JP2002056110A - 情報提供装置 - Google Patents

情報提供装置

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JP2002056110A
JP2002056110A JP2000239226A JP2000239226A JP2002056110A JP 2002056110 A JP2002056110 A JP 2002056110A JP 2000239226 A JP2000239226 A JP 2000239226A JP 2000239226 A JP2000239226 A JP 2000239226A JP 2002056110 A JP2002056110 A JP 2002056110A
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Kazutoshi Komine
一利 小峰
Tsutomu Sato
勤 佐藤
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Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の情報提供装置においては、インターネ
ットから自動的に所定の情報を取込むことはできても、
取込先を利用者の状況に応じて自動的に変更し、利用者
の状況に応じた適切な時期に自動的にその情報を提供す
るものはなかった。 【解決手段】 インターネットブーメラン等のソフトを
備えたインターネット自動巡回指示部54の指示によ
り、インターネット46から定期的に情報を取込み、情
報蓄積部57に蓄積しておく。車の走行等の利用者の状
況を利用状況検出部37で検出し、利用者が情報の出力
を要求したデータと共に利用状況蓄積部に蓄積し、その
データに応じてインターネットの自動巡回先を更新す
る。また、そのデータに応じて各種情報出力部58から
情報を自動的に提供する時期を決める。特に車の遠距離
走行時には、経由地等の位置データと現在地とを比較
し、所定距離以内になったとき自動的に視聴可能な放送
局の番組情報を取込み音声で提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種情報を提供す
ることができる情報提供装置に関し、特に利用者が要求
すると推定する情報を、適切な時期に提供することがで
きるようにした情報提供装置に関し、車両用ナビゲーシ
ョン装置に特に適した情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション装置においては、地図を
描画するための地図データ及び地図上に表示する地名、
あるいは施設等の情報データを記録したCD−ROM、
DVD−ROM等の地図・情報記憶媒体と、この地図・
情報記憶媒体のデータを読み取る再生装置と、地図等を
表示するディスプレイ装置と、距離センサやジャイロ等
の自立航法装置及びGPS受信機等により車両の現在位
置及び進行方向の方位を検出する車両位置検出装置等を
有し、車両の現在位置を含む地図データを地図・情報記
憶媒体から読出し、この地図データに基づいて車両位置
の周囲の地図画像をディスプレイ装置の画面に描画する
と共に、車両位置マークをディスプレイ画面に重ね合わ
せて表示し、車両の移動に応じて地図画像をスクロール
表示したり、地図画像を画面に固定し車両位置マークを
移動させたりして、車両が現在どこを走行しているのか
を一目で分かるようにしている。また、情報記録媒体に
は地図以外に多くの施設関連情報を記録しており、必要
に応じてこれを検索し、種々の情報を表示できるように
している。
【0003】また、ナビゲーション装置は、ユーザが所
望の目的地に向けて道路を間違うことなく容易に走行で
きるようにするための経路誘導機能を備えている。この
経路誘導機能によれば、地図情報を用いて出発地から目
的地までを結ぶ最もコストが低い経路を自動探索し、そ
の探索した経路を誘導経路として記憶しておき、走行
中、地図画像上に誘導経路を他の経路とは色を変えて太
く描画して画面表示したり、車両が誘導経路上の進路を
変更すべき交差点に一定距離以内に近づいたときに、交
差点を拡大表示し、進路を変更すべき方向を示す矢印等
を描画して画面表示することも行っている。更にこの交
差点の表示に際して、3D表示等により運転者が実際に
道路の前方を見ているのとほぼ同じ状態で表示すること
も行われている。
【0004】しかしながら、運転者は本来前方、及び周
囲の状況を充分確認しながら安全運転に努めなければな
らず、ナビゲーション装置にたびたび目を移すことは危
険であり、特に交差点近傍においては交通事故率が高い
ので、できる限りナビゲーション装置に目を移すことは
避けなければならない。そのため、従来のナビゲーショ
ン装置においては、運転者が交差点を安全に走行できる
ように画像表示のほか音声によっても案内を行うように
しており、例えば交差点に近づくにつれて「およそ70
0mで右方向です。」などと音声で経路を案内してい
る。また、このような音声案内機能によって、リモコン
の「音声案内」ボタンの押下等により、その時点での例
えば「しばらく道なりです。」や、「後5kmで右方向
です。」などと案内できるようにもしている。
【0005】ナビゲーション装置の普及に伴ってナビゲ
ーション装置の表示部分を見過ぎることによる交通事故
が増加することが懸念され、ナビゲーション装置に対す
る規制が強化される傾向があるため、このように音声に
よって案内を行うことは今後はより重視され、車両用ナ
ビゲーション装置にこのような機能を備えることは必須
の要件となっている。
【0006】上記のようにナビゲーション装置において
は、必要に応じて適宜の経由地を含めて目的地を入力す
ると、現在地からの最適誘導経路を自動探索し、車両の
走行中は誘導経路と道路地図とを比較して音声により案
内を行うようにしているものであるが、近年のナビゲー
ション装置はDVD利用のナビゲーション装置を含め地
図情報以外の各種施設情報も大量に記録するようになっ
