JP2002053517A - 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−アントラキノンの製造法 - Google Patents
2−(4−メチル−3−ペンテニル)−アントラキノンの製造法Info
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- JP2002053517A JP2002053517A JP2001234102A JP2001234102A JP2002053517A JP 2002053517 A JP2002053517 A JP 2002053517A JP 2001234102 A JP2001234102 A JP 2001234102A JP 2001234102 A JP2001234102 A JP 2001234102A JP 2002053517 A JP2002053517 A JP 2002053517A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C49/00—Ketones; Ketenes; Dimeric ketenes; Ketonic chelates
- C07C49/587—Unsaturated compounds containing a keto groups being part of a ring
- C07C49/647—Unsaturated compounds containing a keto groups being part of a ring having unsaturation outside the ring
- C07C49/653—Unsaturated compounds containing a keto groups being part of a ring having unsaturation outside the ring polycyclic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C46/00—Preparation of quinones
- C07C46/02—Preparation of quinones by oxidation giving rise to quinoid structures
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ナフト−1,4−キノンをミルセンと反応さ
せるディールス−アルダー付加及び得られた付加物の酸
化からなり、先行技術の欠点を有さず、より高い空時収
量及びより高い生成物純度を有する2−(4−メチル−
3−ペンテニル)−アントラキノン(IHEAQ)の製
造法。 【解決手段】 酸化段階を、極性溶剤及び無極性溶剤を
含有する溶剤混合物中で、無機強塩基及び有機塩基から
の組合せ物の存在で、空気又は酸素含有ガスで実施す
る。
せるディールス−アルダー付加及び得られた付加物の酸
化からなり、先行技術の欠点を有さず、より高い空時収
量及びより高い生成物純度を有する2−(4−メチル−
3−ペンテニル)−アントラキノン(IHEAQ)の製
造法。 【解決手段】 酸化段階を、極性溶剤及び無極性溶剤を
含有する溶剤混合物中で、無機強塩基及び有機塩基から
の組合せ物の存在で、空気又は酸素含有ガスで実施す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナフトキノン及び
ミルセンからのディールス−アルダー反応により形成さ
れる付加物の酸化により、2−(4−メチル−3−ペン
テニル)−アントラキノン、以下2−イソヘキセニルア
ントラキノン(IHEAQ)と呼ぶ、を取得する方法に
関する。
ミルセンからのディールス−アルダー反応により形成さ
れる付加物の酸化により、2−(4−メチル−3−ペン
テニル)−アントラキノン、以下2−イソヘキセニルア
ントラキノン(IHEAQ)と呼ぶ、を取得する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】アントラキノンは、Houben-Weyl, Metho
den der organischen Chemie, 第4版,VII/3c巻, Georg
Thieme Verlag, Stuttgart 1979, 23-31頁並びにVII/2b
巻, 1765頁以降に従って製造されることができ、その
際、第一段階でジエンは、熱によりナフトキノンと反応
される。このディールス−アルダー付加は、通常、溶剤
中で実施されるが、しかし成分の加熱により直接行われ
てもよい。この付加は、触媒なしで、しかしルイス酸、
例えば三フッ化ホウ素の使用下に行われてもよい。
den der organischen Chemie, 第4版,VII/3c巻, Georg
Thieme Verlag, Stuttgart 1979, 23-31頁並びにVII/2b
巻, 1765頁以降に従って製造されることができ、その
際、第一段階でジエンは、熱によりナフトキノンと反応
される。このディールス−アルダー付加は、通常、溶剤
中で実施されるが、しかし成分の加熱により直接行われ
てもよい。この付加は、触媒なしで、しかしルイス酸、
例えば三フッ化ホウ素の使用下に行われてもよい。
【0003】後続の段階において、ディールス−アルダ
ー付加物は、アルカリ金属水酸化物及び空気の影響下に
1,4−ジヒドロアントラキノン化合物の中間段階を経
