JP2002071144A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2002071144A
JP2002071144A JP2000261910A JP2000261910A JP2002071144A JP 2002071144 A JP2002071144 A JP 2002071144A JP 2000261910 A JP2000261910 A JP 2000261910A JP 2000261910 A JP2000261910 A JP 2000261910A JP 2002071144 A JP2002071144 A JP 2002071144A
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JP
Japan
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heater
food
heating chamber
ceiling wall
chamber
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Application number
JP2000261910A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Fukuda
義人 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、天井壁に取り付けたヒータの下部でか
つヒータから食品へ直接照射する熱線照射範囲内に、ヒ
ータ破損防止用のヒータガードを配置していたので、ヒ
ータガードが邪魔して食品へ照射する熱線の量を減少さ
せ、その分食品表面の焦げがまだらとなり、調理完成時
の見栄えを悪くしていた 【解決手段】 食品10を収納するために天井壁7を有
する加熱室2と、該加熱室2の天井壁7に凹部を設け、
ヒータ16を収納するためのヒータ収納室15と、前記
食品10を前記加熱室2略中央に載置したとき、前記ヒ
ータ16から食品10へ直接照射する熱線照射範囲αか
ら外れた位置に前記ヒータ10の破損を保護するヒータ
ガード19を配置した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヒータにより食品を
加熱調理する加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、例えば特開平3−87521号
公報に記載されている。
【0003】このものは、食品を収納する加熱室と、食
品を加熱するヒータを有し、加熱室を構成しかつヒータ
を覆うヒータカバーを取り付け、ヒータの下方に鋼製の
保護棒を数本配置し、当該保護棒の中間部は加熱室内に
入れ、当該保護棒の両端部分は前記ヒータカバーの両壁
に小穴を設け、当該小穴を貫通させて加熱室外に取り出
し、保護棒の一端を溶接などで固定するとともに、他端
を自由にした構成である。
【0004】なお、このものはさらに加熱室内にマイク
ロ波を供給するマグネトロンも有し、マイクロ波加熱も
可能な加熱調理器である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヒータ
を保護する保護棒は、ヒータから食品へ放射する熱線の
放射範囲内に存在するため、保護棒下部の食品表面に
は、他の部分に比べて熱線の量が減少する。このため、
この減少した分が、食品表面の焦げ具合に影響が出て、
調理が出来上がったとき、食品表面の焦げがまだらにな
り、食品の見栄えを低下させていた。
【0006】また、前述の従来の技術のように高周波加
熱もできるオーブンレンジにおいて、ヒータカバーに設
けた保護棒を貫通させるための小穴を設けているが、こ
の小穴周囲では、保護棒との間に放電が発生する恐れが
ある。さらに、該小穴からマイクロ波が漏洩する恐れも
ある。
【0007】本発明は、斯かる課題を解決するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
食品を収納するために天井壁と側壁と底面壁とから構成
された加熱室と、該加熱室の天井壁に凹部を設け、ヒー
タを収納するためのヒータ収納室と、前記食品を前記加
熱室略中央に載置したとき、前記ヒータから食品へ直接
照射する熱線照射範囲から外れた位置に前記ヒータの破
損を保護するヒータガードを配置したことを特徴とす
る。
【0009】また、前記ヒータ収納室は、前記加熱室の
天井壁に一体に形成されるとともに、前記加熱室の側壁
に前記天井壁を取り付けるフランジ部を設け、前記天井
壁のうち前記フランジ部と接続する部分に絞り成形にて
形成した略U字状の溝を設け、該U字状の溝に前記ヒー
タガードの一端を固定することを特徴とする。
【0010】また、前記ヒータ収納室は、前記加熱室の
天井壁と別部材で形成されるとともに、前記ヒータ収納
