JP2002069628A - パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット - Google Patents

パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット

Info

Publication number
JP2002069628A
JP2002069628A JP2000266654A JP2000266654A JP2002069628A JP 2002069628 A JP2002069628 A JP 2002069628A JP 2000266654 A JP2000266654 A JP 2000266654A JP 2000266654 A JP2000266654 A JP 2000266654A JP 2002069628 A JP2002069628 A JP 2002069628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sputtering target
target
particles
plate
backing plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000266654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4566367B2 (ja
Inventor
Gakuo Okabe
岳夫 岡部
Hirohito Miyashita
博仁 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Mining Holdings Inc
Original Assignee
Nikko Materials Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikko Materials Co Ltd filed Critical Nikko Materials Co Ltd
Priority to JP2000266654A priority Critical patent/JP4566367B2/ja
Publication of JP2002069628A publication Critical patent/JP2002069628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4566367B2 publication Critical patent/JP4566367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スパッタリングターゲットの側面から発生す
る堆積物の剥離・飛散を防止する。 【解決手段】 スパッタリングターゲットの側面に、表
面粗さを調節した金属箔又は板を接合したことを特徴と
するパーティクル発生の少ないスパッタリングターゲッ
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成膜中にパーティ
クル発生の少ないスパッタリングターゲットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、膜厚や成分を容易に制御できるス
パッタリング法が、電子・電気部品用材料の成膜法の一
つとして多く使用されている。このスパッタリング法は
正の電極と負の電極とからなるターゲットとを対向さ
せ、不活性ガス雰囲気下でこれらの基板とターゲットの
間に高電圧を印加して電場を発生させるものであり、こ
の時電離した電子と不活性ガスが衝突してプラズマが形
成され、このプラズマ中の陽イオンがターゲット(負の
電極)表面に衝突してターゲット構成原子を叩きだし、
この飛び出した原子が対向する基板表面に付着して膜が
形成されるという原理を用いたものである。
【0003】このスパッタリング法による薄膜の形成に
際し、パーティクルの発生という問題が大きく取り上げ
られるようになってきた。このパーティクルは、例えば
スパッタリング法におけるターゲット起因のものについ
て説明すると、ターゲットをスパッタリングした場合、
薄膜は基板以外に薄膜形成装置の内壁や内部にある部材
等のいたるところに堆積する。ターゲットのエロージョ
ン部以外の面及び側面も例外ではなく、スパッタ粒子が
堆積しているのが観察される。そしてこのような薄膜形
成装置内にある部材等から剥離した薄片が直接基板表面
に飛散して付着することがパーティクル発生の大きな原
因の一つであると考えられている。なお、一般にはター
ゲットの側面は直接プラズマに向き合っている訳ではな
いので、側面からのパーティクルの発生を問題視してい
る例は少ない。したがって、もっぱらターゲットの中央
部と外周縁部の非エロージョン部に対策を講ずる例が多
かったが、ターゲット使用効率を上げるためにターゲッ
トスパッタ面の全面がエロージョンされる傾向にあり、
このような対策は逆にパーティクルを増加させてしまう
可能性がある。
【0004】最近では、LSI半導体デバイスの集積度
が上がる(16Mビット、64Mビットさらには256
Mビット)一方、配線幅が0.25μm以下になるなど
により微細化されつつあるので、上記のようなパーティ
クルによる配線の断線や短絡と言った問題が、より頻発
するようになった。このように、電子デバイス回路の高
集積度化や微細化が進むにつれてパーティクルの発生は
一層大きな問題となってきた。
【0005】一般に、スパッタリングターゲットはそれ
よりも寸法が大きいバッキングプレートに拡散接合ある
いははんだ付け等の手段により接合されるが、スパッタ
リングの安定性から、バッキングプレートに接合するス
パッタリングターゲットの側面が垂直又は該バッキング
