JP2002069383A - 印刷媒体コーティング - Google Patents

印刷媒体コーティング

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JP2002069383A
JP2002069383A JP2001189811A JP2001189811A JP2002069383A JP 2002069383 A JP2002069383 A JP 2002069383A JP 2001189811 A JP2001189811 A JP 2001189811A JP 2001189811 A JP2001189811 A JP 2001189811A JP 2002069383 A JP2002069383 A JP 2002069383A
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シュトゥッベ アンドレアス
Holger Dr Glaum
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Klaus Bergemann
ベルゲマン クラウス
Alfons Karl
カール アルフォンス
Marita Kaufmann
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷の質がより良好で、耐水性を有しかつ印
刷速度の速い印刷媒体コーティングを提供すること。 【解決手段】 インキの少なくとも1つの成分が、媒体
塗料の少なくとも1つの成分と化学結合により結合して
いる、印刷媒体コーティングの提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷媒体コーティ
ング、その製法および使用に関する。
【0002】原則的に、媒体塗料は媒体上に適用される
塗料である。塗料はインキ吸収層として使用される。
【0003】EP0514633には、担体上に適用さ
れたインキ吸収層が、ポリビニルアルコール、結合基を
有さないカチオン性ポリマー、200〜400m/g
の比表面積および2〜12μmの粒度を有する非晶質シ
リカならびにポリ(メチルビニルエーテル)−マレイン
酸無水物および/またはベンゾトリアゾール誘導体を含
有することが記載されている。
【0004】EP0759635には、担体および担体
上の少なくとも1つの記録層を有し、記録層の少なくと
も1つはコロイド粒子および水溶性樹脂を含有する、イ
ンキジェット記録材料が記載されている。
【0005】公知のインキおよび塗料材料は、耐水性に
乏しいという欠点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、印刷
の質がより良好で、耐水性を有しかつ印刷速度の速い印
刷媒体コーティングを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、インキの少な
くとも1つの成分が、媒体塗料の少なくとも1つの成分
と化学結合により結合している印刷媒体コーティングを
提供する。
【0008】媒体は、媒体塗料の担体として使用でき
る。媒体塗料のための媒体は、ガラス、セラミック、プ
ラスチック、織物、皮革または紙である。印刷媒体コー
ティングは、1つ以上の中間層を介して媒体に接着して
いる。
【0009】本発明は、インキの少なくとも1つの成分
が媒体塗料の少なくとも1つの成分と化学結合を形成し
ている、インキも提供する。
【0010】本発明はまた、媒体塗料の少なくとも1つ
の成分とインキの少なくとも1つの成分が化学結合を形
成している、媒体塗料を提供する。
【0011】本発明は、インキを媒体塗料上に吹き付
け、印刷または噴霧し、インキの少なくとも1つの成分
を媒体塗料の少なくとも1つの成分と反応させて化学結
合を形成させる、印刷媒体コーティングの製法をも提供
する。
【0012】インキの媒体塗料への化学結合は、以下の
反応により生じる:(a)インキは亜硝酸塩、有利には
亜硝酸亜鉛、ナトリウム、カリウムまたはリチウム、お
よびカーボンブラックおよび/または染料を含有してよ
く、媒体塗料はアミノ基を有する化合物を含有してよ
い。
【0013】DE19521565から公知のファーネ
スブラック、ガスブラック、フレームブラック、アセチ
レンブラックまたはインバージョンブラックをカーボン
ブラックとして使用してよい。染料は芳香族系の化合物
であってよい。
【0014】化学反応により例えばシランで修飾された
沈降または熱分解法シリカ、熱分解法酸化物、チョー
ク、カオリン、マイカ、酸化亜鉛、すなわち1級アミノ
基、有利にアリール結合した1級アミノ基を表面に有す
るものを、アミノ基を有する化合物として使用できる。
【0015】反応は酸性側のpHで実施される。このた
めに、媒体塗料は、媒体塗料の印刷後にpH<6.0、
有利には<3.0となるように製造される。
【0016】印刷後、インキの亜硝酸塩を媒体塗料の1
級アミンと反応させてジアゾニウム塩を形成し、これを
次にカーボンブラック表面または染料と反応させる。
【0017】反応は以下の反応式に従って進行する。
【0018】
【化1】
【0019】(b)インキはドープ処理したカーボンブ
ラックまたは染料を含有してよく、媒体塗料はヒドロキ
シル基を有する化合物、ドープ処理したカーボンブラッ
クまたは染料および/またはシランで修飾されたヒドロ
キシル基を有する化合物を含有してよい。ドープ処理し
たカーボンブラックまたは染料あるいはシランで修飾し
たカーボンブラックまたは染料の官能基を、ヒドロキシ
ル基を有する化合物またはシランで修飾したヒドロキシ
ル基を有する化合物と反応させてよい。
【0020】WO98/45361またはDE1961
3796から公知のSi−含有カーボンブラックまたは
WO/9842778から公知の金属含有カーボンブラ
ックをドープ処理したカーボンブラックとして使用でき
る。無機および有機染料を染料として使用できる。無機
染料は金属酸化物、例えば(Zn,Co).Al
、ZnO(Al,Cr)、(Zn,C
o)O.(Al,Cr)、ZnO.(Al,Cr,
Fe)、MnO.Cr、(Mn,Co)O.
