JP2002056168A - 通信ネットワークを利用して、加盟業者間で営業情報を共有化する方法およびその共有化システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】加盟業者間で通信ネットワークを利用し、営業
情報を共有化することによって、営業活動を効率的に行
う。 【解決手段】通信ネットワークＮ上に、加盟提携業者の
各々が保有する営業実績データを蓄積した営業情報共有
サイトＡを設けて、加盟提携業者間で営業情報を相互に
利用し合う。営業情報共有サイトＡは、加盟提携業者の
各々が保有する営業実績データを、顧客情報、営業品目
情報、営業者情報、営業実績情報などを、少なくとも検
索キーとした、営業情報共有化データベース２を設けて
いる。営業情報共有サイトＡは、加盟提携業者のアクセ
スがあれば、所定の認証を実行し、認証が確認されたと
きには、アクセスした加盟提携業者に対して、営業情報
共有化データベース２へのアクセスを許容して、所望の
営業情報を閲覧させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を利用して、特定の加盟業者間で営業情報を共有化して
利用する方法、および通信ネットワークを利用した顧客
情報の共有化システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ビルなどに設備機器を導入してい
る業者（メーカ）は、自己の顧客情報に基づいて営業活
動を行っているが、近時では、新築ビルへの設備の導入
に加えて、既にビルに導入されている設備の取り替えを
見越した、いわゆるリニューアル化を狙った営業活動も
重要になっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の営業
方法では、各設備機器の業者には、他の設備機器を導入
した業者の顧客情報が開示されないため、リニューアル
の需要を発掘することは難しく、他の業者による設備機
器の販売が、代理店や工事店を介して行われた場合は、
特に、最終的な顧客を探すことも困難であった。

【０００４】したがって、環境やエネルギー問題を重視
した新世代の商品を開発しても、従来の設備機器との関
連させて、取替えなどの提案を積極的にかつ効率良く行
うことができなかった。

【０００５】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、インターネットなどの情報インフラを
有効に利用して、それぞれの加盟業者間が保有する企業
財産である実績情報を共有化し、相互に利用しあうこと
によって、商品、設備のリニューアル化を起点として、
積極的な営業展開を効率的に行う方法、および加盟業者
間で既に実績によって裏付けのある営業情報を共有財産
として相互に利用化できる新規なビジネスモデルを実現
する共有化システムを提供することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項１〜請求項３には、通信ネットワー
クを利用して、加盟業者間で営業情報を共有化する方法
を提案している。請求項１は、通信ネットワーク上に、
加盟提携業者の各々が保有する営業実績データを蓄積し
た営業情報共有サイトを設けて、加盟提携業者間で営業
情報を相互に利用し合うようにした方法であって、営業
情報共有サイトは、加盟提携業者の各々が保有する営業
実績データを、オーナー、購入者などの顧客情報、販売
あるいは提供したサービスなどの営業品目情報、販売、
納入業者、サービス提供業者などの営業者情報、営業品
目に対して、販売、提供した年月日を特定した営業実績
情報などを、少なくとも検索キーとした、営業情報共有
化データベースを備えており、加盟提携業者のアクセス
があれば、所定の認証を実行し、認証が確認されたとき
には、アクセスした加盟提携業者に対して、営業情報共
有化データベースへのアクセスを許容して、所望の営業
情報を閲覧させることを特徴としている。

【０００７】請求項２では、請求項１において、営業情
報共有サイトは、更にそれぞれの加盟提携業者の所有す
る共有化管理サーバとリンクされており、営業情報共有
サイトは、他の加盟提携業者から、その加盟提携業者に
関係する営業実績情報へのアクセスがあった場合には、
アクセスを受けた加盟提携業者の所有する管理サーバ
に、アクセスした加盟提携業者、顧客情報を少なくとも
含むアクセスジャーナル情報を自動的に通知することを
特徴としている。

