない)
とは、明らかに異なって見えてしまう。特に駆動されて
いる電極と駆動されていない電極は、見る角度によって
見え方が変わるという問題がある。
【0014】そこで本発明では、表示に使用しない電極
に対して、表示に使用する電極の非選択レベル相当の実
効電圧を印加することにした。これにより、表示部の非
選択レベルと同じ状態が非表示部に作り出されるので、
使用者がコントラスト調整等を行っても電極部分を目立
たなくすることができ、高品質な表示を実現することが
できる。
【0015】次に、図3として本発明に用いるコントロ
ーラの一例のブロック図を示す。まず、入力された表示
データを画像メモリに記憶する。次いで、入力された表
示データから1フレーム中の電極の使用/不使用を画像
検出回路で判別する。使用しない電極については、通常
の駆動電圧(例えばOFFレベル)を印加しない。その
方法としては、電気的接続を遮断する方法や、駆動IC
出力手段はそのままで内部データを供給せずにスキップ
する方法等を用いることができる。コントローラでは、
データ配列算出部により、不要な走査線を走査しない制
御信号の発生や、信号側で使用しない出力をスキップす
る信号の発生及びスキップ後のデータ配列を行う。
【0016】続いて、駆動ICについて説明する。表示
に使用しない電極につながっている駆動IC出力手段
を、次に表示に使用する電極に再接続する方法では、即
ち、表示に使用しない電極(例えば文字表示時の文字間
・行間位置にあたる電極)は、本来駆動電圧を印加する
必要がないため、駆動電圧を印加する駆動ICから接続
を切り離し(使用しない電極は接続しないで飛ばし
て)、表示に使用する電極に再接続する方法では、使用
する駆動ICのみを駆動することになるので、駆動条件
を最適化しやすい。具体的には、文字に間隔のある表示
では、表示に使用しない走査線をスキップすることで、
実際に駆動するパネルの走査線数を少なくすることがで
きる。これにより、実質的にデューティを低くすること
ができ、各画素に印加する実効電圧のON/OFF比を
高め、コントラストを向上させることができる。
【0017】駆動IC出力手段を表示に使用する電極に
切り替える方法としては、該出力手段に直接マトリック
ス状のスイッチを設けて接続状態を切り替える方法を用
いることができる。しかし、この方法では、切り替える
マトリックス部分に高耐圧なプロセスが必要となり、製
造コストが高くなる可能性がある。そこで、好ましくは
駆動IC出力手段の接続を直接切り替えるのではなく、
該出力手段に入力されている論理レベルの信号を切り替
える方法を用いる。この方法では、信号を切り替えるマ
トリックス部分は論理信号程度の耐圧ですみ、製造コス
トを大幅に削減することができる。
【0018】図4に本発明で用いる駆動ICの一例のブ
ロック図を示す。この例では、入力されたデータ及び制
御信号は、制御回路に入力される。表示データはシフト
レジスタに順次読み込まれ、一斉にラッチをかけられた
のち、液晶駆動電圧出力手段から駆動電圧を液晶表示パ
ネルへ出力する。この例では液晶駆動電圧出力手段へ入
力するデータの切り替えをラッチ−出力手段間のマトリ
ックス制御回路で行っている。小容量なLCDの場合に
は、本発明の方法によるコントローラと、駆動ICを一
体化させることができる。これにより、部品数を少なく
し、製品コストを低減することが可能となる。
【0019】図5に本発明を適用した表示装置の一例を
示す。図5では表示部として液晶表示パネルを使用し、
表示するデータはPCMCIA準拠のPCカードから入
力する場合を示した。表示部1には文字情報を専用に表
示する本発明の表示装置を使用している。表示部2のパ
ネルには、全面同じピッチの電極を配置している。
【0020】この例によれば、表示部1に文字情報によ
る本文を、表示部2に表示部1に関する図表や、さし絵
等、又は本全体を通して必要な情報(物語ならば登場人
物の関係や、時代背景、地図等)を表示することで、読
み手が理解しやすい状態を提供することが可能となる。
表示部2の画像は、読み手が複数ある画面から選択する
方法、予め本文にあったさし絵や情報を自動的に提供す
る方法、又はこれらの提供方法を読み手が選択する方法
などにより表示される。
【0021】さらに、液晶表示部に樹脂基板を使用する
ことで、本発明による高精細化された表示を高品位のま
ま表示することが可能となる。これは、樹脂基板はガラ
ス基板に比べて薄く、特に反射型で使用した時、形成さ
れた像とその影による二重像の影響を低減できることに
よる。ガラス等の厚さのある基板材料では、形成された
像とその影による二重像がはっきり分かれて形成される
ため、特に高精細表示になる程目立つ傾向にある。基板
用樹脂材料としては、ポリカーボネート、ポリアリレー
ト、エポキシ樹脂、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂等が挙げ
られる。
【0022】以上説明した事項以外には、表示方法、方
式、材料等について特に制限はない。また、自発光型と
