JP2002070725A - 加圧式液体送出装置 - Google Patents

加圧式液体送出装置

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JP2002070725A
JP2002070725A JP2000253554A JP2000253554A JP2002070725A JP 2002070725 A JP2002070725 A JP 2002070725A JP 2000253554 A JP2000253554 A JP 2000253554A JP 2000253554 A JP2000253554 A JP 2000253554A JP 2002070725 A JP2002070725 A JP 2002070725A
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Japan
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air
bellows body
liquid
air pump
delivery device
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JP2000253554A
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Tatsuji Hirata
立司 平田
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ICM KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で液剤の収容量を増加でき、外部エネル
ギーが不必要で、操作が極めて簡単で労力も少なくて済
む、経済的な加圧式液体送出装置を提供する。 【解決手段】 本発明の加圧式液体送出装置は、液剤を
貯留する圧力容器と、該圧力容器に加圧空気を供給する
空気ポンプと、該圧力容器から該液剤を送出する送液管
とを備えてなる液体送出装置において、前記空気ポンプ
が、可撓性のベローズ体の下端と上端とにそれぞれ結合
する剛性の底板と剛性の上板とをそれらの前端縁部に設
けた横軸型の蝶番により該ベローズ体が上下方向に圧縮
または伸長できるように結合すると共に、該上板内に外
気が該ベローズ体内に流入することを許容する逆止弁と
該ベローズ体内の空気が送気管に流出することを許容す
る逆止弁とを備え、且つ該上板上に履物結合手段を備え
てなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加圧式液体送出装置
に関し、更に詳しくは、固定された施設などの壁面に洗
浄液等を供給する、植物などに液状の農薬等を噴霧す
る、或いは大型や複雑な形状の物品などに液状塗料等を
塗布するなどに適した可搬型で加圧式の液体送出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から液状の農薬などを樹木や野菜な
どに施すに当たって、移動型の液体噴射装置が用いられ
ている。こうした液体噴射装置としては、例えば液剤を
貯留できる耐圧型容器と、電動式や手動式のポンプとを
備えたもので、肩に掛けるか或いは背負うなどの方式の
可搬型の耐圧型容器内に、空気を圧入することによって
液面を加圧し、耐圧型容器の底部に開口する送液管を介
して薬液を圧送して、送液管の先端部に設けた噴霧ノズ
ルなどから噴射させるものが知られている。
【0003】しかし、電動式ポンプを備えたものは、例
えば電源コードを引き回す必要があるなど自由な移動が
制約される欠点があり、或いは電池を電源としても装置
自体が重くなり、高価となる欠点がある。また、手動式
ポンプを備えたものは、装置が簡素で安価となり、軽量
であるので耐圧型容器の容量を大きくできる利点がある
が、その一方、肩などに掛けた耐圧型容器と一体に設け
た空気ポンプを、片手で操作しなければならず、空気ポ
ンプと噴霧ノズルとの双方を手で操作するための労力
が、大きくなり過ぎるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、軽量
であって液の収容量を増やすことができ、しかも外部エ
ネルギーを必要とせず、空気ポンプの操作が極めて簡単
であって労力も少なくて済む、経済的な加圧式液体送出
装置を提供することを目的とし、歩行により空気ポンプ
の操作を行うことで、その目的を達成しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような本発明の目
的は、液剤を貯留する圧力容器と、該圧力容器に加圧空
