JP2002056747A - 電気機械式データ入力機構及び電子デバイス - Google Patents

電気機械式データ入力機構及び電子デバイス

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JP2002056747A
JP2002056747A JP2001192748A JP2001192748A JP2002056747A JP 2002056747 A JP2002056747 A JP 2002056747A JP 2001192748 A JP2001192748 A JP 2001192748A JP 2001192748 A JP2001192748 A JP 2001192748A JP 2002056747 A JP2002056747 A JP 2002056747A
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サルミネン セポー
Terho Kaikuranta
カイクランタ テルホ
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Nokia Mobile Phones Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1組の押しボタンとして機能する、構成が単
純な電気機械式データ入力機構を実現する。 【解決手段】 データ入力機構200 は、第1の面211
と、この面上に導電結合エリア107 とを持つ第1の構造
構成体210 及び、第1の面に隣接し、この面から空隙で
隔てられた第2の面212 を持つ第2の構造構成体220 を
有する。この機構は導電結合エリアに隣接するドーム様
部材102 と、この部材に隣接して、第2の面から延伸す
るアクチュエータ105 とをさらに有する。また、ある加
圧エリア内で、第2の構造構成体の弾性特性が実質的に
均一で、第1と第2の構造構成体が、ドーム様部材だけ
を介して互いに隔てられ、互いに対して動くように構成
され、その結果これらの構造構成体を互いの方へ押す力
の影響によってアクチュエータがドーム様部材の方へ動
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に電子デバイス
に関連するデータ入力機構に関する。特に本発明は、小
型の携帯用通信装置に特に適した入力機構に関する。
【0002】
【従来の技術】押しボタンやプレス・キーはある一定の
機械的構造及びそれに伴う電気回路から構成される。ユ
ーザーが電子デバイスの押しボタンやキーを押すと、ボ
タンの押下はそのデバイスの電気的入力信号に変換され
る。典型的には、押しボタンの機械部分はそれに伴う電
気回路よりも多くのスペースを必要とする。
【0003】携帯用電子デバイスの典型的なユーザー・
インターフェースは、少なくともいくつかの押しボタン
やキーを備えている。例えば移動電話には、典型的に
は、ディスプレイ、数字用押しボタンおよび、適切なア
クションを選択するためのいくつかの押しボタンがつい
ている。携帯用電子デバイスがだんだん小型化するにつ
れて、押しボタン用のスペースが少なくなる。例えば、
腕時計、ペン型またはペンダント型の通信装置などを考
えてみればこのことは理解できよう。
【0004】1つの解決方法として押しボタンのサイズ
を小さくする方法が挙げられるが、これはデバイスが使
い難くなるという結果を生じる可能性がある。非常に小
さな押しボタンを備えた計算機付き腕時計はそのような
デバイスの1例であるが、その使いやすさはあまり満足
できるものではない。別の簡単な解決方法として押しボ
タンの数を減らすという方法がある。本明細書で問題と
するのは、たとえ携帯用通信装置のサイズが小型になっ
ても、そのようなデバイスの機能が大きなサイズのデバ
イスの機能と通常同様であるという点である。このた
め、通常、押しボタンの数を減らすことは実行可能では
ない。押しボタンの数を減らすさらなる理由として、例
えば、高級感のあるデバイスを設計するという狙いやシ
ンプルで頑丈な構造を得ることを目指すという理由など
がある。
【0005】従来技術による押しボタンやキーボードで
は、ボタンの押下が電気信号に変換され、通常次のよう
に機能する。すなわち、ボタンが押されると、2つの導
体ストリップ間に電気的接触が生じ、ボタンが定位置に
在るとき、導体ストリップ間には電気的接触が生じな
い。典型的には、押しボタンの機械的構造は、ユーザー
がボタンの押下を止めると自動的に定位置(アップ位置)
へ戻るようになっている。
【0006】図1は、従来技術による典型的押しボタン
構造の断面を図示するものである。ボタン104は典型
的には、小さな直径を持つ上部と、基底部とを有し、こ
の基底部の方が大きな直径を持ち、中空である。本明細
書では、ボタンとは平らなボタン104のことを指し、
押しボタンという用語はボタン104を含む機械的構成
全体を意味するものとする。回路基板101に面するボ
タン104の表面は典型的には円形のリムである。ボタ
ン104の底部には1つの開口部が存在し、この開口部
によってドーム102の覆いが可能になっている。ボタ
ンがアップ位置に在るとき、ドーム102がその規定位
置になるだけの空間が存在する。ボタン104はアクチ
ュエータ105を持ち、ボタン104が押下されたと
き、このアクチュエータによってドーム102は下へ押
される。ドーム102はバネとして働き、ユーザーがボ
タン104の押下を止めると、ドームは規定位置へ復帰
し、同時にアップ位置へボタンを押し戻す。アクチュエ
ータ105は必要である。なぜなら、ボタン104の表
面全体がドーム102に対して押されるようなことがあ
った場合、ドーム102のバネとしての効果が失われる
場合があり、回路基板101と接触するドームの下部表
面を押す必要がある力の方が、アクチュエータ105を
使用するときよりも大きくなるからである。典型的に
は、ボタン104の上部は剛性があり、垂直方向へのボ
タン104の動きはボタン104の上部と基底部とを接
続する薄いリムに因って生じる。ボタン104の材料は
リムを撓ませることができるほど弾性のあるものでなけ
ればならない。ボタン104は例えばゴムなどで製造す
ることができる。
【0007】回路基板101はボタン104の押下を検
出するのに必要な回路を有する。ドーム102の下部表
面の導電エリアは、例えば2つの導体ストリップ107
などに対して押され、導体ストリップ間の電気的接触に
よってボタンの押下が示される。ドーム全体が導電材料
でつくられている場合、導電性ストリップからドームの
リムを絶縁するために個々の絶縁層103を設けてもよ
い。回路からドームのリムを絶縁する別の方法として多
層回路基板を用いる方法がある。さらなるオプションと
して、絶縁材料でドームをつくり、ドーム102の凹面
を成す表面の適切な領域に導電層を蒸着するオプション
がある。
【0008】図1にはボタン用の開口部を持つカバー1
06も示されている。典型的には、カバーに必要な材料
とカバーの質量とを最小限にするために、カバーの断面
形状は均一ではない。ボタン104の高さは通常数ミリ
メートルである。キーボードのボタンは典型的にはその
基底部で互いに接続されていて、キー・マットを形成す
る。非均一な断面を持つことのできるカバーの固定化お
よびキーまたはキー・マットの相互のしっかりとした固
定化は難しいので、典型的には防水用プッシュ・キー機
