JP2002056114A - 広告装置及び広告方法 - Google Patents

広告装置及び広告方法

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JP2002056114A
JP2002056114A JP2000241418A JP2000241418A JP2002056114A JP 2002056114 A JP2002056114 A JP 2002056114A JP 2000241418 A JP2000241418 A JP 2000241418A JP 2000241418 A JP2000241418 A JP 2000241418A JP 2002056114 A JP2002056114 A JP 2002056114A
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Masaharu Tomita
正晴 冨田
Akira Sogabe
明 曽我部
Kazuo Iwazawa
和男 岩澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特に屋外型大画面表示装置の性能を十分に引き
出して高い広告効果を達成できる広告装置及び広告方法
を提供する。 【構成】表示手段は通常の広告モードから、所定期間だ
け一般広告受け付けモードとなる。この広告受け付け期
間内に、広告提供者Aは表示手段1に記載された連絡番
号を見て、基準の使用料金以上の値段を提示して通信手
段12で管理手段10にアクセスすれば、自分の画像を
表示できる。このとき、広告受け付け期間中である旨及
び現在の使用料金が同時に表示される。これを見た他の
者BがA以上の値段で申し込めば、画像は速やかにBの
ものに切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば屋外に設置
された表示装置を用いる広告装置及び広告方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビルなどの建造物に大型の表示装置を設
置し、広告媒体として使用する例が増えている。このよ
うな表示装置を広告に使用する態様としては、近辺にい
る消費者がそれを見ることを期待して表示画面に広告画
像を表示するというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】広告を見るためにわざ
わざ屋外型大画面表示装置が設置されている場所にまで
足を運ぶ人は略皆無であり、従来の屋外型大画面表示装
置では、偶然付近を通りかかった消費者の何%かが、画
面に単純に流されている広告画像を見るだけであった。
従って、屋外型大画面表示装置は迫力ある画像を提供で
きる性能を持ちながら、その広告効果は従来の通常の広
告手法をもってしては十分ではなく費用対効果の面で問
題があった。
【0004】本発明は、特に屋外型大画面表示装置の性
能を十分に引き出して高い広告効果を達成できる広告装
置及び広告方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された広
告装置は、広告と連絡番号が表示される表示手段(1)
と、前記連絡番号によってアクセスしてきた広告提供者
の通信手段(12)から供給される画像情報を前記表示
手段に表示できる管理手段(10)とを有することを特
徴としている。
【0006】請求項2に記載された広告装置は、広告が
表示される表示手段(1)と、連絡番号が表示される補
助表示手段と、前記連絡番号によってアクセスしてきた
広告提供者の通信手段(12)から供給される画像情報
を前記表示手段に表示できる管理手段(10)とを有し
ている。
【0007】請求項3に記載された広告装置は、請求項
1又は2記載の広告装置において、前記管理手段(1
0)は、前記連絡番号によるアクセスを所定の受け付け
期間中にのみ受け付け、所定の基準値を越える使用料金
情報を最初に提供した広告提供者の画像情報を表示手段
(1)に表示するとともに当該使用料金情報を表示手段
に表示し、表示手段に表示されている使用料金情報より
も大きい使用料金情報を呈示してアクセスしてきた他の
広告提供者があった場合には、広告画像を他の広告提供
者のものに入れ替えるとともに他の広告提供者の提示し
た使用料金情報を前記使用料金情報に代えて表示手段に
