JP2002062559A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

撮像装置および撮像方法

Info

Publication number
JP2002062559A
JP2002062559A JP2000252147A JP2000252147A JP2002062559A JP 2002062559 A JP2002062559 A JP 2002062559A JP 2000252147 A JP2000252147 A JP 2000252147A JP 2000252147 A JP2000252147 A JP 2000252147A JP 2002062559 A JP2002062559 A JP 2002062559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical axis
imaging
image
unit
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000252147A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Yamashita
紀之 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000252147A priority Critical patent/JP2002062559A/ja
Publication of JP2002062559A publication Critical patent/JP2002062559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンニングモードで撮影する場合のみ自動的
にパンニングモードになり、操作者がデジタルカメラを
移動させる適正な速度を知ることができる。 【解決手段】 シスコン10に供給された縦方向の角速
度と、横方向の角速度とが供給されるパンニングモード
検出回路12では、供給された縦方向の角速度、横方向
の角速度の少なくとも一方の角速度から、一定時間以上
連続して略一方向となる値が検出される場合、意識的に
操作者がデジタルカメラをパンしていると判断し、パン
ニングモードが設定される。パンニングモードが設定さ
れると、回路12からハイレベルの信号がANDゲート
18の一方の入力端子に供給される。操作キー郡11を
操作して、メニューの中からプログレッシブモードが選
択されると、端子17を介してハイレベルの信号がゲー
ト18の他方の入力端子に供給される。ゲート18にお
いて、回路12からの信号と、端子17を介して供給さ
れる信号とが共にハイレベルの場合、スイッチ回路14
がオンとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特にパンニング
モードを有するカメラ一体型デジタルVTRに適用して
好適な撮像装置および撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】既に、カメラ一体型デジタルVTR(以
下、デジタルカメラと称する)を水平方向、垂直方向、
斜め方向に移動させたときの速度を角速度センサで検出
するものが知られている。遠距離および近距離に係わら
ず画像の変化する速さと、角速度センサの出力とは、比
例の関係にあるので、角速度センサは、正確に動作す
る。この角速度センサの出力に基づいて所定の期間、デ
ジタルカメラを水平方向に移動(以下、パンと称する)
させても光軸の方向を一定となるように、デジタルカメ
ラのパンと逆方向に光軸可変素子を動作させてブレのな
い画像を得る、いわゆるパンニングモードが設けられて
いた。
【0003】しかしながら、操作者の周囲を、デジタル
カメラをパンさせて撮影するときに、パンニングモード
を設定しなかった場合、ブレた画像を撮影することにな
る。また、動いている電車を、電車のブレのない画像と
して撮影するときに、パンニングモードを解除しなかっ
た場合、ブレた電車と、ブレのない背景および枕木など
からなる画像を撮影することになる問題があった。
【0004】これに対して、操作者がその都度、パンニ
ングモードの設定/解除をしなくても、デジタルカメラ
の動作からパンニングモードか否かを判断し、自動的に
パンニングモードの設定/解除を行うデジタルカメラを
本発明の出願人は、特願2000−34788におい
て、解決している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パンニ
ングモードで撮影しないときも、デジタルカメラをパン
させると、自動的にパンニングモードになる問題があっ
た。
【0006】また、ブレのない静止画を、デジタルカメ
ラを水平方向および垂直方向に揺さぶりながら撮影しよ
うとした場合、撮影時の画角やシャッター速度に強く依
存するため操作者が適正な速度を知ることはできない問
題があった。
【0007】従って、この発明の目的は、パンニングモ
ードで撮影する場合のみ自動的にパンニングモードにな
り、操作者がデジタルカメラを移動させる適正な速度を
知ることができる撮像装置および撮像方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光軸の方向を変化させる光軸可変手段と、光軸可変
手段を介して入射される映像を画像データへ変換する撮
像素子とからなる移動可能な撮像部を移動させて画像を
撮像する撮像装置において、撮像部の移動する速度を検
出する角速度センサと、角速度センサの出力を積分する
積分手段と、積分手段の出力に応じて撮像部の移動を打