構を得ることはきわめて困難である。
【0009】移動通信装置には典型的には、数字入力用
キーボードと、いくつかの個々の押しボタンと、ディス
プレイとがデバイスの前面に存在する。デバイスが小型
になればなるほど、前面とディスプレイ及び様々な押し
ボタン用のスペースとが通常狭くなる。典型的には、デ
ィスプレイ用などのために十分なスペースをとっておく
ことが必要である。押しボタンが小さすぎると正しいボ
タンを押すことが困難となるので、ボタン・サイズの小
型化は良い解決方法ではない。さらに、小型のデバイス
に多くの小さなボタンをつけることは、高級感のある優
れたデザインのデバイスであるという印象を通常与えな
い。小さな押しボタンを備えた機械的構造に起因してい
くつかの問題が生じる場合もある。これらの問題は小さ
な押しボタンがデバイスの側面に配置される場合にも生
じる。別の解決方法として、押しボタンの数を減らすと
いう方法がある。しかし残念ながら、通信装置の機能は
典型的には非常に多目的に使用されるので通信装置を便
利に利用するためには、デバイスは典型的には少なくと
も2、3個の押しボタンを備えている必要がある。
【0010】この設計目的および防水用デバイスの達成
のために、押しボタンをつける必要がないようにするこ
とが得策であるかもしれない。これを行なう1つの方法
として、タッチ式ディスプレイの利用がある。タッチ・
スクリーンの利点には、少なくとも押しボタンのないデ
バイスを設計する自由と、ディスプレイおよび入力手段
の双方用として同じ領域を利用する自由が含まれる。こ
のようなディスプレイの欠点として、比較的コストが高
く、押しボタンの感触を欠くという点がある。ユーザー
は自分がいつキーを押しているかや、ディスプレイ上の
ある位置を実際に指しているかをどうかを感じることが
できない。ボタンを押す感触は典型的にはデバイスの使
用を快適なものにする。
【0011】特許出願WO98/29886に押しボタ
ン機能とディスプレイとを統合する方法が記載されてい
る。ディスプレイの構造の第1プレートがヒンジを用い
て傾くように設けられる。この第1プレートは1つの表
面から延伸する導電性アクチュエータを備え、第2のプ
レートの表面に対応する導電結合エリアが存在する。こ
のディスプレイは、第1プレートが軸の周りに傾きを調
節可能となるように装着することができる。このように
して2つの導電性アクチュエータを第1プレートに対し
て配置することが可能である。第1プレートがプレート
の中央の1つの点で支持されている場合、さらに多数の
(例えば4つの)導電性アクチュエータを第1プレートに
対して配置することができる。導電性アクチュエータと
導電結合エリアとの間の接触は第1プレートの傾きの調
節によって行われる。WO98/29886に記載され
ているバーチャル・タッチスクリーンの構成は複雑であ
り、多くの個別の部品を必要とする。したがってこの構
成はおそらくきわめて困難でかつ費用のかかる解決方法
となろう。さらに、このバーチャル・タッチスクリーン
を用いて防水デバイスをつくることは容易ではない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、1組
の押しボタンとして、あるいは、キーボードとして、ま
た、電子デバイスの別の一部として機能するデータ入力
機構を提示することである。本発明のさらなる目的は、
押しボタンと関連する触感を保つデータ入力機構であ
る。本発明のさらなる目的はディスプレイおよび1組の
押しボタンとして機能するデータ入力機構である。好適
には、このデータ入力機構は防水性があり、構成が単純
であることが望ましい。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、アクチ
ュエータを有する単一の可動部であって、ドームを介し
て、ドームと関連する導電結合エリアを含む第2の部分
から隔てられる可動部を用いて、電気機械式データ入力
機構に関連するドームを覆うことにより達成される。
【0014】本発明による電気機械式データ入力機構
は、第1の構造構成体と、前記第1の構造構成体に対し
て動くように構成される第2の構造構成体と、前記第1
の構造構成体の一部として、第1の面と、前記第2の構
造構成体の一部として、前記第1の面に隣接して位置
し、空隙によって前記第1の面から隔てられた第2の面
と、前記第1の面上の導電結合エリアと、前記第1と第
2の面の間で、かつ、前記導電結合エリアに隣接して、
導電結合エリアに隣接する導電面を持つドーム様部材
と、第2の面から延伸して、各ドーム様部材に隣接して
位置するアクチュエータと、を有し、さらに、第1と第
2の構造構成体を押す力を互いに向かって働かせるため
の加圧エリアを設け、実質的に該加圧エリア内にドーム
様部材が配置され、さらに、その機構が、加圧エリア内
で第2の構造構成体の弾性特性が実質的に均一であり、
前記第1と第2の構造構成体が加圧エリア内に在り、ド
ーム様部材だけを介して相互に隔てられ、加圧エリア内
の領域に対して働き、また前記第1と第2の構造構成体
を互いの方へ押す加圧力の影響によって、前記第1と第
2の構造構成体が互いに対して動くように構成され、ア
クチュエータがドーム様部材の方へ動くことを特徴とす
る。
【0015】本発明はまた電気機械式データ入力機構を
有する電子デバイスにも関し、該電気機械式データ入力
機構は、第1の構造構成体と、前記第1の構造構成体に
対して動くように構成される第2の構造構成体と、前記
第1の構造構成体の一部として、第1の面と、前記第2
の構造構成体の一部として、前記第1の面に隣接して位
置し、空隙によって前記第1の面から隔てられた第2の
面と、前記第1の面上の導電結合エリアと、前記第1と
第2の面の間で、かつ、前記導電結合エリアに隣接し
て、導電結合エリアに隣接する導電面を持つドーム様部
材と、第2の面から延伸して、ドーム様部材に隣接して
位置するアクチュエータと、を有し、さらに、その機構
が、第1と第2の構造構成体を押す力を互いに向かって
働かせるための加圧エリアであって、実質的に、その内
部にドーム様部材が配置される加圧エリアを設け、さら
に、前記電子デバイスが、加圧エリア内で第2の構造構
成体の弾性特性が実質的に均一であり、前記第1と第2
の構造構成体が加圧エリア内に在り、ドーム様部材だけ
を介して相互から隔てられ、加圧エリア内の領域に対し
て働き、また第1と第2の構造構成体を互いの方へ押す
加圧力の影響によって、前記第1と第2の構造構成体が
相互に対して動くように構成され、アクチュエータがド
ーム様部材の方へ動くことを特徴とする。
【0016】本発明による電気機械式データ入力機構は
2つの構造構成体を有し、これらの構成体は少なくとも
加圧エリアにおいて典型的にはほぼプレート様であり、
入力機構に関連するアクチュエータは第2の構造構成体
の一部である。さらにこの機構は、第1の構造構成体の
一部である第1の面と、第2の構造構成体の一部である
第2の面との間に少なくとも1つのドーム様部材を有す
る。少なくとも1つのアクチュエータが第2の面から延
伸し、第1の面上に少なくとも1つの接続する結合領域
が存在する。第1の面と第2の面との間には空隙が存在
し、ドーム様部材はそれぞれのアクチュエータおよびそ
れぞれの導電結合エリアの双方に隣接する。各ドーム様
部材はそれぞれの導電結合エリアに面する導電性エリア
を有する。
【0017】第1と第2の構造構成体を互いへ向かって
