JP2002071985A - 導波路素子 - Google Patents

導波路素子

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JP2002071985A
JP2002071985A JP2000257293A JP2000257293A JP2002071985A JP 2002071985 A JP2002071985 A JP 2002071985A JP 2000257293 A JP2000257293 A JP 2000257293A JP 2000257293 A JP2000257293 A JP 2000257293A JP 2002071985 A JP2002071985 A JP 2002071985A
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JP
Japan
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optical fiber
waveguide element
waveguide
groove
aligning
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000257293A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Daito
克明 大都
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導波路素子と光ファイバの接続のための部品
数を削減し、低コストで製造できる導波路素子を提供す
る。 【解決手段】 導波路素子5の入射部5Aまたは出射部
に光ファイバ1を接続してなる導波路素子において、上
記光ファイバ1を整列する溝2Aを有した溝板2と上記
導波路素子5の入射部5Aまたは出射部とで当該光ファ
イバ1をはさみつけて固定したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導波路素子の入射
部または出射部に光ファイバを接続してなる導波路素子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、導波路素子の入射部または出射
部と光ファイバとの接続手段のひとつとしてファイバブ
ロックを使用した構造が知られている。
【0003】この種の構造は、図4Aに示すように、光
ファイバ101の素線101Aを整列するためのV型溝
102Aが形成されたガラス板(V溝板)102と、平
坦なガラス板(上板)103とで光ファイバ101の素
線101Aをはさみ、これらを接着固定することによっ
て、図4Bに示すように、ファイバブロック104を形
成し、このファイバブロック104を、図4Cに示すよ
うに、導波路素子105と調心接続する構成を有してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造では、導波路素子105と光ファイバ101との接
続のために、上記のように、V溝板102と上板103
の2つの部品が必要になり、製造コストが上昇するとい
う問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、導波路素子と光ファイバの
接続のための部品数を削減し、低コストで製造できる導
波路素子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
導波路素子の入射部または出射部に光ファイバを接続し
てなる導波路素子において、上記光ファイバを整列する
溝を有した溝板と上記導波路素子の入射部または出射部
とで当該光ファイバをはさみつけて固定したことを特徴
とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、導波路素子の入射
部または出射部に光ファイバを接続してなる導波路素子
において、上記光ファイバを整列する溝を有した溝板と
上記導波路素子の入射部または出射部とで、上記光ファ
イバの素線の中心と導波路コアの中心とが一致するよう
に、上記光ファイバをはさみつけて固定したことを特徴
とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のものにおいて、上記溝板は、上記光ファイバの被
覆部を受ける一段低くなった載置部と、貼り合わせ部と
を有し、この貼り合わせ部には上記光ファイバを整列す
るV型溝を形成し、このV型溝の深さは、光ファイバの
被覆段剥き後の素線の外径aと等しく形成し、上記載置
部の段差の高さは、光ファイバの被覆部の外径をbとし
た場合、(a+b)/2に設定されると共に、上記導波
路素子の入射部または出射部には、一段低く削り込まれ
た貼り合わせ部を形成し、この貼り合わせ部の段差の高
さは、上記導波路素子の入射部または出射部に形成され
た光導波路のコア中心から見て、a/2の高さに設定さ
れていることを特徴とするものである。
【0009】本発明では、光ファイバを整列する溝を有
した溝板と、導波路素子の入射部または出射部とで当該
光ファイバをはさみつけて固定するため、これらの接続
のために従来必要としていた上板が不要になる。
【0010】したがって、導波路素子と光ファイバの接
続のための部品数が削減されて、低コストで製造するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面を参照して説明する。
【0012】図1Aにおいて、1は光ファイバを示し、
1Aは光ファイバ1の被覆段剥き後の素線を示してい
る。この光ファイバ1は、光ファイバ1を整列するV型
溝2Aを有したV溝板2と、導波路素子5の入射部5A
とで、図1Cに示すように、光ファイバ1の素線1Aを
はさみつけて固定されている。上記V溝板2は、光ファ
イバ1の被覆部1Bを受ける一段低くなった載置部2B
と、貼り合わせ部2Cとを有し、上記V型溝2Aはこの
貼り合わせ部2Cに形成されている。このV型溝2Aの
深さaは、図2C及び図2Dに示すように、素線1Aの
外径aと等しく形成され、載置部2Bの段差の高さは、
光ファイバ1の被覆部1Bの外径をbとした場合、(a
