JP2001320652A - プロジェクタ装置 - Google Patents

プロジェクタ装置

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JP2001320652A
JP2001320652A JP2000139002A JP2000139002A JP2001320652A JP 2001320652 A JP2001320652 A JP 2001320652A JP 2000139002 A JP2000139002 A JP 2000139002A JP 2000139002 A JP2000139002 A JP 2000139002A JP 2001320652 A JP2001320652 A JP 2001320652A
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JP
Japan
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image
camera
point
area
projector
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JP2000139002A
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English (en)
Inventor
Yuichi Nino
裕一 仁野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の三次元形状の投影面に対して投影する
プロジェクタ装置において歪みのない出力映像を得るこ
と。 【解決手段】 プロジェクタから出力する映像中の計測
点Pに対し、その点Pに対応する投影面上の点Qをカメ
ラによって撮影し、得られたカメラ画像から点Qに対応
する点Rを検出する。つぎに、あらかじめ算出したカメ
ラの内部特性を示すカメラ内部パラメータを用いて、カ
メラ画像中の点に対応する空間中の点R”のカメラ座標
を算出する。そして、あらかじめ算出した投影面の式あ
るいは点の集合を利用して、カメラのレンズ中心Ocと
R”とを通る直線と投影面との交点Qのカメラ座標を算
出する。最後に、点Pの位置を変化させながらカメラ画
像中の点と交点Qのカメラ座標の対応を複数求め、それ
をもとにプロジェクタのカメラ座標系における位置姿勢
および内部特性を示すプロジェクタパラメータを算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投影面の三次元形
状を測定し、該測定結果に応じて投影画像を補正して投
影するプロジェクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロジェクタでは、投影面を平面に限定
した上でプロジェクタ光軸に対して投影面が垂直な位置
から前後に傾くことから台形歪みが生じる。このような
台形歪みを補正する従来技術として、特開平4−131
819号公報、特開平8−336092号公報および特
開平8−289237号公報に開示されるものがある。
【0003】特開平4−131819号公報に開示され
るものでは光学系を手動で調整する構成とされ、特開平
8−336092号公報、特開平8−289237号公
報に開示されるものでは歪みに対応した映像を手動で調
整して出力する補正機能が備えられている。
【0004】また、投影面の三次元形状が任意であって
も投影画面の歪みを自動的に補正するプロジェクタが特
願平11−236187号として提案されている。図1
7はこのような機能を有するプロジェクタの全体構成を
示すブロック図である。
【0005】パタン画像生成部R6で所定のパタンを生
成し、映像出力部R4から投影面にパタンを投影する。
カメラR7はこの投影面上のパタンを撮影し、投影面獲
得部R3へ送出する。投影面獲得部R3では光投影法の
原理を用いて投影面を構成する各点における投影距離と
投影方向を測定し、この測定結果を映像補正部R2およ
び投影制御部R5へ出力する。
【0006】投影面獲得部R3からの測定結果を受け付
けた映像補正部R2は、測定結果から投影面を構成する
各点における投影距離と投影方向を測定した後、映像入
力部R1から得られる原画像に対して、投影面の投影中
心を通り、その法線ベクトルは投影面の法線ベクトルと
水平成分が同じで、かつ、床面と平行な仮想投影面に歪
みのない映像が表示されるよう、透視変換モデルに基づ
いて逆投影シミュレーションによって補正した画像を映
像出力部R4へ出力する。一方、投影面獲得部R3から
の測定結果を受け付けた投影制御部R5では、映像出力
部R4が投影出力とする映像を映像補正部R2からの出
力に切り替えさせる。このような構成とすることによ
り、任意の三次元形状の投影画面であってもその歪みが
自動的に補正される映像が出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
うち、特開平4−131819号公報、特開平8−33
6092号公報および特開平8−289237号公報に
開示されるものは、光学系を手動で調整する構成であ
り、調整に手間がかかり煩わしいとともに時間がかかる
という問題点がある。
【0008】また、図17を用いて説明した方法で投影
面の形状を測定する場合、カメラ・プロジェクタの相対
位置姿勢や、透視変換モデルにもとづいたプロジェクタ
・カメラの内部パラメータが正確に得られていないと、
精度の高い形状測定が困難である。このことについて図
6を参照して詳細に説明する。
【0009】図17中の映像出力部R4から出力される
プロジェクタ画像に対して、図6に示すように、そのプ
ロジェクタ画像内の点Pが投影面上の点Qに投影され、
カメラR7によって点Qがカメラ画像中の点Rに撮影さ
れたとする。ここで、点P・Rの位置をもとに点Qの3
次元空間中の位置を推定する場合、点Pを透視変換モデ
ルのプロジェクタ画像面上の点P”に変換し、点Rを透
視変換モデルのカメラ画像面上の点R”に変換し、プロ
ジェクタ光源Opと点P”とを結ぶ直線と、カメラレン
ズ中心Ocと点R”とを結ぶ直線との交点を求める。
【0010】したがって、プロジェクタ光源Opとカメ
ラレンズ中心Ocの相対位置、プロジェクタ画像面とカ
メラ画像面の相対的な傾き、点Pから点P”に変換する
ためのプロジェクタの内部特性、点Rから点R”に変換
するためのカメラの内部特性が正確にわかってないと、
点Qの位置推定精度が悪くなってしまう。
【0011】図17を用いて説明した方法では、これら
の値についてはプロジェクタ・カメラの内部特性として
は予め与えられる定格値を利用し、プロジェクタ光源O
pとカメラレンズ中心Ocの相対位置、画像面の相対的
な傾きについては手動で測定したものを利用することと
されている。したがって、予め与えられる定格値が正確
な値でなかったり、手動での測定を良好に行うことがで
きず、その測定結果が不正確な値である場合には、投影
される面形状の測定を精度よく行うことができず、画像
を補正しても像が歪んでしまうという問題があった。
【0012】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、プロジェクタ
光源Opとカメラレンズ中心Ocの相対位置、プロジェ
クタ画像面とカメラ画像面の相対的な傾き、点Pから点
P”に変換するためのプロジェクタの内部特性、点Rか
ら点R”に変換するためのカメラの内部特性を正確に測
定する手段を提供することにより、歪みのない画像を確
実に提示することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のプロジェクタ装
