JP2002062842A - 投射映像補正システム及びその方法 - Google Patents

投射映像補正システム及びその方法

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JP2002062842A JP2000249194A JP2000249194A JP2002062842A JP 2002062842 A JP2002062842 A JP 2002062842A JP 2000249194 A JP2000249194 A JP 2000249194A JP 2000249194 A JP2000249194 A JP 2000249194A JP 2002062842 A JP2002062842 A JP 2002062842A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3179Video signal processing therefor
    • H04N9/3185Geometric adjustment, e.g. keystone or convergence

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロジェクタからスクリーンに投影される映
像の歪み及びずれを補正する投射映像補正システム及び
その方法を提供する。 【解決手段】 本発明の投射映像補正システムは、プロ
ジェクタ1と、スクリーン3の位置・傾きを撮影するカ
メラ4と、カメラ4で撮影した映像から映像処理によっ
てスクリーン位置・傾きを検出するスクリーン位置検出
部5と、そのスクリーン位置・傾きの情報を使ってプロ
ジェクタ光学系をシミュレーションし、プロジェクタに
出力すべき映像を生成する投影映像生成部2とを備え
る。入力映像は、三次元グラフィックスのテクスチャマ
ップ処理を行うことで、検出された位置に配置されたス
クリーン上に対応付けられ、さらにプロジェクタ1の液
晶パネル面に上述の三次元グラフィックスシーンをレン
ダリングすることで、映像を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投射映像補正シス
テム及びその方法に関し、特にプロジェクタにより投射
されるスクリーンの位置や傾きに起因する映像の幾何歪
みと投射位置ずれとを補正する投射映像補正システム及
びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶プロジェクタなどの投射型表
示装置では、スクリーンを適切な位置に設置しないと、
投射された映像に台形歪みなどの幾何歪みが生じたり、
スクリーン領域から投射映像がはみ出すなどの不具合が
あった。
【0003】このような台形歪みを補正する方法として
は、電気的に台形歪み補正する補正方法または光学的に
台形歪み補正する補正方法といった2つの方法が一般的
に知られている。
【0004】図10には、従来の台形歪み補正装置の概
略構成が示されている。電気的に台形歪みを補正する方
法は、図10に示されるように、映像回路61により液
晶パネル55の表示面に投射映像とは逆の台形歪みのあ
る映像画面を表示し、これを拡大投射することにより、
投射画面の台形歪みを補正するものである。
【0005】光学的に台形歪み補正する方法は、図10
に示されるように、液晶プロジェクタ本体51内に設け
られるコンデンサレンズ56の傾きを調整することによ
り、映像の台形歪みを補正するものである。
【0006】また、コンデンサレンズ56を傾けること
なく、液晶パネル55自体を傾けるような構造を採用す
ることで、映像の台形歪みを補正するものである。
【0007】例えば、以上のような方法により台形歪み
補正を行うもとのとして、特開2000−122617
号公報には、自動的に投射画面に生じた台形歪み補正を
行う台形歪み補正装置が開示されている。
【0008】図10に基づいて、上記従来の台形歪み補
正装置を説明する。図10に示されるように、従来の台
形歪み補正装置では、液晶プロジェクタ本体51前面の
異なる位置に複数設けられた第1の距離センサ80及び
第2の距離センサ81から構成されている。各距離セン
サ80,81は、スクリーン59との距離をそれぞれ検
出する。
【0009】制御マイコン82は、これら各距離センサ
80,81の検出結果に基づいてスクリーン59に対す
る液晶プロジェクタ本体51の傾斜角を算出し、この算
出された傾斜角に基づき、液晶パネル55の投射映像光
が本体51の傾斜角に起因する投射画面の台形歪み形状
とは逆の台形歪み形状となるように、各ライン毎の画素
データの間引き調整が可能な映像処理回路61を制御す
る。これにより、ユーザの煩雑な操作を必要とせず、自
動的に投射画面に生じた台形歪み補正を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示される台形歪み補正装置は、以下に示されるよ
うな問題点を有していた。
【0011】従来の電気的あるいは光学的に歪みを補正
する方法では、光軸回りの回転補正、垂直方向だけでな
く水平方向の傾きで生じる幾何歪みに対する補正が困難
であるため、プロジェクタの投射領域内で任意の傾き、
位置にある投射スクリーンに対しての映像補正ができな
いという第1の問題があった。
【0012】また、従来の1台の液晶プロジェクタで
は、1つのスクリーン、1つの入力映像に対してしか補
正できないため、プロジェクタ投射領域内で任意の傾
き、位置にある複数の投射スクリーンに対しての自動映
像補正ができないという第2の問題があった。
【0013】本発明は、上述される問題点に鑑みて成さ
れたものであり、プロジェクタの投射領域に配置される
投射スクリーンの形状、傾き、及び設置位置に応じて、
投射映像を補正する投射映像補正システム及びその方法
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、プロジェクタから既知の大
きさのスクリーンに投射する映像を補正する投射映像補
正システムであって、プロジェクタの投射領域に存在す
るスクリーンを撮影する撮影手段と、撮影手段により撮
影されたスクリーンの映像から該スクリーンの位置を検
出する検出手段と、検出手段により検出されたスクリー
ンの位置に基づいてプロジェクタから投射する映像を補
正する補正手段と、を有することを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、検出手段は、撮影手段により撮影されたス
クリーンの映像から該スクリーンにおける少なくとも3
つの頂点の座標を検出し、検出された3つの頂点から3
元2次方程式を生成し、生成された3元2次方程式の解
を所定の演算方式により算出し、算出された解に基づい
て撮影手段における3つの頂点の空間座標を算出し、撮
影手段における空間座標をプロジェクタの空間座標へと
変換することにより、スクリーンの位置を検出すること
を特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、プロジェクタから
任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する投
射映像補正システムであって、プロジェクタの投射領域
に存在するスクリーンを撮影する複数の撮影手段と、複
数の撮影手段により撮影されたスクリーンの映像から該
スクリーンの位置及び形状を検出する検出手段と、検出
手段により検出されたスクリーンの位置及び形状に基づ
いてプロジェクタから投射する映像を補正する補正手段
と、を有することを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、検出手段は、複数の撮影手段により撮影さ
れたスクリーンの映像から該スクリーンの形状を特定
し、特定されたスクリーンの形状における少なくとも3
つの頂点の座標を検出し、3つの頂点の座標から3元2
次方程式を生成し、生成された3元2次方程式の解を所
定の算出方法により算出し、算出された解に基づいて複
数の撮影手段における3つの頂点の空間座標を算出し、
複数の撮影手段における空間座標をプロジェクタにおけ
る空間座標へと変換することにより、スクリーンの位置
及び形状を検出することを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、検出手段は、スクリーンの形状を特定する
際に、長方形に近似するように特定することを特徴とす
る。
【0019】請求項6記載の発明は、プロジェクタから
任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する投
射映像補正システムであって、プロジェクタの投射領域
に存在するスクリーンの像を抽出するスクリーン像抽出
手段と、スクリーン像抽出手段により抽出されたスクリ
ーン像からから該スクリーンの位置及び形状を検出する
検出手段と、検出手段により検出されたスクリーンの位
置及び形状に基づいてプロジェクタから投射する映像を
