JP2002052302A - 液体処理装置 - Google Patents

液体処理装置

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JP2002052302A
JP2002052302A JP2000240755A JP2000240755A JP2002052302A JP 2002052302 A JP2002052302 A JP 2002052302A JP 2000240755 A JP2000240755 A JP 2000240755A JP 2000240755 A JP2000240755 A JP 2000240755A JP 2002052302 A JP2002052302 A JP 2002052302A
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tank
partition plate
mixing
coagulant
liquid
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JP2000240755A
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Tomoaki Miyanoshita
友明 宮ノ下
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Original Assignee
Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種の凝集剤を被処理液に添加する際、凝
集剤の混和条件の変更に柔軟に対応できる凝集剤混和装
置を備えた液体処理装置を提供する。 【解決手段】 本凝集剤混和槽42は、上部開放の箱型
容器であって、移動自在な仕切板44によって、第1混
和室46と、第2混和室48とに区画される。仕切板
は、上流側堰板56と、上流側堰板に連結部材57で連
結された下流側堰板58とを有する。上流側堰板は、軌
条60上に沿って自在移動できる上部堰板部62と、上
部堰板部にヒンジ結合63され、下端縁で混和槽の底壁
に摺動する下部堰板部64とからなる。上部堰板部の上
端縁は、混和槽の側壁の上端縁より低く設定され、第1
混和室の液面を規定する。上部堰板部の下端の両側部に
はローラ66が設けられ、軌条60上を走行する。下流
側堰板は、下端で混和槽の底面から離隔し、上縁部に同
様にローラ機構を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、性状の異なる複数
種の凝集剤を予め被処理液に添加した後に、被処理液を
凝集処理する液体処理装置に関し、更に詳細には、添加
する各凝集剤に対する混和時間、混和条件を自在に変更
できる凝集剤混和装置を備えた液体処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】浄水や排水を凝集沈殿処理法によって処
理する場合には、通常、原水を混和池、つまり急速攪拌
池に導入して、原水に予め凝集剤を添加、攪拌して、原
水と凝集剤とを混和させ、原水中の懸濁物を凝集させて
凝集フロックを生成させる。続いて、後続の凝集沈殿装
置に原水を導入して凝集沈殿処理している。ところで、
従来の凝集沈殿処理では、排水処理の場合、凝集剤とし
て複数種の凝集剤を添加することが一般的に行われてい
るが、浄水処理の場合には、凝集剤として一種類の凝集
剤を添加することが一般的であった。しかしながら、近
年、浄水処理の分野においても、原水の性状に応じて、
複数種の凝集剤を添加して、凝集沈殿処理の効率化を図
ることが検討されている。
【0003】例えば、浄水処理では、最近、無機凝集剤
と、有機高分子化合物等の有機凝集剤とを併用すること
が検討されている。ところで、アニオン系有機高分子凝
集剤等の有機高分子凝集剤と、ポリ塩化アルミニウム
(PAC)等の無機凝集剤とは、凝集処理における役割
が、それぞれ異なるので、無機凝集剤と有機高分子凝集
剤とを同時に原水に添加すると、十分な凝集効果が得ら