てアントラキノンに変換される。日本の公開公報の特開
昭58−180452号及び同第59−51235公報
によれば、2−イソヘキセニルアントラキノンは、ミル
セン及びナフトキノンから製造されうる。その際、これ
らの物質から形成されたディールス−アルダー付加物
は、水性エタノール中でアルカリ金属水酸化物の存在
で、空気で酸化され;形成された黄色の2−イソヘキセ
ニルアントラキノンは、反応混合物から沈殿し、かつこ
れから公知方法で単離されかつ再結晶されうる。
ー付加物は、アルカリ金属水酸化物及び空気の影響下に
1,4−ジヒドロアントラキノン化合物の中間段階を経
てアントラキノンに変換される。日本の公開公報の特開
昭58−180452号及び同第59−51235公報
によれば、2−イソヘキセニルアントラキノンは、ミル
セン及びナフトキノンから製造されうる。その際、これ
らの物質から形成されたディールス−アルダー付加物
は、水性エタノール中でアルカリ金属水酸化物の存在
で、空気で酸化され;形成された黄色の2−イソヘキセ
ニルアントラキノンは、反応混合物から沈殿し、かつこ
れから公知方法で単離されかつ再結晶されうる。
【0004】2−イソヘキセニルアントラキノン(IH
EAQ)を製造するための公知方法は、酸化中に形成さ
れたIHEAQが、空気での完全酸化の完了前に溶液か
ら沈殿するという欠点を有する。このことは、殊に大規
模に前記方法が実施される場合に、反応混合物は、均質
混合し難いに過ぎず、かつ空気又は酸素の導入が妨害さ
れ、ひいては定量的な変換率に達するまでの反応時間が
実質的に高められる結果となる。より多い溶剤量が使用
される場合には確かに混合の問題が取り除かれうるけれ
ども、しかしこれにより空時収量が低下する。予め公知
の方法の別の欠点は、沈殿するIHEAQが、未反応エ
ダクト、中間体しかしアルカリ金属水酸化物も含み、こ
れは低下した純度の生成物をまねくことにある。含まれ
ている成分は、IHEAQの再使用の際に、例えば過酸
化水素を製造するためのアントラキノン法における反応
担体としてのその使用の際に、妨害をまねきうる;この
ような妨害を防止するために、これまでIHEAQは費
用のかかる方法で再結晶されかつ酸で洗浄されなければ
ならなかった。
EAQ)を製造するための公知方法は、酸化中に形成さ
れたIHEAQが、空気での完全酸化の完了前に溶液か
ら沈殿するという欠点を有する。このことは、殊に大規
模に前記方法が実施される場合に、反応混合物は、均質
混合し難いに過ぎず、かつ空気又は酸素の導入が妨害さ
れ、ひいては定量的な変換率に達するまでの反応時間が
実質的に高められる結果となる。より多い溶剤量が使用
される場合には確かに混合の問題が取り除かれうるけれ
ども、しかしこれにより空時収量が低下する。予め公知
の方法の別の欠点は、沈殿するIHEAQが、未反応エ
ダクト、中間体しかしアルカリ金属水酸化物も含み、こ
れは低下した純度の生成物をまねくことにある。含まれ
ている成分は、IHEAQの再使用の際に、例えば過酸
化水素を製造するためのアントラキノン法における反応
担体としてのその使用の際に、妨害をまねきうる;この
ような妨害を防止するために、これまでIHEAQは費
用のかかる方法で再結晶されかつ酸で洗浄されなければ
ならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに応じて、本発明
の課題は、上記の方法の問題を克服する2−イソヘキセ
ニルアントラキノンの製造法を示すことである。改善さ
れた方法は、一方ではより高い空時収量となり、他方で
はより高い生成物純度となるべきである。
の課題は、上記の方法の問題を克服する2−イソヘキセ
ニルアントラキノンの製造法を示すことである。改善さ
れた方法は、一方ではより高い空時収量となり、他方で
はより高い生成物純度となるべきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よる方法により解決されうる。これに応じて、ナフト−
1,4−キノンをミルセン[7−メチル−3−メチレン
−1,6−オクタジエン]と反応させるディールス−ア
ルダー付加、及び形成されたディールス−アルダー付加
物[2−(4−メチル−3−ペンテニル)−1,4,1
1,12−テトラヒドロアントラキノン]を有機溶剤中
で塩基の存在で酸素含有ガスで酸化させることを含む、
2−(4−メチル−3−ペンテニル)−アントラキノン
(IHEAQ)の製造法が見出され、この方法は、酸化
を極性有機溶剤及び無極性有機溶剤を含有する溶剤混合
物中で、無機強塩基及び有機塩基の存在で実施すること
により特徴付けられる。従属請求項は、本発明による方
法の好ましい実施態様に関する。
よる方法により解決されうる。これに応じて、ナフト−
1,4−キノンをミルセン[7−メチル−3−メチレン
−1,6−オクタジエン]と反応させるディールス−ア
ルダー付加、及び形成されたディールス−アルダー付加
物[2−(4−メチル−3−ペンテニル)−1,4,1
1,12−テトラヒドロアントラキノン]を有機溶剤中
で塩基の存在で酸素含有ガスで酸化させることを含む、
2−(4−メチル−3−ペンテニル)−アントラキノン
(IHEAQ)の製造法が見出され、この方法は、酸化
を極性有機溶剤及び無極性有機溶剤を含有する溶剤混合
物中で、無機強塩基及び有機塩基の存在で実施すること
により特徴付けられる。従属請求項は、本発明による方
法の好ましい実施態様に関する。
【0007】実施例及び比較例に明確に示されているよ