ており、利用者の要求に従って必要な施設案内情報を出
力することができるようになっており、また検索機能に
より大量のデータから必要なものを表示し、音声案内を
行うことができるようにもなっている。
【0007】更に近年のナビゲーション装置はインター
ネットの普及、携帯電話等の通信装置の普及により、イ
ンターネットと接続して種々の情報を取込むことができ
るようになっており、上記のようなナビゲーション装置
の記録媒体に記録されている情報以外の膨大な各種情報
を自由に取込むことができる。
【0008】また、ナビゲーション装置は通常テレビ受
信機も内蔵、あるいは接続することができるようになっ
ており、運転者が走行中にテレビを視聴することは危険
であるが、例えば経由地で休憩するときにテレビを見る
等、テレビを視聴する機会も多くなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ナビゲ
ーション装置においては経由地を含めて目的地までの経
路を案内する以外に、種々の付加情報を提供することが
できるようになっているが、その情報を得るためには利
用者が希望するものを何らかの手段で入力する必要があ
り、また、車両の走行と共に必要となる付加情報も変化
するので、利用者はそのたび毎に希望する情報の入力作
業を行う必要があった。
【0010】そのため、目的地に到着するまでに、各経
由地において、例えば天気予報、テレビ番組、グルメ情
報、バーゲン情報等を知りたいときには、利用者が個別
に提供を希望する情報を指示する必要があり非常に面倒
であった。更にインターネットと接続しているナビゲー
ション装置を所有している利用者が、例えば毎日の車で
の通勤途中に決まって前日の釣り情報を確認し、天気予
報を確認する等の情報収集を行うことを習慣としている
場合のように、定期的に同じ情報を必要としているとき
でも、そのたび毎にその情報を取込むための操作を行う
必要があり、面倒であった。
【0011】また、前記のように目的地までの間にテレ
ビを見る機会があるときには、特に遠距離走行する場合
は車が通過する各地域毎に受信することができるテレビ
局が異なるため、車が通過する各地域において受信する
ことができるテレビ局の探索を行い、その局の番組表を
新聞や雑誌で見るか、あるいはインターネットにより入
手し、あるいは文字多重放送による番組情報や別途電子
番組情報を取込んでこの中から希望するチャンネルの番
組を選択して視聴するという操作を繰り返す必要があ
る。
【0012】また、ラジオを聴く場合においても同様で
あり、遠距離走行するときには各地方の番組を聞くこと
を希望する際には、各地方で受信できる放送局の探索を
行い、その局の番組表を前記と同様に種々の手段で取込
むための操作を行う必要がある。このような各種情報の
取込みを行うための操作をたびたび行うことは、特にそ
の利用者が運転者である場合には安全運転の面で支障を
与える危険性もある。
【0013】上記のように、各種情報をインターネット
等から取込むに際して、定期的に取込む作業に関してみ
ると、車両に搭載したナビゲーション装置において行わ
れる場合に限らず、通常のパソコンにおいても行われる
ことも多い。即ち、例えば毎朝パソコンを立ち上げると
きに最初に利用者の希望する情報を提供し、昼休みには
他の各種情報を提供し、また夜には各個人の趣味に応じ
た情報提供を行う等の場合においても同様であり、その
パソコンが携帯用である場合には前記車両用ナビゲーシ
ョン装置における情報提供と同様の課題を生じる。
【0014】したがって、本発明は、情報提供装置によ
り各種情報を取込む際に、利用者が特別の操作を行うこ
とがなく利用者の行動に自動的に対応し、利用者が必要
と推定される内容の情報を取込むことができ、しかもそ
の情報を利用者が要求すると推定される適切な時期にそ
の情報を提供することができる情報提供装置を得ること
を主たる目的とし、特に、ナビゲーション装置において
運転者の運転操作に支障を来すことのないように番組情
報等の情報提供を行うことができるようにすることを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、外部から情報を取込む情報取込手段と、取
込んだ情報を蓄積する情報蓄積手段と、蓄積した情報か
ら所定の情報を出力する情報出力手段とを備え、前記情
報取込手段は利用者が要求すると推定した内容の情報を
外部から取込み、前記情報出力手段は利用者の現在の状
況を検出し、利用者が要求すると推定する時にその情報
を提供することを特徴とする情報提供装置としたもので
ある。
【0016】また、他の態様として、利用者が利用した
情報の内容及び利用時間を蓄積する利用状況蓄積手段を
備え、前記利用状況蓄積手段のデータに基づいて利用者
が要求すると推定する内容の情報を外部から取込み、利
用者が要求すると推定する時にその情報を提供すること
を特徴とする前記情報提供装置としたものである。
【0017】また、他の態様として、前記情報取込手段
はインターネットと接続し、インターネット自動巡回ソ
フトにより所定のアドレスから、又は指定した時刻に、
又は運転開始時に定期的に情報を取込むことを特徴とす
る前記情報提供装置としたものである。
【0018】また、他の態様として、前記インターネッ
ト自動巡回ソフトは、前記利用状況蓄積手段のデータに
基づいて情報取込先のアドレスを変更することを特徴と
する前記情報提供装置としたものである。
【0019】また、他の態様として、前記情報提供装置
は車両用ナビゲーション装置に備えられているものであ
ることを特徴とする前記情報提供装置としたものであ
る。
【0020】また、他の態様として、前記情報出力手段
は音声で出力するものであることを特徴とする前記情報
提供装置としたものである。
【0021】また、他の態様として、前記情報取込手段
は車両が運転を開始したとき又は経由地あるいは目的地
に所定距離以内に近づいたとき、経由地又は目的地に所
定距離以内に近づいたとき、その経由地又は目的地で視
聴可能な放送局の番組情報を取込むものであり、前記情
