JP2002072188A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002072188A
JP2002072188A JP2000258215A JP2000258215A JP2002072188A JP 2002072188 A JP2002072188 A JP 2002072188A JP 2000258215 A JP2000258215 A JP 2000258215A JP 2000258215 A JP2000258215 A JP 2000258215A JP 2002072188 A JP2002072188 A JP 2002072188A
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diffusion
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display device
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Yoshinori Higuchi
義則 樋口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要な明るさと視野角とを確保しつつ、製品の
コストを向上させることなく、拡散特性をコントロール
することが可能な液晶表示装置を提供すること。 【解決手段】液晶表示装置は、一対の基板100及び2
00間に液晶層300を挟持した液晶パネル10を備え
ている。反射電極151は、一方の基板200側から液
晶層300に入射した光を一方の基板200側に反射す
る。複数の拡散層210及び212は、反射電極151
に入射する光及び反射電極151によって反射された光
を拡散する。これら複数の拡散層210及び212は、
互いに拡散特性が異なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置に
係り、特に、光源を必要とせず、液晶パネルに入射する
外部照明光を反射することによって画像を表示する反射
型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータなどの表示装置として液晶表示装置が多用さ
れている。このうち、多くを野外で利用するモバイル用
途には、反射型液晶装置が最適と考えられている。反射
型液晶表示装置は、太陽光や照明光などの周囲の外光を
液晶パネルで反射することによって画像を表示する。
【0003】反射型液晶表示装置では、液晶パネルに入
射する外光は、対向基板の外面に配置された偏光板及び
1/4波長板を経て円偏光光に変換される。この円偏光
光は、拡散層を通過して拡散光に変換される。この拡散
光は、対向基板の内面に配置されたカラーフィルタ層及
び対向電極を通過する。さらに、この拡散光は、アレイ
基板と対向基板との間に挟持された液晶層を通過した
後、アレイ基板の内面に配置された反射電極によって反
射される。反射された拡散光は、往路を逆行して偏光板
から外部に出射される。
【0004】拡散層は、視野角を拡大するとともに、反
射光によって白を表示するために必要である。この拡散
層は、厚さ数μm〜数十μmの透明樹脂層の中に屈折率
の異なる微粒子を混入させることによって形成される。
このような構成の拡散層に入射した光は、内部の微粒子
の屈折率の差による屈折及び反射によって拡散される。
このような構成の拡散層は、屈折率異方性を有していな
いため、どの方向から入射した光も同じように拡散する
拡散特性を有している。
【0005】反射型液晶表示装置にとっての課題は、液
晶パネルの反射率が低いことによる表示画面の明るさの
確保と、どの方向から入射した光によってもほぼ同等の
明るさやコントラストで表示を行うことができるように
することである。
【0006】液晶パネルの反射率は、主に、偏光板の透
過率(約0.45)、カラーフィルタ層の透過率(約
0.3)、画素の開口率(約0.9)、および反射電極
の反射率(約0.9)によって決まる。現在の技術で
は、これらを勘案すると、液晶パネルの反射率は、約1
1%程度となる。この液晶パネルの反射率(11%)
は、紙の反射率30〜50%に比較して低い。
【0007】したがって、液晶パネルによって反射され
た光が完全拡散(ランバート特性)であれば、表示上は
白であっても周囲から見れば暗く、グレーに見える。す
なわち、低い反射率であっても、見かけ上、白を表示す
るためには、拡散特性をコントロールして入射した光を
特定の方向(観察者の方向)に集中反射させることが必
要である。