ち消す方向に光軸を変化させるように光軸可変手段を制
御する制御手段と、積分手段の出力が設定された値を越
えたときに、または角速度センサの出力の大きい状態が
一定時間を越えたときに、撮像部を水平方向に移動させ
て画像を撮像するパンニングモードになっていることを
検出するパンニングモード検出手段とを有し、パンニン
グモード検出手段によって、パンニングモードが検出さ
れ、且つプログレッシブで撮影するプログレッシブモー
ドが撮影時に選択されるときに、積分手段をリセットす
るようにしたことを特徴とする撮像装置である。
【0009】請求項5に記載の発明は、光軸の方向を変
化させる光軸可変手段と、光軸可変手段を介して入射さ
れる映像を画像データへ変換する撮像素子とからなる移
動可能な撮像部を移動させて画像を撮像する撮像装置に
おいて、撮像部の移動する速度を検出する角速度センサ
と、角速度センサの出力を積分する積分手段と、積分手
段の出力に応じて撮像部の移動を打ち消す方向に光軸を
変化させるように光軸可変手段を制御する制御手段と、
積分手段の出力が設定された値を越えたときに、または
角速度センサの出力の大きい状態が一定時間を越えたと
きに、撮像部を水平方向に移動させて画像を撮像するパ
ンニングモードになっていることを検出するパンニング
モード検出手段とを有し、画角と、露光時間と、光軸可
変手段の有効範囲とから、撮像部の移動する適正な速度
を算出するようにしたことを特徴とする撮像装置であ
る。
【0010】請求項7に記載の発明は、光軸の方向を変
化させる光軸可変手段と、光軸可変手段を介して入射さ
れる映像を画像データへ変換する撮像素子とからなる移
動可能な撮像部を移動させて画像を撮像する撮像方法に
おいて、撮像部の移動する速度を検出し、角速度センサ
の出力を積分し、積分値に応じて撮像部の移動を打ち消
す方向に光軸を変化させるように光軸可変手段を制御
し、積分値が設定された値を越えたときに、または角速
度センサの出力の大きい状態が一定時間を越えたとき
に、撮像部を水平方向に移動させて画像を撮像するパン
ニングモードになっていることを検出し、パンニングモ
ードが検出され、且つプログレッシブモードで撮影する
プログレッシブモードが撮影時に選択されるときに、積
分値をリセットするようにしたことを特徴とする撮像方
法である。
【0011】請求項11に記載の発明は、光軸の方向を
変化させる光軸可変手段と、光軸可変手段を介して入射
される映像を画像データへ変換する撮像素子とからなる
移動可能な撮像部を移動させて画像を撮像する撮像方法
において、撮像部の移動する速度を検出し、角速度セン
サの出力を積分し、積分値に応じて撮像部の移動を打ち
消す方向に光軸を変化させるように光軸可変手段を制御
し、積分値が設定された値を越えたときに、または角速
度センサの出力の大きい状態が一定時間を越えたとき
に、撮像部を水平方向に移動させて画像を撮像するパン
ニングモードになっていることを検出し、画角と、露光
時間と、光軸可変手段の有効範囲とから、撮像部の移動
する適正な速度を算出するようにしたことを特徴とする
撮像方法である。
【0012】角速度センサによって、撮像部の移動する
速度が検出され、検出された値が積分手段およびパンニ
ングモード検出手段に供給される。積分手段では、供給
された値が積分され、その積分値が光軸可変手段へ供給
される。光軸可変手段は、供給された積分値に応じて撮
像部の移動を打ち消す方向に光軸を変化させる。また、
パンニングモード検出手段では、角速度センサから供給
された値が連続的に所定の値を越える状態が一定時間を
越えたときに、パンニングモードと判断する。このと
き、選択手段において、プログレッシブモードが選択さ
れていると、撮像素子の露光が無効とされる期間に一定
値に積分手段をリセットする。このように、パンニング
モードを自動的に設定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、各図に亘り同じ機
能を有するものには、同一の参照符号を付し、説明の重
複を避ける。図1は、この発明が適用された一実施形態
の全体的構成を示す。1で示すレンズ群を介して入射さ
れた被写体の像がCCD撮像素子2へ供給される。レン
ズ群1は、シスコン(システムコントローラ)10によ
って、ズーム制御およびフォーカス制御が行われる。こ
のレンズ群1は、後述するように、光軸の方向を変化さ
せることができる光軸可変素子を含む。
【0014】CCD撮像素子2では、被写体からの入射
光が電荷として蓄積される。CCD撮像素子2は、シス
コン10によって、電子シャッタのオン/オフが制御さ
れる。これによって、CCD撮像素子2の電子シャッタ
が駆動され、供給された被写体の像が取り込まれる。取
り込まれた被写体の像は、A/D変換器(図示せず)に
よりデジタル化され、デジタル撮像信号(以下、画像信
号と称する)として、圧縮回路3を介して一旦画像メモ
リ4に記憶される。
【0015】画像メモリ4は、数フィールドまたは数フ
レームの画像を記憶する容量を有する。この画像メモリ
4に記憶された画像信号は、圧縮回路3によって順次圧
縮処理が施される。一例として、静止画として取り込ま
れた画像に対してJPEG(Joint Photographic Exper
ts Group)が施され、動画として取り込まれた画像に対
してMPEG(Moving Picture Experts Group)が施さ
れる。このように処理された圧縮画像信号は、記録媒体
5に供給される。記録媒体5に供給された圧縮画像信号
は、シスコン10の制御に従って記録される。この記録
媒体5の一例として、磁気テープ、磁気ディスク、光磁
気ディスクまたは半導体メモリなどの中から適宜選択さ