報出力手段は取込んだ番組情報を提供することを特徴と
する前記情報提供装置としたものである。
【0022】また、他の態様として、前記番組情報はイ
ンターネット又は番組情報提供放送から取込むものであ
ることを特徴とする前記情報提供装置としたものであ
る。
【0023】また、他の態様として、前記情報取込手段
は利用者が予め指定した番組を放送する放送局の番組情
報を取込むものであり、前記情報出力手段は車両がその
放送局の受信範囲内に入ったとき自動的にその放送を受
信して出力する切り替えを行うことを特徴とする情報提
供装置としたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿っ
て説明する。図1は本発明の実施の形態として特に有効
であるナビゲーション装置に適用した例を示し、その主
要機能ブロックとその相互の関連を示した機能ブロック
図を示している。なお、本発明はこのようなナビゲーシ
ョン装置に限らず、パソコンや携帯情報端末を含めて種
々の情報提供装置に適用することができることは先に述
べたとおりである。図1の実施例に示すナビゲーション
制御装置10には従来のものと同様にGPS受信機12
を備え、アンテナ11で受信した衛星からの信号を処理
することにより自車位置データを得て、データ記憶部1
3に記憶する。一方、車両に設けられた車両の走行方向
を検出する角度センサ14、及び距離センサ15からな
る自立航法センサ16からの信号を車両位置・方位計算
部17に入力し、自立航法センサによる位置データを得
ている。
【0025】車両位置信号発生部18では、データ記憶
部13内のGPSによる自車位置データを、車両位置・
方位検出部17内の位置データで補正し、正確な車両位
置データを得る。車両位置信号発生部18で得られた車
両位置信号は、車両位置データライン19を介して、後
述するナビゲーション制御装置10内の各種機能部に出
力し各部で利用される。
【0026】ナビゲーション装置に付属するリモコン4
0、ディスプレイに設けられるタッチパネル41、その
ほか各種操作スイッチ42からの利用者の操作信号は、
操作信号入力部43に入力される。その信号は操作信号
データライン39を介して、ナビゲーション制御装置1
0内の各種機能部に出力し、利用者の指示信号とされ
る。また、マイク44からの操作者の各種指示音声を音
声認識部45で認識し、前記操作信号入力部43と同様
に音声による操作信号として、操作信号データライン3
9に接続し、後述する各種機能部の指示信号としてい
る。
【0027】上記車両位置データ、及び操作信号に基づ
いてROM読出制御部21は、操作信号データライン3
9からの指示信号、あるいは車両位置データライン19
からの自車位置信号に基づき、大量の地図データ、住所
データ、施設情報データ等を記憶したDVD−ROMや
CD−ROM等の地図・情報記憶媒体20から読み出
し、必要なものを情報・地図バッファ22に蓄える。こ
の情報・地図バッファ22内の各種データは、情報・地
図データライン26を介してナビゲーション制御装置1
0内の各種機能部に出力され、後述する種々の目的に利
用される。
【0028】このような各種のデータの入力により、ナ
ビゲーション制御装置10は、内部に備えた種々の機能
部分で各種の作動を行うことができ、例えば誘導経路演
算部30においては、車両位置信号発生部18から現在
位置データを入力し、操作信号データライン39等から
の目的地、経由地の指定、高速道路優先等の検索指示を
受け、種々のコスト計算を行って最適誘導経路を演算す
る。その結果を誘導経路メモリ31に蓄え、誘導経路出
力部33では種々の形態で誘導経路を案内するためのデ
ータを作成する。そのうち画像データは画像合成部27
に出力し、地図上に重ねて画像表示装置28に表示可能
としている。
【0029】交差点案内出力部32では、特に、車両位
置信号発生部18からの車両位置と、情報・地図バッフ
ァ22からの地図データと、誘導経路メモリ31からの
誘導経路情報に基づいて、車両現在位置が誘導経路上の
右左折交差点近傍等に達したか否かを判別し、近傍に達
したときには交差点案内地図を作成して画像合成部27
に出力すると共に、音声合成部59に出力し、音声出力
部60を介してスピーカ61から交差点案内の音声を出
力する。なお、この交差点案内出力部32では、上記の
ような交差点の案内に限らず、インターチェンジの出入
り案内、しばらく右左折交差点が存在しない案内等も適
宜行う。
【0030】地図描画部25では、地図メモリ23の所
定の縮尺の地図データを元に、表示方式指定部24を介
して入力された操作信号入力部43からの、例えば鳥瞰
図表示、3D表示等の指定に応じて、所定の地図を車両
位置を基準として演算して作成し、更に地名情報デー
タ、施設名等の関連情報データを必要に応じて地図上に
重ねて表示し、地図画像として画像合成部27に出力す
る。画像合成部27にはそのほか、必要に応じて各種マ
ーク発生部34、操作画面発生部35の画像も入力し、
合成されて表示される。
【0031】本発明においては更に、インターネット4
6と通信し種々の情報を取込むための携帯電話47と接
続する通信部48を備えており、特に、予め登録された
アクセス先に所定時間毎に自動的にアクセスしてデータ
を取込む機能を有するソフトを備えたインターネット自
動巡回指示部54の指示により、必要な情報を自動的に
取り組み、情報蓄積部57に蓄積することができるよう
にしている。また、通信部48に対しては操作信号デー
タライン39から利用者が指示したアクセス先に接続す
ることができ、また操作信号データライン39を介して
前記インターネット自動巡回指示部54に対して特定の
アクセス先を登録することができるようにしている。
【0032】更に、本発明においては、このインターネ
ットの自動巡回を行うアクセス先を利用者の日常の行動
に応じて自動的に追加変更を行うため、情報提供出力が
行われたときの車の走行状態、日時等の利用者の状況を
利用者状況検出部37で検出し、このデータを利用者状
況蓄積部55に蓄積し、これを分析して取込むことがで