【０００８】請求項３では、請求項２において、営業情
報共有サイトは、他の不特定の加盟提携業者に対して、
営業見積、営業提案を要求したり、営業見積、営業提案
を提案する営業情報交換フォーラムを備えており、加盟
提携業者は、この営業情報交換フォーラムを通じて、相
互に営業情報を交換できるようにしている。

【０００９】請求項４〜請求項８には、通信ネットワー
クを利用した営業情報の共有化システムを提案してい
る。請求項４は、通信ネットワーク上に、加盟提携業者
の各々が保有する営業実績データを蓄積した営業情報共
有サイトを設けて、加盟提携業者間で営業情報を相互に
利用し合うようにした、営業情報共有化システムであっ
て、営業情報共有サイトは、加盟提携業者の各々が保有
する営業実績データを、オーナー、購入者などの顧客情
報、販売あるいは提供したサービスなどの営業品目情
報、販売、納入業者、サービス提供業者などの営業者情
報、営業品目に対して、販売、提供した年月日を特定し
た営業実績情報などを、少なくとも検索キーとした、営
業情報共有化データベースと、加盟提携業者からのアク
セスに対して所定の認証を実行し、認証が確認されたと
きには、アクセスした加盟提携業者に対して、営業情報
共有化データベースへのアクセスを許容して、所望の営
業情報を閲覧させるポータル／閲覧サーバ通信装置とを
備えたことを特徴としている。

【００１０】請求項５では、請求項４において、営業情
報共有サイトは、更にそれぞれの加盟提携業者の所有す
る管理サーバとリンクされており、営業情報共有サイト
は、他の加盟提携業者から、その加盟提携業者に関係す
る営業実績情報へのアクセスがあった場合には、アクセ
スを受けた加盟提携業者の所有する管理サーバに、アク
セスした加盟提携業者、顧客情報を少なくとも含むアク
セスジャーナル情報を自動的に通知するサーバ通信装置
を更に備えていることを特徴としている。

【００１１】請求項６では、請求項５において、営業情
報共有サイトは、他の不特定の加盟提携業者に対して、
営業見積、営業提案を要求したり、営業見積、営業提案
を提案する営業情報交換フォーラムを提供するサーバ通
信装置を更に備えており、加盟提携業者は、この営業情
報交換フォーラムを通じて、相互に営業情報を交換でき
る構成にしている。

【００１２】請求項７は、通信ネットワーク上に、加盟
提携業者の各々が保有するビル設備、メンテナンス情報
に関する営業実績データを蓄積した営業情報共有サイト
を設けて、加盟提携業者間で共有サイトを相互に利用し
合うようにした、ビル設備、メンテナンスについての営
業情報の共有化システムであって、営業情報共有サイト
は、加盟提携業者の各々が保有するビル設備、メンテナ
ンス情報に関する営業実績データを、少なくともオーナ
ーなどの顧客、ビル設備の設計、販売納入業者、販売、
納入したビル設備品のメーカ、販売、納入の年月日を特
定した実績などを検索キーとした、営業情報共有化デー
タベースと、加盟提携業者の認証を実行した後、営業情
報共有化データベースへのアクセスを許容して、相互に
閲覧させるポータル／閲覧サーバ通信装置とを備えた構
成にしている。

【００１３】請求項８では、請求項７において、営業情
報共有サイトは、更にそれぞれの加盟提携業者の所有す
る共有化管理サーバとリンクされており、営業情報共有
サイトは、他の加盟提携業者から、その加盟提携業者に
関係する営業実績情報へのアクセスがあった場合には、
アクセスを受けた加盟提携業者の所有する管理サーバ
に、アクセスした加盟業者、顧客名を少なくとも含むア
クセスジャーナル情報を通知するサーバ通信装置を更に
備えた構成にしている。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図１は、通信ネットワー
クを利用し、加盟業者間で営業情報を共有化する方法を
実施する、営業情報の共有化システムの構成の一例を示
した図である。