れた記録媒体が用いられる。
【0016】各種の操作キー群11からの指定に応じた
シスコン10の制御によって、記録媒体5から圧縮画像
信号が読み出される。読み出された圧縮画像信号は、伸
張回路6を介して一旦画像メモリ4へ記憶され、伸張回
路6によって、順次伸張処理が施される。すなわち、こ
の伸張回路6では、JPEGまたはMPEGの復号がな
される。伸張された画像信号は、伸張回路6から表示装
置7に表示されると共に、ビデオ出力端子8を介して外
部のTVモニタ等に表示される。
【0017】上述したように画像メモリ4は、画像信号
を圧縮する場合、および圧縮画像信号を伸張する場合に
用いられる。このとき、圧縮が施される画像信号が記憶
される画像メモリ4の領域と、伸張が施される圧縮画像
信号が記憶される画像メモリ4の領域とをアドレスによ
って分けるようにしても良いし、記憶された信号に圧縮
用のフラグまたは伸張用のフラグを付けるようにしても
良い。また、圧縮用のメモリおよび伸張用のメモリを別
々に設けるようにしても良い。
【0018】また、デジタルカメラの移動を検出するた
めに、角速度センサ9が設けられている。この角速度セ
ンサ9には、角速度センサ9Xおよび9Yが設けられて
いる。角速度センサ9Xで検出される縦方向の角速度
と、角速度センサ9Yで検出される横方向の角速度とが
シスコン10へ供給される。
【0019】シスコン10に供給された縦方向の角速度
と、横方向の角速度とは、積分回路15Xおよび15Y
に供給される。積分回路15Xでは、供給された縦方向
の角速度が積分され、デジタルカメラの縦方向の移動量
が求められる。その縦方向の移動量は、D/A変換器1
6Xでデジタル化され、レンズ群1へ供給される。積分
回路15Yでは、供給された横方向の角速度が積分さ
れ、デジタルカメラの横方向の移動量が求められる。そ
の横方向の移動量は、D/A変換器16Yでデジタル化
され、レンズ群1へ供給される。レンズ群1では、供給
された縦方向の移動量および横方向の移動量に応じて、
デジタルカメラの移動を打ち消す方向に光軸を変化させ
るように光軸可変素子が駆動される。
【0020】シスコン10に供給された縦方向の角速度
と、横方向の角速度とは、パンニングモード検出回路1
2に供給される。パンニングモード検出回路12では、
供給された縦方向の角速度および横方向の角速度の少な
くとも一方の角速度から、一定時間以上連続して略一方
向となる値が検出される場合、意識的に操作者がデジタ
ルカメラをパンしていると判断し、パンニングモードが
設定される。さらに、パンニングモード検出回路12で
は、供給された縦方向および/または横方向の角速度か
ら、一定時間以上連続して小さい値が検出される場合、
意識的に操作者がデジタルカメラのパンを終了したと判
断し、パンニングモードが解除される。また、パンニン
グモード検出回路12では、供給された縦方向の角速度
および/または横方向の角速度の値が小さい値でなくて
も、その平均が小さい状態が、一定時間以上連続した場
合、意識的に操作者がデジタルカメラのパンを終了した
と判断し、パンニングモードが解除される。
【0021】このパンニングモード検出回路12におい
て、パンニングモードが設定されると、パンニングモー
ド検出回路12からハイレベルの信号がANDゲート1
8の一方の入力端子に供給される。このパンニングモー
ド検出回路12において、パンニングモードが解除され
ると、パンニングモード検出回路12からローレベルの
信号がANDゲート18の一方の入力端子に供給され
る。
【0022】そして、操作キー郡11を操作して、メニ
ューの中からインタレースモードとプログレッシブモー
ドとが切り替えるように選択される。インタレースモー
ドが選択されると、端子17を介してローレベルの信号
がANDゲート18の他方の入力端子に供給される。プ
ログレッシブモードが選択されると、端子17を介して
ハイレベルの信号がANDゲート18の他方の入力端子
に供給される。
【0023】ANDゲート18において、パンニングモ
ード検出回路12からの信号と、端子17を介して供給
される信号とが共にハイレベルの場合、スイッチ回路1
4がオンとされる。また、ANDゲート18において、
パンニングモード検出回路12からの信号と、端子17
を介して供給される信号との少なくとも一方または両方
がローレベルの場合、スイッチ回路14がオフとされ
る。
【0024】スイッチ回路14がオンとされると、端子
13を介してビデオ信号から抽出された垂直同期信号が
リセット信号として、積分回路15Xおよび15Yに供
給される。すなわち、フィールド単位で積分回路15X
および15Yがリセットされる。また、フレーム単位で
積分回路15Xおよび15Yのリセットを行っても良
い。このリセットは、CCD撮像素子2の露光が無効と
される期間に行われる。具体的には、CCD撮像素子2
の露光開始のタイミングで積分回路15Xおよび15Y
をアクティブとし、露光終了のタイミングで積分回路1
5Xおよび15Yをリセットする。
【0025】また、シスコン10では、デジタルカメラ
自身が移動している速度を検出し、最適な速度か否かを
表示装置7へ表示するようにする。例えば、LED(発
光ダイオード)によって、最適な速度を操作者に知らせ
るようにする。
【0026】このように、この一実施形態には、予め設
定された動作範囲の中で、手振れの影響によるブレを抑
え、安定した映像を撮影することができる手振れ補正モ
ードと、デジタルカメラをパンするときのブレを抑え、
安定した映像、すなわち静止画を撮影するパンニングモ
ードとが設けられている。そして、パンニングモードが
設定されると、1枚の画像を撮影する間、デジタルカメ
