JP2002055206A - 防眩性反射防止フィルム、偏光板、および画像表示装置 - Google Patents
防眩性反射防止フィルム、偏光板、および画像表示装置Info
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Abstract
の小さい防眩性反射防止フイルム、このような特性に優
れた防眩性反射防止フイルムを用いた偏光板、及び画像
表示装置を提供すること。 【解決手段】表面に凹凸を持ち、トリアセチルセルロー
スあるいはポリエチレンテレフタレートのいずれかに対
して常温常湿で測定した垂直剥離帯電量が−200〜+
200pc(ピコクーロン)/cm2であり、かつ表面
抵抗値が1×101 1Ω/□以上である防眩性反射防止フ
イルム及びこのフィルムを用いた偏光板、及び画像表示
装置が提供される。
Description
ィルムおよびそれを用いた画像表示装置に関する。
ムは、一般にCRT、PDPやLCDのような画像表示
装置において、外光の反射によるコントラスト低下や像
の映り込みを防止するために、光学干渉の原理を用いて
反射率を低減するディスプレイの最表面に配置される。
反射防止機能がついた防眩性反射防止フイルムがより性
能が優れており、最近ディスプレイに使用され始めてい
る。しかし、反射防止機能を付与すると表面の防塵性が
悪化し、ゴミが付着し易くなるのが一般的である。付着
したゴミを取り除くためにディスプレイ上でゴミを集め
ることはできるが、集めたゴミをディスプレイ上から取
り除くことができない。このことは、今後防眩性反射防
止フイルムをテレビに利用することを考えると、重大な
問題である。今まで、反射防止機能とゴミの付着の防止
を両立することは困難であった。
性(ゴミ付着防止性)に優れ、かつ反射率の小さい防眩
性反射防止フイルムを提供することにある。本発明の他
の目的は、上記特性に優れた防眩性反射防止フイルムを
用いた偏光板、及び画像表示装置を提供することにあ
る。
成の防眩性反射防止フィルム、偏光板、及び画像表示装
置が提供され、本発明の上記目的は達成される。 1.表面に凹凸を持つ防眩性反射防止フイルムにおい
て、トリアセチルセルロースあるいはポリエチレンテレ
フタレートのいずれかに対して常温常湿で測定した垂直
剥離帯電量が−200pc(ピコクーロン)/cm2〜
+200pc(ピコクーロン)/cm2であり、かつ表
面抵抗値が1×1011Ω/□以上であることを特徴とす
る防眩性反射防止フイルム。 2.垂直剥離帯電量が−100pc/cm2〜+100
pc/cm2であることを特徴とする上記1に記載の防
眩性反射防止フイルム。 3.反射防止層を塗布した後に鹸化を行う後鹸化方式の
防眩性反射防止フイルムにおいて、トリアセチルセルロ
ースあるいはポリエチレンテレフタレートのいずれかに
対して常温常湿で測定した鹸化後の垂直剥離帯電が常温
常湿で−100pc/cm2〜+100pc/cm2であ
り、かつ表面抵抗値が1×1011Ω/□以上であること
を特徴とする防眩性反射防止フイルム。 4.トリアセチルセルロースあるいはポリエチレンテレ
フタレートのいずれかに対して、常温10%RHの条件
下での垂直剥離帯電が−100pc/cm2〜+100
pc/cm2であり、かつ表面抵抗値が1×1011Ω/
□ 以上であることを特徴とする上記1〜3のいずれか
に記載の防眩性反射防止フイルム。 5.屈折率が1.38〜1.49の低屈折率層を少なく
とも一層有することを特徴とする上記1〜4のいずれか
に記載の防眩性反射防止フイルム。 6.屈折率が支持体より高い層と屈折率が支持体より低
い層を少なくともそれぞれ一層有することを特徴とする
上記1〜5のいずれかに記載の防眩性反射防止フイル
ム。 7.低屈折率層が、動摩擦係数0.03〜0.15、水
に対する接触角90°〜120°の熱または電離放射線
により架橋する含フッ素化合物の架橋物からなることを
特徴とする上記1〜6のいずれかに記載の防眩性反射防
止フイルム。 8.防眩層が、粒子とバインダからなることを特徴とす
る上記1〜7のいずれかに記載の防眩性反射防止フイル
ム。 9.防眩層のバインダが、屈折率が1.57〜2.00
である高屈折率モノマーと二個以上のエチレン性不飽和
基を有するモノマーとの混合物の熱または電離放射線架
橋物であることを特徴とする上記1〜8記載の防眩性反
射防止フイルム。 10.防眩層のバインダが、アルミニウム、ジルコニウ
ム、亜鉛、チタン、インジウム、及び錫から選ばれる金
属の酸化物超微粒子と二個以上のエチレン性不飽和基を
有するモノマーとの混合物の熱または電離放射線架橋物
であることを特徴とする上記1〜9のいずれかに記載の
防眩性反射防止フイルム。 11.上記1〜10に記載の防眩性反射防止フイルム
