JP2002070775A - 油回転真空ポンプ及びその油交換方法 - Google Patents

油回転真空ポンプ及びその油交換方法

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JP2002070775A
JP2002070775A JP2000255542A JP2000255542A JP2002070775A JP 2002070775 A JP2002070775 A JP 2002070775A JP 2000255542 A JP2000255542 A JP 2000255542A JP 2000255542 A JP2000255542 A JP 2000255542A JP 2002070775 A JP2002070775 A JP 2002070775A
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oil
filter
vacuum pump
rotary vacuum
pipe
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JP2000255542A
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Hidesato Chino
英賢 千野
Hirokazu Kawasaki
寛和 川崎
Yoshikazu Koba
義和 木場
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Tokyo Rikakikai Co Ltd
Ulvac Kiko Inc
Original Assignee
Tokyo Rikakikai Co Ltd
Ulvac Kiko Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で安価な油回転真空ポンプ及び簡単に油
の交換が行える油回転真空ポンプの油交換方法を提供す
ること。 【解決手段】 フィルター26は、油圧ポンプ25を介
して油溜め24と配管27、28で接続され、その油圧
ポンプ25を用いて油を油溜め24とフィルター26と
の間で循環させる。そして、油の交換を、フィルタケー
ス26c内部に油の貯留空間が形成され且つフィルタエ
レメント31が組み込まれたフィルター26を、配管2
7、28から取り外し、油の貯留空間に新油が充填され
且つ新しいフィルタエレメントが組み込まれたフィルタ
ーと交換することにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油を清浄にするフ
ィルタを備えた油回転真空ポンプ及びその油交換方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来における、油回転真空ポン
プ1及びこれと接続された濾過装置2の構成を示す概略
図である。油回転真空ポンプ1のケーシング4内にはポ
ンプ室3、油圧ポンプ5が配設され、またケーシング4
は油溜めも兼ねており内部に油oが貯留されている。油
回転真空ポンプ1は例えば回転翼型のポンプであり、図
示は省略するが、ポンプ室3内は吸気ポート及び排気ポ
ートと連通し、ロータと、このロータに対して径外方に
付勢されて突出して取り付けられたベーンとから成る回
転体が配設されている。ロータが回転するとベーンはポ
ンプ室3の内壁を摺動し、ロータ、ベーン及びポンプ室
3の内壁によって囲まれた空間の容積を変化させること
によって吸気ポートから気体を吸い込み排気ポートへと
排気する。ベーンとポンプ室3の内壁とのシール及び摺
動部の潤滑のため、油溜め4内の油oが油圧ポンプ5に
より吸い上げられてポンプ室3内に適量供給される。ポ
ンプ室3内に供給された油は気体と共に排気され、この
とき油分離器により気体と分離されて油溜め4に戻され
る。
【0003】油回転真空ポンプ1が、例えば真空凍結乾
燥機などの排気用として用いられる場合には、粒子、
酸、水分の吸引が多く、油が比較的早く劣化してしまい
到達圧力を悪くする。このため、油回転真空ポンプ1に
濾過装置2を接続して油の浄化を行い劣化を遅らせるよ
うにしている。濾過装置2は、フィルタ6、油圧ポンプ
7、この油圧ポンプ7の駆動用電源部品などから構成さ
れる。フィルタ6は、フィルタケース6cの中にフィル
タエレメント11が組み込まれて構成される。
【0004】油圧ポンプ7の吸入側は三方弁8を介して
油溜め4と接続され、油圧ポンプ7の吐出側はフィルタ
ー6の入口側6aと接続され、フィルター6の出口側6
bは三方弁13を介して油溜め4と接続されている。油
圧ポンプ7の吸入側と吐出側との間には、吐出側から吸
入側への方向のみの油の流れを許容する逆止弁10が配