ラの移動を打ち消す方向に光軸の方向を変化させるよう
に光軸可変素子が制御される。すなわち、パンする方向
と逆の方向に光軸の方向を移動させるように光軸可変素
子が制御される。
【0027】さらに、デジタルカメラで撮影するとき
に、撮影モードとして、一般的な動作の撮影に用いられ
るインタレースモードと、静止画の撮影に用いられるプ
ログレシブモードとが設けられている。このプログレッ
シブモードは、静止画で再生することを前提としている
ときに撮影時に設定するのが一般的である。従って、プ
ログレッシブモードが設定されていない場合、一般的に
は、動画で再生するための画像を撮影しているので、デ
ジタルカメラをパンさせてもパンニングモードが設定さ
れることは、操作者が意図していない動作となる。そこ
で、この一実施形態では、パンニングモードの設定は、
プログレッシブモードが選択されているときのみ設定さ
れる。
【0028】具体的には、プログレッシブモード時にデ
ジタルカメラで動画を撮影するときの用途として以下の
ものが考えられる。第1として、さほど明るくない部屋
の内部の様子を短時間の間にTELE端で端から端まで
隈無く撮影し、撮影後静止画として再生し、細部を調整
することがある。第2として、集合写真を撮影している
場面で一人一人の顔をアップで撮影するとき、パンしな
がら撮影し、撮影後1枚1枚静止画として印刷すること
がある第3として、互いに重複する複数の画像を繋ぎ合
わせるソフトウェアの元の画像としてパンしながら、手
軽に撮影することがある。このように、ブレを防止する
機能を使いたいのは、静止画が必要だからである。従っ
て、パンニングモードを設定するのを、プログレッシブ
モード時に限定しても何ら問題はない。
【0029】ここで、この一実施形態の制御を説明する
ためのフローチャートを図2に示す。ステップS1で
は、角速度センサ9から縦方向および横方向の角速度が
積分回路15X、15Yおよびパンニングモード検出回
路12へ出力される。ステップS2では、積分回路15
Xおよび15Yにおいて、供給された縦方向の角速度お
よび横方向の角速度がそれぞれ積分される。ステップS
3では、パンニングモード検出回路12において、供給
された縦方向の角速度および横方向の角速度の少なくと
も一方の角速度からパンニングモードの設定/解除が判
断され、さらにインタレースモードおよびプログレシブ
モードのどちらが選択されているかが判断される。パン
ニングモード、且つプログレッシブモードが選択されて
いる場合、パンニングモードであると判断され、ステッ
プS4へ制御が移り、パンニングモードおよび/または
プログレッシブモードの何れか一方または両方が選択さ
れてでない場合、手振れ補正モードであると判断され、
ステップS8へ制御が移る。
【0030】ステップS8では、スイッチ回路14がオ
フとされ、ステップS7へ制御が移る。ステップS4で
は、スイッチ回路14がオンとされる。ステップS5で
は、所定のタイミングか否かが判断され、所定のタイミ
ングとなる場合、ステップS6へ制御が移り、所定のタ
イミングでない場合、ステップS7へ制御が移る。ステ
ップS6では、端子13を介してビデオ信号から抽出さ
れた垂直同期信号がリセット信号として、積分回路15
Xおよび15Yへ供給され、積分回路15Xおよび15
Yの積分値がリセットされる。ステップS7では、積分
回路15Xおよび15Yの積分値に応じて光軸可変素子
が制御される。
【0031】また、この一実施形態では、角速度センサ
9Xおよび/または9Yの出力から、一定時間以上連続
して略一方向となる値が検出される場合、意識的に操作
者がデジタルカメラをパンしていると判断し、パンニン
グモードが設定されるようにしているが、積分回路15
Xおよび15Yの少なくとも一方の出力が、手振れ補正
モードで予め設定されている動作範囲を越えたと判断さ
れたときに、パンニングモードが設定されるようにして
も良い。
【0032】ここで、上述したデジタルカメラを移動さ
せる最適な速度を説明する。この一実施形態で用いられ
る光軸可変素子の有効範囲を±θm[deg]とし、露光時
間をt[sec]としたとき、限界角速度ωm[deg/sec]は、
ωm=θm/t[deg/sec]である。この限界角速度ωm
より速くパンさせると光軸の方向の振れを打ち消すこと
ができなくなる。この限界角速度ωmの値は、ズーム角
に依存するものではない。
【0033】一方、ズーム角の影響は、次のようなとこ
ろに現れる。水平画角を±θh[deg]とし、水平画素数
をnh[pixel]とし、角速度ωm[deg/sec]でパンしたと
き、露光時間t[sec]の間に、ブレとなる画素数nb[pi
xel]は、 ω・t/(2・θh)=nb/nh から nb=ω・t・nh/(2・θh) となる。
【0034】従って、TELE端でブレの影響が最大と
なる。また、多画素CCDは、ブレ易い。さらに、露光
時間が長いとブレ易い。逆にWIDE端では、ブレの影
響を最も受けにくくなるため、角速度ωm[deg/sec]も
露光時間t[sec]も大きな値とすることができる。その
WIDE端では、長時間露光のとき、角速度ωm[deg/s
ec]の値が大きいと、光軸可変素子の有効範囲±θm[de
g]を越えるときがある。
【0035】図3に示す表は、画素数nb[pixel]を1
2.8画素としたときの水平画角と露光時間とから限界
角速度の関係を示すものであり、その関係を示すグラフ
を図4に示す。この図3の表および図4のグラフから、
WIDE端では、水平画角θh[deg]が25度を超える
と、有効範囲θm[deg]で制限されることが分かる。
【0036】TELE端では、有効範囲θm[deg]を越
