JP2002059127A - 生ゴミ処理装置の扉構造 - Google Patents

生ゴミ処理装置の扉構造

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JP2002059127A
JP2002059127A JP2000245204A JP2000245204A JP2002059127A JP 2002059127 A JP2002059127 A JP 2002059127A JP 2000245204 A JP2000245204 A JP 2000245204A JP 2000245204 A JP2000245204 A JP 2000245204A JP 2002059127 A JP2002059127 A JP 2002059127A
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packing
door
plate
garbage
flange
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JP2000245204A
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English (en)
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Masayoshi Ito
正芳 伊藤
Mitsuru Murayama
満 村山
Kenji Takahashi
謙二 高橋
Takeshi Suzuki
鈴木  剛
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Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミ投入口の開閉用の扉を閉鎖する際の操
作力を低減することができるとともに、シール性を向上
することができる生ゴミ処理装置の扉構造を提供する。 【解決手段】 処理槽12に設けた投入口13の周縁に
フランジ32を溶着し、投入口13を開閉する扉31を
支持軸33により回動可能に装着する。この扉31の内
側周縁部にパッキン43を収容し、前記フランジ32に
押圧する。パッキン43の横断面構造をシール板部43
aと複数の可圧縮脚部43bとにより構成する。扉31
の閉鎖時にパッキン43がフランジ32に押圧される
際、パッキン43の可圧縮脚部43bが弾性変形して適
正に圧縮され、シール性を確保するとともに小さい操作
力で扉31を閉鎖位置に移動してロック機構51により
ロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミを乾燥処理
或いは発酵方式による分解処理等を行う生ゴミ処理装置
の扉構造に関し、さらに詳しくは生ゴミを投入する投入
口を開閉する扉のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の生ゴミ処理装置は、生ゴミを加熱
処理する処理槽をフレームに収容し、フレーム及び処理
槽を外装カバーで覆うようになっている。前記外装カバ
ーの前面には処理槽に設けた生ゴミの投入口を開閉する
扉が回動可能に設けられ、扉の閉鎖状態はロック機構に
よりロックされるようになっている。
【0003】上記の扉は外側板と内側板との間に断熱材
を介在して両側板の周縁を溶接等により連結し、内側板
の外側周縁にパッキンを取り付け、このパッキンを前記
投入口の周縁に設けたフランジに押圧接触してシールす
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記パッキンは生ゴミ
処理装置の投入口の気密性を保持して、処理槽内の臭気
及び蒸気を外部へ漏らさないように取り付けられてい
る。気密性は扉閉鎖時のパッキンの圧縮率を大きくする
ことで目的を達成できるが、横断面が四角形状をなす中
実のパッキンは例えば耐熱性を有する硬度の高いシリコ
ンゴムにより形成されているので、その圧縮率を大きく
設定すると、押圧力が非常に大きくなって、扉を閉める
操作力が増大し、例えば女性等の非力な操作者では閉鎖
状態に扉を押圧することが難しいという問題があった。
【0005】上記問題を解消するためパッキンの厚み寸
法を小さくして反力を低減する構造としたり、パッキン
