JP2002055527A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

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JP2002055527A
JP2002055527A JP2000244501A JP2000244501A JP2002055527A JP 2002055527 A JP2002055527 A JP 2002055527A JP 2000244501 A JP2000244501 A JP 2000244501A JP 2000244501 A JP2000244501 A JP 2000244501A JP 2002055527 A JP2002055527 A JP 2002055527A
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conductive fine
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Junichi Kato
淳一 加藤
Yasushi Shimizu
康史 清水
Hiroshi Sato
浩 佐藤
Hiroyuki Oba
浩幸 大羽
Masahiro Yoshida
雅弘 吉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体上に供給される現像剤中の導電性微
粉体の供給を最後まで安定させる現像装置、プロセスカ
ートリッジ、及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 現像剤収容部4fは、回転現像スリーブ
4aよりも重力方向で下方に位置させてあり、現像剤収
容部4fの中央には現像剤供給羽4jが配設してあり、
矢印方向に回転することにより現像剤4dを現像容器部
4eへ補充するため、現像容器部4eの現像剤4dが減
少すると現像剤収容部4fから現像剤4dが補充され、
現像剤収容部4fの現像剤4d中の導電性微粉体mは徐
々に現像容器部4eに供給されていくので、感光体1上
に供給される現像剤4d中の導電性微粉体mの供給を最
後まで安定させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やプ
リンタ等の画像形成装置に関するもので、より詳しく
は、接触帯電方式、転写方式、トナーリサイクルプロセ
スの画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、転写方式の画像形成装置において
は、転写後の感光体(像担持体)に残存する転写残トナ
ーはクリーナ(クリーニング装置)によって感光体面か
ら除去されて廃トナーとなるが、この廃トナーは環境保
護の面からも出ないことが望ましい。
【0003】そこで、クリーナをなくし、転写後の感光
体上の転写残トナーは現像装置によって「現像同時クリ
ーニング」で感光体上から除去し現像装置に回収・再用
する装置構成にしたトナーリサイクルプロセスの画像形
成装置も出現している。
【0004】現像同時クリーニングとは、転写後に感光
体上に残留したトナーを次工程以降の現像時、即ち引き
続き感光体を帯電し、露光して潜像を形成し、該潜像の
現像時にかぶり取りバイアス(現像装置に印加する直流
電圧と感光体の表面電位間の電位差であるかぶり取り電
位差Vback)によって回収する方法である。
【0005】この方法によれば、転写残トナーは現像装
置に回収されて次工程以後に再用されるため、廃トナー
をなくし、メンテナンスに手を煩わせることも少なくす
ることができる。
【0006】また、クリーナレスであることでスペース
面での利点も大きく、画像形成装置を大幅に小型化でき
るようになる。
【0007】トナーリサイクルプロセス(クリーナレス
システム)の画像形成装置において、接触帯電部材(帯
電手段)として帯電ローラやファーブラシ等の簡易な部
材を用いて、低印加電圧でオゾンレスの直接注入帯電を
維持させてトナーリサイクルプロセスを実現する提案が
なされている。
【0008】即ち、感光体を帯電する帯電手段が、電圧
が印加され、感光体と帯電当接部を形成する可撓性の帯
電部材であり、現像装置がトナー画像を記録媒体に転写
した後に感光体に残留したトナーを回収するクリーナを
兼ねており、現像剤はトナー及び導電性を有する導電性
微粉体を含み、帯電部材と感光体との帯電当接部に、現
像部で感光体上に付着し転写後の感光体上に残留した前
記現像剤中に含有の導電性微粉体が持ち運ばれて介在す