える心配はないが、ブレ量が多くなり、補正系のゲイン
がずれているときには、残留誤差に影響されるため、角
速度ωm[deg/sec]の値を大きくできない。例えば、補
正系のゲインが5%ずれていると、残留誤差が0.64
画素となる。もし、補正系のゲインが2.5%程度しか
ずれないもの、または残留誤差が1.3画素程度あって
も良い場合、図5の表および図6のグラフに示すよう
に、ブレとなる画素数nb[pixel]を2倍にすれば良
い。これによって、TELE端のパン速度を2倍に速く
することができる。従って、上述したように、最適な移
動速度をデジタルカメラの操作者に知らせるLEDを設
ける。
【0037】最適な移動速度は、限界角速度ωm[deg/s
ec]の中間点くらいに適正値ωaを設定し、これを越え
たら、LEDが点灯するようにする。デジタルカメラの
操作者は、このLEDが点滅するくらいの速さでパンす
るようにすれば、常にブレのない画像を撮影することが
でき、且つむやみに遅くパンすることもなくなる。LE
Dの代わりに表示装置7内にキャラクタジェネレータを
介してビデオ信号として加えても良い。
【0038】ここで、上述したレンズ群1に含まれる光
軸可変素子の第1の例を図7に示す。この図7は、複数
のレンズからなるレンズ群1の中に光軸可変素子となる
シフトレンズを設けた一例である。通常、シフトレンズ
は、図7中に点線で示す位置P1に配置される。位置A
1の被写体は、位置P1のシフトレンズを介してCCD
撮像素子2上の位置A1'に投射される。被写体がCC
D撮像素子2上の位置A1'に投射されているときに、
デジタルカメラが移動すると、被写体はCCD撮像素子
2上の位置A2'に投射される。すなわち、デジタルカ
メラから見た場合、被写体が位置A1から位置A2に移
動したようになる。このようなとき、デジタルカメラの
移動を角速度センサ9によって検出し、検出された移動
量に応じてシフトレンズを実線で示す位置P2へ移動さ
せる。シフトレンズを位置P2へ移動させることによっ
て、位置A2の被写体がデジタルカメラが移動する前と
同じ位置A1'に投射される。また、このシフトレンズ
を用いて手振れ補正を行うこともできる。
【0039】このシフトレンズを駆動する回路の一例を
図8に示す。角速度センサ9では、デジタルカメラの移
動する速度が検出される。検出された速度は、LPF
(ローパスフィルタ)21へ供給される。LPF21で
は、検出された速度からノイズ等が除去される。ノイズ
が除去された速度は、積分回路15へ供給される。積分
回路15では、供給された速度が積分され、移動量が検
出される。
【0040】ビデオ出力が供給される同期信号分離回路
22では、図9に示すように垂直同期信号VDが分離さ
れる。分離された垂直同期信号VDは、モノマルチ(単
安定マルチバイブレータ、図中では、MMと略す)23
に供給される。モノマルチ23では、供給された垂直同
期信号VDから図9に示す信号M1が出力される。その
信号M1は、モノマルチ24へ供給される。モノマルチ
24では、供給された信号M1から図9に示す信号M2
が出力される。この信号M2は、リセット信号として積
分回路15へ供給される。
【0041】そして、積分回路15では、図9に示す信
号Sのように積分値が出力される。信号Sは、積分回路
15からシフトレンズサーボ回路25へ供給される。シ
フトレンズサーボ回路25では、信号Sとシフトレンズ
26から供給される位置情報とを比較し、シフトレンズ
26を駆動するための信号が生成される。生成された信
号は、シフトレンズ26に供給される。シフトレンズ2
6は、供給された信号に応じて移動する。その移動した
位置情報がシフトレンズ26からシフトレンズサーボ回
路25へ信号として供給される。
【0042】このように、パンニングモードでは、信号
Sは、信号M2の立ち下がりで積分回路15がアクティ
ブとされ、信号M2の立ち上がりでリセットされる。信
号M2がローレベルとされる期間T1のとき、光軸の方
向が一定にされる。すなわち、この期間T1の間に、C
CD撮像素子が露光される。
【0043】この一実施形態では、2組の角速度センサ
を用いて、パンおよびチルト(垂直方向の移動)の角速
度を検出することができる。露光終了のタイミングで積
分回路15がリセットされ、露光開始のタイミングで積
分回路15がアクティブとされる。このことにより、積
分回路15の出力は、60Hzの鋸歯状波になる。期間
T1の鋸歯状波の傾きは、角速度センサの出力に比例す
る。
【0044】具体的には、パンの速さと同じ速さで逆方
向に光軸の方向を動かし、少なくとも露光時間の間だ
け、被写体とCCD撮像素子2の相対位置をフィールド
単位で一定に保つものである。
【0045】図10Aに示す信号Sは、デジタルカメラ
が左右にゆっくり往復したときの波形であり、図10B
に示す信号Sは、右に一定の速度でパンし、次に左に一
定の速度でパンしたときの波形である。この図10Aお
よび図10Bに示す波形は、ある方向にパンしていると
きダイナミックレンジの半分しか使っていない。そこ
で、図10Cに示す信号Sのように、ハイパスフィルタ
を用いて、DC成分を除去することによって振幅を2倍
にできる。すなわち、ダイナミックレンジを2倍にする
ことができる。
【0046】図11Aに示す信号Sは、暗いときの波形
の一例である。暗いためCCD撮像素子2に露光される
時間(期間T1)を長くする必要があるので、デジタル
カメラの移動を遅くして、例えば1フィールドを全て使
って露光する。デジタルカメラの移動が遅いので、角速
度センサの出力が小さくなり、図11Aに示すような波
形となる。
【0047】図11Bに示す信号Sは、明るいときの波
形の一例である。明るいためCCD撮像素子2に露光さ