を、偏光板の偏光層の2枚の保護フイルムのうち少なく
とも一方に用いたことを特徴とする偏光板。 12.上記1〜10に記載のフイルムをディスプレイの
最表面に用いたことを特徴とする画像表示装置。
の基本的な構成を図面を引用しながら説明する。図1に
示す態様は本発明の防眩性フィルムの一例であり、透明
支持体11、防眩層12、低屈折率層14の順序の層構
成を有する。防眩層はハードコート層を兼ねても良い
が、防眩層の下にハードコート層を設けても良い。防眩
性粒子13は防眩層12に分散しており、好ましくは防
眩層12の膜厚の2分の1よりも大きい粒子が該粒子の
40〜100%を占めるので、防眩層表面に凹凸を形成
して防眩性を付与することができる。このように本発明
の防眩性反射防止フイルムの基本構成は、透明支持体の
上に屈折率が好ましくは1.57〜2.00であるバイ
ンダと防眩性粒子からなる防眩層と、屈折率が好ましく
は1.38〜1.49の低屈折率層とからなる。これら
防眩層と低屈折率層の外に、屈折率が透明支持体よりも
高い層と低い層を各々1層以上有していてもよい。
ば特開昭61−209154号公報に記載されている透
明支持体上にバインダに粒子を添加した凹凸層を塗布し
たものや、特開平6−16851号公報に記載されてい
るあらかじめ凹凸面を形成したフィルムを透明支持体上
の塗布層に貼り合わせて凹凸を転写させたもの、透明支
持体に直接あるいはハードコート層のごとき他の層を介
してエンボス加工により凹凸を形成したもの等が挙げら
れる。中でもバインダに粒子を添加して凹凸を形成する
方法は、簡便かつ安定に製造できる点で好ましい。
アセチルセルロース(TAC)あるいはポリエチレンテ
レフタレート(PET)のいずれかに対して常温常湿で
測定した垂直剥離帯電が−200pc(ピコクーロン)
/cm2〜+200pc(ピコクーロン)/cm2である
ことを特徴とする。好ましくは−100pc/cm〜+
100pc/cm2であり、さらに好ましくは−50p
c/cm2〜+50pc/cm2であり、最も好ましくは
0pc/cm2である。ここで、単位のpc(ピコクー
ロン)は、10-12クーロンである。さらに好ましく
は、常温10%RHで測定した垂直剥離帯電が−100
pc/cm2〜+100pc/cm2であり、さらに好ま
しくは−50pc/cm2〜+50pc/cm2であり、
最も好ましくは0pc/cm2である。
る。測定サンプルはあらかじめ測定温度湿度の環境下で
2時間以上放置しておく。測定装置は測定サンプルを置
く台と相手のフイルムを保持して測定サンプルに上から
圧着と剥離を繰り返せるヘッドからなり、このヘッドに
帯電量を測定するエレクトロメーターがつながってい
る。測定する防眩性反射防止フイルムを台に乗せ、ヘッ
ドにTACあるいはPETを装着する。測定部分を除電
したのち、ヘッドを測定サンプルに圧着させ剥離させる
ことを繰り返し、1回目の剥離時と5回目の剥離時の帯
電の値を読み、これを平均する。サンプルを変えて3サ
ンプルでこれを繰り返し、全てを平均したものを垂直剥
離帯電とする。
てプラスに帯電する場合とマイナスに帯電する場合があ
るが、問題となるのは絶対値の大きさである。また、一
般的に低湿度の環境下の方が帯電の絶対値は大きくな
る。本発明の防眩性反射防止フィルムはこの絶対値も小
さい。
常湿及び常温10%RHでの垂直剥離帯電の絶対値が小
さいので防塵性に優れる。垂直剥離帯電の値を上記の範
囲とするには、防眩性反射防止フィルム表面の各種元素
の割合を調節することによって行われる。
抗値は、1×1011Ω/□以上、好ましくは1×1012
Ω/□以上である。表面抵抗値の測定方法はJISに記
載されている円電極法である。即ち、電圧印加後、1分
後の電流値を読み、表面抵抗値(SR)を求める。本発
明では、表面抵抗値を小さくすること、例えば1×10
10Ω/□以下にすることで防塵性(ゴミ付着防止性)を
良くする方法とは考え方が根本的に異なる。この方法は
画像表示品位が落ちるため採用せず、本発明では上記し
た方法で垂直剥離帯電の絶対値を小さくしているので、
表面抵抗値を小さくする必要がなく、表面抵抗値を1×
1011Ω/□以上とすることができ画像表示品位が落ち
ない。
防眩層について説明する。防眩層は、好ましくはバイン
ダーと防眩性を付与する粒子(以下、「防眩性粒子」と
もいう)からなる。防眩性粒子としては、防眩層の表面
に凹凸が形成されれば特に限定されない。また、防眩層
の表面に有効に凹凸を形成するために平均粒径が0.5
〜10μmであることが好ましく、1〜7μmであるこ
とがよりより好ましい。さらに好ましくは2〜5μmで
ある。防眩層には、膜厚の2分の1よりも大きい粒径の
粒子が、該粒子全体の40〜100%を占める防眩性粒