きるようにしている。
【0033】種々の手段によりインターネットから取込
まれハードディスク等に蓄積された情報蓄積部57の各
種の情報は、操作信号データライン39からの操作信号
や音声による指示信号により、あるいは後述する利用状
況蓄積部55に蓄積された利用者の行動パターンに基づ
いて自動的に各種情報出力部58が情報を出力し、その
情報は音声合成部59で音声にされた後、音声出力部6
0を介してスピーカ61から音声案内される。また必要
に応じて画像合成部27を介して画像表示装置28にこ
の内容を表示する。
【0034】利用状況蓄積部55では、上記各種情報出
力部58からどのような情報がいつ出力されたかを検出
してそのデータを蓄積しており、そのデータを分析する
ことにより、この装置の利用者がいつどのような情報を
利用するかを知ることができ、利用者の行動パターン、
嗜好を知ることができるようになっている。それにより
インターネット巡回指示部54においてはこのデータを
に基づき、利用者の行動パターン、嗜好を考慮して、イ
ンターネットの適切なアクセス先から利用者が必要とす
ると思われる情報を予め取込むことができるようにして
いる。
【0035】その結果、例えばこの情報提供装置の利用
初期状態において、ウィークデーの午前7時30分頃に
車が発車した後、インターネットから特定のホームペー
ジのアドレスにアクセスして釣り情報を取込むことが複
数回行われたことを利用状況蓄積部55のデータにより
分析されたときには、インターネット自動巡回指示部5
4はそのアドレスに定時的にアクセスして釣り情報を収
集し、あるいはウイークデーの午前7時30分頃に車の
キーが入れられたときには直ちにインターネットの前記
アドレスにアクセスして釣り情報を取込み、例えば昨日
の各釣船の釣果データ等を取込んで情報蓄積部57に蓄
積し、車が発車した後の適当な時間にこのデータを出力
させ、音声で案内を行うことができる。
【0036】各種情報のうち特にこの実施例においては
テレビ番組等の番組情報を取込むための番組情報取込指
示部51を備え、ここからの番組情報取込み指示を通信
部48及びテレビ・ラジオ受信機49の選局部50に出
力するようにしている。この番組情報取込指示部51に
は車両位置データライン19から現在の車両位置データ
と、誘導経路メモリ31から誘導経路データとを入力
し、それらのデータから現在の車両位置が誘導経路メモ
リ31に記憶されている目的地や経由地から所定の距離
以内になったか否かを判別することができるようにして
いる。
【0037】その結果、所定の距離以内になったと判別
されたときには、その目的地又は経由地の位置データに
より例えば図4(a)に示すようなデータを備えた地域
コードメモリ52から地域コードデータを取込み、更に
その地域コードデータに基づき例えば同図(b)に示す
ようなデータを備えた地域コード−放送局対応表メモリ
53からその地点で視聴可能な放送局データを取込み、
次いでその放送局の番組情報をインターネットにおいて
番組情報を提供しているホームページにアクセスし、あ
るいはテレビ放送の中から電子番組情報(EPG)を送
信しているチャンネルを選局し、更には文字多重放送を
受信して番組情報を得ることができるようにしている。
【0038】なお、上記地域コードメモリ52及び地域
コード−放送局対応表メモリ53は図示のように別個の
メモリとして設けることなく、例えばDVD−ROM、
CD−ROM等の情報記録媒体に予め記録しておき、こ
のデータにアクセスして取込むこともできる。
【0039】このようにして得られた番組情報は、番組
情報取込部56を介して情報蓄積部57に蓄積し、車が
更にその地点に近づいたときには自動的に各種情報出力
部58における番組案内出力部から音声合成部59に出
力してこれを音声化し、スピーカ61から音声出力を行
うことができるようにしている。なお、図1の実施例に
おいては、各種情報出力部からの種々の情報は、前記の
ように音声によって利用者に伝えられる以外に、画像合
成部27に画像出力し、画面によっても利用者に情報を
伝えることができるようにしているので、上記番組情報
の案内時には、例えば図5に示すようなインターネット
から取込んだ情報に基づく番組表等、種々の態様で番組
情報を表示するようにしており、利用者が経由地や目的
地に到着した時等にはこの画面によりゆっくりと情報の
確認を行うことができるようになる。
【0040】上記のような機能ブロックから構成され、
特に情報提供部38を備えたナビゲーション制御装置1
0において、各種情報を提供する定常的な情報提供処理
は図2に示すように、また、特に経路誘導中における情
報提供処理は図3に示すようにして処理することができ
る。各作動フローを前記図1の機能ブロック図と共に説
明する。定常的な情報提供処理は図2に示すように、こ
のナビゲーション装置の作動の最初においては利用者か
ら情報案内要求の直接指示があるか否かの判別が行われ
る(ステップS1)。この判別は、図1における各種情
報出力部58において、操作信号データライン44から
この各種情報出力部58に対して特定の情報の直接的な
出力要求があったか否かによって判別することができ
る。なお、この判別の結果、利用者から情報案内要求に
ついて直接的な指示がないと判別されたときには、定常
的な自動情報提供処理を行うため、後述するステップS
8に飛ぶこととなる。
【0041】ここで情報案内要求の直接指示があると判
別されたときには、情報蓄積部57に要求された情報が
存在するか否かの判別を行う(ステップS2)。ここで
情報蓄積部57に要求された情報が存在しないと判別さ
れたときには、例えば「要求された情報は蓄積されてい
ません。」のように要求された情報が蓄積されていない
旨の案内が行われる(ステップS3)。その結果利用者
は新たにその情報をインターネットから取込むため、図
1の通信部48にインターネットの所定のアドレスを指
示して通信を行い、そのアドレスから情報を取込み情報
蓄積部57にそのデータを蓄積する(ステップS4)。
次いで前記利用者から要求された情報をこの蓄積データ