(Cr,Fe)、CuO.Cr、スピネル
またはドープ処理した酸化物、ケイ酸塩、例えばカンラ
ン石、2Co.SiO、2(Ni,Zn).SiO
バナジウムブルーまたはターキッシュブルーであってよ
い。沈降シリカ、熱分解法シリカ、熱分解法酸化物、シ
リカゾル、シリカゲルまたは天然顔料をヒドロキシル基
を有する化合物として使用してよい。
【0021】ドープ処理したカーボンブラックまたは染
料またはヒドロキシル基を有する化合物のみがシランで
修飾されるのであれば、二官能価シラン、例えば3−ク
ロロプロピルトリアルコキシシラン、イソシアネートシ
ラン、テトラエチルオルトシリケート(例えばDyna
sil(R)A)、テトラメチルオルトシリケート(例
えばDynasil(R)M)、テトラ−n−プロピル
シリケート(例えばDynasil(R)P)、テトラ
ブチルグリコールシリケート(例えばDynasil
(R)BG)、エチルポリシリケート(例えばDyna
sil(R)40)、3−アミノプロピルトリメトキシ
シラン(例えばDynasylan(R)AMMO)、
3−アミノプロピルトリエトキシシラン(例えばDyn
asylan(R)AMEO)、N−アミノエチル−3
−アミノプロピルトリメトキシシラン(例えばDyna
sylan(R)DAMO)、トリアミノ−官能性−プ
ロピルトリメトキシシラン(例えばDynasylan
(R)TRIAMO)、3−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン(例えばDynasylan(R)MTM
O);3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラ
ン(例えばDynasylan(R)GLYMO)、3
−グリシジルオキシプロピルトリエトキシシラン(例え
ばDynasylan(R)GLYEO)、3−メタク
リルオキシプロピルトリメトキシシラン(例えばDyn
asylan(R)MEMO)、3−アクリルオキシプ
ロピルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン
(例えばDynasylan(R)VTC)、ビニルト
リメトキシシラン(例えばDynasylan(R)
TMO)、ビニルトリエトキシシラン(例えばDyna
sylan(R)VTEO)、アリルトリクロロシラ
ン、アリルトリメトキシシラン、アリルトリエトキシシ
ラン、N−(n−ブチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン(例えばDynasylan(R)118
9)、または3−ウレイドプロピルトリエトキシシラン
(例えばDynasylan(R)2201/222
0)を使用してよい。このために、ドープ処理したカー
ボンブラックまたは染料またはヒドロキシル基を有する
化合物をシランと反応させる。反応は以下の反応式に従
って進行する:
【0022】
【化2】
【0023】官能基Aは、ハロゲン、アルコキシ、エポ
キシまたはイソシアネート基であってよい。ドープ処理
したカーボンブラックまたは染料およびヒドロキシル基
を有する化合物をシランで修飾し、ドープ処理したカー
ボンブラックまたは染料およびヒドロキシル基を有する
化合物のいずれも、修飾後に、相互に反応する官能基を
有する。例えばドープ処理したカーボンブラックまたは
染料およびヒドロキシル基を有する化合物を以下のシラ
ンを組み合わせて修飾してよい: ・アルコキシアミノシラン、例えば3−アミノプロピル
トリメトキシシラン(例えばDynasylan(R)
AMMO)、3−アミノプロピルトリエトキシシラン
(例えばDynasylan(R)AMEO)、または
N−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン(例えばDynasylan(R)DAMO)、お
よびアルコキシエポキシシラン、例えば3−グリシジル
オキシプロピルトリメトキシシラン(例えばDynas
ylan(R)GLYMO)または3−グリシジルオキ
シプロピルトリエトキシシラン(例えばDynasyl
an R)GLYEO)、 ・アルコキシアンモニウムクロライド−シラン、例えば
(3−トリエトキシシリルプロピル)ジメチルオクタデ
シルアンモニウムクロライドまたは(3−トリエトキシ
シリルプロピル)トリメチルアンモニウムクロライド、
およびスルホナートヒドロキシシラン、例えば3−スル
ホナートプロピルトリヒドロキシシラン、 ・アルコキシアミノシラン、例えば3−アミノプロピル
トリメトキシシラン(例えばDynasylan(R)
AMMO)、3−アミノプロピルトリエトキシシラン
(例えばDynasylan(R)AMEO)、または
N−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン(例えばDynasylan(R)DAMO)およ