子を用いることが好ましい。前述の通り、この防眩性粒
子は表面に凹凸を形成して防眩性を付与するためのもの
である。防眩性粒子としては、例えばポリメチルメタク
リレート樹脂、フッ素樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、シ
リコーン樹脂、エポキシ樹脂、ナイロン樹脂、ポリスチ
レン樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、架橋ア
クリル樹脂、架橋ポリスチレン樹脂、メラミン樹脂、ベ
ンゾグアナミン樹脂等の樹脂粒子、またはTiO 2、A
l2O3、In2O3、ZnO、SnO2、Sb2O3、Zr
O2、ITO、MgF2、SiO2、アルミノシリケート
等の無機粒子が挙げられる。粒子は水及び有機溶剤に不
溶のものが好ましい。形状は不定形でも球形でもかまわ
ない。防眩層に添加する防眩性粒子は、表面凹凸をコン
トロールするために2種類以上の粒子を組み合わせて用
いても構わない。
との屈折率差が0.05未満であれば、LCDの黒表示
において散乱光によるコントラスト低下、すなわち白味
悪化を防ぐことができる。屈折率差0.05以上の場合
または前記散乱性粒子を使用した場合は、白味は悪化す
るが高精細LCDにおいて表面凹凸のレンズ効果による
画素の拡大が引き起こすギラツキを防止することができ
る。従って、防眩性粒子の屈折率設計や前記散乱性粒子
の使用は、用いられるLCDに必要な機能によって使い
分けることが望ましい。
い。散乱性粒子(防眩性粒子)を添加することによっ
て、防眩層全体としては屈折率が一つの値で定義されな
い屈折率不均一層となる。この屈折率不均一層により、
防眩層と支持体との屈折率差による光学干渉が引き起こ
す反射率の波長依存性における大きな振幅やそれに伴う
色むらが改良される。
定されない。製膜の観点からは高分子化合物または低分
子化合物が架橋して高分子量化したものが好ましい。ま
た画像表示装置の表面に用いるためには耐傷性が必要と
なるため、該防眩層にハードコート性を付与することが
好ましい。
は、飽和炭化水素またはポリエーテルを主鎖として有す
るポリマーであることが好ましく、飽和炭化水素を主鎖
として有するポリマーであることが更に好ましい。バイ
ンダーポリマーは架橋していることが好ましい。飽和炭
化水素を主鎖として有するポリマーは、エチレン性不飽
和モノマーの重合反応により得ることが好ましい。架橋
しているバインダーポリマーを得るためには、二個以上
のエチレン性不飽和基を有するモノマーを用いることが
好ましい。
ノマーの例には、多価アルコールと(メタ)アクリル酸
とのエステル(例、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、1,4−ジクロヘキサンジアクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート)、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールエタントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリ
スリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリ
スリトールペンタ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールヘキサ(メタ)アクリレート、1,2,3−シ
クロヘキサンテトラメタクリレート、ポリウレタンポリ
アクリレート、ポリエステルポリアクリレート)、ビニ
ルベンゼン及びその誘導体(例、1,4−ジビニルベン
ゼン、4−ビニル安息香酸−2−アクリロイルエチルエ
ステル、1,4−ジビニルシクロヘキサノン)、ビニル
スルホン(例、ジビニルスルホン)、アクリルアミド
(例、メチレンビスアクリルアミド)及びメタクリルア
ミドが含まれる。ポリエーテルを主鎖として有するポリ
マーは、多官能エポシキ化合物の開環重合反応により合
成することが好ましい。これらのエチレン性不飽和基を
有するモノマーは、塗布後電離放射線または熱による重
合反応により硬化させる必要がある。
ノマーの代わりまたはそれに加えて、架橋性基の反応に
より、架橋構造をバインダーポリマーに導入してもよ
い。架橋性官能基の例には、イソシアナート基、エポキ
シ基、アジリジン基、オキサゾリン基、アルデヒド基、
カルボニル基、ヒドラジン基、カルボキシル基、メチロ
ール基及び活性メチレン基が含まれる。ビニルスルホン
酸、酸無水物、シアノアクリレート誘導体、メラミン、
エーテル化メチロール、エステル及びウレタン、テトラ
メトキシシランのような金属アルコキシドも、架橋構造