【0008】この拡散特性が広い場合、表示画面が暗く
なり、拡散特性が狭い場合、観察者にとっての視野角が
狭くなるため、適度に設定することが必要である。さら
に、視野角の範囲内での色再現特性、とりわけ白を表示
するためには、視野角の範囲内での拡散反射特性を理想
的な特性(ランバート特性=cosθ)に近づける必要
がある。
【0009】横軸に視野角、縦軸に拡散反射強度のグラ
フを書くと、前述の理想的な拡散反射特性は、所定の視
野角の範囲内で一定の反射強度となる。しかしながら、
現実の拡散層の光学特性は、正規分布に近い特性とな
り、結果として、斜めから見た場合に拡散反射強度が低
下し、輝度の低下を招く。これにより、表示画面が暗く
なり、白の表示画面がグレーに近づく。
【0010】これらの問題を回避するために、前述した
ような透明樹脂層の中に屈折率の異なる微粒子を混入し
た拡散層を用いるか、反射電極の表面に適当な凹凸を形
成する方法が適用されている。前者による方法は、ほぼ
正規分布に従うため、表示画面を正面から見た場合には
明るいが、角度を持って斜めから見た場合には暗くな
る。また、後者による方法は、反射電極の凹凸形状をコ
ントロールすることによって反射角度特性をある程度制
御できるが、凹凸の作成は、特別のプロセスが必要であ
り、結果として製造歩留まりを低下させてしまい、製品
のコストアップをもたらす。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、必要
な明るさと視野角とを確保しつつ、製品のコストを向上
させることなく、拡散特性をコントロールすることが可
能な液晶表示装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の液晶表示装置は、一
対の基板間に液晶層を挟持した液晶パネルと、一方の基
板側から前記液晶層に入射した光を前記一方の基板側に
反射する反射層と、前記反射層に入射する光及び前記反
射層によって反射された光を拡散する複数の拡散層と、
を備え、前記複数の拡散層は、互いに拡散特性が異なる
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の液晶表示装置の
一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】図1に示すように、この発明の一実施の形
態に係る液晶表示装置は、アクティブマトリクスタイプ
の反射型液晶表示装置であって、液晶表示パネル10を
備えている。
【0015】液晶表示パネル10は、図1乃至図3に示
すように、第1基板としてのアレイ基板100と、この
アレイ基板100に対向配置された第2基板としての対
向基板200と、アレイ基板100と対向基板200と
の間に配置された液晶組成物300とを備えている。こ
のような液晶表示パネル10において、画像を表示する
表示エリア102は、アレイ基板100と対向基板20
0とを貼り合わせるシール材106によって囲まれた領
域内に形成され、表示エリア102内から引出された各
種配線パターンを有する周辺エリア104は、シール材
106の外側の領域に形成されている。
【0016】アレイ基板100は、図2及び図3に示す
ように、透明な絶縁性基板、例えば厚さが0.7mmの
ガラス基板101上にマトリクス状に配置されたmxn
個の画素電極151を備えている。m本の走査線Y1〜
Ymは、これら画素電極151の行方向に沿って形成さ
れている。n本の信号線X1〜Xnは、これら画素電極
151の列方向に沿って形成されている。mxn個の薄
膜トランジスタすなわちTFT121は、mxn個の画
素電極151に対応して走査線Y1〜Ymおよび信号線
X1〜Xnの交差位置近傍に非線形スイッチング素子と
して配置されている。また、アレイ基板100は、走査
線Y1〜Ymを駆動する走査線駆動回路18、信号線X
1〜Xnを駆動する信号線駆動回路19を有している。
【0017】走査線Y及び信号線Xの配線部は、アルミ
ニウムやモリブデン−タングステン合金などの遮光性を
有する低抵抗材料によって形成されている。
【0018】画素電極151は、走査線Y及び信号線X
によって区画された画素領域の設けられているととも
に、TFT121を介して信号線Xに接続されたアルミ
ニウムなどの金属製の反射膜によって形成されている。
【0019】TFT121は、ガラス基板101上に配
置された、チャネル領域112C、ソース領域112
S、及び、ドレイン領域112Dを有するポリシリコン
薄膜112を備えている。TFT121のゲート電極
は、走査線Yからチャネル領域112C上にゲート絶縁
膜113を介して延出されている。TFT121のドレ