押す力が働くとき、第1と第2の構造構成体は互いに対
して動くように設けられる。第1と第2の構造構成体は
加圧エリア内でドーム様部材によって相互から隔てられ
る。加圧エリアの外側で、第1と第2の構造構成体が互
いと機械的に結合される可能性がある。加圧エリアの外
側での可能な機械的接続にもかかわらず、ドーム様部材
によってドームの位置で第1と第2の構造構成体間の距
離の下限が決定され、ドーム様部材がその形状を変える
につれて、第1と第2の構造構成体間の距離は変化す
る。ドームが存在する位置で、第1と第2の構造構成体
間の距離が、ドームの高さより大きくなることはあり得
ても、小さくなることはあり得ない。慣性座標系に関し
て、第1の構造構成体、第2の構造構成体あるいはこの
双方の構成体のいずれかが動く可能性がある。本発明に
よる電気機械式データ入力機構では、第1と第2の構造
構成体が、典型的にはアクチュエータの近くで、加圧エ
リア内のある領域に関して働く加圧力の影響によって互
いに対して動くように構成され、その結果アクチュエー
タがそれぞれのドーム様部材の方へ動く。第2の構造構
成体の弾性特性は加圧エリア内で実質的に均一である。
第2の構造構成体の弾性特性は、アクチュエータを取り
囲むエリアの中の場合とはアクチュエータの位置では異
なる。しかし典型的には約1平方ミリメートルにすぎな
いアクチュエータの面積は数平方センチメートルの通常
の加圧エリアと比較すると非常に狭いので、第2の構造
構成体全体を考えると、これらの点のような面積の弾性
特性は取るに足らないものとなる。例えば、第2の構造
構成体が均一な厚さを持つプレートであり、その表面の
うちの1つに拡張部としてアクチュエータを有する場
合、第2の構造構成体の弾性特性はこの場合プレートの
弾性特性によって支配され、その結果実質的に均一とな
る。特に、各アクチュエータはあるゾーンによって取り
囲まれていないため、アクチュエータが第2の構造構成
体の残り部分に左右されずに動くことが可能になる。本
発明による電気機械式データ入力機構において、第2の
構造構成体のきわめて広い部分がアクチュエータと同じ
様に動き、典型的にはアクチュエータの動きによって近
傍のアクチュエータもわずかに動くことがある。
【0018】第1の構造構成体と第2の構造構成体とは
実質的に剛性のある構成体とすることができる。この場
合、構造構成体は、互いの方へ向かってこれらの構造構
成体を押す力の影響によって典型的には互いに対して傾
きを調節する。第1と第2の構造構成体の中の少なくと
も1つの弾性特性は、第1の構造構成体及び/又は第2
の構造構成体が曲がるために、第2の構造構成体の広い
部分と共にアクチュエータがドーム様部材の方へ動く可
能性もある。
【0019】典型的には、ドーム様部材の導電エリアが
導電結合エリアに接触したとき、電気信号が発生し、こ
の電気信号は入力信号として処理される。典型的には、
電気信号の発生と関連する電気回路が存在する。本発明
による電気機械式データ入力機構では、第1と第2の構
造構成体が典型的には非常に大きく動くように構成され
るため、アクチュエータが、第1の構造構成体の表面に
在る導電結合エリアに対してドーム様部材の導電エリア
を押すことになる。
【0020】本発明による電気機械式データ入力機構に
おけるドーム様部材の数は少なくとも1つである。典型
的には数個の(例えば4個の)ドーム様部材を使用するこ
ともできるが、第1と第2の構造構成体の間にいくつか
のドーム様部材を備えるようにすることも可能である。
特に、その内部にドーム様部材が典型的には存在する加
圧エリアが広く、本発明による電気機械式データ入力機
構の機能が第1と第2の構造構成体のうちの1つに基づ
いて局所的に曲がるようになっている場合、データ入力
機構は多数のドーム様部材を含むことが可能となる。
【0021】本発明による電気機械式データ入力機構の
構造は単純で頑丈である。これらのアクチュエータは第
2の構造構成体の一部である。これらのアクチュエータ
は、例えば注入成形(例えば射出成形またはシート金属
成形)中、同一の材料から製造されるか、異なる材料か
ら製造して、好適な接着剤などを用いて第2の部材に固
定するかのいずれかが可能である。本発明によるデータ
入力機構の組立は、部品数がきわめて少ないので簡単で
ある。別個のボタンやキー・マップは不要であり、小型
の携帯用デバイスの他の部分と比較すると、例えばキー
・マットなどはきわめて重いので、携帯用デバイスの重
さを減らすことが可能となる。必要な材料の減量と簡単
な組立てによってコストも低減される。本発明による電
気機械式データ入力機構は、第1と第2の構造構成体間
の空隙を好適な弾性材料で満たすことなどによりきわめ
て容易に防水性を持つようにすることが可能であり、こ
れによって第1と第2の構造構成体が互いに対して動く
ようにすることが可能になり、その結果、導電結合エリ
アに対してドーム様部材の導電エリアの押圧が可能とな
る。
【0022】第1と第2の構造構成体を互いへ向かって
押すと、ユーザーはドーム様部材と関連するバネのよう
な効果を感じることができる。従来型の通常の押しボタ
ン構造の場合と同様に、ドーム様部材は、その導電エリ
アが導電結合エリアと接触した後押下に対してわずかに
抵抗して、その元の形状を保持しようとする。その結
果、ユーザーは良好な触感を得ることになる。これは本
発明の利点の1つである。
【0023】本発明のさらなる利点として、別の機能に
加えて電気機械式データ入力機構として電子デバイスの
表面のある領域の利用が可能であるという点が挙げられ
る。例えば、ディスプレイが存在するある領域に本発明
による電気機械式データ入力機構の配設が可能となる。
デバイスの実質的に薄いカバーまたはデバイスのウィン
ドウを本発明による電気機械式データ入力機構の第1ま
たは第2の構造構成体として機能させる可能性もある。
このようにして、デバイスの機能をカットせずに、ま
た、デバイスの使いやすさを減じることなくデバイスの
重量とサイズとを減らすことも可能となる。さらに、本
発明による電気機械式データ入力機構を使用するとき、
個々の押しボタンを本発明を使用してつける必要がない
ので工業デザイナにとってはデバイスの設計により多く
の自由が生まれることになる。
【0024】推奨実施例および添付図面を参照しながら
本発明について以下さらに詳細に説明する。
【0025】
【発明の実施の形態】図面の中では同じ参照番号は同じ
部分を指すために使用されている。図1は従来技術によ
る押しボタンについての記述と関連して解説される。図
2は本発明の第1の推奨実施例による電気機械式データ
入力機構200の構造を概略的に示す。図2(a)は、第
1の構造構成体210および第2の構造構成体220を
互いへ向かって押す外力が存在しないデータ入力機構2
00の断面を示す。図2(a)は、例えばユーザーがデー
タ入力機構を押していないときの機構200を示す。第
1の構造構成体210の第1の面211の上にドーム1
02a、102bがある。これらのドームを例えばドー
ム・シートの一部などにしてもよい。第1の構造構成体
210は、ドームの押下を電気信号に変換するために必
要な導電結合エリアを有する。従来技術による解決方法
についての説明と関連してこの変換についてさらに詳細
に検討する。図2(a)は導電結合エリア107を示す
が、本説明のその他の図には示されていない。図2(a)
では、ドームはその導電エリアが導電結合エリアと接触