の圧縮率を小さく設定したりすることも考えられる。し
かし、これらの場合には、部品の加工上の寸法誤差又は
部品相互間の組付上の寸法誤差で所定の圧縮率が得られ
ないこともあり、気密性に問題が生じることになる。
【0006】一方、生ゴミ処理装置の処理槽内部は高温
であり、特に温風乾燥方式においては140℃以上の高
温となる。このため、処理槽外部は断熱材で断熱を行っ
ており、扉自体にも内部に断熱材を入れて断熱を図って
いる。しかし、扉を構成する内外の側板は例えばステン
レススチール等の金属で構成され、外周縁において相互
に溶接により接合されているため、その接合部より外部
に熱が伝達され、扉の外表面が高温になるという問題も
あった。
【0007】又、外側板と内側板との間隔を保持するス
ペーサを断熱材とは別に介在した扉では、前記スペーサ
が金属製のため内側板からスペーサを通して外側板に熱
エネルギーが伝達されて、扉外表面の温度が高くなり、
断熱材の断熱効果を半減するという問題があった。
【0008】この発明の目的は上記従来の技術に存する
問題点を解消して、扉に用いるパッキンの扉閉鎖時にお
ける押圧力を小さくでき、非力な操作者でも容易に閉鎖
することができる生ゴミ処理装置の扉構造を提供するこ
とにある。
【0009】この発明の別の目的は、上記目的に加えて
扉の断熱性能を向上し、扉外表面の過加熱を防止するこ
とができる生ゴミ処理装置の扉構造を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、生ゴミを処理する処理
槽に設けられた生ゴミの投入口を開閉する扉を設けた生
ゴミ処理装置において、前記扉の内側周縁にパッキンを
装着し、このパッキンは、扉の閉鎖時に扉の一部によっ
て投入口の外側周縁に押圧されて圧縮されるように可圧
縮部を備えていることを要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記扉を構成する外側板及び内側板はスペーサを介
して所定の間隔で連結され、前記外側板の外周縁に設け
たフランジと内側板の外周縁に設けたフランジとの間に
形成されたパッキン収容空間に前記パッキンが収容され
ていることを要旨とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
において、前記パッキンは横断面が扁平状のシール板部
と、その内側面に一体的に形成された一つ又は複数の可
圧縮部としての可圧縮脚部とにより形成されていること
を要旨とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3におい
て、前記扉の内側板又は外側板の一方の側板のフランジ
に前記パッキンを支持し、他方の側板と投入口の外側周
縁との間でパッキンを圧縮するように構成し、その圧縮
方向を前記パッキンの可圧縮脚部の延びる方向としたこ
とを要旨とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一項において、前記扉の外側板と内側板を断熱
材よりなるスペーサを介して連結し、両側板の間に断熱
材を介在させて両側板が直接接触しないように構成した
ことを要旨とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一項において、前記扉の内側板と外側板の間に
内外一対のスペーサを介してパッキン取付プレートを連
結し、前記一対のスペーサのうち少なくとも内側のスペ
ーサを断熱材により形成したことを要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を業務用の生ゴミ
処理装置の扉構造として具体化した一実施形態を図1〜
図6に基づいて説明する。
【0017】図5,6に示すように複数本の角パイプを
溶接により縦長四角枠状に組み合わせてなるフレーム1
1の内部には有底筒状をなす生ゴミの処理槽12が装着
されている。処理槽12の前面には生ゴミを投入する投
入口13が設けられ、処理槽12の下部には生ゴミを攪
拌粉砕する攪拌羽根14が装着されている。前記処理槽
12の平面四角形状をなす上端開口部には外側方へ延び
るフランジ15が一体に折り曲げ形成されている。この
フランジ15の下面は前記フレーム11の上端部を構成
する水平角パイプ11aに耐熱性と硬度を有する断熱材