イン電極116Dは、ゲート絶縁膜113及び層間絶縁
膜115を貫通してポリシリコン薄膜112のドレイン
領域112Dにコンタクトするとともに信号線Xと一体
に形成されている。ソース電極116Sは、ゲート絶縁
膜113及び層間絶縁膜115を貫通してポリシリコン
薄膜112のソース領域112Sにコンタクトして形成
されている。
【0020】また、アレイ基板100は、層間絶縁膜1
15上、及びTFT110などの配線部上に、アクリル
樹脂などによって形成された有機絶縁層130を備えて
いる。
【0021】画素電極151は、有機絶縁膜130を貫
通するスルーホール118を介してTFT121のソー
ス電極116Sに電気的に接続されている。
【0022】画素電極151の表面は、対向基板200
との間に介在される液晶組成物300を配向させるため
の配向膜141によって覆われている。
【0023】各TFT121は、対応走査線が走査線駆
動回路18によって駆動されることにより対応行の画素
電極151が選択されたときに信号線駆動回路19によ
って駆動される信号線X1〜Xnの電位をこれら対応行
の画素電極151に印加するスイッチング素子として用
いられる。
【0024】走査線駆動回路18は、水平走査周期で順
次走査線Y1〜Ymに走査電圧を供給し、信号線駆動回
路19は、各水平走査周期において画素信号電圧を信号
線X1〜Xnに供給する。
【0025】アレイ基板100の表示エリア102及び
周辺エリア104(X、Y)における非画素部、すなわ
ち信号線X及び走査線Yなどの配線パターン、TFT1
21、画素電極151、周辺額縁部などの上には、アレ
イ基板100と対向基板200との間に所定幅のギャッ
プを形成するためのスペーサ400が配置されている。
このスペーサ400は、例えば、10μm角の柱状の単
一層の樹脂によって形成され、5μmの高さを有してい
る。
【0026】これにより、アレイ基板100と対向基板
200との間のギャップは、約5μmに設定されてい
る。
【0027】対向基板200は、図2及び図3に示すよ
うに、透明な絶縁性基板、例えば厚さが0.7mmのガ
ラス基板201上に配設されたカラーフィルタ203を
備えている。このカラーフィルタ203は、対向基板2
00の画素電極151に対向する領域であって、赤画素
(R)領域、緑画素(G)領域、青画素(B)領域のそ
れぞれに対応する領域に配置されている。このカラーフ
ィルタ203は、例えば、各色成分の顔料を分散させた
樹脂によって形成されている。
【0028】このカラーフィルタ203の表面は、画素
電極151との間で電位差を形成する透明導電性部材、
例えばインジウム−ティン−オキサイドすなわちITO
によって形成された対向電極204によって覆われてい
る。また、この対向電極204の表面は、アレイ基板1
00との間に介在される液晶組成物300を配向させる
ための配向膜207によって覆われている。
【0029】これらのアレイ基板100及び対向基板2
00は、スペーサ400によって所定のギャップを形成
した状態でシール材106によって貼り合わされる。液
晶層300は、このアレイ基板100と対向基板200
との間に形成された所定のギャップに封入される。
【0030】対向電極204は、複数の画素電極151
に対向して基準電位に設定される。基板の周囲に配置さ
れた電極転移材すなわちトランスファとしての銀ペース
トは、アレイ基板100から対向基板200へ電圧を供
給するために設けられ、対向電極204は、トランスフ
ァを介して接続された対向電極駆動回路20により駆動
される。
【0031】画素電極151と、対向電極204との間
に挟持された液晶層300により、液晶容量CLを形成
する。
【0032】アレイ基板100は、液晶容量CLと電気
的に並列に補助容量CSを形成するための一対の電極を
備えている。すなわち、補助容量CSは、画素電極15
1と同電位の補助容量電極61と、所定の電位に設定さ
れた補助容量線52との間に形成される電位差によって
形成される。
【0033】この液晶表示パネル10の表面、すなわち
対向基板200側のガラス基板201の外面には、第1
拡散層210、第2拡散層212、1/4波長板21
4、及び直線偏光板216が順に積層して配置されてい
る。
【0034】上述したような構造の反射型液晶表示装置
では、液晶パネル10に入射する外光は、対向基板20
0の外面に配置された直線偏光板216及び1/4波長
板214を経て円偏光光に変換される。この円偏光光
は、第2拡散層212及び第1拡散層210を通過して
拡散光に変換される。
【0035】この拡散光は、対向基板200の内面に配
