JP2002066305A - 媒体再生塔、媒体再生方法、排ガス処理装置及び排ガス処理方法 - Google Patents

媒体再生塔、媒体再生方法、排ガス処理装置及び排ガス処理方法

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JP2002066305A
JP2002066305A JP2000255956A JP2000255956A JP2002066305A JP 2002066305 A JP2002066305 A JP 2002066305A JP 2000255956 A JP2000255956 A JP 2000255956A JP 2000255956 A JP2000255956 A JP 2000255956A JP 2002066305 A JP2002066305 A JP 2002066305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のキャリアガスを用いることなく、十分
な媒体の再生性能を有しつつ、しかも再生塔からの排出
ガス量を低減でき、且つ、排ガス処理における効率及び
経済性を向上できる媒体再生塔を提供する。 【解決手段】 本発明による再生塔120は、分配部
1、加熱部2、滞留部3、冷却部4及び集積部5から成
る本体部の上部及び下部に、それぞれ炭素質吸着剤Aの
供給部8及び排出部9を備えるものである。供給部8
は、ロータリーバルブ81,82を、排出部9はロータ
リーバルブ91,92を有しており、それぞれのロータ
リバルブ間に不活性ガスG1,G2が供給される。これ
らの不活性ガスG1,G2は、流量が所定値となるよう
に調節され、各ロータリーバルブのガスシールに用いら
れると共に、一部が再生塔120内に流入し、キャリア
ガスとして機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体再生塔、媒体
再生方法、排ガス処理装置及び排ガス処理方法に関し、
詳しくは、排ガス中に含まれる被除去成分等を吸着又は
担持した媒体を再生する媒体再生塔及び媒体再生方法、
並びに、その媒体再生塔を備える排ガス処理装置及びそ
の媒体再生方法を用いた排ガス処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、排ガスに含まれるSOxガス
(SO2等)、HClガス、或いは、ポリ塩化ジベンゾ
パラジオキシン(PCDDs)、ポリ塩化ジベンゾフラ
ン(PCDFs)、コプラナーポリ塩化ビフェニル(コ
プラナーPCBs)といった有機塩素化合物(以下、
「ダイオキシン類」という)等の被除去成分を除去する
装置として、活性炭、活性チャー、活性コークス等の炭
素質吸着剤(材)、触媒等の媒体を使用した乾式の排ガ
ス処理装置が知られている。
【0003】例えば、本出願人による特公平2−603
68号公報、特開平5−301022号公報、特開平1
1−76756号公報、本出願人等による特許第301
2173号公報、等には、このような排ガス処理装置
と、それを構成する種々の再生塔が記載されている。こ
れらの再生塔は、反応塔において排ガスとの接触により
被除去成分を吸着保持した炭素質吸着剤を加熱し、吸着
保持された被除去成分を炭素質吸着剤から脱離させ、或
いは、被除去成分を分解して炭素質吸着剤を再生するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
再生塔は、(1)キャリアガスを用いるものと、(2)
キャリアガスを用いないもの、に大別される。また、い
ずれの再生塔においても、再生塔内部で生じた脱離ガス
が反応塔側に流入しないように、再生塔における炭素質
吸着剤の供給部及び排出部にいわゆるシールガスが供給
される。
【0005】図6は、従来のキャリアガスを用いた再生
塔の一例を示す摸式断面図である。再生塔220は、加
熱部及び冷却部を有する再生塔本体200の上部及び下
部に、炭素質吸着剤Aの供給部80及び排出部90が設
けられたものである。供給部80及び排出部90にはシ