れない。そのため、通常は、先ず、無機凝集剤を原水に
添加して混和し、次いで高分子凝集剤を添加して混和し
ている。従って、2種の凝集剤を混和するためには、2
槽の凝集剤混和槽が必要になる。
【0004】更に言えば、無機凝集剤の混和条件と、高
分子凝集剤の混和条件とが異なることが多い。通常、無
機凝集剤の混和には、1分間から5分間程度の攪拌時間
と、G値100s-1から300s-1程度の攪拌強度が必
要である。一方、高分子凝集剤の混和には、無機凝集剤
より強い混和条件を要し、長い攪拌時間と、大きな攪拌
強度とが必要である。これは、高分子凝集剤の粘性が強
く、攪拌強度が小さいと、高分子凝集剤が均等に分散せ
ず、そのため、高分子凝集剤の機能を十分に発揮させる
ことができなくなるからである。
【0005】ここで、図8を参照して、無機凝集剤とし
てPAC、有機凝集剤として有機高分子凝集剤を添加す
る従来の代表的な凝集沈殿装置の構成を説明する。図8
は従来の凝集沈殿装置の構成を示すフローシートであ
る。従来の凝集沈殿装置10は、濁りのある原水を凝集
沈殿処理して浄水を生成する装置であって、図8に示す
ように、凝集剤混和装置12と、凝集沈殿装置本体14
とを備えている。凝集剤混和装置12は、原水にPAC
を添加して急速攪拌し混和する第1凝集剤混和槽16
と、PACを混和した原水に有機高分子凝集剤を添加し
て急速攪拌し混和する第2凝集剤混和槽18と、PAC
及び有機高分子凝集剤を混和した原水を緩速攪拌する緩
速攪拌槽20とを備えている。
【0006】凝集沈殿装置本体14は、多数枚の傾斜板
を離隔して積層した凝集沈殿手段を槽内に備えた凝集沈
殿槽22と、砂層を濾過層とした濾過器24と、凝集沈
殿処理及び濾過処理した処理水を収容する処理水タンク
26とを備えている。第1凝集剤混和槽16には、PA
C水溶液を収容した第1凝集剤タンク28から第1凝集
剤ポンプ30によってPAC水溶液が供給され、また、
第2凝集剤混和槽18には、有機高分子凝集剤を収容し
た第2凝集剤タンク32から第2凝集剤ポンプ34によ
って有機高分子凝集剤が供給される。また、濾過器24
には、適宜の間隔で逆洗水が処理水タンク26から逆洗
水ポンプ36によって送られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、凝集沈殿装置
に設けた従来の凝集混和装置には、以下のような改良す
べき問題点があった。第1には、第1凝集剤混和槽及び
第2凝集剤混和槽の容積及び攪拌機が、予め設定されて
いる混和条件に基づいて決定されているので、添加する
凝集剤の種類の変更、添加率の変更等によって凝集剤混
和槽での混和条件を変更することが必要になった際に、
柔軟に対応することが難しいことである。第2には、2
槽の凝集剤混和槽を設置することが必要になるので、凝
集剤混和槽設置のために比較的広い敷地面積を要し、建
設コストも嵩むので、無機凝集剤のみを使用する凝集沈
殿処理に比べて経済性が低いことである。第3には、凝
集剤混和装置として1槽の凝集剤混和槽のみを有してい
た従来の凝集沈殿処理装置では、複数種の凝集剤を使用
しようとしても、1槽の凝集剤混和槽では、前述したよ
うに、複数種の凝集剤の使用が現実には難しく、その対
応が迫られていることである。
【0008】そこで、本発明の目的は、複数種の凝集剤
を被処理液に添加する際、凝集剤の混和条件の変更に柔
軟に対応でき、しかも経済性に優れた凝集剤混和装置を
備えた液体処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る液体処理装置は、性状の異なる複数種
の凝集剤を予め被処理液に添加して混和し、凝集剤を混
和した被処理液を凝集処理する液体処理装置において、
複数種の凝集剤と被処理液とを混和する装置として、槽
を横断して被処理液の槽内の流れを上下迂流又は左右迂
流にするように設置され、かつ槽内の設置位置を自在に
変更できる仕切板を有し、槽内が仕切板によって相互に
連通する複数個の小室に区画された一つの凝集剤混和槽
と、各小室にそれぞれ設けられた凝集剤添加装置と、各
小室にそれぞれ設けられた攪拌装置とを有する凝集剤混