の中から読み出して(ステップS5)音声案内を行い
(ステップS6)、更に必要に応じて画像表示を行う。
なお、インターネットのデータから必要とする各種情報
を抽出して音声案内、あるいは画像表示を行う手法は既
に広く行われているところであり、本発明においても公
知の手段によって実施することができる。
【0042】前記ステップS2において、情報蓄積部5
7に利用者からの情報案内要求に対応した情報が存在す
ると判別されたときは、直ちにこのステップS5に飛
び、蓄積されている情報を読み出し、前記と同様にこれ
を音声案内等により利用者に出力する。上記のように利
用者が直接情報要求を行ったときには、利用状況蓄積部
55に対し、利用状況検出部55からの車両の始動状
態、走行状態、走行位置、要求日時等と共に記録し蓄積
して、以降の定常的な情報提供を行う際の参考情報とす
る(ステップS7)。
【0043】次いで、例えばジャストシステム社の「イ
ンターネットブーメラン」のようなインターネット自動
巡回ソフトを備えたインターネット自動巡回指示部54
において、自動巡回を行うアドレスを登録してある部分
に対し、新たにインターネットの情報を取込むための自
動巡回先に登録を行うか否かを判別し(ステップS
8)、利用者からの自動巡回先の登録指示アドレスが新
たなものであると判別されたときには利用者の指示によ
り、あるいは自動的にこれを自動巡回する取込先アドレ
スとして登録する(ステップS9)。また、ナビゲーシ
ョン装置から「新たに自動的な情報取込先として登録し
ますか。」のような音声案内が行われたときに、例えば
「いいえ。」と答えた時等においては、これを取込先に
登録することはせず、ステップS10に進む。
【0044】その後前記インターネット自動巡回ソフト
による情報の自動取込みが、前記のように登録されたア
ドレスに対して所定の取込条件となったときにアクセス
することにより行われ、その情報は情報蓄積部57に蓄
積する(ステップS10)。次いで、例えば前記のよう
にウィークデーの午前7時30分頃車が始動し走行を開
始し、その後定常的な状態になったと判別されたとき
等、定常的な情報提供を行う状態になったと判別された
ときには(ステップS11)、各種情報出力部58にお
いてその状況を利用状況蓄積部55に蓄積された利用者
が情報を取込む状況と比較し、既に取込んでいた例えば
釣り情報を情報蓄積部57から読み出し、「昨日の所エ
門丸は、いなだの入れ食い状態であり・・・」のように
音声案内の出力を行い、必要に応じて画像表示を行う
(ステップS12)。
【0045】それにより利用者は格別の操作を行うこと
なく、自分の興味のある情報を自動的に取込むことがで
きる。また、利用者が例えば道路状況案内の要求等、更
に特定の情報の出力要求指示を行ったときには、そのと
きの利用者の状況を利用者状況検出部37で検出し、そ
の要求内容と共に利用状況蓄積部55に記録され、以降
は利用者が同様の状況となったときに自動的にその情報
も提供することができるようになる。その後再びステッ
プS1に戻り同様の作動を繰り返す。また、上記ステッ
プS11において未だ情報提供状態になっていないと判
別されたときにもステップS1に戻り、上記作動を繰り
返す。
【0046】上記実施例は車両用ナビゲーション装置に
おいて利用者の状況に対応して種々の情報を提供するこ
とができる例を示したものであるが、このような情報提
供手段は上記の車両用ナビゲーション装置に限らず、例
えば職場や家庭内のパソコンに使用中に際して、更には
携帯用情報端末において、あるいはインターネットと接
続して種々の情報を取込み提示することができるテレビ
等、種々の分野の情報提供装置で同様に実施することが
できる。
【0047】一方、上記実施例では利用者に提供する情
報が種々の情報に全て適用するものとして記載したもの
であるが、前記のようなインターネット自動巡回ソフト
を用いることなく、他の自動情報取込みにより作動する
ことができる。その一実施例として以下図3の作動フロ
ーに沿って行われる経路誘導中の情報提供処理、特にテ
レビやラジオの番組情報提供処理について説明する。
【0048】ナビゲーション装置において目的地や経由
地が設定されたとき現在位置からの最適経路を演算し、
それを誘導経路として設定して車を案内する経路誘導に
より車両が走行している際、例えば各経由地、目的地で
テレビを見たいと思うときには、各地点に到着した後に
チャンネルを順に変更してその映像を確認することによ
りチャンネルの選択操作を行い、希望の番組を視聴する
こととなる。また、そのとき、番組案内が記載されてい
る新聞や雑誌等を持っているときには、それを見ること
により希望するチャンネルを選択することができる。
【0049】しかしながらチャンネルを順に変更してそ
の映像を見ることにより所望のチャンネルを選択するこ
とは面倒であり、またCM等を放送しているときはその
チャンネルが何を放送しているのか知ることができな
い。また番組案内が記載されている新聞や雑誌について
は、全国の各地方毎の番組案内まで記載したものを持っ
ていることは希であり、例えばいわき市から東京へ車で
移動するとき、いわき市の番組表を持っていても、経由
地の水戸市や目的地の東京の番組表を持っていないこと
が多い。
【0050】そのようなときには、ナビゲーション装置
が携帯電話によりインターネットと接続しているとき、
番組情報を提供している多くのホームページが存在する
のでそれにアクセスし、また例えばインターナビ等の車
両への情報提供を行っているものも存在するのでこれら
にアクセスすることにより番組情報を取込むことができ
る。また、テレビ放送において例えばEPG(Elec
tronic Program Guide)のように
番組情報を放送しているので、これを受信することによ
り画面上に各チャンネルの番組情報を表示することがで
き、また文字多重放送で番組情報を提供しているものも
存在するので、これを受信して番組情報を表示すること
もできるようになっている。
【0051】このような番組情報の利用に際して、視聴
