JP2002057176A - 導電性ボール搭載装置 - Google Patents

導電性ボール搭載装置

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JP2002057176A
JP2002057176A JP2000239020A JP2000239020A JP2002057176A JP 2002057176 A JP2002057176 A JP 2002057176A JP 2000239020 A JP2000239020 A JP 2000239020A JP 2000239020 A JP2000239020 A JP 2000239020A JP 2002057176 A JP2002057176 A JP 2002057176A
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solder balls
ball
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solder
mounting surface
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Yoshihisa Osaka
義久 大坂
Yoshitatsu Naito
芳達 内藤
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Via Mechanics Ltd
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Hitachi Via Mechanics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台のボール収納装置で、種々の大きさの整
列マスクに対して確実かつ短時間にはんだボールを供給
することができると共に、廃棄されるはんだボールの数
を減らすことができる導電性ボールの搭載装置を提供す
ること。 【解決手段】 例えば直径が0・3mmのはんだボール
4の場合、収納箱15に載置面16aを50%程度覆う
程度のはんだボール4を供給しておく。整列マスク1に
はんだボール4を吸着させる作業が終了したら、加振装
置11を停止させ、ピストンロッド14aを突出させる
ことにより、底板16を中央部が高い山形に変形させ、
載置面16aの中央付近に集まったはんだボール4を周
辺部に拡散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプ(突出接
点)を形成するため、はんだボール等の導電性ボール
(以下、はんだボールという。)を、電子回路基板上に
形成されたパッド(端子電極)に搭載するための導電性
ボール搭載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】入出力端子の多いLSI等では、パッケ
ージの下面に格子状または千鳥格子状にパッドを設け、
これらと電子回路基板上の回路電極とをバンプで接続す
る構造が採用されるようになっている。はんだバンプを
形成する工程は、導電性ボール搭載装置により導電性ボ
ールをパッドに搭載する工程と、加熱装置により導電性
ボールを加熱・溶融(リフロー)工程とからなってい
る。以下、従来の導電性ボール搭載装置によりLSIの
パッケージに導電性ボール(ここでは、はんだボール)
を搭載する工程を説明する。
【0003】先ず、図4(a)に示すように、整列マス
ク1をボール収納装置3の上面に被せる。整列マスク1
にはパッドの配列パターンに合わせて複数の穴2が形成
されている。また、ボール収納装置3には直径が等しい
多数のはんだボール4が載置面3aから複数層(通常、
数〜10層)の高さに収納されている。次に、ボール収
納装置3の底部から圧縮空気を供給してはんだボール4
を浮遊させると共に穴2の他方を負圧源5に接続して、
はんだボール4を総ての穴2に吸着させる。はんだボー
ル4をボール収納装置3の内部で浮遊させると、1個の
穴2に複数のはんだボール4が吸着されることを防止す
ることができる。
【0004】次に、同図(b)に示すように、フラック
ス7を収納するフラックス槽6に整列マスク1を対向さ
せる。そして、同図(c)に示すように、はんだボール
4の下端部をフラックス7に浸漬させ、はんだボール4
の下部にフラックス7を付着(塗布)させる。
【0005】次に、同図(d)に示すように、整列マス
ク1をパッケージ8に対して位置決めした後、はんだボ
ール4をパッド9に押し付ける。その後、負圧源5を停
止させてはんだボール4の吸着を解除し、整列マスク1
を引き上げる。すると、同図(e)に示すように、はん
だボール4は、自重およびフラックス7の粘着力により
パッド9上に残る(転写という)。
【0006】そして、はんだボール4を転写したパッケ
ージ8を、図示を省略する加熱装置により加熱し、はん
だバンプを形成する。
【0007】なお、上記(d)の工程と並行して、図示
を省略する手段により、フラックス7の表面を平坦に均
す。また、はんだボール4の収納高さが低くなった時、
または所定の搭載回数毎に、新しいはんだボール4をボ
ール収納装置3に追加する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、整列マスク