16(本実施形態ではニチアス株式会社製「NAラック
ス」)を介して支持されている。前記フランジ15の上
面には前記断熱材16と同様の断熱材17を介して天板
18が支持され、前記フランジ15、断熱材16、1
7、天板18はボルト19によってフレーム11の水平
角パイプ11aに締め付け固定されている。
【0018】前記天板18の上面には処理槽12内の生
ゴミに対し温風を供給して乾燥させるための温風供給装
置20が装着されている。この温風供給装置20はモー
タ21によって回転される送風ファン22を備えてお
り、ヒータ23の熱を送風ファン22によって生ゴミに
吹き付け、生ゴミを乾燥するようになっている。前記天
板18の下面には触媒脱臭装置24が装着されている。
この触媒脱臭装置24により生ゴミから発生した臭気を
含む蒸気を吸引して加熱脱臭した後、排気管25、排気
ファン26、排気ダクト27及び排気筒28によって処
理槽12外部へ排出するようになっている。
【0019】次に、図1〜図4により前記投入口13を
開閉する扉31について説明する。前記投入口13の外
周縁には正面から見て四角環状をなす金属製のフランジ
32が溶着され、前記フレーム11には支持軸33によ
り前記扉31の下端部が上下方向の開閉回動可能に装着
されている。この実施形態では前記フランジ32が投入
口13の外側周縁となる。図4に示すように扉31を構
成する例えばステンレススチール製の板材よりなる外側
板34の外周縁には補強用のフランジ34aが断面コの
字状に折り曲げ形成されている。前記外側板34の内側
面にはボルト35が縦横にそれぞれ複数箇所に所定のピ
ッチで溶接され、同ボルト35に対し耐熱性と硬度を有
するスペーサとしての断熱材36(本実施形態ではニチ
アス株式会社製「NAラックス」)がそれに設けた挿通
孔36aを用いて取り付けられている。スペーサ36の
表面には正面四角形状をなすステンレススチール製のパ
ッキン取付プレート37が接合されている。このパッキ
ン取付プレート37に形成した挿通孔37aを貫通した
前記ボルト35にナット38を螺合することによって外
側板34、断熱材36及びパッキン取付プレート37が
締め付け固定されている。
【0020】前記パッキン取付プレート37の内側方に
は正面横長四角形状をなすステンレススチール製の内側
板39がスペーサとしてのスペーサ枠40を介して取り
付けられている。前記スペーサ枠40は耐熱性樹脂、例
えばフェノール積層板(本実施形態では住友ベークライ
ト株式会社製「ベーク」)により形成され、それらの両
端部にはネジ孔40a,40aが形成されている。前記
パッキン取付プレート37の背面側からこのパッキン取
付プレート37に形成した孔37bを貫通してスペーサ
枠40の一方のネジ孔40aに螺合したビス41と、内
側板39の外側からこの内側板39に設けた孔39aを
貫通して前記スペーサ枠40の他方のネジ孔40aに螺
合したビス42とによりパッキン取付プレート37と内
側板39が所定の間隔をもって連結されている。
【0021】前記パッキン取付プレート37の外周縁に
はフランジ37cが内側板39側へ直角に折り曲げ形成
され、内側板39の外周縁にはパッキン取付プレート3
7側へフランジ39bが直角に折り曲げ形成されてい
る。そして、前記パッキン取付プレート37、フランジ
37c及びフランジ39bにより正面四角環状のパッキ
ン収容溝Rが形成され、このパッキン収容溝Rには例え
ばシリコンゴム等の耐熱性を有する合成樹脂製のパッキ
ン43が収容されている。
【0022】図1に示すように、上記パッキン43はシ
ール板部43aとその裏面側に一体に形成した可圧縮部
としての複数の可圧縮脚部43bにより形成されてい
る。前記シール板部43aと最外周の可圧縮脚部43b
との連結部には係合溝43cが形成され、前記外側板3
4のフランジ34aの周縁を係合溝43cに係合するこ
とによりパッキン43が扉31から離脱しないようにし
ている。前記パッキン43の可圧縮脚部43bの最外周
面は前記フランジ37cの内面によって位置規制され、
最内周に位置する可圧縮脚部43bは前記内側板39の
フランジ39bの外周面によって位置規制されている。
さらに、前記各可圧縮脚部43bの先端面はパッキン取
付プレート37によって位置規制されている。前記各可
圧縮脚部43bの間に形成された空隙43dは可圧縮脚
部43bの圧縮時に変形を許容する空間として機能す