る画像形成装置を本件出願人が以前に提案した(特開平
10−307455号公報)。
【0009】現像装置内の現像剤に含有させた導電性を
有する導電性微粉体は、現像装置による感光体側の静電
潜像のトナー現像時にトナーと共に適当量が感光体側に
移行する。
【0010】感光体上のトナー画像は転写部において転
写バイアスの影響で記録媒体側に引かれて積極的に転移
するが、感光体上の導電性微粉体は導電性であることで
記録媒体側には積極的には転移せず、感光体上に実質的
に付着保持されて残留する。
【0011】そして、トナーリサイクルプロセスの画像
形成装置はクリーナを用いないため、転写後の感光体面
に残存の転写残トナー及び上記の残存導電性微粉体は感
光体と接触帯電部材の当接部に感光体面の移動でそのま
ま持ち運ばれて接触帯電部材に付着・混入する。
【0012】したがって、感光体と接触帯電部材との帯
電当接部にこの導電性微粉体が存在した状態で感光体の
接触帯電が行なわれる。
【0013】この導電性微粉体の存在により、接触帯電
部材にトナーが付着・混入した場合でも、接触帯電部材
の感光体への緻密な接触性と接触抵抗を維持できるた
め、接触帯電部材が帯電ローラやファーブラシ等の簡易
な部材であり、しかも接触帯電部材の転写残トナーによ
る汚染にかかわらず、該接触帯電部材による感光体の直
接注入帯電を行なわせることができる。
【0014】つまり、接触帯電部材が導電性微粉体を介
して密に感光体に接触して、接触帯電部材と感光体の当
接部に存在する導電性微粉体が感光体表面を隙間なく摺
擦することで、接触帯電部材による感光体の帯電は導電
性微粉体の存在により放電現象を用いない安定かつ安全
な直接注入帯電が支配的となり、従来のローラ帯電等で
は得られなかった高い帯電効率が得られ、接触帯電部材
に印加した電圧とほぼ同等の電位を感光体に与えること
ができる。
【0015】また接触帯電部材に付着・混入した転写残
トナーは接触帯電部材から徐々に感光体上に吐き出され
て感光体面の移動とともに現像部に至り、現像装置にお
いて現像同時クリーニング(回収)される(トナーリサ
イクルプロセス)。
【0016】また接触帯電部材から導電性微粉体が脱落
しても、画像形成装置が稼働されることで、現像装置の
現像剤に含有させてある導電性微粉体が現像部で感光体
面に移行し該感光体面の移動により転写部を経て帯電部
に持ち運ばれて接触帯電部材に逐次に供給され続けるた
め、導電性微粉体の存在により、帯電性が維持される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、転写後の感光体面に残存の転写残トナー及
び上記の残存導電性微粉体が感光体と接触帯電部材の帯
電当接部に感光体面の移動でそのまま持ち運ばれて接触
帯電部材に付着・混入し、感光体と接触帯電部材との当
接部にこの導電性微粉体が存在した状態で感光体の接触
帯電が行なわれるという構成であったため、次のような
欠点があった。
【0018】即ち、接触帯電部材への導電性微粉体の供
給は現像装置によるトナー現像時にトナーと共に感光体
側に移行することにより行なわれており、現像装置の現
像容器中では大きなトナー循環があるために使用を続け
て行くと、回収した転写残トナーよりも先に新しい現像
剤を使用してしまい、現像容器内全体で現像剤中の導電
性微粉体の含有量が徐々に減っていってしまう。
【0019】その結果、接触帯電部材から感光体への電
荷の注入が十分に行なわれず、帯電不良を招く場合があ
った。
【0020】導電性微粉体は現像剤中のトナーとは反対
極性に帯電しやすいため、白地部に移行しやすい傾向が
あるため、上記問題点は印字比率の低い画像で使われた
場合に特に問題となりやすい。
【0021】また、帯電不良になると感光体の表面電位
が低くなるので、感光体と現像剤担持体の電位差Vba
ckが小さくなり導電性微粉体がさらに感光体に移行し
難くなって帯電不良を助長してしまうという問題もあっ
た。
【0022】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、像担
持体上に供給される現像剤中の導電性微粉体の供給を最
後まで安定させる現像装置、プロセスカートリッジ、及
び画像形成装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の現像装置にあっては、トナー及び導電性微粉
体を含む現像剤を像担持体に供給すると共に前記像担持
体上から残トナーを回収する現像装置において、前記像
担持体に対向する現像剤担持体が配置され、前記現像剤