ールガスGsが供給され、ロータリーバルブがガスシー
ルされるようになっている。
【0006】また、このガスとは別に、本体部胴体の上
部及び下部にキャリアガスGkが供給されるようになっ
ている。このキャリアガスGkは、加熱された炭素質吸
着剤Aが存在する空間を通る際に脱離された被除去成分
(脱離ガス)と合流し再生塔220から排出される。こ
れにより、脱離ガスが十分に且つ高効率で回収される。
よって、キャリアガスを用いたこのような再生塔220
は、炭素質吸着剤Aの再生性能つまり脱離ガスの排出性
能の点で十分に満足のいくものである。これに対し、キ
ャリアガスを用いない再生塔は、塔内に生じる圧力勾配
により脱離ガスの排出効率は実用上十分に高められてい
るものの、脱離ガスの回収性はキャリアガスを用いたも
のの方が有利な場合が多い。
【0007】しかし、排ガス処理プロセスの総合的な効
率及びコストをより改善する、具体的には、脱離ガスを
含む再生塔からの排出ガスの発生量を減じてその処理量
を最小化するには、キャリアガスを使用せず、ひいては
キャリアガス供給系を要しない装置及び方法が望まれて
いる。
【0008】そこで、本発明はこのような事情に鑑みて
なされたものであり、従来のキャリアガスを用いること
なく、十分な媒体の再生性能(つまり脱離ガスの排出性
能)を有しつつ、しかも再生塔からの排出ガス量を低減
でき、且つ、排ガス処理における効率及び経済性を向上
できる媒体再生塔、媒体再生方法、排ガス処理装置及び
排ガス処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による媒体再生塔は、排ガス中に含まれる被
除去成分に対する吸着能又は分解能を有し且つこの被除
去成分又はその被除去成分由来の成分を吸着又は保持し
た媒体が再生されるものであって、(1)ロータリーバ
ルブを有しており、媒体が導入され、且つ、第1のガス
(好ましくは不活性ガス)が供給される媒体供給部と、
(2)媒体供給部の後段に配置され、媒体が流動し且つ
再生される本体部と、(3)本体部の後段に設けられ、
ロータリーバルブを有しており、再生された媒体が排出
され、且つ、第2のガス(好ましくは不活性ガス)が供
給される媒体排出部とを備えており、第1叉は第2のガ
スが、下記式(1); F1≧{0.14×D+9.8+(P−7.9)×0.53}/2 …(1) で表される関係を満たすように、それぞれ媒体供給部及
び媒体排出部へ供給されることを特徴とする。ここで、
式中、F1は第1のガス叉は第2のガスの流量(m3
hr)を示し、Dはロータリーバルブの内径(mm)を
示し、Pは本体部の平均内圧(kPa)を示す。
【0010】このように構成された媒体再生塔では、ロ
ータリーバルブの連続回転によって、被除去成分又はそ
の被除去成分由来の成分を吸着又は保持した媒体が連続
的に本体部内に供給及び本体部内から排出される。この
とき、式(1)で表される関係を満たすような流量で第
1及び第2のガスが供給されると、媒体供給部及び媒体
排出部が十分にシールされ、媒体から脱離された脱離ガ
スが媒体供給部及び媒体排出部から媒体再生塔の外部に
漏出することが防止される。それに加えて、第1及び第
2のガスの一部が本体部内に流入し、キャリアガスとし
て機能し、本体部の内部で発生する脱離ガスと共に媒体
再生塔の外部へ排出され得る。
【0011】或いは、本発明による媒体再生塔は、排ガ
ス中に含まれる被除去成分に対する吸着能又は分解能を
有し且つこの被除去成分又はその被除去成分由来の成分
を吸着又は保持した媒体が再生されるものであって、
(1)シールホッパを有しており、媒体が導入され、且
つ、第3のガス(好ましくは不活性ガス)が供給される
媒体供給部と、(2)媒体供給部の後段に配置され、媒
体が流動し且つ再生される本体部と、(3)本体部の後
段に設けられ、シールホッパを有しており、再生された
媒体が排出され、且つ、第4のガス(好ましくは不活性
ガス)が供給される媒体排出部とを備えており、第3叉
は第4のガスが、下記式(2); F2≧{118×V+13+(P−10)×2.2}/2 …(2) で表される関係を満たすように、それぞれ媒体供給部及