しない位置に在る。アクチュエータ105a、105b
はドームをおおう第2の構造構成体220の一部であ
る。
【0026】第1と第2の構造構成体が互いへ向かって
押されると、例えば、矢印230が示すように第2の構
造構成体は第1の構造構成体の方へ押され、第1と第2
の構造構成体は互いに対して動くように構成される。例
えば、第1の構造構成体の位置が電子デバイスのシャー
シに対して固定されている場合、第2の構造構成体の弾
性特性を第2の構造構成体が曲がる(図2(a))ような性
質のものにしたり、第2の構造構成体を剛性のあるもの
にして、第1と第2の構造構成体を互いへ向かって押す
外力が存在する時、第2の構造構成体が傾く(図2(c))
ような性質のものにすることができる。第2の構造構成
体が曲げと傾きの双方を受けるようにするという可能性
もある。第2の構造構成体をシャーシに対して固定し、
第1の部材が曲がり及び/又は傾くようにするという可
能性もある。第1と第2の構造構成体間の距離が押下に
起因して実質的に短くなると、典型的には少なくともド
ームの中の1つが導電結合エリアに対して押されること
になる。図2(b)と2(c)では,ドーム102bの導電
エリアは対応する導電結合エリアと接触し、ドーム10
2aは、その導電エリアがまだ導電結合エリアと接触し
ない位置に在る。
【0027】ドームの導電エリアが導電結合エリアと接
触するために必要な、アクチュエータがドームの方へ動
く距離は、ドームのサイズ、形状および材料に依って決
まる。しかし典型的にはこの距離は、小型の携帯用デバ
イスで使用されるドーム用については1ミリメートル未
満である。例えば、アクチュエータが約0.2mmドー
ムの方へ動くだけで十分であろう。本発明によるデータ
入力機構の構造、その作動原理(曲げ及び/又は傾き)お
よび第1及び/又は第2の構造構成体の弾性特性は、ア
クチュエータの位置が典型的な加圧力の影響によって十
分に変化するように設計することができる。
【0028】図2(b)と2(c)では、アクチュエータ1
05bと共にドーム102bの方へ動く第2の構造構成
体の部分が破線222で印がつけられている。図2(b)
が示すように、第2の構造構成体が加圧力の影響によっ
て曲がるとき、第2の構造構成体の曲げの部分は、アク
チュエータの面積より相当に広い面積を持つ。例えば、
約3〜5mmの直径をもち、約0.2〜0.5mm曲がる
ドームに関連するアクチュエータの面積は、典型的には
約1〜2mm2 である。例えば、ユーザーが自分の指で
第2の構造構成体を押す場合を考えてみよう。この場
合、加圧力が働く面積は約1平方センチメートルであ
る。第2の構造構成体の弾性特性に依存して、数平方セ
ンチメートルの面積を持つ部分222はドームの方へ動
くことができる。この部分にはアクチュエータ105b
以外の他のアクチュエータを含むことも可能であるが、
アクチュエータ105bの近くの領域に対して加圧力が
働くとき、その他のアクチュエータは典型的にはその対
応するドームの方へはあまり動かされないので、対応す
るドームの導電エリアが対応する結合エリアと接触する
ことになる。第1の構造構成体が曲がるように設けられ
ている場合、慣性座標系の中で第1の構造構成体の部分
は動くが、相対的動きを考慮する場合、第2の構造構成
体のある部分がアクチュエータと共に再びドームの方へ
動く。図2(c)が示すように、第1または第2の構造構
成体が実質的に剛性があり、構成体が全体として動くよ
うに設けられている場合、ドームの方へ動く第2の構造
構成体の部分222の方が第1と第2の構造構成体のう
ちの一方より典型的には広くなる。
【0029】図3は本発明の第2の推奨実施例によるデ
ータ入力機構300を概略的に示す図である。本発明の
この第2の推奨実施例では、プリント配線基板304が
第1の構造構成体として機能する。ドーム102aと1
02bはプリント配線基板304に隣接して位置する。
プリント配線基板に面する表面から延伸するアクチュエ
ータ105aと105bを持つプレート301は、第2
の構造構成体220として機能する。プレート301用
の適切な開口部を持つカバー106も図3に示されてい
る。カバー106を用いてドーム102a、102bに
対してプレート301をわずかに押すことができる。こ
の開口部によってプレート301の端部がプリント配線
基板の方へ曲げられるかまたはプレート301がわずか
に傾くことが可能になる。
【0030】プレート301は、例えば、透明なウィン
ドウあるいは、カバー106とは異なる色や材料を持つ
装飾的なプレートなどにすることができる。プレート3
01が透明なウィンドウである場合、プリント配線基板
304と透明なウィンドウ301との間に表示素子30
3を入れると好適である。この表示素子は例えば液晶デ
ィスプレイ(LCD)であってもよい。光導板302は表
示素子303に加えて表示用の照明を得るのに必要であ
る。光導板は例えばLEDから表示素子へ出射された光
を導く。表示用の照明は背面照射(この場合表示素子は
光導板とウィンドウとの間に在る)か、前面照射(この
場合光導板は表示素子とウィンドウとの間に在る)かの
いずれかにすることができる。典型的には、ウィンドウ
・プレート301の下部表面と、ウィンドウ・プレート
301とプリント配線基板304とが互いに対して動く
ことが可能になるようにプリント配線基板とウィンドウ
・プレート301との間に配置される可能な素子との間
には狭い空隙が存在する。加圧力の影響がある間中、ウ
ィンドウ・プレート301が曲がったり、傾いたりする
ことは典型的にはほとんどないので、その画質はウィン
ドウ・プレート301と表示素子303との位置合わせ
を行ったときと同じままである。
【0031】図4は本発明によるデータ入力機構の平面
図を示す。プレート様の第2の構造構成体220は、図
4では一例として矩形の形状をもち、一例として、第1
と第2の構造構成体の間に4つのドームが存在する。図
4(a)では、プレート様の第2の構造構成体220のす
みにドーム102a、102b、102c、102dが
配置されている。また、図4(b)では、これらのドーム
はプレート様の第2の構造構成体220の側辺の中央に
配置されている。第1の構造構成体が剛性があると仮定
すると、プレート220の弾性特性とドームの弾性特性
に依存して、ドームが、対応する導電結合エリアと接触
する結果を生じるようにプレート220を押すことがで
きる領域は異なる場合もある。図4(a)と4(b)では、
このような領域401a、401b、401c、401
dの例が各ドーム102a、102b、102c、10
2dに対して示されている。例えば、プリント配線基板
上の導電結合エリアに対してドーム102aの導電部を
押すためには、図4(a)のプレート220の左上部すみ
の近く、領域401aが押される。
【0032】特に、第1の構造構成体の方へ押されたと
き、プレート様の第2の構造構成体220が傾くように
設けられている場合、2つのドーム間(例えば、図4
(b)の領域402aの中など)の1つの位置に在るプレ
ート様の第2の構造構成体220を第1の構造構成体の
方へ押し、対応する導電結合エリアと接触する2つのド
ーム(ドーム102aと102b)の導電エリアを得るこ
とが可能である。2つのドームに関連する電気信号(こ
れらの信号は同時に発生する)は新しい入力信号と解釈
することができ、例えば、4つだけのドームを用いて8
つのドーム(プッシュ・キー)のオペレーションをシミュ