うに、ディールス−アルダー付加物2−(4−メチル−
3−ペンテニル)−1,4,11,12−テトラヒドロ
アントラキノンの酸化による2−イソヘキセニルアント
ラキノンへの変換率は、無機強塩基、例えば水酸化ナト
リウム及び有機アミンの組合せ物が使用されることによ
り上昇しうる。塩基の組み合わせにより生じた変換率の
上昇は、意外なことに溶剤又は溶剤混合物から独立して
達成される。変換率の特に高い上昇は、上記の塩基の組
合せ物に加えて、極性溶剤並びに無極性溶剤を含有する
溶剤の組合せが使用されることにより生じうる。この特
に好ましい実施態様、即ち上記の塩基の組合せ物及び溶
剤の組合せ物の存在での酸化は、酸化中に沈殿せず、変
換が促進されかつ望ましくない副生物が2−イソヘキセ
ニルアントラキノン中に含まれなくなる。
うに、ディールス−アルダー付加物2−(4−メチル−
3−ペンテニル)−1,4,11,12−テトラヒドロ
アントラキノンの酸化による2−イソヘキセニルアント
ラキノンへの変換率は、無機強塩基、例えば水酸化ナト
リウム及び有機アミンの組合せ物が使用されることによ
り上昇しうる。塩基の組み合わせにより生じた変換率の
上昇は、意外なことに溶剤又は溶剤混合物から独立して
達成される。変換率の特に高い上昇は、上記の塩基の組
合せ物に加えて、極性溶剤並びに無極性溶剤を含有する
溶剤の組合せが使用されることにより生じうる。この特
に好ましい実施態様、即ち上記の塩基の組合せ物及び溶
剤の組合せ物の存在での酸化は、酸化中に沈殿せず、変
換が促進されかつ望ましくない副生物が2−イソヘキセ
ニルアントラキノン中に含まれなくなる。
【0008】技術水準に存在する問題の原因及び本発明
によるその克服は、以下のように説明することができ
る:ディールス−アルダー付加物の変換の際に、中間段
階としてIHEAQヒドロキノンもしくはその塩を生じ
る。これは、確かに極性溶剤中に易溶性であるけれど
も、しかし無極性溶剤中に難溶性である。他方では、デ
ィールス−アルダー付加物及び最終生成物IHEAQ
は、極性溶剤中よりも、無極性溶剤中に可溶性である。
無機強塩基は安価であるが、しかし無極性溶剤中でのそ
の僅かな溶解度によりあまり有効ではない。有機塩基は
高価であるが、しかし極性溶剤並びに無極性溶剤中に易
溶性である。水と非混和性の無極性溶剤の使用は、例え
ば酸での洗浄による塩基の分離のような後続の後処理工
程を軽減する。
によるその克服は、以下のように説明することができ
る:ディールス−アルダー付加物の変換の際に、中間段
階としてIHEAQヒドロキノンもしくはその塩を生じ
る。これは、確かに極性溶剤中に易溶性であるけれど
も、しかし無極性溶剤中に難溶性である。他方では、デ
ィールス−アルダー付加物及び最終生成物IHEAQ
は、極性溶剤中よりも、無極性溶剤中に可溶性である。
無機強塩基は安価であるが、しかし無極性溶剤中でのそ
の僅かな溶解度によりあまり有効ではない。有機塩基は
高価であるが、しかし極性溶剤並びに無極性溶剤中に易
溶性である。水と非混和性の無極性溶剤の使用は、例え
ば酸での洗浄による塩基の分離のような後続の後処理工
程を軽減する。
【0009】無極性溶剤として、殊に脂肪族、脂環式、
芳香族、芳香−脂肪族炭化水素が適している。脂肪族炭
化水素の中では、炭素原子6〜12個、殊に炭素原子6
〜10個を有する分枝鎖及び非分枝鎖の炭化水素、即ち
ヘキサン、ヘプタン、オクタン及びデカン並びにそのよ
うな炭化水素の混合物が特に適している。脂環式炭化水
素の中では、シクロヘキサン及びテルペン炭化水素が特
に強調される。芳香族化合物及びアルキル置換された芳
香族化合物の系列からは、ベンゼン及びメチル化ベンゼ
ン、例えばトルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、
テトラメチルベンゼン及びそのようなメチル化ベンゼン
の混合物が特に適しており;ベンゼン環は、メチル基の
代わりに又は付加的に、他の低級アルキル基、例えばエ
チル、n−プロピル及びイソプロピルを有していてよ
い。アルキル化ベンゼン、殊にメチル化ベンゼンの混合
物は、商業的に入手可能である。
芳香族、芳香−脂肪族炭化水素が適している。脂肪族炭
化水素の中では、炭素原子6〜12個、殊に炭素原子6
〜10個を有する分枝鎖及び非分枝鎖の炭化水素、即ち
ヘキサン、ヘプタン、オクタン及びデカン並びにそのよ
うな炭化水素の混合物が特に適している。脂環式炭化水
素の中では、シクロヘキサン及びテルペン炭化水素が特
に強調される。芳香族化合物及びアルキル置換された芳
香族化合物の系列からは、ベンゼン及びメチル化ベンゼ
ン、例えばトルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、
テトラメチルベンゼン及びそのようなメチル化ベンゼン
の混合物が特に適しており;ベンゼン環は、メチル基の
代わりに又は付加的に、他の低級アルキル基、例えばエ
チル、n−プロピル及びイソプロピルを有していてよ
い。アルキル化ベンゼン、殊にメチル化ベンゼンの混合
物は、商業的に入手可能である。
【0010】極性溶剤として、例えば次のものがあては
まる:アルコール、例えば殊にエタノール、n−プロパ
ノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタ
ノール、オクタノール及びジイソブチルカルビノール;
エステル、例えば殊に酢酸エステル及びプロピオン酸エ
ステル、例えば酢酸エチル及びメチルシクロヘキシルア
