JP2002071316A - 高さ計測装置 - Google Patents

高さ計測装置

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JP2002071316A
JP2002071316A JP2000261985A JP2000261985A JP2002071316A JP 2002071316 A JP2002071316 A JP 2002071316A JP 2000261985 A JP2000261985 A JP 2000261985A JP 2000261985 A JP2000261985 A JP 2000261985A JP 2002071316 A JP2002071316 A JP 2002071316A
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JP
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height
shape
interference
magnetic disk
height data
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JP2000261985A
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Fumiyuki Takahashi
文之 高橋
Hiroyuki Tsukahara
博之 塚原
Yoji Nishiyama
陽二 西山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ディスクの微小凹凸形状の高さを計測する
場合等に使用する高さ計測装置に関し、計測対象面に計
測対象形状のほかに長周期かつ大振幅のランアウト成分
が存在する場合であっても、計測対象形状の高さを高精
度で計測する。 【解決手段】表面形状高さデータ取得手段28によって
干渉画像から実時間干渉縞解析法により磁気ディスク1
4の表面形状の高さデータを取得し、ランアウト高さデ
ータ取得手段29によって干渉画像内の干渉縞の位置変
化からランアウト高さデータを取得し、微小凹凸形状高
さデータ算出手段30によって、これら2個の高さデー
タから折り畳みおよびランアウト成分のない微小凹凸形
状の高さを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク表面
のナノオーダの微小凹凸形状の高さを精密に計測する場
合などに使用する高さ計測装置に関する。
【0002】例えば、磁気ディスク装置では、記録密度
の上昇に伴って、ヘッドとディスクとのスペーシングが
年々狭くなってきており、現状では、ナノオーダとなっ
ている。磁気ディスク表面の微小凹凸形状の高さは、ス
ペーシング量より小さいことが必要であり、このため、
磁気ディスク表面の微小凹凸形状の高さをナノオーダ以
下で計測できる高さ計測装置が必要となる。
【0003】
【従来の技術】図7は従来の高さ計測装置の一例の概念
図である。図7中、1は計測対象である磁気ディスク、
2は磁気ディスク1を回転制御するスピンドルモータ、
3は照明手段、4〜7はレンズ、8はビームスプリッ
タ、9は参照ミラー、10は撮像手段である。
【0004】この高さ計測装置においては、照明手段3
から出力される光11は、レンズ4により平行光とさ
れ、更に、ビームスプリッタ8により2つの光12、1
3に分割され、一方の光12は、レンズ5により磁気デ
ィスク1に照射されると共に、他方の光13は、レンズ
6により参照ミラー9に照射される。
【0005】磁気ディスク1に照射された光12は、磁
気ディスク1で反射し、再びレンズ5を通過してビーム
スプリッタ8に入射すると共に、参照ミラー9に照射さ
れた光13は、参照ミラー9で反射し、再びレンズ6を
通過してビームスプリッタ8に入射し、磁気ディスク1
と参照ミラー9との干渉画像がレンズ7により撮像手段
10に結像される。
【0006】参照ミラー9は、図8に示すように、垂直
方向に対してδだけ傾けて配置されており、この結果、
干渉画像として、図9に示すような周波数fの明るさ分
布、いわゆるキャリア縞を持った干渉画像を得ることが
できる。
【0007】図9Aは撮像手段10としてエリアセンサ
を使用した場合の干渉画像、図9Bはラインセンサを使
用した場合の干渉画像を示している。ここでは、干渉画
像を図示しやすいように明暗の2値で示しているが、実
際の干渉画像は三角関数により変化する多値画像であ
る。以下の図でも、図9と同様に2値に簡略化した干渉
画像で説明を行う。
【0008】図7に示す従来の高さ計測装置において
は、図9に示すような干渉画像を利用して電子モアレ法
やフーリエ変換法の実時間干渉縞解析法を行うことによ
り磁気ディスク1の表面の微小凹凸形状の高さを計測す
るとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に、磁気ディスク
1には、ナノオーダの微小凹凸形状のほかに長周期かつ
大振幅のランアウト成分が含まれている。例えば、図1
0Aに示す磁気ディスク1の表面の或る半径位置Pの実