設されている。油圧ポンプ7の吐出側とフィルター6の
入口側6aとの間には、フィルタエレメント11の目詰
まりを検知するための真空計または圧力計12が接続さ
れている。
【0005】油溜め4内の油oは油圧ポンプ7により吸
い込まれ、油圧ポンプ7から吐出された油はフィルタ6
を通過して再び油溜め4内に戻される。これが繰り返さ
れて、油は矢印Aで示すように、油溜め4とフィルタ6
との間で循環し、フィルタエレメント11を通過する際
に不純物が濾過されて、浄化された油が油溜め4内に戻
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】濾過装置2は、フィル
ター6と、油圧ポンプ7、この駆動用電源部品などが組
み合わされて1つの箱に収められている。この外形寸法
は大きく、油回転真空ポンプ1とは別に設置され油回転
真空ポンプ1と配管で接続されている。このためこれら
ユニット全体の設置面積が大きくなってしまう問題があ
った。また、フィルター6と油溜め4との間の油循環用
の油圧ポンプ7が組み込まれているため、この駆動用電
源やこれに付属するブレーカや電源コード等の部品、更
にこれらを組み込んだ箱の価格が上乗せとなって高価で
あった。また、油回転真空ポンプ1を駆動するのとは別
に、油圧ポンプ7を駆動するための電力も必要であっ
た。
【0007】また、油をフィルター6で浄化していると
はいえ、何れは劣化するので交換しなければならない。
従来は、排油用の容器と缶入りの新油とを用意して、油
回転真空ポンプ1に形成された排出口や、フィルター6
に配管15を介して接続された排出口14から油溜め4
内とフィルタケース6c内の劣化した油を排油用の容器
に排出し、油回転真空ポンプ1に形成された供給口や、
三方弁8を介して油圧ポンプ7の吸入側に接続された補
給口9から新油を供給することで油を交換しており非常
に手間のかかる作業であった。更に、この交換作業時に
油で床や作業者の手が汚れたり、また油中に酸、アルカ
リ、溶剤等の物質が混入している場合にはこれが皮膚に
つくと害を及ぼす危険性があった。また、フィルタエレ
メント11も劣化した場合には交換する必要があるが、
これはフィルターケース6cから使用済みのフィルタエ
レメント取り出し、新しいフィルタエレメントをフィル
ターケース6c内に取り付けることによって行ってお
り、この作業のときにも手に油が付く危険があった。
【0008】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、小型
で安価な油回転真空ポンプ及び簡単に油の交換が行える
油回転真空ポンプの油交換方法を提供することを課題と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するに
あたり、本発明の油回転真空ポンプは、ケーシング外部
に設けられたフィルターは、ケーシング内部に備えら
れ、ポンプ室内に油を供給するための油圧ポンプを介し
てケーシング内部の油溜めと配管で接続され、その油圧
ポンプを用いて油を油溜めとフィルターとの間で循環さ
せる。すなわち、油溜めとフィルターとの間で油を循環
させるための油循環手段として、別途油圧ポンプを設け
るのではなく、元々油回転真空ポンプのケーシング内に
ポンプ室への油供給用として備えられている油圧ポンプ
を用いる。
【0010】また、本発明の油回転真空ポンプの油交換
方法では、油の交換を、ケーシングの外部に設けられ、
フィルタケース内部に油の貯留空間が形成され且つフィ
ルタエレメントが組み込まれたフィルターを、ケーシン
グ内部の油溜めと接続する配管から取り外し、油の貯留
空間に新油が充填され且つ新しいフィルタエレメントが
組み込まれたフィルターと交換することにより行う。油
溜め内に残された油は、フィルタケース内の新油と混ざ
り、且つ新しいフィルタエレメントを通過することで浄
化される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態による油回転
真空ポンプ21の概略図を示す。ケーシング24内には
ポンプ室23、油圧ポンプ25が配設され、ケーシング
24は油溜めも兼ねており内部に油oが貯留されてい
る。油回転真空ポンプ21は従来と同様、例えば回転翼
型のポンプであり、ポンプ室23内は吸気ポート及び排
気ポートと連通し、内部に配設された図示しない回転体
の回転により内部空間の容積を変化させて吸気ポートか
ら気体を取り込み排気ポートへと排気する。そして、ポ
ンプ室23内におけるシール及び回転体の摺動の潤滑の
ため、油溜め24の油oが油圧ポンプ25により吸い上
げられてポンプ室23内に適量供給される。なお、回転
体及び油圧ポンプ25は同一のモータを駆動源としてい
る。ポンプ室23内に供給された油は気体と共に排気さ
れ、このとき油分離器により気体と分離されて油溜め2