する放送局がわかっていればその番組情報を上記手段に
より得ることはできるが、車で長距離移動しているとき
には視聴できる放送局が徐々に変わるため、現在の地点
においてはどの放送局が視聴できるのかを調べた後、そ
の放送局の番組情報を取込むという、煩雑な作業を必要
とし極めて面倒である。そのため本発明においては、図
1に示す装置を用いて図3に示す作動を行わせることに
より、このような繁雑な作業を行うことなく適切な情報
を音声案内することができるようにしている。
【0052】即ち、図3に示すように、本発明による経
路誘導中の情報提供処理に際しては、前記図2に示す作
動フローからなる定常的情報提供処理が同様に行われる
(ステップS21)。それにより、例えばウィークエン
ドの車の移動時における12時近くには通常ファミリー
レストランに入り食事をするため、それに関連する情報
の要求を行うことが多いことを図1の利用状況蓄積部で
分析し、その時間に近づいたときには定時的に取込んで
いるレストラン情報の中から車両周囲のレストラン情報
を読み出し、その案内を行う等の自動情報提供処理がお
こなわれる。なお、このような情報提供を行う状況にな
いときでも、インターネットの自動巡回アクセスソフト
により常時自動的に新しい情報を取込み蓄積しておく。
【0053】次いで、目的地又は経由地が所定距離以内
になったか否かを判別し(ステップS22)、所定距離
以内になっていないと判別したときにはステップS21
に戻り同様のフローを繰り返す。この判別は図1におい
ては番組情報取込指示部51において、入力される車両
位置信号データライン19のデータと、誘導経路メモリ
31の誘導経路における経由地または目的地の位置デー
タとを比較することにより行われる。
【0054】例えばいわき市から目的地の東京に向かう
とき、経由地の水戸市に所定距離以内に近づいたと判別
されたときには、その地点の地域コードを図1の地域コ
ードメモリ52から読み込む(ステップS23)。この
地域コードメモリの内容は、例えば図4(a)に示され
るようなものであり、ナビゲーション装置から都市名が
わかることにより地域コード番号を特定することがで
き、例えば前記水戸市の場合は地域コードが22である
ことがわかる。
【0055】次いでこの地域コードからその地域で視聴
することができる放送局を、図1の地域コード−放送局
対応表メモリ53から読み込む(ステップS24)。こ
の地域コード−放送局対応表は例えば図4(b)に示す
ようなものであり、地域コードが20である地域はNH
K総合、NHK教育の他、日本テレビ、TBSテレビ、
フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京であることがわか
る。
【0056】したがって、この放送曲名に応じてインタ
ーネットから自動的にその放送局の番組情報を取込むこ
とができ、更に必要に応じてこの放送曲名のデータを選
局部50に出力することにより、選局部ではその放送局
に対応する周波数に受信機を同調させ、任意の放送を受
信することができ、そこで放送されている文字多重放
送、あるいは電子番組情報等により番組情報を取込むこ
とができる(ステップS25)。これらの番組情報のう
ち必要なものが図1の番組情報取込部56に取込まれ、
情報蓄積部57に蓄積される(ステップS26)。
【0057】このような番組情報を取込んだときには、
その時点で、あるいは車が停止したとき、または経由地
に到着したと判別されたときに、その地点で視聴するこ
とができる放送局に関し、現在放送されている番組情報
を情報蓄積部57から読み出し、音声により出力する
(ステップS27)。このようなインターネットからの
情報を音声出力する手段は、前記のように従来の手段を
そのまま使用することができる。それにより、例えば
「水戸地域1チャンネルのNHK総合は国会中継、・・
・8チャンネルのフジテレビは、ごきげん大賞ノミネー
ト、・・・を放送しています。」のような音声案内を行
う。このような音声案内に応じて「8チャンネル」ある
いは「フジテレビ」のように利用者がマイク44に向け
て音声を発すると、これを音声認識部45が音声認識
し、選局部50に信号を出力することにより受信機49
がこの放送を受信する。
【0058】また、必要に応じて画面にその番組情報を
表示することもでき、そのときには例えば図5に示すよ
うな画面とすることができる。この例においては水戸市
で視聴することができる各チャンネルについて画面に表
示できる範囲で表示し、以降は画面のスクロールにより
全てを表示することができるようにしている。また、こ
の例においては13時に放送されている番組情報の例を
示しており、音声案内を行っている局についてはハイラ
イト表示している。
【0059】更にその局の番組についての詳細な情報を
画面情報に示しており、このような詳細な情報も必要に
応じて音声案内を行うように予め設定することもでき
る。そのときには前記のような各チャンネルの全体の案
内を終了した後に未だ利用者から選局指示が行われない
ときには、例えば「8チャンネルフジテレビのごきげん
大賞ノミネートは、小堺一機の司会で毎回多彩な豪華ゲ
ストを迎え、ゲストが順番に大きなサイコロを振り、出
た目に書かれたテーマについて話すトーク番組です。」
のような音声案内を行うことができる。
【0060】このような処理の後、目的地に到着したか
否かが判別され(ステップS28)、目的地に到着して
いないと判別されたときには再びステップS21に戻
り、同様のフローを繰り返す。また、目的地に到着した
ときにはこの経路誘導中の情報提供処理は終了する。
【0061】また、本発明は上記のような態様のほか、
例えば車両の出発時には受信することができない放送局
の番組についても、これを予め入力しておくことによ
り、ナビゲーション装置が予めその番組を放送している
放送局の情報を得ておくことにより、車両がその放送の
受信可能範囲内に入ったことを検出したときには、利用
者が何ら操作を行うことなしに自動的にその番組を視聴
することも可能となる等、種々の態様で実施することが
できる。