を導入するためのモノマーとして利用できる。ブロック
イソシアナート基のように、分解反応の結果として架橋
性を示す官能基を用いてもよい。また、本発明において
架橋基とは、上記化合物に限らず上記官能基が分解した
結果反応性を示すものであってもよい。これら架橋基を
有する化合物は塗布後熱などによって架橋させる必要が
ある。
に、屈折率が1.57〜2.00の高屈折率モノマーを
用いることが好ましい。より好ましくは、1.65以上
の高屈折率モノマーが用いられる。高屈折率モノマーの
例には、ビス(4−メタクリロイルチオフェニル)スル
フィド、ビニルナフタレン、ビニルフェニルスルフィ
ド、4−メタクリロキシフェニル−4'−メトキシフェ
ニルチオエーテル等が挙げられる。ポリエーテルを主鎖
として有するポリマーは、多官能エポシキ化合物の開環
重合反応により合成することが好ましい。これらのエチ
レン性不飽和基を有するモノマーは、塗布後電離放射線
または熱による重合反応により硬化させる必要がある。
めに、チタン、アルミニウム、インジウム、亜鉛、錫、
アンチモンのうちより選ばれる少なくとも1種の金属の
酸化物からなる粒径100nm以下、好ましくは50n
m以下の微粒子を含有することが好ましい。微粒子の例
としては、TiO2、Al2O3、In2O3、ZnO、S
nO2、Sb2O3、ZrO2、ITO等が挙げられる。無
機微粒子の添加量は、防眩層の全重量の10〜90重量
%であることが好ましく、20〜80重量%であると更
に好ましく、30〜60重量%が特に好ましい。
明の防眩性反射防止フイルムは、屈折率が1.38〜
1.49の低屈折率層を少なくとも一層有する。この低
屈折率層は防眩層の上に直接塗布されても良いし、防眩
層の上に他の層を介して塗布されても良い。低屈折率層
は下記数式(I)を満足することが好ましい。 (mλ/4)×0.7<n1d1<(mλ/4)×1.3 ……数式(I) 式中、mは正の奇数(一般に1)であり、n1は低屈折
率層の屈折率であり、そして、d1は低屈折率層の膜厚
(nm)である。また、λは波長であり、500〜55
0nmの範囲の値である。なお、上記数式(I)を満た
すとは、上記波長の範囲において数式(I)を満たすm
(正の奇数、通常1である)が存在することを意味して
いる。
率が1.38〜1.49の含フッ素化合物であれば特に
限定されない。防汚性及び耐傷性の観点から動摩擦係数
0.03〜0.15、水に対する接触角90〜120°
の熱または電離放射線により架橋する架橋性含フッ素化
合物がより好ましい。塗布性や膜硬度等を調節するため
に、他の化合物と併用してもよい。
フッ素化合物としては、パーフルオロアルキル基含有シ
ラン化合物(例えば(ヘプタデカフルオロ−1,1,
2,2−テトラデシル)トリエトキシシラン)等の他、
含フッ素モノマーと架橋性基付与のためのモノマーを構
成単位とする含フッ素共重合体が挙げられる。含フッ素
モノマー単位の具体例としては、例えばフルオロオレフ
ィン類(例えばフルオロエチレン、ビニリデンフルオラ
イド、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロエチレ
ン、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロ−2,2
−ジメチル−1,3−ジオキソール等)、(メタ)アク
リル酸の部分または完全フッ素化アルキルエステル誘導
体類(例えばビスコート6FM(大阪有機化学製)やM
−2020(ダイキン製)等)、完全または部分フッ素
化ビニルエーテル類等である。架橋性基付与のためのモ
ノマーとしてはグリシジルメタクリレートのように分子
内にあらかじめ架橋性官能基を有する(メタ)アクリレ
ートモノマーの他、カルボキシル基やヒドロキシル基、
アミノ基、スルホン酸基等を有する(メタ)アクリレー
トモノマー(例えば(メタ)アクリル酸、メチロール
(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレート、アリルアクリレート等)が挙げられる。後
者は共重合の後、架橋構造を導入できることが特開平1
0−25388号公報及び特開平10−147739号
公報に記載されている。
でなく、フッ素原子を含有しないモノマーとの共重合体
を用いてもよい。併用可能なモノマーには特に限定はな
く、例えばオレフィン類(エチレン、プロピレン、イソ
プレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン等)、アクリル酸
エステル類(アクリル酸メチル、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸2−エチルヘキシル)、メ