補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、検出手段は、スクリーン像抽出手段により
抽出されたスクリーン像における少なくとも3つの頂点
の座標を検出し、3つの頂点の座標から3元2次方程式
を生成し、生成された3元2次方程式の解を所定の演算
方式により算出し、算出された解に基づいてスクリーン
像抽出手段により抽出されたスクリーン像における3つ
の空間座標を算出し、スクリーン像における空間座標を
プロジェクタにおける空間座標へと変換することによ
り、スクリーンの位置及び形状を検出することを特徴と
する。
【0021】請求項8記載の発明は、プロジェクタから
任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する投
射映像補正システムであって、プロジェクタの投射領域
に存在する複数のスクリーンを個々に撮影する複数の撮
影手段と、複数の撮影手段により撮影された個々のスク
リーンの位置及び形状を検出する検出手段と、検出手段
により検出された個々のスクリーンの位置及び形状に基
づいてプロジェクタから投射する各スクリーン毎に異な
る映像を補正する補正手段と、を有することを特徴とす
る。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、複数のスクリーンは、個々のスクリーン毎
に異なる識別マークを有し、検出手段により識別マーク
に基づいて個々のスクリーンの位置を検出することを特
徴とする。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項1から9
のいずれか1項に記載の発明において、補正手段は、プ
ロジェクタの光学系を透視変換モデルに近似した3次元
仮想空間で構築し、スクリーンに相当する位置に入力映
像を配置し、プロジェクタの液晶パネルに相当する位置
に仮想的な撮像面を配置し、3次元仮想空間像を生成す
ることでスクリーンに投射する映像を補正することを特
徴とする。
【0024】請求項11記載の発明は、プロジェクタか
ら既知の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正システムであって、プロジェクタの投射領
域に存在するスクリーンの三次元空間位置を測定する三
次元空間位置測定手段と、三次元空間位置測定手段によ
り測定されたスクリーンの三次元空間位置に基づいてス
クリーンの位置を検出する検出手段と、検出手段により
検出されたスクリーンの位置に基づいてプロジェクタか
ら投射する映像を補正する補正手段と、を有することを
特徴とする。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の発明において、三次元空間位置測定手段は、スクリー
ンに設けられ、該スクリーンの三次元空間位置の情報を
送信する送信部と、送信部から送信される三次元空間位
置の情報を受信する受信部と、から構成されることを特
徴とする。
【0026】請求項13記載の発明は、プロジェクタか
ら既知の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正システムであって、プロジェクタの投射領
域に存在する複数のスクリーンの三次元空間位置を測定
する三次元空間位置測定手段と、三次元空間位置測定手
段により測定された個々のスクリーンの三次元空間位置
に基づいて各スクリーンの位置を検出する検出手段と、
検出手段により検出された各スクリーンの位置に基づい
てプロジェクタから投射する該各スクリーン毎に異なる
映像を補正する補正手段と、を有することを特徴とす
る。
【0027】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の発明において、三次元空間位置測定手段は、各スクリ
ーン毎に設けられ、該各スクリーン毎の三次元空間位置
の情報を送信する送信部と、送信部から送信される各ス
クリーン毎の三次元空間位置の情報を受信する受信部
と、から構成されることを特徴とする。
【0028】請求項15記載の発明は、請求項13また
は14記載の発明において、複数のスクリーンは、個々
のスクリーン毎に異なる識別マークを有し、検出手段に
より識別マークに基づいて個々のスクリーンの位置を検
出することを特徴とする。
【0029】請求項16記載の発明は、プロジェクタか
ら任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正システムであって、プロジェクタの投射領
域に存在するスクリーンの三次元空間位置を測定する三
次元空間位置測定手段と、三次元空間位置測定手段によ
り測定されたスクリーンの三次元空間位置に基づいてス
クリーンの位置及び形状を検出する検出手段と、検出手
段により検出されたスクリーンの位置及び形状に基づい
てプロジェクタから投射する映像を補正する補正手段
と、を有することを特徴とする。
【0030】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の発明において、三次元空間位置測定手段は、スクリー
ンに設けられ、該スクリーンの三次元空間位置の情報を
送信する送信部と、送信部から送信される三次元空間位
置の情報を受信する受信部と、から構成されることを特
徴とする。
【0031】請求項18記載の発明は、プロジェクタか
ら任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正システムであって、プロジェクタの投射領
域に存在する複数のスクリーンの三次元空間位置を測定
する三次元空間位置測定手段と、三次元空間位置測定手
段により測定された個々のスクリーンの三次元空間位置
に基づいて各スクリーンの位置及び形状を検出する検出
手段と、検出手段により検出された各スクリーンの位置
及び形状に基づいてプロジェクタから投射する該各スク
リーン毎に異なる映像を補正する補正手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0032】請求項19記載の発明は、請求項18記載
の発明において、三次元空間位置測定手段は、各スクリ
ーン毎に設けられ、該各スクリーン毎の三次元空間位置
の情報を送信する送信部と、送信部から送信される各ス
クリーン毎の三次元空間位置の情報を受信する受信部
と、から構成されることを特徴とする。
【0033】請求項20記載の発明は、請求項18また
は19記載の発明において、複数のスクリーンは、個々
のスクリーン毎に異なる識別マークを有し、検出手段に
より識別マークに基づいて個々のスクリーンの位置を検
出することを特徴とする。
【0034】請求項21記載の発明は、プロジェクタか
ら任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正システムであって、プロジェクタは、スク
リーンに対して参照パターンを投射し、参照パターンを
投射されたスクリーンを撮影する撮影手段と、参照パタ
ーンと撮影手段により撮影されたスクリーンに投射され
た参照パターンとの比較結果並びにプロジェクタ及び撮
影手段の配置情報とに基づいてスクリーンの位置及び形
状を検出する検出手段と、検出手段により検出されたス
クリーンの位置に基づいてプロジェクタから投射する映
像を補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
【0035】請求項22記載の発明は、請求項11から
21のいずれか1項に記載の発明において、補正手段
は、プロジェクタの光学系を透視変換モデルに近似した
3次元仮想空間で構築し、スクリーンに相当する位置に
入力映像を配置し、プロジェクタの液晶パネルに相当す
る位置に仮想的な撮像面を配置し、3次元仮想空間像を
生成することでスクリーンに投射する映像を補正するこ
とを特徴とする。
【0036】請求項23記載の発明は、プロジェクタか
ら既知の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正方法であって、プロジェクタの投射領域に
存在するスクリーンを撮影する撮影ステップと、撮影ス
テップにより撮影されたスクリーンの映像から該スクリ
ーンの位置を検出する検出ステップと、検出ステップに
より検出されたスクリーンの位置に基づいてプロジェク
タから投射する映像を補正する補正ステップと、を有す
ることを特徴とする。
【0037】請求項24記載の発明は、請求項23記載
の発明において、検出ステップは、撮影ステップにより
撮影されたスクリーンの映像から該スクリーンにおける
少なくとも3つの頂点の座標を検出し、検出された3つ
の頂点から3元2次方程式を生成し、生成された3元2
次方程式の解を所定の演算方式により算出し、算出され
た解に基づいて撮影ステップにおける3つの頂点の空間
座標を算出し、撮影ステップにおける空間座標をプロジ
ェクタの空間座標へと変換することにより、スクリーン
