JP2002068374A - 開詮補助装置 - Google Patents
開詮補助装置Info
- Publication number
- JP2002068374A JP2002068374A JP2000301221A JP2000301221A JP2002068374A JP 2002068374 A JP2002068374 A JP 2002068374A JP 2000301221 A JP2000301221 A JP 2000301221A JP 2000301221 A JP2000301221 A JP 2000301221A JP 2002068374 A JP2002068374 A JP 2002068374A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- protruding
- assisting device
- open
- protruding piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ペットボトルなどの多少の大きさの違うキャ
ップ、濡れたものなども、強く握ることなく小さな力で
握力の弱い人も容易に開けられ、瓶などの王冠及び缶飲
料のプルトップも開けられること。 【解決手段】 容器体のキャップ6側面を少なくとも対
向する二カ所で狭持する複数の側面狭持体2を有する開
詮補助装置1の各側面狭持体の少なくとも一方端を可動
可能に連結し、各側面狭持体がキャップ側面に接する近
傍に夫々突片爪体3を設けると共に各突片爪体の内側先
端を略内向きの開栓方向とし、夫々突片爪体と各側面狭
持体の最遠部とが所定の距離を持って夫々配設し、また
対向する突片爪体3の突片4の内側端面がキャップ側面
に対して正面略ハの字状となるように若干傾斜させて設
け、さらに突片爪体3の突片4の内側上部を段付き状に
切り欠いて掛止部を形成している。
ップ、濡れたものなども、強く握ることなく小さな力で
握力の弱い人も容易に開けられ、瓶などの王冠及び缶飲
料のプルトップも開けられること。 【解決手段】 容器体のキャップ6側面を少なくとも対
向する二カ所で狭持する複数の側面狭持体2を有する開
詮補助装置1の各側面狭持体の少なくとも一方端を可動
可能に連結し、各側面狭持体がキャップ側面に接する近
傍に夫々突片爪体3を設けると共に各突片爪体の内側先
端を略内向きの開栓方向とし、夫々突片爪体と各側面狭
持体の最遠部とが所定の距離を持って夫々配設し、また
対向する突片爪体3の突片4の内側端面がキャップ側面
に対して正面略ハの字状となるように若干傾斜させて設
け、さらに突片爪体3の突片4の内側上部を段付き状に
切り欠いて掛止部を形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペットボトルなど
の容器体のキャップを開栓する時に用いる開栓補助装置
に関する。
の容器体のキャップを開栓する時に用いる開栓補助装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ペットボトルなどのキャップオー
ブナとして、実願平11−5059、実願平9−625
8、実願平9−9489が知られている。
ブナとして、実願平11−5059、実願平9−625
8、実願平9−9489が知られている。
【0003】上記実願平11−5059は、ペットボト
ルなどのキャップの外周のローレット目に開封器具本体
の開口部を嵌入してローレット目同士で掛止して回し、
開詮し、また、実願平9−6258は、握り棒に設けら
れたバンド状の張合せ板をキャップに締付けるようにし
て回して開詮し、さらに、実願平9−9489は、狭圧
扞と防滑部材によってキャップを狭持して回し、開詮す
る。
ルなどのキャップの外周のローレット目に開封器具本体
の開口部を嵌入してローレット目同士で掛止して回し、
開詮し、また、実願平9−6258は、握り棒に設けら
れたバンド状の張合せ板をキャップに締付けるようにし
て回して開詮し、さらに、実願平9−9489は、狭圧
扞と防滑部材によってキャップを狭持して回し、開詮す
る。
【0004】また、瓶詰めなどの食品のキャップを開栓
する他の補助装置として、該キャップの大きさと形状に
略適合するゴムバンド状のもの又はキャップ状に形成さ
れたものが提供され、そのキャップより若干大きめの形
状が適合するゴムバンド状又はキャップ状のものを介し
て開栓し、さらに、該キャップに輪ゴムなどを巻いてそ
