JP2002060188A - 液圧ジャッキ - Google Patents

液圧ジャッキ

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JP2002060188A
JP2002060188A JP2000244239A JP2000244239A JP2002060188A JP 2002060188 A JP2002060188 A JP 2002060188A JP 2000244239 A JP2000244239 A JP 2000244239A JP 2000244239 A JP2000244239 A JP 2000244239A JP 2002060188 A JP2002060188 A JP 2002060188A
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JP
Japan
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reservoir tank
hydraulic jack
pump
cylinder
ram
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Application number
JP2000244239A
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English (en)
Inventor
Fuminori Hasegawa
文典 長谷川
Takayoshi Ishiguro
隆義 石黒
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Oil Drive Kogyo Ltd
Original Assignee
Oil Drive Kogyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】リザーバータンクおよび作動用ポンプ,モータ
ーの占有スペースを無くすこと。 【解決手段】リザーバータンク4をラム11の内部空間
を利用して設けたことを特徴とする液圧ジャッキとし、
必要に応じてシリンダー12の外側に外部リザーバータ
ンクを設けたり、作動液体のリザーバータンク4を、ピ
ストンにより不活性気体と液体を仕切り、不活性気体を
使用する蓄圧器を併設して成るようにし、作動液体駆動
用ポンプ2及びモーター1は、シリンダー12に取り付
けて一体とするか、又は別置きとして配管により連結
し、必要な安全弁、充填用ポンプを含む関連機器は該配
管回路中に配置するほか、ラム11の受圧面積の減少す
ることで、シリンダー12の駆動圧力が昇圧して、増加
する液体の圧縮に伴うジャッキの沈みは、ポンプ2によ
り修正するようにした液圧ジャッキとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、作動液体のリザ
ーバータンクを省スペース化した液圧ジャッキに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術においては、図5に示すよう
にジャッキの上昇と下降用の作動液体を駆動するモータ
ー、ポンプ、リザーバータンクや付帯機器により相当大
きいスペースを占有しているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年省スペース
化の要望が高くなり、上記従来の構造に対しても厳しく
対応が迫られるようになり、特に大きなスペースを占め
る作動液体のリザーバータンクの扱いが取り上げられて
いる。この発明ではこのようなリザーバータンクおよび
作動用ポンプ,モーターの占有スペースを無くすことを
課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明は
上記の課題に対処するためになされたもので、請求項1
記載の発明は、作動液体のリザーバータンクをラムの内
部空間を利用して設けたことを特徴とする液圧ジャッキ
である。
【0005】この構成を採用することにより、従来のよ
うに別置きにしていた作動液体のリザーバータンクを無
くし、ラムの占めていた内部空間を有効に活用すること
ができ、省スペース化に役立つものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の液
圧ジャッキにおいて、シリンダーの外側に外部リザーバ
ータンクを併設したものである。
【0007】この構成によると、請求項1の構造でラム
の内部空間に設けた、リザーバータンクのみでは容量が
不足する場合に、その容量増加に対して極めて有効な手
段となり、省スペース化に役立つ。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の液
圧ジャッキにおいて、ラムの内部空間を利用する作動液
体のリザーバータンクを、ピストンにより不活性気体と
液体とに仕切り、不活性気体を使用する蓄圧器を併設し
たものである。
【0009】この構成は、ジャッキの下降時に、負荷に
より作動液体に発生するエネルギーを、上昇時に有効活
用する場合に、効果的な装置としてその機能を発揮でき
る。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1、請求項
2、及び請求項3記載の液圧ジャッキにおいて、作動液
体駆動用ポンプ及びモーターは、シリンダーに取り付け
て一体とするか、又は別置きとして配管により連結し、
安全弁、充填用ポンプを含む関連機器は該配管回路中に
配置する構成とした。
【0011】この構成によって、リザーバータンクを無
くしてもなお残る、作動液体の駆動用の機器類と該配管
回路を、更に省スペース化するために効果ある配置が可
能となるものである。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1、請求項
2、及び請求項3記載の液圧ジャッキにおいて、ジャッ
キラムの受圧面積の減少に伴い、シリンダーの駆動圧力
が昇圧し、作動液体の圧縮により増加する液圧ジャッキ
の沈みを、ポンプにより修正するようにしたことを特徴
とする。
【0013】この構成は、ラムによる負荷駆動のための
液圧の上昇に伴い、増加する液圧ジャッキの沈みに対し
て、前もって対応するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について、
図面により説明する。図1はこの発明による基本的な内
部リザーバータンク構造を示す液圧ジャッキの断面図、
図2は内部リザーバータンクに加えてシリンダー外部リ
ザーバータンクを設けた構造を示す液圧ジャッキの断面
図、図3は内部リザーバータンク構造に蓄圧器を組み合
わせて設けた構造を示す液圧ジャッキの断面図、図4は
作動液圧駆動ポンプやモーターをシリンダー外側に取り
付けた一例を示す。
【0015】図1の第1実施例において、ラム11の内
部空間に設けられた内部リザーバータンク4とシリンダ
ー12とは、一体としてジャッキ本体を形成している。