表示するように制御を行なうことを特徴としている。
【0008】請求項4に記載された広告方法は、表示手
段(1)に広告画像を表示する申し込みを行なうための
連絡番号と、表示手段に期間を限って前記申し込みを受
け付ける旨とを表示し、前記期間においては、所定の基
準値を越える使用料金情報を最初に提供した広告提供者
の画像情報を表示手段に表示するとともに当該使用料金
情報を表示手段に表示し、表示手段に表示されている使
用料金情報よりも大きい使用料金情報を呈示してアクセ
スしてきた他の広告提供者があった場合には、広告画像
を他の広告提供者のものに入れ替えるとともに他の広告
提供者の提示した使用料金情報を前記使用料金情報に代
えて表示手段に表示することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態を図1を参照して説明
する。本例の広告装置は、繁華街などのビルの屋上に設
置された大型の表示手段1を有している。表示手段1
は、表示画面2と表示画面2を囲む筐体3とを有してい
る。表示画面2の表示原理は特に問わない。筐体3の要
所、具体的には表示画面2のそばの見易い箇所は補助表
示手段として機能し、ここには連絡番号としての電話番
号4(各表示手段ごとに異なる)が表示(記載)され
る。この電話番号4は、表示手段1を管理する管理手段
10の連絡先である。このような表示手段1は必ずしも
1基でなくてもよく、複数の表示手段1を異なる場所に
設置して、1つの管理手段10で管理してもよい。ま
た、連絡番号を補助表示手段としての筐体に表示 (記
載)するものとしたが、表示画面2と同様な表示素子を
補助表示手段として表示画面2のそばに設置し、この補
助表示手段に連絡番号を表示してもよい。
【0010】1つ又は複数の前記表示手段1が管理手段
10に制御回線11を介して接続されている。制御回線
11としては既設の電話回線やケーブルテレビ回線のほ
か、この広告装置の専用線として新設された回線など、
既存乃至新設のあらゆる信号線が利用可能できる。本例
の制御回線11は、一般に開放されている双方向型の電
気通信回線であるインターネットを利用し、管理手段1
0はサービスプロバイダである。
【0011】表示手段1は、このようにインターネット
を介してサービスプロバイダに接続されており、さらに
サービスプロバイダは一般の広告供給者から携帯電話や
PHSなどの通信手段12を介して画像情報の提供を受
けることとされている。そして、サービスプロバイダは
インターネットを介して前記画像情報を表示手段1に表
示させることができる。
【0012】表示手段1は前記管理手段10(サービス
プロバイダ)によって制御され、次のような表示動作を
行なう。表示手段1には、通常は予め定められたスケジ
ュールで広告画像が流されている。
【0013】管理手段10は、ある時間になると「広告
受け付け期間」に入って一般の人々からの広告の受け付
けを開始し、ある時間帯それを継続する。前述した通常
の広告は一般には商品やサービスの宣伝等のために企業
などによって予め定められた契約によって利用されるも
のであるが、この「広告受け付け期間」は、企業に限ら
ず、むしろ個人的な需要に即時的に応えることを目的と
するものである。即ち、この「広告受け付け期間」にお
いて、以下に説明する手順に従って携帯電話などで画像
提供者が管理手段10に画像情報の供給等を行ない、一
定の条件を満たせば、一個人であっても表示手段に個人
的な画像情報を表示させることができるのである。しか
しながら、この「広告受け付け期間」における申し込み
は個人に限られるわけではなく、企業やその他の団体等
の参入を排除するものではない。
【0014】「広告受け付け期間」中、表示手段1又は
補助表示手段には、「広告受け付け中」と表示する。同
時に、表示手段1又は補助表示手段には、連絡番号とし
てアクセス先の電話番号、URL、特定のコード等が表
示される。同時に、表示手段1又は補助表示手段には、
基準値となる広告受け付け料金を明示する(例えば10
0円/分など)。
【0015】「広告受け付け期間」中、広告提供者(表
示手段に広告を出したいと思う者)は、表示手段1等に
表示された連絡番号としてアクセス先の電話番号、UR
L、特定のコード等によって管理手段10にアクセスす
る。連絡手段は、携帯電話、PHSなどの携帯型通信手
段、パソコンなどの情報処理・通信手段などであり、前