セテート、アルキルリン酸エステル、例えばトリス−
(2−エチルヘキシル)−ホスフェート;アミド、N−
アルキルアミド、N−アルキルピロリドン、N,N−ジ
アルキルカルバメート、N−アルキルカプロラクタム並
びにアルキル化尿素、殊にテトラアルキル化尿素。上記
のN−アルキル化された化合物の場合に、アルキルは、
好ましくはC−原子1〜8個を有する線状アルキル基を
表し、その際、例示的にN−メチルカプロラクタム、N
−ヘキシルカプロラクタム、N−オクチルカプロラクタ
ム、N−メチルピロリドン、テトラメチル尿素及びテト
ラブチル尿素を挙げることができる。
まる:アルコール、例えば殊にエタノール、n−プロパ
ノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタ
ノール、オクタノール及びジイソブチルカルビノール;
エステル、例えば殊に酢酸エステル及びプロピオン酸エ
ステル、例えば酢酸エチル及びメチルシクロヘキシルア
セテート、アルキルリン酸エステル、例えばトリス−
(2−エチルヘキシル)−ホスフェート;アミド、N−
アルキルアミド、N−アルキルピロリドン、N,N−ジ
アルキルカルバメート、N−アルキルカプロラクタム並
びにアルキル化尿素、殊にテトラアルキル化尿素。上記
のN−アルキル化された化合物の場合に、アルキルは、
好ましくはC−原子1〜8個を有する線状アルキル基を
表し、その際、例示的にN−メチルカプロラクタム、N
−ヘキシルカプロラクタム、N−オクチルカプロラクタ
ム、N−メチルピロリドン、テトラメチル尿素及びテト
ラブチル尿素を挙げることができる。
【0011】好ましい実施態様において使用すべき溶剤
混合物は、1つ又はそれ以上の極性溶剤及び1つ又はそ
れ以上の無極性溶剤を含有していてよい。無極性溶剤と
極性溶剤との量比は、幅広い範囲で変化することがで
き;質量比は、一般に5:1〜1:5の範囲にある。好
ましくは、無極性溶剤の質量割合は、極性溶剤のそれよ
りも多く;特に好ましい実施態様によれば、極性溶剤と
無極性溶剤の質量比は1:2〜1:4の範囲にある。
混合物は、1つ又はそれ以上の極性溶剤及び1つ又はそ
れ以上の無極性溶剤を含有していてよい。無極性溶剤と
極性溶剤との量比は、幅広い範囲で変化することがで
き;質量比は、一般に5:1〜1:5の範囲にある。好
ましくは、無極性溶剤の質量割合は、極性溶剤のそれよ
りも多く;特に好ましい実施態様によれば、極性溶剤と
無極性溶剤の質量比は1:2〜1:4の範囲にある。
【0012】無機強塩基として、好ましくは水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム又はこれら
の水酸化物の水溶液の系列からの1つ又はそれ以上の塩
基が使用される。
ウム、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム又はこれら
の水酸化物の水溶液の系列からの1つ又はそれ以上の塩
基が使用される。
【0013】使用すべき塩基は、好ましくは窒素含有塩
基である。使用可能なのは、殊に第一、第二及び第三の
脂肪族及び脂環式アミンであり、その際、これはモノア
ミン、ジアミン及びトリアミンであってよい。好ましく
はアミンは、炭素原子2〜10個を有する。上記アミン
の例は、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン、モノプロピルアミン、ジプロピルアミン及びトリ
プロピルアミン又はモノブチルアミン、ジブチルアミン
及びトリブチルアミン、エチレンジアミン、ジエチレン
トリアミン、モルホリン、N−メチルモルホリン、イソ
ホロンジアミン及び二環式アミン、例えば1,4−ジア
ザ−ビシクロ−2,2,2−オクタン及びアミジン、例
えばDEU(1,8−ジアザビシクロ−(5.4.0)
−ウンデカ−7−エン)である。有効な有機塩基は、グ
アニジン及びアルキルグアニジン、例えば殊にテトラメ
チルグアニジンでもある。使用可能なのは、水酸化第四
アンモニウム及び塩である、それというのも、後者は、
アルカリ金属水酸化物の存在で相応する水酸化物に変換
されるからであり;例は、水酸化テトラメチルアンモニ
ウム及び殊に水酸化テトラブチルアンモニウム及び鉱酸
とこの塩基との塩である。
基である。使用可能なのは、殊に第一、第二及び第三の
脂肪族及び脂環式アミンであり、その際、これはモノア
ミン、ジアミン及びトリアミンであってよい。好ましく
はアミンは、炭素原子2〜10個を有する。上記アミン
の例は、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン、モノプロピルアミン、ジプロピルアミン及びトリ
プロピルアミン又はモノブチルアミン、ジブチルアミン
及びトリブチルアミン、エチレンジアミン、ジエチレン
トリアミン、モルホリン、N−メチルモルホリン、イソ
ホロンジアミン及び二環式アミン、例えば1,4−ジア
ザ−ビシクロ−2,2,2−オクタン及びアミジン、例
えばDEU(1,8−ジアザビシクロ−(5.4.0)
−ウンデカ−7−エン)である。有効な有機塩基は、グ
アニジン及びアルキルグアニジン、例えば殊にテトラメ
チルグアニジンでもある。使用可能なのは、水酸化第四
アンモニウム及び塩である、それというのも、後者は、
アルカリ金属水酸化物の存在で相応する水酸化物に変換
されるからであり;例は、水酸化テトラメチルアンモニ
ウム及び殊に水酸化テトラブチルアンモニウム及び鉱酸
とこの塩基との塩である。