タクリル酸エステル類(メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸ブチル、エチレングリコール
ジメタクリレート等)、スチレン誘導体(スチレン、ジ
ビニルベンゼン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン
等)、ビニルエーテル類(メチルビニルエーテル等)、
ビニルエステル類(酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
桂皮酸ビニル等)、アクリルアミド類(N−tertブ
チルアクリルアミド、N−シクロヘキシルアクリルアミ
ド等)、メタクリルアミド類、アクリロ二トリル誘導体
等の他、市販品としてはJN−7219、JN−722
1、JN−7225(いずれもJSR(株)製)を挙げ
ることができる。JN−7219、JN−7221及び
JN−7225は滑り性も有しており、低屈折率、滑り
性、防汚性の両立の観点から、低屈折率層にはJN−7
219、JN−7221、JN−7225が好ましい。
ムを用いることが好ましい。プラスチックフイルムの材
料の例には、セルロースエステル(例、トリアセチルセ
ルロース、ジアセチルセルロース、プロピオニルセルロ
ース、ブチリルセルロース、アセチルプロピオニルセル
ロース、ニトロセルロース)、ポリアミド、ポリカーボ
ネート、ポリエステル(例、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリ−1,4−シクロ
ヘキサンジメチレンテレフタレート、ポリエチレン−
1,2−ジフェノキシエタン−4,4’−ジカルボキシ
レート、ポリブチレンテレフタレート)、ポリスチレン
(例、シンジオタクチックポリスチレン)、ポリオレフ
ィン(例、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリメチル
ペンテン)、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポ
リアリレート、ポリエーテルイミド、ポリメチルメタク
リレート及びポリエーテルケトンが含まれる。トリアセ
チルセルロース、ポリカーボネート、ポリエチレンテレ
フタレート及びポリエチレンナフタレートが好ましい。
透明支持体の光透過率は、80%以上であることが好ま
しく、86%以上であることがさらに好ましい。透明支
持体のヘイズは、2.0%以下であることが好ましく、
1.0%以下であることがさらに好ましい。透明支持体
の屈折率は、1.4〜1.7であることが好ましい。
点からは、LCDに対してはトリアセチルセルロース
が、PDP及びCRTに対してはポリエチレンテレフタ
レートあるいはポリエチレンナフタレートが、その他リ
アプロジェクション等にはそれらの支持体の他、ポリカ
ーボネートが好ましい。
エアーナイフコート法、カーテンコート法、ローラーコ
ート法、ワイヤーバーコート法、グラビアコート法やエ
クストルージョンコート法(米国特許2681294号
明細書)により、塗布により形成することができる。二
以上の層を同時に塗布してもよい。同時塗布の方法につ
いては、米国特許2761791号、同2941898
号、同3508947号、同3526528号の各明細
書及び原崎勇次著、コーティング工学、253頁、朝倉
書店(1973)に記載がある。
プラズマディスプレイパネル(PDP)、エレクトロル
ミネッセンスディスプレイ(ELD)や陰極管表示装置
(CRT)のような画像表示装置に適用する。反射防止
膜が透明支持体を有する場合は、透明支持体側を画像表
示装置の画像表示面に接着する。
め鹸化処理しておいても良い。また、支持体上にハード
コート層を塗布した後に鹸化処理を行い、その後防眩層
と低屈折率層を塗布しても良い。また、すべての層を塗
布した後に鹸化処理をしても良い。いずれにしても本発
明の効果は変わらず、良好である。
例を挙げて説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
ライトKZ−7869(紫外線硬化性ハードコート組成
物、72重量%、JSR(株)製)250gを62gの
メチルエチルケトンと88gのシクロヘキサノンの混合
溶媒に溶解した。この溶液を加えたの混合溶媒に加え
た。この溶液を塗布、紫外線硬化して得られた塗膜の屈
折率は1.53であった。
エリスリトールペンタアクリレートとジペンタエリスリ
トールヘキサアクリレートの混合物(DPHA、日本化
薬(株)製)91g、デソライトKZ―7115、KZ
−7161(ZrO2微粒子分散液、JSR(株)製)
199gを52gのメチルエチルケトン/シクロヘキサ