【００１５】このシステムでは、インターネットに代表
される通信ネットワークＮ上に、加盟提携業者の各々が
保有する営業実績データを蓄積した営業情報共有サイト
Ａを設けて、加盟提携業者間で営業情報を相互に利用し
合うことができるようになっている。

【００１６】営業情報共有サイトＡは、加盟提携業者の
各々が保有する営業実績データを、オーナー、購入者な
どの顧客情報、販売あるいは提供したサービスなどの営
業品目情報、販売、納入業者、サービス提供業者などの
営業者情報、営業品目に対して、販売、提供した年月日
を特定した営業実績情報などを、少なくとも検索キーと
した、営業情報共有化データベース２を備えている。

【００１７】図２は、営業情報共有化データベース２の
構成の例を示しており、顧客情報、営業品目情報、営業
者情報、営業実績情報を格納している。１の顧客に対し
て、複数の営業品目がある場合には、営業品目の各々に
対して、営業者情報、営業実績情報が格納される。な
お、顧客情報は、建物の所在地を基にして検索できるよ
うにしてもよい。その場合、営業情報共有サイトＡをア
クセスすることによって画面表示された地図上を指定す
るような操作をすればよい。

【００１８】各加盟提携業者の営業情報共有サイトＡ
は、ポータル／閲覧サーバ通信装置１が、他の加盟提携
業者からアクセスがあれば、所定の認証を実行し、認証
が確認されたときには、アクセスした加盟提携業者に対
して、営業情報共有化データベース２へのアクセスを許
容して、所望の営業情報を閲覧（データをダウンロー
ド）させる。

【００１９】なお、ポータル／閲覧サーバ通信装置１
は、ポータルサーバ通信装置と閲覧サーバ通信装置とを
リンクして構成してもよい。これらの装置は、サイトの
規模によって複数台設置し、相互にリンクさせておく。

【００２０】加盟提携業者が個別に保有する営業実績デ
ータを、インターネット上で公開して相互の利用化を図
り、共生化のもとで顧客の囲い込みを行って、実績のあ
る顧客を起点とした営業活動を効率的かつ発展的に行
う。各業者は、資本金の出資や特別な技術的関係も必要
がなく、顧客情報を公開するだけで、他の業者と提携す
ることができ、加盟している他の業者の顧客情報が閲覧
できるというメリットがある。

【００２１】営業情報共有サイトＡは、加盟提携業者の
みに公開されるアライアンスデータベースサイトであ
り、加盟提携業者が提供した営業実績データの統一化を
図り、多方面での切り口を設けて多次元データベース化
しているので、すべての加盟提携業者は等価的に利用で
きる。

【００２２】他の顧客情報が閲覧できれば、顧客に対す
る営業活動において、建物の照明、防犯、家電、設備な
どの各機器１０の電気消費量などを総合的に判断し、省
エネルギーの見込み量を算出し、その対策を施した機器
を提案したり、機器の取替え時期に新しい機器を提案す
ることができる。したがって、従来からの顧客との関係
が継続できる。

【００２３】なお、省エネルギーサービスを提案するた
めに提携する業者には、照明、動力インバータ、氷蓄熱
装置、デマンド制御、コージェネレーション、建築関
連、節水ゴマ、トランスなどの各業者がある。

【００２４】ビルなどに設置された各機器１０は、いず
れも組込型マイクロインターネット技術を利用して開発
されたマイクロデバイスを内蔵させており、コンセント
にプラグを差し込むだけで簡単にインターネットに接続
できるようになっている。したがって、各業者は、他の
業者から得た顧客情報等を基に、各機器１０をアクセス
し、各々の詳細な情報を取得して、運用状態を調査し、
リモートメンテナンスを実行することができる。このよ
うな組込型マイクロインターネット技術を利用できれ
ば、更に、加盟提携する業者は増加する。