び媒体排出部へ供給されるものであってもよい。ここ
で、式中、F2は第3叉は第4のガスの流量(m3/h
r)を示し、Vはシールホッパ単体の容積(m3)を示
し、Pは本体部の平均内圧(kPa)を示す。
【0012】このように構成された媒体再生塔では、シ
ールホッパの間欠運転により、被除去成分又はその被除
去成分由来の成分を吸着又は保持した媒体が間欠的に本
体部内に供給及び本体部内から排出される。このとき、
式(2)で表される関係を満たすような流量で第3及び
第4のガスが供給されると、媒体供給部及び媒体排出部
が十分にシールされ、媒体から脱離された脱離ガスが媒
体供給部及び媒体排出部から媒体再生塔の外部に漏出す
ることが防止される。それに加えて、第3及び第4のガ
スの一部が本体部内に流入し、キャリアガスとして機能
し、本体部の内部で発生する脱離ガスと共に媒体再生塔
の外部へ排出され得る。
【0013】また、本発明による排ガス処理方法は、本
発明の媒体再生塔を有効に使用する方法であり、排ガス
中に含まれる被除去成分に対する吸着能又は分解能を有
し且つこの被除去成分又はその被除去成分由来の成分を
吸着又は保持した媒体を再生する方法であって、ロータ
リーバルブを有しており、媒体が導入され、且つ、第1
のガスが供給される媒体供給部と、媒体供給部の後段に
配置され、媒体が流動し且つ再生される本体部と、本体
部の後段に設けられ、ロータリーバルブを有しており、
再生された媒体が排出され、且つ、第2のガスが供給さ
れる媒体排出部とを備える媒体再生塔を用い、上記式
(1)で表される関係を満たすように、第1及び第2の
ガスをそれぞれ媒体供給部及び媒体排出部へ供給するこ
とを特徴とする。
【0014】或いは、排ガス中に排ガス中に含まれる被
除去成分に対する吸着能又は分解能を有し且つこの被除
去成分又はその被除去成分由来の成分を吸着又は保持し
た媒体を再生する方法であって、シールホッパを有して
おり、媒体が導入され、且つ、第3のガス(好ましくは
不活性ガス)が供給される媒体供給部と、媒体供給部の
後段に配置され、媒体が流動し且つ再生される本体部
と、本体部の後段に設けられ、シールホッパを有してお
り、再生された媒体が排出され、且つ、第4のガスが供
給される媒体排出部とを備える媒体再生塔を用い、上記
式(2)で表される関係を満たすように、第3及び第4
のガスをそれぞれ媒体供給部及び媒体排出部へ供給して
も好適である。
【0015】さらに、本発明による排ガス処理装置は、
本発明の媒体再生塔を備えて好適なものであり、排ガス
中に含まれる被除去成分を除去するものであって、排ガ
スが流通され且つ被除去成分に対する吸着能又は分解能
を有する媒体が供給される反応塔と、反応塔において被
除去成分又はその被除去成分由来の成分を吸着又は保持
した媒体が供給される本発明の媒体再生塔とを備える。
【0016】また、本発明による排ガス処理方法は、本
発明の排ガス処理装置を用いて有効に実施できる方法で
あり、排ガス中に含まれる被除去成分を除去する方法で
あって、排ガスと、被除去成分に対する吸着能又は分解
能を有する媒体とを接触させ、被除去成分又はその被除
去成分由来の成分を吸着又は保持した媒体を本発明の媒
体再生方法により再生することを特徴とする。
【0017】なお、本発明で使用される「媒体」とは、
排ガスに含まれる被除去成分に対して吸着能叉は分解能
を有するものを示し、形態は特に限定されないが、例え
ば粉状叉は粒状を成す複数の固体粒子(具体的には、活
性炭等の炭素質吸着剤(材)粒子、触媒粒子等)を例示
でき、それら固体粒子の集合体叉は凝集体であってもよ
く、また、幾何学的叉は立体的な形状も特に限定され
ず、例えば、球形、円柱形、円筒形、等の形状を有する
ものが挙げられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置
関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づ
くものとする。
【0019】図1は、本発明による排ガス処理装置の好