レートすることが可能である。図4(b)は領域402
a、402b、402c、402dの一例を図示し、プ
レート様の第2の構造構成体220の押下によって、プ
リント配線基板に対して2つのドームの押下を生じると
いう結果が得られる。典型的には、2つのドームは正確
に同時には導電結合エリアと接触しない。しかし、電気
機械式データ入力機構に関連する電子回路に、このデー
タ入力機構に関連するある論理処理を追加すること、す
なわち、キーボード・インターフェース・ブロックの中
でソフトウェアの範囲に入る同じ処理を行うことが可能
となる。例えば、第1の信号(第1のドームに関連する)
がアクティブになった後、第2の信号(第2のドームに
関連する)がある時間内にアクティブになった場合、こ
れらの信号は少なくともあるあらかじめ規定された時間
の間アクティブのままになり、これは2つのドームに対
応する入力信号と解釈することが可能となる。
【0033】さらに、特にプレート様の第2の構造構成
体220が傾くように設けられているとき、プレート様
の第2の構造構成体をプレートの中央で押して、プレー
ト様の第2の構造構成体220の下のすべてのドームを
導電結合エリアと接触するようにすることが可能であ
る。これは、別個のドームに対応する入力信号に加え
て、さらに、ドームのペアに対応する可能な入力信号に
加えて、また新しい入力信号と解釈することができる。
図4(b)では、4つのドーム102a、102b、10
2c、102dの導電エリアが、押されたとき、対応す
る導電結合エリアと接触する領域が破線403で印がつ
けられている。再言するが、典型的には、ドームに関連
するすべての4つの信号が必ずしも同時にアクティブに
なるわけではないため、上述のような2つのドームに対
する同様の論理を4つのドームに対しても適用すること
が可能となる。
【0034】同様の動作は、プレートがドームの直径と
比較して広い領域で押されたとき、第2の構造構成体2
20として機能する曲げプレートについても行うことが
可能である。例えば、移動局のディスプレイの面積は典
型的には数平方センチメートルである。この表示領域が
本発明による電気機械式データ入力機構としても同時に
機能する場合、ユーザーは典型的には親指でディスプレ
イを押す。したがって、本発明による電気機械式データ
入力機構の第2の構造構成体として機能するディスプレ
イ・ウィンドウは、典型的には1平方センチメートルを
カバーする領域で押されることになる。ドームの直径は
典型的には3〜5mmであり、2つのドームは約2セン
チメートル互いから隔てることができる。したがって、
ディスプレイ・ウィンドウを押している親指は容易にウ
ィンドウを曲げることができ、その結果、ディスプレイ
・ウィンドウの弾性特性が適切に選択された場合、2つ
のドームがプリント配線基板などの表面の方へ押され
る。
【0035】本発明によるデータ入力機構のすべてのド
ームに関連する可能性がある信号の1つの例として起動
信号がある。例えば、ユーザーがある時間デバイスを使
用しない場合、電子デバイスはそのパワーをオフにする
ことができる。パワー・オフの状態で、入力機構のすべ
てのドームに関連する信号が、同時にアクティブとなる
状況を電子デバイスのパワーをオンにする起動信号とし
て解釈することができよう。したがって、本発明による
入力データ機構は自動パワー・オフ機能によって従来型
のパワー・オン/オフ押しボタンを置き換えることが可
能となる。
【0036】さらに、この自動パワー・オフ機能によっ
て、パワー・オフを可能にする個々のキーをつける必要
性をデバイスから除くことができるので、個々のパワー
・オフ信号を必ずしも必要としない。したがってデバイ
スのパワーがオン状態に在るとき、導電結合エリアに対
して同時に押されるすべてのドームに対して第2の入力
信号(起動信号以外の)を関連づけることが可能になる。
図5は起動信号に関連する電気回路500を概略的に示
す。制御ユニット501はアイドル状態中アイドル状態
の電力供給装置502によって電力を供給される。スイ
ッチ503a、503b、503c、503dはドーム
を示す。ドームの導電エリアが対応する導電結合エリア
と接触しているとき、スイッチ503a、503b、5
03c、503dは閉じている。スイッチが閉じている
とき各ドームに関連する信号はアクティブになる。すべ
てのスイッチが同時に閉じている場合(スイッチの起り
得る遅延と持続時間を考慮に入れて)、デバイスがパワ
ー・オフ・モードにある場合、起動信号504は順方向
に送られる。デバイスがパワー・オン・モードにある場
合、制御回路501は出力505a、505b、505
c、505dを用いてスイッチの状態を示す。このこと
は、たとえすべてのスイッチ503a、503b、50
3c、503dが同時に閉じていても、パワー・オン・
モードでは制御回路501が起動信号を送らないことを
意味する。これらの出力505a、505b、505
c、505dは典型的にはキーボード・インターフェー
スと接続される。電気回路500は、例えば小さなハー
ドウェア・ブロックとして容易に構成することができ
る。上記とは別に、これらのスイッチを次々に直列に接
続して同じ機能を実行することができる。この場合すべ
てのスイッチが同時に閉じられているとき制御回路は起
動信号を受信する。
【0037】図4に示されているドームの数は一例にす
ぎない。本発明による電気機械式データ入力機構は任意
の数のドームを有することができる。典型的には、ドー
ムの数およびその位置は電気機械式データ入力機構の面
積および電気機械式データ入力機構の作動原理に左右さ
れる。その作動が剛性のあるプレートの傾きに基づいて
いる場合、データ入力機構の第1と第2の構造構成体と
の間に多くのドームを配置することは通常可能ではな
い。一方、局所的にプレートを曲げることによって多く
のドームの位置の制御が可能になる。
【0038】唯一のドーム様部材を含む本発明による電
気機械式データ入力機構を構成することが可能である。
このような機構によって単一の押しボタンを置き換える
ことが可能となる。例えば、第2の構造構成体は第1と
第2の面に対して垂直方向に動くように設けることがで
きる。例えば、デバイスのシャーシは、その表面から延
伸する1つのアクチュエータを持つ比較的厚いプレート
の動きを制御する開口部を備えることができる。この場
合第2の構造エレメントは典型的には剛性がある。第2
の例として、アクチュエータがドームの方へ延伸する起
点となるデバイスの薄いカバーは、第2の構造エレメン
トとして機能することができる。押されるとこの薄いカ
バーは曲がり、ドームの方向へのアクチュエータの動き
を生む。
【0039】図6は本発明による電子デバイスの例を示
す図である。移動局600は、数字入力用の従来型の押
しボタン104を有する。移動局600の表示領域30
1には本発明の第2の推奨実施例による電気機械式デー
タ入力機構300が存在する。ドーム102はウィンド
ウ301の側辺の中央に配置される。これによって移動
局600の電気機械式データ入力機構300は矢印キー
として便利に使用することが可能となる。前述のように
4つのドームを用いてさらに多くの入力信号の発生が可
能となる。移動局610では、数字用押しボタンは、本
発明による第2の電気機械式データ入力機構620と置
き換えられる。第2の電気機械式データ入力機構620
では、移動局のカバー106は電気機械式データ入力機
構の第2の構造構成体として機能する。例えばスライデ
ィング・カバーや移動局の他のある一部などに本発明に
よる電気機械式データ入力機構を配置することも可能で
ある。マイクやイヤホンが存在する場合、この領域は、
本発明による電気機械式データ入力機構の一体化が可能
な通信装置の一部を示す別の例となる。
【0040】移動電話に加えて、ラップトップ・コンピ
ュータや、個人用オーガナイザ(パーム・トップ装置)
や、あるいは基本的に、押しボタンまたはキーボードの
必要が存在する任意の電子デバイスの中に本発明による
電気機械式データ入力機構の適用が可能となる。ラップ
トップ・コンピュータおよび個人用オーガナイザで、本
発明によるデータ入力機構の利用は特に好適であり、デ
ィスプレイ構成要素がウィンドウの下に配置され、図3
に示すように、ウィンドウがデータ入力機構の第2の構
造構成体として機能する。
【0041】図7は、本発明の第3の推奨実施例による
電気機械式データ入力機構700、750、760を概
略的に示す図である。図7(a)に示されるデータ入力機
構700では、デバイスのシャーシ106が機構700
の第1の構造構成体210として機能する。第2のスラ
ブ様の構造構成体220は、例えば最上部にウィンドウ
303が存在しその下に光導板302、表示素子301
およびエンジン・モジュール701が存在するような様
々な一体化された部分を有する。このエンジン・モジュ
ールはデバイスの動作に責任を負う。このスラブ様の構
造構成体220の底部には、アクチュエータ105が存
在する。ドーム102はアクチュエータと第1の構造構
成体210(デバイスのシャーシ)との間に存在する。導
電結合エリアはデータ入力機構700のシャーシの表面
上に在る。図7(b)のデータ入力機構750はデータ入
力機構700ときわめて類似しているが、この場合デバ
イスのシャーシ106は電気機械式データ入力機構75
0の第2の構造構成体720として機能する。アクチュ
エータ105はこの場合シャーシ106の一部であり、
導電結合エリアは、ウィンドウ303、光導板302、
表示素子301およびデバイスのエンジン・モジュール
701を有する第1の構造構成体710の中に在る。
【0042】データ入力機構700と750では、プリ
ント配線基板またはエンジン・モジュール701などの
電子回路は、シャーシに関して可動な構造構成体の一部
であり、この場合、可動な構造構成体をできるだけ剛性
のあるものにするほうが好適である。剛性のあるものに
しない場合、例えば、フリップ・チップのハンダ付けポ
イントの信頼性などが減じる可能性がある。したがっ
て、機構700の第2の構造構成体220と、機構75
0の第1の構造構成体710とを非常に剛性のあるもの
にして、データ入力機構の正常な使用に関連する力が、
フリップ・チップのハンダ付けポイントなどを折る可能
性がある曲げを生じさせないようにすることが理にかな
っている。
【0043】図7(c)は、機構700と比較してわずか
に修正されたデータ入力機構760を示す。この図で、
第2の構造構成体220と第1の構造構成体106/2
10との間の空隙は、第2の構造構成体220が第1の
構造構成体210に関してわずかに動くことを可能に
し、ドームはその形状を変えることが可能な適切な弾性
材料761(エラストマーなど)によって満たされる。電
気機械式データ入力機構760は防水性を有し、さらに
シャーシとエンジン・モジュール間の弾性材料によって
エンジン・モジュールからの熱の放散の改善を図ること
ができる。防水構造を達成するために個々の封止された
押しボタンの組立を通常必要とする従来型の構造と比較
すると、データ入力機構760が単純であり、頑丈であ
り、製造し易く、さらに対費用効果が良い。さらに、個
々の押しボタンをつける必要がないので、デバイスの設
計者には、電気機械式データ入力機構760または本発
明による別のデータ入力機構を備えたデバイスの形状を
生み出す多くの自由が生まれる。
【0044】本発明の第3の推奨実施例に準拠するデー
タ入力機構は、デバイスのシャーシがデータ入力機構の
一部を形成するので、非常に小型の電子デバイスの中で
好適に利用することができる。
【0045】図8は一例として本発明による腕時計電話
と呼ばれる通信装置800を示す。通信装置の断面は図
7(c)などに示される断面であってもよい。図8の参照
番号210と220は図7(c)の断面と一致するもので
ある。これらの作動オプションは円形表示領域801を
用いてユーザーに表示される。円形表示領域801は、
本発明による電気機械式データ入力機構の第1または第
2の構造構成体の最上部であり、ユーザーは表示領域8
01を押すことにより所望のオプションを起動させる。
図8は、一例として電気機械式データ入力機構の第1と
第2の部材間の4つのドーム102を示す。腕時計電話
のディスプレイの直径は典型的には約3センチメートル
であるので、腕時計電話の本発明による電気機械式デー
タ入力機構の中に4つ以上のドームを持つことは実行不
可能である場合もある。言うまでもなく、腕時計電話の
形状は、矩形、卵形、楕円形のような非円形であっても
よく、あるいは自由に作られた形であってもよい。ユー
ザーがペン状のまたは針状の器具で表示領域801を押
す場合には、デバイスの電気機械式データ入力機構の中
にもっと多くのドームを備えることが可能となる。
【0046】図9は再び一例として本発明によるペン式
電話と呼ばれる通信装置900を示す。通信装置900
は一例として、2つの押しボタン104を有する。さら
に、本発明によるデータ入力機構は表示領域301に一
体化される。データ入力機構の断面は例えば、図3ある
いは図7に示される断面と類似していてもよい。表示領
域301はペン式電話では典型的には細長いので、その
電気機械式データ入力機構の中に1列にドームを配置す
ることが通常最も実行可能である。
【0047】図9は2つのドームを示すが、通信装置9
00のデータ入力機構の動作が、局所的に曲がるデータ
入力機構の第1または第2の構造構成体に基づいている
場合、表示領域の中央に第3のドームなどを設けること
も可能である。
【0048】本説明および添付の請求項において用いら
れる方向という用語はデータ入力機構の部分についての
説明および相対的位置を明らかにすることを意図するも
のである。これらの方向を示す用語は、ある位置または
方向におけるデータ入力機構に関して本発明を限定する
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の押しボタンの構造を示す図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の第1の推奨実施例による
電気機械式データ入力機構の構造を概略的に示す図であ
る。
【図3】本発明の第2の推奨実施例による電気機械式デ
ータ入力機構を概略的に示す図である。
【図4】(a)と(b)は本発明による電気機械式データ入
力機構の平面図を示す図である。
【図5】本発明による電気機械式データ入力機構に追加
することができる電気回路の一例を概略的に示す図であ
る。
【図6】本発明による2つの携帯用通信装置を示す。
【図7】(a)〜(c)は本発明の第3の推奨実施例による
電気機械式データ入力機構の断面を概略的に示す図であ
る。
【図8】本発明による通信装置を示す図である。
【図9】本発明による通信装置を示す図である。
【符号の説明】
102…ドーム様部材(ドーム) 105…アクチュエータ 107…導電結合エリア 200…電気機械式データ入力機構(データ入力機構) 210…第1の構造構成体 211…第1の面 212…第2の面 220…第2の構造構成体(プレート)
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月12日(2001.9.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テルホ カイクランタ フィンランド国,エフイーエン−20760 ピースパンリスティ,ソルバクヤ 7 Fターム(参考) 5G006 AA02 AB25 AZ01 AZ08 BA01 FB04 JA01 JB05 JC01 5K023 AA07 BB11 DD06 GG04 GG08 GG15 HH07 RR01 RR08 5K027 AA11 BB02 CC08 MM04 MM17

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機械式データ入力機構(200、3
    00、700、750、760)であって、 第1の構造構成体(210、710)と、 前記第1の構造構成体に対して動くように構成される第
    2の構造構成体 (220、720)と、 前記第1の構造構成体の一部として、第1の面(211)
    と、 前記第2の構造構成体の一部として、前記第1の面に隣
    接して位置し、空隙によって前記第1の面から隔てられ
    た第2の面(212)と、 前記第1の面上の導電結合エリア(107)と、 前記第1と第2の面との間にあり、前記導電結合エリア
    に隣接するドーム様部材(102)であって、前記導電結
    合エリアに隣接する導電面を有するドーム様部材(10
    2)と、 前記第2の面から延伸して、前記ドーム様部材に隣接し
    て位置するアクチュエータ(105)と、を有する機構で
    あって、 前記第1と第2の構造構成体を互いの方へ押す力を働か
    せる加圧エリアであって、前記ドーム様部材が実質的に
    配置される範囲となる加圧エリアを設ける機構におい
    て、 前記加圧エリア内で、前記第2の構造構成体の弾性特性
    が実質的に均一であり、 前記第1と第2の構造構成体は、前記ドーム様部材だけ
    を介して互いから隔てられて前記加圧エリア内に在り、 前記加圧エリア内のある領域に対して働き、また前記第
    1と第2の構造構成体を互いの方へ押す加圧力の影響に
    よって、前記第1と第2の構造構成体が互いに対して動
    くように構成され、その結果、アクチュエータがドーム
    様部材の方へ動くことを特徴とする電気機械式データ入
    力機構。
  2. 【請求項2】 前記電気機械式データ入力機構(202)
    において、前記第1の構造構成体と前記第2の構造構成
    体とが互いに対して構造構成体全体として動くように構
    成されることを特徴とする請求項1に記載の電気機械式
    データ入力機構。
  3. 【請求項3】 前記電気機械式データ入力機構(201)
    において、前記第2の構造構成体が、前記加圧力の影響
    によって弾性変形を受けるように構成され、その結果、
    前記部分および前記アクチュエータが前記ドーム様部材
    の方へ動くことを特徴とする請求項1に記載の電気機械
    式データ入力機構。
  4. 【請求項4】 前記第1の構造構成体が前記加圧力の影
    響によって弾性変形を受けるように構成され、その結
    果、前記部分および前記アクチュエータが前記ドーム様
    部材の方へ動くことを特徴とする請求項1に記載の電気
    機械式データ入力機構。
  5. 【請求項5】 前記第1の面上に第2の導電結合エリア
    と、 前記第1と第2の面との間にあり、前記第2の導電結合
    エリアに隣接する第2のドーム様部材(102b)であっ
    て、前記第2の導電結合エリアに隣接する第2の導電面
    を有する第2のドーム様部材と、 前記第2の面から延伸して、前記第2のドーム様部材に
    隣接して位置する第2のアクチュエータ(105b)と、
    をさらに有し、 前記加圧エリア内の第1の領域(401a)に対して働く
    力の影響によって、前記第1と第2の構造構成体が互い
    に対して動くように構成され、その結果、前記アクチュ
    エータが前記ドーム様部材(102a)の方へ動き、 前記加圧エリア内の第2の領域(401b)に対して働く
    力の影響によって、前記第1と第2の構造構成体が互い
    に対して動くように構成され、その結果、前記第2のア
    クチュエータが前記第2のドーム様部材(102b)の方
    へ動くことを特徴とする請求項1に記載の電気機械式デ
    ータ入力機構。
  6. 【請求項6】 前記加圧エリア内の第3の領域(402
    a)に対して働く力の影響によって、前記第1と第2の
    構造構成体が互いに対して動くように構成され、その結
    果、前記アクチュエータが前記ドーム様部材(102a)
    の方へ動き、前記第2のアクチュエータが前記第2のド
    ーム様部材(102b)の方へ動くことを特徴とする請求
    項5に記載の電気機械式データ入力機構。
  7. 【請求項7】 前記加圧エリア内の第3の領域(403)
    に対して働く力の影響によって、前記第1と第2の構造
    構成体が互いに対して動くように構成され、その結果、
    前記電気機械式データ入力機構の一部を構成するすべて
    のアクチュエータが、前記電気機械式データ入力機構の
    一部を構成するドーム様部材(102a、102b、1
    02c、102d)の方へ動くことを特徴とする請求項
    5に記載の電気機械式データ入力機構。
  8. 【請求項8】 前記第3の領域が前記加圧エリアのほぼ
    中央に在ることを特徴とする請求項7に記載の電気機械
    式データ入力機構。
  9. 【請求項9】 電気回路(500)をさらに有し、すべて
    のドーム様部材の導電エリアが、あるあらかじめ規定さ
    れた時間の間前記対応する導電結合エリアと同時に接触
    している場合、前記電気機械式データ入力機構がその一
    部を構成するデバイスがパワー・オフ・モードに在ると
    き前記電気回路が第1の信号を生成し、前記デバイスが
    パワー・オン・モードに在るとき第2の信号を生成する
    ように成すことを特徴とする請求項7に記載の電気機械
    式データ入力機構。
  10. 【請求項10】 前記ドーム様部材が前記加圧エリアの
    周囲の近くにほぼ左右対称に配置されることを特徴とす
    る請求項1に記載の電気機械式データ入力機構。
  11. 【請求項11】 前記加圧エリアが多角形であり、前記
    ドーム様部材が前記加圧エリアのすみ近くに在ることを
    特徴とする請求項10に記載の電気機械式データ入力機
    構。
  12. 【請求項12】 前記加圧エリアが矩形であり、前記ド
    ーム様部材が前記加圧エリアのすみ近くに在ることを特
    徴とすることを特徴とする請求項11に記載の電気機械
    式データ入力機構。
  13. 【請求項13】 前記加圧エリアが多角形であり、前記
    ドーム様部材が該多角形の加圧エリアの側辺の中点近く
    に在ることを特徴とする請求項10に記載の電気機械式