しては有機・無機EL、プラズマ、LED等でも使用す
ることは可能である。但し、現在の技術動向からみて、
応用製品の一例として考えられる携帯性を持つ電子情報
の閲覧用機器には、消費電力の少ない小型軽量反射型液
晶が最も適している。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれにより何ら限定されるものではな
い。
【0024】従来例 表示容量を640×480とし、20×20ビットのフ
ォントを文字間隔5ビットで配置し、従来の方法による
3本/mmで全面に電極を配置した液晶表示パネルを作
製した。
【0025】実施例1 従来例と表示容量、フォント及び文字間隔が同一であ
り、文字間隔に相当する部分に電極を配置しない構成の
液晶表示パネルを作製した。このパネルは、同一解像度
で試作した場合、従来例に対してパネル全体の電極数を
1120本から880本に減らすことができた。
【0026】実施例2 実施例1の構成を採用し、電極数を従来例と同じにして
液晶表示パネルを作製したところ、一文字あたりの面積
は同じでも、文字の解像度は従来例の20×20から2
5×25に向上し、高品位のフォントが使用可能となっ
た。
【0027】実施例3 従来例として作製した表示容量640×480で全面3
本/mmの電極を配置した液晶表示パネルと、実施例2
で作製した、表示容量640×480で文字表示部分以
外は電極を設けず電極を640+480本使用した液晶
表示パネルを使用し、前者には電子情報の絵に相当する
ものを表示し、後者には文字情報を表示する電子情報の
閲覧装置を作製した。2枚の液晶表示パネルに使用した
電極数は合計2240本である。比較のために、絵と文
字情報をそれぞれ表示する3本/mmの解像度の2枚の
液晶表示パネルを作製した。両者を比較すると、電極数
は同じであるが、本発明の装置では、1文字あたり25
×25フォントが使用できるため、従来技術による20
×20に対して高品位な文字となり、視認し易いことが
分かった。
【0028】実施例4 駆動ICとして、通常の単純マトリックス駆動プロセス
を使用した第一の出力手段と、外部からの信号で出力調
整可能な第二の出力手段を作製した。第一の出力手段を
スイッチング可能なアレイを介して外部接続端子に接続
した。駆動ICの制御部として、順次使用しない電極は
通常の出力手段を飛ばして次の使用する電極に接続し、
使用しない電極には順次配列された第二の出力手段を接
続するよう作製した。第二の出力手段には、デューティ
ー比、駆動電圧、バイアス比から算出した非選択レベル
(OFFレベル)の実効電圧を印加する電圧コントロー
ラを接続した。動作確認のため全面表示による画像、文
字間隔5ポイントの20ポイント文字を表示したとこ
ろ、使用者が、コントラストや駆動電圧を調整しても、
文字表示時の文字間電極は、表示部分の非選択レベルの
電極と見分けがつかなかった。
【0029】実施例5 実施例4に記載の駆動ICに付加して、フレーム周波数
固定時に1ラインの走査時間を1フレーム期間÷使用す
る出力数から算出する機能を付加した。走査線側に、全
電極に必ずON部分を設けた表示データと、行間隔5ポ
イントで20ポイントの文字情報からなる表示データを
表示した。フレーム周波数60Hzにおいて、表示デー
タによる画質を比較したところ、全画素に必ずON部分
を設けたものでは、1走査線選択時間が34.7μse
cだったが、文字表示では、43.9μsecとなり、
画質の向上がみられた。
【0030】実施例6 液晶表示パネルの基板材料としてポリエーテルスルフォ
ン(PES)樹脂を用いた点を除き、実施例3と同一構
成の表示装置を作製した。基板に樹脂を使用することで
装置全体の軽量化を実現でき、また本発明の特徴の一つ
である高精細化において、可塑性基板を使用すること
で、反射型での表示時に二重像を形成することなく、本
発明で高精細化した文字をそのままの高品位で表示する
ことが可能となった。
【0031】実施例7 PESからなる樹脂基板を使用して作製した実施例5に
記載の液晶表示パネルを表示部1とし、同じ樹脂基板を
使用し全面同一ピッチで電極を作製した液晶表示パネル
を表示部2とし、図5に示す表示装置を作製した。基板
に樹脂を使用することで装置全体の軽量化を実現でき、
また本発明の特徴の一つである高精細化において、可塑
性基板を使用することで、反射型での表示時に二重像を
形成することなく、本発明で高精細化した文字をそのま
まの高品位で表示することが可能となった。また、2枚
の異なる表示部を持つことで、表示部1の文字情報は高
精細化により視認性が向上し、表示部2により関連情報
の量が増加して良好な表示装置を実現することができ
た。
【0032】
【発明の効果】本発明では、表示に使用する電極のみに
駆動ICを接続することにより、不要ICの動作を停止
させ、消費電力を低減することができる。また、駆動I
Cの切り替えを論理レベルで行うことにより、高電圧部
分での切り替えに比べて大幅に駆動IC作製コストの削