の摩擦抵抗でキャップに対する滑り止めとして利用して
開栓している。
する他の補助装置として、該キャップの大きさと形状に
略適合するゴムバンド状のもの又はキャップ状に形成さ
れたものが提供され、そのキャップより若干大きめの形
状が適合するゴムバンド状又はキャップ状のものを介し
て開栓し、さらに、該キャップに輪ゴムなどを巻いてそ
の摩擦抵抗でキャップに対する滑り止めとして利用して
開栓している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、実願平11−5
059のものは、キャップと開口部が同径で有ることか
ら、近年各種の大きさのキャップが出回り、特に海外か
らのもののキャップは若干大きく、キャップサイズの違
いに対応でき無かった。
059のものは、キャップと開口部が同径で有ることか
ら、近年各種の大きさのキャップが出回り、特に海外か
らのもののキャップは若干大きく、キャップサイズの違
いに対応でき無かった。
【0006】また、実願平9−6258のものは、握り
棒に設けられたバンド状の張合せ板でキャップを締付け
るようにする操作とある程度の握力で回す必要があり、
所定必要で、小さな子供には操作が理解できず、握力の
ほとんど無い人及び小さな子供などでは使え無かった。
棒に設けられたバンド状の張合せ板でキャップを締付け
るようにする操作とある程度の握力で回す必要があり、
所定必要で、小さな子供には操作が理解できず、握力の
ほとんど無い人及び小さな子供などでは使え無かった。
【0007】さらに、実願平9−9489のものは、狭
圧扞と防滑部材によってキャップを狭持して開詮するの
で、ある程度握力がないと開詮できず、逆に握力がない
から補助装置によって開詮できるものを必要とし、ある
程度、握力の段階に対応し、また握力がほとんどなくて
も開詮出来る必要がある。
圧扞と防滑部材によってキャップを狭持して開詮するの
で、ある程度握力がないと開詮できず、逆に握力がない
から補助装置によって開詮できるものを必要とし、ある
程度、握力の段階に対応し、また握力がほとんどなくて
も開詮出来る必要がある。
【0008】加えて、瓶詰めなどの食品及び飲料容器の
キャップを開栓しようとするとき、堅く閉じられたも
の、また開けるとき該キャップが濡れていて手が滑り、
開けるのに苦労し、さらに握力の弱い女性及び子供な
ど、また手の不自由な人又は老人などは特に苦労してい
た。
キャップを開栓しようとするとき、堅く閉じられたも
の、また開けるとき該キャップが濡れていて手が滑り、
開けるのに苦労し、さらに握力の弱い女性及び子供な
ど、また手の不自由な人又は老人などは特に苦労してい
た。
【0009】そこで、手で開ける手段として、キャップ
の周りを叩いたり、熱で暖めたりするか、又は簡易的に
キャップに輪ゴムを巻いてその摩擦抵抗で開けようと試
みられている。また市場に提供されているキャップの大
きさと形状に略適合するゴムでバンド状又はキャップ状
に形成されたものなどを使用しているが、これとて握力
がある程度必要であり上述のように、子供又は手の不自
由な人及び老人などには有効でなかった。
の周りを叩いたり、熱で暖めたりするか、又は簡易的に
キャップに輪ゴムを巻いてその摩擦抵抗で開けようと試
みられている。また市場に提供されているキャップの大
きさと形状に略適合するゴムでバンド状又はキャップ状
に形成されたものなどを使用しているが、これとて握力
がある程度必要であり上述のように、子供又は手の不自
由な人及び老人などには有効でなかった。
【0010】また、堅く閉ったものは、大きな力が必要
となり、上記いろいろな手段を使っても、力のあるもの
でも非常に開けづらく、特に上述の如く女性又は特に老
人及び子供では力不足で開けることが出来なかった。
となり、上記いろいろな手段を使っても、力のあるもの
でも非常に開けづらく、特に上述の如く女性又は特に老
人及び子供では力不足で開けることが出来なかった。
【0011】つまり、従来のゴムキャップ状のものなど
に代表されるものは、キャップに密着させて摩擦抵抗で
もって回すようにしているため、てこの原理のように回
す力が増幅されず、上述の如く力の弱い、特に握力の弱
い人にとっては開けることが出来ないものであった。
に代表されるものは、キャップに密着させて摩擦抵抗で
もって回すようにしているため、てこの原理のように回
す力が増幅されず、上述の如く力の弱い、特に握力の弱
い人にとっては開けることが出来ないものであった。