担持体から前記現像剤が前記像担持体に供給されると共
に前記残トナーが回収される現像容器部と、前記現像剤
を収容し、前記現像容器部の前記現像剤が減少すると前
記現像容器部に前記現像剤を補充する現像剤収容部と、
を備えたことを特徴とする。
【0024】したがって、回収された残トナーは現像容
器部で像担持体に優先的に再度供給され、現像容器部の
現像剤が減少すると現像剤収容部から現像剤が補充され
ていく。
【0025】このため、現像剤収容部の現像剤中の導電
性微粉体は徐々に現像容器部に供給されていくので、像
担持体上に供給される現像剤中の導電性微粉体の供給を
最後まで安定させることができる。
【0026】前記現像剤収容部は前記現像容器部より下
方に底面を有し、前記現像剤収容部から前記現像容器部
に前記現像剤を汲み上げて補充することが好ましい。
【0027】これにより、現像剤収容部の現像剤を徐々
に現像容器部に供給することができる。
【0028】前記現像剤に含まれる導電性微粉体は、抵
抗が10-1〜109Ω・cm以下であり、粒径が0.5
〜10μm以下であることが好ましい。
【0029】本発明のプロセスカートリッジにあって
は、上記の現像装置と、該現像装置から前記現像剤が供
給されて潜像が現像される像担持体と、該像担持体上に
供給された前記現像剤中の前記導電性微粉体を介在させ
て前記像担持体を帯電する帯電手段と、を備え、前記現
像装置と前記像担持体と前記帯電手段とを一体化させ、
装置本体に対して着脱自在に設けたことを特徴とする。
【0030】前記像担持体と前記帯電手段とに速度差を
設けたことが好ましい。
【0031】前記像担持体と前記帯電手段は互いに逆方
向に移動することが好ましい。
【0032】前記像担持体の最表面層の体積抵抗値が1
×109Ω・cm以上、1×1014Ω・cm以下である
ことが好ましい。
【0033】本発明の画像形成装置にあっては、上記の
現像装置と、該現像装置から前記現像剤が供給されて潜
像が現像される像担持体と、該像担持体上に供給された
前記現像剤中の前記導電性微粉体を介在させて前記像担
持体を帯電する帯電手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0034】前記像担持体と前記帯電手段とに速度差を
設けたことが好ましい。
【0035】前記像担持体と前記帯電手段は互いに逆方
向に移動することが好ましい。
【0036】前記像担持体の最表面層の体積抵抗値が1
×109Ω・cm以上、1×1014Ω・cm以下である
ことが好ましい。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0038】(第1の実施の形態)図1は第1の実施の
形態に係る画像形成装置の構成例を示す概略断面図であ
る。
【0039】1は像担持体としてのφ30mmのOPC
感光体(ネガ感光体)であり、不図示の駆動手段により
矢印の時計方向に50mm/secの周速度(以下、プ
ロセススピードと記す)で回転駆動される。
【0040】2は帯電手段である接触帯電部材としての
導電性弾性ローラ(以下、帯電ローラと記す)であり、
芯金2a上に可撓性部材としてのゴムあるいは発泡体の
中抵抗層2bを形成することにより作成される。
【0041】中抵抗層2bは樹脂(例えばウレタン)、
導電性粒子(例えばカーボンブラック)、硫化剤、発泡
剤等により処方され、芯金2aの上にローラ状に形成し
た。
【0042】その後、必要に応じて表面を研磨して直径
12mm、長手長さ250mmの導電性弾性ローラであ
る帯電ローラ2を作成した。
【0043】本実施の形態の帯電ローラ2のローラ抵抗
を測定したところ105Ω(荷重総圧1kgf、印加電
圧100V)であった。
【0044】ここで、導電性弾性ローラである帯電ロー
ラ2は電極として機能することが重要である。つまり、
弾性を持たせて被帯電体との十分な接触状態を得ると同
時に、移動する被帯電体を充電するに十分低い抵抗を有
する必要がある。一方では被帯電体にピンホールなどの
欠陥部位が存在した場合に電圧のリークを防止する必要
がある。被帯電体として電子写真用感光体を用いた場
合、十分な帯電性と耐リークを得るには104〜107Ω
の抵抗が望ましい。
【0045】帯電ローラ2の硬度は、硬度が低すぎると
形状が安定しないために被帯電体との接触性が悪くな
り、高すぎると被帯電体との間に帯電当接部を確保でき
ないだけでなく、被帯電体表面へのミクロな接触性が悪
くなるので、アスカーC硬度で25度〜50度が好まし
い範囲である。
【0046】帯電ローラ2の材質としては、弾性発泡体
