JP2002057449A - ガス供給装置およびハンダ付け装置 - Google Patents
ガス供給装置およびハンダ付け装置Info
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Abstract
を効率良く防止しつつ、搬送軌跡より下側の空間を効率
良く低酸素濃度にできるガス供給装置及びハンダ付け装
置を提供する。 【解決手段】 ハンダ槽に溜めた溶融ハンダを略直線状
に配置されたノズルから噴出させて噴流波を形成しなが
ら、ハンダ付け対象物を搬送してハンダ付け面を前記噴
流波に接触させてハンダ付けするハンダ付け装置に装着
して、ガス供給部1〜3から不活性ガスを供給するガス
供給装置において、前記ガス供給部1〜3が装着された
状態で、前記ハンダ付け対象物の搬送軌跡より下方に位
置し、前記ノズルと略平行になるように配置すると共
に、前記ガス供給部1〜3は前記噴流波に対する接線の
方向に向けて開口したスリット2a,3aと、その接線
より下側の空間の何れかに向けて開口した開口部2b,
3bとを有する。
Description
ルから噴出させて噴流波を成形しながら、ハンダ付け対
象物を搬送して接触させてハンダ付けするハンダ付け装
置に装着して、ガス供給部から不活性ガスを供給するガ
ス供給装置、およびそのハンダ付け装置に関する。
等をハンダ付けする装置として、フローハンダ付け装置
と呼ばれるものが存在する。この装置は、ハンダ槽に溜
めた溶融ハンダをポンプ等で上方に流動させて直線状に
配置されたノズルから噴出させながら、プリント配線板
を搬送しつつその噴流波(単数又は複数のものがある)
の頂上にハンダ付け面を接触させて、ハンダ付けを行う
ものである。このような装置では、空気との接触による
溶融ハンダの酸化(ドロスの発生)を低減すると共に、
ハンダ付け性(濡れ性)を良好にする必要があり、その
ための技術として溶融ハンダの上方空間に不活性雰囲気
を形成する技術が知られている。
には、溶融ハンダと被ハンダ付けワークを接触させてハ
ンダ付けを行うガス雰囲気ハンダ付け装置において、両
者が接触する領域へ向けて不活性ガスを供給する放射状
のガス供給口筐を有し、それがガス放出口へ向けて流路
の断面積が徐々に増大すると共に、ガスを蛇行せしめる
流路形成板を設けたものが提案されている。
置では、不活性ガス雰囲気を全体に形成してガス濃度の
高い雰囲気を形成できるものの、プリント配線板の搬送
軌跡より上方にもガス供給口筐が配置されるため、余分
な空間が不活性ガス雰囲気となり、このため不活性ガス
の供給量を十分少なくするのが困難であった。また、搬
送軌跡の上方の空間を覆うカバーやフード等が必要であ
った。そして、このような搬送軌跡より上方にガス供給
口を設けて、ハンダ噴流波の頂上部付近にガス供給しな
いと、ハンダ噴流波の下降流が周辺の空気を巻き込んで
しまうため、ハンダ槽の下側空間の酸素濃度を十分低く
することができないと考えられていた。
号には、搬送軌跡より下側の空間に窒素を分散・供給す
る多孔質パイプを設けると共に、それをケージ状の囲い
部で上方から覆うことにより、ハンダ飛沫がかかり難く
したハンダ付け装置が提案されている。しかし、この装
置では、メンテナンス性は向上するものの、上記のよう
なハンダ噴流波の下降流による空気の巻き込みを防止し
難く、それを改善する余地があった。
下降流による空気の巻き込みを効率良く防止しつつ、搬
送軌跡より下側の空間を効率良く低酸素濃度にできるガ
ス供給装置及びハンダ付け装置を提供することにある。
を達成すべく、ガス供給の方向や供給部の配置、形状、
ガス流動等について鋭意研究したところ、ハンダ付け対
象物の搬送軌跡より下方の位置に配置するガス供給部
に、噴流波に対する接線の方向に向けて開口したスリッ
トと、その接線より下側の空間の何れかに向けて開口し
た開口部とを設けることにより、ハンダ噴流波の下降流
による空気の巻き込みを効率良く防止しつつ、搬送軌跡
より下側の空間を効率良く低酸素濃度にできることを見
出し、本発明を完成するに至った。
に溜めた溶融ハンダを略直線状に配置されたノズルから
噴出させて噴流波を形成しながら、ハンダ付け対象物を
搬送してハンダ付け面を前記噴流波に接触させてハンダ
付けするハンダ付け装置に装着して、ガス供給部から不
活性ガスを供給するガス供給装置において、前記ガス供