【0012】さらにまた、近年ペットボトルなどの小さ
いキャップのものが非常に多くなり、小さなキャップは
特に開けづらく、またそのペットボトルなどを冷蔵庫な
どで冷しているため、取出して開けようとすると、キャ
ップが汗をかいたように濡れ、滑って非常に開けづら
く、力のある人にとっても非常に苦労するものであっ
た。
いキャップのものが非常に多くなり、小さなキャップは
特に開けづらく、またそのペットボトルなどを冷蔵庫な
どで冷しているため、取出して開けようとすると、キャ
ップが汗をかいたように濡れ、滑って非常に開けづら
く、力のある人にとっても非常に苦労するものであっ
た。
【0013】さらに加えて、上記キャップを開ける補助
装置として単体で提供され、該補助装置の各構成要素及
びデザインをうまく利用してキャップ、瓶の口金の王
冠、詮など及び缶飲料のプルトップを複合して開詮でき
るもの及び持運びが簡易に出来、且つ飾り的要素を持っ
たものは提供されてなかった。
装置として単体で提供され、該補助装置の各構成要素及
びデザインをうまく利用してキャップ、瓶の口金の王
冠、詮など及び缶飲料のプルトップを複合して開詮でき
るもの及び持運びが簡易に出来、且つ飾り的要素を持っ
たものは提供されてなかった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器体のキャ
ップ側面を少なくとも対向する二カ所で狭持する複数の
側面狭持体を有する開詮補助装置であって、該開詮補助
装置の各側面狭持体の少なくとも一方端を可動可能に連
結し、各側面狭持体がキャップ側面に接する近傍に夫々
突片爪体を設けると共に該各突片爪体の内側先端を略内
向きの開栓方向とし、夫々突片爪体と各側面狭持体の最
遠部とが所定の距離を持って夫々配設しているので、キ
ャップの大きさ及び濡れているのに関係なく、力の弱い
人でも容易に開けられる。
ップ側面を少なくとも対向する二カ所で狭持する複数の
側面狭持体を有する開詮補助装置であって、該開詮補助
装置の各側面狭持体の少なくとも一方端を可動可能に連
結し、各側面狭持体がキャップ側面に接する近傍に夫々
突片爪体を設けると共に該各突片爪体の内側先端を略内
向きの開栓方向とし、夫々突片爪体と各側面狭持体の最
遠部とが所定の距離を持って夫々配設しているので、キ
ャップの大きさ及び濡れているのに関係なく、力の弱い
人でも容易に開けられる。
【0015】また、突片爪体の突片の内側端面が、キャ
ップ側面に対して正面略ハの字状となるように突片を若
干傾斜させて設けているので、ペットボトルなどの多少
の大きさの違うキャップも大きさに対応して小さな力で
容易に開けられる。
ップ側面に対して正面略ハの字状となるように突片を若
干傾斜させて設けているので、ペットボトルなどの多少
の大きさの違うキャップも大きさに対応して小さな力で
容易に開けられる。
【0016】さらに、開詮補助装置の側面狭持体のそれ
ぞれの両端を夫々連結又は切離し可能とすると共に突片
爪体の突片の内側先端の上部側を段付き状に切り欠いて
掛止部を形成しているので、力の弱い人も容易に開けら
れると共に瓶などの王冠も開けることが出来る。
ぞれの両端を夫々連結又は切離し可能とすると共に突片
爪体の突片の内側先端の上部側を段付き状に切り欠いて
掛止部を形成しているので、力の弱い人も容易に開けら
れると共に瓶などの王冠も開けることが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の開詮補助装置は、容器体
のキャップ側面を少なくとも対向する二カ所で狭持する
複数の側面狭持体を有する開詮補助装置の側面狭持体の
それぞれの少なくとも一方端を可動可能に連結してい
る。
のキャップ側面を少なくとも対向する二カ所で狭持する
複数の側面狭持体を有する開詮補助装置の側面狭持体の
それぞれの少なくとも一方端を可動可能に連結してい
る。
【0018】また、各側面狭持体がキャップ側面に接す
る近傍に夫々突片爪体を設けると共に該各突片爪体の先
端を略内向きの開栓方向とし、夫々突片爪体と各側面狭
持体の最遠部とが所定の距離を持って夫々配設してい
る。
る近傍に夫々突片爪体を設けると共に該各突片爪体の先
端を略内向きの開栓方向とし、夫々突片爪体と各側面狭
持体の最遠部とが所定の距離を持って夫々配設してい
る。
【0019】また、開詮補助装置の一方端を可動可能に
連結し、他方端を連結加除可能に連結し、夫々の側面狭
持体の突片爪体の突片の内側端面が、キャップ側面に対
して正面略ハの字状となるように若干傾斜させている。