記制御回線であるインターネットを介して、又は他の通
信回線等を介して、管理手段10に接続される。広告提
供者の通信手段と管理手段10とが前記連絡番号によっ
て接続されれば、広告提供者の通信手段から画像情報を
管理手段10に送信することができる。
【0016】広告提供者の通信手段は先着順に管理手段
10に接続される。管理手段10に接続された後、例え
ば広告提供者Aは、表示手段1に表示されている広告受
け付け料金以上の値段であって、自分が負担してもよい
と思う金額(例えば110円/分など)を使用料金情報
として通信手段から入力し、管理手段10に送る。
【0017】広告提供者Aの提示した使用料金情報(表
示手段の利用料金)が基準値を上回っていれば、管理手
段10は広告提供者Aが最初の広告提供者に決定した旨
を広告提供者Aに通知する。
【0018】前記決定に基づいて、管理手段10は、広
告提供者Aから管理手段10への画像情報の送信を可能
とする。広告提供者Aの通信手段に記憶されており広告
提供者Aが指定する画像情報が、又は広告提供者Aが通
信手段から入力する画像情報が、制御回線を介して管理
手段10に送信される。
【0019】送信された画像情報は管理手段の画像情報
記憶手段に格納され、倫理規定による画像チェックを受
けた後、表示手段1に表示される。
【0020】表示される画像情報は、携帯電話などに記
録された待ち受け画像などのデータ、付属のCCDカメ
ラで撮影された静止画・動画でもよい。
【0021】広告供給者Aの画像が表示されるととも
に、広告供給者Aが提示した使用料金情報(本例では1
10円/分)も表示手段に表示される。これを見た他の
広告供給者は、この広告供給者A以上の値段をつければ
自分が表示する権利を得られることを知り、前記連絡番
号によって広告供給者A以上の値段(使用料金情報)を
もって管理手段に連絡・申し込みを行なう。
【0022】広告受け付け期間開始後の最初の広告提供
者Aによる画像表示は、現に広告を表示している広告供
給者Aが管理手段10に対するアクセスを自分で切断す
るまで継続する。ただし広告画像の連続表示は、広告受
け付け期間内に限られる。広告受け付け期間が過ぎれば
Aの画像の表示も終了する。
【0023】また、広告提供者Aによる画像表示は、次
の場合にも中断される。即ち、広告受け付け期間内にお
いて、他者がより高額の使用料金情報で画像情報を表示
する申し込みをしてきた場合である。即ち、表示手段が
「広告受け付け期間」にある限り、他の広告画像提供者
は任意に広告画像の表示の申し込みをすることができ
る。そして、実際に表示手段を見た他の広告画像提供者
から、次々と管理手段に連絡(申し込み)があると考え
られる。この場合、後続の申込者は、表示手段に表示さ
れた広告供給者Aの呈示した使用料金情報(本例では例
えば110円/分)を越える金額の使用料金情報で申し
込まなければ表示の権利が得られない。そこで、後続の
申込者は、表示手段に表示された広告供給者Aの呈示し
た使用料金情報(本例では例えば110円/分)を越え
る適当な金額の使用料金情報で申し込んでくると考えら
れる。そのような場合、管理手段は送られてきた情報を
既に保持しているAの情報などと比較し、後続の申し込
み者の方の提示料金の方が高かったら直ちにAの表示を
中止しするか、あらかじめ決めた最低時間(例えば1
分、30秒、15秒など)表示した後にAの表示を中止
し、新たな高値の使用料金情報を提示してきた広告画像
提供者Bの画像表示に切り替える。表示の前にBからの
画像の提供を受けて内容を検査するなどの点はAの場合
と同一である。
【0024】表示が終了した広告供給者Aが管理手段に
アクセスした、広告掲示料金(表示手段の使用料金)等
は、携帯電話の通話料として広告供給者Aに課金され
る。
【0025】その後、広告提供者Bによる画像表示は、
「広告受け付け期間」内においてさらに他の者Cがさら
に高値で申し込んでくれば中止され、Cによる画像に切
り替えられる。以後、同様である。
【0026】図2は、以上説明した「広告受け付け期
間」における表示手段の表示の移り変わりを示したもの
である。
【0027】図2(a)は、「広告受け付け期間」以外
の期間における表示、即ち表示手段の通常の広告モード
を示している。
【0028】図2(b)は、所定の時刻になって「広告
受け付け期間」となったことを示す画面である。画面中