プレートに向かって末広がりの傾斜面を持つように形成
されている。既に知られているように、バッキングプレ
ートは背面が冷却材と接触してターゲットを冷却する役
目を持っており、熱伝導性の良いアルミニウムや銅又は
これらの合金等の材料が使用されている。前記スパッタ
リングターゲットの側面は、スパッタリングによるエロ
ージョンを受ける(摩耗)箇所ではない。しかし、ター
ゲットのエロージョン面に近接しているので、スパッタ
リング操作中に飛来するスパッタ粒子が付着し、堆積す
るという傾向がある。
【0006】一般に、スパッタリングターゲットのエロ
ージョン面は旋盤加工により平滑面としており、また前
記傾斜している側面も同様に旋盤加工されている。とこ
ろが、このような傾斜側面から、一旦付着したスパッタ
粒子(堆積物)が再び剥離し、それが浮遊してパーティ
クル発生の原因となることが分かった。また、このよう
な堆積物の剥離は平坦な周辺のエロージョン面近傍より
もむしろ、そこから離れている箇所からの方が、堆積物
の剥離が多くなっているのが観察された。このような現
象は、必ずしも明確に把握されていた訳でなく、また特
に対策が講じられていた訳でもない。しかしながら、上
記のように電子デバイス回路の高集積度化や微細化の要
請から、このような箇所からのパーティクルの発生も大
きな問題となってきた。このような問題を解決しようと
して、ターゲット側面及びバッキングプレートの近傍部
分をブラスト処理し、アンカー効果により付着力を向上
させる提案もなされた。しかし、この場合、ブラスト材
の残留による製品への汚染の問題、残留ブラスト材上に
堆積した付着粒子の剥離の問題、さらには付着膜の選択
的かつ不均一な成長による剥離の問題が新たに生じ、根
本的解決にはならなかった。また、特にこのようなブラ
スト処理しても、ターゲット側面及びバッキングプレー
トとの間には材質的な相違やそれによる熱膨張の差異、
さらには材料間で明確な段差が生ずるので、パーティク
ル発生の原因となる傾向がある。そして、この場合に
は、上記のようにエロージョン部から距離がある(離れ
ている)ので、これがパーティクル発生の原因となって
いることに気付かなという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スパッタリ
ングターゲットの側面及び、特にターゲット側面とバッ
キングプレート間から発生する堆積物の剥離・飛散を直
接的に防止できるスパッタリングターゲットを得ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明者らは鋭意研究を行なった結果、スパッタ
リングターゲット側面及びターゲット側面とバッキング
プレート間の構造を工夫することにより、成膜中のパー
ティクル発生を効率良く抑制できるとの知見を得た。本
発明はこの知見に基づき、 1 スパッタリングターゲットの側面に、表面粗さを調
節した金属箔又は板を接合したことを特徴とするパーテ
ィクル発生の少ないスパッタリングターゲット 2 表面粗さを調節した金属箔又は板を溶着又は拡散接
合したことを特徴とする上記1記載のパーティクル発生
の少ないスパッタリングターゲット 3 スパッタリングターゲットの側面及びバッキングプ
レートの面に亘って、表面粗さを調節した金属箔又は板
を設置したことを特徴とする上記1又は2に記載のパー
ティクル発生の少ないスパッタリングターゲット 4 金属箔又は板がターゲットと異なる異種金属である
ことを特徴とする上記1〜3のそれぞれに記載のパーテ
ィクル発生の少ないスパッタリングターゲット 5 スパッタリングターゲットのスパッタ面エッジから
0.5mm以上離れた側面位置からバッキングプレート
方向又はバッキングプレート面に亘って金属箔又は板を
設置したことを特徴とする上記1〜4のそれぞれに記載
のパーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット
を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のスパッタリングターゲッ
トは、矩形、円形、その他の形状のターゲットに適用で
きる。これらのターゲットは厚みがあるので、全て側面
を有している。この側面は上記のように、傾斜面とする
ことが多いが、後述する図2のような垂直な面あるいは
これらの面に継続した平面を持つ構造のスパッタリング
ターゲットにも適用できる。本発明はこれらを全て含む
ものである。本発明の経緯を簡単に述べると、上記の通
りスパッタリングターゲットの傾斜側面から、一旦付着
したスパッタ粒子(堆積物)が再び剥離し、それが浮遊
してパーティクル発生の原因となることが観察された
が、このような堆積物の剥離が平坦な周辺のエロージョ
ン面近傍よりもむしろ、そこから離れている箇所からの
方が、堆積物の剥離が多くなっていることが分かった。
したがって、パーティクル発生原因を究明するために、
まずこのような現象の調査を進めた。
【0010】上記の通り、スパッタリングターゲットの
エロージョン面は通常旋盤加工により平滑面とし、前記
傾斜している側面も同様に旋盤加工されているが、この
ような傾斜側面は旋盤加工の特性から、微視的に見れば
階段状に多数の段差が形成されていることが分かった。
このような、スパッタリングターゲットを使用してスパ
ッタリングした場合、平坦な周辺のエロージョン面及び
該エロージョン面近傍の傾斜面では、付着するスパッタ
粒子は比較的スピードが速く、エネルギーを持っている
ので、付着力も強いという傾向がある。したがって、ス
パッタリングで飛来するスパッタ粒子が層状に付着する
が、この層状付着物は剥離が少ない。そのため、これら
の層が剥れて浮遊するということは比較的少なく、パー
ティクル発生としてはむしろ問題が小さかった。
【0011】しかし、同じ傾斜面でも、平坦なエロージ