置は、原画像が入力される映像入力手段と、前記映像入
力手段に入力された原画像に対する傾き補正と拡大・縮
小処理と行なう映像補正手段と、所定のパタン画像を生
成するパタン画像生成手段と、前記映像補正手段により
傾き補正と拡大・縮小処理とが行われた映像と前記パタ
ン画像生成手段により生成されたパタン画像とを入力
し、いずれかを投影出力する映像出力手段と、前記映像
出力手段より投影出力される映像についてその投影面を
含むシーンを撮影するカメラと、前記映像出力手段から
投影出力と前記カメラにより撮影された投影面を含むシ
ーンとに基づいて、前記映像出力手段と前記カメラそれ
ぞれの内部特性および相対位置姿勢を補正するキャリブ
レーション手段と、前記キャリブレーション手段で補正
された前記カメラの内部特性および相対位置姿勢を記憶
する特性記憶手段と、前記映像出力手段において投影出
力される映像を切り替える投影制御手段と、前記特性記
憶手段に記憶された前記カメラの内部特性および相対位
置姿勢を認識し、前記投影制御手段を介して前記映像出
力手段において投影出力される映像を切り替え、前記パ
タン画像生成手段より出力されたパタン画像と前記映像
出力手段に該パタン画像を入力したときの投影面の画像
をカメラを介して撮影した画像から画像座標とカメラ画
像座標との対応づけを行い、対応づけが行なわれたそれ
ぞれの位置が透視変換モデルに基づいた三次元空間中の
どの位置に対応するかを前記特性記憶手段により記憶さ
れている特性をもとに推定し、その三次元空間の位置の
対応から三角測量の原理によって該パタン画像が投影さ
れた位置の三次元座標を求めることによって該投影面の
三次元形状を獲得する投影面獲得手段と、を備え、前記
映像補正手段は前記投影面獲得手段により獲得された投
影面の三次元形状に対応して入力原画像に対する傾き補
正と拡大・縮小処理と行なうことを特徴とする。
【0014】この場合、前記映像出力手段が出力するパ
タン画像が位置計測の対象となる計測点を含んでおり、
前記キャリブレーション手段が、前記カメラにより撮影
された投影面を含むシーンの中の計測点を検出する計測
点検出手段と、前記カメラの内部特性を示す内部パラメ
ータを算出するカメラ内部パラメータ算出手段と、前記
カメラの座標系における前記投影面の式あるいは点の集
合を算出する投影面算出手段と、前記投影面上の計測点
のカメラ座標系での位置を算出する計測点空間位置算出
手段と、前記映像出力手段が投影する映像内部の計測点
の位置と、前記計測点空間位置算出手段が算出する投影
面上の計測点の位置との対応を記憶する計測点対応記憶
手段と、前記計測点対応記憶手段が記憶した対応関係を
もとに映像出力手段のカメラ座標系における位置姿勢お
よび内部特性を示すプロジェクタパラメータを算出する
プロジェクタパラメータ算出手段と、を有することとし
てもよい。
【0015】また、前記映像出力手段が、複数の計測点
を含む異なる複数の映像を、投影される映像の組み合わ
せで各計測点を識別できるように投影し、前記カメラ
は、前記映像出力手段がそれぞれの映像を投影している
ときの投影面を撮影してそれぞれ別なカメラ画像として
取得し、前記計測点検出手段が、各カメラ画像に対して
投影された点を検出する領域検出手段と、前記領域検出
手段が検出したそれぞれの領域について、どの映像を投
影したときに検出されたかを利用して領域の識別を行う
領域識別手段と、各領域の重心位置など領域を代表する
点を検出し、その点とカメラ画像中の計測点の位置とす
る計測点位置検出手段と、を有することとしてもよい。
【0016】さらに、前記計測点検出手段が、カメラ画
像中の投影された点の領域のみを検出する領域検出手段
と、映像出力手段から映像を投影しても投影面の色など
の影響でカメラ画像によってその映像を検出することが
できない検出不能領域について、それをあらかじめ記憶
している検出不能領域記憶手段と、前記領域検出手段に
より検出する領域が検出不能領域記憶手段に記憶されて
いる検出不能領域にかかっておらず、計測点を投影した
領域全体を検出しているかどうか判定する領域判定手段
と、前記領域判定手段により計測点を投影した領域全体
を検出していると判定されたものについて、その領域の
重心位置などカメラ画像中の計測点の位置を検出する計
測点位置検出手段と、を有することとしてもよい。
【0017】「作用」本発明のプロジェクタ装置は、特
願平11−236187号に記載される発明の構成に加
えて、キャリブレーション手段と特性記憶手段を有する
ものである。
【0018】本発明による作用について以下に説明す
る。
【0019】図9に示すように、パタン画像生成手段は
位置計測の基準となる計測点Pをcむプロジェクタ画像
を生成し、映像出力手段はその画像を投影面上に投影す
ることによって点Pを点Qに表示し、カメラは点Qを含
んだ投影面のシーンを撮影する。
【0020】以下、キャリブレーション手段において、
まず、計測点検出手段はカメラ画像から点Qに対応する
点Rを検出する。つぎに、計測点空間位置算出手段は、
カメラ内部パラメータ算出手段で算出されたカメラの内
部パラメータを用いてカメラ画像中の点R(ufc
fc)に対応する空間中の点R”のカメラ座標(x
uc ,yuc,fc)を算出し、投影面算出手段によって算
出される投影面の式あるいは点の集合を利用してカメラ
のレンズ中心Ocと点R”とを通る直線と投影面との交
点Q(xc,yc,zc)を算出する。計測点対応記憶手
段は、異なる位置の点Pにおいて、(ufc,vfc)と
(xc,yc,zc)の対応を記憶する。プロジェクタパ
ラメータ算出手段は、この対応をもとに、映像出力手段
のカメラ座標系における位置姿勢および内部特性を示す
プロジェクタパラメータを算出する。最後に、特性記憶
手段はカメラ内部パラメータ算出手段で算出されたカメ
ラの内部パラメータとプロジェクタパラメータ算出手段
で算出されたプロジェクタパラメータを記憶する。
【0021】実際の投影面の計測に際しては、パタン画
像生成手段は複数のパタン画像を生成して、映像出力手
段から出力し、投影面獲得手段は該パタン画像と前記映
像出力手段に該パタン画像を入力したときの投影面の画
像をカメラを介して撮影した画像からプロジェクタ画像
座標とカメラ画像座標との対応づけをおこなって、対応
づけが行なわれたそれぞれの位置が透視変換モデルに基
づき三次元空間中のどの位置に対応するかを特性記憶手
段により記憶された特性をもとに推定し、その三次元空
間の位置の対応から三角測量の原理によって該パタン画
像が投影された位置の三次元座標を求めることによって
該投影面の三次元形状を獲得する。
【0022】以上により、本発明の目的を達成すること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0024】まず、本発明の第1の実施形態について図
1を参照して詳細に説明する。本実施形態は、映像入力
手段1と、投影面獲得手段2と、映像補正手段3と、パ
タン画像生成手段4と、投影制御手段5と、映像出力手
段6と、カメラ7と、キャリブレーション手段8と、特
性記憶手段9から構成されている。
【0025】これらの手段はそれぞれ次のように動作す
る。
【0026】映像入力手段1は、原画像を入力する。
【0027】投影面獲得手段2は、パタン画像生成手段
4で生成するパタン画像と映像出力手段6にパタン画像
を入力したときの投影面の画像をカメラ7を介して撮影
した画像からプロジェクタ画像座標とカメラ画像座標と
の対応づけを行って、対応づけが行なわれたそれぞれの
位置が透視変換モデルに基づいて三次元空間中のどの位
置に対応するかを特性記憶手段9により記憶された特性
をもとに推定し、その三次元空間の位置の対応から三角
