JP2002054726A - ミッションケース - Google Patents
ミッションケースInfo
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- JP2002054726A JP2002054726A JP2000244815A JP2000244815A JP2002054726A JP 2002054726 A JP2002054726 A JP 2002054726A JP 2000244815 A JP2000244815 A JP 2000244815A JP 2000244815 A JP2000244815 A JP 2000244815A JP 2002054726 A JP2002054726 A JP 2002054726A
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- Japan
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- oil
- filter
- transmission case
- case
- screw member
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0402—Cleaning of lubricants, e.g. filters or magnets
- F16H57/0404—Lubricant filters
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Abstract
取付けるためのネジ孔加工を不要にすると共に、オイル
フィルタ着脱時にフィルタ取付ネジ部材が供回りする不
都合を解消する。 【解決手段】 ケース外壁部に、オイルフィルタ11を
着脱自在に取付可能なフィルタ取付部16を備えると共
に、該フィルタ取付部16に、ケース内のオイルをオイ
ルフィルタ11に導くケース油路17と、オイルフィル
タ11で濾過されたオイルを油圧ポンプ8に導くポンプ
油路18とを形成したミッションケース4において、前
記オイルフィルタ11が着脱自在に取付けられるフィル
タ取付ネジ部材15を、ミッションケース4の外壁部に
回止め状に嵌合組付けする。
Description
られるミッションケースの技術分野に属するものであ
る。
には、例えばトラクタに設けられるものの様に、ケース
内の潤滑オイルを、油圧機器を作動させる作動オイルに
兼用するものがあるが、この様なものでは、オイルに含
まれる微細な固形物を除去すべく、ミッションケースか
ら油圧機器に至る油路にオイルフィルタを介設する必要
がある。
ースの外壁部に、オイルフィルタを着脱自在に取付可能
なフィルタ取付部を設けると共に、該フィルタ取付部
に、ケース内のオイルをオイルフィルタに導くケース油
路と、オイルフィルタで濾過されたオイルを油圧ポンプ
に導くポンプ油路とを形成したものが提案されている。
しかるに従来では、オイルフィルタが着脱自在に取付け
られるフィルタ取付ネジ部材を、ミッションケースにボ
ルト固定もしくは螺込み固定しており、そのため、何れ
のものでもミッションケースにネジ孔を二次加工する必
要があり、また、螺込み固定するものでは、オイルフィ
ルタ着脱時にフィルタ取付ネジ部材が供回りする可能性
があった。
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、ケース外壁部に、オイルフィルタ
を着脱自在に取付可能なフィルタ取付部を備えると共
に、該フィルタ取付部に、ケース内のオイルをオイルフ
ィルタに導くケース油路と、オイルフィルタで濾過され
たオイルを油圧ポンプに導くポンプ油路とを形成したミ
ッションケースにおいて、前記オイルフィルタが着脱自
在に取付けられるフィルタ取付ネジ部材を、ミッション
ケースの外壁部に回止め状に嵌合組付けしたことを特徴
とするものである。つまり、フィルタ取付ネジ部材を、
ボルト固定もしくは螺込み固定することなく、ミッショ
ンケースの外壁部に回止め状に嵌合組付けするようにし
たため、ミッションケースにフィルタ取付ネジ部材を取
付けるためのネジ孔加工が不要になる許りでなく、オイ
ルフィルタ着脱時にフィルタ取付ネジ部材が供回りする
不都合も解消することができる。また、ミッションケー
スの内側空間を鉄板で仕切ってポンプ油路を形成したこ
とを特徴とするものである。つまり、鋳物を二次加工し
てポンプ油路を形成する場合に比して構造の簡略化やコ
ストダウンを図ることができる許りでなく、二次加工に
よる強度の低下も回避することができる。
を図面に基づいて説明する。図面において、1はトラク
タの走行機体であって、該走行機体1は、機体前部に搭
載されるエンジン2、該エンジン2の動力をセンターケ
ース3を介して入力するミッションケース4、該ミッシ