【0014】ディールス−アルダー付加物1モル当た
り、一般に有機塩基及び無機塩基の組合せ物0.01〜
5モル、殊に0.02〜0.5モルが使用される。無機
塩基又は有機塩基の量比は幅広い範囲で可変であるが、
しかし通常、より高い割合の無機塩基が使用される。通
常、無機塩基と有機塩基のモル比は、1:4〜4:1、
殊に1:1〜3:1の範囲にある。
り、一般に有機塩基及び無機塩基の組合せ物0.01〜
5モル、殊に0.02〜0.5モルが使用される。無機
塩基又は有機塩基の量比は幅広い範囲で可変であるが、
しかし通常、より高い割合の無機塩基が使用される。通
常、無機塩基と有機塩基のモル比は、1:4〜4:1、
殊に1:1〜3:1の範囲にある。
【0015】ミルセンとナフトキノンとの公知の反応
は、通常50〜200℃、好ましくは50〜120℃で
溶剤の存在又は不在で成分を加熱することにより行われ
る。この第一段階で確かに任意の溶剤が使用されてよい
が、しかし好ましくは第二段階、即ち酸化段階で使用さ
れる溶剤混合物が使用される。生成物ミルセン及び1,
4−ナフトキノンは、化学量論比で使用されるが、しか
し過剰量又は過小量のミルセンが使用されてもよい。デ
ィールス−アルダー付加は、好ましくは触媒の不在で実
施されるが、しかし触媒、例えばルイス酸、例えば三フ
ッ化ホウ素の併用も可能である。
は、通常50〜200℃、好ましくは50〜120℃で
溶剤の存在又は不在で成分を加熱することにより行われ
る。この第一段階で確かに任意の溶剤が使用されてよい
が、しかし好ましくは第二段階、即ち酸化段階で使用さ
れる溶剤混合物が使用される。生成物ミルセン及び1,
4−ナフトキノンは、化学量論比で使用されるが、しか
し過剰量又は過小量のミルセンが使用されてもよい。デ
ィールス−アルダー付加は、好ましくは触媒の不在で実
施されるが、しかし触媒、例えばルイス酸、例えば三フ
ッ化ホウ素の併用も可能である。
【0016】ディールス−アルダー付加物は、溶液の形
で存在しない場合には、少なくとも1つの極性溶剤及び
無極性溶剤を含有する本発明による溶剤混合物中に溶解
される。特に好ましい実施態様によれば、溶剤混合物
は、共沸混合物が形成されるように構成される−このた
めに蒸留による後処理は実質的に単純化される。無機塩
基及び有機塩基からの本発明による組合せ物の添加後
に、ディールス−アルダー付加物の酸化は、0.5バー
ル〜100バール(絶対)、好ましくは1〜10バール
(絶対)の範囲の圧力で溶液中に導入される酸素含有ガ
ス、殊に空気又は純粋な酸素で酸化される。酸素は酸化
剤として好ましい。酸化は、20〜200℃、好ましく
は50〜150℃の範囲の温度で実施される。酸化段階
は、通常の反応装置、例えば曝気された撹拌釜、ループ
反応器又は内部構造物(Einbauten)を有する及び有しな
い気泡塔中で実施されてよい。
で存在しない場合には、少なくとも1つの極性溶剤及び
無極性溶剤を含有する本発明による溶剤混合物中に溶解
される。特に好ましい実施態様によれば、溶剤混合物
は、共沸混合物が形成されるように構成される−このた
めに蒸留による後処理は実質的に単純化される。無機塩
基及び有機塩基からの本発明による組合せ物の添加後
に、ディールス−アルダー付加物の酸化は、0.5バー
ル〜100バール(絶対)、好ましくは1〜10バール
(絶対)の範囲の圧力で溶液中に導入される酸素含有ガ
ス、殊に空気又は純粋な酸素で酸化される。酸素は酸化
剤として好ましい。酸化は、20〜200℃、好ましく
は50〜150℃の範囲の温度で実施される。酸化段階
は、通常の反応装置、例えば曝気された撹拌釜、ループ
反応器又は内部構造物(Einbauten)を有する及び有しな
い気泡塔中で実施されてよい。
【0017】反応終了後に、塩基は反応混合物から分離
されてもよく、例えば水及び/又は酸又は塩基での洗浄
により、イオン交換体を用いて反応混合物から分離され
る。2−イソヘキセニルアントラキノンの別の後処理及
び精製は、溶剤混合物の分離−好ましくはこれらは蒸留
により分離される−後に、再結晶及び/又は蒸留による
か又は吸着剤、例えば酸化アルミニウム又は活性炭での
溶液の処理により行われてよい。
されてもよく、例えば水及び/又は酸又は塩基での洗浄
により、イオン交換体を用いて反応混合物から分離され
る。2−イソヘキセニルアントラキノンの別の後処理及
び精製は、溶剤混合物の分離−好ましくはこれらは蒸留
により分離される−後に、再結晶及び/又は蒸留による
か又は吸着剤、例えば酸化アルミニウム又は活性炭での
溶液の処理により行われてよい。
【0018】本発明による方法は、高い空時収量及び高
い生成物純度に傑出している。改善された方法及びこう
して得られたより高い純度の2−イソヘキセニルアント
ラキノンに基づき、溶剤混合物中に溶解したIHEAQ
を直接に更に使用することも可能である。過酸化水素を
製造するためのアントラキノン法において慣用でありか
つIHEAQがこの方法の反応担体であるような溶剤混
合物が使用される限り、本発明による酸化段階で得られ
た反応混合物は、直接にアントラキノン法の作業溶液に
添加されてもよい。
い生成物純度に傑出している。改善された方法及びこう
して得られたより高い純度の2−イソヘキセニルアント
ラキノンに基づき、溶剤混合物中に溶解したIHEAQ
を直接に更に使用することも可能である。過酸化水素を
製造するためのアントラキノン法において慣用でありか
つIHEAQがこの方法の反応担体であるような溶剤混
合物が使用される限り、本発明による酸化段階で得られ