れる時間(期間T1)を短くできるので、デジタルカメ
ラの移動を早くすることができる。デジタルカメラの移
動が速いので、角速度センサの出力が大きくなり、図1
1Bに示すような波形となる。この図11Bに示す期間
T1の傾斜の最大値を大きくでき、より速いパンニング
に対応できる。このとき、積分回路15に供給されるリ
セット信号の一例を図11Cに示す。また、図11Dに
示す期間T2の傾斜を滑らかにするようにしても良い。
このとき、積分回路15の時定数を変える必要がある。
【0048】ここで、上述した光軸可変素子の第2の例
として、アクティブプリズムの概略図を図12に示し、
簡単に説明する。このアクティブプリズムは、前面ガラ
ス31と後面ガラス32の間を蛇腹33でつないだもの
である。この2枚のガラスの間に高屈折率nの液体34
が封入されている。2枚のガラスには、それぞれ縦と横
に、回転軸を設け、自由に動作するようにしたものであ
る。このアクティブプリズムを光軸可変素子として使用
することによって、光軸が縦と横に曲げられる。
【0049】このときの液体34は、 (1) 前面ガラス31および後面ガラス32と屈折率nが
近い物質 (2) カメラの動作温度範囲で凍結などの異常が生じない
物質 (3) 万一破損し、液体34が流出しても人体には無害な
物質 この3つの条件を満たす必要がある。
【0050】このアクティブプリズムの動作を簡単に説
明する。前面ガラス31は、例えば水平の軸で保持さ
れ、後面ガラス32は、例えば垂直の軸で保持され、そ
れぞれ軸のまわりを独立に回転できる。その回転軸に
は、可動コイルが取り付けられる。コイルに流れる電流
によって回転角(頂角)が決められる。例えば、手振れ
によって、カメラが上を向いたとき、図12Aに示すア
クティブプリズムの状態から図12Bに示すアクティブ
プリズムの状態へ変化する。
【0051】具体的には、図12Aに示すように、2枚
のガラス板が平行なときには、アクティブプリズムに入
射した光線は直進する。ここで、手振れが発生し、2枚
のガラス板が平行位置からある角度だけ回転したとする
と、アクティブプリズム内部の屈折率nにより、入射し
た光線が出射するときには、図12Bに示すように、屈
折する。
【0052】この一実施形態では、上述した第1および
第2の光軸可変素子のように、光軸の方向を制御できる
素子を持っていれば、どのような素子でも良い。例え
ば、動作速度が10msec で0.1度の光軸の方向を変
えることができ、6.7msecで所望の位置へ戻れるこ
とができれば、どのような素子でも良い。ただし、この
動作速度がもっと速ければ更に素早いパンが可能とな
る。また、光軸可変素子の動作音が許容できる範囲であ
ることも必要である。
【0053】この一実施形態では、積分回路のリセット
がフィールド単位で施される場合、フィールド単位の画
像を得ることができ、フレーム単位でリセットが施され
る場合、フレーム単位の画像を得ることができる。ま
た、フィールド単位およびフレーム単位に関係なく、角
速度センサの出力が所定の値となるまでの期間を、露光
開始から露光終了までの期間としても良い。
【0054】
【発明の効果】この発明に依れば、プログレッシブモー
ドが選択されているときのみ、デジタルカメラをパンさ
せると自動的にパンニングモードが設定され、デジタル
カメラのパンをやめると自動的にパンニングモードが解
除される。
【0055】さらに、この発明に依れば、LEDの点滅
によって、デジタルカメラをパンさせるときの速度を最
適な速度に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるカメラ一体型デジタルV
TRの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態を説明するためのフロー
チャートである。
【図3】この発明を説明するための表である。
【図4】この発明を説明するためのグラフである。
【図5】この発明を説明するための表である。
【図6】この発明を説明するためのグラフである。
【図7】この発明に適用される光軸可変素子の第1の例
を説明するための略線図である。
【図8】この発明に適用されるの光軸可変素子を駆動す
る回路の一例を示すブロック図である。
【図9】この発明に適用される光軸可変素子を駆動する
回路の一例のタイミングチャートである。
【図10】この発明に適用される光軸可変素子を駆動す
る回路の一例のタイミングチャートである。
【図11】この発明に適用される光軸可変素子を駆動す
る回路の一例のタイミングチャートである。
【図12】この発明に適用される光軸可変素子の第2の
例を説明するための略線図である。
【符号の説明】
1・・・レンズ群、2・・・CCD撮像素子、3・・・
圧縮回路、4・・・画像メモリ、5・・・記録媒体、6
・・・伸張回路、7・・・表示装置、9、9X、9Y・
・・角速度センサ、10・・・シスコン、11・・・操
作キー群、12・・・パンニングモード検出回路、14
・・・スイッチ回路、15X、15Y・・・積分回路、
16X、16Y・・・D/A変換器、18・・・AND
ゲート

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸の方向を変化させる光軸可変手段
    と、上記光軸可変手段を介して入射される映像を画像デ
    ータへ変換する撮像素子とからなる移動可能な撮像部を
    移動させて画像を撮像する撮像装置において、 撮像部の移動する速度を検出する角速度センサと、 上記角速度センサの出力を積分する積分手段と、 上記積分手段の出力に応じて上記撮像部の移動を打ち消
    す方向に光軸を変化させるように光軸可変手段を制御す