測量の原理によってパタン画像が投影された位置の三次
元座標を求めることによって投影面の三次元形状を獲得
する。
【0028】映像補正手段3は、投影面獲得手段2で獲
得された投影面の形状に対応して入力原画像に対する傾
き補正と拡大・縮小処理を行なう。
【0029】パタン画像生成手段4は、パタン画像を生
成して出力する。投影制御手段5は、映像出力手段6に
対する入力映像を切り替える。映像出力手段6は、入力
映像を投影出力する。カメラ7は、該投影面を含むシー
ンを撮影する。キャリブレーション手段8は、映像出力
手段6とカメラ7の内部特性および相対位置姿勢を補正
する。特性記憶手段9は、前記キャリブレーション手段
8で補正された結果を記憶する。
【0030】つぎに、キャリブレーション手段8につい
て、その構成を示す図2を参照して詳細に説明する。
【0031】キャリブレーション手段8は、計測点検出
手段81と、カメラ内部パラメータ算出手段82と、投
影面算出手段83と、計測点空間位置算出手段84と、
計測点対応記憶手段85と、プロジェクタパラメータ算
出手段86から構成されている。
【0032】計測点検出手段81は、カメラ画像中の計
測点を検出する。カメラ内部パラメータ算出手段82
は、カメラ7の内部特性を示す内部パラメータを算出す
る。投影面算出手段83は、カメラ座標系における投影
面の式、あるいは点の集合を算出する。計測点空間位置
算出手段84は、投影面上の計測点のカメラ座標系での
位置を算出する。計測点対応記憶手段85は、映像出力
手段6が投影する映像内部の計測点の位置と、計測点空
間位置算出手段84が算出する投影面上の計測点の位置
との対応を記憶する。プロジェクタパラメータ算出手段
86は、計測点対応記憶手段85が記憶した対応関係を
もとに映像出力手段6のカメラ座標系における位置姿勢
および内部特性を示すプロジェクタパラメータを算出す
る。
【0033】つぎに、本実施形態の全体の動作について
図6ないし図10を参照して詳細に説明する。
【0034】具体的な処理内容の説明に入る前に、本実
施形態で使用するカメラ座標系、プロジェクタ座標系の
定義と、カメラ7の世界座標での位置姿勢および内部特
性を表すカメラパラメータ、映像出力手段6の世界座標
での位置姿勢および内部特性を表すプロジェクタパラメ
ータの定義を行う。
【0035】図7は本実施形態で使用するカメラ座標系
の定義を説明するための図である。世界座標系Ow−xw
−yw−zwは、空間中の位置向きを一意に定めるために
適当に与えた座標系である。これに対して、カメラ座標
系Oc−xc−yc−zcは、O cはレンズ中心(ピンホー
ル)を表し、zc軸はレンズの光軸に一致するように設
定する。カメラ画像座標系Oic−uic−vicは、カメラ
画像の左上Oicを原点とし、カメラ画像の右向きをuic
座標の正方向、カメラ画像の下向きをvic座標の正方向
とした座標系である。これら3つの座標系は以下に示す
関係がある。
【0036】まず、世界座標Ow−xw−yw−zwにおけ
る点Qの座標を(xw,yw,zw)と表し、カメラ座標
c−xc−yc−zcにおける点Qの座標を(xc,yc
c)と表す。つぎに、xc−yc平面に平行でzc座標が
fcの位置に画像中心がOv、座標軸がX−Yのカメラ
画像面を考える。理想的なピンホールカメラの場合は、
点Qの座標(xc,yc,zc)はカメラ画像面上では
(xuc,yuc)と表されるが、レンズの幾何学的歪みに
より実際には(xdc,ydc)の位置に対応するものとす
る。そして、(xdc,ydc)を離散化し、カメラ画像座
標系で表した位置を(ufc,vfc)と表す。点Qの世界
座標(xw,yw,zw)とその点のカメラ画像座標系で
の位置(ufc,vfc)との関係は以下の手順で導く。 STEP1 (xw,yw,zw)から(xc,yc,zc)への変換を回
転行列Rcと並進ベクトルTcを用いて以下のように表
す。
【0037】
【数1】
【0038】ただし、
【0039】
【数2】
【0040】STEP2 透視変換による(xc,yc,zc)から(xuc,yuc
への変換を焦点距離fcを用いて以下のように表す。
【0041】
【数3】
【0042】STEP3 (xuc,yuc)から(xdc,ydc)への変換を以下のよ
うに表す。 xdc+Dx=xuc,ydc+Dy=yuc(4) ただし、Dx,Dyはレンズの半径方向の歪み係数kc1
c2を用いて以下のように表す。
【0043】
【数4】
【0044】
【数5】
【0045】ただし、
【0046】
【数6】
【0047】STEP4 (xdc,ydc)から(ufc,vfc)への変換を以下のよ
うに表す。
【0048】
【数7】
【0049】
【数8】
【0050】ただし、scxはスケール係数、(ucc,v
cc)はカメラ画像座標系で表した画像中心Ovの位置、
cx,dcyはそれぞれuic方向,vic方向のCCD素子
の間隔を表す。なお、d´cxはuic方向のCCD素子数
ccxと1走査線のサンプル数Ncfxを用いてdcxを補正
したものである。
【0051】
【数9】
【0052】以上の関係を整理すると、 U=ufc−ucc,V=vfc−vcc(10) を用いて、
【0053】
【数10】
【0054】
【数11】
【0055】が得られる。ただし、
【0056】
【数12】
【0057】(13)である。
【0058】なお、上記に示した回転行列Rc、並進ベ
クトルTc、焦点距離fc、歪み係数kc1,kc2、スケ
ール係数scx、カメラ画像座標系における画像中心の位
置(ucc,vcc)、uic方向のCCD素子の間隔dcx
ic方向のCCD素子の間隔dcy、uic方向のCCD素
子数Nccx、1走査線のサンプル数Ncfxをカメラパラメ
ータと呼ぶ。なお、回転行列Rc、並進ベクトルTcは
特に外部パラメータと呼ばれ、残りのパラメータは特に
内部パラメータと呼ばれる。
【0059】つぎに、図8に本実施形態で使用するプロ
ジェクタ座標系の定義を示す。世界座標系Ow−xw−y
w−zwは、カメラ座標系の場合と同様、空間中の位置向
きを一意に定めるために適当に与えた座標系である。こ
れに対して、プロジェクタ座標系Op−xp−yp−z
pは、Opはプロジェクタ光源を表し、zp軸はレンズの
光軸に一致するように設定する。プロジェクタ画像座標
系Oic−uic−vicは、映像出力手段1によって生成さ
れる画像の左上Oipを原点とし、画像の右向きをu ip
標の正方向、画像の下向きをvip座標の正方向とした座
標系である。これら3つの座標系は以下に示す関係があ
る。
【0060】まず、世界座標Ow−xw−yw−zwにおけ
る点Qの座標を(xw,yw,zw)と表し、プロジェク
タ座標Op−xp−yp−zpにおける点Qの座標を
(xp,yp,zp)と表す。つぎに、xp−yp平面に平
行でzp座標がfpの位置に画像中心がOv、座標軸がX
−Yのプロジェクタ画像面(但し、この面は平面で、機
器的にはプロジェクタの液晶面にあたる)を考える。透
視変換モデルが当てはまるプロジェクタの場合は、点Q
の座標(xp,yp,zp)はプロジェクタ画像面上では
(xup,yup)と表されるが、レンズの幾何学的歪みに
より実際には(xdp,ydp)の位置に対応するものとす
る。そして、(xdp,ydp)を離散化し、プロジェクタ
画像座標系で表した位置を(ufp,vfp)と表す。プロ
ジェクタ画像座標系での点P(ufp,vfp)と点Pが空
間中に投影された点Qの世界座標(xw,yw,zw)と
の関係は以下の手順で導く。 STEP1 (xw,yw,zw)から(xp,yp,zp)への変換を回
転行列Rpと並進ベクトルTpを用いて以下のように表
す。
【0061】
【数13】
【0062】ただし、
【0063】
【数14】