ョン面から遠くなるにしたがって、スパッタリングター
ゲットの傾斜面に付着するスパッタ粒子の数、厚さが少
なくなるということがあるにもかかわらず、このような
付着粒子の剥離が多くなるという全く逆の現象が見られ
た。この理由を究明すると、まずスパッタ粒子である
が、このスパッタ粒子は量が減るけれども、飛来するス
ピードが遅くなり付着エネルギーも小さくなることが分
かった。他方、ターゲットの側面は上記の通り階段状に
なっているため、平坦なエロージョン面から遠い側面で
は、多量に層状に付着するのではなく、各段ごとに少量
づつ、柱状に分離した粒子が付着しているのが観察され
た。そして、このような柱状の付着の形態は、一面の層
状付着に比べはるかに剥れやすいという傾向があった。
したがって、このような剥離の形態を抑制し、スパッタ
リングターゲット側面からのパーティクル発生の原因と
なる付着粒子の剥離を防止することが急務であることが
分かった。
【0012】本発明の説明に当たって、スパッタリング
ターゲットとバッキングプレート組立体の構造を図1に
示す。通常、スパッタリングターゲット1がバッキング
プレート2の上に載せられ、ロウ接等により接合されて
いる。図2はこの変形であり、スパッタリングターゲッ
ト3とバッキングプレート4との組立体において、スパ
ッタリング中にスパッタ粒子が飛来して付着するバッキ
ングプレート領域をターゲット3と同一の材料としたも
のである。すなわち、この例ではターゲット3はバッキ
ングプレート4内に埋め込まれた形態をしているが、タ
ーゲット3の縁部がスパッタリング中にスパッタ粒子が
飛来して付着するバッキングプレート領域を超える形状
としたものである。
【0013】本発明は、スパッタリングターゲットの側
面に、表面粗さを調節した金属箔又は板を接合したスパ
ッタリングターゲットに関する。この金属箔又は板をス
パッタリングターゲットに溶着又は拡散接合することも
できる。この場合のスパッタリングターゲットの側面に
接合する金属箔又は板は、事前に表面粗さを調節するこ
とが可能であり、その表面をめっき、エッチング又はブ
ラスト処理等により表面を粗化することもできる。飛来
するパーティクルを捕獲し、再剥離を防止する場合に
は、中心線平均粗さ(Ra)が2.0μm〜15μmと
することが望ましい。この箔又は板の厚さは特に制限さ
れるものではない。このようなス金属箔又は板を使用す
ることにより、スパッタリングターゲット側面の堆積物
の再剥離を、より安定して防止できる効果を有する。表
面粗さを調節した金属箔又は板はスパッタリングターゲ
ットの側面及びバッキングプレートの面に亘って設置す
ることもできる。また、この金属箔又は板はターゲット
同種の材料でも良いし、また異種金属とすることもでき
る。その例を示すと、Ti、Zr、Hf、Nb、Ta、
Mo、W、Al、Cu、これらを主成分とする合金を使
用することができる。また、バッキングプレート材とし
ては、通常使用されている銅、銅合金系、アルミニウ
ム、アルミニウム合金系等を使用でき、これらに制限は
ない。これによって、表面粗さを調節した箔又は板の表
面構造によるアンカー効果により、該部分への堆積物の
剥離が減少し、パーティクルの発生が減少するという著
しい効果を示した。この場合、箔又は板の材料を選択す
る場合の制限となるのは、基板へのスパッタリング薄膜
が汚染されない材料であり、またスパッタリンターゲッ
ト材に容易に接合できる材料が望ましいということだけ
である。
【0014】スパッタリングターゲットの側面が傾斜面
である場合、特にバッキングプレートに接合するスパッ
タリングターゲットの側面が該バッキングプレートに向
かって末広がりの傾斜面を持つスパッタリングターゲッ
トにも使用できる。上記の通り、ターゲット側面及びバ
ッキングプレートとの間には材質的な相違やそれによる
熱膨張の差異、さらには材料間で明確な段差が生じ、パ
ーティクル発生の原因となるが、この部位に、より強固
なアンカー効果を有する上記箔又は板を接合することに
より、パーティクル発生を効果的に防止できる。バッキ
ングプレートへの箔又は板の接合は、ターゲットの露出
した面の全てであってもよいし、またターゲットとの接
合部近傍であってもよい。本発明はこれらの全てを含
む。したがって、図2に示す構造にも適用でき、スパッ
タリングターゲットの側面、下方平坦面及びバッキング
プレートの面に亘って連続的に箔又は板の接合面を形成
できるのは当然である。さらに、箔又は板の接合はター
ゲット側面のスパッタ面エッジから0.5mm以上離れ
た(低い)位置に形成するのがよい。ターゲット側面の
スパッタ面近傍のエッジ部は、スパッタされてしまうた
めである。図3は、板をターゲットの側面に拡散接合し
た本発明のターゲット−バッキングプレート組立体を示
す。符号5は金属板を示す。図4は、箔を側面に溶着さ
せた本発明のターゲット−バッキングプレート組立体を
示す。符号6は金属箔を示す。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例及び比較例を説明す
る。なお、実施例はあくまで本発明の一例であり、この
実施例に制限されるものではない。すなわち、本発明の
技術思想に基づく、変形や他の態様は全て本発明に包含
される。 (実施例1)直径300mm、厚み10mmの高純度T
i(純度5N)である平面的にみて円盤状のターゲット
を、Cu合金製バッキングプレートに拡散接合によりボ
ンディングし、総厚み17mmのスパッタリングターゲ
ット−バッキングプレート組立体を作製した。このター
ゲットの側面に、表面粗さを中心線平均粗さ2.5μ
m、5.0μm及び12.0μmに調節したAl板
(2.5mm厚)を拡散接合した。この構造は、図3に
示すターゲットとバッキングプレートの組立て構造であ
る。これをマグネトロンスパッタリングスパッタ装置に