に限定するものでは無く、弾性体の材料として、EPD
M、ウレタン、NBR、シリコーンゴムや、IR等に抵
抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電
性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたも
のがあげられる。
【0047】また、特に導電性物質を分散せずに、イオ
ン導電性の材料を用いて抵抗調整をすることも可能であ
る。
【0048】帯電ローラ2は被帯電体としての感光体1
に対して弾性に抗して所定の押圧力で圧接させて配設し
てある。nは感光体1と帯電ローラ2の当接部である帯
電当接部である。この帯電当接部幅は3mmである。
【0049】本実施の形態では、この帯電ローラ2を帯
電当接部nにおいて帯電ローラ表面と感光体表面との互
いに逆方向に等速で移動するようおよそ80rpmで矢
印の時計方向に回転駆動させた。即ち接触帯電部材とし
ての帯電ローラ2の表面は被帯電体としての感光体1の
面に対して速度差を持たせるようにした。
【0050】また帯電ローラの芯金2aには帯電バイア
ス印加電源S1から−700Vの直流電圧を帯電バイア
スとして印加するようにした。本実施の形態では感光体
1の表面は帯電ローラ2に対する印加電圧とほぼ等しい
電位(−680V)に直接注入帯電方式にて一様に帯電
処理される。
【0051】3はレーザダイオード・ポリゴンミラー等
を含むレーザビームスキャナ(露光器)である。このレ
ーザビームスキャナは目的の画像情報の時系列電気ディ
ジタル画素信号に対応して強度変調されたレーザ光を出
力し、該レーザ光で上記回転感光体1の一様帯電面を走
査露光Lする。
【0052】この走査露光Lにより回転感光体1の面に
目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。
【0053】4は現像装置である。回転感光体1面の静
電潜像はこの現像装置によりトナー画像として現像され
る。
【0054】本実施の形態の現像装置は磁性一成分絶縁
トナー(ネガトナー)を用いた反転現像装置である。
【0055】4aはマグネットロール4bを内包させ
た、現像剤担持搬送部材として非磁性回転現像スリーブ
であり、この回転現像スリーブ4aに規制ブレード4c
で現像剤4dが薄層にコートされる。
【0056】現像剤4dのトナーは規制ブレード4cで
回転現像スリーブ4aに対する層厚が規制され、また電
荷が付与される。
【0057】回転現像スリーブ4aにコートされた現像
剤はスリーブ4aの回転により、感光体1とスリーブ4
aの対向部である現像部(現像領域部)aに搬送され
る。
【0058】またスリーブ4aには現像バイアス印加電
源S2より現像バイアス電圧が印加される。現像バイア
ス電圧は、−500VのDC電圧と、周波数1800H
z、ピーク間電圧1600Vの矩形のAC電圧を重畳し
たものを用いた。これにより、感光体1側の静電潜像が
トナーで現像される。
【0059】この現像装置4は、現像容器部4eと現像
剤収容部4fとからなる。
【0060】現像剤収容部4fは、回転現象スリーブ4
aよりも重力方向で下方に位置させてあり、現像剤収容
部4fの中央には、回転軸4gを中心に回転可能な回転
板4hの先端に可撓性のシート4iを取りつけた現像剤
供給羽4jが配設してあり、矢印方向に回転することに
より現像剤4dを現像容器部4eへ補充する。
【0061】現像剤収容部4fと現像容器部4eの間に
は図示したような壁部4kを設けてあり、現像剤4dは
この壁部4kを乗りこえて現像容器部4eへ供給される
ようにしてある。
【0062】現像剤4dはトナーtと導電性微粉体(帯
電補助粒子)mの混合物であり、トナーtは結着樹脂、
磁性体粒子、電荷制御剤を混合し、混練、粉砕、分級の
各工程を経て作成し、これに、導電性微粉体mや流動化
剤を外添剤として添加して作成されたものである。トナ
ーtの重量平均粒径(D4)は7μmであった。
【0063】導電性微粉体mは本実施の形態においては
粒径3μmの導電性酸化亜鉛粒子を用いた。また本実施
の形態ではトナーtの100重量部に対して導電性微粉
体mを2重量部外添した。
【0064】導電性を有する導電性微粉体mは本実施の
形態では抵抗が106Ω・cm、二次凝集体を含めた平
均粒径3μmの導電性酸化亜鉛粒子を用いたが、導電性
微粉体mの材料としては、他の金属酸化物などの導電性
無機粒子や有機物との混合物など各種導電粒子が使用可
能であり、抵抗が10-1〜109Ω・cmで粒径が0.