びイソシアネートシラン。
【0024】反応は以下の反応式に従って進行する:
【0025】
【化3】
【0026】官能基AおよびBは、アニオン性基とカチ
オン性基、アミノ基とエポキシ基またはアミノ基とイソ
シアネート基であってよい。
【0027】(c)インキは、ドープ処理し場合により
シランで修飾したカーボンブラックまたは染料を含有し
てよく、媒体塗料は官能基を有するポリマーを含有して
よい。ドープ処理したカーボンブラックまたは染料ある
いはシランで修飾したカーボンブラックまたは染料の官
能基は、ポリマーの官能基と反応してよい。ドープ処理
したカーボンブラックまたは染料をシランで修飾しない
場合、ポリマーはドープ処理したカーボンブラックまた
は染料と反応可能な官能基を有する。前記化合物をドー
プ処理したカーボンブラックまたは染料として使用して
よい。ポリマーは、例えばエポキシ、イソシアネート、
アルコキシまたはヒドロキシル基のような官能基を有し
てよい。反応は以下の反応式に従って進行する
【0028】
【化4】
【0029】ドープ処理したカーボンブラックまたは染
料をシランで修飾する場合、ドープ処理したカーボンブ
ラックまたは染料およびポリマーのいずれも、相互に反
応する官能基を有してよい。例えば、ドープ処理したカ
ーボンブラックまたは染料を以下のシアンで修飾してよ
く、この際ポリマーは相当の官能基を有する必要があ
る。
【0030】・アルコキシアンモニウムクロライド−シ
ラン、例えば(3−トリエトキシシリルプロピル)ジメ
チルオクタデシルアンモニウムクロライドまたは(3−
トリエトキシシリルプロピル)トリメチルアンモニウム
クロライド、およびスルホナート基を有するポリマー ・スルホナートヒドロキシシラン、例えば3−スルホナ
ートプロピルトリヒドロキシシラン、およびアンモニウ
ムクロライド基を有するポリマー ・アルコキシアミノシラン、例えば3−アミノプロピル
トリメトキシシラン(例えばDynasylan(R)
AMMO)、3−アミノプロピルトリエトキシシラン
(例えばDynasylan(R)AMEO)、または
N−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン(例えばDynasylan(R)DAMO)およ
びエポキシ基を有するポリマー ・アルコキシエポキシシラン、例えば3−グリシジルオ
キシプロピルトリメトキシシラン(例えばDynasy
lan(R)GLYMO)、または3−グリシジルオキ
シプロピルトリエトキシシラン(例えばDynasyl
an(R)GLYEO)、およびアミノ基を有するポリ
マー ・アルコキシアミノシラン、例えば3−アミノプロピル
トリメトキシシラン(例えばDynasylan(R)
AMMO)、3−アミノプロピルトリエトキシシラン
(例えばDynasylan(R)AMEO)、または
N−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン(例えばDynasylan(R)DAMO)およ
びイソシアネート基を有するポリマーまたは ・イソシアネート−シランおよびアミノ基を有するポリ
マー。
【0031】反応は以下の反応式に従って進行する
【0032】
【化5】
【0033】ポリマーはコポリマー、ブロックコポリマ
ー、高分子両性電解質またはコームポリマーであってよ
い。ポリマーは、前記の基を有するかまたは前記の基を
ポリマー類似反応により組み込んで製造される。ポリマ
ーの分子量Mwは、100000g/molを下回り、
有利には10000g/molを下回る。
【0034】(メタ)アクリル酸と塩基性(メタ)アク
リレートとを基礎とするコポリマー、例えばジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレートおよびジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミドおよびその4級アンモ
ニウム化合物および別のアルキルまたはアリール(メ
タ)アクリレート(例えばC30−アルキル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレート、フェニルエチル
(メタ)アクリレート)、ヘテロ環(メタ)アクリレー
ト(例えばモルホリノエチル(メタ)アクリレート、N
(2−メタクリロイルオキシエチル)エチレンウレア)
またはヒドロキシエステル(例えば2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレートまたはアルキルポリエチレングリコール
(200〜2000)(メタ)アクリレート(例えばメ
トキシポリエチレングリコール750メタクリレート)
を使用してよい。分散性または顔料安定性を有し、カー