装着し、Ti/TiNの成膜(積算電力値で200kw
Hまで)を行い、パーティクルの発生状況を調べた。対
比のために、無処理の図1に示すターゲットを作製し、
同様の条件でスパッタリングを実施し、パーティクルの
発生について調べた。下記の結果はそれぞれ成膜した8
インチウエハー上のパーティクルの平均である。以上の
実施例の結果を、比較例とともに表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】試料No.1〜3は本発明の実施例であ
り、試料No.4は比較例である。同表中、各試料につ
いてテスト中8インチウエハー上での0.2μm以上の
パーティクル数の平均値と成膜中の突発パーティクルの
有無を示したものである。テスト終了後、ターゲットの
観察を実施したところ、比較例である試料No.4の側
面無処理のものは、0.2μm以上のパーティクル数の
平均値が38.6ケと多く、また突発パーティクルが1
00ケ以上あった。これは、側面のアンカー効果が殆ど
無いためと考えられる。これに対し、本実施例の試料N
o.1〜3については、0.2μm以上のパーティクル
数の平均値が13.6ケ以下と少なく、またパーティク
ル突発は全くなかった。上記実施例では、一例を示した
ものであるが、TiNの反応性スパッタリング以外の、
他のスパッタ条件でも同様な結果となり、また図2又は
図4に示すようなスパッタリングターゲットの形状でも
同様の結果が得られた。
【0018】
【発明の効果】スパッタリングターゲットの側面及び、
特にターゲット側面とバッキングプレート間から発生す
る堆積物の剥離・飛散を直接的に防止し、パーティクル
の発生を抑制できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スパッタリングターゲット−バッキングプレー
ト組立体の一例を示す断面説明図である。
【図2】スパッタリングターゲット−バッキングプレー
ト組立体の、他の例を示す断面説明図である。
【図3】本発明の、板を側面に拡散接合したターゲット
−バッキングプレート組立体
【図4】本発明の、箔を側面に溶着させたターゲット−
バッキングプレート組立体
【符号の説明】
1、3 スパッタリングターゲット 2、4 バッキングプレート 5 金属板 6 金属箔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパッタリングターゲットの側面に、表
    面粗さを調節した金属箔又は板を接合したことを特徴と
    するパーティクル発生の少ないスパッタリングターゲッ
    ト。
  2. 【請求項2】 表面粗さを調節した金属箔又は板を溶着
    又は拡散接合したことを特徴とする請求項1記載のパー
    ティクル発生の少ないスパッタリングターゲット。
  3. 【請求項3】 スパッタリングターゲットの側面及びバ
    ッキングプレートの面に亘って、表面粗さを中心線平均
    粗さ(Ra)で2.0〜15μmに調節した金属箔又は
    板を設置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット。
  4. 【請求項4】 金属箔又は板がターゲットと異なる異種
    金属であることを特徴とする請求項1〜3のそれぞれに
    記載のパーティクル発生の少ないスパッタリングターゲ
    ット。
  5. 【請求項5】 スパッタリングターゲットのスパッタ面
    エッジから0.5mm以上離れた側面位置からバッキン
    グプレート方向又はバッキングプレート面に亘って金属
    箔又は板を設置したことを特徴とする請求項1〜4のそ
    れぞれに記載のパーティクル発生の少ないスパッタリン
    グターゲット。
JP2000266654A 2000-09-04 2000-09-04 パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット Expired - Fee Related JP4566367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000266654A JP4566367B2 (ja) 2000-09-04 2000-09-04 パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000266654A JP4566367B2 (ja) 2000-09-04 2000-09-04 パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002069628A true JP2002069628A (ja) 2002-03-08
JP4566367B2 JP4566367B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=18753703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000266654A Expired - Fee Related JP4566367B2 (ja) 2000-09-04 2000-09-04 パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4566367B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018012461A1 (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 住友化学株式会社 スパッタリングターゲットの製造方法およびスパッタリングターゲット