の位置を検出することを特徴とする。
【0038】請求項25記載の発明は、プロジェクタか
ら任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正方法であって、プロジェクタの投射領域に
存在するスクリーンを少なくとも2以上の異なる角度か
ら撮影する撮影ステップと、撮影ステップにより撮影さ
れた夫々のスクリーンの映像から該スクリーンの位置及
び形状を検出する検出ステップと、検出ステップにより
検出されたスクリーンの位置及び形状に基づいてプロジ
ェクタから投射する映像を補正する補正ステップと、を
有することを特徴とする。
【0039】請求項26記載の発明は、請求項25記載
の発明において、検出ステップは、撮影ステップにより
撮影された夫々のスクリーンの映像から該スクリーンの
形状を特定し、特定されたスクリーンの形状における少
なくとも3つの頂点の座標を検出し、3つの頂点の座標
から3元2次方程式を生成し、生成された3元2次方程
式の解を所定の算出方法により算出し、算出された解に
基づいて複数の撮影ステップにおける3つの頂点の空間
座標を算出し、複数の撮影ステップにおける空間座標を
プロジェクタにおける空間座標へと変換することによ
り、スクリーンの位置及び形状を検出することを特徴と
する。
【0040】請求項27記載の発明は、請求項26記載
の発明において、検出ステップは、スクリーンの形状を
特定する際に、長方形に近似するように特定することを
特徴とする。
【0041】請求項28記載の発明は、プロジェクタか
ら任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正方法であって、プロジェクタの投射領域に
存在するスクリーンの像を抽出するスクリーン像抽出ス
テップと、スクリーン像抽出ステップにより抽出された
スクリーン像からから該スクリーンの位置及び形状を検
出する検出ステップと、検出ステップにより検出された
スクリーンの位置及び形状に基づいてプロジェクタから
投射する映像を補正する補正ステップと、を有すること
を特徴とする。
【0042】請求項29記載の発明は、請求項28記載
の発明において、検出ステップは、スクリーン像抽出ス
テップにより抽出されたスクリーン像における少なくと
も3つの頂点の座標を検出し、3つの頂点の座標から3
元2次方程式を生成し、生成された3元2次方程式の解
を所定の演算方式により算出し、算出された解に基づい
てスクリーン像抽出ステップにより抽出されたスクリー
ン像における3つの空間座標を算出し、スクリーン像に
おける空間座標をプロジェクタにおける空間座標へと変
換することにより、スクリーンの位置及び形状を検出す
ることを特徴とする。
【0043】請求項30記載の発明は、プロジェクタか
ら任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正方法であって、プロジェクタの投射領域に
存在する複数のスクリーンを個々に撮影する撮影ステッ
プと、撮影ステップにより撮影された個々のスクリーン
の位置及び形状を検出する検出ステップと、検出ステッ
プにより検出された個々のスクリーンの位置及び形状に
基づいてプロジェクタから投射する各スクリーン毎に異
なる映像を補正する補正ステップと、を有することを特
徴とする。
【0044】請求項31記載の発明は、請求項30記載
の発明において、複数のスクリーンは、個々のスクリー
ン毎に異なる識別マークを有し、検出ステップにより識
別マークに基づいて個々のスクリーンの位置を検出する
ことを特徴とする。
【0045】請求項32記載の発明は、請求項23から
31のいずれか1項に記載の発明において、補正ステッ
プは、プロジェクタの光学系を透視変換モデルに近似し
た3次元仮想空間で構築し、スクリーンに相当する位置
に入力映像を配置し、プロジェクタの液晶パネルに相当
する位置に仮想的な撮像面を配置し、3次元仮想空間像
を生成することでスクリーンに投射する映像を補正する
ことを特徴とする。
【0046】請求項33記載の発明は、プロジェクタか
ら既知の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正方法であって、プロジェクタの投射領域に
存在するスクリーンの三次元空間位置を測定する三次元
空間位置測定ステップと、三次元空間位置測定ステップ
により測定されたスクリーンの三次元空間位置に基づい
てスクリーンの位置を検出する検出ステップと、検出ス
テップにより検出されたスクリーンの位置に基づいてプ
ロジェクタから投射する映像を補正する補正ステップ
と、を有することを特徴とする。
【0047】請求項34記載の発明は、プロジェクタか
ら既知の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正方法であって、プロジェクタの投射領域に
存在する複数のスクリーンの三次元空間位置を測定する
三次元空間位置測定ステップと、三次元空間位置測定ス
テップにより測定された個々のスクリーンの三次元空間
位置に基づいて各スクリーンの位置を検出する検出ステ
ップと、検出ステップにより検出された各スクリーンの
位置に基づいてプロジェクタから投射する該各スクリー
ン毎に異なる映像を補正する補正ステップと、を有する
ことを特徴とする。
【0048】請求項35記載の発明は、請求項34記載
の発明において、複数のスクリーンは、個々のスクリー
ン毎に異なる識別マークを有し、検出ステップにより識
別マークに基づいて個々のスクリーンの位置を検出する
ことを特徴とする。
【0049】請求項36記載の発明は、プロジェクタか
ら任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正方法であって、プロジェクタの投射領域に
存在するスクリーンの三次元空間位置を測定する三次元
空間位置測定ステップと、三次元空間位置測定ステップ
により測定されたスクリーンの三次元空間位置に基づい
てスクリーンの位置及び形状を検出する検出ステップ
と、検出ステップにより検出されたスクリーンの位置及
び形状に基づいてプロジェクタから投射する映像を補正
する補正ステップと、を有することを特徴とする。
【0050】請求項37記載の発明は、プロジェクタか
ら任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正方法であって、プロジェクタの投射領域に
存在する複数のスクリーンの三次元空間位置を測定する
三次元空間位置測定ステップと、三次元空間位置測定ス
テップにより測定された個々のスクリーンの三次元空間
位置に基づいて各スクリーンの位置及び形状を検出する
検出ステップと、検出ステップにより検出された各スク
リーンの位置及び形状に基づいてプロジェクタから投射
する該各スクリーン毎に異なる映像を補正する補正ステ
ップと、を有することを特徴とする。
【0051】請求項38記載の発明は、請求項37記載
の発明において、複数のスクリーンは、個々のスクリー
ン毎に異なる識別マークを有し、検出ステップにより識
別マークに基づいて個々のスクリーンの位置を検出する
ことを特徴とする。
【0052】請求項39記載の発明は、プロジェクタか
ら任意の大きさのスクリーンに投射する映像を補正する
投射映像補正方法であって、プロジェクタからスクリー
ンに対して参照パターンを投射する投射ステップと、参
照パターンを投射されたスクリーンを撮影する撮影ステ
ップと、参照パターンと撮影ステップにより撮影された
スクリーンに投射された参照パターンとの比較結果並び
にプロジェクタ及び撮影ステップの配置情報とに基づい
てスクリーンの位置及び形状を検出する検出ステップ
と、検出ステップにより検出されたスクリーンの位置に
基づいてプロジェクタから投射する映像を補正する補正
ステップと、を有することを特徴とする。
【0053】請求項40記載の発明は、請求項39記載
の発明において、補正ステップは、プロジェクタの光学
系を透視変換モデルに近似した3次元仮想空間で構築
し、スクリーンに相当する位置に入力映像を配置し、プ
ロジェクタの液晶パネルに相当する位置に仮想的な撮像
面を配置し、3次元仮想空間像を生成することでスクリ
ーンに投射する映像を補正することを特徴とする。
【0054】〈作用〉本発明の投射映像補正システム
は、プロジェクタと、予め大きさが既知のスクリーン
と、スクリーン位置を検出するためのカメラと、カメラ
により撮影されたスクリーン映像からスクリーンの配置
される位置を算出するスクリーン位置算出部と、スクリ
ーンの傾き・位置に対応して入力映像を加工生成する投
射映像生成部と、から構成される。このような構成を採
用し、プロジェクタ及びスクリーンの光学系を空間シミ
ュレーションすることで、プロジェクタが投射スクリー
ンに対して投射すべき映像を加工生成する。
【0055】
【発明の実施形態】次に、添付図面を参照しながら本発
明の実施形態である投射映像補正システム及びその方法
を詳細に説明する。図1から図8を参照すると、本発明
に係る投射映像補正システム及びその方法の実施の形態