5〜10μm以下であると好ましい。
【0065】ここで、導電性微粉体の抵抗測定は、錠剤
法により測定し正規化して求めた。即ち、底面積2.2
6cm2の円筒内に凡そ0.5gの粉体試料を入れ、上
下電極に15kgの加圧を行うと同時に100Vの電圧
を印加し、抵抗値を計測、その後正規化して抵抗を算出
した。
【0066】また、導電性微粉体のトナー全体に対する
含有量は、1〜10重量%であることが好ましくよい。
【0067】導電性微粉体のトナー全体に対する含有量
が1重量%よりも少ないと、接触帯電部材(接触帯電手
段)への絶縁性の転写残トナーへの付着・混入による帯
電阻害に打ち勝って像担持体(感光体)の帯電を良好に
行わせるのに十分な量の導電性微粉体を、帯電部材と像
担持体との当接部或いはその近傍の帯電領域に介在させ
ることができず、帯電性が低下し帯電不良を生じる。
【0068】一方、含有量が10重量%よりも多い場合
では、現像同時クリーニングによって回収される導電性
微粉体が多くなりすぎることによる現像部でのトナーの
帯電能、現像性を低下させ、画像濃度低下やトナー飛散
を生ずる。
【0069】よって、特に、導電性微粉体のトナー全体
に対する含有量は、1.5〜5重量%であることが好ま
しくよい。
【0070】導電性微粉体の抵抗は、109Ω・m以下
である。導電性微粉体の抵抗が、109Ω・mよりも大
きいと、導電性微粉体を帯電部材と像担持体との当接部
或いはその近傍の帯電領域に介在させ、接触帯電部材の
導電性微粉体を介しての像担持体への緻密な接触性を維
持させても、良好な帯電性が得られない。
【0071】良好な帯電性を安定して得るためには、導
電性微粉体の抵抗が、接触帯電部材の表面或いは像担持
体との接触部の抵抗よりも小さいことが好ましい。
【0072】さらに、導電性微粉体の抵抗が106Ω・
m以下であることは、接触帯電部材への絶縁性の転写残
トナーへの付着。混入による帯電阻害に打ち勝って像担
持体の帯電をより良好に行わせる上で好ましくよい。
【0073】一方、導電性微粉体の抵抗が10-1Ω・m
以上であることは、導電性微粉体が帯電し非画像部に現
像され帯電を促進するために好ましい。
【0074】導電性微粉体の体積平均粒子径は0.5〜
10μmであることが好ましくよい。
【0075】導電性微粉体の平均粒子径が小さいと、現
像性の低下を防ぐために導電性微粉体のトナー全体に対
する含有量を小さく設定しなければならない。導電性微
粉体の平均粒子径が0.5μm未満では、導電性微粉体
の有効量を確保できず、帯電工程において、接触帯電部
材への絶縁性の転写残トナーへの付着・混入による帯電
阻害に打ち勝って像担持体の帯電を良好に行わせるのに
十分な量の導電性微粉体を帯電部材と像担持体との当接
部或いはその近傍の帯電領域に介在させることができ
ず、帯電不良を生じ易くなる。この観点から導電性微粉
体の平均粒子径は、好ましくは0.8μm以上、さらに
好ましくは1.1μm以上、5μm未満がよい。
【0076】また、導電性微粉体の平均粒子径が10μ
mよりも大きいと、帯電部材から脱落した導電性微粉体
は静電潜像を書き込む露光光を遮光或いは拡散し、静電
潜像の欠陥を生じ画像品位を低下させる。導電性微粉体
の平均粒子径が大きいと単位重量当たりの粒子数が減少
するため、帯電部材からの導電性微粉体の脱落等による
減少、劣化を考慮して導電性微粉体を帯電部材と像担持
体との当接部或いはその近傍の帯電領域に逐次に導電性
微粉体が供給し続け介在させるために、また、接触帯電
部材が導電性微粉体を介して像担持体への緻密な接触性
を維持し良好な帯電性を安定して得るために、導電性微
粉体のトナー全体に対する含有量を多くしなければなら
ない。しかし、導電性微粉体の含有量を多くしすぎる
と、特に高湿環境下でのトナー全体としての帯電能、現
像性を低下させ、画像濃度低下やトナー飛散を生じる。
このような観点から導電性微粉体の平均粒子径は好まし
くは5μm以下がよい。
【0077】5は接触転写手段としての中抵抗の転写ロ
ーラであり、感光体1に所定に圧接させて転写当接部
(転写部)bを形成させてある。
【0078】この転写当接部bに不図示の給紙部から所
定のタイミングで記録媒体としての転写材Pが給紙さ
れ、かつ転写ローラ5に転写バイアス印加電源S3から
所定の転写バイアス電圧が印加されることで、感光体1
側のトナー像が転写当接部bに給紙された転写材Pの面
に順次に転写されていく。
【0079】本実施の形態では転写ローラ5のローラ抵
抗値は5×108Ωのものを用い、+2000VのDC
電圧を印加して転写を行なった。即ち、転写当接部bに
導入された転写材Pはこの転写当接部bを挟持搬送され
て、その表面側に回転感光体1の表面に形成担持されて
いるトナー画像が順次に静電気力と押圧力にて転写され
ていく。
【0080】6は熱定着方式等の定着装置である。転写
当接部bに給紙されて感光体1側のトナー像の転写を受
けた転写材Pは回転感光体1の面から分離されてこの定
着装置6に導入され、トナー像の定着を受けて画像形成