【0064】STEP2 透視変換による(xp,yp,zp)から(xup,yup
への変換を焦点距離fpを用いて以下のように表す。
【0065】
【数15】
【0066】STEP3 (xup,yup)から(xdp,ydp)への変換を以下のよ
うに表す。 xdp+Dx=xup,ydp+Dy=yup(17) ただし、Dx,Dyはレンズの半径方向の歪み係数kp1
p2を用いて以下のように表す。
【0067】
【数16】
【0068】
【数17】
【0069】ただし、
【0070】
【数18】
【0071】STEP4 (xdp,ydp)から(ufp,vfp)への変換を以下のよ
うに表す。
【0072】
【数19】
【0073】
【数20】
【0074】ただし、spxはスケール係数、(ucp,v
cp)はプロジェクタ画像座標系で表した画像中心Ov
位置、dpx,dpyはそれぞれuip方向,vip方向の液晶
素子の間隔を表す。なお、d´pxはuip方向の液晶素子
数Npcxと1走査線のサンプル数Npfxを用いてdxpを補
正したものである。
【0075】
【数21】
【0076】以上の関係を整理すると、 U=ufp−ucp,V=vfp−vcp(23) を用いて、
【0077】
【数22】
【0078】
【数23】
【0079】が得られる。ただし、
【0080】
【数24】
【0081】である。
【0082】なお、上記に示した回転行列Rp、並進ベ
クトルTp、焦点距離fp、歪み係数kp1,kp2、スケ
ール係数spx、プロジェクタ画像座標系における画像中
心の位置(ucp,vcp)、uip方向の液晶素子の間隔d
px、vip方向の液晶素子の間隔dpy、uip方向の液晶素
子数Npcx、1走査線のサンプル数Npfxをプロジェクタ
パラメータと呼ぶ。なお、回転行列Rp、並進ベクトル
Tpは特に外部パラメータとよばれ、残りのパラメータ
は特に内部パラメータと呼ばれる。
【0083】以下に、図1における処理内容を説明す
る。本実施形態では事前に、キャリブレーション手段8
において、カメラの内部パラメータ、プロジェクタの内
部パラメータ、カメラ座標系からプロジェクタ座標系に
変換するための回転行列Rcp、並進ベクトルTcpを
求める。図2にキャリブレーション手段8の全体構成図
を示す。
【0084】ここでまず、カメラ内部パラメータ算出手
段82において、カメラの内部パラメータ(焦点距離f
c、歪み係数kc1,kc2、スケール係数scx、カメラ画
像座標系における画像中心(ucc,vcc)、uic方向の
CCD素子の間隔dcx、vic方向のCCD素子の間隔d
cy、uic方向のCCD素子数Nccx、1走査線のサンプ
ル数Ncfx)を求め、投影面算出手段83によって、カ
メラ座標系における投影面の式・点の集合を求める。こ
れらの値は、カメラにズームレンズを用いることによっ
て手動で求めることもできるが、簡便な手法として以下
のような手法を図10を参照して説明する。
【0085】まず、投影面として格子点間距離aがあら
かじめ分かっている市松模様が描かれたキャリブレーシ
ョンボードをカメラによって撮影する。つぎに、撮影し
た画像から画像処理あるいは手動で格子点にあたる点
(例.Pc(up,vp))を検出する。画像処理で検出
する場合は格子点の位置がちょうどエッジの交点にあた
ることを利用する。そして、格子点の中で世界座標の原
点になる点O´w(uo,vo)、世界座標のxw、yw
軸の正の向きを手動、あるいは特開平05−27442
6号公報に開示されているような方法などにより決め、
cに対応する世界座標系での点Pwの座標(a・i,a
・j,0)(i,j整数)を決める。つぎに、PcとPw
の複数の対応をもとに、Tsaiの手法(参考: Roger
Y. Tsai, ”An Efficient and Accurate Camera Calib
ration Technique for 3D Machine Vision”, Proceedi
ngs of IEEE Conference on Computer Vision and Patt
ern Recognition, 1986, pp.364-374)によりカメラの
内部パラメータと世界座標を基準にした回転行列Rc、
並進ベクトルTcを求める。
【0086】これらの値が求まると、(1)より
【0087】
【数25】
【0088】が成り立つので、
【0089】
【数26】
【0090】とすれば、世界座標系での投影面の式はz
w=0なので、カメラ座標系での投影面の式は、 r´c7c+r´c8c+r´c9c−T´cz=0(28) と表される。
【0091】以上が、カメラ内部パラメータ算出手段4
と投影面算出手段5の動作である。
【0092】つぎに、これらの値が求まった後の処理に
ついて、図9を参照しながら詳細に説明する。
【0093】まず、パタン画像生成手段4より映像出力
手段6から出力するプロジェクタ画像を作成する。この
映像の例としては、内部に点が1つあるもの、あるいは
後述する第2の実施形態のように内部に点が複数あるも
のが考えられる。ここでは内部に点が1つあるものにつ
いてのみ説明する。なお、この点をプロジェクタ画像座
標系においてP(ufp,vfp)と表すこととする。パタ
ン画像生成手段4では、後述するプロジェクタパラメー
タ算出手段10で算出するのに必要な点の数だけ、しか
もそれぞれのP(ufp,vfp)の位置が異なるように作
成される。映像出力手段6は、投影制御手段5からの信
号によって適宜プロジェクタ画像を切り替えながら、こ
れらのプロジェクタ画像を出力する。ここで、点Pが映
像出力手段6によって投影された点Qを、カメラ座標系
において(xc,yc,zc)と表すものとする。
【0094】つぎに、映像出力手段6により映像の投影
が行われている投影面をカメラ7が撮影し、カメラ画像
として取り込む。取り込まれたカメラ画像は、計測点検
出手段81によって、映像投影前と後の画像の差分など
を用いて投影されている点の領域を検出し、その領域の
重心点を点Rとして検出する。なお、この点Rのカメラ
画像座標系での位置を(ufc,vfc)とする。
【0095】計測点空間位置算出手段84では、カメラ
内部パラメータ算出手段82に記載された内部パラメー
タと投影面算出手段83に記載された投影面の式あるい
は点の集合を参照しながら、R(ufc,vfc)からQ
(xc,yc,zc)を推定する。 STEP1 (7)(8)から、R(ufc,vfc)からR´(xdc
dc)に以下の式により変換する。 xdc=scx -1d´cx(ufc−ucc)(29) ydc=dcy(vfc−vcc)(30) STEP2 (4)より、P´(xdp,ydp)R´(xdc,ydc)を
P″(xup,yup)R″(xuc,yuc)に変換する。 STEP3 カメラ座標の原点Ocのカメラ座標系での位置(0,
0,0)とR″(xuc,yuc)のカメラ座標系での位置
(xuc,yuc,fc)から、直線OcR”上の点Q
(xc,yc,zc)は、媒介変数tを用いて
【0096】
【数27】
【0097】と表される。投影面が方程式f(x,y,
z)=0により表されるとすれば、 f(xc,yc,zc)=0(32) が成り立つので、(31)(32)から成り立つf
(t)=0を解いて、それによって得られたtをもと
に、(31)によって(xc,yc,zc)を定めればよ
い。例えば、投影面の式が(28)のように表される場
合、
【0098】
【数28】
【0099】となるので、
【0100】
【数29】
【0101】となる。また、投影面が点の集合U=
{(xck,yck,zck)|kは投影面を構成する点の個
数}で表される場合、(31)のtを変化させながら、
(xc,yc,zc)∈Uを満たすようなものを探せばよ
い。
【0102】以上が計測点空間位置算出手段84の動作