4に戻される。
【0013】ケーシング24の外部にはフィルター26
が設けられ、その入口側26aは配管27を介して油溜
め24と接続され、出口側26bは配管28を介して油
圧ポンプ25の吸入側と接続されている。フィルター2
6はフィルタケース26cの中に油の貯留空間を形成し
且つ内部にフィルタエレメント31が組み込まれて構成
される。フィルター26の入口側26a及び出口側26
bは、それぞれカプラ29、30を介して配管27、2
8と接続している。
【0014】油圧ポンプ25の吐出側はポンプ室23及
び逆止弁33、34に接続されている。フィルター26
の出口側26bと油圧ポンプ25の吸入側との間には、
フィルタエレメント31の目詰まりを検知するための真
空計または圧力計32が接続されている。
【0015】図3は油回転真空ポンプ21の側面図を、
図4はその正面図を示す。上述したフィルター26は、
ケーシング24の外側に金具37、38を介して取り付
けられている。ケーシング24内部のポンプ室23は、
吸気ポート35及び排気ポート36と連通しており、吸
気ポート35は被排気空間と接続され、ポンプ室23内
に配設された回転体の回転に伴う容積変化より、吸気ポ
ート35を介して被排気空間から気体が吸い込まれ、排
気ポート36を介して大気中に排気される。
【0016】次に図5を参照して、カプラ29、30の
構成及びその作用について説明する。カプラ29、30
はどちらも構成及び作用は全く同じなので、一方のカプ
ラ29についてのみ説明する。
【0017】カプラ29は、それぞれ内部に貫通孔41
a、42aが形成されたプラグ41とソケット42との
組み合わせで成り、例えばプラグ41は、図1に示すフ
ィルター26の入口側26aに取り付けられ、ソケット
42は、配管27のフィルター26側の一端に取り付け
られている。なお、図5はプラグ41とソケット42と
が接続された状態を示す。
【0018】プラグ41の貫通孔41a内には弁体43
が配設され、この弁体43の背面側にはコイルバネ49
の一端側が固定され、コイルバネ49の他端側は貫通孔
41a内に固定されたリング部材45に連結部材47を
介して固定されている。コイルバネ49は、弁体43を
弁座41bに着座させる方向に付勢している。ソケット
42の貫通孔42a内にも同様に弁体44が配設され、
この弁体44の背面側にはコイルバネ50の一端側が固
定され、コイルバネ50の他端側は貫通孔42a内に固
定されたリング部材46に連結部材48を介して固定さ
れている。コイルバネ50は、弁体44を弁座42bに
着座させる方向に付勢している。
【0019】プラグ41とソケット42とが互いに接続
されていないときは、それぞれの弁体43、44がコイ
ルバネ49、50により付勢されて弁座41b、42b
に着座し、貫通孔41a、42aの内外を遮断する。
【0020】図5に示されるように、プラグ41がソケ
ット42内に入り込み接続されると、それぞれの弁体4
3、44の凸部43a、44aが当接して、それぞれが
他方の弁体によりコイルバネ49、50の付勢力に抗し
て互いに弁座41b、42bから離座する方向に押され
る。これにより、プラグ41の貫通孔41aとソケット
42の貫通孔42aとは連通される。
【0021】本実施の形態による油回転真空ポンプ21
は以上のように構成され、次にその作用について説明す
る。
【0022】図1において、油圧ポンプ25の吸引力に
より、油溜め24内の油oは配管27を介してフィルタ
ー26に入り、フィルタエレメント31を通過してフィ
ルター26から出て、配管28を介して油圧ポンプ25
に入り、逆止弁33、34を介してポンプ室23に供給
されると共に油溜め24内に戻される。これが繰り返さ
れて、油は矢印Aで示すように、油溜め24とフィルタ
ー26との間で循環し、フィルタエレメント31を通過
するごとに油中の粒子、水分、酸等の不純物が濾過、中
和、吸収されて清浄にされる。これにより、油回転真空
ポンプ21における、摺動部分の摩耗を少なくし、金属
部分の酸化を防ぎ、樹脂部分やエラストマー部分の変質
変性を防ぐ。その結果、油回転真空ポンプ21の使用寿
命を長くすることができる。
【0023】このように、油溜め24とフィルター26
との間の油の循環を、従来のように別途ケーシングの外
部に設けた油圧ポンプを用いるのではなく、ポンプ室2
3内の潤滑やシールのためにケーシング24内に元々備
わっている油圧ポンプ25を用いて行う。従って、油圧
ポンプを別途設ける必要がなく、このための駆動用電源
及び電力も不要となる。従って、ケーシング24の外部
にはフィルター26のみを設置すれば良いので、図3及
び図4に示すようにそのフィルター26をケーシング2
4の外部に取り付けることにより小型化を図れ、小さな
設置面積で済む。更に、価格も安価とすることができ