適な一実施形態を模式的に示す構成図である。排ガス処
理装置100は、反応塔110と再生塔120(媒体再
生塔)とを備えたものであり、これらの間には、コンベ
ア等の移送機131,132が設置されている。移送機
131,132は、各々の一端部がそれぞれ反応塔11
0の下方及び上方に位置するように、且つ、各々の他端
部がそれぞれ再生塔120の上方及び下方に位置するよ
うに配置されている。これらの移送機131,132
は、後述する炭素質吸着剤(材)を反応塔110及び再
生塔120間で循環移送するためのものである。また、
反応塔110及び再生塔120は、炭素質吸着剤がその
上端部から供給され、それぞれの内部を流下して下端部
から外部へ排出されるようになっている。
【0020】また、反応塔110は、その側壁に排ガス
供給部18及び処理済ガス排出部20を有している。こ
の排ガス供給部18には、排ガスWが導入される。排ガ
スWは、反応塔110の内部を横断するように流通する
間に、炭素質吸着剤による脱硫(SO2ガス等のSOx
ガスの吸着)、除塵等が行われ、処理済ガスWsとして
処理済ガス排出部20からスタック(煙突)140へ送
られ排気される。なお、排ガスWと共にアンモニア等の
還元態窒素を反応塔110に供給すると、排ガスWの脱
硝(NOx成分の分解)を行うことも可能である。ま
た、再生塔120にアンモニア、尿素等の還元態窒素を
供給するとダイオキシン類をより低温で分解し易くな
る。
【0021】再生塔120内で排ガスW中の被除去成分
を吸着した炭素質吸着剤は、移送機131により再生塔
120へ送出され、再生塔120内で加熱によりSO2
ガス等の被除去成分が脱着され、或いは、ダイオキシン
類が分解される。これにより、炭素質吸着剤の再生が行
われる。炭素質吸着剤から脱着されたガス成分は、脱離
ガスを含む排出ガスGrとして再生塔120から排出さ
れ、回収部150においてアルカリ剤等の吸収剤に回収
される。脱離ガス成分を吸収した吸収剤は、中和・酸化
処理された後、例えば石膏、硫酸マグネシウム等を用い
た回収系(図示せず)に送られる。
【0022】図2は、図1における再生塔120の構造
を模式的に示す断面図である。再生塔120は、排ガス
W中の被除去成分を吸着した炭素質吸着剤A(媒体)が
上端部から供給され下端部から排出される移動層方式の
熱交換器である。この再生塔120は、それぞれ略筒状
を成す分配部1、加熱部2、滞留部3、冷却部4及び集
積部5がこの順に略鉛直方向に沿って連設されたもので
ある。なお、これらは円筒状叉は角筒状のいずれの形状
であってもよい。このように、分配部1、加熱部2、滞
留部3、冷却部4及び集積部5から本体部が構成されて
いる。
【0023】また、分配部1の上部には、ロータリーバ
ルブ81,82を有する配管83のロータリーバルブ8
1,82間に不活性ガスG1(第1のガス)を供給する
ための配管84が結合された供給部8(媒体供給部)が
設けられている。さらに、集積部5の下部には、ロータ
リーバルブ91,92を有する配管93のロータリーバ
ルブ91,92間に不活性ガスG2(第2のガス)を供
給するための配管94が結合された排出部9(媒体排出
部)が設けられている。
【0024】分配部1は、錐状部材の下方に筒状部材が
結合されたものであり、内部にディストリビュータ11
が配置されている。この分配部1の後段に連結された加
熱部2は、内部に複数の加熱用チューブ21が上下方向
に延びて配置されている。これらの加熱用チューブ21
の内部空間は分配部1の内部空間と連通している。ま
た、加熱部2の側壁下部及び上部には、それぞれ熱風
(加熱空気)等の加熱媒体Ghの供給口2a及び排出口
2bが設けられている。これらにより、加熱媒体Ghが
加熱用チューブ21の外部を流通するようにされてい
る。
【0025】また、加熱部2の後段に連結された滞留部
3は、加熱された炭素質吸着剤Aが滞留し、炭素質吸着
剤Aに吸着された被除去成分の脱着及び分解が行われ
る。この滞留部3の側壁上部には、脱着されたガス等が
排出される排出口3bが設けられている。