CN113651159A (zh) * 2021-10-20 2021-11-16 常州欣盛半导体技术股份有限公司 Pi膜输送用的镜面轮及其使用方法
CN114351096A (zh) * 2022-01-26 2022-04-15 浙江最成半导体科技有限公司 溅射靶材、靶材组件及靶材组件的制作方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09287072A (ja) * 1996-04-19 1997-11-04 Japan Energy Corp スパッタリングタ−ゲット組立体及びその製造方法
JPH1030174A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Advanced Display:Kk スパッタリング装置および該装置に用いるバッキングプレートの加工方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018012461A1 (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 住友化学株式会社 スパッタリングターゲットの製造方法およびスパッタリングターゲット
JP2018087381A (ja) * 2016-07-13 2018-06-07 住友化学株式会社 スパッタリングターゲットの製造方法およびスパッタリングターゲット
US10369656B2 (en) 2016-07-13 2019-08-06 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for producing sputtering target and sputtering target
US10737352B2 (en) 2016-07-13 2020-08-11 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for producing sputtering target and sputtering target
CN113651159A (zh) * 2021-10-20 2021-11-16 常州欣盛半导体技术股份有限公司 Pi膜输送用的镜面轮及其使用方法
CN114351096A (zh) * 2022-01-26 2022-04-15 浙江最成半导体科技有限公司 溅射靶材、靶材组件及靶材组件的制作方法
JP2023109139A (ja) * 2022-01-26 2023-08-07 浙江最成半導体科技有限公司 スパッタリングターゲット材、ターゲットアセンブリおよびターゲットアセンブリの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4566367B2 (ja) 2010-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3791829B2 (ja) パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット
KR100631275B1 (ko) 파티클 발생이 적은 스퍼터링 타겟트 또는 배킹 플레이트 및 파티클 발생이 적은 스퍼터링 방법
JP4672834B2 (ja) スパッタリングターゲットを受け板に接合する方法
JP4739368B2 (ja) パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット、バッキングプレート又はスパッタリング装置内の機器及び粗化方法
KR20120099522A (ko) 스퍼터링용 탄탈제 코일 및 이 코일의 가공 방법
JP2720755B2 (ja) マグネトロンスパッタリング用Tiターゲット材
KR19980040098A (ko) 스퍼터링용 티타늄 타켓 조립체의 제조방법 및 스퍼터링용 티타늄 타켓 조립체
JP2002004038A (ja) パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット
JP4566367B2 (ja) パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット
JP2917743B2 (ja) マグネトロンスパッタリング用Siターゲット材
JP2004270019A (ja) 分割スパッタリングターゲット
JP2001303245A (ja) パーティクル発生の少ないスパッタリングターゲット−バッキングプレート組立体
JP4763101B1 (ja) スパッタリング用タンタル製コイル及び同コイルの加工方法
JP2917744B2 (ja) マグネトロンスパッタリング用Siターゲット材
JP4495853B2 (ja) スパッタリングターゲットおよびそれを具備するスパッタリング装置
KR20230072292A (ko) 스퍼터링 타겟 접합체
JP2004315948A (ja) 薄膜形成装置用汚染防止装置
JP2021017609A (ja) スパッタリングターゲット及びその製造方法
JP2003277925A (ja) スパッタリングターゲット
JPS62195123A (ja) 半導体ウエハの処理方法
JPH0790576A (ja) スパッタリングターゲット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100804

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100813

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20101214

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees