JP2002057577A - Pll周波数シンセサイザ - Google Patents

Pll周波数シンセサイザ

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JP2002057577A
JP2002057577A JP2000243705A JP2000243705A JP2002057577A JP 2002057577 A JP2002057577 A JP 2002057577A JP 2000243705 A JP2000243705 A JP 2000243705A JP 2000243705 A JP2000243705 A JP 2000243705A JP 2002057577 A JP2002057577 A JP 2002057577A
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pll
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reference signal
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Yoshiyuki Hata
善之 畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLLループの矩形波動作による広帯域ノイ
ズの発生を最小限におさえ、分周比の増加による外乱特
性や雑音特性の劣化が少なく、低位相雑音であり、衝撃
や振動に強く、周波数をプログラマブルに変更できるP
LL周波数シンセサイザを提供することを目的とする。 【解決手段】 基準信号を発生する基準信号発生器1
と、基準信号を所望の周波数に逓倍する逓倍器2と、逓
倍器の出力信号と外部出力信号との乗算により和と差の
周波数を求めるミキサ4と、ミキサの出力信号の不要成
分を取り除くフィルタ5と、逓倍器の出力信号とフィル
タの出力信号との位相差信号を出力するアナログ位相比
較器6と、位相差信号から不要成分を取り除き制御電圧
を出力するループフィルタ7と、制御電圧に応じて周波
数を変化させる電圧制御発振器8とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機器をはじ
め、各種用途に利用される発信器のPLL(Phase
−Locked Loop)周波数シンセサイザに関わ
り、特にその回路構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来より一般的に利用されている
パルススワロー方式のPLL周波数シンセサイザを示す
ブロック図である。図5に示されるように、このPLL
周波数シンセサイザは、基準信号を発生する基準信号発
生器101と、基準信号発生器101の出力側に接続さ
れたリファレンスカウンタ102と、リファレンスカウ
ンタ102の出力側と後述する分周器107の出力側に
接続されたディジタル位相比較器103と、ディジタル
位相比較器103の出力側に接続されたループフィルタ
104と、ループフィルタ104の出力側に接続された
VCO(電圧制御発信器)105と、VCO105の出
力側に接続された方向性結合器106と、方向性結合器
106の一方の出力側に接続された分周器107とから
構成されている。
【0003】以下に、図5に示されたPLL周波数シン
セサイザの動作について説明する。基準信号発生器10
1より出力されたループの基準信号は、リファレンスカ
ウンタ102により1/Rに分周され、ディジタル位相
比較器103に入力される。VCO105はループフィ
ルタ104より出力される制御電圧に対応する周波数の
正弦波を出力する。VCO105から出力された信号は
方向性結合器106により外部に所望の信号として出力
される一方、出力の一部を取り出し分周器107に出力
される。分周器107はあらかじめ設定された分周比P
N+Aで入力信号を分周し、ディジタル位相比較器10
3に出力する。ここで、Pはプリスケーラ分周比、Nは
プログラマブルカウンタの分周比、Aはスワローカウン
タの分周比である。ディジタル位相比較器103は、リ
ファレンスカウンタ102からの出力信号とVCO10
5の出力信号を所定の分周比で分周した分周器107の
出力信号とを比較し、それらの位相差を検出し、誤差信
号としてループフィルタ104に出力する。以上がルー
プ一巡の動作であり、この動作を繰り返すことにより、
所望の周波数を持つ正弦波を基準発振器の位相雑音精度
に近い状態で発生することができる。
【0004】次に、スペクトルの観点から、従来のPL
L周波数シンセサイザの動作を図6を参照して説明す
る。図6において、401は基準信号のスペクトル、4
02はVCOのスペクトル、403は分周器や位相比較
器で発生する雑音を重畳して考えた時の等価基準発振器
スペクトル、404はループフィルタの定数を最適に設
定した時に得られる所望出力スペクトル、405はルー
プフィルタの帯域幅である。基準信号のスペクトル40