1の大きさはパッケージ8の大きさにより異なる。この
ため、圧縮空気を供給した際にはんだボール4がボール
収納装置3から飛び出すことを防止するため、パッケー
ジ8の大きさ毎にボール収納装置3を設ける必要がっ
た。
【0009】また、ボール収納装置3に収納されたはん
だボールは、古い順に吸着されるわけではないから、一
部のはんだボール4はボール収納装置3内に長時間残留
して表面が酸化する。表面が酸化したはんだボール4で
形成するバンプは電気的信頼性が低いため、表面が酸化
したはんだボール4をボール収納装置3から除去する必
要がある。しかし、表面が酸化したはんだボール4だけ
を除去しようとすると作業に時間がかかる。そこで、一
定時間毎に、ボール収納装置3内のはんだボール4を総
て廃棄し、新しいはんだボール4に交換していた。この
ため、廃棄されるはんだボール4の数が多く、ランニン
グコストが高くなった。
【0010】本発明の目的は、上記した課題を解決し、
1台のボール収納装置で、種々の大きさの整列マスクに
対して確実かつ短時間にはんだボールを供給することが
できると共に、廃棄されるはんだボールの数を減らすこ
とができる導電性ボールの搭載装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ボール収納装置に収納された導電性ボー
ルを整列マスクにより吸着し、前記導電性ボールを予め
定める位置に搭載する導電性ボール搭載装置において、
前記導電性ボールを、前記ボール収納装置におけるボー
ル載置面の周辺部に移動させる手段を設けることを特徴
とする。
【0012】この場合、前記手段を前記ボール載置面を
変形させる手段として、前記ボール載置面を、中央部が
高い山形に変形させると、前記導電性ボールを速やかに
移動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る導電性ボー
ル搭載装置におけるボール収納装置の一部断面図であ
る。ベースプレート10には、加振装置11と、ガイド
13とが固定されている。方形箱型の台座12が加振装
置11の上部に固定されている。ガイド13は、台座1
2の前後左右の側面に当接して台座12を上下方向移動
自在に案内する。台座12の中央部にはエアシリンダ1
4が固定されている。台座12の上部には収納箱15が
着脱可能に固定されている。収納箱15の底板16は、
板厚が0.2mmのステンレス鋼板である。図示の場
合、エアシリンダ14は待機状態にあり、ピストンロッ
ド14aの先端は底板16から離れている。
【0014】次に、本実施の形態の動作を、図2により
説明する。予め収納箱15にはんだボール4を供給して
おく。供給するはんだボール4の量は、直径が0・3m
mのはんだボール4の場合、同図(a)に示すように、
1層で、はんだボール4が載置面16a(底板16の表
面側)を50%覆う程度でよい。なお、はんだボール4
が載置面16aの50%を覆う場合、例えば、整列マス
ク1が収納箱15に嵌合する大きさで、かつ穴2が2m
mピッチで格子状に設けられている場合(すなわち穴2
の数が最大になる場合)でも、収納されたはんだボール
4の数は穴2の総数の20倍以上であり、十分な量であ
る。
【0015】整列マスク1を収納箱15に対して位置決
めすると共に加振装置11を動作させ、台座12を上下
方向に振動させる。すると、はんだボール4は、同図
(b)に示すように、載置面16aに対してジャンプを
繰り返す。例えば、直径が0.3mmのはんだボール4
の場合、台座12を振幅2mm、周期25〜30Hzで
振動させると、はんだボール4のジャンプ高さは約3m
mになる。この状態で、従来と同様に、整列マスク1に
はんだボール4を吸着させる。
【0016】はんだボール4の吸着が終了し、整列マス
ク1がフラックス槽6に移動した後、以下の動作を行な
う。すなわち、先ず、加振装置11を停止させる。次
に、同図(c)に示すように、ピストンロッド14aを
突出させ、底板16を中央部が高い山形に変形させる。
この結果、はんだボール4は転がって、載置面16aの
周辺部に移動する。最後に、ピストンロッド14aを待
機状態に戻す。なお、はんだボール4に対するフラック
ス7の塗布およびはパッド9に対するんだボール4の転
写は、従来の場合と同じであるため、説明を省略する。
【0017】上記(c)の工程についてさらに説明す
る。整列マスク1にはんだボール4を吸着させると、は
んだボール4は載置面16aの中央付近に集まる。そし
て、このような状態で加振装置11を動作させると、は
んだボール4が中央付近でジャンプするため、整列マス
ク1の外周付近に配置された穴2にはんだボール4が吸
着されるまでの時間が長くなる。
【0018】これに対して、一旦はんだボール4を載置
面16aの周辺部に移動(拡散)させてから加振装置1
1を動作させた状態で穴2を負圧源に接続すると、はん
だボール4は載置面16a上をジャンプしながら外周付
近から中央部に移動する。この結果、はんだボール4は
整列マスク1の外周側の穴2から順に吸着され、はんだ
ボール4を吸着させるために要する時間が短くなると共
に、吸着に要する時間のばらつきが小さくなる。
【0019】また、底板16の板厚が薄い場合、載置面
16aを平坦に形成することは困難であり、はんだボー
ルは凹部に集中するが、本発明では、はんだボール4を
載置面16aの周辺部に強制的に移動させるから、載置
面16aの凹凸を許容することができ、底板16の形成