    データ入力機構。
  14. 【請求項14】 前記加圧エリアが矩形であることを特
    徴とする請求項13に記載の電気機械式データ入力機
    構。
  15. 【請求項15】 前記加圧エリアが円形であることを特
    徴とする請求項10に記載の電気機械式データ入力機
    構。
  16. 【請求項16】 前記加圧エリアが卵形であることを特
    徴とする請求項10に記載の電気機械式データ入力機
    構。
  17. 【請求項17】 前記加圧エリアが楕円形であることを
    特徴とする請求項10に記載の電気機械式データ入力機
    構。
  18. 【請求項18】 前記電気機械式データ入力機構(20
    0、300、700)において、前記第2の構造構成体
    (301)が拡張部として前記アクチュエータを有するプ
    レートであることを特徴とする請求項1に記載の電気機
    械式データ入力機構。
  19. 【請求項19】 前記プレートの少なくとも一部が透明
    であることを特徴とする請求項15に記載の電気機械式
    データ入力機構。
  20. 【請求項20】 前記電気機械式データ入力機構(30
    0)が、前記第1と第2の構造構成体の間のプレート様
    部材であり、かつ表示素子(302)を有する第3の部材
    (302、303)をさらに有することを特徴とし、さら
    に、前記プレートの透明部分を通して、前記表示素子を
    用いて表示される情報を見ることができることを特徴す
    る請求項19に記載の電気機械式データ入力機構。
  21. 【請求項21】 前記電気機械式データ入力機構(70
    0)において、 前記プレートが透明層(301)とプレート様表示素子
    (302)とを有し、前記透明層がアクチュエータの在る
    側ではない、前記プレートの反対側に在り、 前記表示素子を用いて表示される情報を前記透明層を通
    して見ることができることを特徴する請求項19に記載
    の電気機械式データ入力機構。
  22. 【請求項22】 前記電気機械式データ入力機構(75
    0)において、前記第1の構造構成体(710)がプレー
    トであることを特徴とする請求項1に記載の電気機械式
    データ入力機構。
  23. 【請求項23】 前記電気機械式データ入力機構(75
    0)において、前記プレートが透明層(301)と、プレ
    ート様表示素子(302)とを有し、前記透明層が、前記
    第1の表面ではなく、前記プレートの反対側に在ること
    を特徴とし、 前記表示素子を用いて表示される情報が前記透明層を通
    して見ることができることを特徴する請求項22に記載
    の電気機械式データ入力機構。
  24. 【請求項24】 前記電気機械式データ入力機構(76
    0)において、前記空隙が弾性材料(761)によって少
    なくとも部分的に満たされ、前記第1と第2の構造構成
    体が互いに対して動くことが可能であることを特徴とす
    る請求項1に記載の電気機械式データ入力機構。
  25. 【請求項25】 前記第1と第2の面の間のドーム様部
    材の数が1であり、1つのアクチュエータが第2の面か
    ら延伸することを特徴とする請求項1に記載の電気機械
    式データ入力機構。
  26. 【請求項26】 前記第1と第2の面の間のドーム様部
    材の数が2であり、2つのアクチュエータが第2の面か
    ら延伸することを特徴とする請求項1に記載の電気機械
    式データ入力機構。
  27. 【請求項27】 前記第1と第2の面の間のドーム様部
    材の数が3であり、3つのアクチュエータが前記第2の
    面から延伸することを特徴とする請求項1に記載の電気
    機械式データ入力機構。
  28. 【請求項28】 前記第1と第2の面の間のドーム様部
    材の数が4であり、4つのアクチュエータが前記第2の
    面から延伸することを特徴とする請求項1に記載の電気
    機械式データ入力機構。
  29. 【請求項29】 電気機械式データ入力機構を有する電
    子デバイスにおいて、その電気機械式データ入力機構
    は、 第1の構造構成体(210、710)と、 前記第1の構造構成体に対して動くように構成される第
    2の構造構成体 (220、720)と、 前記第1の構造構成体の一部として、第1の面(211)
    と、 前記第2の構造構成体の一部として、前記第1の面に隣
    接して位置し、空隙によって前記第1の面から隔てられ
    た第2の面(212)と、 前記第1の面上の導電結合エリア(107)と、 前記第1と第2の面の間にあり、前記導電結合エリアに
    隣接するドーム様部材(102)であって、前記導電結合
    エリアに隣接する導電面を有するドーム様部材(102)
    と、 前記第2の面から延伸して、前記ドーム様部材に隣接し
    て位置するアクチュエータ(105)と、を有し、 さらにその電気機械式入力機構は実質的に、前記ドーム
    様部材が配置されている範囲内に前記第1と第2の構造
    構成体を互いの方へ押す力を働かせるための加圧エリア
    を設けて、 前記加圧エリア内で、前記第2の構造構成体の弾性特性
    が実質的に均一であり、 前記第1と第2の構造構成体が、前記ドーム様部材だけ
    を介して互いから隔てられて前記加圧エリア内に在り、 前記加圧エリア内のある領域に対して働き、また前記第
    1と第2の構造構成体を互いの方へ押す加圧力の影響に
    よって、前記第1と第2の構造構成体が互いに対して動
    くように構成し、その結果、前記アクチュエータが前記
    ドーム様部材の方へ動くことを特徴とする電子デバイ
    ス。
  30. 【請求項30】 携帯用デバイスであることを特徴とす
    る請求項29に記載の電子デバイス。
  31. 【請求項31】 携帯用通信デバイスであることを特徴
    とする請求項30に記載の電子デバイス。
  32. 【請求項32】 前記電子デバイス(600、610)が
    移動電話であることを特徴とする請求項31に記載の電
    子デバイス。
  33. 【請求項33】 前記電子デバイス(800)が腕時計の
    形状を有するデバイスであることを特徴とする請求項3
    1に記載の電子デバイス。
  34. 【請求項34】 前記電子デバイス(900)がペンの形
    状を有するデバイスであることを特徴とする請求項31
    に記載の電子デバイス。
  35. 【請求項35】 前記電子デバイス(800)において前
    記第1の構造構成体(210)が該電子デバイスのシャー
    シ(801)であることを特徴とする請求項29に記載の
    電子デバイス。
  36. 【請求項36】 前記第2の構造構成体(220、72
    0)が電子デバイスのシャーシ(801)であることを特
    徴とする請求項29に記載の電子デバイス。
  37. 【請求項37】 コンピュータであることを特徴とする
    請求項29に記載の電子デバイス。
  38. 【請求項38】 携帯用コンピュータであることを特徴
    とする請求項37に記載の電子デバイス。
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