が示されている。
【0056】〈第1の実施形態〉図1は、本発明の実施
形態である投射映像補正システムの概略を示すブロック
構成図である。図1において、本発明の第1の実施形態
である投射映像補正システムは、プロジェクタ1と、投
影映像生成部2と、スクリーン3と、カメラ4と、スク
リーン位置検出部5と、を有して構成されている。
【0057】プロジェクタ1は、後述される投影映像生
成部2によって加工処理が施された映像信号が入力さ
れ、当該入力された映像信号に基づいてスクリーン3に
対して映像を投射する。
【0058】投影映像生成部2は、後述されるスクリー
ン位置検出部5で検出されたスクリーン3の位置情報に
基づいて、プロジェクタ1からスクリーン3に投射した
際に、補正処理が施された映像が表示されるように入力
映像を加工処理し、プロジェクタ1に映像信号を出力す
る。
【0059】スクリーン3は、プロジェクタ1の投影領
域内、及びカメラ4の撮影領域内の任意の位置に設置さ
れる映像投影可能な物体/面であり、その大きさは既知
のものとする。
【0060】カメラ4は、任意の位置に設置されるスク
リーン3を撮影し、当該撮影したスクリーン3のカメラ
映像をスクリーン位置検出部5へ出力する。
【0061】スクリーン位置検出部5は、カメラ4によ
り撮影したスクリーン3のカメラ映像が入力され、この
入力されたカメラ映像を処理することにより、スクリー
ン3の位置情報を検出する。
【0062】図2は、本発明の第1の実施形態における
スクリーン位置検出部及び投影映像生成部の処理例を示
すフローチャートである。なお、図2において、ステッ
プS100として示されるステップS101からステッ
プS106までの処理をスクリーン位置検出部5で行
い、ステップS110として示されるステップS111
からステップS114までの処理を投影映像生成部2で
行うものとする。
【0063】スクリーン位置検出部5の処理例を以下に
示す。まず、カメラ4からスクリーン3を撮影したカメ
ラ映像を取り込む(ステップS101)。次に、取り込
んだカメラ映像から長方形形状のスクリーン3の3つ頂
点(端点)のカメラ映像座標を検出する(ステップS1
02)。例えば、検出された3つの頂点をそれぞれ別の
色で着色して映像処理することにより、カメラ映像中に
おける3つの頂点の位置を容易に検出することができ
る。
【0064】カメラ空間座標(x,y,z)の座標系
は、カメラレンズ位置を原点として、光軸方向を+Z
軸、XY軸はカメラ映像におけるXY軸とそれぞれ平行
な座標系のことである。
【0065】任意のカメラ空間座標(x,y,z)は、
カメラ映像中から検出した頂点座標(p,q)に対応す
るとすれば、あるパラメータr、関数Fx,Fy,Fz
とを使って、(Fy(p,q,r), Fz(p,1,
r))のように表現できることが知られている。
【0066】各関数Fx,Fy,Fzは、カメラの光学
モデルによって定まるが、ここでは、カメラ4の光学モ
デルがレンズの歪み無視できる理想的な透視変換モデル
とした場合を例にして、図3を参照しながら説明する。
【0067】図3は、本発明の第1の実施形態における
カメラの光学モデルの例を示す図である。図3におい
て、カメラ映像中の座標yは、カメラ撮像面41では、
q=y*f/zに対応付けられる。ここで、r=z/f
とおけば、(x,y,z)=(r*p,r*q,r*
f)となり、3つの頂点では、3つのパラメータとな
る。つまり、カメラ空間座標におけるスクリーンの横方
向のベクトルu及び縦方向のベクトルvを3つのパラメ
ータで表現することができる。スクリーンの大きさは既
知であるので、幅をWとすると|u|= W、高さをH
とすると|v|=H、また、uとvとは互いに垂直なの
で、u・v=0となり、以上3つの方程式を生成するこ
とができる(ステップS103)。
【0068】ステップS103により生成された3つの
方程式は、3元2次方程式となり、3つのパラメータの
解を求めることができる(ステップS104)。例え
ば、ニュートン法などの手法が適用可能で、3つのパラ
メータrの解の範囲が予測できるので、適切な初期値を
与えることが可能となり、適切な解を求めることができ
る。
【0069】以上の3つのパラメータが定まると、上述
の3頂点のカメラ空間座標を算出することができる(ス
テップS105)。
【0070】例えば、上述の例では、カメラレンズの歪
みを無視した場合を示したが、カメラレンズの歪みを考
慮したとしても、変数パラメータの数は変わらないの
で、同様の手法によってカメラ空間座標を算出すること
ができる。
【0071】次に、上述のされる3つの頂点の座標値を
カメラ空間座標系からプロジェクタ空間座標系に変換す
る(ステップS106)。ここでは、カメラ4とプロジ
ェクタ1の位置関係は予め計測済みで、変換行列も算出
済みであるとする。プロジェクタ座標系もカメラ座標系
と同様に、プロジェクタレンズ位置を原点として、光軸
方向を+Z軸、XY軸はプロジェクタ映像におけるXY
軸とそれぞれ平行な座標系のことである。
【0072】投影映像生成部2の処理例を以下に示す。
プロジェクタ座標系において、プロジェクタ光学系のシ
ミュレーション処理を行う。まず、ステップS106に
おいてカメラ座標系からプロジェクタ座標系に変換した
3つの頂点座標から、長方形のスクリーンのもう1つの
頂点座標を算出し、仮想的なスクリーン面としてのポリ
ゴンを生成する(ステップS111)。
【0073】次に、入力映像を3次元グラフィックス処
理のテクスチャマッピング手法を用いて、上述のポリゴ
ンに貼り付けて、仮想の投影表示された映像を生成する
(ステップS112)。
【0074】次に、プロジェクタ1のプロジェクタレン
ズ焦点距離の位置に仮想的なスクリーンを設け、プロジ
ェクタ光学系の透視変換処理で仮想の投影表示された映
像をそのスクリーン面にレンダリングすることで、プロ
ジェクタ1の入力となる映像を生成する(ステップS1
13)。
【0075】図4は、本発明の第1の実施形態における
レンダリング処理を示す図である。上述の図3の場合と
比較すると、スクリーン3対しては仮想投影映像(テク
スチャ映像)31があり、カメラ撮像面41に対しては
プロジェクタ1の液晶パネル面11がある。プロジェク
タ1もカメラ4と同様の透視変換の光学モデルであるの
で、液晶パネル11の各画素は、テクスチャ映像31を
透視変換することで算出することができる。
【0076】ステップS113で生成された映像は、プ
ロジェクタ1に出力される(ステップS114)。も
し、スクリーン位置を繰り返し算出する必要があれば、
ステップS111に戻る。もし、スクリーン位置が同じ
で、映像のみを更新する場合は、ステップS112から
ステップS114までの処理を繰り返せばよい。
【0077】また、本発明の第1の実施形態において、
複数のスクリーンが存在する場合であっても、例えば、
各スクリーンに識別可能なマークを付しておき、映像処
理の際に各スクリーンの位置を個別に検出し、当該各ス
クリーンに対応したポリゴンを配置して、それぞれに入
力映像をテクスチャマッピングすることで、上述のステ
ップS113と同様の処理でプロジェクタ1への入力と
なる投影映像を補正することが可能である。
【0078】本発明の第1の実施形態によれば、配置さ
れたスクリーンの位置を検出し、プロジェクタとスクリ
ーンとの空間配置及び光学系をシミュレーションするこ
とで映像補正を行うように構成することで、プロジェク
タ投射領域内の任意の位置にあるスクリーンに対して、
スクリーン上に歪み及び投射位置ずれのない正常な映像
を表示することができる。
【0079】〈第2の実施形態〉図5は、本発明の第2
の実施形態である投射映像補正システムの概略を示すブ
ロック構成図である。図5において、本発明の第2の実
施形態であるプロジェクタ映像補正システムは、プロジ
ェクタ1と、投影映像生成部2と、スクリーン位置検出
部5と、スクリーン6と、マルチカメラ7と、を有して
構成されている。
【0080】本発明の第2の実施形態は、本発明の第1
の実施形態における既知の大きさのスクリーン3及びカ
メラ4の代わりに、任意の大きさのスクリーン6及びス
テレオカメラなどのマルチカメラ7を置き換えた構成と
なっている。
【0081】スクリーン位置検出部5は、スクリーン6
をマルチカメラ7で撮影し、そのカメラ映像に処理を施
し、三角測量の原理を応用することで、スクリーン6の
形状を検出し、必要であれば、当該検出した形状を長方
形に近似させる。このような複数カメラを利用した撮影
物体の形状測定は、当該技術分野においては周知の手法
を用いる。
【0082】但し、スクリーンに何も目印がない場合
は、どの辺が上辺であるかを特定することができず、ス
クリーンの向き(設置方向)まで検出できないので、ス
クリーン方向の検出処理を行う必要がある。
【0083】図6は、本発明の第2の実施形態における
スクリーン方向検出の処理例を示すフローチャートであ
る。図6に示されるスクリーン方向検出は、図2に示さ
れるスクリーン位置検出部5による処理の後段に設けら