物(プリント、コピー)として装置外へ排出される。
【0081】本実施の形態のプリンタはクリーナレスで
あり、転写材Pに対するトナー像転写後の回転感光体1
面に残留の転写残トナーはクリーナで除去されることな
く、感光体1の回転にともない帯電当接部nを経由して
現像部aに至り、現像装置4において現像同時クリーニ
ング(回収)される(トナーリサイクルプロセス)。
【0082】ところで、現像装置4の現像剤4dに含有
させた導電性を有する導電性微粉体mは、現像装置4に
よる感光体1側の静電潜像のトナー現像時にトナーと共
に適当量が感光体1側に移行する。
【0083】感光体1上のトナー画像は転写当接部bに
おいて転写バイアスの影響で転写材P側に引かれて積極
的に転移するが、感光体1上の導電性微粉体mは導電性
であることで転写材P側には積極的には転移せず、感光
体1上に実質的に付着保持されて残留する。
【0084】また、感光体1面に実質的に付着保持され
る導電性微粉体mの存在によりトナー画像の感光体1側
から転写剤P側への転写効率が向上する効果も得られ
る。
【0085】そして、トナーリサイクルプロセスの画像
形成装置はクリーナーを用いないため、転写後の感光体
1面に残存の転写残トナー及び上記の残存導電性微粉体
mは感光体1と接触帯電部材である帯電ローラ2の帯電
当接部nに感光体1の回転でそのまま持ち運ばれて帯電
ローラ2に付着・混入する。
【0086】したがって、感光体1と帯電ローラ2との
帯電当接部nにこの導電性微粉体mが存在した状態で感
光体1の接触帯電が行なわれる。
【0087】なお、印字初期においては帯電ローラ2表
面に導電性微粉体mが供給されず帯電が行なえないので
帯電ローラ2表面に予め導電性微粉体mを塗布しておく
必要がある。
【0088】この導電性微粉体mの存在により、帯電ロ
ーラ2にトナーが付着・混入した場合でも、帯電ローラ
2の感光体1への緻密な接触性と接触抵抗を維持できる
ため、接触帯電部材が帯電ローラ2のような簡易な部材
であり、しかも帯電ローラ2の転写残トナーによる汚染
にかかわらず、該帯電ローラ2による感光体1の直接注
入帯電を行なわせることができる。
【0089】つまり、帯電ローラ2が導電性微粉体mを
介して密に感光体に接触して、帯電ローラ2と感光体1
の帯電当接部nに存在する導電性微粉体mが感光体1表
面を隙間なく摺擦することで、帯電ローラ2による感光
体1の帯電は導電性微粉体mの存在により放電現象を用
いない安定かつ安全な直接注入帯電が支配的となり、従
来のローラ帯電等では得られなかった高い帯電効率が得
られ、帯電ローラ2に印加した電圧とほぼ同等の電位を
感光体1に与えることができる。
【0090】また帯電ローラ2に付着・混入した転写残
トナーは帯電ローラ2から徐々に感光体1上に吐き出さ
れて感光体1面の移動とともに現像部aに至り、現像装
置4において現像同時クリーニング(回収)される(ト
ナーリサイクルプロセス)。
【0091】現像同時クリーニングは前述したように、
転写後に感光体1上に残留したトナーを引き続く画像形
成工程の現像時、即ち引き続き感光体を帯電し、露光し
て潜像を形成し、その潜像の現像時において、現像装置
4のかぶり取りバイアス、即ち現像装置に印加する直流
電圧と感光体1の表面電位間の電位差であるかぶり取り
電位差Vbackによって回収するものである。
【0092】本実施の形態におけるプリンタのように反
転現像の場合では、この現像同時クリーニングは、感光
体1の暗部電位から現像スリーブ4aにトナーを回収す
る電界と、現像スリーブ4aから感光体1の明部電位へ
トナーを付着させる電界の作用でなされる。
【0093】また帯電ローラ2から導電性微粉体mが脱
落しても、画像形成装置が稼働されることで、現像装置
4の現像剤4dに含有させてある導電性微粉体mが現像
部aで感光体1面に移行し該感光体1の回転により転写
当接部bを経て帯電当接部nに持ち運ばれて帯電ローラ
2に逐次に供給され続けるため、導電性微粉体mの存在
による良好な帯電性が安定して維持される。
【0094】かくして、接触帯電方式、転写方式、トナ
ーリサイクルプロセスの画像形成装置において、接触帯
電部材として帯電ローラ2を用いて、しかも該帯電ロー
ラ2の転写残トナーによる汚染にかかわらず、低印加電
圧でオゾンレスの直接注入帯電を長期に渡り安定に維持
させることができ、均一な帯電性を与えることができ、
オゾン生成物による障害、帯電不良による障害等のな
い、簡易な構成、低コストな画像形成装置を得ることが
できる。
【0095】次に、本実施の形態の作用を比較例を用い
て詳述する。
【0096】図3に比較例の画像形成装置の断面図、図
4に比較例の現像装置の断面図を示す。本実施の形態と
の違いは現像装置4の構成である。比較例では回転現像
スリーブ4aから見て、重力方向でおよそ上方に位置
し、上にいくほど広くなるような現像容器の構成とし
た。
【0097】この比較例の構成では図4に示すように矢
印Cのように現像容器内で現像剤4dの大きな循環が形
成されてしまい、回収した転写残トナーよりも先に新し