が容易になるという効果もある。
【0020】なお、エアシリンダ14を動作させる時期
を、整列マスク1を収納箱15に位置決めする直前にし
てもよい。
【0021】図3は、本発明に係る導電性ボール搭載装
置における他のボール収納装置の一部断面図であり、図
1と同じものまたは同一機能のものは同一符号を付して
説明を省略する。
【0022】底板16の下面には、磁石20が固定され
ている。台座12の磁石20と対向する位置には、電磁
石21が固定されている。そして、電磁石21のコイル
21aに流す電流を制御し、磁石20に発生する反発力
を用いて、底板16すなわち載置面16aを変形させ
る。なお、この変形例の動作は、上記エアシリンダ14
を用いる場合と実質的に同じであるため、説明を省略す
る。
【0023】この変形例の場合、底板16を中央が高い
山形に変形させるのに先立ち、電磁石21により磁石2
0を吸引させることにより載置面16aを中央が低い谷
形に変形させてはんだボール4を中央部に集め、その後
で底板16を中央が高い山形に変形させるようにしても
よい。このようにすると、底板16を単に山形に変形さ
せるだけの場合に比べて、はんだボール4を載置面16
aの周辺部に均一に拡散させることができる。
【0024】以上説明したように、本発明では、はんだ
ボール4のジャンプ高さを一定の範囲に制限するから、
整列マスク1で収納箱15の上面を覆う必要がなく、最
大の整列マスク1に合わせて収納箱15を1個設ければ
よい。また、整列マスク1にはんだボール4を吸着させ
た後、はんだボール4を載置面16aの周辺部に移動さ
せるから、次にはんだボール4を整列マスク1に吸着さ
せる際、はんだボール4を確実かつ速やかに吸着させる
ことができる。
【0025】そして、載置面16aに載置するはんだボ
ールの数は、従来に比べて遥かに少なくできるため、廃
棄されるはんだボールの数を減らすことができる。
【0026】なお、上記では導電性ボールとしてはんだ
ボールの場合について説明したが、本発明は、材質が異
なる他の導電性ボールにも適用することができる。
【0027】また、上記では、底板16を山形に変形さ
せたが、底板16の傾斜を変え、あるいは底板16の傾
斜を変えながら収納箱15を緩やかに回転させることに
よりはんだボール4を載置面16aの周辺部に移動させ
るようにしてもよい。
【0028】さらに、導電性ボール吸着時に、電磁石2
1を高速でオンオフさせるようにすると、加振装置11
を省略することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボール収納装置に収納された導電性ボールを整列マスク
により吸着し、前記導電性ボールを予め定める位置に搭
載する導電性ボール搭載装置において、前記導電性ボー
ルを、前記ボール収納装置におけるボール載置面の周辺
部に移動させる手段を設けるから、1個のボール収納装
置で、種々の大きさの整列マスクに対してはんだボール
を確実かつ短時間に供給することができる。また、廃棄
されるはんだボールの数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る導電性ボール搭載装置におけるボ
ール収納装置の一部断面図である。
【図2】本発明の動作を説明する図である。
【図3】本発明に係る他のボール収納装置の一部断面図
である。
【図4】従来の導電性ボール搭載装置の導電性ボール搭
載工程の説明図である。
【符号の説明】
1 整列マスク 4 はんだボール 11 加振装置 14a ピストンロッド 15 収納箱 16 底板 16a 載置面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール収納装置に収納された導電性ボー
    ルを整列マスクにより吸着し、前記導電性ボールを予め
    定める位置に搭載する導電性ボール搭載装置において、
    前記導電性ボールを、前記ボール収納装置におけるボー
    ル載置面の周辺部に移動させる手段を設けることを特徴
    とする導電性ボール搭載装置。
  2. 【請求項2】前記手段が前記ボール載置面を変形させる
    手段であり、前記ボール載置面を、中央部が高い山形に
    変形させることを特徴とする請求項1に記載の導電性ボ
    ールの搭載装置。
JP2000239020A 2000-08-07 2000-08-07 導電性ボール搭載装置 Withdrawn JP2002057176A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008282872A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Nippon Steel Materials Co Ltd はんだボールの搭載方法及び搭載装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008282872A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Nippon Steel Materials Co Ltd はんだボールの搭載方法及び搭載装置
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Effective date: 20071106