ボンブラック顔料との相互作用により紙表面への拡散を
抑制した、(メタ)アクリル酸を基礎とする水溶性ポリ
マーを高分子両性電解質として使用してよい。疎水性マ
クロモノマーと親水性モノマーを有する機能性末端基と
の共重合によって得られる、乳化特性を有するグラフト
ポリマー(EP0728780B1)をコームポリマー
として使用してよい。(メタ)アクリロイル末端基を有
するマクロモノマーは、例えばC〜C30アルキルメ
タクリレート、シクロヘキシルメタクリレートまたはベ
ンジルメタクリレートと親水性(メタ)アクリレート
(例えば(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリルアミ
ド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレートおよびジメチルアミノプロ
ピル(メタ)アクリルアミドおよびその4級アンモニウ
ム化合物)とから製造される。
【0035】同一のモノマー組成物のブロックコポリマ
ーも同様に使用に適する。
【0036】アクリルアミドモノマーとアクリル酸、ジ
メチルアミノプロピルアミン、ジメチルアミノプロピル
アクリルアミド(塩基性、中性、4級化)、ジメチルア
ミノエチルアクリレートまたはジメチルアミノエチルメ
タクリレートとから製造したコポリマーを、ポリマーと
して使用してよい。
【0037】(d)インキは、官能基を有するポリマー
を含有し、媒体塗料はヒドロキシル基を有し場合により
シランで修飾された化合物を含有する。ポリマーの官能
基はヒドロキシル基を有する化合物またはヒドロキシル
基を有するシラン修飾化合物と反応できる。沈降シリ
カ、熱分解法シリカ、熱分解法酸化物、シリカゾル、シ
リカゲルまたは天然顔料をヒドロキシル基を有する化合
物として使用してよい。官能基を有するポリマーはカー
ボンブラックまたは染料と物理学的または化学的に結合
していてよい。前記化合物または金属硫化物、硫化セレ
ン、金属粉末、顔料または有色顔料を、カーボンブラッ
クまたは染料として使用してよい。ヒドロキシル基を有
する化合物がシランで修飾されない場合、ポリマーは、
ヒドロキシル基を有する化合物と反応できる官能基を含
有する。ポリマーは、例えばエポキシ、イソシアネー
ト、アルコキシまたはヒドロキシル基のような官能基を
含有してよい。
【0038】反応は、以下の反応式に従って進行する:
【0039】
【化6】
【0040】ヒドロキシル基を有する化合物がシランで
修飾されている場合には、ヒドロキシル基を有する化合
物とポリマーの両方が、修飾後、相互に反応できる官能
基を含有する。例えば、ヒドロキシル基を有する化合物
は、以下のシランで修飾でき、ポリマーは相当の官能基
を有する必要がある: ・アルコキシアンモニウムクロライドシラン、例えば
(3−トリエトキシシリルプロピル)ジメチルオクタデ
シルアンモニウムクロライドまたは(3−トリエトキシ
シリルプロピル)トリメチルアンモニウムクロライド、
およびスルホナート基を有するポリマー ・スルホナートヒドロキシシラン、例えば3−スルホナ
ートプロピルトリヒドロキシシラン、およびアンモニウ
ムクロライド基を有するポリマー ・アルコキシアミノシラン、例えば3−アミノプロピル
トリメトキシシラン(例えばDynasylan(R)
AMMO)、3−アミノプロピルトリエトキシシラン
(例えばDynasylan(R)AMEO)またはN
−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン(例えばDynasylan(R)DAMO)、およ
びエポキシ基を有するポリマー ・アルコキシエポキシシラン、例えば3−グリシジルオ
キシプロピルトリメトキシシラン(例えばDynasy
lan(R)GLYMO)または3−グリシジルオキシ
プロピルトリエトキシシラン(例えばDynasyla
(R)GLYEO)、およびアミノ基を有するポリマ
ー ・アルコキシアミノシラン、例えば3−アミノプロピル
トリメトキシシラン(例えばDynasylan(R)
AMMO)、3−アミノプロピルトリエトキシシラン
(例えばDynasylan(R)AMEO)またはN
−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン(例えばDynasylan(R)DAMO)、およ
びイソシアネート基を有するポリマー、または ・イソシアネート−シラン、およびアミノ基を有するポ
リマー。
【0041】前記化合物をポリマーとして使用してよ
い。
【0042】反応は以下の反応式に従って進行する:
【0043】
【化7】
【0044】(e)インキは、−SiR(3 - a)(O
−(CH−CH基(n=0〜5、a=1〜
3、R=アルキル)を有する修飾されたカーボンブラッ
クを有し、媒体塗料は、ヒドロキシル基を有する化合物