減を実現できる。また、表示に使用する駆動ICのみを
動作させ、動作している走査線数からデューティー比、
クロック等を最適化することで、高品質の表示を実現で
きる。また、駆動しない電極には、表示する電極の非選
択レベルに相当する実効電圧を印加することで、非表示
部の電極見えを低減し高品質な表示を実現できる。ま
た、電極を表示を行う部分のみに配置し、表示に使用し
ない部分に電極を配置しないことにより、製品コストの
削減と、高精細表示を実現できる。また、少なくとも2
種類の表示パネルを具備することで、高精細表示による
視認性の高い文字情報と、これに関連するさし絵、画像
等を同時に表示することが可能な表示装置を実現でき
る。また、樹脂基板を使用することで、軽量・薄型でか
つ二重像の影響が無い、高品位の表示を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した液晶表示パネルの電極配置を
示す図である。
【図2】従来の液晶表示パネルの電極配置を示す図であ
る。
【図3】本発明で用いるコントローラの一例を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明で用いる駆動ICの一例を示すブロック
図である。
【図5】本発明を適用した表示装置の一例を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 330 G09F 9/30 330Z G09G 3/36 G09G 3/36 Fターム(参考) 2H092 JB22 JB31 JB41 NA01 NA26 2H093 NA06 NA43 NA46 NB16 NC16 NC90 ND52 ND54 NE01 5C006 AA02 AA03 AC01 BA00 BB11 BB28 BC16 BF02 BF03 BF04 FA47 FA52 FA54 5C080 AA05 AA06 AA07 AA10 BB05 CC08 DD07 DD23 DD26 EE03 FF07 FF08 KK07 KK52 5C094 AA05 AA22 AA44 BA43 CA19 DB02 EB10 GA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示中に画像を表示する画素の電極にの
    み駆動ICを接続し、画像を表示しない画素の電極には
    駆動ICを接続しない構造としたことを特徴とするドッ
    トマトリックス駆動される表示装置。
  2. 【請求項2】 駆動ICと画素電極との接続状態が、表
    示するデータを基に算出され変更可能である構造とした
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 駆動IC内部において、電極に接続され
    た回路のみを動作させる構造としたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 接続が、駆動IC内部の論理レベル部分
    での切り替えにより行われる構造としたことを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 表示装置の駆動条件の設定が、電極に駆
    動電圧を印加している駆動ICの出力数により算出する
    表示コントローラを用いて行われる構造としたことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 フレーム中の画像を表示しない画素に接
    続された電極は、画像を表示する画素に接続された電極
    とは異なる条件で駆動される構造としたことを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 非表示部に、表示部の非選択レベルに相
    当する実効電圧を印加する構造としたことを特徴とする
    請求項6記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 1フレーム期間内で表示データが供給さ
    れる画素のみに電極を配置する構造としたことを特徴と
    するドットマトリックス駆動される表示装置。
  9. 【請求項9】 表示する対象(文章を構成する画面では
    文字、絵を構成する画面ではドット等)を縦横それぞれ
    一定ピッチで表示するための電極が画面全体に設けられ
    ている表示パネルであって、互いに異なるピッチのもの
    を少なくとも2種類有することを特徴とする請求項1〜
    8のいずれかに記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも一方の基板を樹脂基板とし
    たことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の表
    示装置。
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