連結し、他方端を連結加除可能に連結し、夫々の側面狭
持体の突片爪体の突片の内側端面が、キャップ側面に対
して正面略ハの字状となるように若干傾斜させている。
【0020】さらに、開詮補助装置の側面狭持体のそれ
ぞれの両端を夫々連結及び連結加除可能に連結すると共
に突片爪体の突片の内側先端の上部側を段付き状に切り
欠いて掛止部を形成している。
ぞれの両端を夫々連結及び連結加除可能に連結すると共
に突片爪体の突片の内側先端の上部側を段付き状に切り
欠いて掛止部を形成している。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、図1において、1は開詮補助装置で、該開詮補助装
置1は、図示では外形を平面略魚の形状に形成し、略中
央より縦断するように二分割されると共に図示の略魚の
頭部先部側で弾発を持って連結し、該二分割され、且つ
先部側で弾発を持って連結されたそれぞれを側面狭持体
2、2として形成している。
と、図1において、1は開詮補助装置で、該開詮補助装
置1は、図示では外形を平面略魚の形状に形成し、略中
央より縦断するように二分割されると共に図示の略魚の
頭部先部側で弾発を持って連結し、該二分割され、且つ
先部側で弾発を持って連結されたそれぞれを側面狭持体
2、2として形成している。
【0022】該側面狭持体2、2は、図1に示すよう
に、側面狭持体2、2の間を所定間隔と先部側で弾発を
持って連結されおり、該側面狭持体2、2の外側略中央
の近傍の内側面に突片爪体3、3を夫々対向するように
配設し、該突片爪体3、3は、金属などの板材を平面略
コの字状で若干開脚した形状に形成し、該開脚したコの
字状の各先部を突片4、4、…として形成している。
に、側面狭持体2、2の間を所定間隔と先部側で弾発を
持って連結されおり、該側面狭持体2、2の外側略中央
の近傍の内側面に突片爪体3、3を夫々対向するように
配設し、該突片爪体3、3は、金属などの板材を平面略
コの字状で若干開脚した形状に形成し、該開脚したコの
字状の各先部を突片4、4、…として形成している。
【0023】また、突片爪体3、3の平面略コの字状で
若干開脚した形状は、後述するキャップ6を突き回す方
向とし、突片爪体3、3の突片4、4、…の回転方向の
各一方の突片4、4がキャップ6に食い込むように突き
回す方向で作用するように設けられている。
若干開脚した形状は、後述するキャップ6を突き回す方
向とし、突片爪体3、3の突片4、4、…の回転方向の
各一方の突片4、4がキャップ6に食い込むように突き
回す方向で作用するように設けられている。
【0024】しかして、図3は、他の実施例の開詮補助
装置1aで、上記平面略魚の形状で形成したものと略同
様の構成で、差違に於て、平面略ペンギンを象った側面
狭持体2a、2aで形成し、また、突片爪体5、5は、
図4に示すように、下側が末広がり状にキャップ6の側
面に対して正面略ハの字状となるように若干傾斜させて
設け、上記と略同様、各先部を突片4a、4a、…とし
て形成している。
装置1aで、上記平面略魚の形状で形成したものと略同
様の構成で、差違に於て、平面略ペンギンを象った側面
狭持体2a、2aで形成し、また、突片爪体5、5は、
図4に示すように、下側が末広がり状にキャップ6の側
面に対して正面略ハの字状となるように若干傾斜させて
設け、上記と略同様、各先部を突片4a、4a、…とし
て形成している。
【0025】そして、略ペンギンを象った開詮補助装置
1aの下部開脚側の一方に支軸7により枢着した開脚ス
トッパ8を設け、他方に該開脚ストッパ8に対応した凹
掛止部9を凹設し、該開脚ストッパ8は、基端を支軸7
によって回動可能とし、先端を膨出させて形成した開脚
ストッパ8の先部を、他方それに対応して凹設した凹掛
止部9に嵌入して掛止する事で、側面狭持体2a、2a
が開くのを止め、また、開脚ストッパ8を上方に持上げ
るように回動させて掛止を解く。
1aの下部開脚側の一方に支軸7により枢着した開脚ス
トッパ8を設け、他方に該開脚ストッパ8に対応した凹
掛止部9を凹設し、該開脚ストッパ8は、基端を支軸7
によって回動可能とし、先端を膨出させて形成した開脚
ストッパ8の先部を、他方それに対応して凹設した凹掛
止部9に嵌入して掛止する事で、側面狭持体2a、2a
が開くのを止め、また、開脚ストッパ8を上方に持上げ
るように回動させて掛止を解く。
【0026】また、図5に示すように、ペンギンを象っ
た開詮補助装置1aの頭部先部で弾発を持って連結し、