【００２５】なお、機器の設置場所は、ビルなどには限
定されず、一般家庭の住戸や、工場、事務所などの人が
生活し活動する生活作業空間を含む。住戸の場合、住戸
内に屋内通信ネットワークを形成する通信端末器を設置
し、照明器具、空調機器、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など
の生活設備機器を接続する。生活設備機器には、特定さ
れる生活作業空間に応じて、家電機器、通信機器、事務
用機器、工場設備、防犯センサ・火災センサ・人体検知
センサなどの各種セキュリティ機器、呼出スイッチ（非
常コールボタン）、電気錠、電気・ガス・水道などのメ
ータ（検針装置）などの端末器を含む。

【００２６】住宅内の通信端末器は、インターネット上
で使用されるプロトコルを使用した制御信号を生活設備
機器との間で送受して、必要な制御を行う。各生活設備
機器には、家庭内コンセントなどを通じて電源が供給さ
れるが、例えば、電力線搬送技術を用いて開発された給
電制御方法を利用すれば、同一の信号線を通じて制御信
号とともに電源が供給できる。また、生活設備機器は、
インターネットを介して接続された携帯電話機などの外
部の通信端末器からの遠隔操作や、動作状態のモニタも
可能である。

【００２７】住宅内の通信端末器は、住戸に電力を供給
する分電盤の機能を備えて、各生活設備機器に電力を供
給するもの以外に、給電を伴わない屋内通信ネットワー
ク、集合住宅ネットワーク、近隣地域ネットワークなど
であってもよい。また、通信端末器と生活設備機器と
は、有線接続には限定されず、無線接続されていてもよ
く、携帯電話機を使用して遠隔操作が出来るようにして
もよい。

【００２８】図１では、営業情報共有サイトＡは、それ
ぞれの加盟提携業者の所有する共有化管理サーバ３とリ
ンクされている。営業情報共有サイトＡは、他の加盟提
携業者から、その加盟提携業者に関係する営業実績情報
へのアクセスがあった場合には、アクセスを受けた加盟
提携業者の所有する共有化管理サーバ３に、アクセスし
た加盟提携業者、顧客情報を少なくとも含むアクセスジ
ャーナル情報を自動的に通知する。

【００２９】すなわち、加盟提携業者が提供した営業実
績データに関連する項目などに、他の加盟提携業者から
アクセスがあったときには、アクセスされた内容をアク
セスジャーナル情報としてまとめて、営業情報共有サイ
トＡとリンクした加盟提携業者の所有する管理サーバ３
に自動通知する。これによって、加盟提携業者は、自己
の提供した営業実績データのうち、どの顧客、どの品目
に対して注目されているかが分かり、将来の営業戦略を
有利に展開することができる。なお、ジャーナル情報の
配信は、その都度には限定されず、定期的に行ってもよ
い。

【００３０】次に、図３に、上記した営業情報の共有化
システムの動作を示している。ここでは、「業者＃１」
が「業者＃２」の営業情報の閲覧を要求した場合を示し
ている。営業情報共有サイトＡは、「業者＃１」からア
クセス要求を受け（１００）、これに含まれたＩＤデー
タやパスワードが、予め登録したものと一致すれば、認
証結果として正常応答を行う（１０１）。

【００３１】続いて、営業情報共有サイトＡは、認証を
確認した「業者＃１」から、「業者＃２」の営業情報の
閲覧要求を受ければ（１０２）、それに含まれるキーを
基に、営業情報共有化データベース２を検索し（１０
３）、検索結果を営業情報として返信する（１０４）。
営業情報共有サイトＡは、営業情報を他の業者（「業者
＃１」）に送信した場合は、営業情報の提供元である
「業者＃２」の共有化管理サーバ３に、アクセスジャー
ナル情報を通知する（１０５）。

【００３２】次に、各業者の営業情報共有サイトＡの他
の機能について説明する。図４に示すように、営業情報
共有サイトＡは、他の不特定の加盟提携業者に対して、
営業見積、営業提案を要求したり、営業見積、営業提案
を提案する営業情報交換フォーラム１ａを備えている。
加盟提携業者は、この営業情報交換フォーラム１ａを通
じて、相互に営業情報が交換できる。このように、営業
情報共有サイトＡに、相手方を特定しない営業情報の交
換フォーラムを設けることによって、自由な営業活動が
行える。