い現像剤4dを使用してしまう。
【0098】このため、導電性微粉体mの消費が多くな
る低印字率パターンの使用が続いた時等には現像容器内
の導電性微粉体mの量が少なくなってしまい、帯電が不
安定になってしまう。
【0099】これに対し、本実施の形態の現像装置4の
構成によれば、図2に示すように回転現像スリーブ4a
近傍で現像容器部4e内のトナーが矢印Aに沿って循環
している。
【0100】このため、現像容器部4e内に現像剤4d
が多くある場合は現像剤収容部4fからの現像剤4dの
補充は極めてわずかであり、現像容器部4eの現像剤4
dが消費されると図中矢印Bに沿って少量ずつ現像剤4
dが補充されて行く。
【0101】このように、現像容器4e内の現像剤4d
が優先的に消費されてるため、現像容器4e内の現像剤
4d中の導電性微粉体mが減るだけであり、現像剤収容
部4f内の導電性微粉体mの量は保たれるので、耐久し
ても安定して導電性微粉体mの感光体1への供給が可能
になり、帯電の安定化が図れることとなる。
【0102】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は第1の実施の形態の構成に加え、感光体1の表面に電
荷注入層を設けて感光体表面の抵抗を調節している。
【0103】図5は、本実施の形態で使用した、表面に
電荷注入層を設けた感光体1の層構成模型図である。即
ち該感光体1は、アルミドラム基体(Alドラム基体)
11上に、正電荷注入防止層12、電荷発生層13、電
荷輸送層14の順に重ねて塗工された一般的な有機感光
体ドラムに電荷注入層15を塗布することにより、帯電
性能を向上したものである。
【0104】電荷注入層15は、バインダーとしての光
硬化型のアクリル樹脂に、導電性粒子(導電フィラー)
としてのSnO2超微粒子15a(径が約0.03μ
m)、4フッ化エチレン樹脂(商品名テフロン)などの
滑剤、重合開始剤等を混合分散し、塗工後、光硬化法に
より膜形成したものである。
【0105】電荷注入層15として重要な点は、表層の
抵抗にある。電荷の直接注入による帯電方式において
は、被帯電体側の抵抗を下げることでより効率良く電荷
の授受が行えるようになる。一方、感光体として用いる
場合には静電潜像を一定時間保持する必要があるため、
電荷注入層15の体積抵抗値としては1×109〜1×
1014Ω・cmの範囲が適当である。
【0106】電荷注入層15である表面層の体積抵抗値
の測定方法は、表面に金を蒸着させたポリエチレンテレ
フタレート(PET)フィルム上に表面層を作成し、こ
れを体積抵抗測定装置(ヒューレットパッカード社製4
140B pAMATER)にて23℃、50%RHの
環境で、100Vの直流電圧を印加して測定するという
ものである。
【0107】また、本構成のように電荷注入層15を用
いていない場合でも、例えば電荷輸送層15が上記抵抗
範囲に或る場合は同等の効果が得られる。
【0108】さらに、表層の体積抵抗値が約1013Ω・
cmであるアモルファスシリコン感光体等を用いても同
様な効果が得られる。
【0109】(第3の実施の形態)第3の実施の形態は
第1又は第2の実施の形態をプロセスカートリッジとし
たものである。
【0110】感光体1と帯電ローラ2を一体とし感光・
帯電ユニット21とし、現像装置4を現像ユニット41
とし、感光・帯電ユニット21と現像ユニット41を一
体としてプロセスカートリッジ7を構成した。
【0111】プロセスカートリッジ7は、高圧印加装置
や露光装置,転写装置,駆動装置等を備えた画像形成装
置本体に着脱可能であるようにした。
【0112】これにより、耐久しても安定して導電性微
粉体mの感光体1への供給が可能になり、帯電の安定化
が図れ、かつメンテナンス性の良いクリーナレスプロセ
スが可能なプロセスカートリッジを提供することが可能
となる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、現像容
器部の現像剤が減少すると現像剤収容部から現像剤が補
充され、現像剤収容部の現像剤中の導電性微粉体は徐々
に現像容器部に供給されていくので、像担持体上に供給
される現像剤中の導電性微粉体の供給を最後まで安定さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す断
面構成図である。
【図2】第1の実施の形態に係る現像装置を示す断面構
成図である。
【図3】比較例の画像形成装置を示す断面構成図であ
る。
【図4】比較例の現像装置を示す断面構成図である。
【図5】第2の実施の形態に係る感光体を示す拡大断面
図である。
【図6】第3の実施の形態に係るプロセスカートリッジ