れる。
【0084】図6において、スクリーン位置検出部5
は、各辺のY座標平均値を求める(ステップS12
1)、次に、ステップS122では、唯一のY座標平均
値が最大の辺を選択するが、同じ値の辺があれば、各辺
のZ座標平均値を求める(ステップS123)。
【0085】ここで、唯一の辺を選択(特定)できた場
合には、ステップS125に進む。ステップS123に
進んだ場合、Z座標平均値の最大値の辺を選択し(ステ
ップS124)、ステップS125に進む。ステップS
125では、選択した辺を上辺として、図2のステップ
S111へ処理を移行する。プロジェクタの投影される
側がスクリーン表面である。
【0086】また、スクリーン面上に何らかの目印(マ
ーキング)が施されている場合には、映像処理によって
スクリーンの向きを検出することも可能である。
【0087】スクリーンの形状及び向きを検出した後
は、本発明の第1の実施形態における投影映像生成部2
と同様の処理を行うことで、プロジェクタ1の入力とな
る映像信号を生成する。
【0088】本発明の第2の実施形態によれば、スクリ
ーンの形状及び方向をマルチカメラを使って検出するよ
うに構成しているため、プロジェクタ投射領域内の任意
の位置に設けられた任意の形状のスクリーンに対して、
当該スクリーン上に投射される映像に歪み及び投射位置
ずれがなく、正常な映像を表示することができる。
【0089】このとき、マルチカメラを距離計測レンジ
ファインダに置き換えて構成することも可能である。距
離計測用レンジファインダは、レーザや超音波により、
プロジェクタの投射領域に設けられるスクリーンの位置
及び形状を測定するものであり、測定された結果に基づ
いて上述されるような投射映像の補正を行う。
【0090】また、本実施形態では、複数のスクリーン
があっても、例えば各スクリーンに識別可能なマークを
付しているため、映像処理の際、各スクリーン毎に個別
に位置を検出でき、各スクリーンに対応したポリゴンを
配置し、それぞれに入力映像をテクスチャマッピングす
ることで、ステップS113と同様の処理によってプロ
ジェクタの入力となる投影映像を生成することが可能で
ある。
【0091】〈第3の実施形態〉図7は、本発明の第3
の実施形態である投射映像補正システムの概略を示すブ
ロック構成図である。図7において、本発明の実施形態
であるプロジェクタ映像補正システムは、プロジェクタ
1と、投影映像生成部2と、スクリーン位置検出部5
と、三次元位置センサ(トランスミッタ)8と、三次元
位置センサ(レシーバ)9と、スクリーン10と、を有
して構成されている。
【0092】本発明の第3の実施形態においては、上述
される本発明の第1及び第2の実施形態において、スク
リーン位置を検出するために用いられたカメラに代え
て、スクリーン10に接続された三次元位置センサ(ト
ランスミッタ)8及び三次元位置センサ(レシーバ)9
が設けられた構成となっている。
【0093】三次元位置センサ(レシーバ)9は、三次
元位置センサ(トランスミッタ)8が発信する無線、超
音波、磁場などの信号を受信する。その受信データを使
って、スクリーン位置検出部5において、三次元位置セ
ンサ(トランスミッタ)8の位置・傾きを検出する。た
だし、1つのスクリーンに対して、1つの三次元位置セ
ンサを使う場合、スクリーンの大きさを検出することで
きないので、予めスクリーンの大きさ情報をスクリーン
位置検出部5で保持しておく必要がある。
【0094】本発明の第3の実施形態では、スクリーン
の位置を三次元位置センサを使って検出するように構成
しているため、映像処理ではスクリーン位置の検出が困
難な場合でも、安定してスクリーン位置を検出すること
ができ、スクリーン上に歪み及び投射位置ずれなく正常
な映像を表示することができる。
【0095】〈第4の実施形態〉図8は、本発明の第4
の実施形態である投射映像補正システムの概略を示すブ
ロック構成図である。図8において、本発明の第4の実
施形態であるプロジェクタ映像補正システムは、プロジ
ェクタ1と、投影映像生成部2と、スクリーン位置検出
部5と、各スクリーン10a〜10c毎に接続されてい
る三次元位置センサ(トランスミッタ)8a〜8cと、
三次元位置センサ(レシーバ)9と、複数のスクリーン
10a〜10cと、を有して構成されている。
【0096】複数の三次元位置センサ(トランスミッ
タ)8a〜8cは、互いに区別するために、異なる番号
が割り当てられており、各番号と、スクリーンの大きさ
と、入力映像の対応が記述された情報がスクリーン位置
検出部5で保持されている。
【0097】三次元位置センサ(レシーバ)9は、各三
次元位置センサ(トランスミッタ)8a〜8cの位置を
各番号別に検出する。よって、各スクリーン10a〜1
0cの配置を検出することができる。
【0098】次に、プロジェクタ光学系のシミュレーシ
ョン処理を行うが、本発明の第1の実施形態と同様に、
各スクリーン10a〜10cに対応するポリゴンを生成
し、各ポリゴンに各入力映像のテクスチャマッピング処
理を行い、レンダリングすることで、プロジェクタ1の
入力となる映像を生成する。
【0099】本発明の第4の実施形態では、複数のスク
リーンの位置を検出するように構成されているため、プ
ロジェクタの投射領域内に複数の異なる位置・方向にあ
る複数のスクリーンに、異なる映像を歪み及び投射位置
ずれなく正常に表示することができる。
【0100】〈第5の実施形態〉図9は、本発明の第5
の実施形態である投射映像補正システムの概略を示すブ
ロック構成図である。図9において、本発明の第5の実
施形態であるプロジェクタ映像補正システムは、プロジ
ェクタ1と、投影映像生成部2と、スクリーン位置検出
部5と、マルチカメラ7と、各スクリーン10a〜10
c毎に接続された三次元位置センサ(トランスミッタ)
8a〜8cと、三次元位置センサ(レシーバ)9と、複
数のスクリーン10a〜10cと、を有して構成されて
いる。
【0101】マルチカメラ7は、本発明の第2の実施形
態で用いられるものと同様に、各スクリーン10a〜1
0cを撮影し、そのカメラ映像にスクリーン位置検出部
5で処理を施し、三角測量の原理を応用することで、各
スクリーン10a〜10cの形状を検出し、必要であれ
ば、当該検出した形状を長方形に近似させる。このよう
な複数カメラを利用した撮影物体の形状測定は、当該技
術分野においては周知の手法を用いる。
【0102】複数の三次元位置センサ(トランスミッ
タ)8a〜8cは、それぞれ複数のスクリーン10a〜
10c毎に設けられており、互いに区別するための異な
る番号が割り当てられており、当該各番号と、入力映像
の対応が記述された情報がスクリーン位置検出部5で保
持されている。
【0103】三次元位置センサ(レシーバ)9は、各三
次元位置センサ(トランスミッタ)8a〜8cの位置を
各番号別に検出する。よって、各スクリーン10a〜1
0cの配置及びその方向を検出することができる。
【0104】次に、プロジェクタ光学系のシミュレーシ
ョン処理を行うが、本発明の第1の実施形態と同様に、
各スクリーン10a〜10cに対応するポリゴンを生成
し、各ポリゴンに各入力映像のテクスチャマッピング処
理を行い、レンダリングすることで、プロジェクタ1の
入力となる映像を生成する。
【0105】本発明の第5の実施形態では、複数の任意
の大きさのスクリーンの位置を検出するように構成され
ているため、プロジェクタの投射領域内に複数の異なる
位置・方向にある複数の任意の大きさのスクリーンに、
異なる映像を歪み及び投射位置ずれなく正常に表示する
ことができる。
【0106】なお、上述される各実施形態は、本発明の
好適な実施形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変形して実施することが可能である。例
えば、予めプロジェクタから任意の大きさのスクリーン
(投射可能な媒体)に投射する参照パターンを用意して
おき、実際に参照パターンを投射したスクリーンの状況
をカメラにより撮影し、この撮影したスクリーン上に投
射されている参照パターンと元の参照パターンとの比較
結果並びにプロジェクタとカメラの配置関係に基づいて
スクリーンの位置及び形状を検出することも可能であ
る。
【0107】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の投射映像補正システム及びその方法によれば、プロジ
ェクタの投影領域内に存在するスクリーンの位置を検出
し、プロジェクタとスクリーンの光学系モデルをシミュ
レーションすることによって、入力映像を加工処理し
て、プロジェクタに出力しているため、プロジェクタの
投影領域内にある任意の位置・傾きのスクリーン面に対
して、歪み及びずれなく正常な映像を投影することがで
きる。
【0108】また、本発明の投射映像補正システム及び
その方法によれば、プロジェクタの投影領域内にあるス
クリーン形状を検出し、プロジェクタとスクリーンの光
学系モデルをシミュレーションすることによって、入力
映像を加工処理して、プロジェクタに出力しているた