を含有する。修飾されたカーボンブラックのアルコキシ
基はヒドロキシル基を有する化合物と反応できる。−S
iR(3 - a)(O−(CH−CH基を有
する修飾されたカーボンブラックは、カーボンブラック
を ・相当のアジド化合物 ・相当の化合物R−S−R(y=2〜10、DE10
012784.3)または ・芳香族系の酵素成分でないC−Cの二重結合または三
重結合を有する相当の化合物で、該化合物のC−Cの二
重結合または三重結合は少なくとも置換基上、例えば−
COOH、−CO−R、−CN、−SOR、−SO
ORまたは−CO−X−CO−(DE1993131
4.8)上で活性化される化合物 と反応させることで獲得できる。
【0045】沈降シリカ、熱分解法シリカ、熱分解法酸
化物、シリカゾル、シリカゲルまたは天然顔料を、ヒド
ロキシル基を有する化合物として使用できる。
【0046】修飾されたカーボンブラックのアルコキシ
基は、印刷後に、ヒドロキシル基を有する化合物と反応
できる。
【0047】反応は、以下の反応式に従って進行する:
【0048】
【化8】
【0049】(f)インキはオリゴマーまたはポリマー
および架橋剤を含有し、媒体塗料はオリゴマーまたはポ
リマー、場合により架橋剤を含有する。架橋剤は、イン
キのオリゴマーまたはポリマーと結合でき、さらに媒体
塗料のオリゴマーまたはポリマーと反応できる。
【0050】C−C二重結合のような官能基を有する化
合物を、オリゴマーまたはポリマーとして使用できる。
【0051】官能基は、架橋剤と反応できる。架橋剤
は、空気、熱、光またはUVにより活性化される。
【0052】(g)インキおよび媒体塗料は1つ以上の
モノマーおよびインキを有しかつ/または媒体塗料は重
合開始剤を含有してよい。インキおよび媒体塗料は、重
合によって製造されたポリマーにより結合できる。
【0053】重合開始剤は、空気、熱、光またはUVに
より活性化される。本発明の特に有利な実施態様は、重
合を重合開始剤なしに自触媒により実施することであ
る。ダイマー、トリマーまたはテトラマーをモノマーと
して使用できる。
【0054】インキはまた、別の成分、例えば水、溶
剤、ポリマー、カチオン性添加物、バインダー、例えば
スターチ、セルロース、ゼラチン、カゼイン、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、スチレン/ブタ
ジエンコポリマーまたはエチレン/酢酸ビニルコポリマ
ー、ガラスフリットおよび他の補助物質を含有してよ
い。
【0055】媒体塗料は更なる成分、例えばバインダ
ー、顔料、湿潤剤、着色染料、静電防止剤および他の補
助物質も含有してよい。
【0056】印刷媒体コーティングの製法として、イン
キジェット法を利用してよい。
【0057】印刷は、温度10℃〜200℃で実施して
よい。印刷後、反応させるためまたは反応を完結させる
ために、例えばホットローラーにより10℃〜30℃で
熱処理してもよい。
【0058】印刷媒体コーティングは、書籍、雑誌、ポ
スター、新聞、織物、ガラス工芸品、金属またはセラミ
ックの製造のために、媒体に応じて使用できる。
【0059】本発明の印刷媒体コーティングは、水に高
耐性で、耐光性で、ぬぐいに抵抗性で、向上した印刷の
質を示す。印刷は、より高速の印刷速度で実施できる。
【0060】
【実施例】インキと塗料材料との相互作用を確立するた
めに、色彩測定を実施し、ぬぐいに対する向上した抵抗
性を測定する。
【0061】顔料カーボンブラックを基礎とする実施例
に記載のインキに関して、光学密度DをMacbeth
社製タイプRD918のデンシトメーターを用いて測定
した。
【0062】インキのぬぐいに対する抵抗性−塗料材料
組合せ物を以下の方法により評価する。
【0063】Erichson社製の変形Kコントロー
ルコーターを使用して新規開発された試験方法を実施す
る。実施例に記載の本発明のインキを被覆されるべき媒
体(紙、フィルム等)上にナイフ塗布し、乾燥し、定義
された量の水で湿潤させ、スライドの操作により被検面
の水をぬぐう。ぬぐい操作前および後の光学密度を測定
値として決定し、数値0(完全に流出)から9(流出な
し)の顔料流出割合に標準化する。選択された媒体塗料
のデータは、相当する実施例と対応する。
【0064】例1 カーボンブラック分散液の製造 蒸留水を最初に分散容器に導入し、ウルトラツラックス
(Ultra-Turrax)を用いてBASF社製の7.5%のL
utensolAO30をゆっくりと添加する。Lut
ensolが完全に溶解したら、ICISurfact
ants社製の2.1%HypomerCG6およびA
ngus Chemie社製の0.3%のAMP90を
添加する。Degussa社製の15%のカーボンブラ
ックFW18を少量づつ添加し、分散液をウルトラツラ
ックス(レベル10)を用いて分散し、その後粗大含有