和装置を備えていることを特徴としている。
【0010】本発明では、仕切板は、被処理液の槽内の
流れを上下迂流又は左右迂流にするように槽を横断して
設置され、かつ槽内の設置位置を自在に変更できる板状
体であって、凝集剤混和槽を相互に連通する複数個の小
室に区画する。仕切板は、被処理液の槽内の流れを上下
迂流又は左右迂流にするように凝集剤混和槽を仕切るこ
とができる限り、形式、形状に制約はない。凝集剤添加
装置は各小室に所定の凝集剤を添加する既知の構成の装
置であり、攪拌装置は各小室内で所定の凝集剤が添加さ
れた被処理液を攪拌して凝集剤を被処理液中に分散させ
る既知の構成の攪拌機である。本発明では、被処理液の
種類、組成には制約は無く、また、凝集剤の種類、組成
にも制約はない。凝集剤の種類数にも制約は無く、凝集
剤の種類数に合わせて仕切板を設けて小室を形成する。
凝集剤では、例えば第1の凝集剤として、硫酸バンド、
PAC、塩化第二鉄等の無機凝集剤を使用し、第2の凝
集剤として、有機高分子凝集剤、或いは活性シリカなど
の無機高分子凝集剤を使用する。本発明は、性状の異な
る複数種の凝集剤を予め被処理液に添加した後に被処理
液を凝集処理する液体処理装置である限り、凝集処理方
法のいかんを問わず適用できるものであり、具体的に
は、前述の凝集沈殿装置を始め、凝集浮上装置や凝集濾
過装置等を挙げることができる。
【0011】仕切板の槽内の設置位置を変更する際、仕
切板を手で持ち上げて移動させても良いが、好適には、
凝集剤混和装置には、槽内で仕切板を移動させて、小室
の容積を可変にする仕切板移動装置を設ける。仕切板移
動装置は、例えば、槽の対向する両側壁に沿って槽の一
方向に延在し、それぞれ、仕切板を支持する仕切板支持
軌条と、仕切板を所望位置に固定させる仕切板ストッパ
とを備え、仕切板は、仕切板を支持し、仕切板支持軌条
に沿って走行するローラを有するようにしても良い。
【0012】また、混和条件の変更に更に柔軟に対応す
るために、攪拌装置が、被処理液に加える攪拌出力の大
小を調節できる手段を備えているようにしても良い。攪
拌出力の大小を調節できる手段には、例えば攪拌機の駆
動装置にインバータ、又は可変ギア等を設けて攪拌機の
回転数を調節する。
【0013】本発明は、従来の1槽式の混和槽にも適用
できる。つまり、従来の1槽式の混和槽に被処理液の流
れを上下迂流または左右迂流にする、設置位置変更可能
な仕切板を設けて、混和槽を2槽以上に仕切り、その仕
切られた小室各々に凝集剤添加装置と、攪拌装置とを設
置することにより、性状の異なる複数種の凝集剤を混和
条件に合わせて混和することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明に係る液体処理装置を凝集沈殿
装置に適用した実施形態の一例であって、図1は本実施
形態例の凝集沈殿装置の構成を示すフローシート、図2
は本実施形態例の凝集沈殿装置の要部である凝集剤混和
槽の構成を示す平面図、図3は図2の矢視I−Iの凝集
剤混和槽の断面図、及び図4は図2の矢視II−IIの凝集
剤混和槽の断面図である。本実施形態例の液体処理装置
は、濁りのある河川水を凝集沈殿処理して浄水を生成す
る凝集沈殿装置40であって、第1凝集剤混和槽16及
び第2凝集剤混和槽18に代えて仕切板区画式の凝集剤
混和槽42を備えていること、及び第1及び第2凝集剤
混和槽16及び18に相当する混和槽に攪拌出力可変式
の攪拌装置を備えていることを除いて、従来の凝集沈殿
装置10と同じ構成を備えている。
【0015】凝集剤混和槽42は、図2に示すように、
箱型の上部開放の容器であって、槽内の原水の流れ方向
(矢印Xで図示)に対して直交する方向に延びる、移動
自在な仕切板44によって、原水にPACを添加、攪拌
して混和する第1混和室46と、PACを混和した原水
に有機高分子凝集剤を添加、攪拌して混和する第2混和
室48とに区画されている。更に、凝集剤混和槽42
は、PAC及び有機高分子凝集剤を混和した原水を緩速
攪拌槽20に送る前に、一旦、滞留させる滞留室50を
第2混和室48に隣接して備えている。また、図2及び