置されたカラーフィルタ層203及び対向電極204を
通過する。さらに、この拡散光は、アレイ基板100と
対向基板200との間に挟持された液晶層300を通過
した後、アレイ基板100の内面に配置された画素電極
151によって反射される。反射された拡散光は、往路
を逆行する。
【0036】このとき、外光は、第1及び第2拡散層2
10及び212での拡散と、液晶層300、1/4波長
板214、及び直線偏光板216による強弱変調とを受
ける。これにより、往路を逆行する拡散光は、直線偏光
板216の偏光面と平行な偏光成分のみが外部に出射さ
れる。
【0037】ところで、第1及び第2拡散層210及び
212は、互いに異なる拡散特性を有している。すなわ
ち、これらの第1及び第2拡散層210及び212は、
図4に示すように、所定範囲の入射角度θ1で入射した
光のみを拡散(前方散乱)する拡散入射角度範囲を有
し、その他の入射角度θ2で入射した光はそのまま通過
させる特性を有している。これら第1及び第2拡散層2
10及び212は、それぞれ異なる拡散入射角度範囲を
有している。第1及び第2拡散層の拡散入射角度範囲
は、例えば法線に対して±20°〜±30°程度であ
る。
【0038】このような拡散特性を有する第1及び第2
拡散層210及び212は、例えば図5に示すように、
屈折率異方性の異なる複数の層を主面の法線に対して平
行な境界で積層したフィルム(LCF:Light C
ontrol Film)によって構成されている。す
なわち、第1及び第2拡散層210及び212は、屈折
率異方性を有する第1材料220と、屈折率等方性を有
する第2材料222とを交互に積層することによって形
成されたフィルムである。第1及び第2拡散層210及
び212は、それぞれ、異なる屈折率異方性を有する第
1材料を選択するか、積層する材料の光学軸を傾けるこ
とにより、互いに異なる拡散入射角度範囲を実現してい
る。第1材料としては、例えば液晶ポリマーフィルムな
どが利用される。また、第2材料としては、例えばアク
リル樹脂などが利用される。
【0039】このような構成のフィルムでは、光の入射
方向によって、隣り合ったフィルム部分(層)で屈折率
差が生じる。このため、透過光に位相差が生じて結果と
して回折が起こる。
【0040】なお、これら第1及び第2拡散層210及
び212は、それぞれ異なる拡散入射角度範囲を有する
ホログラムによって構成しても良い。
【0041】これにより、これら第1及び第2拡散層2
10及び212は、横軸に拡散層への入射角度、縦軸に
拡散反射強度をとった場合、図6に示すような拡散特性
を有する。すなわち、第1拡散層210は、図6中の第
1拡散特性を有し、第2拡散層212は、第1拡散特性
とは拡散反射強度のピークが異なる第2拡散特性を有す
る。これら第1拡散特性及び第2拡散特性は、ほぼ正規
分布に近い特性となる。
【0042】このように、各拡散層の拡散特性が正規分
布に従っていても、拡散入射角度範囲が互いに異なる拡
散特性を有する複数の拡散層を設けることにより、最終
的な合成拡散特性は、図6に示すように、例えば2層の
拡散特性の和となる。すなわち、拡散層として、第1拡
散層210及び第2拡散層212を適用した場合、これ
らの合成拡散特性は、第1拡散特性と第2拡散特性との
和となり、正規分布ではない広い拡散入射角度範囲を実
現することが可能となる。
【0043】このような構成の拡散層とすることによっ
て、各拡散層の拡散特性は、正規分布であっても、それ
ぞれ僅かに拡散反射強度のピークをずらすことによっ
て、なだらかで広い拡散入射角度範囲を有する合成拡散
特性を実現することが可能となる。また、拡散特性の異
なる複数の拡散層を組み合わせることによって、拡散特
性をコントロールすることが可能となる。
【0044】これにより、製造コストを向上することな
く、特定の広い視野角範囲で明るい反射型液晶表示装置
を実現することが可能となる。
【0045】なお、上述した実施の形態では、拡散層を
2層積層した場合について説明したが、3層以上設けて
も良い。拡散特性の異なる3層以上の拡散層を組み合わ
せることにより、より細かな拡散特性の調整を行うこと
ができる。
【0046】また、上述した実施の形態では、複数の拡
散層を液晶パネルの外部、すなわち対向基板側の表面に
配置したが、複数の拡散層のうち、少なくとも1つの拡
散層は、液晶パネルの内部に配置しても良い。
【0047】例えば、少なくとも1つの拡散層は、対向
基板側のカラーフィルタ層を覆うように配置してもよい
し、画素電極を覆うように配置しても良い。また、複数
の拡散層のうち、少なくとも1つの拡散層を液晶パネル
の内部に配置し、少なくとも1つの拡散層を液晶パネル