給部が装着された状態で、前記ガス供給部は前記ハンダ
付け対象物の搬送軌跡より下方に位置し、前記ノズルと
略平行になるように配置すると共に、前記ガス供給部は
前記噴流波に対する接線の方向に向けて開口したスリッ
トと、その接線より下側の空間の何れかに向けて開口し
た開口部とを有することを特徴とする。ここで、噴流波
に対する接線の方向に向けて開口したスリットとは、そ
のスリットから噴流波に対する接線を引いた時に、スリ
ットから流出するガスの最大線速の方向が、当該接線方
向とほぼ一致(±10°)することを指す。
軌跡に対して平行な角度から水平方向に対して上向きに
30°の角度で開口することが好ましい。ここで、搬送
軌跡に対して平行な角度とは、スリットの開口の方向に
応じて、水平方向に対して上向きの場合と下向きの場合
があり、例えば図2におけるスリット1aでは水平方向
に対して上向きとなり、スリット3aでは下向きとな
る。
て夫々配置され、上辺が前記噴流波の高さを超え、底辺
が前記溶融ハンダに浸漬し得る側板を備えると共に、そ
れらの側板間に前記ガス供給部を架設してあることが好
ましい。
端に配置されるガス供給部が、その下方に延設され、底
辺が前記溶融ハンダに浸漬し得る壁部を備えることが好
ましい。
槽に溜めた溶融ハンダを略直線状に配置されたノズルか
ら噴出させて噴流波を成形しながら、ハンダ付け対象物
を搬送してハンダ付け面を前記噴流波に接触させてハン
ダ付けするハンダ付け装置において、前記ハンダ付け対
象物の搬送軌跡より下方の位置に、前記ノズルと略平行
にガス供給部を配置すると共に、そのガス供給部は前記
噴流波に対する接線の方向に向けて開口したスリット
と、その接線より下側の空間の何れかに向けて開口した
開口部とを有することを特徴とする。
と、搬送軌跡より下方に位置するガス供給部が、噴流波
に対する接線の方向に向けて開口したスリットを有する
ため、そこから供給されるガスがガスカーテンの機能を
発揮しつつ、ハンダ噴流波と共に上方から巻き込まれる
空気を逆方向の流動により抑制することができる。ま
た、下側空間に向けて開口した開口部からのガスが、ガ
スカーテンより下側の空間を初期に素早くガス置換で
き、また常時には、スリットの両端部近傍や装置の隙間
等からの空気を流入を抑制できる。その結果、ハンダ噴
流波の下降流による空気の巻き込みを効率良く防止しつ
つ、搬送軌跡より下側の空間を効率良く低酸素濃度にで
きるガス供給装置を提供することができた。
行な角度から水平方向に対して上向きに30°の角度で
開口する場合、シミュレーションや実施例の結果が示す
ように、より少ないガス供給量で効率良く低酸素濃度に
することができる。
配置され、上辺が前記噴流波の高さを超え、底辺が前記
溶融ハンダに浸漬し得る側板を備えると共に、それらの
側板間に前記ガス供給部を架設してある場合、溶融ハン
ダの液面下まで延びる側板が噴流波の幅方向の両端と接
触して両者間の隙間を出来る限り無くすことにより、隙
間部分に拡散する空気で溶融ハンダが酸化するのを防ぐ
ことができる。また、側板間にガス供給部を架設してあ
るため、側板間の全体からガスを供給することができ、
上記ガスカーテンの遮蔽性をより高めることができる。
更に、側板の底辺が溶融ハンダに浸漬するため、装着す
るだけで、隙間なく高いシール効果が得られ、しかもハ
ンダ量(液面高さ)の変動に対応できる。
置されるガス供給部が、その下方に延設され、底辺が前
記溶融ハンダに浸漬し得る壁部を備える場合、溶融ハン
ダの液面下まで延びる壁部が、搬送方向の両端のガス供
給部より外側から拡散する空気の進入を防止できる。更
に、壁部の底辺が溶融ハンダに浸漬するため、装着する
だけで、隙間なく高いシール効果が得られ、しかもハン
ダ量(液面高さ)の変動に対応できる。
ハンダ槽に溜めた溶融ハンダを略直線状に配置されたノ
ズルから噴出させて噴流波を成形しながら、ハンダ付け
対象物を搬送してハンダ付け面を前記噴流波に接触させ
てハンダ付けするハンダ付け装置において、上記と同様
のガス供給部を備えるため、上記の如き作用効果によ
り、ハンダ噴流波の下降流による空気の巻き込みを効率
良く防止しつつ、搬送軌跡より下側の空間を効率良く低
酸素濃度にできる。
て、図面を参照しながら説明する。本発明のガス供給装
置は、ハンダ付け装置に装着して使用するものであり、
図2はガス供給装置を装着した状態のハンダ付け装置を