    る制御手段と、 上記積分手段の出力が設定された値を越えたときに、ま
    たは上記角速度センサの出力の大きい状態が一定時間を
    越えたときに、上記撮像部を水平方向に移動させて画像
    を撮像するパンニングモードになっていることを検出す
    るパンニングモード検出手段とを有し、 上記パンニングモード検出手段によって、上記パンニン
    グモードが検出され、且つプログレッシブで撮影する上
    記プログレッシブモードが撮影時に選択されるときに、
    上記積分手段をリセットするようにしたことを特徴とす
    る撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記パンニングモード検出手段では、 上記角速度センサの出力が連続的に所定の値より小さい
    状態が一定時間を越えたときに、および/または上記選
    択手段で上記インタレースモードが選択されたときに、
    上記積分手段のリセットを行わないようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像素子の露光が無効とされる期間
    に周期的に上記積分手段をリセットするようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記プログレッシブモードと、インタレ
    ースで撮影するインタレースモードとが適宜選択される
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 光軸の方向を変化させる光軸可変手段
    と、上記光軸可変手段を介して入射される映像を画像デ
    ータへ変換する撮像素子とからなる移動可能な撮像部を
    移動させて画像を撮像する撮像装置において、 撮像部の移動する速度を検出する角速度センサと、 上記角速度センサの出力を積分する積分手段と、 上記積分手段の出力に応じて上記撮像部の移動を打ち消
    す方向に光軸を変化させるように光軸可変手段を制御す
    る制御手段と、 上記積分手段の出力が設定された値を越えたときに、ま
    たは上記角速度センサの出力の大きい状態が一定時間を
    越えたときに、上記撮像部を水平方向に移動させて画像
    を撮像するパンニングモードになっていることを検出す
    るパンニングモード検出手段とを有し、 画角と、露光時間と、上記光軸可変手段の有効範囲とか
    ら、上記撮像部の移動する適正な速度を算出するように
    したことを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 算出された上記適正な速度を表示するよ
    うにしたことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 光軸の方向を変化させる光軸可変手段
    と、上記光軸可変手段を介して入射される映像を画像デ
    ータへ変換する撮像素子とからなる移動可能な撮像部を
    移動させて画像を撮像する撮像方法において、 撮像部の移動する速度を検出し、 上記角速度センサの出力を積分し、 上記積分値に応じて上記撮像部の移動を打ち消す方向に
    光軸を変化させるように光軸可変手段を制御し、 上記積分値が設定された値を越えたときに、または上記
    角速度センサの出力の大きい状態が一定時間を越えたと
    きに、上記撮像部を水平方向に移動させて画像を撮像す
    るパンニングモードになっていることを検出し、 上記パンニングモードが検出され、且つプログレッシブ
    モードで撮影する上記プログレッシブモードが撮影時に
    選択されるときに、上記積分値をリセットするようにし
    たことを特徴とする撮像方法。
  8. 【請求項8】 上記角速度センサの出力が連続的に所定
    の値より小さい状態が一定時間を越えたときに、および
    /または上記インタレースモードが選択されたときに、
    上記積分値のリセットを行わないようにしたことを特徴
    とする請求項7に記載の撮像方法。
  9. 【請求項9】 上記撮像素子の露光が無効とされる期間
    に周期的に上記積分値をリセットするようにしたことを
    特徴とする請求項7に記載の撮像方法。
  10. 【請求項10】 上記プログレッシブモードと、インタ
    レースで撮影するインタレースモードとが適宜選択され
    るようにしたことを特徴とする請求項7に記載の撮像方
    法。
  11. 【請求項11】 光軸の方向を変化させる光軸可変手段
    と、上記光軸可変手段を介して入射される映像を画像デ
    ータへ変換する撮像素子とからなる移動可能な撮像部を
    移動させて画像を撮像する撮像方法において、 撮像部の移動する速度を検出し、 上記角速度センサの出力を積分し、 上記積分値に応じて上記撮像部の移動を打ち消す方向に
    光軸を変化させるように光軸可変手段を制御し、 上記積分値が設定された値を越えたときに、または上記
    角速度センサの出力の大きい状態が一定時間を越えたと
    きに、上記撮像部を水平方向に移動させて画像を撮像す
    るパンニングモードになっていることを検出し、 画角と、露光時間と、上記光軸可変手段の有効範囲とか
    ら、上記撮像部の移動する適正な速度を算出するように
    したことを特徴とする撮像方法。
  12. 【請求項12】 算出された上記適正な速度を表示する
    ようにしたことを特徴とする請求項11に記載の撮像方
    法。