【0062】従来より各種情報をインターネット等から
取込むために、例えばインターネットブーメランのよう
な登録アドレスに対して自動巡回して情報を収集するソ
フトは存在するものの、その情報を利用するときには利
用者が提供を希望する情報を指示して読み出す必要があ
り面倒であった。しかしながら本発明においては、図2
及び図3に示す実施例のいずれにおいても、定常的な情
報提供依頼が存在するデータに基づき、現在もそのよう
な情報提供を要求していると判別されるとき、あるいは
車両が目的地や経由地に近づき利用者がテレビを見ると
想定され、番組情報の提供を要求すると判別されるとき
のように、ナビゲーション装置が日常の利用者の行動形
態から要求する情報が予想されるときには、自動的にそ
の情報を提供することができるようになる。
【0063】したがって、上記のような機能を行うこと
ができるならば、前記実施例のような車両用ナビゲーシ
ョン装置における番組情報提供や各種情報提供に限ら
ず、各種の態様で本発明を実施することができ、前記の
ように例えば職場や家庭内のパソコン、更には携帯用情
報端末、あるいはインターネットと接続して種々の情報
を取込み提示することができるテレビ等、種々の分野の
情報提供装置で同様に本発明を実施することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
情報提供装置により各種情報を取込む際に、利用者が特
別の操作を行うことがなく利用者の行動に自動的に対応
し、利用者が必要と推定される内容の情報を取込むこと
ができ、しかもその情報を利用者が要求すると推定され
る適切な時期に提供することができる。
【0065】また、利用者が利用した情報の内容及び利
用時間を蓄積する利用状況蓄積手段を備え、前記利用状
況蓄積手段のデータに基づいて利用者が要求すると推定
する内容の情報を外部から取込み、利用者が要求すると
推定する時にその情報を提供するようにしたものにおい
ては、利用者による情報の利用内容及び利用者の状況あ
るいは利用時間のデータを更新して学習することがで
き、常に利用者にとって適切な時期における適切な内容
の情報の提供が可能となる。
【0066】また、前記情報取込手段はインターネット
と接続し、インターネット自動巡回ソフトにより所定の
アドレスから定期的に情報を取込むようにしたものにお
いては、例えば「インターネットブーメラン」のような
インターネット自動巡回ソフトを用いて利用者が希望す
る所定のアドレスから最新の情報を取込むことができ、
利用性の高い情報提供装置とすることができる。
【0067】また、前記インターネット自動巡回ソフト
が、前記利用状況蓄積手段のデータに基づいて情報取込
先のアドレスを変更するものにおいては、利用者による
情報の利用に応じて自動的に情報取込先のアドレスを変
更し学習することができ、利用者が特別の情報取込先の
アドレス変更操作を行うことなしに自動的に適切なアド
レスにアクセスして情報を取込むことが可能となる。
【0068】また、前記情報提供装置が車両用ナビゲー
ション装置に備えているものにおいては、特に運転者が
多く利用することとなる前記情報提供装置が、特別の利
用者の操作を必要とせずに自動的に適切な内容の情報を
適切な時期に提供することができ、安全運転に支障を来
すことのない情報提供装置とすることができる。
【0069】また、前記情報出力手段が音声で出力する
ものにおいては、特に運転者が多く利用することとなる
この情報提供装置の利用に際して、画面等を見ることな
しに音声で情報の提供を受けることができるので、安全
運転に支障を来すことのない情報提供装置とすることが
できる。
【0070】また、前記情報取込手段は車両が経由地又
は目的地に所定距離以内に近づいたとき、その経由地又
は目的地で視聴可能な放送局の番組情報を取込むもので
あり、前記情報出力手段は取込んだ番組情報を提供する
ものにおいては、利用者の現在の状況を検出する手段が
車が経由地等に近づいたか否かを検出し、その地域で受
信できる放送局の番組情報を利用者が要求する情報と推
定して自動的に取込むことができる。それにより、車の
移動に伴って視聴可能な放送局が変化するにも関わら
ず、その地域で視聴可能な放送局の番組情報を自動的に
取込むことができ、しかも目的地や経由地等に近づいた
適切な時期にその番組情報の提供を受けることが可能と
なる。
【0071】また、前記番組情報がインターネット又は
番組情報提供放送から取込むものにおいては、種々の情
報が提供されているインターネットや、文字多重放送あ
るいは電子番組情報(EPG)提供放送等の番組情報提
供放送から種々の番組情報を取込むことができ、その中
から適切なものを選択することにより利用者にとって適
切な番組情報を提供することができる。
【0072】また、前記情報取込手段は利用者が予め指
定した番組を放送する放送局の番組情報を取込むもので
あり、前記情報出力手段は車両がその放送局の受信範囲
内に入ったとき自動的にその放送を受信して出力する切
り替えを行うものにおいては、例えば車両の出発時には
受信することができない放送局の番組についても、これ
を予め入力しておくことにより、ナビゲーション装置が
予めその番組を放送している放送局の情報を得ておくこ
とにより、車両がその放送の受信可能範囲内に入ったこ
とを検出したときには、利用者が何ら操作を行うことな
しに自動的にその番組を視聴することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を車両用ナビゲーション装置に適用した
実施例の機能ブロック、及び各機能ブロックの相互関係
を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明による情報提供装置においてインターネ
ットの自動巡回ソフトにより情報を取込んで利用者に提
供する実施例における作動フロー図である。
【図3】本発明を車両用ナビゲーション装置に適用し、
経由地や目的地での番組情報を取込んで利用者に提供す
る実施例における作動フロー図である。
【図4】同実施例において、経由地や目的地で視聴可能