1には、各部で発生する雑音が重畳され劣化し、結果的
に位相雑音特性が劣化した等価基準発振器スペクトル4
03の様になると考えることができる。VCOのスペク
トル402と位相雑音特性が劣化した等価基準発振器ス
ペクトル403が交わる周波数にループフィルタの帯域
幅405を設定した時、位相雑音特性が最良になる所望
出力スペクトル404を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術で説明したディジタル位相比較器103やリファ
レンスカウンタ102及び分周器107は、矩形波を取
り扱うディジタル動作となるので、広帯域ノイズの発生
は避けられない。これにより、基準信号発生器101に
いくら位相雑音の低い発振器を用いたところで、ディジ
タル動作を行う部分から発生する広帯域ノイズが基準信
号のスペクトル401に重畳される形になるので、所望
出力スペクトル404の位相雑音の改善量には限界が生
じる。
【0006】また、現在の主流であるこれらの矩形波動
作によるディジタルPLL周波数シンセサイザでは、分
周器107は高速動作となり広帯域ノイズの発生という
重大問題は避けることはできない。また、分周器107
の分周比は一般に大きくなることから、分周器107内
の各カウンタの温度特性や遅延特性のばらつき等により
位相ジッタが発生し、位相雑音の増大も否めない。ま
た、振動などの衝撃に弱いという欠点がある。
【0007】本発明は上述した課題に鑑みてなされたも
のであり、PLLループの矩形波動作による広帯域ノイ
ズの発生を最小限におさえ、分周比の増加による外乱特
性や雑音特性の劣化が少なく、低位相雑音であり、衝撃
や振動に強く、周波数をプログラマブルに変更できるP
LL周波数シンセサイザを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明に係るPLL周波数シンセサイザは、基
準信号に基づいて所望の周波数を得て外部出力信号とし
て出力するPLL周波数シンセサイザにおいて、基準信
号を発生する基準信号発生器と、前記基準信号を所望の
周波数に逓倍する逓倍器と、前記逓倍器の出力信号と前
記外部出力信号との乗算により和と差の周波数を求める
ミキサと、前記ミキサの出力信号の不要成分を取り除く
フィルタと、前記逓倍器の出力信号と前記フィルタの出
力信号との位相差信号を出力するアナログ位相比較器
と、前記位相差信号から不要成分を取り除き制御電圧を
出力するループフィルタと、前記制御電圧に応じて周波
数を変化させる電圧制御発振器を備えたことを特徴とす
るものである。
【0009】また、本発明に係るPLL周波数シンセサ
イザは、基準信号に基づいて所望の周波数を得て外部出
力信号として出力するPLL周波数シンセサイザにおい
て、基準信号を発生する基準信号発生器と、前記基準信
号を所望の周波数に逓倍する逓倍器と、前記逓倍器の出
力信号と電圧制御発振器の出力信号との位相差信号を出
力するアナログ位相比較器と、前記位相差信号から不要
成分を取り除き制御電圧を出力するループフィルタと、
前記制御電圧に応じて周波数を変化させる電圧制御発振
器を備えたことを特徴とするものである。
【0010】なお、上記課題は、PLL周波数シンセサ
イザを、基準信号に基づいて所望の周波数を得て外部出
力信号として出力するPLL周波数シンセサイザにおい
て、基準信号を発生する基準信号発生器と、矩形波によ
る動作を基本とする位相比較器及び分周器から構成さ
れ、基準信号周波数よりも高く、所望の信号周波数より
低い周波数を出力する第一のPLL周波数シンセサイザ
と、前記第一のPLL周波数シンセサイザより発生した
信号を基準信号とし、所望の周波数の信号を発生するた
めに、アナログ動作による位相比較器及び逓倍器を用い
た第二のPLLシンセサイザとで構成することによって
も解決することができる。
【0011】以上のような構成によれば、PLLループ
の矩形波動作による広帯域ノイズの発生を最小限におさ
え、分周比の増加による外乱特性や雑音特性の劣化が少
なく、低位相雑音であり、衝撃や振動に強く、周波数を
プログラマブルに変更できるPLL周波数シンセサイザ
を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1に係るPL
L周波数シンセサイザを示すブロック図である。図1に
示すように、このPLL周波数シンセサイザは、基準信
号を発生する基準信号発生器1と、基準信号発生器1の
出力側に接続された逓倍器2と、逓倍器2の出力側に接
続された分配器3と、分配器3の一方の出力側とローパ
スフィルタ5の出力側に接続されたアナログ位相比較器
6と、アナログ位相比較器6の出力側に接続されたルー
プフィルタ7と、ループフィルタ7の出力側に接続され
たVCO8と、VCO8の出力側に接続された方向性結
合器9と、方向性結合器9の一方の出力側と分配器3の
一方の出力側に接続された周波数変換用のミキサ4と、
ミキサ4の出力側に接続されたローパスフィルタ5とか
ら構成されている。