る。
【0023】前記扉31の閉鎖状態におけるパッキン4
3の圧縮率{(パッキンの圧縮寸法÷パッキンの全厚さ
寸法)×100}は、例えば3〜20%に設定されてい
る。前記パッキン取付プレート37と内側板39との隙
間には耐熱性と硬度を有する断熱材44a(本実施形態
ではニチアス株式会社製「NAラックス」)と、ガラス
繊維入り耐熱材44b(本実施形態ではニチアス株式会
社製「スーパーフェルトン」)が介在され、ボルト57
とナット58にて固定されている。前記投入口13には
生ゴミ案内板45が下端部において軸46によって上下
方向の回動可能に取り付けられている。生ゴミ案内板4
5の上端部は、前記内側板39の最上部のビス42を利
用して取り付けられた押さえ板47によって内側板39
に沿うよう位置規制されている。なお、前記外側板34
の上下及び左右両側内面にはアングル材よりなる補強板
48が溶接されている。
【0024】前記扉31の上部にはロック機構51が設
けられている。このロック機構51は前記外側板34の
上部外側面に対し支持台52をボルト53により固定
し、支持台52にロックレバー54を回動可能に軸着し
て構成されている。そして、操作レバー55を回動操作
することにより、フレーム11側に取り付けたロック部
材56に前記ロックレバー54の先端部を係合し、扉3
1を閉鎖状態に保持するようになっている。
【0025】次に、前記のように構成した生ゴミ処理装
置についてその動作を説明する。図2は扉31が閉鎖さ
れ、ロック機構51によりロックされた状態を示す。こ
の状態において扉31側の操作レバー55を回動操作す
ることによりロックレバー54をロック部材56から離
脱させる。
【0026】次に、扉31を支持軸33を中心に反時計
回り方向に回動すると、図3に示すように投入口13が
開放状態となる。なお、扉31の開放状態においては、
扉31が所定の角度で停止されるように位置規制用の左
右一対のリンク(図示略)が設けられている。
【0027】この状態で投入口13から生ゴミをフレー
ム11内に投入する。そして、図3に示す開放状態から
扉31を図2に示す閉鎖状態に移動しロック機構51の
操作レバー55を操作してロックレバー54をロック部
材56に係合することにより投入口13を再び閉鎖状態
に保持する。
【0028】この状態で、攪拌羽根14を回転させると
ともに温風供給装置20、触媒脱臭装置24及び排気フ
ァン26を起動し、生ゴミを攪拌粉砕しつつ温風を生ゴ
ミに吹き付けて乾燥させる。乾燥後の臭気を含んだ蒸気
は、触媒脱臭装置24により脱臭処理されて排気ファン
26により外部に排出される。なお、排気された空気に
相当する外気は天板18に設けた導入口(図示略)から
補給される。
【0029】処理槽12内の生ゴミが充分粉砕乾燥され
たら、処理槽12に設けた図示しない排出口のシャッタ
ーを開放するとともに、攪拌羽根14を逆回転させる。
これによって処理槽12内の処理残滓が排出口から外部
に排出される。
【0030】次に、前記のように構成した生ゴミ処理装
置について、その効果を構成とともに列記する。 (1)扉31側に取り付けたパッキン43の横断面構造
をシール板部43aと複数の可圧縮脚部43bとにより
構成し、所定の圧縮率(3〜20%)で圧縮が行われる
ようにした。このため、図1(a)に示す扉31の開放
状態から図1(b)に示す閉鎖状態においてシール板部
43aがフランジ32に押圧接触される際、複数の可圧
縮脚部43bが弾性変形して適正に圧縮される。従っ
て、扉31をフランジ32に押圧して締め付ける外部操
作力を軽減することができるとともに、パッキン43の
所定の圧縮率を確保してシール性を向上することができ
る。
【0031】(2)前記パッキン43がシール板部43
aと可圧縮脚部43bとにより構成され、横断面積が少
なく、かつ内部に断熱作用の高い空隙43dが形成され
ている。このため加熱された処理槽12からフランジ3
2及びパッキン43を介してパッキン取付プレート37
へ伝達される熱エネルギーが低減され断熱効果を向上し
て処理槽12内の熱効率を高めることができる。
【0032】(3)パッキン取付プレート37と内側板
39との間に介在されたスペーサ枠40を耐熱性樹脂材
等の断熱材により形成したので、フレーム11内の熱エ
ネルギーが内側板39からパッキン取付プレート37に