さらに該先端部のくちばしに当る部分に、缶飲料のプル
トップ10を開ける掛支片11を突設している。
た開詮補助装置1aの頭部先部で弾発を持って連結し、
さらに該先端部のくちばしに当る部分に、缶飲料のプル
トップ10を開ける掛支片11を突設している。
【0027】しかして、上述実施例の側面狭持体2、2
の突片爪体3、3のさらに他の実施例として、図6に示
すように、一方の突片爪体3aの下部を内周方向に突出
するように段付状に形成して王冠掛止部12を設け、ま
た他方の突片爪体3bは、前記と逆で上部を内周方向に
突出するように段付状に形成して王冠支持部13を設け
て、瓶14などの王冠15を開けるのに用いる。
の突片爪体3、3のさらに他の実施例として、図6に示
すように、一方の突片爪体3aの下部を内周方向に突出
するように段付状に形成して王冠掛止部12を設け、ま
た他方の突片爪体3bは、前記と逆で上部を内周方向に
突出するように段付状に形成して王冠支持部13を設け
て、瓶14などの王冠15を開けるのに用いる。
【0028】また、上述した王冠15を開けるのに用い
る実施例のものは、上記開詮補助装置1aと略同様に開
脚ストッパ8も設けられ、王冠15を開けるときに生じ
る強い開脚の力を止めている。
る実施例のものは、上記開詮補助装置1aと略同様に開
脚ストッパ8も設けられ、王冠15を開けるときに生じ
る強い開脚の力を止めている。
【0029】しかして、いま、略魚の形状の開詮補助装
置1を使用するとき、図1及び図2に示すように、側面
狭持体2、2の突片爪体3、3の間でペットボトル16
等のキャップ6を狭持させるように上部から挿入し、そ
の時、連結部の弾発によって該キャップ6が狭持され、
そして開詮補助装置1の側面狭持体2、2を手で把持す
ると共に開詮補助装置1を回す事でキャップ6が開けら
れる。
置1を使用するとき、図1及び図2に示すように、側面
狭持体2、2の突片爪体3、3の間でペットボトル16
等のキャップ6を狭持させるように上部から挿入し、そ
の時、連結部の弾発によって該キャップ6が狭持され、
そして開詮補助装置1の側面狭持体2、2を手で把持す
ると共に開詮補助装置1を回す事でキャップ6が開けら
れる。
【0030】これは、突片爪体3、3の突片4、4が、
キャップ6を回転方向に食込み突くように働くと共に該
突片4、4と側面狭持体2、2の最遠部との間、図示で
は略魚の形状の頭部及び尾部に当たる最遠部との間の距
離で、つまり突片4、4と略魚の頭部及び尾部との距離
で、てこの原理が作用して小さな力で容易に開けられ
る。
キャップ6を回転方向に食込み突くように働くと共に該
突片4、4と側面狭持体2、2の最遠部との間、図示で
は略魚の形状の頭部及び尾部に当たる最遠部との間の距
離で、つまり突片4、4と略魚の頭部及び尾部との距離
で、てこの原理が作用して小さな力で容易に開けられ
る。
【0031】また、上述実施例では、ペットボトル16
等のキャップ6を例示しているが、日本酒瓶に多く使用
されているコルクなどの栓の頭部が少ししか出ていない
栓に対しても、上記の如く栓に食込むように詮を突き回
し、スリップせず回す力が容易に伝わるために、詮がゆ
るみ開けるのに有効となる。
等のキャップ6を例示しているが、日本酒瓶に多く使用
されているコルクなどの栓の頭部が少ししか出ていない
栓に対しても、上記の如く栓に食込むように詮を突き回
し、スリップせず回す力が容易に伝わるために、詮がゆ
るみ開けるのに有効となる。
【0032】しかして、略ペンギンを象った形状の開詮
補助装置1aを使用するとき、図3に示すように、開詮
補助装置1aの下部の開脚ストッパ8で開脚を止め、そ
の後図4に示すように、突片爪体5、5の正面略ハの字
状の傾斜部分がキャップ6の上角部に食込むように狭持
し、その状態で開詮補助装置1aを回すことでキャップ
6を突き回すように開詮する。
補助装置1aを使用するとき、図3に示すように、開詮
補助装置1aの下部の開脚ストッパ8で開脚を止め、そ
の後図4に示すように、突片爪体5、5の正面略ハの字
状の傾斜部分がキャップ6の上角部に食込むように狭持
し、その状態で開詮補助装置1aを回すことでキャップ
6を突き回すように開詮する。
【0033】これは、開脚ストッパ8で開脚を止め、ま
た開詮補助装置1aの略ペンギンを象った形状の頭部先
部で弾発を持って連結していることで、弾発を持ってキ
ャップ6を保持して突き回すので、上述例とは違って握
る力より上から押す力でキャップ6の上角部に食込み保