にアクセス先のアドレス(連絡番号)が表示されてい
る。
【0029】複数の申し込みがあった場合には先着順と
なる。申し込み者が一人だけの場合には基準の値段より
も高い値段をつけたことを条件にその者が選択される。
図2(c)に示すようにその者の供給する画像情報が表
示手段に表示される。ここでは、個人名ではなくある商
店が宣伝のために広告期間を買取り、広告画像を表示し
ている状態を示す。
【0030】図2(c)に示すように画像情報が表示手
段に表示されていても、「広告受け付け期間」である間
は継続して広告表示の申し込みを受け付けている。ここ
で、現在画像を表示している者よりも高い値段で申し込
んできた者がいた場合には、図2(d)に示すようにそ
の新たな者の画像に切り替えられる。ここでは、前記商
店は50円/分の料金で表示していたが、後から広告受
け付けに参加したスポーツ用品店は100円/分の料金
を呈示したので前記商店に代わって表示手段による表示
の権利を得たのである。
【0031】さらに、図2(e)に示すように、前記ス
ポーツ用品店よりも高い料金を呈示した者がいた場合に
は、その者の画像表示に切り替えられる。ここでは、前
記スポーツ用品店は100円/分の料金で表示していた
が、後から広告受け付けに参加したある者(個人)は1
50円/分の料金を呈示したので前記スポーツ用品店に
代わって表示手段による表示の権利を得たのである。こ
こで、その者は商品などの広告ではなく、知人の誕生日
のお祝いメッセージを表示している。つまり、商品・サ
ービス等の商業的な広告だけでなく、個人的な情報の伝
達に使用することもできる。また、表示手段には静止画
だけでなく動画も表示できる。
【0032】図2(f)は、所定の時刻になって「広告
受け付け期間」が終了し、通常の広告モードに戻った画
面である。
【0033】図3は、以上説明した「広告受け付け期
間」に申し込み者が通信手段で申し込みをした場合にお
ける通信手段の表示画面の表示状態を示したものであ
る。
【0034】図3(a)に示す携帯電話から管理手段に
アクセスした場合、図3(b)に示すようにその表示画
面は料金入力画面となり、現在設定されている料金(図
では100円/分)とこれから設定する料金の表示がな
される。使用料金情報送信後に送信画像を送信する場合
には、図3(c)に示す送信画像選択画面で行なう。
【0035】図4は、以上説明した「広告受け付け期
間」における表示手段の表示の移り変わりを示したもの
である。図4(a)は「広告受け付け期間」中に管理手
段に接続した表示手段の表示画面を示す。ここで、「メ
ッセージを送る」を選択すると、図4(b)に示すよう
に使用料金情報の設定画面に切り替わるので、適当と思
う金額を入力して送信する。ここでは例えば150円/
分で申し込んでいる。管理手段で複数の申し込みを比較
検討してこの者に決定した場合には、図4(c)に示す
ように受け付けられた旨のメッセージが表示画面に表示
される。そこで、この者は図4(d)に示す送信画面で
メッセージを送る。
【0036】図5は、表示手段が異なる複数箇所に設置
されていて、申し込み者がいずれの表示手段するかを選
択できる場合である。図5(a)は「広告受け付け期
間」中に管理手段に接続した表示手段の接続中の表示画
面を示す。ここで、まず図5(b)に示すように表示手
段が設置されている地名がコードと共に表示され、申し
込み者はこの画面で表示したい表示装置を選択する。次
に、図5(c)に示すようにさらに手続きを進めるか切
断するか選択し、後は図4に示した手順で略同様に通信
を行なう。
【0037】次に他の実施の形態を説明する。以上説明
した例では、広告提供者(申し込み者)は携帯電話など
の携帯型通信端末で管理手段にアクセスしていたが、イ
ンターネットに接続されたパソコンによって管理手段に
アクセスし、管理手段にて設けられているホームページ
上で表示手段の特定情報(番号、設置場所名等)、使用
料金情報、表示したい画像情報などの申し込みに必要な
情報を設定してインターネットを介して送信するように
してもよい。複数の申し込み者がいた場合の広告表示者
の決定やその後の広告表示者の変更は前の例と同じであ
る。この場合には、料金の決済はクレジットカードなど
の認証方法を利用して行なうことができる。
【0038】以上説明した各例の広告装置乃至広告方法
は、前述した例以外でも、公衆に対して自己PRの場を