た反応混合物は、直接にアントラキノン法の作業溶液に
添加されてもよい。
【0019】以下の例及び比較例は、本方法の実施並び
にその際得られた利点を説明する。
にその際得られた利点を説明する。
【0020】
【実施例】曝気撹拌機を備えた二重ジャケット容器中
で、70℃で、1,4−ナフトキノン及びミルセンから
取得された70ミリモルの量のディールス−アルダー付
加物2−(4−メチル−3−ペンテニル)−1,4,1
1,12−テトラヒドロアントラキノンを、溶剤もしく
は溶剤混合物80ml中に溶解させ;記載された塩基も
しくは塩基の組合せ物を添加し、かつ溶液を酸素で1時
間酸化した。反応混合物をHPLCで分析した。装入量
及び空時収量は表からわかる。溶剤の下の数値は、溶剤
混合物中の体積割合を示している。塩基の下の数値は、
使用された量[ミリモル]を示している。
で、70℃で、1,4−ナフトキノン及びミルセンから
取得された70ミリモルの量のディールス−アルダー付
加物2−(4−メチル−3−ペンテニル)−1,4,1
1,12−テトラヒドロアントラキノンを、溶剤もしく
は溶剤混合物80ml中に溶解させ;記載された塩基も
しくは塩基の組合せ物を添加し、かつ溶液を酸素で1時
間酸化した。反応混合物をHPLCで分析した。装入量
及び空時収量は表からわかる。溶剤の下の数値は、溶剤
混合物中の体積割合を示している。塩基の下の数値は、
使用された量[ミリモル]を示している。
【0021】全ての実験の場合に、塩基との反応中に沈
殿は生じず、かつ反応混合物は、室温に冷却後にも液状
のままであった。
殿は生じず、かつ反応混合物は、室温に冷却後にも液状
のままであった。
【0022】
【表1】
【0023】例7(本発明によらない) 溶剤として純粋なn−ブタノール中に、ディールス−ア
ルダー付加物70ミリモル及びNaOH 14ミリモル
(3.5ミリモル水溶液として)を上記のようにして酸
素と反応させた。ディールス−アルダー付加物は、確か
に短い時間でIHEAQに変換されたけれども、しかし
綿状沈殿物が沈殿した。反応混合物は、60℃未満に冷
却した際に固体状であり、かつ後処理し難いに過ぎなか
った。
ルダー付加物70ミリモル及びNaOH 14ミリモル
(3.5ミリモル水溶液として)を上記のようにして酸
素と反応させた。ディールス−アルダー付加物は、確か
に短い時間でIHEAQに変換されたけれども、しかし
綿状沈殿物が沈殿した。反応混合物は、60℃未満に冷
却した際に固体状であり、かつ後処理し難いに過ぎなか
った。
【0024】例8 以下に、全方法の現在最良の実施態様 トルエン4000ml及びn−ブタノール1300ml
からなる混合物中に、ナフトキノン850g(95%)
を装入し、かつ90℃に加熱しながら全部で990gの
ミルセン(79%)を添加する。5時間後に、ディール
ス−アルダー付加物への変換は終了している。HPLC
により、92%のディールス−アルダー付加物の収率
(使用されたナフトキノンに対して)が測定される。
からなる混合物中に、ナフトキノン850g(95%)
を装入し、かつ90℃に加熱しながら全部で990gの
ミルセン(79%)を添加する。5時間後に、ディール
ス−アルダー付加物への変換は終了している。HPLC
により、92%のディールス−アルダー付加物の収率
(使用されたナフトキノンに対して)が測定される。
【0025】ディールス−アルダー付加物の溶液を、7
0℃に冷却し;ついで水250ml、50%カセイソー
ダ液52ml及びジエチルアミン50mlを添加する。
溶液を引き続き70℃で酸素で曝気する。5時間後、酸
素吸収は終了している。HPLC−測定は、IHEAQ
への完全な変換を示す[水相を分離し、有機相を水及び
希リン酸で洗浄する]。溶剤を留去し、IHEAQの残
留物を蒸留により精製する。87%の収率及び96%を
上回る純度の純粋なIHEAQが得られる。
0℃に冷却し;ついで水250ml、50%カセイソー
ダ液52ml及びジエチルアミン50mlを添加する。
溶液を引き続き70℃で酸素で曝気する。5時間後、酸
素吸収は終了している。HPLC−測定は、IHEAQ
への完全な変換を示す[水相を分離し、有機相を水及び
希リン酸で洗浄する]。溶剤を留去し、IHEAQの残
留物を蒸留により精製する。87%の収率及び96%を
上回る純度の純粋なIHEAQが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フーベルト アンゲルト ブラジル国 イーエス コケイラル−アラ ンクルス ルア ド ギラソワ 20 アプ ト 132 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC21 BA02 BA03 BA29 BA51 BB11 BB14 BB17 BB18 BB20 BB24 BB26 BB42 BB43 BC10 BC11 BC32 BC34 BD70 BE30 4H039 CA40 CC10
Claims (11)
- 【請求項1】 ナフト−1,4−キノンをミルセン[7
−メチル−3−メチレン−1,6−オクタジエン]と反
応させるディールス−アルダー付加、及び形成されたデ
ィールス−アルダー付加物[2−(4−メチル−3−ペ
ンテニル)−1,4,11,12−テトラヒドロアント
ラキノン]を塩基の存在で有機溶剤中で酸素含有ガスで
酸化させることを含む2−(4−メチル−3−ペンテニ
ル)−アントラキノン(IHEAQ)を製造する方法に
おいて、酸化を、極性有機溶剤及び無極性有機溶剤を含