【0013】以下に、図1で示されたPLL周波数シン
セサイザの動作について説明する。説明を行う上で、基
準信号発生器1の発振周波数をA、逓倍器の逓倍率を
N、所望の発振周波数をBとし、N×A=B/2の関係
があるものとする。また、ループが安定するまでに、V
CO8が出力する信号周波数と所望周波数との誤差をΔ
とする。
【0014】基準信号発生器1から出力された発振周波
数Aの信号は逓倍器2に入力され、周波数がN倍に逓倍
され周波数N×Aの信号となり、分配器3に出力され
る。分配器3は入力信号を電気的に等分配し、ミキサ4
とアナログ位相比較器6に出力する。ミキサ4は、分配
器3から出力される周波数N×Aの信号とVCO8の出
力の一部として方向性結合器9より出力される周波数B
+Δの信号を乗算し、周波数(B+Δ)+N×A、(B
+Δ)−N×Aの2つの信号をローパスフィルタ5に出
力する。ローパスフィルタ5はミキサ4からの出力信号
の不要成分を取り除く。ここでは仮に和の周波数を不要
成分とする。ローパスフィルタ5は周波数(B+Δ)−
N×Aの信号をアナログ位相比較器6に出力する。アナ
ログ位相比較器6は、周波数(B+Δ)−N×Aの信号
と分配器3より出力された周波数N×Aの信号との位相
を比較し、その誤差をループフィルタ7に出力する。こ
の時、アナログ位相比較器6で行われる周波数演算は、
次式のようになる。
【0015】 {(B+Δ)−N×A}−N×A (1)
【0016】また最初に仮定した通り、N×A=B/2
の関係があるので、式(1)は結局Δとなり、この誤差
Δがループフィルタ7に出力される。ループフィルタ7
は誤差信号Δより不要成分を取り除き、VCO8の制御
電圧としてVCO8に出力する。以上がループ一巡の動
作であり、ループの動作を繰り返すことにより、ループ
は安定し所望の周波数の信号を得ることができる。
【0017】本形態では、ディジタル位相比較器及びデ
ィジタル動作の分周器を使用していないので、広帯域ノ
イズの発生は無く、PLL出力信号の位相雑音を基準信
号発生器1の位相雑音に限りなく近付けることができ
る。周波数の可変性については、基準信号発生器1の発
振周波数を出力周波数より逆算することにより求めるこ
とができ、例えば、基準信号発生器1に水晶振動子を用
いるとすれば、周波数の異なる水晶振動子ヘ積み替える
ことで対応可能となる。
【0018】実施の形態2.図2は本発明の実施の形態
2に係るPLL周波数シンセサイザを示すブロック図で
ある。図2に示すように、このPLL周波数シンセサイ
ザは、基準信号を発生する基準信号発生器1と、基準信
号発生器1の出力側に接続された逓倍器2と、逓倍器2
の出力側と後述の方向性結合器9の一方の出力側に接続
されたアナログ位相比較器6と、アナログ位相比較器6
の出力側に接続されたループフィルタ7と、ループフィ
ルタ7の出力側に接続されたVCO8と、VCO8の出
力側に接続された方向性結合器9とから構成されてい
る。
【0019】図2で示されたPLL周波数シンセサイザ
は、基準信号発生器1からの出力信号を逓倍器2により
所望の周波数に逓倍した出力信号と、その後VCO8の
出力の一部として方向性結合器9で出力される所望の周
波数の出力信号とをアナログ位相比較器6で比較し、そ
の誤差信号をループフィルタ7へ出力するよう動作す
る。この実施の形態は、逓倍による位相雑音の低下が無
視できるほど所望の周波数が低い場合に適用される。
【0020】実施の形態3.図3は本発明の実施の形態
3に係るPLL周波数シンセサイザを示すブロック図で
ある。図3において、PLL周波数シンセサイザ100
は従来のディジタル位相比較器等のディジタル動作部を
伴うPLL周波数シンセサイザ(第一のPLL周波数シ
ンセサイザ)を示しており、ここでの説明を省略する。
本実施の形態では、従来のディジタル動作のPLL10
0を使用し、ディジタル動作が低速の場合、発生するノ
イズ量も少ないという自然現象を利用し、まず広帯域ノ
イズの発生が十分低くなるような周波数で発振させ、こ
の信号を逓倍器でN逓倍し、実施の形態1に記載したア
ナログ動作のPLL(第二のPLL周波数シンセサイ
ザ)により所望周波数を得ようとする回路構成を示して
いる。簡単に言えば、1段目のディジタルPLLである
程度低い周波数を発振し、それをアナログ的に逓倍し、
その後アナログPLLで周波数ロックを行うというもの
である。周波数の可変性については、1段目のディジタ
ルPLLの分周比を変えることにより実現できる。
【0021】図4は、アナログ動作のPLLにより生成
した信号スペクトルと、ディジタル動作のPLLにより
生成した信号スペクトルとを比較する図である。図4に
おいて、図6と同一番号は図6に示された対象と同一物
を示しており、ここでの説明を省略する。406はアナ
ログPLLにおいてループフィルタの定数を最適に設定
した時に得られる所望出力スペクトル、407はアナロ
グPLLにおけるループフィルタの帯域幅、408はア
ナログPLLでの雑音を重畳した等価基準発振器スペク
トルである。図4から明らかなように、アナログPLL