持された状態となり、握る力をあまり掛けずに回すこと
が出来、特に握力の弱い人向きとなり、さらにキャップ
6の若干の大きさの違いにも突片爪体5、5の正面略ハ
の字状の傾斜部分と弾発によって対応できる。
た開詮補助装置1aの略ペンギンを象った形状の頭部先
部で弾発を持って連結していることで、弾発を持ってキ
ャップ6を保持して突き回すので、上述例とは違って握
る力より上から押す力でキャップ6の上角部に食込み保
持された状態となり、握る力をあまり掛けずに回すこと
が出来、特に握力の弱い人向きとなり、さらにキャップ
6の若干の大きさの違いにも突片爪体5、5の正面略ハ
の字状の傾斜部分と弾発によって対応できる。
【0034】また、開脚ストッパ8を開けることで側面
狭持体2a、2a全体を大きく開脚させ、さらに大きな
キャップ6にも対応できる。
狭持体2a、2a全体を大きく開脚させ、さらに大きな
キャップ6にも対応できる。
【0035】そして、図3及び図5に示すように、略ペ
ンギンを象った形状の開詮補助装置1aの頭部のくちば
しに当る部分の掛支片11によって缶飲料のプルトップ
10を開ける。
ンギンを象った形状の開詮補助装置1aの頭部のくちば
しに当る部分の掛支片11によって缶飲料のプルトップ
10を開ける。
【0036】つまり、開詮補助装置1aを持って掛支片
11の先端より缶飲料のプルトップ10に差込み、その
状態で開詮補助装置1aを押上げるようにプルトップ1
0を起すことで缶飲料のプルトップ10が回動状に持ち
上がり、缶を開けることが出来る。
11の先端より缶飲料のプルトップ10に差込み、その
状態で開詮補助装置1aを押上げるようにプルトップ1
0を起すことで缶飲料のプルトップ10が回動状に持ち
上がり、缶を開けることが出来る。
【0037】さらに他の実施例として、上述したキャッ
プ6が開けられ、且つ瓶14などの王冠15も開けられ
るもので、これも上述実施例の開詮補助装置1aのよう
に、開脚ストッパ8で開脚を止めた状態で、図6に示す
ように、突片爪体3aの王冠掛止部12を瓶14などの
王冠15の下部に引っ掛け、一方の突片爪体3bの王冠
支持部13を王冠15の上部で支持し、この状態で、突
片爪体3a側の開詮補助装置1aを持上げることで開詮
できる。
プ6が開けられ、且つ瓶14などの王冠15も開けられ
るもので、これも上述実施例の開詮補助装置1aのよう
に、開脚ストッパ8で開脚を止めた状態で、図6に示す
ように、突片爪体3aの王冠掛止部12を瓶14などの
王冠15の下部に引っ掛け、一方の突片爪体3bの王冠
支持部13を王冠15の上部で支持し、この状態で、突
片爪体3a側の開詮補助装置1aを持上げることで開詮
できる。
【0038】なお、上述した形状で各例示した実施例の
他、星形など各種キャラクターなどの形状に変更して使
用しても好ましい。
他、星形など各種キャラクターなどの形状に変更して使
用しても好ましい。
【0039】また、突片爪体3、3を開脚したコの字状
として形成しているが、単に一枚の板状の突片4、4、
…に変更して使用しても良く、また突片爪体3、3を夫
々対向するように二カ所配設しているが三カ所としても
好ましい。
として形成しているが、単に一枚の板状の突片4、4、
…に変更して使用しても良く、また突片爪体3、3を夫
々対向するように二カ所配設しているが三カ所としても
好ましい。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、特に、容器体のキャップ側面を少なくとも対向
する二カ所で狭持する複数の側面狭持体を有する開詮補
助装置であって、該開詮補助装置の各側面狭持体の少な
くとも一方端を可動可能に連結し、各側面狭持体がキャ
ップ側面に接する近傍に夫々突片爪体を設けると共に該
各突片爪体の内側先端を略内向きの開栓方向とし、夫々
突片爪体と各側面狭持体の最遠部とが所定の距離を持っ
て夫々配設しているので、
施され、特に、容器体のキャップ側面を少なくとも対向
する二カ所で狭持する複数の側面狭持体を有する開詮補
助装置であって、該開詮補助装置の各側面狭持体の少な
くとも一方端を可動可能に連結し、各側面狭持体がキャ
ップ側面に接する近傍に夫々突片爪体を設けると共に該
各突片爪体の内側先端を略内向きの開栓方向とし、夫々
突片爪体と各側面狭持体の最遠部とが所定の距離を持っ
て夫々配設しているので、
【0041】堅く閉じられたキャップでも、てこの原理
で軽く開けることが出来、側面狭持体が開脚することで
キャップの大きさの違いに対応でき、力の弱い、特に握