伝達され難くなり、この点からも断熱効果を向上して処
理槽12内の熱効率を高めることができる。
【0033】(4)外側板34とパッキン取付プレート
37との間に断熱材36を介在したので、パッキン取付
プレート37から外側板34に伝達される熱エネルギー
を抑制し、外側板34の温度上昇を抑制することができ
る。
【0034】(5)処理槽12の上部外周縁に形成した
フランジ15とフレーム11の上端縁との間に断熱材1
6を介在したので、処理槽12からフランジ15を介し
てフレーム11に伝達される熱エネルギーを抑制して、
断熱効果を向上でき、処理槽12の熱効率を高めること
ができる。
【0035】(6)外側板34のフランジ34aに前記
パッキン43を支持し、パッキン取付プレート37と投
入口13のフランジ32との間でパッキン43を圧縮す
るように構成し、その圧縮方向を前記パッキン43の可
圧縮脚部43bの延びる方向とした。このため、パッキ
ン43の圧縮動作を円滑に行うことができる。
【0036】(7)前記扉31の外側板34と内側板3
9を断熱材よりなるスペーサ枠40を介して連結し、両
側板34,39の間に断熱材44a、耐熱材44bを介
在させて両側板が直接接触しないようにした。このた
め、扉の断熱効果を向上することができる。
【0037】(8)前記扉31の内側板39と外側板3
4の間に断熱材36及びスペーサ枠40を介してパッキ
ン取付プレート37を連結し、前記スペーサ枠40を断
熱材により形成した。このため扉の断熱効果を向上する
ことができる。
【0038】なお、前記実施形態は以下のように変更し
て具体化することもできる。 ○ 図7(a)に示す別例は、パッキン取付プレート3
7を省略して、スペーサ枠40により外側板34と内側
板39を連結している。内側板39に形成したフランジ
39bにさらにフランジ39cを直角に折り曲げ形成
し、フランジ39b,39cによりパッキン43を支持
している。又、外側板34のフランジ34aによりパッ
キン43を把持している。
【0039】この別例においては、前記実施形態の効果
(1),(2)以外に、扉31の構造を簡素化すること
ができる。 ○ 図7(b)に示す別例は、内側板39に設けたフラ
ンジ39bに把持フランジ39dを折り曲げ形成し、こ
の把持フランジ39dによりパッキン43を把持し、外
側板34によりパッキン43を支持し、フランジ34a
によりパッキン43の外周面を位置規制している。
【0040】○ 図8(a)に示すようにパッキン43
のシール板部43aに横断面形状がチューブ状をなす可
圧縮部43eを形成して可圧縮部43eをフランジ32
に接触してもよい。又、同図(b)に示すようにパッキ
ン43の可圧縮部43eをパッキン収容溝Rの内側に収
容してもよい。
【0041】○ パッキン43の可圧縮脚部43bを一
箇所、二箇所、三箇所又は五箇所以上の任意の箇所に設
けてもよい。 ○ 前記実施形態ではパッキン43の圧縮方向を可圧縮
脚部43bの延びる方向としたが、可圧縮脚部43bを
圧縮方向と傾斜するようにしてもよい。
【0042】前記実施形態から把握される請求項以外の
技術思想について以下に説明する。 (技術思想1)生ゴミの投入口(13)を開閉する扉
(31)の外側板(34)と内側板(39)との外周側
の突合部に断熱材を兼用するパッキン(43)を介在さ
せた扉の断熱構造。
【0043】この技術思想1では処理槽12から外側板
34への熱エネルギーの伝達がパッキン43により抑制
されるので、外側板34の過加熱を防止することができ
る。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜6記載の
発明は、生ゴミ投入口の開閉用の扉を閉鎖する際の操作
力を低減して、非力な操作者でも容易に閉鎖することが
できるとともに、閉鎖部のシール性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は生ゴミ処理装置の扉構造を具体化し
た一実施形態の要部の扉開放状態を示す拡大断面図、
(b)は扉閉鎖状態の拡大断面図。
【図2】 生ゴミ処理装置の扉の閉鎖状態を示す縦断面
図。
【図3】 扉の開放状態を示す縦断面図。
【図4】 扉の分解斜視図。
【図5】 生ゴミ処理装置の正断面図。
【図6】 生ゴミ処理装置の右側断面図。
【図7】 (a)、(b)はパッキンの取付構造の別例
を示す部分断面図。