際の高さ変化が図10Bに示すようなものである場合、
長周期かつ大振幅の高さ変化はランアウト成分であり、
ランアント成分に重畳している短周期かつ小振幅の高さ
変化が微小凹凸形状である。
【0010】このように、磁気ディスク1に計測対象で
ある微小凹凸形状よりも長周期かつ大振幅のランアウト
成分が存在している場合、図7に示す従来の高さ計測装
置を使用して干渉画像について電子モアレ法やフーリエ
変換法の実時間干渉縞解析法を行うと、磁気ディスク1
の表面形状の高さデータは図10Cに示すようなものと
なってしまう。
【0011】すなわち、干渉画像を利用して電子モアレ
法やフーリエ変換法の実時間干渉縞解析法により磁気デ
ィスク1の表面の高さを算出すると、図10Bに示すよ
うには連続的にはならず、照明光11の波長をλとする
と、図10Cに示すように、−λ/4〜λ/4の間に高
さデータが折り畳まれてしまう(ラッピングされてしま
う)。
【0012】磁気ディスク1の表面の微小凹凸形状の高
さを算出するためには、図10Cに示すように折り畳ま
れた高さデータを図10Bに示すような折り畳まれてい
ない高さデータに補正することが必要となるが、高さデ
ータの折り畳みは、特に、その境界付近Q1、Q2でノ
イズ等により非常に複雑な形状となるため、図10Bに
示すような折り畳まれない形状に補正することが極めて
困難な場合があり、磁気ディスク1の表面の微小凹凸形
状の高さを高精度に計測することができない場合がある
という問題点があった。
【0013】本発明は、かかる点に鑑み、計測対象面に
計測対象形状のほかに長周期かつ大振幅のランアウト成
分が存在する場合であっても、計測対象形状の高さを高
精度で計測することができる高さ計測装置を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、計測対象面と
参照面との干渉画像を使用して計測対象面の計測対象形
状の高さを計測する高さ計測装置であって、干渉画像か
ら実時間干渉縞解析法により計測対象面の折り畳みおよ
びランアウト成分を含む高さデータを取得する第1の手
段と、干渉画像内の干渉縞の位置変化から計測対象形状
よりも長周期かつ大振幅のランアウト成分の高さデータ
を取得する第2の手段と、第1、第2の手段で取得した
高さデータから折り畳みおよびランアウト成分のない計
測対象形状の高さデータを算出する第3の手段を有する
というものである。
【0015】本発明によれば、第1の手段によって計測
対象面の折り畳みおよびランアウト成分を含む高さデー
タを取得し、第2の手段によって計測対象形状よりも長
周期かつ大振幅のランアウト成分の高さデータを取得
し、第3の手段によって、これら2つの高さデータから
折り畳みおよびランアウト成分のない計測対象形状の高
さデータを算出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の概念
図である。図1中、14は計測対象である磁気ディス
ク、15は磁気ディスク14を回転制御するスピンドル
モータ、16は照明手段、17〜20はレンズ、21は
ビームスプリッタ、22は参照ミラー、23は撮像手段
であるCCDラインセンサであり、参照ミラー22は、
図8に示す場合と同様に、垂直方向に対してδだけ傾け
て配置されている。
【0017】照明手段16から出力される光24は、レ
ンズ17により平行光とされ、更に、ビームスプリッタ
21により2つの光25、26に分割され、一方の光2
5はレンズ18により磁気ディスク14に照射されると
共に、他方の光26はレンズ19により参照ミラー22
に照射される。
【0018】磁気ディスク14に照射された光25は、
磁気ディスク14で反射し、再び、レンズ18を通過し
てビームスプリッタ21に入射すると共に、参照ミラー
22に照射された光26は、参照ミラー22で反射し、
再び、レンズ19を通過してビームスプリッタ21に入
射し、磁気ディスク14と参照ミラー22との干渉画像
がレンズ20によりCCDラインセンサ23に結像され
る。このようにして干渉画像を得ることができる点につ
いては、図7に示す従来の高さ計測装置と同様である。
【0019】また、27はCCDラインセンサ23によ
り得られる干渉画像を格納する画像メモリ、28は画像
メモリ27に格納された干渉画像を利用して電子モアレ
法やフーリエ変換法の実時間干渉縞解析法を実行して磁
気ディスク14の表面形状の折り畳みおよびランアウト
成分を含む高さデータを取得する表面形状高さデータ取
得手段(本発明が備える第1の手段に相当する手段)で
ある。
【0020】また、29は画像メモリ27に格納された
干渉画像内の干渉縞の位置変化から磁気ディスク14の
ランアウトの高さデータを取得するランアウト高さデー
タ取得手段(本発明が備える第2の手段に相当する手
段)である。
【0021】また、30は表面形状高さデータ取得手段
28で取得した表面形状高さデータとランアウト高さデ
ータ取得手段29で取得したランアウト高さデータから
磁気ディスク14の表面の折り畳みおよびランアウト成
分のないナノオーダの微小凹凸形状の高さデータを算出
する微小凹凸形状高さデータ算出手段(本発明が備える
第3の手段に相当する手段)である。
【0022】画像メモリ27、表面形状高さデータ取得