【００３３】なお、営業情報交換フォーラム１ａは、営
業情報共有サイトＡ内の別のサーバ通信装置や、営業情
報共有サイトＡとリンクしたサーバ通信装置にアクセス
して行うようにしてもよい。すなわち、サイトの構成は
限定されず、他のサーバ通信装置とのリンクができ、種
々の態様が可能である。

【００３４】また、営業情報共有サイトＡには、加盟提
携業者の各々が保有するビル設備、メンテナンス情報に
関する営業実績データを蓄積して、加盟提携業者間で共
有サイトを相互に利用し合うことができる。

【００３５】この場合、営業情報共有サイトＡは、加盟
提携業者の各々が保有するビル設備、メンテナンス情報
に関する営業実績データを、少なくともオーナーなどの
顧客、ビル設備の設計、販売納入業者、販売、納入した
ビル設備品のメーカ、販売、納入の年月日を特定した実
績などを検索キーとした、営業情報共有化データベース
２を備える。

【００３６】営業情報共有サイトＡは、加盟提携業者の
認証を実行した後、営業情報共有化データベース２への
アクセスを許容して、相互に閲覧ができるようにする。
これによって、顧客情報を基に、小規模な顧客に対して
もメンテナンス契約などを結ぶことができるようにな
る。

【００３７】また、営業情報共有サイトＡは、他の加盟
提携業者から、その加盟提携業者に関係する営業実績情
報へのアクセスがあった場合には、営業情報の提供元で
ある加盟提携業者の所有する共有化管理サーバ３に、ア
クセスした加盟業者、顧客名を少なくとも含むアクセス
ジャーナル情報を通知する。

【００３８】次に、図５には、通信ネットワークを利用
した営業情報の共有化システムの別の構成の一例を示し
ている。このシステムでは、加盟提携業者の各々に、各
々が保有する営業実績データを蓄積した営業情報共有サ
イト１Ａを設けており、各々の加盟提携業者間で営業情
報を相互に利用し合うことを可能にする。

【００３９】営業情報共有サイト１Ａは、加盟提携業者
の各々が保有する営業実績データを、オーナー、購入者
などの顧客情報、販売あるいは提供したサービスなどの
営業品目情報、販売、納入業者、サービス提供業者など
の営業者情報、営業品目に対して、販売、提供した年月
日を特定した営業実績情報などを、少なくとも検索キー
とした、営業情報共有化データベース２Ａを備えてい
る。

【００４０】各加盟提携業者の営業情報共有サイト１Ａ
は、他の加盟提携業者からアクセスがあれば、所定の認
証を実行し、認証が確認されたときには、アクセスした
加盟提携業者に対して、営業情報共有化データベース２
Ａへのアクセスを許容して、所望の営業情報を閲覧させ
る。

【００４１】また、各加盟提携業者の営業情報共有サイ
ト１Ａは、それぞれの加盟提携業者の所有する共有化管
理サーバ３Ａとリンクされている。営業情報共有サイト
１Ａは、他の加盟提携業者から、その加盟提携業者に関
係する営業実績情報へのアクセスがあった場合には、ア
クセスを受けた加盟提携業者の所有する共有化管理サー
バ３Ａに、アクセスした加盟提携業者、顧客情報を少な
くとも含むアクセスジャーナル情報を自動的に通知す
る。

【００４２】

【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項１〜請求項３の各々に記載の加盟業者間で
営業情報を共有化する方法では、通信ネットワーク上
に、加盟提携業者の各々が保有する営業実績データを蓄
積した営業情報共有サイトを設けて、加盟提携業者間で
営業情報を相互に利用し合う。営業情報共有サイトは、
加盟提携業者の各々が保有する営業実績データを営業情
報共有化データベースとして備えており、認証を確認し
た加盟提携業者に対して、営業情報共有化データベース
へのアクセスを許容し、所望の営業情報を閲覧させる。