を示す断面構成図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電ローラ 2a 芯金 2b 中抵抗層 3 レーザビームスキャナ 4 現像装置 4a 回転現像スリーブ 4b マグネットロール 4c 規制ブレード 4d 現像剤(トナーt+導電性微粉体m) 4e 現像容器部 4f 現像剤収容部 4g 回転軸 4h 回転板 4i シート 4j 現像剤供給羽 4k 壁部 5 転写ローラ 6 定着装置 7 プロセスカートリッジ 11 アルミドラム基体 12 正電荷注入防止層 13 電荷発生層 14 電荷輸送層 15 電荷注入層 15a SnO2超微粒子 21 感光・帯電ユニット 41 現像ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大羽 浩幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉田 雅弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H003 AA01 BB11 CC05 EE16 2H005 AA08 CB07 DA09 EA01 EA05 2H077 AA12 AA16 AA37 AB03 AB13 AB15 AC03 AC11 AC13 AC16 AD06 BA09 EA13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー及び導電性微粉体を含む現像剤を像
    担持体に供給すると共に前記像担持体上から残トナーを
    回収する現像装置において、 前記像担持体に対向する現像剤担持体が配置され、前記
    現像剤担持体から前記現像剤が前記像担持体に供給され
    ると共に前記残トナーが回収される現像容器部と、 前記現像剤を収容し、前記現像容器部の前記現像剤が減
    少すると前記現像容器部に前記現像剤を補充する現像剤
    収容部と、を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】前記現像剤収容部は前記現像容器部より下
    方に底面を有し、 前記現像剤収容部から前記現像容器部に前記現像剤を汲
    み上げて補充することを特徴とする請求項1に記載の現
    像装置。
  3. 【請求項3】前記現像剤に含まれる導電性微粉体は、抵
    抗が10-1〜109Ω・cm以下であり、粒径が0.5
    〜10μm以下であることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2、又は3に記載の現像装置
    と、 該現像装置から前記現像剤が供給されて潜像が現像され
    る像担持体と、 該像担持体上に供給された前記現像剤中の前記導電性微
    粉体を介在させて前記像担持体を帯電する帯電手段と、
    を備え、 前記現像装置と前記像担持体と前記帯電手段とを一体化
    させ、装置本体に対して着脱自在に設けたことを特徴と
    するプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】前記像担持体と前記帯電手段とに速度差を
    設けたことを特徴とする請求項4に記載のプロセスカー
    トリッジ。
  6. 【請求項6】前記像担持体と前記帯電手段は互いに逆方
    向に移動することを特徴とする請求項5に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  7. 【請求項7】前記像担持体の最表面層の体積抵抗値が1
    ×109Ω・cm以上、1×1014Ω・cm以下である
    ことを特徴とする請求項4、5、又は6に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  8. 【請求項8】請求項1、2、又は3に記載の現像装置
    と、 該現像装置から前記現像剤が供給されて潜像が現像され
    る像担持体と、 該像担持体上に供給された前記現像剤中の前記導電性微
    粉体を介在させて前記像担持体を帯電する帯電手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記像担持体と前記帯電手段とに速度差を
    設けたことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】前記像担持体と前記帯電手段は互いに逆
    方向に移動することを特徴とする請求項9に記載の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】前記像担持体の最表面層の体積抵抗値が
    1×109Ω・cm以上、1×1014Ω・cm以下であ
    ることを特徴とする請求項8、9、又は10に記載の画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

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JP4498015B2 (ja) * 2004-06-02 2010-07-07 キヤノン株式会社 現像剤担持体の表面特性の評価方法

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