【0026】さらに、滞留部3の後段に連結された冷却
部4の内部には、複数の冷却用チューブ41が上下に延
在するように配置されている。これらの冷却用チューブ
41の内部空間は滞留部3の内部空間と連通している。
また、冷却部4の側壁下部及び上部には、それぞれ冷風
(冷却空気)、冷水等の冷却媒体Gcの供給口4a及び
排出口4bが設けられている。これらにより、冷却媒体
Gcが冷却用チューブ41の外部を流通するようになっ
ている。
【0027】またさらに、冷却部4の後段に連結された
集積部5は、下端にロールフィーダ10が回動自在に設
置された漏斗状(逆錐状)のホッパが円筒部材の下方に
結合され、そのホッパの下方に更に他のホッパ17が設
けられたものである。
【0028】このように構成された再生塔120及び排
ガス処理装置100では、反応塔110から移送された
炭素質吸着剤Aが、供給部8に供給される。炭素質吸着
剤Aは、ロータリーバルブ82,81の連続回転により
配管83を通って分配部1へ連続的に導入される。炭素
質吸着剤Aは更に分配部1から加熱部2に流入し、加熱
用チューブ21内を流下する間に加熱媒体Ghの熱によ
り例えば350〜450℃の範囲内の温度に加熱され
る。
【0029】このように加熱された炭素質吸着剤Aは滞
留部3に移行し、流下しながら所定の時間滞留する。こ
の間に、炭素質吸着剤Aに吸着保持されていた被除去成
分が脱着され、叉は、ダイオキシン類等が低級炭化水素
等に分解される。これにより、炭素質吸着剤Aの再生が
行われる。炭素質吸着剤Aから脱着叉は分解された成分
は、脱離ガスとして炭素質吸着剤Aから遊離し、圧力勾
配によって排出口3b側等へ流動する。再生された炭素
質吸着剤Aは、冷却部4に移行し、例えば120〜18
0℃の範囲内の温度に冷却されて集積部5に集められ
る。この炭素質吸着剤Aは、ロールフィーダ10の回転
によりホッパ17内へ落下し、ロータリーバルブ91,
92の連続回転により配管93を通って排出部9から排
出され、反応塔110へ返送される。
【0030】また、供給部8及び排出部9には、それぞ
れ配管84,94を通して不活性ガスG1,G2が供給
される。これにより、ロータリーバルブ81,82,9
1,92が有効にシール(ガスシール)されて再生塔1
20の本体部内で生じた脱離ガスが供給部8及び排出部
9から再生塔120の外部へ漏出することが防止され
る。
【0031】ここで、本発明による媒体再生方法及び排
ガス処理方法では、不活性ガスG1,G2の供給量を、
下記式(1)で表される関係が満たされるように調節す
る。 F1≧{0.14×D+9.8+(P−7.9)×0.53}/2 …(1) (式中、F1は不活性ガスG1,G2のそれぞれの流量
(m3/hr)を示し、Dはロータリーバルブ81,8
2,91,92の内径(mm)を示し、Pは再生塔12
0の本体部の平均内圧(kPa)を示す。)
【0032】図3は、図2に示す再生塔120の本体部
の平均内圧Pを種々変化させたときの、ロータリーバル
ブ81,82,91,92の内径Dに対して必要な不活
性ガスG1,G2の合計流量(F1×2)を示すグラフ
であり、図示各直線は、式(1)の下限値に相当する。
【0033】不活性ガスG1,G2の供給部8及び排出
部9への供給量が、式(1)に示す下限値未満である
と、ロータリーバルブ81,82,91,92のシール
が十分ではなくなるおそれがあり、こうなると、脱離ガ
スが再生塔120の外部へ漏出する傾向にある。また、
不活性ガスG1,G2の供給量を式(1)を満たすよう
にすると、ロータリーバルブ81,82,91,92の
シール性が担保されたまま、不活性ガスG1,G2の一
部が再生塔120の本体部内に流入する。
【0034】その不活性ガスG1は、分配部1及び加熱
部2を流通して滞留部3に達し、不活性ガスG2は、集
積部5及び冷却部4を流通して滞留部3に達する。この
ような不活性ガスG1,G2の流れにより、滞留部3で
発生した脱離ガスは排出口3bに向かって流動し易くな
り、不活性ガスG1,G2と共に排出口3bから再生塔
120の外部へ排出される。すなわち、供給部8及び排