【図8】 (a)、(b)はパッキンの別例を示す部分
断面図。
【符号の説明】
R…パッキン収容溝、12…処理槽、13…投入口、3
1…扉、32…外側周縁、34…外側板、34a…フラ
ンジ、37…パッキン取付プレート、39…内側板、4
0…スペーサ、43…パッキン、43a…シール板部、
43b…可圧縮部としての可圧縮脚部、44a…断熱
材、44b…耐熱材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 謙二 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジーサ ポート 株式会社内 (72)発明者 鈴木 剛 愛知県名古屋市天白区大根町360−3番地 Fターム(参考) 3J040 AA02 AA13 BA07 EA01 EA16 EA22 FA05 HA06 HA15 HA22 3L113 AA06 AB02 AC08 AC25 AC45 AC46 AC52 AC58 AC63 AC68 AC75 AC77 AC87 BA01 DA07 DA30 4D004 AA03 CA15 CA19 CA22 CA42 CA48 CB04 CB28 CB36 CB42 CC09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミを処理する処理槽(12)に設け
    られた生ゴミの投入口(13)を開閉する扉(31)を
    設けた生ゴミ処理装置において、 前記扉(31)の内側周縁にパッキン(43)を装着
    し、このパッキン(43)は、扉(31)の閉鎖時に扉
    (31)の一部によって投入口(13)の外側周縁(3
    2)に押圧されて圧縮されるように可圧縮部を備えてい
    ることを特徴とする生ゴミ処理装置の扉構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記扉(31)を構
    成する外側板(34)及び内側板(39)はスペーサ
    (36,40)を介して所定の間隔で連結され、前記外
    側板(34)の外周縁に設けたフランジ(34a)と内
    側板(39)の外周縁に設けたフランジ(39b,39
    c)との間に形成されたパッキン収容溝(R)に前記パ
    ッキン(43)が収容されている生ゴミ処理装置の扉構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記パッキン
    (43)は横断面が扁平状のシール板部(43a)と、
    その内側面に一体的に形成された一つ又は複数の可圧縮
    部としての可圧縮脚部(43b)とにより形成されてい
    る生ゴミ処理装置の扉構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記扉(31)の内
    側板(39)又は外側板(34)の一方の側板のフラン
    ジ(34a,39b)に前記パッキン(43)を支持
    し、他方の側板と投入口(13)の外側周縁(32)と
    の間でパッキン(43)を圧縮するように構成し、その
    圧縮方向を前記パッキン(43)の可圧縮脚部(43
    b)の延びる方向とした生ゴミ処理装置の扉構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記扉(31)の外側板(34)と内側板(39)を断
    熱材よりなるスペーサ(40)を介して連結し、両側板
    (34,39)の間に断熱材(44a,44b)を介在
    させて両側板が直接接触しないように構成した生ゴミ処
    理装置の扉構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記扉(31)の内側板(39)と外側板(34)の間
    に内外一対のスペーサ(40,36)を介してパッキン
    取付プレート(37)を連結し、前記一対のスペーサ
    (40,36)のうち少なくとも内側のスペーサ(4
    0)を断熱材により形成した生ゴミ処理装置の扉構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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