求めているアーティスト、例えば映像・画像・視覚系美
術の作品の公開場所を求めているアーティストや、自己
のパフォーマンスを公開したいと望んでいるミュージシ
ャンなどにとって絶好の場 (乃至機会)を提供するもの
である。
【0039】また、申告した使用料金で次々に画像を次
権利者のものに切り替えていく方式や、受け付け期間内
の一定期間内で区切って行なうオークション形式の表示
権利者決定などの手法は、大画面表示による宣伝広告の
業界では画期的なものであり、業者の注目を集めること
は必定である。さらに、表示の権利を取得する申し込み
にはだれでも参入しうる構成となっており、業者による
商品やサービスの広告に限定されにくく、街頭の大画面
表示装置を個人的な目的で独占的に使用できるという効
果がある。従って、本装置・方法による広告乃至画像
は、広告を提供しようとする業者及び個人が、自らが広
告を提供する立場で見るとともに、同時に広告を見る需
要者の立場でも見るところとなり、その注目度は従来の
単なる大画面表示装置の比ではなく、利用者にとっては
高い広告効果が得られ、本広告装置の設置主体(オーナ
ー)にとっては広告収入の増加が見込めるという効果が
得られる。
【0040】以上説明した例では、「広告受け付け期
間」内では、申し込んできた複数の広告提供者の使用料
金情報が前の者のものよりも高ければ、次々に新しい広
告提供者の画像に切り替えられていく方式であった。し
かし、広告受け付け期間内の一定の時間を限って複数の
申し込み者を受け付け、その中から回線を通じた入札方
式によって基準の値段よりも高くてかつ最も高い値段を
つけたものを決定してもよい。
【0041】この時、複数の広告提供者が同時に管理手
段10に制御回線を介して接続されていて、それぞれ自
分の負担してもよいと思う金額を使用料金情報として通
信手段から入力して管理手段10に送るものとする。管
理手段10は、記憶手段にこれら複数の使用料金情報を
次々に記憶格納していき、同時並行的に制御手段によっ
てこれらの情報を比較して最も高額の使用料金を示す使
用料金情報を決定していき、申し込み期限がきた瞬間に
最高値の申込者を決定する。
【0042】前記決定に基づいて、管理手段10は、最
高値の使用料金情報を送った者から管理手段10への画
像情報の送信を可能とする。以後の手順は前述した例と
同一である。
【0043】この表示は、現に広告を表示している広告
供給者が管理手段10に対するアクセスを自発的に切断
した場合に終了する。その場合には、広告受け付け期間
内であって相当の残存期間がある場合には、前述したの
と同様の手順で再度広告の受け付けを行ない、次の表示
権利者を決定することができる。現に広告を表示してい
る広告供給者は、広告受け付け期間内の全期間にわたっ
て広告画像を流し続けることもできる。広告受け付け期
間を適当に区切ってその都度前述した申し込みと決定の
手順を繰り返しても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、広告表示の料金を申込
者の自主的な競争によって決定することが可能となる。
従来は、広告代理店から広告主に呈示された広告料金で
広告宣伝が行なわれていたが、本発明によれば申し込み
時点で表示されている広告の広告料金よりも高い料金で
申し込めば直ちに高い広告料金を呈示した広告画像に切
り替えられる。これによって、広告料金が市場の原理で
決定されるようになる。
【0045】広告の申し込みは携帯電話などの携帯形通
信端末で行なえるので、実際に表示手段の表示を見なが
ら、また広告を現に見ている公衆の反応を確認しながら
申し込みを行なうことができる。
【0046】広告とは一般的な商品・サービスの商業的
な宣伝のことだけでなく、広く情報伝達全般を含む。よ
って、本発明によれば、個人的なメッセージでもよい。
例えば、誕生日のプレゼントとしてメッセージ付き画面
を大画面に表示させたり、自己PRに利用するなどの用
途が考えられる。
【0047】いずれの用途においても事業主の収益は携
帯電話などの通話料金から確実に得ることができる。広
告料金も基本的に通話料振替で得られるため、決済や認
証の手間がかからない。
【0048】大画面ディスプレイに自分が選んだ画像を
送って表示させるというサービスが定着化すればその表
示手段の注目度そのものが向上する。
【0049】ビラ配りや印刷物掲示と比較し、ごみを出