ラム11はその下部のパッキン部分とラム11の外周
部、及びシリンダー12の上部のパッキン部分と内部リ
ザーバータンク4の外周部とを案内として、上下摺動し
て負荷を上昇下降するようになっている。ラム11の上
昇時は、主モーター1により駆動されるポンプ2によ
り、内部リザーバータンク4の作動液体をシリンダー1
1の下部から圧送し、下降時はポンプ2を逆転して、作
動液体をシリンダー11の下部から内部リザーバータン
ク4へ戻すことで行われる。図中の作動液体の回路図
は、必要な安全弁や充填用ポンプ3を含む関連機器等の
附属機器を省略して示してある。
【0016】図2の第2実施例においては、シリンダー
12の更に外側に、一体に外部リザーバータンク7が設
けられていて、リザーバータンクの容量が内部リザーバ
ータンク4のみでは不足する時に、適用するための実施
例として省スペースを図るための効果的な構成となって
いるものである。この図中の作動液体の回路図も、前述
のように附属機器を省略して示している。
【0017】図3に示した第3実施例においては、内部
リザーバータンク4にピストン8を入れて上下に区分
し、上部には圧縮した不活性気体(例えば窒素ガス等)
を充填してあり、下部は作動液体のリザーバータンクと
したものを示している。なおこの図中には作動液体の駆
動回路図に加えて、充填関連機器としてのポンプ3を含
むサービスタンク等附属機器の一部を表示してある。不
活性気体や作動液体の充填の時には、ラム11が最下端
の状態で気体充填作業するポート5、充填後のメクラ栓
6、エアブリーザー13が必要となるのは云うまでもな
い。
【0018】第3実施例はジャッキ作業において、下降
時に発生する圧力エネルギーを蓄圧器9の不活性気体の
圧縮に使い、負荷を上昇する時にポンプが発生する圧力
エネルギーに重畳するようにして、エネルギーの有効活
用を図るシステムとして採用するのに効果的な装置とし
て、その機能が発揮できる。
【0019】作動液体駆動用ポンプ2及びモーター1
は、シリンダー12の外側に取り付けて一体とするか、
又は別置きとして配管により連結し、必要な安全弁や充
填関連機器は、該配管回路中に配置する構成を採ること
により、リザーバータンクを無くしても残る、作動液圧
駆動の機器類と該配管回路を、更に省スペース化するた
めに効果ある配置が可能となる。
【0020】ラム11の受圧面積が、従来のものに比べ
て減少することにより、シリンダー12の駆動圧力が昇
圧し、作動液体の圧縮による液圧ジャッキの沈みが増加
することに対しては、ポンプ2を使用して修正すること
は容易であり、ジャッキの沈みに対して対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による基本的な内部リザーバータンク
構造を示す液圧ジャッキの第1実施例の断面図である。
【図2】内部リザーバータンクに加えてシリンダ外部リ
ザーバータンクを設けた構造を示す液圧ジャッキの第2
実施例の断面図である。
【図3】内部リザーバータンク構造に蓄圧器を組み合わ
せて設けた構造を示す液圧ジャッキの第3実施例の断面
図である。
【図4】作動液圧駆動ポンプやモーターをシリンダー外
側に取り付けた一例を示す。
【図5】従来の液圧ジャッキの構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 モーター 2 ポンプ 3 ポンプ 4 内部リザーバータンク 7 外部リザーバータンク 8 ピストン 9 蓄圧器 11 ラム 12 シリンダー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月6日(2000.9.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ラム11の受圧面積が、従来のものに比べ
て減少することにより、シリンダー12の駆動圧力が昇
圧し、作動液体の圧縮による液圧ジャッキの沈みが増加
することに対しては、ポンプを使用して修正すること
は容易であり、ジャッキの沈みに対して対応することが
できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動液体のリザーバータンク(4)をラム
    (11)の内部空間を利用して設けたことを特徴とする液圧
    ジャッキ。
  2. 【請求項2】 シリンダー(12)の外側に外部リザーバー
    タンク(7)を併設したことを特徴とする請求項1記載の
    液圧ジャッキ。
  3. 【請求項3】 ラム(11)の内部空間を利用する作動液体
    のリザーバータンク(4)を、ピストン(8)により不活性気
    体と液体とに仕切り、不活性気体を使用する蓄圧器(9)
    を併設したことを特徴とする請求項1記載の液圧ジャッ
    キ。
  4. 【請求項4】 作動液体駆動用ポンプ(2)及びモーター
    (1)は、シリンダー(12)に取り付けて一体とするか、又
    は別置きとして配管により連結し、安全弁、充填用ポン
    プ(3)を含む関連機器は該配管回路中に配置するように
    したことを特徴とする請求項1、請求項2、及び請求項
    3記載の液圧ジャッキ。
  5. 【請求項5】 ラム(11)の受圧面積の減少に伴い、シリ
    ンダー(12)駆動圧力が昇圧し、作動液体の圧縮により増
    加する液圧ジャッキの沈みを、ポンプ(2)により修正す
    るようにしたことを特徴とする請求項1、請求項2、及
    び請求項3記載の液圧ジャッキ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8197077B2 (en) 2005-10-18 2012-06-12 Mci (Mirror Controls International) Netherlands B.V. Drive system, drive module and rearview mirror unit for a motor vehicle
WO2015134257A1 (en) * 2014-03-03 2015-09-11 Xtreme Manufacturing, Llc Method and system for a hydraulic cylinder

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8197077B2 (en) 2005-10-18 2012-06-12 Mci (Mirror Controls International) Netherlands B.V. Drive system, drive module and rearview mirror unit for a motor vehicle
WO2015134257A1 (en) * 2014-03-03 2015-09-11 Xtreme Manufacturing, Llc Method and system for a hydraulic cylinder
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