JP2000252147A 2000-08-23 2000-08-23 撮像装置および撮像方法 Pending JP2002062559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000252147A JP2002062559A (ja) 2000-08-23 2000-08-23 撮像装置および撮像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000252147A JP2002062559A (ja) 2000-08-23 2000-08-23 撮像装置および撮像方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002062559A true JP2002062559A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18741442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000252147A Pending JP2002062559A (ja) 2000-08-23 2000-08-23 撮像装置および撮像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002062559A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006215393A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Fujinon Corp 像振れ補正装置
JP2006215392A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Fujinon Corp 像振れ補正装置
JP2007295980A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Pentax Corp 電子内視鏡及び内視鏡装置
JP2013003556A (ja) * 2011-06-22 2013-01-07 Canon Inc 画像表示装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006215393A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Fujinon Corp 像振れ補正装置
JP2006215392A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Fujinon Corp 像振れ補正装置
JP4683268B2 (ja) * 2005-02-04 2011-05-18 富士フイルム株式会社 像振れ補正装置
JP2007295980A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Pentax Corp 電子内視鏡及び内視鏡装置
JP2013003556A (ja) * 2011-06-22 2013-01-07 Canon Inc 画像表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006317848A (ja) 静止画撮像装置
JP6581352B2 (ja) 像振れ補正装置及びその制御方法、撮像装置、レンズ装置、プログラム、記憶媒体
JP4637045B2 (ja) 撮像装置
JPH09289612A (ja) 撮像装置及びその制御方法
WO2007097287A1 (ja) 撮像装置及びレンズ鏡筒
JP2008129554A (ja) 撮像装置及びオートフォーカス制御方法
JP2006033850A (ja) 撮像素子駆動制御とメモリ読み取り制御を用いたハンドシェイク補正方法および撮影装置
JP6598537B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム
JP2009225027A (ja) 撮像装置、撮像制御方法、及びプログラム
JP3424063B2 (ja) 画像動き補正装置
JP3931393B2 (ja) カメラ一体型ビデオレコーダおよび撮影方法
JP2009272840A (ja) 画像記録再生装置、画像記録再生方法、画像処理装置、および画像処理方法
JP6932531B2 (ja) 像ブレ補正装置、撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2006186593A (ja) 撮像装置及び制御方法
JP2007306500A (ja) 画像傾き補正装置及び画像傾き補正方法
JP3740398B2 (ja) 振れ補正装置、振れ補正装置に適用される制御装置、振れ補正装置に適用される制御方法、振れ補正装置に適用される制御プログラム、撮像装置
JP2003198902A (ja) パノラマ画像生成装置
JP6031670B2 (ja) 撮像装置
JP4974829B2 (ja) 撮像装置
JP2008046181A (ja) フォーカス制御装置、フォーカス制御方法、撮像装置、及びプログラム
JP2009272921A (ja) 動画像記録装置、動画像再生装置、動画像記録方法、動画像再生方法および半導体集積回路
JP2002062559A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2000184265A (ja) 画像信号撮像装置および方法
JP2002207232A (ja) 撮像装置の像ぶれ補正方法および装置
JP3610210B2 (ja) 撮像装置及び交換レンズ式撮像装置