さない点で社会的・環境的に望ましい広告方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】実施の形態の「広告受け付け期間」における表
示手段の表示の移り変わりを示した図である。
【図3】実施の形態の「広告受け付け期間」に申し込み
者が通信手段で申し込みをした場合における通信手段の
表示画面の表示状態を示した図である。
【図4】実施の形態の「広告受け付け期間」における通
信手段の表示画面の表示の移り変わりを示した図であ
る。
【図5】表示手段が異なる複数箇所に設置されていて、
申し込み者がいずれの表示手段するかを選択できる実施
の形態における通信手段の表示画面の表示の移り変わり
を示した図である。
【符号の説明】
1…表示手段 2…表示画面 3…筐体 4…連絡番号としての電話番号 10…管理手段 11…制御回線 12…通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩澤 和男 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 Fターム(参考) 5B049 BB49 CC05 CC36 FF01 GG00 GG06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告と連絡番号が表示される表示手段
    と、 前記連絡番号によってアクセスしてきた広告提供者の通
    信手段から供給される画像情報を前記表示手段に表示で
    きる管理手段と、 を有する広告装置。
  2. 【請求項2】 広告が表示される表示手段と、 連絡番号が表示される補助表示手段と、 前記連絡番号によってアクセスしてきた広告提供者の通
    信手段から供給される画像情報を前記表示手段に表示で
    きる管理手段と、 を有する広告装置。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は、前記連絡番号によるア
    クセスを所定の受け付け期間中にのみ受け付け、所定の
    基準値を越える使用料金情報を最初に提供した広告提供
    者の画像情報を表示手段に表示するとともに当該使用料
    金情報を表示手段に表示し、表示手段に表示されている
    使用料金情報よりも大きい使用料金情報を呈示してアク
    セスしてきた他の広告提供者があった場合には、広告画
    像を他の広告提供者のものに入れ替えるとともに他の広
    告提供者の提示した使用料金情報を前記使用料金情報に
    代えて表示手段に表示するように制御を行なう請求項1
    又は2記載の広告装置。
  4. 【請求項4】 表示手段に広告画像を表示する申し込み
    を行なうための連絡番号と、表示手段に期間を限って前
    記申し込みを受け付ける旨とを表示し、 前記期間においては、所定の基準値を越える使用料金情
    報を最初に提供した広告提供者の画像情報を表示手段に
    表示するとともに当該使用料金情報を表示手段に表示
    し、表示手段に表示されている使用料金情報よりも大き
    い使用料金情報を呈示してアクセスしてきた他の広告提
    供者があった場合には、広告画像を他の広告提供者のも
    のに入れ替えるとともに他の広告提供者の提示した使用
    料金情報を前記使用料金情報に代えて表示手段に表示す
    ることを特徴とする広告方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003337898A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Tokyo Electric Power Co Inc:The ディスプレイ使用権オークションサーバおよび映像表示システム

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JP2003337898A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Tokyo Electric Power Co Inc:The ディスプレイ使用権オークションサーバおよび映像表示システム

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