示すものである。このハンダ付け装置は、ハンダ槽10
に溜めた溶融ハンダ11を略直線状に配置されたノズル
12a,12bから噴出させて噴流波13a,13bを
形成しながら、ハンダ付け対象物14を搬送してそのハ
ンダ付け面14aを噴流波13a,13b接触させて、
ハンダ付けを行うものである。
2a,12bの下方に設けたポンプ15等による流動で
行うことができ、ノズル12a,12bから噴出した噴
流波13a,13bは、噴流ガイド16に沿って流下す
る。ハンダ付け対象物14は、各種コンベヤ(図示省
略)によって図示した搬送軌跡Lに沿って搬送され、そ
のハンダ付け面14aが2つの噴流波13aと13bに
順次接触される。
ことができるため、特に鉛フリーハンダ用のハンダ付け
装置に有用である。また、ハンダ付け装置には特にフー
ドやカーテンを設ける必要がなくなる。また、ガス供給
装置の構造がシンプルなため、市販されている多くのフ
ローハンダ付け装置に適用できる。
に、不活性ガスを供給するガス供給部1〜3を備え、ガ
ス供給部1〜3には供給ライン4を経て窒素ガス等が外
部から供給される。不活性ガスとしては、通常窒素ガス
や希ガス等が使用される。
態で、ハンダ付け対象物14aの搬送軌跡Lより下方に
なる位置に配置され、ノズル12a,12bと略平行に
なるように配置される。ガス供給部1〜3は、噴流波1
3a,13bに対する接線の方向に向けて開口したスリ
ット1a〜3aと、その接線より下側の空間の何れかに
向けて開口した開口部1b〜3bとを有する。図示した
好ましい例では、ガス供給部1〜3が何れも、接線の方
向に向けて開口したスリットを有するが、少なくとも何
れかのガス供給部1〜3が当該スリットを有していれば
よい。また、接線より下側の空間の何れかに向けて開口
した開口部も、少なくとも何れかのガス供給部1〜3が
有していればよい。
の供給ライン4と連通し、ガス噴出口を有する管部7を
設けてある。管部7は、スリット1a〜3aから流出す
るガスの流れを整流する上で、多孔質パイプや金属焼結
体などで形成するのが好ましい。供給ライン4は、ガス
ボンベやガス発生装置などに接続される。
軌跡Lに対して平行な角度から水平方向Hに対して上向
きに30°の角度で開口することが好ましい。例えば図
2に示す装置では、搬送軌跡Lが水平方向Hに対して6
°傾斜しているため、スリット1aでは水平方向Hに対
して上向きに6〜30°の角度で開口することが好まし
く、スリット3aでは水平方向Hに対して下向きに6°
〜上向きに30°の角度で開口することが好ましい。な
お、図3は、噴流13aに対する接線の方向に向けて開
口したスリット1aが、水平方向Hに対して上向きに5
°と30°の角度で開口する場合の例を示すものであ
る。
3a,13bの幅方向の両端に接触して夫々配置される
2枚の側板5を備える例を示す。その上辺5aは噴流波
13a,13bの高さを超え、底辺5bは溶融ハンダ1
1に浸漬して装着される。それらの側板5間には、前記
の如きガス供給部1〜3を架設してある。
両端に配置されるガス供給部1,3が、その下方に延設
され、底辺6aが溶融ハンダ11に浸漬し得る壁部6を
備える。前記の壁部6、側板5、ガス供給部1〜3等
は、ハンダが付着しにくい材料で作製するのが好まし
く、例えばチタン、ステンレス等が使用される。
ようにしてハンダ付け装置に装着される。即ち、噴流波
13a,13bに対して、ガス供給部1〜3が平行にな
るようハンダ付け装置に装着される。ガス供給装置はハ
ンダ槽10の縁において、ステンレス又はチタン製の金
具にて垂直に固定される。金具は、例えば側板5の各隅
4ヶ所に付けられる(図示省略)。
ハンダ付け装置において、前記ハンダ付け対象物の搬送
軌跡より下方の位置に、前記ノズルと略平行にガス供給
部を配置すると共に、そのガス供給部は前記噴流波に対
する接線の方向に向けて開口したスリットと、その接線
より下側の空間の何れかに向けて開口した開口部とを有
することを特徴とするものである。従って、本発明のガ
ス供給装置がハンダ付け装置と一体的に構成された点以
外は、全て前述と同様である。
送軌跡に対して平行な角度から水平方向に対して上向き
に30°の角度で開口することが好ましい。
の形態について説明する。
一次噴流波と二次噴流波とが存在するハンダ付け装置に
装着する例を示したが、単一の噴流波だけのハンダ付け