ノン=54/46重量%の混合溶媒に溶解した。得られ
た溶液に光重合開始剤(イルガキュア907、チバガイ
ギー社製)10gを加えた。この溶液を塗布、紫外線硬
化して得られた塗膜の屈折率は1.61であった。さら
にこの溶液に平均粒径2.0μmの架橋ポリスチレン粒
子(SX−200H、綜研化学(株)製)20gを80
gのメチルエチルケトン/シクロヘキサノン=54/4
6重量%の混合溶媒に高速ディスパにて5000rpm
で1時間攪拌分散した分散液29gを添加、攪拌した
後、孔径30μmのポリプロピレン製フィルターでろ過
して防眩層の塗布液を調製した。
2.0μの架橋ポリスチレン粒子20gを3.0μの架
橋ポリスチレン30gに変更した以外はB−1と同様に
調整して防眩層用塗布液B−2を調製した。
率1.42の熱架橋性含フッ素ポリマー(TN−04
9、JSR(株)製)93gにMEK−ST(平均粒子
径10〜20nm、固形分濃度30重量%SiO2ゾル
のMEK分散物、日産化学(株)製)8g、およびメチ
ルエチルケトンを100g添加、攪拌の後、孔径1μm
のポリプロピレン製フィルターでろ過して、低屈折率層
用塗布液を調製した。
率1.42の熱架橋性含フッ素ポリマー(TN−04
9、JSR(株)製)93gにMEK−ST(平均粒子
径10〜20nm、固形分濃度30重量%SiO2ゾル
のMEK分散物、日産化学(株)製)4g、およびメチ
ルエチルケトンを100g添加、攪拌の後、孔径1μm
のポリプロピレン製フィルターでろ過して、低屈折率層
用塗布液を調製した。
率1.42の熱架橋性含フッ素ポリマー(TN−04
9、JSR(株)製)93gにメチルエチルケトンを1
00g添加、攪拌の後、孔径1μmのポリプロピレン製
フィルターでろ過して、低屈折率層用塗布液を調製し
た。
用)屈折率1.38の熱架橋性含フッ素シリカゾル(日
産化学工業(株)製LR201、溶媒:エタノール/ブ
チルセロソルブ=50/50)を孔径1μmのポリプロ
ピレン製フィルターでろ過して、低屈折率層用塗布液を
調製した。
ルセルロースフイルム(富士写真フイルム(株)製)
に、上記のハードコート層用塗布液Aをバーコーターを
用いて塗布し、120℃で乾燥の後、160W/cmの
空冷メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)
製)を用いて、紫外線を照度400mW/cm2、照射
量300mJ/cm2で照射して塗布層を硬化させ、厚
さ4μmのハードコート層を形成した。その上に、上記
防眩層用塗布液B−1をバーコーターを用いて塗布し、
窒素パージによって0.01%以下の酸素濃度雰囲気下
において、120℃で乾燥の後、160W/cmの空冷
メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)製)
を用いて、紫外線を照度400mW/cm2、照射量3
00mJ/cm2で照射して塗布層を硬化させ、厚さ
1.4μmの防眩性ハードコート層を形成した。その上
に、上記低屈折率層用塗布液C−1をバーコーターを用
いて塗布し、80℃で乾燥の後、更に120℃で10分
間熱架橋し、厚さ0.096μmの低屈折率層を形成す
ることにより、防眩性反射防止フイルムを作製した。
−2を用いたほかは、実施例1と同様に防眩性反射防止
フイルムを作製した。
−3を用いたほかは、実施例1と同様に防眩性反射防止
フイルムを作製した。
−4を用いたほかは、実施例1と同様に防眩性反射防止
フイルムを作製した。
塗布液を用い、かつ厚さを2.4μmの防眩性ハードコ
ート層にしたほかは、実施例1と同様に防眩性反射防止
フイルムを作製した。
塗布液を用いて、かつ厚さを2.4μmの防眩性ハード
コート層にしたほかは、実施例2と同様に防眩性反射防
止フイルムを作製した。
塗布液を用い、かつ厚さを2.4μmの防眩性ハードコ
ート層にしたほかは、実施例3と同様に防眩性反射防止
フイルムを作製した。
塗布液を用い、かつ厚さを2.4μmの防眩性ハードコ
ート層にしたほかは、比較例1と同様に防眩性反射防止
フイルムを作製した。
イルムの評価)得られたフィルムについて、以下の項目
の評価を行った。 (1)表面抵抗値 全てのサンプルについて表面抵抗値を円電極法で測定
し、1×1012Ω/□以上であることを確認した。 (2)垂直剥離帯電 得られたフイルムをTACに対して、垂直剥離帯電を測
定した。測定方法は本文中に記載した通りである。 (3)ゴミ付着防止性(防塵性) 測定フイルムを硝子板に貼り、除電した後、東レ(株)
のトレシーを用いて往復10回擦り、その後微細な発泡
スチロールの粉を擬似ゴミとし、フイルム全体にかけた
後フイルムを立て、疑似ゴミの落下の様子を観察し、下