室周囲に前記天井壁と接続するフランジ部を設け、該フ
ランジ部に略U字状の溝を設け、該U字状の溝に前記ヒ
ータガードの一端を固定することを特徴とする。
【0011】さらに、前記加熱室内へマイクロ波を供給
するマイクロ波供給手段も備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、1は本発
明の加熱調理器の一実施例となるオーブンレンジ本体、
2は本体1に内設した加熱室である。
【0013】該加熱室2は、図3に示すように、側壁3
及び4と底壁5とを略U字形状に屈曲して一体形成した
胴体部6と、天井壁7と、前面板8と、後面板9とを、
それぞれ接続して構成している。また、側壁3及び4
は、天井壁7と接続するためのフランジ3a、4aと、
前面板8と接続するためのフランジ3b、4bと、後面
板9と接続するためのフランジ3c、4cとを有してい
る。さらに、底壁5は、前面板8と接続するフランジ5
aと後面板9と接続するフランジ5bとを有している。
【0014】かかる構成の加熱室2は、各フランジと各
壁とをたとえばスポット溶接などの手段により固着し
て、組み立てている。特に、胴体部6と前面板8とは、
胴体部6のU字状に形成した空間部が、前面板8の開口
8aと対向するような位置に、固定される。
【0015】10は該加熱室2内に収納した食品、11
は該食品10を載置するターンテーブル、12は加熱室
2の底外部に配置され、ターンテーブルを回転させる回
転モータ、13は加熱室2内にマイクロ波を供給するマ
イクロ波供給手段となるマグネトロン、14はマグネト
ロン13で発生したマイクロ波を加熱室2内に導く導波
管である。
【0016】15は加熱室2の天井壁7の略中央でかつ
加熱室前面から見て左右全幅に亘って加熱室外方へ膨出
させて、凹部を形成したヒータ収納室、16は該ヒータ
収納室15の両側壁15aに設けたヒータ貫通穴17に
貫通させて前記ヒータ収納室15内に配置し、加熱室2
外部のヒータ固定部18で固定される石英管などの棒状
ヒータ、19は棒状ヒータ16へ食器などが当接するの
を防止するために天井壁7に取り付けられる棒状のヒー
タガードである。
【0017】前記天井壁7は、図4及び図5に示すよう
に、ヒータ収納室15の左右に存在する側壁15aのそ
れぞれと天井壁7の端部との間、即ち天井壁7のうち側
壁3及び4のフランジ3a、4aに対向する部分に、加
熱室2内方向に開口したU字状溝20を絞り成形で形成
している。
【0018】そして、ヒータガード19の一端は、図6
に示すように、U字状溝20のうち一方の溝に前記ヒー
タガード19をスポット溶接などの手段により固着され
ている。なお、U字状溝20のうち、ヒータガード19
が固着されない他方の溝20は、図7に示すように、長
さを略半分とし、その先端部には、ヒータガード19を
下方より当接してヒータガード19が脱落しないように
係合する脱落防止係合部22を有し、該脱落防止係合部
22にヒータガード19の他端を係合させている。
【0019】前記U字状溝20の設けられた位置は、ヒ
ータ収納部15内で棒状ヒータ16の近傍にヒータガー
ド19が配置される位置であり、かつ図2の示すよう
に、棒状ヒータ16から食品10へ直接照射する熱線照
射範囲αから外れた位置に設けられている。
【0020】これは、熱線照射範囲α内にヒータガード
19が存在すると、食品を加熱したとき、ヒータ16か
ら照射される赤外線がヒータガード19に邪魔されて、
食品表面への照射される赤外線にムラが生じ、食品表面
の焦げ目がまばらとなってしまい、調理の出来上がった
食品の見栄えがあまりよくないからである。
【0021】なお、ヒータ16からヒータ収納室15の
内面にあたり反射して食品に照射される熱線は、ヒータ
収納室15の内面にあたったときに、ロスが生じ、食品
に照射される熱線の量は減少するので、ヒータガード1
9が存在しても、食品表面の焦げにはあまり影響ない。
つまり、ヒータ16から直接照射される熱線の量により
食品表面のこげ具合が左右される。
【0022】本実施例では、ヒータ収納室15が加熱室
2の略中央に配置され、使用されるヒータガード19は
1本であるので、棒状ヒータ16より前面板8側に配置
している。なお、該ヒータガード19は、複数本であっ
てもかまわない。
【0023】かかる構成において、加熱室2の天井壁7
は、加熱室2の組み立てに先立って、ヒータガード19
がU字状溝20に固着される。その後、自動組み立て装
置にて、加熱室2の各壁が自動的に持ち上げられ、各フ
ランジ部をスポット溶接して加熱室2を組み立てられる
ものである。
【0024】前述の実施例では、ヒータ収納室15を天
井壁7に一体に形成しているが、本発明はこれに限ら
ず、ヒータ収納室15を天井壁7と別体に形成しても良
い。
【0025】具体的には、図8に示すように、ヒータ収
納室15の周囲にはフランジ15bが設けられ、また天