装置にも適用できる。その場合、前述の実施形態におい
て両端に配置されるガス供給部1,3により、ガス供給
部を構成すればよい。その際、搬送方向の下流側に配置
されるガス供給部のスリットも、水平方向に対して上向
きに5〜30°の角度で開口することが好ましい。
二次噴流波との中間のガス供給部が、その下方に延設さ
れ、底辺が溶融ハンダに浸漬し得る壁部を備える例を示
したが、中間のガス供給部は、図4に示すように、特に
壁部を備えなくてもよい。壁部を備えない場合、例えば
ガス噴出口を有する管部7と同心の管状の外管8が形成
され、その真下に向けて開口した開口部2bが設けられ
る。
示す形状のスリットを有する例を示したが、スリットの
形状は、噴流波に対する接線の方向に向けてガス供給で
きるように開口したものであれば何れでもよい。
形状のスリットが挙げられるが、図5(c)に示すスリ
ットでは、壁面に対して通常垂直な方向が最大線速の方
向になるため、壁面の角度によりスリットの開口方向が
決定される。また、スリットを複数列形成し、その一部
を接線より下側の空間に向けて開口する開口部としても
よい。
施例等について説明する。なお、雰囲気の分析は、次の
ようにして測定した。
y Helman Moriz社製)を使用した。採取
口を開けたダミー基板を噴流波に接するようにセット
し、採取口から内側の気体をポンプで吸引し、分析を行
った。測定箇所は、(a)一次噴流波の前方付近、
(b)一次噴流波と二次噴流波の間、及び(c)二次噴
流波の後方付近の3箇所である。
ックI)に、図1に示すガス供給装置を装着して窒素ガ
スを23Nm3 /hで供給した。ガス供給装置は、側板
の底辺の長さが370mm、側板間の間隔が550m
m、搬送上流側の高さが50mm、搬送下流側の高さが
100mm、側板の上辺の傾斜角度が6°とした。窒素
ガスの供給を続け、酸素濃度が各部で一定となった時点
で、各部の雰囲気の分析を行った。
(b)の位置では40ppm、(c)の位置では40p
pmであった。なお、ショートフード型と呼ばれるフー
ドを有するタイプでは、一般的に100〜200ppm
であり、本発明ではこれより大幅に低酸素濃度とするこ
とができた。
フリーハンダ(Sn−3.5Ag−0.5Cu)とフラ
ックス(日本アルファメタルズ社製,ソルボンド,固形
分7wt%)を用いて、ハンダ付けを行った。その結
果、上記の条件では、大気中でのハンダ付けと比較し
て、濡れ性が大幅に改善されており、品質向上や欠損率
の低下が期待できる。また、ドロスの発生量について
も、大気中の場合と比較して、窒素ガス供給量23Nm
3 /h以上では、30%以下に低減できた。
いて、コンピュータモデリングを行って、スリットと開
口部からのガスの流れを視覚化することで、酸素濃度の
低減効果がどのようなガスの流動によって可能となる
か、また酸素濃度の低減効果が最も良好となるガス供給
部の位置やスリットの開口方向は何れかなどについて調
べた。その結果、ガスの流れが、噴流波によって巻き込
まれる空気に対して、逆方向に流れ、それによって空気
を遮蔽している様子が観察された。
濃度の低減効果が最も良好なガス供給部の位置やスリッ
トの開口方向は、図4に示すガス供給部において、一次
噴流波に対する接線の角度が水平方向に対して上向きに
22°であり、二次噴流波に対して21°である場合で
あった。また、前述のように搬送軌跡に対して平行な角
度から水平方向に対して上向きに30°の角度で、ある
程度良好なシミュレーション結果が得られた。このシミ
ュレーション結果と実際の結果との相関性を調べたとこ
ろ、上記の酸素濃度の低減効果が最も良好な場合におい
て、窒素ガス供給量15Nm3 /hで、酸素濃度3〜5
ppmが可能となった。つまり、両者の相関性は高いも
のであった。
部断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 ハンダ槽に溜めた溶融ハンダを略直線状
に配置されたノズルから噴出させて噴流波を形成しなが
ら、ハンダ付け対象物を搬送してハンダ付け面を前記噴
流波に接触させてハンダ付けするハンダ付け装置に装着
して、ガス供給部から不活性ガスを供給するガス供給装
置において、 前記ガス供給部が装着された状態で、前記ガス供給部は
前記ハンダ付け対象物の搬送軌跡より下方に位置し、前
記ノズルと略平行になるように配置すると共に、前記ガ