な放送局の番組情報を得るために用いられるデータの例
を示し、(a)は都市名がわかったときに地域コードを
得る対応表の例を示し、(b)は前記地域コードがわか
ったときに視聴可能な放送局を得る対応表の例を示す。
【図5】同実施例において提供される番組情報の例を示
し、特にその情報が画面表示された状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ナビゲーション制御装置 18 車両位置信号発生部 19 車両位置データライン 20 情報・地図記録媒体 25 地図描画部 26 地図データライン 31 誘導経路メモリ 33 誘導経路出力部 37 利用者状況検出部 38 情報提供部 39 操作信号データライン 43 操作信号入力部 44 マイク 45 音声認識部 46 インターネット 47 携帯電話 48 通信部 49 テレビ・ラジオ受信機 50 選局部 51 番組情報取込指示部 54 インターネット自動巡回指示部 55 利用状況蓄積部 56 番組情報取込部 57 情報蓄積部 58 各種情報出力部 59 音声合成部 60 音声出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 13/00 H04N 5/44 Z 5D045 H04N 5/44 5/445 Z 5H180 5/445 7/173 630 7/025 G10L 3/00 Q 7/03 H04N 7/08 A 7/035 7/173 630 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC06 AC09 AC14 AC18 AC19 AC20 5B049 BB00 FF06 FF09 GG06 5C025 AA23 AA29 BA25 BA27 BA28 BA30 CA09 CA18 CB10 DA05 DA10 5C063 AB05 CA23 DA20 EB33 EB36 5C064 BA07 BB05 BC20 BC25 BD02 BD07 5D045 AB30 5H180 AA01 BB04 BB05 BB13 CC12 EE02 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF25 FF27 FF40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から情報を取込む情報取込手段と、 取込んだ情報を蓄積する情報蓄積手段と、 蓄積した情報から所定の情報を出力する情報出力手段と
    を備え、 前記情報取込手段は利用者が要求すると推定した内容の
    情報を外部から取込み、 前記情報出力手段は利用者の現在の状況を検出し、利用
    者が要求すると推定する時にその情報を提供することを
    特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 利用者が利用した情報の内容及び利用時
    間を蓄積する利用状況蓄積手段を備え、前記利用状況蓄
    積手段のデータに基づいて利用者が要求すると推定する
    内容の情報を外部から取込み、利用者が要求すると推定
    する時にその情報を提供することを特徴とする請求項1
    記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記情報取込手段はインターネットと接
    続し、インターネット自動巡回ソフトにより所定のアド
    レスから定期的に、又は指定した時刻に、又は作動開始
    時に情報を取込むことを特徴とする請求項1記載の情報
    提供装置。
  4. 【請求項4】 前記インターネット自動巡回ソフトは、
    前記利用状況蓄積手段のデータに基づいて情報取込先の
    アドレスを変更することを特徴とする請求項2及び請求
    項3記載の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記情報提供装置は車両用ナビゲーショ
    ン装置に備えられているものであることを特徴とする請
    求項1記載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記情報出力手段は音声で出力するもの
    であることを特徴とする請求項5記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記情報取込手段は車両が運転を開始し
    たとき又は経由地あるいは目的地に所定距離以内に近づ
    いたとき、その経由地又は目的地で視聴可能な放送局の
    番組情報を取込むものであり、前記情報出力手段は取込
    んだ番組情報を提供することを特徴とする請求項5記載
    の情報提供装置。
  8. 【請求項8】 前記番組情報はインターネット又は番組
    情報提供放送から取込むものであることを特徴とする請
    求項7記載の情報提供装置。
  9. 【請求項9】 前記情報取込手段は利用者が予め指定し
    た番組を放送する放送局の番組情報を取込むものであ
    り、前記情報出力手段は車両がその放送局の受信範囲内
    に入ったとき自動的にその放送を受信して出力する切り
    替えを行うことを特徴とする請求項5記載の情報提供装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005085760A1 (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. インタラクティブ経路案内装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005085760A1 (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. インタラクティブ経路案内装置
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