により生成したスペクトル406の方が位相雑音が低い
ことがわかる。この理由は、アナログPLLに供される
基準スペクトルでは、ディジタルPLLにおけるディジ
タル雑音による基準スペクトルの劣化が無いからであ
る。アナログPLLにおける等価基準発振器スペクトル
408においても、雑音の重畳が少ないことが分かる。
これにより、ループフィルタの帯域幅をディジタルPL
Lの場合より広くすることができるので、アナログPL
LはディジタルPLLより低位相雑音となる。
【0022】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明に係るP
LL周波数シンセサイザによれば、ディジタル動作の位
相比較や分周を極力避け、ディジタル動作による広帯域
雑音の発生を防ぐことにより、位相雑音特性の良いPL
L周波数シンセサイザを提案することができる。分周す
るにはディジタル動作が必要になるので、本発明では分
周の代わりに逓倍を用いている。これにより、ディジタ
ル分周器が発生するような広帯域ノイズは発生しない。
また、位相比較においてもアナログ位相比較器を用い、
広帯域ノイズの発生を抑制していることから、最終的に
得られる出力スペクトルの位相雑音特性はディジタルP
LLに比べ、改善されているという効果がある。本発明
により提供される低位相雑音PLL周波数シンセサイザ
を、発振器の位相雑音特性が直接特性の劣化に結びつく
ような高速無線データ伝送などに用いることで、従来の
PLL周波数シンセサイザでは不可能である高速伝送が
可能になるという効果がある。また、ディジタル分周器
での高速分周動作がないので、衝撃特性も向上されると
いう効果もある。また、アナログPLLでは系の大半が
受動部品で構成されるので、低消費電力化にも効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるPLL周波数シ
ンセサイザの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2におけるPLL周波数シ
ンセサイザの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態3におけるPLL周波数シ
ンセサイザの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の説明図である。
【図5】従来技術おけるPLL周波数シンセサイザの構
成を示すブロック図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1,101 基準信号発生器、102 リファレンスカ
ウンタ、103 ディジタル位相比較器、2 逓倍器、
3 分配器、4 ミキサ、5 ローパスフィルタ、6
アナログ位相比較器、7,104 ループフィルタ、
8,105 VCO、9,106 方向性結合器、10
7 分周器、100 PLL周波数シンセサイザ、40
1 基準信号のスペクトル、402 VCOのスペクト
ル、403ディジタルPLLにおける等価基準発振器ス
ペクトル、404 ディジタルPLLにおける所望出力
スペクトル、405 ディジタルPLLにおけるループ
フィルタの帯域幅、406 アナログPLLにおける所
望出力スペクトル、407アナログPLLにおけるルー
プフィルタの帯域幅、408 アナログPLLにおける
等価基準発振器スペクトル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準信号に基づいて所望の周波数を得て
    外部出力信号として出力するPLL周波数シンセサイザ
    において、 基準信号を発生する基準信号発生器と、前記基準信号を
    所望の周波数に逓倍する逓倍器と、前記逓倍器の出力信
    号と前記外部出力信号との乗算により和と差の周波数を
    求めるミキサと、前記ミキサの出力信号の不要成分を取
    り除くフィルタと、前記逓倍器の出力信号と前記フィル
    タの出力信号との位相差信号を出力するアナログ位相比
    較器と、前記位相差信号から不要成分を取り除き制御電
    圧を出力するループフィルタと、前記制御電圧に応じて
    周波数を変化させる電圧制御発振器と、 を備えたことを特徴とするPLL周波数シンセサイザ。
  2. 【請求項2】 基準信号に基づいて所望の周波数を得て
    外部出力信号として出力するPLL周波数シンセサイザ
    において、 基準信号を発生する基準信号発生器と、前記基準信号を
    所望の周波数に逓倍する逓倍器と、前記逓倍器の出力信
    号と電圧制御発振器の出力信号との位相差信号を出力す
    るアナログ位相比較器と、前記位相差信号から不要成分
    を取り除き制御電圧を出力するループフィルタと、前記
    制御電圧に応じて周波数を変化させる電圧制御発振器
    と、 を備えたことを特徴とするPLL周波数シンセサイザ。
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