手段28、ランアウト高さデータ取得手段29および微
小凹凸形状高さデータ算出手段30は、本発明の一実施
形態では、パーソナルコンピュータ31により実現され
るが、これに限定されるものではない。
【0023】また、32はパーソナルコンピュータ31
の入出力装置、33はCCDラインセンサ23の撮像タ
イミングを制御する撮像タイミング制御部、34はスピ
ンドルモータ15を制御するスピンドルモータ制御部で
ある。
【0024】図2は磁気ディスク14のランアウトの高
さと干渉画像内の干渉縞の2次元的な位置変化との関係
を説明するための図であり、図2Aは磁気ディスク1
4、図2Bは磁気ディスク14と参照ミラー22との間
隔、図2Cは磁気ディスク14と参照ミラー22との干
渉画像を示している。
【0025】図2Aに示す磁気ディスク14の表面の或
る半径位置上のA点とB点の高さがランアウトにより、
図2Bに示すようにHだけ高さ変化しているとすると、
図2Cに示すように、干渉画像上の同位相の位置35、
36間のX方向の距離は、d(y)だけ変化する。
【0026】仮に、磁気ディスク14のA点とB点との
間の傾きが一定で、高さのみが変化する場合には、d
(y)の変化は、
【0027】
【数2】
【0028】となり、A点からの磁気ディスク14の高
さ変化H(y)に比例する。
【0029】したがって、干渉画像の干渉縞の同位相の
点の2次元的な位置変化を記録していくことで、磁気デ
ィスク14の大まかな高さ変化を推定することができる
が、この方法で推定される高さ変化は、干渉画像を利用
して電子モアレ法やフーリエ変換法の実時間干渉縞解析
法を実行して得る高さ変化と異なり、高さデータが或る
範囲で折り畳まれるということがないため、ランアント
のような大振幅の高さ変化も容易に検出することが可能
となる。
【0030】前例では、磁気ディスク14の傾きを一定
としたが、一般には、磁気ディスク14に対する参照ミ
ラー22の傾きは一定ではない。傾きがランアウトによ
る高さ位置によって変化するような場合には、図3に示
すように、干渉縞の周期d1(y)、d2(y)、d3
(y)・・・がそれぞれの位置における高さにより異な
ることになる。
【0031】このような干渉画像からランアウトによる
大まかな高さ変化を検知するには、複数の干渉縞につい
てその移動量であるd(y)を求め、数3に従い、高さ
Hを算出すれば良い。
【0032】
【数3】
【0033】そこで、本発明の一実施形態においては、
ランアウト高さデータ取得手段29は、具体的には、図
4Aに示すように、CCDラインセンサ23により得ら
れた干渉画像を2値化して各干渉縞の分離を行い、次
に、細線化によりY方向に同位相の点を推定し、これを
基に数2又は数3に示した式に従い、図4Bに示すよう
に、Y方向に沿った高さ変化を推定し、この高さデータ
を計測対象である微小凹凸形状の周期の最大長以上のロ
ーパスフィルタにかけることで、ランアウト以外の本来
計測すべき高さ変化を除去し、ランアウトの高さ変化を
抽出するように動作するものとしている。この例では、
干渉縞の同位相の位置を細線化により求めているが、そ
の他、例えば、干渉縞の中心や重心を同位相の点として
抽出するなどの各種の方法が考えられる。
【0034】また、微小凹凸形状高さデータ算出手段3
0は、具体的には、数4に従って、表面形状高さデータ
取得手段28で取得した表面形状高さデータと、ランア
ウト高さデータ取得手段29で取得したランアウト高さ
データから磁気ディスク14の表面の折り畳みおよびラ
ンアウト成分のないナノオーダの微小凹凸形状の高さデ
ータを算出して、その結果を入出力装置32に出力する
ように動作するものである。
【0035】
【数4】
【0036】ここで、Haは表面形状高さデータ取得手
段28により取得した磁気ディスク14の表面形状の高
さ、Hbはランアウト高さデータ取得手段29により取
得したランアウト成分の高さ、F(x)はHaとHbと
のズレ量であり、xを越えない最大の整数である。
【0037】したがって、本発明の一実施形態において
は、磁気ディスク14の或る半径位置の実際の表面形状
が、例えば、図5Aに示すようなものである場合には、
表面形状高さデータ取得手段28により取得できる表面
形状高さ情報は図5Bに示すようになり、ランアウト高
さデータ取得手段29により取得できるランアウト高さ
情報は図5Cに示すようになる。この結果、微小凹凸形
状高さデータ算出手段30により算出される微小凹凸形
状の高さデータは図5Dに示すようになる。
【0038】なお、本発明の一実施形態においては、図
6Aに示すように、干渉縞から求めた同位相のライン3
7に不連続性があり、それが一定の許容量を越えた場合
には、測定者に対して、ランアウトの高さ推定に誤差が
生じる可能性を警告する手段を備えるものとする。ま
た、図6Bに示すように、F(2(Ha−Hb)/λ)
が一定の許容量を越えた場合にも測定者に対してランア
ウト成分の高さ推定に誤差が生じる可能性を警告する手
段を備えるものとする。
【0039】以上のように、本発明の一実施形態におい
ては、表面形状高さデータ取得手段28によって干渉画
像から実時間干渉縞解析法により磁気ディスク14の表
面形状の折り畳みおよびランアウト成分を含む高さデー