図3に示すように、第1混和室48の前壁下部には原水
を流入させる原水入口52が、及び滞留室50の後壁下
部には凝集剤を混和した原水を流出させる原水出口54
が、それぞれ、設けてある。
【0016】仕切板44は、図2及び図3に示すよう
に、凝集剤混和槽42の長手方向に直交する方向に延在
する上流側堰板56と、上流側堰板56に平行にかつ離
隔して設けられ、棒状の連結部材57で一体的に連結さ
れた下流側堰板58とから構成されている。
【0017】上流側堰板56は、凝集剤混和槽42の長
手方向両側壁に設けられた帯板状の軌条60A、B上に
沿って自在移動できる上部堰板部62と、上端縁が上部
堰板部62にヒンジ結合部63を介してヒンジ結合さ
れ、下端縁が凝集剤混和槽42の底壁に摺動する下部堰
板部64とから構成されている。下部堰板部64は、必
ずしも金属板である必要はなく、例えば硬質ゴム板でも
良い。上部堰板部62の上端縁は、凝集剤混和槽42の
側壁の上端縁より低く設定され、第1混和室46の液面
を規定している。また、上部堰板部62の下端の両側部
にはローラ66A、Bが設けられ、軌条60A、B上を
走行する。更に、ローラ66A、Bには、ローラの回転
を掛止する、既知の構成のロック機構が設けてある。
【0018】下流側堰板58の上端縁は、凝集剤混和槽
42の側壁の上端縁より高く設定され、下端縁は凝集剤
混和槽42の底壁より上方に離隔していて、下端縁と凝
集剤混和槽42の底壁との間に流通口68を形成してい
る。下流側堰板58の上端縁の両側部には、図4に示す
ように、ローラ70A、Bが設けられ、凝集剤混和槽4
2の長手方向両側壁の上縁に設けられた帯板状の軌条7
2A、B上を走行する。また、ローラ70A、Bには、
ローラの回転を掛止する、既知の構成のロック機構が設
けてある。
【0019】手で仕切板44の上流側堰板56又は下流
側堰板58を押すと、仕切板44を凝集剤混和槽42の
長手方向に移動させることができる。そして、所望の位
置で仕切板44を停止させ、ローラ66及びローラ70
のロック機構を働かさせて、ローラの回転を停止させる
ことにより、仕切板44を所望の位置に設置することが
できる。以上のように、仕切板移動装置は、軌条60と
ローラ66との組み合わせ、及び軌条70とローラ72
との組み合わせによって形成されている。
【0020】また、必要に応じて、既知の構成のストッ
パ、例えば軌条60及び70にピン孔を設け、上流側堰
板56及び下流側堰板58を所望の位置に移動した後、
ピン孔にピンを入れて上流側堰板56及び下流側堰板5
8が移動できないようにすることもできる。上流側堰板
56及び下流側堰板58と凝集剤混和槽42の側壁との
間の液封を厳密にする必要があるときには、上流側堰板
56及び下流側堰板58の両側縁に硬質ゴム板等の封止
板を取り付け、封止板が凝集剤混和槽42の側壁と摺動
するようにする。本実施形態例の凝集剤混和槽42で
は、図3に示すように、原水が第1混和室46から上迂
流で仕切板44の上流側堰板56を越え、続いて上流側
堰板56と下流側堰板58との間を流れ、次いで下流側
堰板58の下の流通口68から下迂流で第2混和室48
に流入する。
【0021】第2混和室48と滞留室50とを区画する
隔壁74は、固定式の仕切板であって、隔壁74の上縁
は、仕切板44の上流側堰板56の上部堰板部62の上
縁より低く、第2混和室48の液面を規定している。
【0022】第1混和室46及び第2混和室48には、
それぞれ、攪拌出力を調整できる攪拌出力調整機構を備
えた既知の構成の攪拌機76、78が設けてある。攪拌
力調整機構としては、例えばインバータ方式、又は可変
ギア方式によって、攪拌機の回転数を調整する機構を使
用する。
【0023】本実施形態例の凝集沈殿装置40を運転す
る際には、添加する凝集剤の混和条件に従って仕切板4
4を凝集剤混和槽42内の所定の位置に移動して固定
し、第1混和室46と第2混和室48とを区画する。攪
拌機76、78の攪拌条件も同じく凝集剤の混和条件に
従って設定する。そして、原水を導入して、第1混和室
46では、無機凝集剤として、例えばPACを添加、攪