気を供給する空気ポンプと、該圧力容器から該液剤を送
出する送液管とを備えてなる液体送出装置において、前
記空気ポンプが、可撓性のベローズ体の下端と上端とに
それぞれ結合する剛性の底板と剛性の上板とをそれらの
前端縁部に設けた横軸型の蝶番により該ベローズ体が上
下方向に圧縮または伸長できるように結合すると共に、
該上板内に外気が該ベローズ体内に流入することを許容
する逆止弁と該ベローズ体内の空気が送気管に流出する
ことを許容する逆止弁とを備え、且つ該上板上に履物結
合手段を備えてなることを特徴とする加圧式液体送出装
置によって、達成することができる。
【0006】そして本発明の加圧式液体送出装置におい
て、圧力容器は安全弁を備え、また空気ポンプはベロー
ズ体を伸長する方向に作用する付勢部材を備えたもので
あると、操作が大幅に容易となり、更に送気管を、空気
ポンプから操作者の腰部を経て、圧力容器の空気口に結
合されるように構成することによって、更に移動が容易
となる利点がある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の加圧式液体送出装置を、
図面に示す例によって詳細に説明する。図において、1
は液剤を貯留することができる圧力容器であり、上部に
液剤の注入口1aが設けられており、この注入口1aに
は、空気ポンプ2に接続された送気管3が、袋ナット3
aにより結合されている。また1bは送液口であり、液
剤を送り出すための送液管4が、同様に袋ナット4aに
より結合されている。そして1cは、圧力容器1の内部
圧力が異常に上昇することを防止するための安全弁であ
る。
【0008】空気ポンプ2は、下板2aの上にベローズ
体2bの下端を固着し、ベローズ体2bの上端に上板2
cを固着すると共に、下板2aの前端部と上板2cの前
端部とが、蝶番2dによって回動自在に結合されてお
り、更に上板2cの内部に、ベローズ体2b内空間と外
界との連通路2eと、ベローズ体2b内空間と送気ノズ
ル2gとの連通路2fとが形成され、連通路2eにはベ
ローズ体2b内空間に向かう逆止弁が、また連通路2f
には送気ノズル2gに向かう逆止弁が、それぞれ設けら
れてなるものである。そしてベローズ体2bが、それ自
身で伸長する方向の十分なバネ弾性力を備えていないと
きには、ベローズ体2bの内部又は外部に、ベローズ体
2bを伸長させる力を有するスプリングなどの付勢部材
を、設けることが望ましい。
【0009】更に、この空気ポンプ2の上板2cの上に
は、靴S等を結合固定することができる履物結合手段2
hが設けられている。この履物結合手段2hは、例えば
靴の爪革部分を固定する前ベルト部2haと、同じく腰
革部分を包囲する後退止部2hbと、踵の浮き上がりを
防止するための、足首部分を包囲して後退止部2hbに
締め付ける後ベルト部2hcとを、組み合わせたものな
どが好ましく用いられるが、これに限られることなく、
適宜の締め付け用の結合具などを使用することができ
る。
【0010】このような空気ポンプ2は、足に履いた靴
Sなどを上板2cの上に載せ、履物結合手段2hによっ
て靴Sに固定することができる。こうして空気ポンプ2
を結合した靴Sを履いた作業者が、例えば液剤を収容し
た圧力容器1を担って移動するなどのために歩行する
と、足を踏み出す度に空気ポンプ2を踏みつけることに
なるので、空気ポンプ2が空気の吸入と吐出を繰り返
し、ベローズ体2b内の空気が送気ノズル2gから噴出
する。従って、こうした空気ポンプ2は1個だけを用い
てもよいが、左右の靴にそれぞれ1個ずつを取り付けて
用いると、左右の空気ポンプ2が交互に吸入と吐出を行
うことになり、作業を進めるのが楽になるので、より好
ましい。
【0011】こうして空気ポンプ2から噴出した空気
は、送気ノズル2gに結合された送気管3を経て圧力容
器1内に圧入されるが、送気管3は送気ノズル2gの位
置から、作業者の腰部付近の吊り下げ位置まで配設され
たのち、余裕を持って圧力容器1まで配設されるのが好
ましい。そして空気の圧入により加圧された圧力容器1
内の液剤は、袋ナット4aを貫通して圧力容器1の底部
にまで届いている送液管4を経て、所望の液剤供給位置
まで送られることになる。
【0012】本発明の加圧式液体送出装置は、それぞれ
使用目的に適したノズル等を、送液管4の先端に取り付
け、また必要に応じて手元用バルブを設けるなどして使
用することができる。このように適宜の器具や部品等を
組み合わせ、或いは変更を加えることにより、例えば植
木や作物などに対して液体の農薬などを散布するのに、
好適に利用することができるほか、建物の外壁やガラス
窓などに洗浄液などを噴射して清掃する場合や、狭い通