井壁7には、ヒータ収納室15内の棒状ヒータが加熱室
2内を臨ませるためのヒータ室開口7aを設けている。
【0026】また、ヒータガード19は、ヒータ収納室
15のフランジ15bに、前述のU字状溝20と同じ構
成のU字状溝21を形成し、該U字状溝21に固着され
る。
【0027】そして、ヒータ室開口7aと一致する位置
に、ヒータガード19を固着したヒータ収納室15を設
置し、フランジ15bと天井壁7とをスポット溶接など
の手段により固着することにより、天井壁7を完成させ
ている。
【0028】なお、前述の実施例ではオーブンレンジに
ついて説明したが、本発明はこれに限らず、トースタや
グリルなど天井壁にヒータを備え、加熱調理を行う加熱
調理器すべてに適用できる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、ヒータの破損を抑制
するヒータガードにより調理の見栄えなくさず、またヒ
ータガード固着部における放電の発生やマイクロ波の漏
洩を抑制することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面から見たオーブンレンジの断面図
である。
【図2】本発明の側面から見たオーブンレンジの加熱室
の断面図である。
【図3】本発明の加熱室の分解斜視図である。
【図4】加熱室の天井壁の斜視図である。
【図5】加熱室の天井壁の側面図である。
【図6】天井壁に設けたU字状溝のうち一方のU字状溝
の要部拡大斜視図である。
【図7】天井壁に設けたU字状溝のうち他方のU字状溝
の要部拡大斜視図である。
【図8】他の実施例の天井壁の斜視図である。
【符号の説明】
2 加熱室 7 天井壁 15 ヒータ収納室 16 棒状ヒータ 19 ヒータガード 20、21 U字状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K086 AA01 AA05 BA02 BA08 CC01 CC06 FA03 FA06 FA08 FA09 3L086 AA02 AA04 AA12 BA08 BB04 BB11 BD01 BD02 BF10 DA02 DA12 DA29 3L087 AA01 AA05 AC13 AC15 AC22 CA01 CA11 CA13 CB02 CB04 CC02 CC08 CC11 DA02 DA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収納するために天井壁と側壁と底
    面壁とから構成された加熱室と、該加熱室の天井壁に凹
    部を設け、ヒータを収納するためのヒータ収納室と、前
    記食品を前記加熱室略中央に載置したとき、前記ヒータ
    から食品へ直接照射する熱線照射範囲から外れた位置に
    前記ヒータの破損を保護するヒータガードを配置したこ
    とを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記ヒータ収納室は、前記加熱室の天井
    壁に一体に形成されるとともに、前記加熱室の側壁に前
    記天井壁を取り付けるフランジ部を設け、前記天井壁の
    うち前記フランジ部と接続する部分に絞り成形にて形成
    した略U字状の溝を設け、該U字状の溝に前記ヒータガ
    ードの一端を固定することを特徴とする請求項1に記載
    の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記ヒータ収納室は、前記加熱室の天井
    壁と別部材で形成されるとともに、前記ヒータ収納室周
    囲に前記天井壁と接続するフランジ部を設け、該フラン
    ジ部に略U字状の溝を設け、該U字状の溝に前記ヒータ
    ガードの一端を固定することを特徴とする請求項1に記
    載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 前記加熱室内へマイクロ波を供給するマ
    イクロ波供給手段も備えることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のうちいずれか1つに記載の加熱調理器。
JP2000261910A 2000-08-30 2000-08-30 加熱調理器 Pending JP2002071144A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008106962A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008106962A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器

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