拌して混和する。続いて、PACを混和した原水を第2
混和室48に導入して、アニオン系有機高分子凝集剤を
添加、攪拌して混和する。第1混和室46及び第2混和
室48では、次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素等の酸
化剤や、硫酸、塩酸、水酸化ナトリウム、消石灰等のp
H調整剤を加えても良い。無機凝集剤としては、特にP
ACに限定する必要はないが、一般的には、鉄やアルミ
ニウム塩からなる凝集剤を使用することができる。例え
ば、硫酸バンド、塩化第二鉄、硫酸第二鉄等を添加す
る。また、高分子凝集剤についても、特に限定するもの
ではなく、ノニオン系有機高分子、活性シリカ等の無機
高分子凝集剤でも構わない。
【0024】以上の構成によって、本実施形態例の凝集
沈殿装置40では、自在に仕切板44を移動させて、原
水に添加するPAC及び高分子凝集剤の混和条件に基づ
いて、第1混和室46及び第2混和室48の容積を調整
して、原水の滞留時間を調節し、かつ、攪拌機76、7
8による攪拌出力を調節することができる。
【0025】本実施形態例の凝集沈殿装置40を評価す
るために、凝集沈殿装置40と同じ構成の実験装置を使
って以下の条件で実験を行った。 実験条件 原水 :ダム水 原水流量 :200m3/日 原水濁度 :8.5度 原水pH :7.5
【0026】 凝集剤混和槽 :有効容量555リットル(滞留時間4分) 第1混和室 :容積/415リットル、滞留時間/3分 凝集剤 :PAC 添加率 :20mg/リットル 第2混和室 :容積/140リットル、滞留時間/1分 有機高分子凝集剤:アニオン系有機高分子凝集剤 添加率 :0.3mg/リットル アクリルアミドモノマー含有率=0.0044% 尚、仕切り板は、移動式で、凝集剤混和槽の容量を1:
3〜3:1に調整することができる。
【0027】 攪拌機 第1混和室 :パドル式、0.7kw、1,000rpm (インバータ式100〜1,500rpm) G値=178s-1 GT値=178×3×60=32,040 第2混和室 :パドル式、0.7kw、1,400rpm (インバータ式100〜1,500rpm) G値=232s-1 GT値=232×1×60=13,962
【0028】 凝集沈殿槽 :上向流式傾斜板付き沈殿池、 滞留時間 :40分 上昇速度 :50mm/min
【0029】更に、説明すると、原水を流量200m3
/日で第1混和室46に導入し、第1混和室46で20
mg/リットルの添加率でPACを原水に添加し、攪拌
機76を回転数1,000rpmで回転させて急速に混
和した。次いで、仕切板44を越えて第2混和室48に
流入した原水にアニオン系有機高分子凝集剤を0.3m
g/リットルの添加率で添加し、攪拌機78を回転数
1,400rpmで回転させて急速に混和した。次い
で、凝集剤を混和させた原水を緩速混和槽20、続いて
凝集沈殿槽22に流入させ、フロック形成池にて凝集フ
ロックの粗大化させ、傾斜板式凝集沈殿部で固液分離を
行った。次に急速濾過器24で濾過処理を行って、浄水
を得た。以上の実験条件で、凝集剤を混和した原水を凝
集沈殿処理して得た処理水の濁度は、0.5度であっ
た。
【0030】比較例として、凝集剤混和槽42から仕切
板44を取り外し、凝集剤混和槽42の上流側でPA
C、下流側でアニオン系高分子凝集剤を同じ添加率で添
加し、同じ攪拌条件で原水を攪拌して混和し、凝集剤を
混和した原水を緩速混和槽20、続いて凝集沈殿槽22
に流入させ、同様に凝集沈殿処理した。得た処理水の濁
度を測定したところ、濁度は0.8度であった。
【0031】以上の実験結果から、本実施形態例の凝集
沈殿装置40は、一つの凝集剤混和槽でPAC及びアニ
オン系高分子凝集剤を原水に添加した比較例に比べて、
著しく凝集沈殿処理の処理効率が高いことが判る。
【0032】実施形態例の変形例1 前述の実施形態例では、仕切板44は、上流側堰板と下
流側堰板との2枚の堰板で構成されているが、必ずしも
2枚の堰板で形成することは必要ではなく、例えば下流
側堰板一枚でも良い。また、ローラ、軌条等も必ずしも