路などに散水するに際して、周囲に飛沫を飛ばすことな
く適切な密度で均一に散水することができるなど、種々
の幅広い用途に利用することができるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明の加圧式液体送出装置は、液剤を
貯留する圧力容器と、該圧力容器に加圧空気を供給する
空気ポンプと、該圧力容器から該液剤を送出する送液管
とを備えてなる液体送出装置において、前記空気ポンプ
が、可撓性のベローズ体の下端と上端とにそれぞれ結合
する剛性の底板と剛性の上板とをそれらの前端縁部に設
けた横軸型の蝶番により該ベローズ体が上下方向に圧縮
または伸長できるように結合すると共に、該上板内に外
気が該ベローズ体内に流入することを許容する逆止弁と
該ベローズ体内の空気が送気管に流出することを許容す
る逆止弁とを備え、且つ該上板上に履物結合手段を備え
てなるもので、空気ポンプを取り付けた履物を穿いて歩
行するか、又は足踏みすることにより、圧力容器に空気
を圧入することができるので、装置全体を軽量化すると
同時に液剤の収容量を増やすことができ、しかも外部エ
ネルギーを必要とせず、操作が極めて簡単であって労力
も少なくて済み、経済的であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加圧式液体送出装置の例の構成を示す
概念図である。
【図2】本発明の加圧式液体送出装置における空気ポン
プの構造を示す側面図である。
【符号の説明】
1 圧力容器 1a 注入口 1b 送液口 1c 安全弁 2 空気ポンプ 2a 下板 2b ベローズ体 2c 上板 2d 蝶番 2e 連通路 2f 連通路 2g 送気ノズル 2h 履物結合手段 2ha 前ベルト部 2hb 後退止部 2hc 後ベルト部 3 送気管 3a 袋ナット 4 送液管 4a 袋ナット S 靴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H071 AA01 AA11 BB01 BB05 CC34 DD04 DD12 DD13 DD16 DD73 DD76 3H075 AA06 AA08 AA09 BB04 BB22 CC34 CC35 DA05 DA09 DA10 DB15 DB38 3H077 AA02 AA05 AA08 BB03 CC03 CC07 DD04 EE36 EE37 FF06 FF12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液剤を貯留する圧力容器と、該圧力容器
    に加圧空気を供給する空気ポンプと、該圧力容器から該
    液剤を送出する送液管とを備えてなる液体送出装置にお
    いて、前記空気ポンプが、可撓性のベローズ体の下端と
    上端とにそれぞれ結合する剛性の底板と剛性の上板とを
    それらの前端縁部に設けた横軸型の蝶番により該ベロー
    ズ体が上下方向に圧縮または伸長できるように結合する
    と共に、該上板内に外気が該ベローズ体内に流入するこ
    とを許容する逆止弁と該ベローズ体内の空気が送気管に
    流出することを許容する逆止弁とを備え、且つ該上板上
    に履物結合手段を備えてなることを特徴とする、加圧式
    液体送出装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力容器は、安全弁を備えてなる、
    請求項1に記載の加圧式液体送出装置。
  3. 【請求項3】 前記空気ポンプは、前記ベローズ体を伸
    長する方向に作用する付勢部材を備えてなる、請求項1
    または2に記載の加圧式液体送出装置。
  4. 【請求項4】 前記送気管は、空気ポンプから操作者の
    腰部を経て前記圧力容器の空気口に結合されてなる、請
    求項1ないし3のいずれかに記載の加圧式液体送出装
    置。
JP2000253554A 2000-08-24 2000-08-24 加圧式液体送出装置 Pending JP2002070725A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102400880A (zh) * 2011-11-09 2012-04-04 浙江省永康市旭光机电有限公司 连杆式脚踏泵

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102400880A (zh) * 2011-11-09 2012-04-04 浙江省永康市旭光机电有限公司 连杆式脚踏泵

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