ョンケース4から出力される走行動力で作動する前輪5
および後輪6、ミッションケース4から出力される作業
動力で作動する作業部7等を備えている。そして、前記
ミッションケース4には、変速機構等を潤滑する適量の
オイルが注入されているが、該オイルは、油圧機器を作
動させる作動オイルに兼用されるようになっている。
油圧ポンプであって、該油圧ポンプ8は、吸入パイプ9
を介してミッションケース4内のオイルを吸入し、該吸
入オイルを吐出パイプ10を介して所定の油圧機器に圧
送するが、ミッションケース4から油圧ポンプ8に至る
油路には、オイルに含まれる微細な固形物を除去するオ
イルフィルタ11が介設されている。
フィルタケース12、該フィルタケース12に内装され
る円筒フィルタ13、上記フィルタケース12の開口部
を覆蓋し、且つオイル吸入口14aおよびオイル排出口
14bが開設される蓋ケース14等で構成されている。
また、前記オイル排出口14bの周縁部にはネジ溝が形
成されており、該ネジ溝を後述するフィルタ取付ネジ部
材15に螺込むことにより、オイルフィルタ11を所定
の取付箇所に取付ける一方、逆の操作で取外すことがで
きるようになっている。つまり、前記オイルフィルタ1
1は、着脱が容易なカートリッジタイプに構成されてい
るが、取付状態においては、オイル吸入口14aから流
入するオイルを円筒フィルタ13の外周側に導入すると
共に、該オイルを、円筒フィルタ13で濾過した後、蓋
ケース14の中心部に形成されるオイル排出口14bか
ら排出するようになっている。
形成されるフィルタ取付部であって、該フィルタ取付部
16には、前記フィルタ取付ネジ部材15が設けられる
と共に、ミッションケース4内のオイルをオイルフィル
タ11に導くケース油路17と、オイルフィルタ11で
濾過されたオイルを油圧ポンプ8の吸入パイプ9に導く
ポンプ油路18とが形成されている。
外周面にネジ溝15aを有する一方、内周部にオイルフ
ィルタ11とポンプ油路18との連通油路15bを有す
る円筒部材であるが、本実施形態のフィルタ取付ネジ部
材15は、ミッションケース4の外壁部に形成されるネ
ジ部材取付孔4aに対し、ケース内側から嵌合状に取付
けられている。そして、ネジ部材取付孔4aに嵌合され
たフィルタ取付ネジ部材15は、基端側外周面に突出形
成されるフランジ部15cと、ミッションケース4の内
側面部との係合によって外方への抜けが規制される一
方、中間部外周面に装着されるCリング19と、ミッシ
ョンケース4の外側面部との係合によって内方への抜け
が規制され、さらに、前記フランジ部15cの外周部に
形成される面取り部15d(二面取り)と、ミッション
ケース4の内側面部に突出形成される係合凸部4bとの
係合によって回止めされるようになっている。つまり、
オイルフィルタ11が着脱自在に取付けられるフィルタ
取付ネジ部材15をミッションケース4の外壁部に取付
けるにあたり、該フィルタ取付ネジ部材15をミッショ
ンケース4に対して回止め状に嵌合組付けしたため、ボ
ルト固定もしくは螺込み固定する場合の様に、ミッショ
ンケース4にネジ孔を二次加工する必要がない許りでな
く、オイルフィルタ着脱時にフィルタ取付ネジ部材15
が供回りする不都合も解消することができるようになっ
ている。
体形成される外側環状凸部であって、該外側環状凸部4
cは、前記ネジ部材取付孔4aを中心とし、且つオイル
フィルタ11よりも小径な正円形状に形成されている。
つまり、前記フィルタ取付ネジ部材15にオイルフィル
タ11を螺込み状に取付けると、蓋ケース14の縁部が
外側環状凸部4cの先端面に気密的に接当して外側環状
凸部4c内に前記ケース油路17を形成するように構成
されている。そして、ケース油路17は、吸入孔4dを
介してミッションケース4の内部に連通する一方、オイ
ル吸入口14aを介してオイルフィルタ11の内部に連
通するため、油圧ポンプ駆動に伴ってミッションケース
4内のオイルがオイルフィルタ11内に吸入されること
になる。
部に一体形成される内側環状凸部であって、該内側環状
凸部4eは、ミッションケース4に形成されるネジ部材
取付孔4aおよび吸入パイプ接続孔4fを囲むように長
円形状に形成されているが、内側環状凸部4eの先端面
には、内側環状凸部4eの内側空間を仕切って前記ポン
プ油路18を形成する仕切板(鉄板)20がネジ21を
用いて固定されている。そして、ポンプ油路18は、フ
ィルタ取付ネジ部材15の連通油路15bを介してオイ
ルフィルタ11の内部に連通する一方、吸入パイプ接続
孔4fを介して吸入パイプ9に連通するため、油圧ポン
プ駆動に伴ってオイルフィルタ11内の濾過済みオイル
が吸入パイプ9に吸入されることになる。つまり、ミッ
ションケース4の内側空間を仕切板20で仕切ってポン
プ油路18を形成したため、鋳物を二次加工してポンプ
油路を形成する場合に比して構造の簡略化やコストダウ