+b)/2に設定されている。
【0013】一方、導波路素子5の入射部5Aには、一
段低く削り込まれた貼り合わせ部5Bが形成されてい
る。
【0014】この貼り合わせ部5B側の素子面には、図
1Bに示すように、Y分岐導波路10が形成されてい
る。このY分岐導波路10は、1本の光導波路10Aを
伝搬する光を2本の分岐導波路10B,10Cによリ2
方向に分岐し、各々の出射端10D,10Eから導出す
る光導波路である。10Fは入射端である。当該貼り合
わせ部5Bの段差の高さは、図2Gに示すように、上記
光導波路10Aのコア中心から見て、a/2の高さに設
定されている。
【0015】つぎに、図1を参照して接続方法を説明す
る。
【0016】V溝板2のV型溝2Aに、接続されるべき
段剥後の光ファイバ1の素線1Aを配置して仮固定す
る。この時、光ファイバ1の被覆部1Bは載置部2B上
に位置し、その素線1Aの先端は、図3Bに示すよう
に、導波路素子5の貼り合わせ部5Bの段差面5Dに当
接させる。
【0017】この段差面5Dには光導波路10Aの入射
端10Fが臨み、この入射端10Fと素線1Aとが位置
合わせされる。
【0018】その後に、その上方から貼り合わせ部5B
と貼り合わせ部2Cとが互いに重なるように導波路素子
5を載せて、両貼り合わせ部2C,5Bを接着貼り合せ
る。これによって、光ファイバ1はV溝板2と導波路素
子5の入射部5Aとによりはさみつけられて固定され
る。
【0019】光ファイバ1と光導波路10Aの光軸は、
図3A及び図3Bに示すように、高さ方向は、光導波路
10AとV溝板2のV型溝2Aの形状で規定されるた
め、幅方向のみを調整すれば良い。
【0020】本実施形態では、光ファイバ1を整列する
溝を有した溝板2と、導波路素子5の入射部5Aとで、
当該光ファイバ1をはさみつけて固定するため、従来の
ように、V溝板と上板の2つの部品が必要になることは
なく、少なくとも上板が不要になるので、低コストで製
造することができる。
【0021】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。例えば、上記実施形態では、V溝板2と
導波路素子5の入射部5Aとで光ファイバ1の素線1A
をはさみつけて固定した例について説明したが、これに
限定されず、V溝板2と導波路素子5の出射部5Cとで
光ファイバ1の素線1Aをはさみつけて固定する場合に
も本発明の適用が可能なことはいうまでもない。さら
に、本発明は、入射部または出射部の段差面に臨む光導
波路の数が2以上のとき、すなわちV溝板の貼り合わせ
部に複数のV型溝が形成され、所望の数の光ファィバを
導波路素子に接続する場合にも適用可能なことはいうま
でもない。
【0022】
【発明の効果】本発明では、光ファイバを整列する溝を
有した溝板と、導波路素子の入射部または出射部とで当
該光ファイバをはさみつけて固定するため、これらの接
続のために従来必要としていた上板が不要になり、導波
路素子と光ファイバの接続のための部品数が削減され、
低コスト化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A〜Cは本発明による導波路素子の製造手順を
示す斜視図である。
【図2】Aは溝板の上面図、Bは同じく側面図、Cは溝
底の拡大図、Dは光ファイバの側面図、Eは導波路素子
の上面図、Fは同じく側面図、Gは導波路素子の貼り合
わせ部の拡大図である。
【図3】Aは溝板と導波路素子を用いて光ファイバを固
定した場合の側面図、Bは要部の拡大図である。
【図4】A〜Cは従来の導波路素子の製造手順を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ 1A 素線 2 V溝板 2A V溝 2B 載置部 2C 貼り合わせ部 5 導波路素子 5B,5C 貼り合わせ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波路素子の入射部または出射部に光フ
    ァイバを接続してなる導波路素子において、上記光ファ
    イバを整列する溝を有した溝板と上記導波路素子の入射
    部または出射部とで当該光ファイバをはさみつけて固定
    したことを特徴とする導波路素子。
  2. 【請求項2】 導波路素子の入射部または出射部に光フ
    ァイバを接続してなる導波路素子において、上記光ファ
    イバを整列する溝を有した溝板と上記導波路素子の入射
    部または出射部とで、上記光ファイバの素線の中心と導
    波路コアの中心とが一致するように、上記光ファイバを
    はさみつけて固定したことを特徴とする導波路素子。
  3. 【請求項3】 上記溝板は、上記光ファイバの被覆部を
    受ける一段低くなった載置部と、貼り合わせ部とを有
    し、この貼り合わせ部には上記光ファイバを整列するV
    型溝を形成し、このV型溝の深さは、光ファイバの被覆
    段剥き後の素線の外径aと等しく形成し、上記載置部の
    段差の高さは、光ファイバの被覆部の外径をbとした場
    合、(a+b)/2に設定されると共に、上記導波路素
    子の入射部または出射部には、一段低く削り込まれた貼
    り合わせ部を形成し、この貼り合わせ部の段差の高さ
    は、上記導波路素子の入射部または出射部に形成された
    光導波路のコア中心から見て、a/2の高さに設定され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の導波路
    素子。
JP2000257293A 2000-08-28 2000-08-28 導波路素子 Pending JP2002071985A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098854A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 株式会社フジクラ 光学装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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