である。
【0103】つぎに、計測点対応記憶手段85では、パ
タン画像生成手段4で作成する異なるパタン画像におけ
るP(ufp,vfp)のそれぞれにおいて、前記(ufp
fp)と(xc,yc,zc)の対応を記憶する。
【0104】最後に、プロジェクタパラメータ算出手段
86では、計測点対応記憶手段85に記憶された対応関
係をもとにプロジェクタパラメータを算出する。ここ
で、カメラパラメータとプロジェクタパラメータは同じ
式((1)〜(13)、(14)〜(26))で定義で
きるので、算出方法はカメラキャリブレーションと同様
の方法を利用することができる。ここでは、Tsaiキ
ャリブレーション法(参考文献は前述)を用いた場合に
ついて説明する。
【0105】この手法は、N個(N:多数)の点の世界
座標(xci,yci,zci)(ここでは世界座標=カメラ
座標)とその点に対応するプロジェクタ画像座標(u
fpi,vfpi)の組が計測点対応記憶手段7により与えら
れたときに、プロジェクタの外部パラメータとして回転
行列Rp(未知数3個)と並進ベクトルTp(未知数3
個)を、内部パラメータとして焦点距離fp、歪み係数
p1,kp2、スケール係数spx、プロジェクタ画像座標
系における画像中心の位置(ucp,vcp)を求める。た
だし、この場合、世界座標系=カメラ座標系となるた
め、Rpはカメラ座標系からプロジェクタ座標系へ変換
するための回転行列Rcp、Tpはカメラ座標系からプ
ロジェクタ座標系へ変換するための並進ベクトルTcp
と同じことになる。以下、spxを既知(通常1.0)と
した場合のキャリブレーションの手順について述べる。 STEP1 プロジェクタの仕様からNpcx,Npfx,d´px,dpy
求める。 STEP2 プロジェクタ画像の中央を画像中心(ucp,vcp)とす
る。 STEP3 N点の(xdpi,ydpi)を求める。 xdpi=spx -1d´px(ufpi−ucp)(34) ydpi=dpy(vfpi−vcp)(35) STEP4 (xci,yci,zci)と(xdpi,ydpi)の組から、T
py -1p1,Tpy -1p2,Tpy -1px,Tpy -1p4,Tpy
-1p5を未知数とする連立方程式を解く。
【0106】
【数30】
【0107】この式は、(16)(17)から xdpp−ydpp=0(37) を導き、さらにを代入することによって得られる。 STEP5 Tpy -1p1,Tpy -1p2,Tpy -1px,Tpy -1p4,T
py -1p5からTpy 2を求める。まず、
【0108】
【数31】
【0109】
【数32】
【0110】とする。行列Cの行または列の要素が0で
ない場合は、
【0111】
【数33】
【0112】を求める。ただし、sr=r´1 2+r´2 2
+r´4 2+r´5 2とする。一方、行列Cの行または列が
0の場合は、
【0113】
【数34】
【0114】を求める。ただし、r´i,rjは行列Cの
0でない行または列の要素を表す。 STEP6 画像中心(ucp,vcp)から十分離れた点(ufpi,v
fpi)とその対応する点の世界座標(xci,yci
ci)からTpyの符号を決定する。まず、Tpyの符号を
正として、
【0115】
【数35】
【0116】を求め、xとUの符号が等しくかつyとV
の符号が等しいならTpyの符号を正、それ以外ではTpy
の符号を負とする。 STEP7 rp1,rp2,rp4,rp5,から回転行列Rpを決定す
る。
【0117】
【数36】
【0118】ただし、s=−sgn(rp1p4+rp2
p5)である。rp7,rp8,rp9,はRpが直交行列であ
るという性質を利用して求める。なお、STEP8で求
める焦点距離fpが負となる場合は、
【0119】
【数37】
【0120】を用いる。 STEP8 レンズ歪みを無視し、(kp1=kp2=0)として、fp
とTpzの初期値を求める。N個のキャリブレーション点
を用いてfpとTpzを未知数とする線形方程式を解く。
【0121】
【数38】
【0122】ただし、 yi=rp4ci+rp5ci+Tpyi=rp7ci+rp8ci(46) STEP9 STEP8で求めたfpとTpzおよびkp1=kp2=0を
初期値として、(25)を非線形最適化問題として解
き、fp,Tpz,kp1,kp2を求める。
【0123】以上がTsaiのキャリブレーション法の
内容である。
【0124】最後にこれらの値を算出した後、その結果
を特性記憶手段9に記憶する。
【0125】以上がキャリブレーション手段8の処理内
容である。
【0126】つぎに、特性記憶手段9に記憶された情報
をもとに、投影面獲得手段2において、任意の三次元形
状をした投影面に対して投影面の三次元形状を認識す
る。ここでいう投影面の三次元形状とは、図17を用い
て説明した特願平11−236187号と同様、プロジ
ェクタ光源に対する方位角、傾斜角、距離の3つのパラ
メータで表されるものである。ここで、方位角とはプロ
ジェクタ装置に対して投影面がいずれの方向に傾いてい
るかを示す角度(プロジェクタ装置の光軸を含む垂直面
内の、光軸と直交する軸の回りの回転角)である。傾斜
角とは、投影面がどのくらい傾いているかを示す角度
(プロジェクタ装置の光軸と直交する水平軸の回りの回
転角)である。距離とは、プロジェクタ中心(プロジェ
クタレンズの中心)から投影中心までの距離である。投
影面を構成する各点のプロジェクタ座標系で表される位
置が分かれば、座標系の定義方法を変えることによって
これら3つのパラメータを簡単に求めることができる。
したがって、ここでは、投影面を構成する各点のプロジ
ェクタ座標系で表される位置を投影面の三次元形状とす
る。
【0127】まず、パタン画像生成手段4は、縞模様な
どのパタンのあるプロジェクタ画像を作成し、映像出力
手段6によって投影面に投影する。カメラ7は、投影面
をカメラによって撮影し、そのカメラ画像を取得する。
投影面獲得手段2は、そのプロジェクタ画像とカメラ画
像を基として以下のように投影面の3次元形状を推定す
る。
【0128】まず、カメラ画像、プロジェクタ画像の各
画素において光投影法の原理を利用して対応づけを行な
う。以下、対応づけられた画素をP(ufp,vfp)、R
(u fc,vfc)とする。
【0129】つぎに、PとRの座標から、特性記憶手段
9に記憶されたデータを基として、投影点Qのプロジェ
クタ座標系での位置(xp,yp,zp)を以下のように
して推定する。STEP1(7)(8)(20)(2
1)から、P(ufp,vfp)、R(ufc,vfc)をそれ
ぞれP´(xdp,ydp)、R´(xdc,ydc)に以下の
式により変換する。 xdp=spxd´px(ufp−ucp)(47) ydp=dpy(vfp−vcp)(48) xdc=scx -1d´cx(ufc−ucc)(49) ydc=dcy(vfc−vcc)(50) STEP2 (4)(17)より、P´(xdp,ydp)R´(xdc
dc)をP″(xup,yup)R″(xuc,yuc)に変換
する。 STEP3 カメラ座標の原点Ocのプロジェクタ座標系での位置
(xpo,ypo,zpo)とR″(xuc,yuc)のプロジェ
クタ座標系での位置(xpr,ypr,zpr)を(27)よ
り以下のように算出する。
【0130】
【数39】
【0131】
【数40】
【0132】ただし、Rcpはプロジェクタ座標を基準に
した回転行列、Tcpはプロジェクタ座標を基準にした並
進ベクトルである。 STEP4 直線OcR”、直線OpP”の交点によりQ(xp
p,zp)を定める。 直線
【0133】
【数41】
【0134】直線
【0135】
【数42】
【0136】これより、
【0137】
【数43】