出部9から再生塔120内に流入した不活性ガスG1,
G2は、従来のキャリアガスの役目を果たし、脱離ガス
の排出性を高めるように作用する。
【0035】よって、ロータリーバルブ81,82,9
1,92が十分にシールされつつ、不活性ガスG1,G
2の一部がキャリアガスとして機能するので、炭素質吸
着剤Aからの脱離ガスに対して優れた漏出防止性が達成
されると共に、その脱離ガスの排出性能が向上されて炭
素質吸着剤Aを十分に再生できる。また、式(1)を満
足するように不活性ガスG1,G2の供給量を最適化す
ることにより、シールガスとキャリアガスとを個別に再
生塔に供給する従来に比して、再生塔120から排出さ
れる排出ガス量を低減できる。よって、排出ガスの処理
量が軽減されることに伴い、排ガスWの処理全体の効率
を向上できる。しかも、脱離ガスの処理系の規模を縮減
できる上に、キャリアガス供給系が必要ないので、装置
叉は設備コストの低減が可能となる。
【0036】図4は、本発明による媒体再生塔の他の実
施形態の構造を示す摸式断面図である。再生塔121
(媒体再生塔)は、供給部8及び排出部9の代りに、そ
れぞれ供給部6及び排出部7を備えること以外は、図2
に示す再生塔120と同様に構成されたものである。
【0037】供給部6は、いわゆるシールホッパ61,
62を有しており、これらは開閉弁63〜65によって
各々隔離されるように配置されている。また、シールホ
ッパ61,62には、切替弁66を有し不活性ガスG3
が供給される配管67が結合されている。さらに、排出
部7もシールホッパ71,72を有しており、これらは
開閉弁73〜75によって各々隔離されるように配置さ
れている。また、シールホッパ71,72には、切替弁
76を有し不活性ガスG4が供給される配管77が結合
されている。
【0038】このように構成された再生塔121では、
シールホッパ61,62,71,72の間欠運転によ
り、炭素質吸着剤Aが間欠的に本体部内に供給及び本体
部内から排出される。シールホッパ61,62,71,
72のうち、内部の炭素質吸着剤Aが下方に流下する状
態にあるものには、切替弁66,67の切替えにより不
活性ガスG3,G4が供給される。これにより、シール
ホッパ61,62,71,72が有効にシール(ガスシ
ール)されて再生塔121の本体部内で生じた脱離ガス
が供給部6及び排出部7から再生塔121の外部へ漏出
することが有効に防止される。
【0039】ここで、本発明による媒体再生方法及び排
ガス処理方法では、不活性ガスG3,G4の供給量を、
下記式(2)で表される関係が満たされるように調節す
る。 F2≧{118×V+13+(P−10)×2.2}/2 …(2) (式中、F2は不活性ガスG3,G4のそれぞれの流量
(m3/hr)を示し、Vは各シールホッパ61,6
2,71,72単体の容積(m3)を示し、Pは再生塔
121の本体部の平均内圧(kPa)を示す。)
【0040】図5は、図4に示す再生塔121の本体部
の平均内圧Pを種々変化させたときの、シールホッパ6
1,62,71,72単体の容積Vに対して必要な不活
性ガスG3,G4の合計流量(F2×2)を示すグラフ
であり、図示各直線は、式(2)の下限値に相当する。
【0041】不活性ガスG3,G4の供給部6及び排出
部7への供給量が、式(2)に示す下限値未満である
と、シールホッパ61,62,71,72のシールが十
分ではなくなるおそれがあり、こうなると、脱離ガスが
再生塔121の外部へ漏出する傾向にある。また、不活
性ガスG3,G4の供給量を式(2)を満たすようにす
ると、シールホッパ61,62,71,72のシール性
が担保されたまま、不活性ガスG3,G4の一部が再生
塔121の本体部内に流入する。
【0042】このように再生塔121内に流入した不活
性ガスG3,G4は、上述した不活性ガスG1,G2と
同様にキャリアガスとして機能する。なお、これらによ
る作用効果は、図2に示す再生塔120におけるのと同
様なので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0043】そして、シールホッパ61,62,71,