タが取得される。また、ランアウト高さデータ取得手段
29によって干渉画像内の干渉縞の位置変化から微小凹
凸形状よりも長周期かつ大振幅のランアウト成分の高さ
データを取得される。そして、微小凹凸形状高さデータ
算出手段30によって表面形状高さデータ取得手段28
およびランアウト高さデータ取得手段29の出力データ
から磁気ディスク14の表面の折り畳みおよびランアウ
ト成分のない微小凹凸形状の高さデータが算出される。
したがって、磁気ディスク14にナノオーダの微小凹凸
形状のほかに長周期かつ大振幅のランアウト成分が存在
する場合であっても、微小凹凸形状の高さを高精度で計
測することができる。
【0040】なお、本発明の一実施形態においては、磁
気ディスク14の表面の微小凹凸形状の高さを計測する
場合を例にして説明したが、本発明の計測対象は、磁気
ディスク14に限定されるものではない。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1の
手段によって計測対象面の折り畳みおよびランアウト成
分を含む高さデータを取得し、第2の手段によって計測
対象形状よりも長周期かつ大振幅のランアウト成分の高
さデータを取得し、第3の手段によって、これら2つの
高さデータから折り畳みおよびランアウト成分のない計
測対象形状の高さデータを算出することができるので、
計測対象面に計測対象形状のほかに長周期かつ大振幅の
ランアウト成分が存在する場合であっても、計測対象形
状の高さを高精度で計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概念図である。
【図2】ランアウトの高さと干渉画像内の干渉縞の2次
元的な位置変化との関係を説明するための図である。
【図3】干渉画像内の干渉縞の周期が一定でない場合を
示す図である。
【図4】本発明の一実施形態が備えるランアウト高さデ
ータ取得手段の動作を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施形態の動作を説明するための図
である。
【図6】本発明の一実施形態が備える警告手段を説明す
るための図である。
【図7】従来の高さ計測装置の一例の概念図である。
【図8】従来の高さ計測装置が備える参照ミラーが有す
る傾きを示す図である。
【図9】図7に示す従来の高さ計測装置により得られる
干渉画像を示す図である。
【図10】図7に示す従来の高さ計測装置が有する問題
点を説明するための図である。
【符号の説明】
11〜13 光 24〜26 光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 陽二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2F064 AA09 CC10 FF00 GG12 GG22 GG44 HH02 HH07 JJ01 JJ15 2F065 AA17 AA24 AA49 AA54 BB03 CC03 FF01 FF52 HH04 JJ02 JJ25 LL04 LL12 LL46 MM03 MM04 QQ04 QQ16 QQ24 QQ33 SS09 5D112 AA24 GA19 JJ03 JJ09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計測対象面と参照面との干渉画像を使用し
    て前記計測対象面の計測対象形状の高さを計測する高さ
    計測装置であって、 前記干渉画像から実時間干渉縞解析法により前記計測対
    象面の折り畳みおよびランアウト成分を含む高さデータ
    を取得する第1の手段と、 前記干渉画像内の干渉縞の位置変化から前記計測対象形
    状よりも長周期かつ大振幅のランアウト成分の高さデー
    タを取得する第2の手段と、 前記第1、第2の手段で取得した高さデータから折り畳
    みおよびランアウト成分のない前記計測対象形状の高さ
    データを算出する第3の手段を有することを特徴とする
    高さ計測装置。
  2. 【請求項2】前記第2の手段は、前記干渉画像を2値化
    した後、細線化するか、あるいは、干渉縞の幅方向の重
    心または中心を抽出する工程を含めて前記干渉画像内の
    干渉縞の位置変化を検出することを特徴とする請求項1
    記載の高さ計測装置。
  3. 【請求項3】前記第3の手段は、前記照明光の波長を
    λ、前記第1の手段により得られる高さをHa、前記第
    2の手段により得られる高さをHb、xを越えない最大
    の整数をF(x)とすると、前記折り畳みおよびランア
    ウト成分のない前記計測対象形状の高さZを 【数1】 で算出することを特徴とする請求項1記載の高さ計測装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108036720A (zh) * 2017-11-09 2018-05-15 中国科学院上海光学精密机械研究所 精密转台轴向与径向跳动测量装置和测量方法

Cited By (2)

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