有する溶剤混合物中で、無機強塩基及び有機塩基の存在
で実施することを特徴とする、2−(4−メチル−3−
ペンテニル)−アントラキノン(IHEAQ)の製造
法。 - 【請求項2】 無極性溶剤として脂肪族炭化水素、脂環
式炭化水素、芳香族炭化水素及び芳香−脂肪族炭化水素
を使用する、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 無極性溶剤として、トルエン、キシレ
ン、トリメチルベンゼン、テトラメチルベンゼン、及び
アルキルベンゼンの混合物の系列からのアルキル化ベン
ゼンを使用する、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 極性溶剤として、アルコール、エステ
ル、リン酸エステル、アミド、N−アルキルアミド、N
−アルキルピロリドン、N,N−ジアルキルカルバメー
ト、アルキル化尿素及びN−アルキルカプロラクタムの
系列からのものを使用する、請求項1から3までのいず
れか1項記載の方法。 - 【請求項5】 極性溶剤として、エタノール、n−プロ
パノール、n−ブタノール、オクタノール、ジイソブチ
ルカルビノール、メチルシクロヘキシルアセテート、ト
リス−(2−エチルヘキシル)−ホスフェート、テトラ
メチル尿素及びテトラブチル尿素、N−メチルピロリド
ン及びN−メチルカプロラクタム、ヘキシルカプロラク
タム及びオクチルカプロラクタムの系列からのものを使
用する、請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 無機塩基として、水酸化リチウム、水酸
化ナトリウムもしくは水酸化カリウム又はその混合物、
又はアルカリ金属水酸化物の水溶液を使用する、請求項
1から5までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 無機塩基として、脂肪族及び脂環式の第
一モノアミン、第一ジアミン及び第一トリアミン、脂肪
族及び脂環式の第二モノアミン、第二ジアミン及び第二
トリアミン並びに脂肪族及び脂環式の第三モノアミン、
第三ジアミン及び第三トリアミン、水酸化テトラアルキ
ルアンモニウム及びテトラアルキルアンモニウム塩、テ
トラメチルグアニジン、1,8−ジアザビシクロ−
(5.4.0)−ウンデカ−7−エン及び1,4−ジア
ザ−ビシクロ−2,2,2−オクタンを使用する、請求
項1から6までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 1つ又はそれ以上の極性溶剤及び1つ又
はそれ以上の無極性溶剤を、5:1〜5:1の範囲の質
量比で使用する、請求項1から7までのいずれか1項記
載の方法。 - 【請求項9】 ディールス−アルダー付加物1モル当た
り、無機塩基及び有機塩基の組合せ物0.01〜5モル
を使用する、請求項1から8までのいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項10】 無機塩基及び有機塩基を1:4〜4:
1の範囲のモル比で使用する、請求項1から9までのい
ずれか1項記載の方法。 - 【請求項11】 酸化を、20〜200℃の温度で1〜
10バール(絶対)の範囲の導入されたガスの圧力で、
酸素の使用下に実施する、請求項1から10までのいず
れか1項記載の方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10038101A DE10038101A1 (de) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | Verfahren zur Herstellung von 2-(4-Methyl-3-pentenyl)-anthrachinon |
DE10038101.4 | 2000-08-04 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001234102A Pending JP2002053517A (ja) | 2000-08-04 | 2001-08-01 | 2−(4−メチル−3−ペンテニル)−アントラキノンの製造法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6399795B1 (ja) |
EP (1) | EP1178032B1 (ja) |
JP (1) | JP2002053517A (ja) |
AT (1) | ATE236866T1 (ja) |
DE (2) | DE10038101A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015528823A (ja) * | 2012-08-13 | 2015-10-01 | アディファルム・エアドゥ | 3−ホルミルリファマイシンsv及び3−ホルミルリファマイシンsの3−(4−シンナミル−1−ピペラジニル)アミノ誘導体を含有する医薬製剤並びにこれらの製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7189204B2 (en) * | 2002-12-04 | 2007-03-13 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Sleep detection using an adjustable threshold |