る。
【0024】次に、油の交換方法について説明する。
【0025】油の交換は、使用済みのフィルターを新し
いフィルターと交換することにより行う。先ず、カプラ
29、30のそれぞれにおけるプラグ41とソケット4
2との接続を解除して、使用済みのフィルターをフィル
タケースごと配管27、28から取り外す。そして、フ
ィルタケース内部に新油が充填され且つ新しいフィルタ
エレメントが組み込まれたフィルターを、カプラ29、
30のそれぞれにおけるプラグ41とソケット42とを
接続することにより配管27、28へと取り付ける。フ
ィルタケース内の新油が循環し且つ油溜め24内に残さ
れた油が新しく取り換えられたフィルタエレメントを繰
り返し通過することにより全体として油は清浄にされ
る。以上のことにより、フィルターを単に配管から取り
外し及び取り付けという容易な作業にて劣化した油を交
換することができる。
【0026】更に、上述した図5に示すカプラ29、3
0の構成により、フィルターが取り外されたときには、
プラグ41側及びソケット42側の弁体43、44が閉
弁して、フィルター側及び配管側からの油の流出を防ぐ
ので床や手を油で汚さないで油の交換作業を行える。
【0027】上記交換により取り外された使用済みのフ
ィルターはフィルタケースごとサービス工場に集めら
れ、フィルタケースから使用済みの油とフィルタエレメ
ントが取り出され、空になったフィルタケースに新しい
フィルタエレメントの組み付けと新油の充填が施され
る。廃油と使用済みフィルタエレメントの処理はここで
まとめて行われるので使用者側での処理は不要となる。
また、フィルタケースは繰り返し使用されるので廃棄物
を少なくする。
【0028】なお、例えば水分を多く吸引するような用
途に油回転真空ポンプが用いられていたなどというフィ
ルターの使用されていた条件ごとに、交換されるまでの
使用時間を履歴データとして、コンピュータのハードデ
ィスクなどに格納・保持しておけば、同じような条件で
使用されるフィルターについては、その条件で使用され
たときの使用時間の履歴データをコンピュータから読み
出して、フィルターの交換時期の目安とすることができ
る。なお、使用時間のデータの取り方としては、例えば
油回転真空ポンプを駆動させるモータの回転数をカウン
トすることによって使用時間のデータを得て、このデー
タを上記コンピュータに入力させて蓄積しておき、既に
得られている使用時間の履歴データと比べることで、使
用者に交換のタイミングを知らせるようにしても良い。
【0029】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0030】上記実施の形態では、図1に示されるよう
に、フィルター26の出口側26bを配管28を介して
油圧ポンプ25の吸入側に接続させ、フィルター26の
入口側26aを配管27を介して油溜め24内と接続さ
せたが、図2に示すように、油圧ポンプ25の吸入側を
油溜め24内と接続させ、フィルター26の入口側26
aを配管27を介して油圧ポンプ25の吐出側と接続さ
せ、フィルター26の出口側26bを配管28を介して
油溜め24内と接続させるようにしても良い。この場合
でも、油圧ポンプ25の吸引及び吐出作用により、油は
矢印Aで示すように油溜め24とフィルター26との間
を循環し、上記実施の形態と同様な作用が得られる。
【0031】また、カプラ29におけるプラグ41を、
上記実施の形態とは逆に、配管27のフィルター26側
の一端に取り付け、ソケット42をフィルター26の入
口側26aに取り付けても良い。他方のカプラ30につ
いても同様なことが言える。
【0032】
【発明の効果】本発明の油回転真空ポンプによれば、油
溜めとフィルターとの間で油を循環させる構成を小型化
且つ安価にできる。
【0033】本発明の油回転真空ポンプの油交換方法に
よれば、手間をかけずに簡単に劣化した油の交換を行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による油回転真空ポンプの
概略図である。
【図2】変形例による油回転真空ポンプの概略図であ
る。
【図3】本発明の油回転真空ポンプの側面図である。
【図4】同正面図である。
【図5】本発明の油回転真空ポンプにおけるカプラの断
面斜視図である。
【図6】従来の油回転真空ポンプの概略図である。
【符号の説明】
21 油回転真空ポンプ 23 ポンプ室 24 ケーシング 25 油圧ポンプ 26 フィルター 26c フィルタケース 29 カプラ 30 カプラ 31 フィルタエレメント 35 吸気ポート 36 排気ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 寛和 神奈川県横浜市都筑区折本町408 真空機 工株式会社内 (72)発明者 木場 義和 神奈川県横浜市都筑区折本町408 真空機 工株式会社内 Fターム(参考) 3H029 AA05 AA18 AB07 BB01 BB10 CC09 CC23 CC34 CC43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気ポート及び排気ポートと連通し、内