物を遠心により分別する。
【0065】分散液をさらに均質化するためにビードミ
ルを使用する。流速は3000rpmで31/hであ
る。ビードフラグメントを分別するために、混合物を1
00μmメッシュ幅の篩いで濾過し、4000rpmで
遠心分離する。
【0066】インキの製造 2−ピロリドン10g、1,2−プロパンジオール5g
および1,5−ペンタンジオール4gを水65ml上に
注ぐ。前記分散液35gを攪拌しながら添加する。この
方法で得られたインキを脱気し、カートリッジに導入す
る。
【0067】媒体塗料の製造 NaNO0.8gをインキ50gへ攪拌しながら添加
する。インキのぬぐいに対する抵抗性および前記試験法
による光学密度を調査する。
【0068】以下の方法によりアミノ官能基で変性させ
た紙を、被覆されるべき媒体として使用する。
【0069】紙への刷毛塗りを実施する場合には、ポリ
ビニルアルコール(PVA)を水全量に約95℃で添加
し、次いで顔料(沈降シリカ+Sivento社製Dy
nasilan(R)AMEO)を500〜5000r
pmで導入し、成分を300rpmで30分で分散させ
る。刷毛塗り塗料を固形分含量18%に調節する。実施
例の配合は、顔料100質量部およびMowiol28
−99(Clariant GmbH製PVA)50質
量部である。固形分含量18質量%であり、塗布量は約
10g/mである。ブルックフィールド法を用いて攪
拌後の粘度を測定する。その後、刷毛塗り塗料の全量を
木材不含の原紙80g/mの10個のシートに手動で
ナイフ塗布し、製造された被覆紙を圧延し、測量し、各
試験を実施する。紙の質を測定する試験は、印刷試験
(EPSON Stylus color800とHP
Deskjet550上での試験画像の印刷)および
乾燥試験(インキで被覆した紙の上の1μlの水が乾燥
する時間を測定)である。
【0070】前記した本発明のインキ塗料の光学密度
は、1.11である。ぬぐい操作後の光学密度との差は
0.05である。顔料流出は8と評価される。
【0071】例2 顔料カーボンブラックの機能化 シリコンでドープ処理したカーボンブラック15g(E
P0799866による)をメチルエチルケトン100
ml中に攪拌し、Sivento社製、Dynasyl
an(R)Glymo1.5gを添加し、混合物を室温
で12時間攪拌し、吸引濾過する。次いで、得られたカ
ーボンブラックを乾燥キャビネット中で100℃で8時
間乾燥する。
【0072】機能化したカーボンブラックを実施例1に
記載の方法により分散液に組込み、これをインキに変換
する。前記試験方法により、インキのぬぐいに対する抵
抗性および光学密度を測定する。
【0073】実施例1記載の方法で被覆した紙を被覆す
べき媒体として使用する。
【0074】相当の塗料の光学密度は1.23である。
ぬぐい操作後の光学密度との差は0.11である。顔料
流出は7と評価される。
【0075】例3 顔料カーボンブラックの機能化 シリコンでドープ処理したカーボンブラック15g(E
P0799866による)をメチルエチルケトン100
ml中に攪拌し、Sivento社製、Dynasyl
an(R)1161(活性化合物を基礎とする)1.5
gを添加し、混合物を室温で12時間攪拌し、吸引濾過
する。次いで、得られたカーボンブラックを乾燥キャビ
ネット中で100℃で8時間乾燥する。
【0076】機能化したカーボンブラックを実施例1に
記載の方法により分散液に組込み、これをインキに変換
する。前記試験方法により、インキのぬぐいに対する抵
抗性および光学密度を測定する。
【0077】実施例1記載の方法で被覆した紙を被覆す
べき媒体として使用する。前記成分に加え、Stock
hausen社製Polystabil S312を添
加する。
【0078】相当の塗料の光学密度は1.20である。
ぬぐい操作後の光学密度との差は0.04である。顔料
流出は9と評価される。
【0079】例4 カーボンブラック分散液の製造 実施例1と同様にして分散液を製造する。TEGO社製
TegoABILsoftAF100をポリマー系湿潤
剤として利用する。
【0080】分散液を実施例1に記載のようにしてイン
キへ変換する。
【0081】実施例1に記載する方法で被覆された紙を
被覆されるべき媒体として使用する。Dynasila
(R)AMEOの代わりに、Dynasilan
(R)Glymoを紙用塗料へ組み込む。
【0082】相当の塗料の光学密度は1.25である。
ぬぐい操作後の光学密度の差は0.03である。顔料流
出は9と評価される。
【0083】例5 カーボンブラックの機能化 変法1:アセトン150ml中のDegussa社製ア
ジドシランSi250 2ml溶液をDegussa社
製カーボンブラックFW1 10gへ添加し、混合物を
室温で30分攪拌し、次いで、溶剤を真空中で除去す