必要ではなく、例えが仕切板44を手で持ち上げて所望
位置に設置するようにしても良い。その場合には、例え
ば図5に示すように、前記実施形態例の下流側堰板58
とほぼ同じような構成の仕切板80を使用する。仕切板
80の下端縁の両側部及び上端縁の両側部には、それぞ
れ、位置決めピン82、84が設けてある。凝集剤混和
槽42の長手方向の両内側壁の下部及び両外側壁の上部
には、それぞれ、位置決めピン82、84を受容するピ
ン孔を有する帯板状の支持板86、88が設けられてい
る。そして、仕切板80の位置決めピン82、84が所
望の位置のピン孔に収まるように設置する。
【0033】実施形態例の変形例2 前述の実施形態例では、上下迂流式の仕切板を設けてい
るが、左右迂流式仕切板を設けても良い。ここで、図6
及び図7を参照して、左右迂流式仕切板の構成を説明す
る。図6は左右迂流式仕切板を備えた凝集剤混和槽の平
面図、及び図7は図6の矢視III−III の断面図であ
る。左右迂流式の仕切板90は、図6に示すように、凝
集剤混和槽42の長手方向に直交する方向に延在する上
流側堰板92と、上流側堰板92に平行にかつ離隔して
設けられ、棒状の連結部材94で一体的に連結された下
流側堰板96とから構成されている。
【0034】上流側堰板92は、上端縁が凝集剤混和槽
42の上縁より高く、幅が凝集剤混和槽42の横幅より
狭い板状体であって、凝集剤混和槽42の一方の側壁に
対して離隔して設けられ、凝集剤混和槽42の側壁との
間に流通口98を有する。下流側堰板96は、上流側堰
板92と同じ大きさで、同じ構成の板状体であって、上
流側堰板92と対称的に、凝集剤混和槽42の他方の側
壁に対して離隔して設けられ、凝集剤混和槽42の側壁
との間に流通口100を有する。
【0035】上流側堰板92及び下流側堰板96は、図
7に示すように、それぞれ、凝集剤混和槽42の長手方
向両側壁に設けられた帯板状の軌条102A、B上に沿
って自在移動できる上部堰板部104と、上端縁が上部
堰板部104にヒンジ結合部106を介してヒンジ結合
され、下端縁が凝集剤混和槽42の底壁に摺動する下部
堰板部108とから構成されている。下部堰板部108
は、必ずしも金属板である必要はなく、例えば硬質ゴム
板でも良い。
【0036】上流側堰板92及び下流側堰板96の上部
堰板部104の下端の側部にはローラ110が設けら
れ、それぞれ、軌条102A、B上を走行する。また、
ローラ110には、ローラの回転を掛止する既知の構成
のロック機構が設けてある。更に、上部堰板部104の
上端の側部には、図7に示すように、ローラ112が設
けられ、凝集剤混和槽42の長手方向両側壁の上縁に設
けられた帯板状の軌条114A、B上を走行する。ま
た、ローラ112には、ローラの回転を掛止する、既知
の構成のロック機構が設けてある。
【0037】変形例2の凝集剤混和槽42では、図6に
示すように、原水が第1混和室46から左迂流で仕切板
90の上流側堰板92を回り、続いて流通口98を通っ
て上流側堰板92と下流側堰板96との間を流れ、次い
で流通口100を通って右迂流で下流側堰板96を回っ
て第2混和室48に流入する。本変形例では、仕切板9
0は、上流側堰板と下流側堰板との2枚の堰板で構成さ
れているが、必ずしも2枚の堰板で形成することは必要
ではなく、例えば上流側堰板又は下流側堰板一枚でも良
い。また、ローラ、軌条等も必ずしも必要ではなく、例
えば仕切板90を手で持ち上げて所望位置に設置するよ
うにしても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、複数種の凝集剤と被処
理液とを混和する装置として、被処理液の槽内の流れを
上下迂流又は左右迂流にするように槽を横断して設置さ
れ、かつ槽内の設置位置を自在に変更できる仕切板によ
って、槽内が相互に連通する複数個の小室に区画された
一つの凝集剤混和槽と、各小室にそれぞれ設けられた凝
集剤添加装置と、各小室にそれぞれ設けられた攪拌装置
とを有する、経済的な凝集剤混和装置を液体処理装置に
備えている。これによって、凝集剤の種類に応じて混和
条件を変更する際に、柔軟に対応できる凝集混和装置を