記の4段階評価を行った。 ◎:擬似ゴミがほとんど全て落下する。 ○:擬似ゴミが80%以上落下する。 △:擬似ゴミが50%以上落下する。 ×:擬似ゴミが50%以上フイルム表面に残存してい
る。
5に測定原理記載)で測定した。20%以上の値を示せ
ば高精細ディスプレイの適性があると言える。40%以
上ならば、高精細ディスプレイ適性が非常に優れてい
る。 (5)平均反射率 防眩性反射防止フィルムについて、分光光度計(日本分
光(株)製)を用いて、380〜780nmの波長領域
において入射角5°における分光反射率を測定した。表
1には450〜650nmの平均反射率を記載した。 (6)防眩性評価 作成した防眩性フィルムにルーバーなしのむき出し蛍光
灯(8000cd/m 2)を映し、その反射像のボケの
程度を以下の基準で4段階評価した。 ◎:蛍光灯の輪郭が全くわからない ○:蛍光灯の輪郭がわずかにわかる △:蛍光灯はぼけているが、輪郭は識別できる ×:蛍光灯がほとんどぼけない(防眩性なし) (7)低屈折率層に用いられる含フッ素化合物の動摩擦
係数 表面性測定機(HEIDON−14型、新東科学(株)
製)を用いて測定した。フィルム表面と接する部分は鋼
球である。 (8)低屈折率層に用いられる含フッ素化合物の水に対
する接触角 接触角形(CA−A型、協和界面科学(株)製)を用い
て測定した。
反射防止フィルムの結果を示す。
らかである。実施例1〜6の本発明で特定される垂直剥
離帯電性を満たすフィルムは、防塵性(ゴミ付着防止
性)が良く、かつ反射率、防眩性、透過画像鮮明性を同
時に満たす。一方、比較例1、2の本発明で特定される
垂直剥離帯電性を満たさず、垂直剥離帯電性の絶対値が
大きいフィルムは、防塵性に著しく劣る。
ィルムを用いて防眩性反射防止偏光板を作成し、この偏
光板を防眩性反射防止フィルムが最表層になるように配
置した液晶表示装置を作成したところ、外光の映り込み
がなく優れたコントラストが得られ、防眩性により反射
像が目立たず優れた視認性を有していた。また透過画像
鮮明性が良いため、画像がシャープに見えた。しかも、
防塵性が極めて優れており、ほとんどゴミ付着はなかっ
た。
塵性(ゴミ付着防止性)に優れ、かつ反射率が小さい。
このような特性に優れた防眩性反射防止フイルムを用い
た偏光板を備えた画像表示装置は、従来両立し難かった
防塵性及び防眩性(視認性)に優れる。
式図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 表面に凹凸を持つ防眩性反射防止フイル
ムにおいて、トリアセチルセルロースあるいはポリエチ
レンテレフタレートのいずれかに対して常温常湿で測定
した垂直剥離帯電量が−200pc(ピコクーロン)/
cm2〜+200pc(ピコクーロン)/cm2であり、
かつ表面抵抗値が1×1011Ω/□以上であることを特
徴とする防眩性反射防止フイルム。 - 【請求項2】 垂直剥離帯電量が−100pc/cm2
〜+100pc/cm2であることを特徴とする請求項
1に記載の防眩性反射防止フイルム。 - 【請求項3】 反射防止層を塗布した後に鹸化を行う後
鹸化方式の防眩性反射防止フイルムにおいて、トリアセ
チルセルロースあるいはポリエチレンテレフタレートの
いずれかに対して常温常湿で測定した鹸化後の垂直剥離
帯電が常温常湿で−100pc/cm2〜+100pc
/cm2であり、かつ表面抵抗値が1×1011Ω/□以
上であることを特徴とする防眩性反射防止フイルム。 - 【請求項4】 トリアセチルセルロースあるいはポリエ
チレンテレフタレートのいずれかに対して、常温10%
RHの条件下での垂直剥離帯電が−100pc/cm2
〜+100pc/cm2であり、かつ表面抵抗値が1×
1011Ω/□以上であることを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載の防眩性反射防止フイルム。 - 【請求項5】 屈折率が1.38〜1.49の低屈折率
層を少なくとも一層有することを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の防眩性反射防止フイルム。 - 【請求項6】 屈折率が支持体より高い層と屈折率が支
持体より低い層を少なくともそれぞれ一層有することを
特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の防眩性反射
防止フイルム。 - 【請求項7】 低屈折率層が、動摩擦係数0.03〜
0.15、水に対する接触角90°〜120°の熱また
は電離放射線により架橋する含フッ素化合物の架橋物か
らなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の防眩性反射防止フイルム。 - 【請求項8】 防眩層が、粒子とバインダからなること