め、プロジェクタの投影領域内にある任意の位置・形状
のスクリーン面に対して、歪み及び投射位置ずれなく正
常な映像を投影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるプロジェクタ映
像補正システムの概略を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における動作例を示す
流れ図である。
【図3】本発明の第1のカメラの光学モデルの例を示す
図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるプロジェクタ
とスクリーンとの空間配置及び光学系をシミュレーショ
ンする例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態であるプロジェクタ映
像補正システムの概略を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施形態のスクリーン方向検出
の動作示す流れ図である。
【図7】本発明の第3の実施形態であるプロジェクタ映
像補正システムの概略を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施形態であるプロジェクタ映
像補正システムの概略を示すブロック図である。
【図9】本発明の第5の実施形態であるプロジェクタ映
像補正システムの概略を示すブロック図である。
【図10】従来のプロジェクタシステムの概略を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ 2 投影映像生成部 3、6、10、59 スクリーン 4 カメラ 5 スクリーン位置検出部 7 マルチカメラ 8 三次元位置センサ送信部 9 三次元位置センサ受信部 11 プロジェクタ液晶パネル面 31 テクスチャ映像 41 カメラ撮像面 51 本体 52 投射レンズ 53 光源 54 可視光 55 液晶パネル 56 コンデンサレンズ 57 パネル透過光 58 光軸 60 投射画面 61 映像回路 62 入力端子 80 第1の距離センサ 81 第2の距離センサ 82 制御マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C006 AA01 AA02 AA11 AA22 AC24 AF51 AF52 AF54 BB11 EC11 5C058 AA06 BA23 BA27 BB25 DA11 EA02 EA11 EA12 EA26 EA33 5C061 BB03 BB11 BB15 CC05 EE17 5C080 AA10 BB05 CC03 DD01 DD13 JJ06 JJ07 KK02 KK43

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロジェクタから既知の大きさのスクリ
    ーンに投射する映像を補正する投射映像補正システムで
    あって、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により撮影された前記スクリーンの映像か
    ら該スクリーンの位置を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記スクリーンの位置に
    基づいて前記プロジェクタから投射する映像を補正する
    補正手段と、 を有することを特徴とする投射映像補正システム。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、 前記撮影手段により撮影された前記スクリーンの映像か
    ら該スクリーンにおける少なくとも3つの頂点の座標を
    検出し、 前記検出された3つの頂点から3元2次方程式を生成
    し、 前記生成された3元2次方程式の解を所定の演算方式に
    より算出し、 前記算出された解に基づいて前記撮影手段における前記
    3つの頂点の空間座標を算出し、 前記撮影手段における空間座標を前記プロジェクタの空
    間座標へと変換することにより、前記スクリーンの位置
    を検出することを特徴とする請求項1記載の投射映像補
    正システム。
  3. 【請求項3】 プロジェクタから任意の大きさのスクリ
    ーンに投射する映像を補正する投射映像補正システムで
    あって、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    を撮影する複数の撮影手段と、 前記複数の撮影手段により撮影された前記スクリーンの
    映像から該スクリーンの位置及び形状を検出する検出手
    段と、 前記検出手段により検出された前記スクリーンの位置及
    び形状に基づいて前記プロジェクタから投射する映像を
    補正する補正手段と、 を有することを特徴とする投射映像補正システム。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、 前記複数の撮影手段により撮影された前記スクリーンの
    映像から該スクリーンの形状を特定し、 前記特定されたスクリーンの形状における少なくとも3
    つの頂点の座標を検出し、 前記3つの頂点の座標から3元2次方程式を生成し、 前記生成された3元2次方程式の解を所定の算出方法に
    より算出し、 前記算出された解に基づいて前記複数の撮影手段におけ
    る前記3つの頂点の空間座標を算出し、 前記複数の撮影手段における空間座標を前記プロジェク
    タにおける空間座標へと変換することにより、前記スク
    リーンの位置及び形状を検出することを特徴とする請求
    項3記載の投射映像補正システム。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、 前記スクリーンの形状を特定する際に、長方形に近似す
    るように特定することを特徴とする請求項4記載の投射
    映像補正システム。
  6. 【請求項6】 プロジェクタから任意の大きさのスクリ
    ーンに投射する映像を補正する投射映像補正システムで
    あって、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    の像を抽出するスクリーン像抽出手段と、 前記スクリーン像抽出手段により抽出された前記スクリ
    ーン像からから該スクリーンの位置及び形状を検出する
    検出手段と、 前記検出手段により検出された前記スクリーンの位置及
    び形状に基づいて前記プロジェクタから投射する映像を
    補正する補正手段と、 を有することを特徴とする投射映像補正システム。
  7. 【請求項7】 前記検出手段は、 前記スクリーン像抽出手段により抽出された前記スクリ
    ーン像における少なくとも3つの頂点の座標を検出し、 前記3つの頂点の座標から3元2次方程式を生成し、 前記生成された3元2次方程式の解を所定の演算方式に
    より算出し、 前記算出された解に基づいて前記スクリーン像抽出手段
    により抽出された前記スクリーン像における前記3つの
    空間座標を算出し、 前記スクリーン像における空間座標を前記プロジェクタ
    における空間座標へと変換することにより、前記スクリ
    ーンの位置及び形状を検出することを特徴とする請求項
    6記載の投射映像補正システム。
  8. 【請求項8】 プロジェクタから任意の大きさのスクリ
    ーンに投射する映像を補正する投射映像補正システムで
    あって、 前記プロジェクタの投射領域に存在する複数の前記スク
    リーンを個々に撮影する複数の撮影手段と、 前記複数の撮影手段により撮影された個々の前記スクリ
    ーンの位置及び形状を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された個々の前記スクリーンの
    位置及び形状に基づいて前記プロジェクタから投射する
    各スクリーン毎に異なる映像を補正する補正手段と、 を有することを特徴とする投射映像補正システム。
  9. 【請求項9】 複数の前記スクリーンは、 個々のスクリーン毎に異なる識別マークを有し、 前記検出手段により前記識別マークに基づいて個々のス
    クリーンの位置を検出することを特徴とする請求項8記
    載の投射映像補正システム。
  10. 【請求項10】 前記補正手段は、 前記プロジェクタの光学系を透視変換モデルに近似した
    3次元仮想空間で構築し、 前記スクリーンに相当する位置に入力映像を配置し、 前記プロジェクタの液晶パネルに相当する位置に仮想的
    な撮像面を配置し、 前記3次元仮想空間像を生成することで前記スクリーン
    に投射する映像を補正することを特徴とする請求項1か
    ら9のいずれか1項に記載の投射映像補正システム。