る。カーボンブラックを180℃で2時間加熱処理す
る。次いでアセトンで洗浄し、乾燥キャビネット中で1
05℃で8時間乾燥する。
【0084】変法2:アセトン150ml中のDegu
ssa社製アジドシランSi250 2ml溶液をDe
gussa社製カーボンブラックFW1 10gへ添加
し、間水で冷却(温度<50℃)しながら、2個の実験
室用加熱ランプの照射下に溶液を6時間攪拌する。次い
で吸引濾過し、残留物を乾燥キャビネット中で105℃
で8時間乾燥する。
【0085】機能化したカーボンブラックを実施例1記
載の方法により分散液に組込、これらをインキへ変換す
る。前記試験方法により、インキのぬぐいに対する抵抗
性および光学密度を調査する。
【0086】Kompass社製の事務用コピー紙を被
覆すべき媒体として使用する。
【0087】相当の塗料の光学密度は1.45(変法
1)または1.42(変法2)である。ぬぐい操作後の
光学密度との差は、0.02(変法1)または0.04
(変法2)である。顔料流出は9(変法1)または8
(変法2)と評価される。
【0088】例6 顔料カーボンブラックの機能化 Degussa社製Si69(ビス(トリエトキシシリ
ルプロピル)テトラスルファン)2gを、トルエン15
0mlに溶解し、FW1 10gを添加し、混合物を還
流下に5時間沸騰させる。次いでカーボンブラックを吸
引濾別し、乾燥キャビネット中で105℃で8時間乾燥
させる。得られたカーボンブラックの量から収率を測定
する。
【0089】収率:75% 機能化したカーボンブラックを実施例1記載の方法によ
り分散液へ組込み、これをインキへ変換する。前記試験
法により、インキのぬぐいへの抵抗性および光学密度を
調査する。
【0090】Kompass社製の事務用コピー紙を被
覆すべき媒体として使用する。
【0091】相当の塗料の光学密度は1.42である。
ぬぐい操作後の光学密度との差は0.04である。顔料
流出は9と評価される。
【0092】記載されるインキの印刷性能を調査する。
印刷試験を、購買可能な事務用インキジェットプリンタ
ーを用いて実施する。印刷中断直後、5分後、10分
後、20分後、30分後および60分後に、それぞれ4
枚の購買可能なインキジェット紙およびコピー紙の片面
に印刷する。長期試験(休止なしに20頁を印刷する)
および再刷試験(refire test、印刷中断後1、3およ
び7日のインキの書き特性の調査)をさらに実施する。
印刷された画像は相当する元のインキの結果に等しいか
それを上回る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09C 1/56 C09C 3/08 3/08 C09D 4/00 C09D 4/00 11/00 11/00 201/02 201/02 B41J 3/04 101Y (72)発明者 ヴォルフガング ロルツ ドイツ連邦共和国 ヴェヒタースバッハ フェルトシュトラーセ 9 (72)発明者 クラウス ベルゲマン ドイツ連邦共和国 ケルペン−ジンドルフ エルフトシュトラーセ 107 (72)発明者 アルフォンス カール ドイツ連邦共和国 グリュンダウ ヘルツ ベルクシュトラーセ 59 (72)発明者 マリータ カウフマン ドイツ連邦共和国 グリースハイム シュ ーラーシュトラーセ 24 ベー Fターム(参考) 2C056 EA13 FB03 FB04 FC01 FC06 2H086 BA02 BA15 BA17 BA19 BA21 BA22 BA23 BA31 BA34 BA55 BA56 BA59 4J037 AA02 CB23 EE02 FF25 4J038 CG031 CG141 CG171 CH031 CH041 CH051 CH201 CH211 CQ001 CR061 FA011 GA03 GA09 GA15 KA03 PC03 PC08 PC09 PC10 4J039 AD21 AE04 AE05 BA04 BA17 BE01 BE02 BE25 BE26 BE27 EA03 EA06 EA38 EA42 FA02 FA03 FA04 FA06 FA07 GA24

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキの少なくとも1つの成分が、媒体
    塗料の少なくとも1つの成分と化学結合により結合する
    ことを特徴とする、印刷媒体コーティング。
  2. 【請求項2】 媒体がガラス、セラミック、プラスチッ
    ク、織物、皮革または紙である、請求項1記載の印刷媒
    体コーティング。
  3. 【請求項3】 インキが亜硝酸塩およびカーボンブラッ
    クおよび/または染料を含有し、媒体塗料がアミノ基を
    含む化合物を含有する、請求項1記載の印刷媒体コーテ
    ィング。
  4. 【請求項4】 インキがドープ処理したカーボンブラッ