を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の防眩性反
射防止フイルム。 - 【請求項9】 防眩層のバインダが、屈折率が1.57
〜2.00である高屈折率モノマーと二個以上のエチレ
ン性不飽和基を有するモノマーとの混合物の熱または電
離放射線架橋物であることを特徴とする請求項1〜8記
載の防眩性反射防止フイルム。 - 【請求項10】防眩層のバインダが、アルミニウム、ジ
ルコニウム、亜鉛、チタン、インジウム、及び錫から選
ばれる金属の酸化物超微粒子と二個以上のエチレン性不
飽和基を有するモノマーとの混合物の熱または電離放射
線架橋物であることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
かに記載の防眩性反射防止フイルム。 - 【請求項11】請求項1〜10に記載の防眩性反射防止
フイルムを、偏光板の偏光層の2枚の保護フイルムのう
ち少なくとも一方に用いたことを特徴とする偏光板。 - 【請求項12】請求項1〜10に記載のフイルムをディ
スプレイの最表面に用いたことを特徴とする画像表示装
置。 - 【請求項13】請求項1〜10に記載のフイルムまたは
請求項11に記載の偏光板を用いたことを特徴とする液
晶表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244817A JP2002055206A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 防眩性反射防止フィルム、偏光板、および画像表示装置 |
US09/901,674 US6502943B2 (en) | 2000-07-19 | 2001-07-11 | Antiglare and antireflection film, polarizer, and image display device |
US10/287,611 US6830348B2 (en) | 2000-07-19 | 2002-11-05 | Antiglare and antireflection film, polarizer, and image display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000244817A JP2002055206A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 防眩性反射防止フィルム、偏光板、および画像表示装置 |
Publications (1)
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ID=18735450
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JP2000244817A Pending JP2002055206A (ja) | 2000-07-19 | 2000-08-11 | 防眩性反射防止フィルム、偏光板、および画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002055206A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008509829A (ja) * | 2004-08-17 | 2008-04-03 | セット ヨーロッパ リミテッド | 反射防止及びグレア防止特性を備えた樹脂成型部品及びその製造方法 |
JP2009183755A (ja) * | 2009-05-25 | 2009-08-20 | Newgin Co Ltd | 遊技盤の保護カバー体、遊技機 |
US8994899B2 (en) | 2009-08-05 | 2015-03-31 | Cheil Industries, Inc. | Polarizing plate comprising a polyethylene terephthalate film having an in-plane phase difference and a coating layer having a haze value and liquid crystal display provided with the same |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244817A patent/JP2002055206A/ja active Pending
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