WO2012041918A2 (en) | 2010-09-28 | 2012-04-05 | Solvay Sa | Process for the manufacture of hydrogen peroxide |
US10227281B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-03-12 | Basf Se | Preparation of 2,6- and 2,7-disubstituted anthraquinone derivates |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3778452A (en) * | 1970-10-09 | 1973-12-11 | Du Pont | 1-alkenyl-9,10-anthraquinones |
US4110353A (en) * | 1973-11-21 | 1978-08-29 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for the production of tetrahydroanthraquinones |
JPS6052739B2 (ja) * | 1980-01-25 | 1985-11-21 | 川崎化成工業株式会社 | ヒドロアントラキノン類の製造方法 |
JPS58180452A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-21 | Kawasaki Kasei Chem Ltd | アントラキノン誘導体 |
US6127580A (en) * | 1995-09-06 | 2000-10-03 | Basf Aktiengesellschaft | Process for the preparation of substituted anthraquinones |
DE19753484A1 (de) * | 1997-12-02 | 1999-06-10 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von substituierten Anthrachinonen |
FR2759079B1 (fr) * | 1997-02-03 | 2002-06-14 | Girex | Procede de preparation d'anthraquinones substituees et application a la preparation de rheines |
DE19816297A1 (de) * | 1998-04-11 | 1999-10-21 | Degussa | Verfahren zur Herstellung von Wasserstoffperoxid und Reaktionsträger zu seiner Durchführung |
-
2000
- 2000-08-04 DE DE10038101A patent/DE10038101A1/de not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-06-02 DE DE50100157T patent/DE50100157D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-06-02 AT AT01113460T patent/ATE236866T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-06-02 EP EP01113460A patent/EP1178032B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-24 US US09/910,956 patent/US6399795B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-08-01 JP JP2001234102A patent/JP2002053517A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015528823A (ja) * | 2012-08-13 | 2015-10-01 | アディファルム・エアドゥ | 3−ホルミルリファマイシンsv及び3−ホルミルリファマイシンsの3−(4−シンナミル−1−ピペラジニル)アミノ誘導体を含有する医薬製剤並びにこれらの製造方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
ATE236866T1 (de) | 2003-04-15 |
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US20020035280A1 (en) | 2002-03-21 |
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DE50100157D1 (de) | 2003-05-15 |
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DE10038101A1 (de) | 2002-02-14 |
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