【0138】つぎに、投影制御手段5は映像出力手段6
が出力する映像を映像補正手段3からの出力に切り替え
た上で、映像入力手段1が生成する原画像に対し、映像
補正手段3は投影面形状に対応して入力原画像に対する
傾き補正と拡大・縮小処理を行い、映像出力手段6は映
像を出力する。続いて、映像補正手段3による傾き補正
処理が行われる。
【0139】これらの詳細な動作は、特願平11−23
6187号と同様の以下の手順により行われる。
【0140】補正処理開始時、投影面獲得手段2は、投
影面の法線ベクトルを算出する。投影面の法線ベクトル
は、投影面上の、少なくとも3点の位置を計測すること
によって求められる。
【0141】次に、投影面獲得手段2は、法線ベクトル
から投影面の方位角と傾斜角を求める。プロジェクタ装
置の光軸をZ軸とし、上方をY軸とした座標系で、
(a,b,c)という法線ベクトルが求められた場合、
方位角はtan-1(b/a)として求められ、傾斜角は
tan-1(c/√(a2+b2))として求められる。
【0142】次に、投影面獲得手段2はプロジェクタ装
置の光軸と投影面との交点を求めることによって、プロ
ジェクタ中心から投影面の中心までの距離を算出する。
【0143】次に、映像補正手段3は傾き補正の処理を
行う。図18および図19のそれぞれは、本発明による
プロジェクタ装置100の投影状態を、プロジェクタ装
置の光軸とその投影面109の法線ベクトルを含む平面
で切断した状態を示す断面図である。基準面112はプ
ロジェクタ装置100から基準となる平面で、基準面1
12に投影されるような画像に修正されて、投影面11
0に画像が投影されるものとする。ここで、仮基準面1
11とは、基準面112に平行で、プロジェクタ光軸と
投影面110との交点を通る平面と定義する。
【0144】まず、図18において、プロジェクタ装置
100から基準面112までの距離をZ0、プロジェク
タ装置100から仮基準面111までの距離をZ1とす
ると、基準面におけるy軸値L0が仮基準面111にお
いて同じくL0の位置に投影されるためには、元画像の
該対応点のy軸値をZ0/Z1倍、つまり、y"=y・Z1
/Z0とする必要がある。これは単純な拡大縮小計算で
あり、x軸値についても同様である。
【0145】さらに、図19において、仮基準面111
におけるy軸値Lが投影面110において同じくLの位
置に投影されるためには、元画像の該対応点のy軸値を
tanφ/tanθ倍、つまり、y"=y・tanφ/
tanθ=y・Z1・cosα/(Z1+y・sinα)
とする必要がある。x軸値については、距離Z3の位置
で元画像の長さが表示されなければならないので、x"
=Z1(Z1+y・sinα)となる。
【0146】以上が、本発明の第1の実施形態である。
【0147】つぎに、本発明の第1の実施形態の効果に
ついて説明する。本実施形態は、プロジェクタ・カメラ
の内部パラメータと相対位置を補正し、その値を利用し
て投影面の三次元形状を精度よく測定することができる
ので、美しい補正映像を提示することが可能となる。
【0148】つぎに、本発明の第2の実施形態について
図11を参照して説明する。本実施形態では、第1の実
施形態における補正時に、パタン画像生成手段4が生成
するパタンに空間コード化法を使用した場合について説
明する。
【0149】第1の実施形態は映像出力手段1で投影す
る映像は点1個のみの場合について説明したが、これだ
と点1個あたり映像を1枚投影しなければならず、処理
時間がかかってしまう。
【0150】第2の実施形態では、パタン画像生成手段
4が生成する1枚の映像の中に点を複数含むようにし
て、それぞれの計測点は投影される映像の組み合わせで
区別するものとする。こうすることによって投影する映
像の数を減らし、処理時間を短くすることができる。本
実施形態の構成としては、図3に示すように、第1の実
施形態の計測点検出手段81が、領域検出手段811と
領域識別手段812と計測点位置検出手段813から構
成されている。
【0151】図11ではパタン画像生成手段4の生成す
るパタンについてパタン1〜4の4つの例を示してい
る。図11では全点の個数が15個の場合について示し
ている。このとき、必要なパタンの数は4枚でよい。図
11の右側にそれぞれのパタンで投影する点を示した。
黒く塗りつぶした点が投影する点、それ以外が投影しな
い点である。このように点を投影する場合、各点と投影
するパタンの関係は以下に示す表のようになる。
【0152】
【表1】
【0153】このとき、例えば点3を検出する場合に
は、パタン1、パタン3、パタン4で投影され、パタン
2で投影されなかった点をさがせばよい。
【0154】なお、このような手法をとる場合、投影す
るパタンには以下の3つの条件がなりたつ。 投影する点の総数がN個の場合に必要なパタンの数は
log2(N+1)である。 それぞれのパタンで投影する点の個数は
【0155】
【数44】
【0156】である。 作成するパタンのうち2つの組み合わせを任意に選ぶ
と、選ばれた2つのパタンの両方において投影される点
の個数は
【0157】
【数45】
【0158】である。
【0159】カメラ2は、映像出力手段1がそれぞれの
映像を投影しているときの投影面を撮影し、それぞれ別
なカメラ画像として取得する。計測点検出手段81の詳
細な動作は以下の通りである。
【0160】まず、領域検出手段811は、各カメラ画
像に対して投影された点の領域を検出する。この検出方
法は、投影する前と後とのカメラ画像の差分をとる方法
や、投影する点の色を投影面上のすべての色と識別でき
るようにした上で色により検出する手法などがある。
【0161】領域識別手段812は、領域検出手段81
1が検出した各領域に対して、どの映像を投影したとき
に検出されたかを利用して領域の識別を行う。例えば、
図11のような4つのパタンを投影する場合では、パタ
ン1、パタン3、パタン4を投影して検出され、パタン
2を投影して検出されなかった点の領域を点3に対応す
ると考える訳である。これは、パタン1、パタン3、パ
タン4を投影したときに検出された領域とパタン2を投
影したときに検出されなかった領域との積をとることに
よって実現できる。
【0162】計測点位置検出手段813は、識別された
各領域の重心点をカメラ画像中の計測点Rとして検出す
る。
【0163】以上が計測点検出手段81の動作である。
【0164】計測点空間位置算出手段84以降の動作
は、第1の実施形態と同じである。
【0165】以上が本発明の第2の実施形態である。
【0166】つぎに、本発明の第2の実施形態の効果に
ついて説明する。本実施形態は、第1の実施形態の効果
に加えて、以下に述べる特有の効果も有する。
【0167】本実施形態は、複数の点を含む映像を複数
投影し、空間コード化法により識別するため、投影する
映像の数を少なくすることができる。したがって、第1
の実施形態に比べて処理時間を短くすることができる。
【0168】つぎに、本発明の第3の実施形態について
詳細に説明する。本実施形態は、第1、第2の実施形態
における計測点検出手段81の計測点検出動作に特徴を
有するものであり、以下に図12を参照して詳細に説明
する。
【0169】第3の実施形態の計測点検出手段81によ
って計測点を検出する場合、一般に図12(a)に示さ
れるように計測点のみを検出できる訳ではない。例えば
格子模様のような投影面を使用した場合、投影面に黒っ
ぽい反射の少ない領域(検出不能領域)が存在するた
め、図12(b)に示されるように計測点が検出不能領
域に隠れて検出できなかったり、図12(c)に示され
るように計測点が検出不能領域の一部に入ってしまうこ
とによって計測点の一部の領域が欠けてしまう。
【0170】本実施形態では、上記のような状況下でも