力の弱い人も容易に開けられ、日本酒瓶に使用されてい
るコルク等の栓の頭部が少ししか出ていない栓も容易に
開けられる。
で軽く開けることが出来、側面狭持体が開脚することで
キャップの大きさの違いに対応でき、力の弱い、特に握
力の弱い人も容易に開けられ、日本酒瓶に使用されてい
るコルク等の栓の頭部が少ししか出ていない栓も容易に
開けられる。
【0042】また、突片爪体の突片の内側端面が、キャ
ップ側面に対して正面略ハの字状となるように突片を若
干傾斜させて設けているので、
ップ側面に対して正面略ハの字状となるように突片を若
干傾斜させて設けているので、
【0043】ペットボトルなどの多少の大きさの違うキ
ャップも大きさに対応し、強く握ることなく、特に握力
の弱い女性及び子供、手の不自由な人又は老人など力が
あまり無い人でも容易に小さな力で開けられ、特にキャ
ップに食込みが大きく、日本酒瓶に使用されているコル
ク等の栓の頭部が少ししか出ていない栓などを開けるの
に有効である。
ャップも大きさに対応し、強く握ることなく、特に握力
の弱い女性及び子供、手の不自由な人又は老人など力が
あまり無い人でも容易に小さな力で開けられ、特にキャ
ップに食込みが大きく、日本酒瓶に使用されているコル
ク等の栓の頭部が少ししか出ていない栓などを開けるの
に有効である。
【0044】さらに、開詮補助装置の側面狭持体のそれ
ぞれの両端を夫々連結又は切離し可能とすると共に突片
爪体の突片の内側先端の上部側を段付き状に切り欠いて
掛止部を形成しているので、
ぞれの両端を夫々連結又は切離し可能とすると共に突片
爪体の突片の内側先端の上部側を段付き状に切り欠いて
掛止部を形成しているので、
【0045】上述のように力の弱い人でもキャップを容
易に開けられると共に各種デザイン及び機能的要素をう
まく利用して瓶などの王冠、また缶飲料のプルトップも
開けるように複合して構成でき、さらに飾り的要素を持
って持運びが簡易に出来るものが提供でき、よって、本
発明は実用上著大な効果を奏するものである。
易に開けられると共に各種デザイン及び機能的要素をう
まく利用して瓶などの王冠、また缶飲料のプルトップも
開けるように複合して構成でき、さらに飾り的要素を持
って持運びが簡易に出来るものが提供でき、よって、本
発明は実用上著大な効果を奏するものである。
【図1】本発明の実施例の平面図である。
【図2】図1の矢視A−A線の断面図である。
【図3】本発明の他の実施例の平面図である。
【図4】図3の矢視B−B線の断面図である。
【図5】缶飲料のプルトップ10を開ける状態を示す他
の実施例の要部の側面図である。
の実施例の要部の側面図である。
【図6】瓶14などの王冠15を開ける状態を示すさら
に他の実施例の要部の側面断面図である。
に他の実施例の要部の側面断面図である。
【符号の説明】 1、1a 開詮補助装置 2、2a 側面狭持体 3、3a、3b 突片爪体 4、4a 突片 5 突片爪体 6 キャップ 12 王冠掛止部
Claims (3)
- 【請求項1】 容器体のキャップ側面を少なくとも対向
する二カ所で狭持する複数の側面狭持体を有する開詮補
助装置であって、 該開詮補助装置の各側面狭持体の少なくとも一方端を可
動可能に連結し、各側面狭持体がキャップ側面に接する
近傍に夫々突片爪体を設けると共に該各突片爪体の内側
先端を略内向きの開栓方向とし、夫々突片爪体と各側面
狭持体の最遠部とが所定の距離を持って夫々配設された
ことを特徴とする開詮補助装置。 - 【請求項2】 請求項1の突片爪体の突片の内側端面
が、キャップ側面に対して正面略ハの字状となるように
突片を若干傾斜させて設けたことを特徴とする開詮補助
装置。 - 【請求項3】 請求項1の開詮補助装置の側面狭持体の
それぞれの両端を夫々連結又は切離し可能とすると共に
突片爪体の突片の内側先端の上部側を段付き状に切り欠