備えた液体処理装置を実現している。また、既存の1槽
式の混和槽を有する液体処理装置であっても、複数種の
凝集剤、例えば無機凝集剤と高分子凝集剤とを効果的に
混和できるように経済的に改造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例の凝集沈殿装置の構成を示すフロー
シートである。
【図2】実施形態例の凝集沈殿装置の要部である凝集剤
混和槽の構成を示す平面図である。
【図3】図2の矢視I−Iの凝集剤混和槽の断面図であ
る。
【図4】図2の矢視II−IIの凝集剤混和槽の断面図であ
る。
【図5】仕切板の別の例を説明するための、図4の同じ
矢視の凝集剤混和槽の断面である。
【図6】実施形態例の変形例2の凝集剤混和槽の構成を
示す平面図である。
【図7】図6の凝集剤混和槽の矢視III −III の断面図
である。
【図8】従来の凝集沈殿装置の構成を示すフローシート
である。
【符号の説明】
10 従来の凝集沈殿装置 12 凝集剤混和装置 14 凝集沈殿装置本体 16 第1凝集剤混和槽 18 第2凝集剤混和槽 20 緩速攪拌槽 22 凝集沈殿槽 24 濾過器 26 処理水タンク 28 第1凝集剤タンク 30 第1凝集剤ポンプ 32 第2凝集剤タンク 34 第2凝集剤ポンプ 36 逆洗水ポンプ 40 実施形態例の凝集沈殿装置 42 凝集剤混和槽 44 仕切板 46 第1混和室 48 第2混和室 50 滞留室 52 原水入口 54 原水出口 56 上流側堰板 58 下流側堰板 60 帯板状の軌条 62 上部堰板部 63 ヒンジ結合部 64 下部堰板部 66 ローラ 68 流通口 70 ローラ 72 帯板状の軌条 74 隔壁 76、78 攪拌機 80 仕切板 82、84 位置決めピン 86、88 支持板 90 左右迂流式の仕切板 92 上流側堰板 94 連結部材 96 下流側堰板 98、100 流通口 102 帯板状の軌条 104 上部堰板部 106 ヒンジ結合部 108 下部堰板部 110、112 ローラ 114 帯板状の軌条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/52 C02F 1/52 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 性状の異なる複数種の凝集剤を予め被処
    理液に添加して混和し、凝集剤を混和した被処理液を凝
    集処理する液体処理装置において、 複数種の凝集剤と被処理液とを混和する装置として、槽
    を横断して被処理液の槽内の流れを上下迂流又は左右迂
    流にするように設置され、かつ槽内の設置位置を自在に
    変更できる仕切板を有し、槽内が仕切板によって相互に
    連通する複数個の小室に区画された一つの凝集剤混和槽
    と、各小室にそれぞれ設けられた凝集剤添加装置と、各
    小室にそれぞれ設けられた攪拌装置とを有する凝集剤混
    和装置を備えていることを特徴とする液体処理装置。
  2. 【請求項2】 凝集剤混和装置が、槽内で仕切板を移動
    させて、小室の容積を可変にする仕切板移動装置を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の液体処理装置。
  3. 【請求項3】 仕切板移動装置は、槽の対向する両側壁
    に沿って槽の一方向に延在し、それぞれ、仕切板を支持
    する仕切板支持軌条と、仕切板を所望位置に固定させる
    仕切板ストッパとを備え、 仕切板は、仕切板を支持し、仕切板支持軌条に沿って走
    行するローラを有することを特徴とする請求項2に記載
    の液体処理装置。
  4. 【請求項4】 被処理液攪拌装置は、被処理液に加える
    攪拌出力の大小を調節できる手段を備えていることを特
    徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の
    液体処理装置。
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