計測点を正確に検出するための手法である。図4および
図5のそれぞれは、本実施形態における計測点検出手段
81の構成を示すブロック図である。ここで、図4は第
1の実施形態に対応させた構成を示し、図5は第2の実
施形態に対応させた構成を示す図である。
【0171】まず、図4に示す計測点検出手段81の場
合について説明する。パタン画像生成手段4、映像出力
手段6、カメラ7の動作は、第1の実施形態と全く同じ
である。
【0172】図4に示す計測点検出手段81の詳細な動
作は以下の通りである。
【0173】領域検出手段811は、カメラ画像中の投
影された領域を検出する(図13左から2番目の図)。
ここでは、点を投影する前と後とのカメラ画像の差分を
とる方法を利用した場合について図示した。
【0174】検出不能領域記憶手段815は、映像出力
手段6で映像を投影しても投影面の色などの影響でカメ
ラ画像によってその映像を検出できない領域(検出不能
領域)について、それをあらかじめ記憶している。
【0175】領域判定手段814は、領域検出手段81
1により検出する領域が検出不能領域記憶手段815に
記憶されている検出不能領域にかかっておらず、計測点
を投影した領域全体を検出しているかどうかを判定す
る。この処理の内容は図14に示すフローチャートのよ
うに動作する。まず、ラベリングなどを用いて領域が1
つだけ存在しているかをチェックする(ステップA
1)。
【0176】領域が2つ以上存在する場合、あるいは存
在しない場合には、映像出力手段1に別な映像を投影さ
せる。領域が1つしかない場合は、その領域に対して領
域拡大処理をかける(図13における図面左から3番目
の図)(ステップA2)。この領域拡大処理は境界を1
画素膨張させる程度の処理で十分である。
【0177】つぎに、領域拡大をした画像と検出不能領
域記憶手段815に記憶されている2値画像との積をと
る(ステップA3)。ここで、計測点が検出不能領域に
隣接してない場合は、ステップA3にて積をとった画像
には何も存在しない(図13における図面右上の図)。
しかし、計測点が検出不能領域に隣接している、あるい
は計測点の一部が検出不能領域内に存在する場合には、
積をとった画像に双方共有する領域が存在する(図13
における図面右下の図)。そこで、積をとった画像に対
して何か領域が存在しているかを調べ(ステップA
4)、何も存在していなければその領域に対して計測点
位置検出手段813の処理を行う。そうでなければ、映
像出力手段6から別の映像を投影させる。
【0178】計測点位置検出手段813は、領域判定手
段814により計測点を投影した領域全体を検出してい
ると判定されたものについて、その領域の重心位置など
カメラ画像中の計測点の位置を検出する。
【0179】つぎに、図5に示す計測点検出手段81の
場合について説明する。パタン画像生成手段4、映像出
力手段6、カメラ7は、第2の実施形態と全く同じであ
る。
【0180】計測点検出手段81の詳細な動作は以下の
通りである。
【0181】まず、領域検出手段811は、各カメラ画
像に対して投影された点の領域を検出する(図15にお
ける左上から2番目の図)。ここでは、点を投影する前
と後とのカメラ画像の差分をとる方法を利用した場合に
ついて図示した。
【0182】領域識別手段812は、領域検出手段81
1が検出した各領域に対して、どの映像を投影したとき
に検出されたかを利用して領域の識別を行う(図15に
おける左上から3番目の図)。この手法は、第3の実施
形態と全く同じである。
【0183】検出不能領域記憶手段815は、映像出力
手段で映像を投影しても投影面の色などの影響でカメラ
画像によってその映像を検出できない領域(検出不能領
域)について、それをあらかじめ記憶している。
【0184】領域判定手段814は、領域識別手段81
2により識別された領域それぞれについて、検出不能領
域記憶手段815に記憶されている検出不能領域にかか
っておらず、計測点を投影した領域全体を検出している
かどうかを判定し、そうでない領域を除去する。図16
はこのような処理動作を示すフローチャートであり、以
下に図16を参照して図5に示す計測点検出手段81の
動作について説明する。
【0185】まず、領域識別手段812によって何らか
の領域が検出されているかどうかをチェックする(ステ
ップB1)。領域が検出されていない場合には、映像出
力手段6に別な映像を投影させる。何らかの領域が検出
されると、各領域に対して領域拡大処理を行う(図15
における左下の図)(ステップB2)。この領域拡大処
理は、境界を1画素膨張させる程度の処理で十分であ
る。
【0186】つぎに、領域拡大をした画像と検出不能領
域記憶手段815に記憶されている2値画像との積をと
る(ステップB3)。最後に、積をとった画像に残って
いる領域のラベルを調べ、そのラベルの領域を除去する
(図15における左下から2番目の図)(ステップB
4)。
【0187】計測点位置検出手段813は、領域判定手
段814により計測点を投影した領域全体を検出してい
ると判定された領域のそれぞれについて、各領域の重心
位置などカメラ画像中の計測点の位置を検出する。
【0188】以上が計測点検出手段81の動作である。
【0189】計測点空間位置算出手段84以降の動作は
第2の実施形態と同じである。
【0190】以上が本発明の第3の実施形態である。
【0191】つぎに、本発明の第3の実施形態の効果に
ついて説明する。本実施形態は、第1、第2の実施形態
の効果に加えて、以下に述べる特有の効果も有する。
【0192】本実施形態は、図12(b)のように計測
点が検出不能領域に隠れて検出されなかったり、図12
(c)のように計測点が検出不能領域の一部に欠けてし
まったりする場合を除外し、図12(a)のように計測
点のみを検出した場合に限って計測点の位置推定を行う
手法を提供する。これにより、投影面の色などを固定し
なくてもプロジェクタパラメータの推定が可能となる。
【0193】
【発明の効果】第1の効果は、任意の三次元形状をした
投影面に対し美しい補正映像を提示するプロジェクタを
実現することが可能となる。
【0194】その理由は、プロジェクタ・カメラの内部
パラメータと相対位置を補正し、その値を利用して投影
面の三次元形状を精度よく測定することができるためで
ある。
【0195】第2の効果は、上記のキャリブレーション
を高速に行なうプロジェクタを実現できることにある。
【0196】その理由は、空間コード化法により多数の
点を高速に識別する手法を実現するためである。
【0197】第3の効果は、投影面に一部黒っぽい反射
の少ない領域(検出不能領域)があっても、キャリブレ
ーションできるプロジェクタを実現できることにある。
【0198】その理由は、検出不能領域にプロジェクタ
が計測点を投影した場合を認識し、そのときの情報をキ
ャリブレーションに使用しないようにするためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のキャリブレーション
手段の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の計測点検出手段の構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施形態の計測点検出手段の構
成を示すプロック図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の計測点検出手段の構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明の全体構成を示すブロック図である。
【図7】カメラにおける座標定義を行った図である。
【図8】プロジェクタにおける座標定義を行った図であ