    クまたは染料を含有し、媒体塗料がヒドロキシル基を有
    する化合物を含有し、この際、ドープ処理したカーボン
    ブラックまたは染料および/またはヒドロキシル基を有
    する化合物がシランで修飾されている、請求項1記載の
    印刷媒体コーティング。
  5. 【請求項5】 インキが、ドープ処理し場合によりシラ
    ンで修飾されたカーボンブラックまたは染料を含有し、
    媒体塗料が官能基を有するポリマーを含有する、請求項
    1記載の印刷媒体コーティング。
  6. 【請求項6】 インキが、官能基を有するポリマーを含
    有し、媒体塗料がヒドロキシル基を含有しかつ場合によ
    りシランで修飾された化合物を含有する、請求項1記載
    の印刷媒体コーティング。
  7. 【請求項7】 インキが、−SiR(3 - a)(O−
    (CH−CH基(n=0〜5、a=1〜
    3、R=アルキル)を有するカーボンブラックを含有
    し、媒体塗料がヒドロキシル基を有する化合物を含有す
    る、請求項1記載の印刷媒体コーティング。
  8. 【請求項8】 インキが、オリゴマーまたはポリマーお
    よび架橋剤を含有し、媒体塗料がオリゴマーまたはポリ
    マー、場合により架橋剤を含有する、請求項1記載の印
    刷媒体コーティング。
  9. 【請求項9】 インキおよび媒体塗料が1種または複数
    種のモノマーを含有し、かつインキおよび/または媒体
    塗料が重合開始剤を含有する、請求項1記載の印刷媒体
    コーティング。
  10. 【請求項10】 インキの少なくとも1つの成分が、媒
    体塗料の少なくとも1つの成分と化学結合を形成するこ
    とを特徴とする、インキ。
  11. 【請求項11】 媒体塗料の少なくとも1つの成分が、
    インキの少なくとも1つの成分と化学結合を形成するこ
    とを特徴とする、媒体塗料。
  12. 【請求項12】 インキを媒体塗料上へ吹き付け、印刷
    または噴霧し、インキの少なくとも1つの成分を媒体塗
    料の少なくとも1つの成分と反応させて化学結合を形成
    することを特徴とする、請求項1記載の印刷媒体コーテ
    ィングの製法。
  13. 【請求項13】 インキジェット法を使用する、請求項
    12記載の印刷媒体コーティングの製法。
  14. 【請求項14】 印刷を10℃〜200℃の温度で実施
    する、請求項12記載の印刷媒体コーティングの製法。
  15. 【請求項15】 インキが亜硝酸塩およびカーボンブラ
    ックおよび/または染料を含有し、印刷媒体がアミノ基
    を有する化合物を含有する、請求項12記載の印刷媒体
    コーティングの製法。
  16. 【請求項16】 インキが、ドープ処理したカーボンブ
    ラックまたは染料を含有し、媒体塗料がヒドロキシル基
    を有する化合物を含有し、この際、ドープ処理したカー
    ボンブラックまたは染料および/またはヒドロキシル基
    を有する化合物がシランで修飾されている、請求項12
    記載の印刷媒体コーティングの製法。
  17. 【請求項17】 インキが、ドープ処理し場合によりシ
    ランで修飾されたカーボンブラックまたは染料を含有
    し、媒体塗料が官能基を有するポリマーを含有する、請
    求項12記載の印刷媒体コーティングの製法。
  18. 【請求項18】 インキが官能基を有するポリマーを含
    有し、媒体塗料がヒドロキシル基を有しかつ場合により
    シランで修飾された化合物を含有する、請求項12記載
    の印刷媒体コーティングの製法。
  19. 【請求項19】 インキが、−SiR(3 - a)(O−
    (CH−CH 基(n=0〜5、a=1〜
    3、R=アルキル)を有するカーボンブラックであり、
    媒体塗料がヒドロキシル基を有する化合物を含有する、
    請求項12記載の印刷媒体コーティングの製法。
  20. 【請求項20】 インキがオリゴマーまたはポリマーお
    よび架橋剤を含有し、媒体塗料がオリゴマーまたはポリ
    マー、場合により架橋剤を含有する、請求項12記載の
    印刷媒体コーティングの製法。
  21. 【請求項21】 インキおよび媒体塗料が1種または複
    数種のモノマーを含有し、インキおよび/または媒体塗
    料が重合開始剤を含有する、請求項12記載の印刷媒体
    コーティングの製法。
  22. 【請求項22】 書籍、雑誌、ポスター、新聞、織物、
    ガラス製品、金属製品またはセラミック製品を製造する
    際の、請求項1記載の印刷媒体コーティングの使用。
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