    部に配設された回転体の回転により内部空間の容積を変
    化させて前記吸気ポートから気体を取り込み前記排気ポ
    ートへと排気するポンプ室と、 油を貯留する油溜めと、 前記油溜めの油を前記ポンプ室内に供給する油圧ポンプ
    とをケーシング内に備え、 前記ケーシングの外部にはフィルターが設けられ、 油循環手段により前記油を前記油溜めと前記フィルター
    との間で循環させている油回転真空ポンプにおいて、 前記フィルターは前記油溜めと前記油圧ポンプを介して
    配管で接続され、 前記油循環手段として前記油圧ポンプを用いることを特
    徴とする油回転真空ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記フィルターと前記配管とは、接続時
    には開弁して前記フィルターと前記配管との間を連通さ
    せ、非接続時には閉弁して前記フィルター側及び前記配
    管側からの油の流出を防ぐ自動開閉弁を備えたカプラを
    介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載
    の油回転真空ポンプ。
  3. 【請求項3】 ケーシング内に設けられた油溜めと、 前記ケーシングの外部に設けられ、フィルタケース内部
    に油の貯留空間が形成され且つフィルタエレメントが組
    み込まれたフィルターとが配管で接続され、 これら油溜めとフィルターとの間で油を循環させている
    油回転真空ポンプの油交換方法であり、 油の交換を、前記フィルターを前記配管から取り外し、
    前記油の貯留空間に新油が充填され且つ新しいフィルタ
    エレメントが組み込まれたフィルターと交換することに
    より行うことを特徴とする油回転真空ポンプの油交換方
    法。
  4. 【請求項4】 前記フィルターと前記配管とを、接続時
    には開弁して前記フィルターと前記配管との間を連通さ
    せ、非接続時には閉弁して前記フィルター側及び前記配
    管側からの前記油の流出を防ぐ自動開閉弁を備えたカプ
    ラを介して接続させることを特徴とする請求項3に記載
    の油回転真空ポンプの油交換方法。
  5. 【請求項5】 前記配管から取り外された使用済みフィ
    ルターのフィルタケースから使用済みの油及びフィルタ
    エレメントを取り出し、これらが取り出されたフィルタ
    ケースに新油を充填し且つ新しいフィルタエレメントを
    組み込んで新しいフィルタとして用いることを特徴とす
    る請求項3または請求項4に記載の油回転真空ポンプの
    油交換方法。
  6. 【請求項6】 前記配管から取り外された使用済みフィ
    ルターの、少なくとも使用されていた条件と使用時間の
    データを記憶装置に格納・保持し、前記条件と同じ条件
    で使用されるフィルターについて、前記記憶装置から前
    記条件で使用されたときの使用時間のデータを読み出
    し、これに基づいてフィルターの交換時期を管理するよ
    うにしたことを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れ
    かに記載の油回転真空ポンプの油交換方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155548A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Meiki Co Ltd 真空ホットプレスとその制御方法
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CN103352853A (zh) * 2013-04-22 2013-10-16 吴国存 单程供油润滑密封的机械转子真空泵系统
FR3112578A3 (fr) * 2020-07-20 2022-01-21 Pfeiffer Vacuum Pompe à vide à palettes, détecteur et installation de lyophilisation
JP7426830B2 (ja) 2020-01-09 2024-02-02 ホシザキ株式会社 真空包装機

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