【００４３】このように、加盟提携業者が個別に保有す
る営業実績データを、インターネット上で公開して相互
の利用化を図ることによって、共生化のもとで顧客の囲
い込みを行い、実績のある顧客を起点とした営業活動を
効率的かつ発展的に行うことができる。また、営業情報
共有サイトは、加盟提携業者のみに公開されるアライア
ンスデータベースサイトであって、加盟提携業者が提供
した営業実績データの統一化を図って、多方面での切り
口を設けて多次元データベース化しているので、すべて
の加盟提携業者が等価的に利用できる。

【００４４】特に、請求項２では、営業情報共有サイト
は、他の加盟提携業者から、その加盟提携業者に関係す
る営業実績情報へのアクセスがあった場合には、営業情
報を提供した業者の共有化管理サーバに、アクセスした
加盟提携業者、顧客情報を少なくとも含むアクセスジャ
ーナル情報を自動的に通知するので、加盟提携業者は、
自己の提供した営業実績データのうち、どの顧客、どの
品目に対して注目されているかが分かり、将来の営業戦
略を有利に展開できる。

【００４５】また、請求項３では、営業情報共有サイト
は、他の不特定の加盟提携業者に対して、営業見積、営
業提案を要求したり、営業見積、営業提案を提案する営
業情報交換フォーラムを備えて、相互に営業情報を交換
できるようにしているので、各加盟提携業者は、相手方
を特定しない自由な営業活動が行える。

【００４６】請求項４〜請求項６の各々に記載の営業情
報の共有化システムでは、通信ネットワーク上に、加盟
提携業者の各々が保有する営業実績データを蓄積した営
業情報共有サイトを設けて、加盟提携業者間で営業情報
を相互に利用し合う。営業情報共有サイトは、加盟提携
業者の各々が保有する営業実績データを営業情報共有化
データベースとして備えており、認証を確認した加盟提
携業者に対して、営業情報共有化データベースへのアク
セスを許容し、所望の営業情報を閲覧させる。

【００４７】このように、加盟提携業者が個別に保有す
る営業実績データを、インターネット上で公開して相互
の利用化を図ることによって、共生化のもとで顧客の囲
い込みを行い、実績のある顧客を起点とした営業活動を
効率的かつ発展的に行うことができる。また、営業情報
共有サイトは、加盟提携業者のみに公開されるアライア
ンスデータベースサイトであって、加盟提携業者が提供
した営業実績データの統一化を図って、多方面での切り
口を設けて多次元データベース化しているので、すべて
の加盟提携業者が等価的に利用できる。

【００４８】特に、請求項５では、営業情報共有サイト
は、他の加盟提携業者から、その加盟提携業者に関係す
る営業実績情報へのアクセスがあった場合には、共有化
管理サーバに、アクセスした加盟提携業者、顧客情報を
少なくとも含むアクセスジャーナル情報を自動的に通知
するので、加盟提携業者は、自己の提供した営業実績デ
ータのうち、どの顧客、どの品目に対して注目されてい
るかが分かり、将来の営業戦略を有利に展開できる。

【００４９】また、請求項６では、営業情報共有サイト
は、他の不特定の加盟提携業者に対して、営業見積、営
業提案を要求したり、営業見積、営業提案を提案する営
業情報交換フォーラムを備えて、相互に営業情報を交換
できるようにしているので、各加盟提携業者は、相手方
を特定しない自由な営業活動が行える。

【００５０】請求項７，請求項８の各々に記載の営業情
報の共有化システムでは、通信ネットワーク上に、加盟
提携業者の各々が保有するビル設備、メンテナンスにつ
いての営業実績データを蓄積した営業情報共有サイトを
設けて、加盟提携業者間で営業情報を相互に利用し合
う。営業情報共有サイトは、加盟提携業者の各々が保有
するビル設備、メンテナンス情報に関する営業実績デー
タを営業情報共有化データベースとして備えており、認
証を確認した加盟提携業者に対して、営業情報共有化デ
ータベースへのアクセスを許容し、所望の営業情報を閲
覧させる。