  11. 【請求項11】 プロジェクタから既知の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正システム
    であって、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    の三次元空間位置を測定する三次元空間位置測定手段
    と、 前記三次元空間位置測定手段により測定された前記スク
    リーンの三次元空間位置に基づいて前記スクリーンの位
    置を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記スクリーンの位置に
    基づいて前記プロジェクタから投射する映像を補正する
    補正手段と、 を有することを特徴とする投射映像補正システム。
  12. 【請求項12】 前記三次元空間位置測定手段は、 前記スクリーンに設けられ、該スクリーンの三次元空間
    位置の情報を送信する送信部と、 前記送信部から送信される前記三次元空間位置の情報を
    受信する受信部と、 から構成されることを特徴とする請求項11記載の投射
    映像補正システム。
  13. 【請求項13】 プロジェクタから既知の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正システム
    であって、 前記プロジェクタの投射領域に存在する複数の前記スク
    リーンの三次元空間位置を測定する三次元空間位置測定
    手段と、 前記三次元空間位置測定手段により測定された個々の前
    記スクリーンの三次元空間位置に基づいて各スクリーン
    の位置を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記各スクリーンの位置
    に基づいて前記プロジェクタから投射する該各スクリー
    ン毎に異なる映像を補正する補正手段と、 を有することを特徴とする投射映像補正システム。
  14. 【請求項14】 前記三次元空間位置測定手段は、 前記各スクリーン毎に設けられ、該各スクリーン毎の三
    次元空間位置の情報を送信する送信部と、 前記送信部から送信される前記各スクリーン毎の三次元
    空間位置の情報を受信する受信部と、 から構成されることを特徴とする請求項13記載の投射
    映像補正システム。
  15. 【請求項15】 複数の前記スクリーンは、 個々のスクリーン毎に異なる識別マークを有し、 前記検出手段により前記識別マークに基づいて個々のス
    クリーンの位置を検出することを特徴とする請求項13
    または14記載の投射映像補正システム。
  16. 【請求項16】 プロジェクタから任意の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正システム
    であって、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    の三次元空間位置を測定する三次元空間位置測定手段
    と、 前記三次元空間位置測定手段により測定された前記スク
    リーンの三次元空間位置に基づいて前記スクリーンの位
    置及び形状を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記スクリーンの位置及
    び形状に基づいて前記プロジェクタから投射する映像を
    補正する補正手段と、 を有することを特徴とする投射映像補正システム。
  17. 【請求項17】 前記三次元空間位置測定手段は、 前記スクリーンに設けられ、該スクリーンの三次元空間
    位置の情報を送信する送信部と、 前記送信部から送信される前記三次元空間位置の情報を
    受信する受信部と、から構成されることを特徴とする請
    求項16記載の投射映像補正システム。
  18. 【請求項18】 プロジェクタから任意の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正システム
    であって、 前記プロジェクタの投射領域に存在する複数の前記スク
    リーンの三次元空間位置を測定する三次元空間位置測定
    手段と、 前記三次元空間位置測定手段により測定された個々の前
    記スクリーンの三次元空間位置に基づいて各スクリーン
    の位置及び形状を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記各スクリーンの位置
    及び形状に基づいて前記プロジェクタから投射する該各
    スクリーン毎に異なる映像を補正する補正手段と、 を有することを特徴とする投射映像補正システム。
  19. 【請求項19】 前記三次元空間位置測定手段は、 前記各スクリーン毎に設けられ、該各スクリーン毎の三
    次元空間位置の情報を送信する送信部と、 前記送信部から送信される前記各スクリーン毎の三次元
    空間位置の情報を受信する受信部と、 から構成されることを特徴とする請求項18記載の投射
    映像補正システム。
  20. 【請求項20】 複数の前記スクリーンは、 個々のスクリーン毎に異なる識別マークを有し、 前記検出手段により前記識別マークに基づいて個々のス
    クリーンの位置を検出することを特徴とする請求項18
    または19記載の投射映像補正システム。
  21. 【請求項21】 プロジェクタから任意の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正システム
    であって、 前記プロジェクタは、前記スクリーンに対して参照パタ
    ーンを投射し、 前記参照パターンを投射された前記スクリーンを撮影す
    る撮影手段と、 前記参照パターンと前記撮影手段により撮影された前記
    スクリーンに投射された参照パターンとの比較結果並び
    に前記プロジェクタ及び前記撮影手段の配置情報とに基
    づいて前記スクリーンの位置及び形状を検出する検出手
    段と、 前記検出手段により検出された前記スクリーンの位置に
    基づいて前記プロジェクタから投射する映像を補正する
    補正手段と、 を有することを特徴とする投射映像補正システム。
  22. 【請求項22】 前記補正手段は、 前記プロジェクタの光学系を透視変換モデルに近似した
    3次元仮想空間で構築し、 前記スクリーンに相当する位置に入力映像を配置し、 前記プロジェクタの液晶パネルに相当する位置に仮想的
    な撮像面を配置し、 前記3次元仮想空間像を生成することで前記スクリーン
    に投射する映像を補正することを特徴とする請求項11
    から21のいずれか1項に記載の投射映像補正システ
    ム。
  23. 【請求項23】 プロジェクタから既知の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正方法であ
    って、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    を撮影する撮影ステップと、 前記撮影ステップにより撮影された前記スクリーンの映
    像から該スクリーンの位置を検出する検出ステップと、 前記検出ステップにより検出された前記スクリーンの位
    置に基づいて前記プロジェクタから投射する映像を補正
    する補正ステップと、 を有することを特徴とする投射映像補正方法。
  24. 【請求項24】 前記検出ステップは、 前記撮影ステップにより撮影された前記スクリーンの映
    像から該スクリーンにおける少なくとも3つの頂点の座
    標を検出し、 前記検出された3つの頂点から3元2次方程式を生成
    し、 前記生成された3元2次方程式の解を所定の演算方式に
    より算出し、 前記算出された解に基づいて前記撮影ステップにおける
    前記3つの頂点の空間座標を算出し、 前記撮影ステップにおける空間座標を前記プロジェクタ
    の空間座標へと変換することにより、前記スクリーンの
    位置を検出することを特徴とする請求項23記載の投射
    映像補正方法。
  25. 【請求項25】 プロジェクタから任意の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正方法であ
    って、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    を少なくとも2以上の異なる角度から撮影する撮影ステ
    ップと、 前記撮影ステップにより撮影された夫々の前記スクリー
    ンの映像から該スクリーンの位置及び形状を検出する検
    出ステップと、 前記検出ステップにより検出された前記スクリーンの位
    置及び形状に基づいて前記プロジェクタから投射する映
    像を補正する補正ステップと、 を有することを特徴とする投射映像補正方法。
  26. 【請求項26】 前記検出ステップは、 前記撮影ステップにより撮影された夫々の前記スクリー