72が十分にシールされつつ、不活性ガスG1,G2の
一部がキャリアガスとして機能するので、炭素質吸着剤
Aからの脱離ガスに対して優れた漏出防止性が達成され
ると共に、その脱離ガスの排出性能が向上されて炭素質
吸着剤Aを十分に再生できる。また、不活性ガスG3,
G4の供給量の最適化により、再生塔120から排出さ
れる排出ガス量を低減して排ガスWの処理全体の効率を
向上できる。さらに、脱離ガスの処理系の規模を縮減で
きる上に、キャリアガス供給系が必要ないので、装置叉
は設備コストの低減が可能となる。
【0044】なお、上述した各実施形態において、供給
部6及び排出部7のいずれか一方、並びに、供給部8及
び排出部9のいずれか一方に供給する不活性ガスの供給
量を式(1)叉は(2)を満足する流量としてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の媒体再生
塔、媒体再生方法、排ガス処理装置及び排ガス処理方法
によれば、媒体供給部叉は媒体排出部に供給する第1の
ガス、第2のガス、第3のガス叉は第4のガスが、上述
の式(1)叉は(2)で表される関係を満たす流量とさ
れるので、ロータリーバルブ叉はシールホッパの優れた
シール性が担保されつつ、それらのガスの一部がキャリ
アガスとして機能する。よって、従来のキャリアガスを
用いることなく、十分な媒体の再生性能が発現され、し
かも再生塔からの排出ガス量を低減でき、且つ、排ガス
処理における効率及び経済性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による排ガス処理装置の好適な一実施形
態を模式的に示す構成図である。
【図2】図1における再生塔の構造を模式的に示す断面
図である。
【図3】図2に示す再生塔の本体部の平均内圧Pを種々
変化させたときの、ロータリーバルブの内径Dに対して
必要な不活性ガスの合計流量(F1×2)を示すグラフ
である。
【図4】本発明による媒体再生塔の他の実施形態の構造
を示す摸式断面図である。
【図5】図4に示す再生塔の本体部の平均内圧Pを種々
変化させたときの、シールホッパ単体の容積Vに対して
必要な不活性ガスの合計流量(F2×2)を示すグラフ
である。
【図6】従来のキャリアガスを用いた再生塔の一例を示
す摸式断面図である。
【符号の説明】
6,8…供給部(媒体供給部)、7,9…排出部(媒体
排出部)、100…排ガス処理装置、110…反応塔、
120,121…再生塔(媒体再生塔)、61,62,
71,72…シールホッパ、81,82,91,92…
ロータリーバルブ、A…炭素質吸着剤(媒体)、G1,
G2,G3,G4…不活性ガス、W…排ガス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/81 Fターム(参考) 4D002 AA02 AA12 AA21 BA04 BA06 CA08 CA11 DA41 EA08 FA03 FA10 4G070 AA01 AB06 AB07 BB21 CA07 CA10 CA13 CA24 CA25 CA30 CB02 CB07 CB08 CB11 CB17 CB19 CB30 CC06 DA06 DA21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ガス中に含まれる被除去成分に対する
    吸着能又は分解能を有し且つ該被除去成分又は該被除去
    成分由来の成分を吸着又は保持した媒体が再生される媒
    体再生塔であって、 ロータリーバルブを有しており、前記媒体が導入され、
    且つ、第1のガスが供給される媒体供給部と、 前記媒体供給部の後段に配置され、前記媒体が流動し且
    つ再生される本体部と、 前記本体部の後段に設けられ、ロータリーバルブを有し
    ており、再生された媒体が排出され、且つ、第2のガス
    が供給される媒体排出部と、を備えており、 前記第1叉は第2のガスが、下記式(1); F1≧{0.14×D+9.8+(P−7.9)×0.53}/2 …(1) F1:前記第1のガス叉は前記第2のガスの流量(m3