【００５１】このように、加盟提携業者が個別に保有す
る営業実績データを、インターネット上で公開して相互
の利用化を図ることによって、共生化のもとで顧客の囲
い込みを行い、実績のある顧客を起点とした営業活動を
効率的かつ発展的に行うことができる。また、営業情報
共有サイトは、加盟提携業者のみに公開されるアライア
ンスデータベースサイトであって、加盟提携業者が提供
した営業実績データの統一化を図って、多方面での切り
口を設けて多次元データベース化しているので、すべて
の加盟提携業者が等価的に利用できる。

【００５２】特に、請求項８では、営業情報共有サイト
は、他の加盟提携業者から、その加盟提携業者に関係す
る、ビル設備、メンテナンスについての営業実績情報へ
のアクセスがあった場合には、営業情報を提供した業者
の共有化管理サーバに、アクセスした加盟提携業者、顧
客情報を少なくとも含むアクセスジャーナル情報を自動
的に通知するので、加盟提携業者は、自己の提供した営
業実績データのうち、どの顧客、どの品目に対して注目
されているかが分かり、将来の営業戦略を有利に展開で
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の通信ネットワークを利用した営業情報
の共有化システムの構成の一例を示す図である。

【図２】営業情報共有化データベースの構成の一例を示
す図である。

【図３】本発明の通信ネットワークを利用した営業情報
の共有化システムの動作の一例を示す図である。

【図４】営業情報共有サイトの機能を説明するための図
である。

【図５】本発明の通信ネットワークを利用した営業情報
の共有化システムの別の構成の一例を示す図である。

【符号の説明】

Ａ 営業情報共有サイト １ ポータル／閲覧サーバ通信装置 ２ 営業情報共有化データベース ３ 共有化管理サーバ ４ 各業者社内データベース Ｎ 通信ネットワーク

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】通信ネットワーク上に、加盟提携業者の各
   々が保有する営業実績データを蓄積した営業情報共有サ
   イトを設けて、加盟提携業者間で営業情報を相互に利用
   し合うようにした方法であって、 上記営業情報共有サイトは、 加盟提携業者の各々が保有する営業実績データを、オー
   ナー、購入者などの顧客情報、販売あるいは提供したサ
   ービスなどの営業品目情報、販売、納入業者、サービス
   提供業者などの営業者情報、営業品目に対して、販売、
   提供した年月日を特定した営業実績情報などを、少なく
   とも検索キーとした、営業情報共有化データベースを設
   けており、 加盟提携業者のアクセスがあれば、所定の認証を実行
   し、認証が確認されたときには、アクセスした加盟提携
   業者に対して、上記共有化データベースへのアクセスを
   許容して、所望の営業情報を閲覧させることを特徴とし
   ている、通信ネットワークを利用して、加盟業者間で営
   業情報を共有化する方法。
2. 【請求項２】請求項１において、 上記営業情報共有サイトは、更にそれぞれの加盟提携業
   者の所有する共有化管理サーバとリンクされており、 上記営業情報共有サイトは、他の加盟提携業者から、そ
   の加盟提携業者に関係する営業実績情報へのアクセスが
   あった場合には、アクセスを受けた加盟提携業者の所有
   する共有化管理サーバに、アクセスした加盟提携業者、
   顧客情報を少なくとも含むアクセスジャーナル情報を自
   動的に通知することを特徴とする、加盟業者間で営業情
   報を共有化する方法。
3. 【請求項３】請求項２において、 上記営業情報共有サイトは、 不特定の加盟提携業者に対して、営業見積、営業提案を
   要求したり、営業見積、営業提案を提案出来る営業情報
   交換フォーラムを提供し、 加盟提携業者は、この営業情報交換フォーラムを通じ
   て、相互に営業情報を交換できるようにしたことを特徴