    ンの映像から該スクリーンの形状を特定し、 前記特定されたスクリーンの形状における少なくとも3
    つの頂点の座標を検出し、 前記3つの頂点の座標から3元2次方程式を生成し、 前記生成された3元2次方程式の解を所定の算出方法に
    より算出し、 前記算出された解に基づいて前記複数の撮影ステップに
    おける前記3つの頂点の空間座標を算出し、 前記複数の撮影ステップにおける空間座標を前記プロジ
    ェクタにおける空間座標へと変換することにより、前記
    スクリーンの位置及び形状を検出することを特徴とする
    請求項25記載の投射映像補正方法。
  27. 【請求項27】 前記検出ステップは、 前記スクリーンの形状を特定する際に、長方形に近似す
    るように特定することを特徴とする請求項26記載の投
    射映像補正方法。
  28. 【請求項28】 プロジェクタから任意の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正方法であ
    って、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    の像を抽出するスクリーン像抽出ステップと、 前記スクリーン像抽出ステップにより抽出された前記ス
    クリーン像からから該スクリーンの位置及び形状を検出
    する検出ステップと、 前記検出ステップにより検出された前記スクリーンの位
    置及び形状に基づいて前記プロジェクタから投射する映
    像を補正する補正ステップと、 を有することを特徴とする投射映像補正方法。
  29. 【請求項29】 前記検出ステップは、 前記スクリーン像抽出ステップにより抽出された前記ス
    クリーン像における少なくとも3つの頂点の座標を検出
    し、 前記3つの頂点の座標から3元2次方程式を生成し、 前記生成された3元2次方程式の解を所定の演算方式に
    より算出し、 前記算出された解に基づいて前記スクリーン像抽出ステ
    ップにより抽出された前記スクリーン像における前記3
    つの空間座標を算出し、 前記スクリーン像における空間座標を前記プロジェクタ
    における空間座標へと変換することにより、前記スクリ
    ーンの位置及び形状を検出することを特徴とする請求項
    28記載の投射映像補正方法。
  30. 【請求項30】 プロジェクタから任意の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正方法であ
    って、 前記プロジェクタの投射領域に存在する複数の前記スク
    リーンを個々に撮影する撮影ステップと、 前記撮影ステップにより撮影された個々の前記スクリー
    ンの位置及び形状を検出する検出ステップと、 前記検出ステップにより検出された個々の前記スクリー
    ンの位置及び形状に基づいて前記プロジェクタから投射
    する各スクリーン毎に異なる映像を補正する補正ステッ
    プと、 を有することを特徴とする投射映像補正方法。
  31. 【請求項31】 複数の前記スクリーンは、 個々のスクリーン毎に異なる識別マークを有し、 前記検出ステップにより前記識別マークに基づいて個々
    のスクリーンの位置を検出することを特徴とする請求項
    30記載の投射映像補正方法。
  32. 【請求項32】 前記補正ステップは、 前記プロジェクタの光学系を透視変換モデルに近似した
    3次元仮想空間で構築し、 前記スクリーンに相当する位置に入力映像を配置し、 前記プロジェクタの液晶パネルに相当する位置に仮想的
    な撮像面を配置し、 前記3次元仮想空間像を生成することで前記スクリーン
    に投射する映像を補正することを特徴とする請求項23
    から31のいずれか1項に記載の投射映像補正方法。
  33. 【請求項33】 プロジェクタから既知の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正方法であ
    って、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    の三次元空間位置を測定する三次元空間位置測定ステッ
    プと、 前記三次元空間位置測定ステップにより測定された前記
    スクリーンの三次元空間位置に基づいて前記スクリーン
    の位置を検出する検出ステップと、 前記検出ステップにより検出された前記スクリーンの位
    置に基づいて前記プロジェクタから投射する映像を補正
    する補正ステップと、 を有することを特徴とする投射映像補正方法。
  34. 【請求項34】 プロジェクタから既知の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正方法であ
    って、 前記プロジェクタの投射領域に存在する複数の前記スク
    リーンの三次元空間位置を測定する三次元空間位置測定
    ステップと、 前記三次元空間位置測定ステップにより測定された個々
    の前記スクリーンの三次元空間位置に基づいて各スクリ
    ーンの位置を検出する検出ステップと、 前記検出ステップにより検出された前記各スクリーンの
    位置に基づいて前記プロジェクタから投射する該各スク
    リーン毎に異なる映像を補正する補正ステップと、 を有することを特徴とする投射映像補正方法。
  35. 【請求項35】 複数の前記スクリーンは、 個々のスクリーン毎に異なる識別マークを有し、 前記検出ステップにより前記識別マークに基づいて個々
    のスクリーンの位置を検出することを特徴とする請求項
    34記載の投射映像補正方法。
  36. 【請求項36】 プロジェクタから任意の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正方法であ
    って、 前記プロジェクタの投射領域に存在する前記スクリーン
    の三次元空間位置を測定する三次元空間位置測定ステッ
    プと、 前記三次元空間位置測定ステップにより測定された前記
    スクリーンの三次元空間位置に基づいて前記スクリーン
    の位置及び形状を検出する検出ステップと、 前記検出ステップにより検出された前記スクリーンの位
    置及び形状に基づいて前記プロジェクタから投射する映
    像を補正する補正ステップと、 を有することを特徴とする投射映像補正方法。
  37. 【請求項37】 プロジェクタから任意の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正方法であ
    って、 前記プロジェクタの投射領域に存在する複数の前記スク
    リーンの三次元空間位置を測定する三次元空間位置測定
    ステップと、 前記三次元空間位置測定ステップにより測定された個々
    の前記スクリーンの三次元空間位置に基づいて各スクリ
    ーンの位置及び形状を検出する検出ステップと、 前記検出ステップにより検出された前記各スクリーンの
    位置及び形状に基づいて前記プロジェクタから投射する
    該各スクリーン毎に異なる映像を補正する補正ステップ
    と、 を有することを特徴とする投射映像補正方法。
  38. 【請求項38】 複数の前記スクリーンは、 個々のスクリーン毎に異なる識別マークを有し、 前記検出ステップにより前記識別マークに基づいて個々
    のスクリーンの位置を検出することを特徴とする請求項
    37記載の投射映像補正方法。
  39. 【請求項39】 プロジェクタから任意の大きさのスク
    リーンに投射する映像を補正する投射映像補正方法であ
    って、 前記プロジェクタから前記スクリーンに対して参照パタ
    ーンを投射する投射ステップと、 前記参照パターンを投射された前記スクリーンを撮影す
    る撮影ステップと、 前記参照パターンと前記撮影ステップにより撮影された
    前記スクリーンに投射された参照パターンとの比較結果
    並びに前記プロジェクタ及び前記撮影ステップの配置情
    報とに基づいて前記スクリーンの位置及び形状を検出す
    る検出ステップと、 前記検出ステップにより検出された前記スクリーンの位
    置に基づいて前記プロジェクタから投射する映像を補正
    する補正ステップと、 を有することを特徴とする投射映像補正方法。
  40. 【請求項40】 前記補正ステップは、 前記プロジェクタの光学系を透視変換モデルに近似した
    3次元仮想空間で構築し、 前記スクリーンに相当する位置に入力映像を配置し、 前記プロジェクタの液晶パネルに相当する位置に仮想的
    な撮像面を配置し、 前記3次元仮想空間像を生成することで前記スクリーン
    に投射する映像を補正することを特徴とする請求項33
    から40のいずれか1項に記載の投射映像補正方法。
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