    /hr)、 D:前記ロータリーバルブの内径(mm)、 P:前記本体部の平均内圧(kPa)、 で表される関係を満たすように、それぞれ前記媒体供給
    部及び前記媒体排出部へ供給される、ことを特徴とする
    媒体再生塔。
  2. 【請求項2】 排ガス中に含まれる被除去成分に対する
    吸着能又は分解能を有し且つ該被除去成分又は該被除去
    成分由来の成分を吸着又は保持した媒体が再生される再
    生塔であって、 シールホッパを有しており、前記媒体が導入され、且
    つ、第3のガスが供給される媒体供給部と、 前記媒体供給部の後段に配置され、前記媒体が流動し且
    つ再生される本体部と、 前記本体部の後段に設けられ、シールホッパを有してお
    り、再生された媒体が排出され、且つ、第4のガスが供
    給される媒体排出部と、を備えており、 前記第3叉は第4のガスが、下記式(2); F2≧{118×V+13+(P−10)×2.2}/2 …(2) F2:前記第3叉は第4のガスの流量(m3/hr)、 V:前記シールホッパ単体の容積(m3)、 P:前記本体部の平均内圧(kPa)、 で表される関係を満たすように、それぞれ前記媒体供給
    部及び前記媒体排出部へ供給される、ことを特徴とする
    媒体再生塔。
  3. 【請求項3】 排ガス中に含まれる被除去成分に対する
    吸着能又は分解能を有し且つ該被除去成分又は該被除去
    成分由来の成分を吸着又は保持した媒体を再生する媒体
    再生方法であって、 ロータリーバルブを有しており、媒体が導入され、且
    つ、第1のガスが供給される媒体供給部と、媒体供給部
    の後段に配置され、媒体が流動し且つ再生される本体部
    と、本体部の後段に設けられ、ロータリーバルブを有し
    ており、再生された媒体が排出され、且つ、第2のガス
    が供給される媒体排出部と、を備える媒体再生塔を用
    い、 上記式(1)で表される関係を満たすように、前記第1
    及び第2のガスをそれぞれ前記媒体供給部及び前記媒体
    排出部へ供給する、ことを特徴とする媒体再生方法。
  4. 【請求項4】 排ガス中に排ガス中に含まれる被除去成
    分に対する吸着能又は分解能を有し且つ該被除去成分又
    は該被除去成分由来の成分を吸着又は保持した媒体を再
    生する媒体再生方法であって、 シールホッパを有しており、前記媒体が導入され、且
    つ、第3のガスが供給される媒体供給部と、前記媒体供
    給部の後段に配置され、前記媒体が流動し且つ再生され
    る本体部と、前記本体部の後段に設けられ、シールホッ
    パを有しており、再生された媒体が排出され、且つ、第
    4のガスが供給される媒体排出部と、を備える媒体再生
    塔を用い、 上記式(2)で表される関係を満たすように、前記第3
    及び第4のガスをそれぞれ前記媒体供給部及び前記媒体
    排出部へ供給する、ことを特徴とする媒体再生方法。
  5. 【請求項5】 排ガス中に含まれる被除去成分を除去す
    る排ガス処理装置であって、 前記排ガスが流通され且つ前記被除去成分に対する吸着
    能又は分解能を有する媒体が供給される反応塔と、 前記反応塔において前記被除去成分又は該被除去成分由
    来の成分を吸着又は保持した前記媒体が供給される請求
    項1又は2に記載の媒体再生塔と、を備えることを特徴
    とする排ガス処理装置。
  6. 【請求項6】 排ガス中に含まれる被除去成分を除去す
    る排ガス処理方法であって、 前記排ガスと、前記被除去成分に対する吸着能又は分解
    能を有する媒体とを接触させ、 前記被除去成分又は該被除去成分由来の成分を吸着又は
    保持した前記媒体を、請求項3叉は4に記載の媒体再生
    方法により再生する、ことを特徴とする排ガス処理方
    法。
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