いて掛止部を形成したことを特徴とする開詮補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301221A JP2002068374A (ja) | 2000-08-26 | 2000-08-26 | 開詮補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301221A JP2002068374A (ja) | 2000-08-26 | 2000-08-26 | 開詮補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002068374A true JP2002068374A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=18782790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000301221A Pending JP2002068374A (ja) | 2000-08-26 | 2000-08-26 | 開詮補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002068374A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105690428A (zh) * | 2016-03-26 | 2016-06-22 | 梁嘉麟 | 集三功能为一体的小型家用器具的结构与使用方法 |
CN105690426A (zh) * | 2016-03-26 | 2016-06-22 | 梁嘉麟 | 集四功能为一体的小型家用器具的结构与使用方法 |
-
2000
- 2000-08-26 JP JP2000301221A patent/JP2002068374A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105690428A (zh) * | 2016-03-26 | 2016-06-22 | 梁嘉麟 | 集三功能为一体的小型家用器具的结构与使用方法 |
CN105690426A (zh) * | 2016-03-26 | 2016-06-22 | 梁嘉麟 | 集四功能为一体的小型家用器具的结构与使用方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060016294A1 (en) | Temperature insulated beverage container receptacle and opening apparatus | |
US20060207390A1 (en) | Beverage container opener | |
US7004049B2 (en) | Multi-purpose opener | |
US20060179978A1 (en) | Jar lid vacuum release tool | |
US5309794A (en) | Opening device for cans having tear-away closure panels with ring tabs | |
US5913953A (en) | Can opener apparatus for pull-ring containers | |
US10081528B2 (en) | Combined beverage container opener and beverage bottle resealer | |
JP2002068374A (ja) | 開詮補助装置 | |
JP2009249035A (ja) | 容器蓋のキャップオープナー | |
JP3227212U (ja) | 容器用オープナー | |
JP3057251U (ja) | 容器の口開け装置 | |
JP2001158500A (ja) | キャップオープナー及びプルタブオープナーを有する開栓具 | |
KR20150000711A (ko) | 음료수 캔따개 | |
JP3061216U (ja) | ビン蓋等の開閉具 | |
KR200430060Y1 (ko) | 캔 오프너 | |
KR200277436Y1 (ko) | 캔 개방탭 오프너 | |
KR200275245Y1 (ko) | 오프너 | |
JP3114051U (ja) | プルトップ缶用オープナー | |
JP3069446U (ja) | プルトップ・ボトル・キャップ・栓抜きかけオ―プナ― | |
JP3047967U (ja) | ペットボトル用キャップオープナー | |
KR200307675Y1 (ko) | 큰 병 뚜껑 열개 | |
KR200174367Y1 (ko) | 음료수 용기의 개방손잡이 | |
KR200222633Y1 (ko) | 왕관 오프너 겸용 페트병 마개 오프너 | |
KR200207382Y1 (ko) | 음료수 휴대용 손잡이 | |
KR200283728Y1 (ko) | 개량 오프너 |