の外部に配置しても良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、必要な明るさと視野角とを確保しつつ、製品のコス
トを向上させることなく、拡散特性をコントロールする
ことが可能な液晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の液晶表示装置に適用される
液晶パネルの構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した液晶パネルの構成を概略
的に示す等価回路図である。
【図3】図3は、図1に示した液晶パネルの構造を概略
的に示す断面図である。
【図4】図4は、この発明の液晶表示装置に適用される
拡散層の拡散特性を説明するための図である。
【図5】図5は、図4に示した拡散層の構造を概略的に
示す図である。
【図6】図6は、この発明の実施の形態に係る第1及び
第2拡散層による合成拡散特性を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10…液晶パネル 100…アレイ基板 200…対向基板 210…第1拡散層 212…第2拡散層 214…1/4波長板 216…直線偏光板 300…液晶層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1368 G09F 9/00 313 G09F 9/00 313 324 324 G02F 1/136 500 Fターム(参考) 2H042 BA10 BA12 BA14 BA20 2H049 CA16 2H091 FA02Y FA08X FA11X FA14Y FA32X GA02 GA13 LA12 2H092 GA36 HA05 JA26 JA46 JB07 JB22 JB31 KA04 KB04 NA29 PA03 PA08 5G435 AA03 BB12 BB15 BB16 DD11 DD13 FF03 FF05 FF06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の基板間に液晶層を挟持した液晶パネ
    ルと、 一方の基板側から前記液晶層に入射した光を前記一方の
    基板側に反射する反射層と、 前記反射層に入射する光及び前記反射層によって反射さ
    れた光を拡散する複数の拡散層と、を備え、 前記複数の拡散層は、互いに拡散特性が異なることを特
    徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記拡散層は、所定範囲の入射角度で入射
    した光を拡散する拡散入射角度範囲を有することを特徴
    とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記複数の拡散層は、それぞれ異なる拡散
    入射角度範囲を有することを特徴とする請求項2に記載
    の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記反射層は、他方の基板に形成された金
    属電極であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表
    示装置。
  5. 【請求項5】前記他方の基板は、互いに交差するように
    配置された走査線及び信号線と、前記走査線と前記信号
    線との交差部近傍に配置されたスイッチング素子とを有
    し、前記金属電極は、前記スイッチング素子に電気的に
    接続されていることを特徴とする請求項4に記載の液晶
    表示装置。
  6. 【請求項6】前記複数の拡散層のうち、少なくとも1つ
    の拡散層は、液晶パネルの外部に配置されたことを特徴
    とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】前記複数の拡散層のうち、少なくとも1つ
    の拡散層は、液晶パネルの内部に配置されたことを特徴
    とする請求項1または6に記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】前記拡散層は、屈折率異方性の異なる複数
    の層を主面の法線に対して所定角度で積層したフィル
    ム、または、ホログラムによって形成されたことを特徴
    とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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