ンを図ることができる許りでなく、二次加工による強度
の低下も回避することができるようになっている。
部に一体形成されるパイプ固定凸部であって、該パイプ
固定凸部4gの先端部には、前記吸入パイプ9の周面に
沿う凹部4hと、該凹部4hの上方に位置するネジ孔4
iとが形成されている。そして、吸入パイプ9の内側半
部を凹部4hに沿わせると共に、外側半部に円弧状に湾
曲形成された板状クランプ22を沿わせ、しかる後、板
状クランプ22の孔22aを介してネジ23をネジ孔4
iにねじ込めば、吸入パイプ9がミッションケース4の
外側部に固定されることになる。つまり、ミッションケ
ース4の外側面部に一体形成したパイプ固定凸部4gで
吸入パイプ9を固定するようにしたため、別部材で固定
する場合に比して強固に固定することができる許りでな
く、部品点数の削減を図ることができるようになってい
る。尚、24は吸入パイプ9とパイプ固定凸部4g(ま
たは板状クランプ22)との間に介設されるクッション
材である。
ス外壁部に、オイルフィルタ11を着脱自在に取付可能
なフィルタ取付部16を備えると共に、該フィルタ取付
部16に、ケース内のオイルをオイルフィルタ11に導
くケース油路17と、オイルフィルタ11で濾過された
オイルを油圧ポンプ8に導くポンプ油路18とを形成し
たミッションケース4であるが、前記オイルフィルタ1
1が着脱自在に取付けられるフィルタ取付ネジ部材15
を、ミッションケース4の外壁部に回止め状に嵌合組付
けしたため、フィルタ取付ネジ部材15を、ボルト固定
もしくは螺込み固定するものの様に、フィルタ取付ネジ
部材15を取付けるためのネジ孔加工が不要になる許り
でなく、オイルフィルタ着脱時にフィルタ取付ネジ部材
15が供回りする不都合も解消することができる。
切板20で仕切ってポンプ油路18を形成したため、鋳
物を二次加工してポンプ油路18を形成する場合に比し
て構造の簡略化やコストダウンを図ることができる許り
でなく、二次加工による強度の低下も回避することがで
きる。
る。
面図である。
分解斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケース外壁部に、オイルフィルタを着脱
自在に取付可能なフィルタ取付部を備えると共に、該フ
ィルタ取付部に、ケース内のオイルをオイルフィルタに
導くケース油路と、オイルフィルタで濾過されたオイル
を油圧ポンプに導くポンプ油路とを形成したミッション
ケースにおいて、前記オイルフィルタが着脱自在に取付
けられるフィルタ取付ネジ部材を、ミッションケースの
外壁部に回止め状に嵌合組付けしたことを特徴とするミ
ッションケース。 - 【請求項2】 請求項1において、ミッションケースの
内側空間を鉄板で仕切ってポンプ油路を形成したことを
特徴とするミッションケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244815A JP2002054726A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | ミッションケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244815A JP2002054726A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | ミッションケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002054726A true JP2002054726A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=18735449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000244815A Pending JP2002054726A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | ミッションケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002054726A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244815A patent/JP2002054726A/ja active Pending
Patent Citations (7)
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100722 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101007 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110210 |