   とする、加盟提携業者間で営業情報を共有化する方法。
4. 【請求項４】通信ネットワーク上に、加盟提携業者の各
   々が保有する営業実績データを蓄積した営業情報共有サ
   イトを設けて、加盟提携業者間で営業情報を相互に利用
   し合うようにした、営業情報共有化システムであって、 上記営業情報共有サイトは、 加盟提携業者の各々が保有する営業実績データを、オー
   ナー、購入者などの顧客情報、販売あるいは提供したサ
   ービスなどの営業品目情報、販売、納入業者、サービス
   提供業者などの営業者情報、営業品目に対して、販売、
   提供した年月日を特定した営業実績情報などを、少なく
   とも検索キーとした、営業情報共有化データベースと、 加盟提携業者からのアクセスに対して所定の認証を実行
   し、認証が確認されたときには、アクセスした加盟提携
   業者に対して、上記営業情報共有化データベースへのア
   クセスを許容して、所望の営業情報を閲覧させるポータ
   ル／閲覧サーバ通信装置とを備えたことを特徴としてい
   る、通信ネットワークを利用した営業情報の共有化シス
   テム。
5. 【請求項５】請求項４において、 上記営業情報共有サイトは、更にそれぞれの加盟提携業
   者の所有する共有化管理サーバとリンクされており、 上記営業情報共有サイトは、他の加盟提携業者から、そ
   の加盟提携業者に関係する営業実績情報へのアクセスが
   あった場合には、アクセスを受けた加盟提携業者の所有
   する共有化管理サーバに、アクセスした加盟提携業者、
   顧客情報を少なくとも含むアクセスジャーナル情報を自
   動的に通知するサーバ通信装置を更に備えている、通信
   ネットワークを利用した営業情報の共有化システム。
6. 【請求項６】請求項５において、 上記営業情報共有サイトは、不特定の加盟提携業者に対
   して、営業見積、営業提案を要求したり、営業見積、営
   業提案を提案する営業情報交換フォーラムを提供するサ
   ーバ通信装置を更に備えており、 加盟提携業者は、上記営業情報交換フォーラムを通じ
   て、相互に営業情報を交換できる構成にしている、通信
   ネットワークを利用した営業情報の共有化システム。
7. 【請求項７】通信ネットワーク上に、加盟提携業者の各
   々が保有するビル設備、メンテナンス情報に関する営業
   実績データを蓄積した営業情報共有サイトを設けて、加
   盟提携業者間で営業情報共有サイトを相互に利用し合う
   ようにした、ビル設備、メンテナンスについての営業情
   報の共有化システムであって、 上記営業情報共有サイトは、 加盟提携業者の各々が保有するビル設備、メンテナンス
   情報に関する営業実績データを、少なくともオーナーな
   どの顧客、ビル設備の設計、販売納入業者、販売、納入
   したビル設備品のメーカ、販売、納入の年月日を特定し
   た実績などを検索キーとした、営業情報共有化データベ
   ースと、 加盟提携業者の認証を実行した後、上記共有化データベ
   ースへのアクセスを許容して、相互に閲覧させるポータ
   ル／閲覧サーバ通信装置とを備えた構成にしている、通
   信ネットワークを利用した、ビル設備、メンテナンスに
   ついての営業情報の共有化システム。
8. 【請求項８】請求項７において、 上記営業情報共有サイトは、更にそれぞれの加盟提携業
   者の所有する共有化管理サーバとリンクされており、 上記営業情報共有サイトは、他の加盟提携業者から、そ
   の加盟提携業者に関係する営業実績情報へのアクセスが
   あった場合には、アクセスを受けた加盟提携業者の所有
   する共有化管理サーバに、アクセスした加盟業者、顧客
   名を少なくとも含むアクセスジャーナル情報を通知する
   サーバ通信装置を更に備えた構成にしている、通信ネッ
   トワークを利用した、ビル設備、メンテナンスについて
   の営業情報の共有化システム。