ス供給部は前記噴流波に対する接線の方向に向けて開口
したスリットと、その接線より下側の空間の何れかに向
けて開口した開口部とを有することを特徴とするガス供
給装置。 - 【請求項2】 前記スリットが、前記搬送軌跡に対して
平行な角度から水平方向に対して上向きに30°の角度
で開口する請求項1記載のガス供給装置。 - 【請求項3】 前記噴流波の幅方向の両端に接触して夫
々配置され、上辺が前記噴流波の高さを超え、底辺が前
記溶融ハンダに浸漬し得る側板を備えると共に、それら
の側板間に前記ガス供給部を架設してある請求項1又は
2記載のガス供給装置。 - 【請求項4】 前記ガス供給部のうち搬送方向の両端に
配置されるガス供給部が、その下方に延設され、底辺が
前記溶融ハンダに浸漬し得る壁部を備える請求項3に記
載のガス供給装置。 - 【請求項5】 ハンダ槽に溜めた溶融ハンダを略直線状
に配置されたノズルから噴出させて噴流波を成形しなが
ら、ハンダ付け対象物を搬送してハンダ付け面を前記噴
流波に接触させてハンダ付けするハンダ付け装置におい
て、 前記ハンダ付け対象物の搬送軌跡より下方の位置に、前
記ノズルと略平行にガス供給部を配置すると共に、その
ガス供給部は前記噴流波に対する接線の方向に向けて開
口したスリットと、その接線より下側の空間の何れかに
向けて開口した開口部とを有することを特徴とするハン
ダ付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243530A JP2002057449A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | ガス供給装置およびハンダ付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243530A JP2002057449A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | ガス供給装置およびハンダ付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002057449A true JP2002057449A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18734367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000243530A Pending JP2002057449A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | ガス供給装置およびハンダ付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002057449A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010267785A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Denso Corp | 噴流はんだ槽 |
JP2013503749A (ja) * | 2009-09-02 | 2013-02-04 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | ウェーブソルダリング装置に希ガスを供給する装置 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000243530A patent/JP2002057449A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010267785A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Denso Corp | 噴流はんだ槽 |
JP2013503749A (ja) * | 2009-09-02 | 2013-02-04 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | ウェーブソルダリング装置に希ガスを供給する装置 |
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