る。
【図9】本発明のキャリブレーションにおける全体構成
を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施形態に関するカメラ内部
パラメータ、投影面の式の算出方法の参考図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に関するパタン画像
生成手段4で生成するパタンの説明図である。
【図12】本発明の計測点検出手段81で問題となる例
を示した図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に関する計測点検出
手段81の内容を説明する図である。
【図14】本発明の第3の実施形態に関する領域判定手
段814のフローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施形態に関する計測点検出
手段81の内容を説明する図である。
【図16】本発明の第3の実施形態に関する領域判定手
段814のフローチャートである。
【図17】従来手法のブロック図である。
【図18】映像補正手段3における傾き補正の処理を説
明するための図であり、本発明によるプロジェクタ装置
100の投影状態を、プロジェクタ装置の光軸とその投
影面109の法線ベクトルを含む平面で切断した状態を
示す断面図である。
【図19】映像補正手段3における傾き補正の処理を説
明するための図であり、本発明によるプロジェクタ装置
100の投影状態を、プロジェクタ装置の光軸とその投
影面109の法線ベクトルを含む平面で切断した状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 映像入力手段 2 投影面獲得手段 3 映像補正手段 4 パタン画像生成手段 5 投影制御手段 6 映像出力手段 7 カメラ 8 キャリブレーション手段 81 計測点検出手段 82 カメラ内部パラメータ算出手段 83 投影面算出手段 84 計測点空間位置算出手段 85 計測点対応記憶手段 86 プロジェクタパラメータ算出手段 9 特性記憶手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像が入力される映像入力手段と、前
    記映像入力手段に入力された原画像に対する傾き補正と
    拡大・縮小処理と行なう映像補正手段と、 所定のパタン画像を生成するパタン画像生成手段と、 前記映像補正手段により傾き補正と拡大・縮小処理とが
    行われた映像と前記パタン画像生成手段により生成され
    たパタン画像とを入力し、いずれかを投影出力する映像
    出力手段と、 前記映像出力手段より投影出力される映像についてその
    投影面を含むシーンを撮影するカメラと、 前記映像出力手段から投影出力と前記カメラにより撮影
    された投影面を含むシーンとに基づいて、前記映像出力
    手段と前記カメラそれぞれの内部特性および相対位置姿
    勢を補正するキャリブレーション手段と、 前記キャリブレーション手段で補正された前記カメラの
    内部特性および相対位置姿勢を記憶する特性記憶手段
    と、 前記映像出力手段において投影出力される映像を切り替
    える投影制御手段と、 前記特性記憶手段に記憶された前記カメラの内部特性お
    よび相対位置姿勢を認識し、前記投影制御手段を介して
    前記映像出力手段において投影出力される映像を切り替
    え、前記パタン画像生成手段より出力されたパタン画像
    と前記映像出力手段に該パタン画像を入力したときの投
    影面の画像をカメラを介して撮影した画像から画像座標
    とカメラ画像座標との対応づけを行い、対応づけが行な
    われたそれぞれの位置が透視変換モデルに基づいた三次
    元空間中のどの位置に対応するかを前記特性記憶手段に
    より記憶されている特性をもとに推定し、その三次元空
    間の位置の対応から三角測量の原理によって該パタン画
    像が投影された位置の三次元座標を求めることによって
    該投影面の三次元形状を獲得する投影面獲得手段と、を
    備え、 前記映像補正手段は前記投影面獲得手段により獲得され
    た投影面の三次元形状に対応して入力原画像に対する傾
    き補正と拡大・縮小処理と行なうことを特徴とするプロ
    ジェクタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプロジェクタ装置にお
    いて、 前記映像出力手段が出力するパタン画像が位置計測の対
    象となる計測点を含んでおり、 前記キャリブレーション手段が、 前記カメラにより撮影された投影面を含むシーンの中の
    計測点を検出する計測点検出手段と、 前記カメラの内部特性を示す内部パラメータを算出する
    カメラ内部パラメータ算出手段と、 前記カメラの座標系における前記投影面の式あるいは点
    の集合を算出する投影面算出手段と、 前記投影面上の計測点のカメラ座標系での位置を算出す
    る計測点空間位置算出手段と、 前記映像出力手段が投影する映像内部の計測点の位置
    と、前記計測点空間位置算出手段が算出する投影面上の
    計測点の位置との対応を記憶する計測点対応記憶手段
    と、 前記計測点対応記憶手段が記憶した対応関係をもとに映
    像出力手段のカメラ座標系における位置姿勢および内部
    特性を示すプロジェクタパラメータを算出するプロジェ
    クタパラメータ算出手段と、を有することを特徴とする
    プロジェクタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプロジェクタ装置にお
    いて、 前記映像出力手段が、複数の計測点を含む異なる複数の
    映像を、投影される映像の組み合わせで各計測点を識別
    できるように投影し、 前記カメラは、前記映像出力手段がそれぞれの映像を投
    影しているときの投影面を撮影してそれぞれ別なカメラ
    画像として取得し、 前記計測点検出手段が、 各カメラ画像に対して投影された点を検出する領域検出
    手段と、 前記領域検出手段が検出したそれぞれの領域について、
    どの映像を投影したときに検出されたかを利用して領域
    の識別を行う領域識別手段と、 各領域の重心位置など領域を代表する点を検出し、その
    点とカメラ画像中の計測点の位置とする計測点位置検出
    手段と、を有することを特徴とするプロジェクタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のプロジ
    ェクタ装置において、 前記計測点検出手段が、 カメラ画像中の投影された点の領域のみを検出する領域
    検出手段と、 映像出力手段から映像を投影しても投影面の色などの影
    響でカメラ画像によってその映像を検出することができ
    ない検出不能領域について、それをあらかじめ記憶して
    いる検出不能領域記憶手段と、 前記領域検出手段により検出する領域が検出不能領域記
    憶手段に記憶されている検出不能領域にかかっておら
    ず、計測点を投影した領域全体を検出しているかどうか
    判定する領域判定手段と、 前記領域判定手段により計測点を投影した領域全体を検
    出していると判定されたものについて、その領域の重心
    位置などカメラ画像中の計測点の位置を検出する計測点
    位置検出手段と、を有することを特徴とするプロジェク
    タ装置。
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