JP2002052089A - トルマリンによるマイナスイオン発生と温熱治療 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルマリンを加熱することで、マイナスイオ
ンと遠赤外線を同時に発生させ、室内のイオンバランス
の調整及び、人体えの遠赤外線による温熱治療に応用す
るのが目的である。 【構成】 トルマリンをコーティングしたアルミ板及
び、トルマリンを練り混んだ樹脂製の前面カバーを、前
記のアルミ板に固定したヒーターにより加熱使用するも
で、トルマリンが熱せられることにより発生する、マイ
ナスイオン及び遠赤外線を有効利用するものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明のものは、加熱したト
ルマリン（電気石）より発生するマイナスイオン及び、
遠赤外線による温熱治療装置を提供しょうとするもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来より倍電圧整流を利用したマイナス
イオン発生装置が、色々と製品化されているが、この場
合高電圧を利用するために人体が高電圧により帯電し、
金属品に触れた時に放電によるショックがあり、又パソ
コン等の電子製品に悪影響を及ぼす欠点を有している。

【０００３】又遠赤外線の場合も、セラミックシート等
とヒーターを組み合わせた製品、又は製品そのものから
は遠赤外線を発生する事が無く、遠赤外線の発生体であ
る人体を覆うのみで、あたかもその製品が遠赤外線を発
生しているがごとく、効能をうたった製品が見受けられ
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するのは、マイナスイオン発生と同時に、遠赤外線を発
生させる事が課題である。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の手段として、本発明のものは、トルマリンが有する加
熱する事でマイナスイオン及び、遠赤外線を発生する特
性を利用するものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】トルマリンを加熱金属板にコーテ
ィング、及び容器前面カバー部を形成する樹脂内に、ト
ルマリンを練り混んだものを使用することにより、トル
マリンから発生するマイナスイオン及び遠赤外線を有効
利用した、温熱治療装置を提供しようとするものであ
る。

【０００７】

【実施例】トルマリンは六方（三方）異極反面象族、イ
オン結晶化した水晶体で、その結晶構造から極性結晶体
と言われ、対象する結晶の両端に電極を作り電位が永久
に保存されている。

【０００８】トルマリンは焦電気性を持っており、温度
変化により極性軸の両端に電荷が生じこれをピロ電気と
言う。又トルマリンは温度変化によって、遠赤外線を発
生することも知られており、この遠赤外線の人体に対す
る温熱治療効果は廣く知られている。このトルマリンよ
り発生する分極電圧は、その構成される電場内にある動
物及び植物の細胞に、神経系統を制御しているのと同じ
波長の微弱電流が流れるので、細胞の活性化を促す効果
があり、酸性化した人体を中性化する効果を有する。

【０００９】又近年住宅の気密性が高くなると共に、室
内に人体に有害とされるプラスイオンが充満しており、
プラスイオンの発生源として電子レンジ、テレビジョ
ン、パソコン等が有り、乳幼児や老人及び病人には最悪
の環境となっているのが現状である。

【００１０】本発明のものは、室内に空気のビタミンと
言われるマイナスイオンを発生させ、室内に充満したプ
ラスイオンを中和させ、同時に発生する遠赤外線により
温熱治療の効果を期待出来るもので、図によってこれを
説明すれば、図１に図示せるものは、本発明の温熱治療
装置の説明図で、トルマリンをコーティングせるアルミ
板４の片面に、セラミックヒーター３を固定し、アルミ
板４の前面に樹脂内にトルマリン粉末を練り混んで成形
せる、複数の孔２を設けてなる前面カバー１を取り付け
たものである。

【００１１】ヒーター３に電流を流せば発熱し、トルマ
リンをコーティングせるアルミ板４及びトルマリンを練
り混んだ前面カバー１を熱する、トルマリンは加熱され
るとマイナスイオン及び遠赤外線を発生し、又トルマリ
ンより発生する分極電圧は、その構成される電場内にあ
る人体の細胞に、神経系統を制御しているのと同じ波長
の微弱電流が流れるので、人体の細胞の活性化を促す効
果が有り、温熱効果と相まって治療効果が期待出来るも
のである。

【００１２】又トルマリンより発生するマイナスイオン
は、室内に充満したプラスイオンと中和し、不健康にな
りがちな室内の空気を清浄化する効果をも期待可能なも
のである。

【００１３】図２に図示せるものは製品化した場合の分
解図で、外カバー８には「ひまわり」をイメージした意
匠を使用し、ケース８の裏面には、トルマリンより発生
するマイナスイオンを利用する場合に、室内の壁面に取
り付け使用する時の引っかけ孔を設けてある。

【００１４】患者が患部に使用する場合には、別途用意
した取り付けベルトを使用して、患者の患部に取り付け
使用する事で、トルマリンが発生する遠赤外線による温
熱治療効果が期待出来るものである。

【００１５】

【発明の効果】トルマリンの持つ特徴を有効に利用する
もので、室内のイオンバランスの調整に、遠赤外線によ
り温熱治療に使用するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】図は本発明の構成の一例を示す図である。

【図２】図は製品の内部説明用の図である。

【符号の説明】

１ 前面カバー ２ 前面カバーに設けられた孔部 ３ セラミックヒーター ４ ヒーター固定用トルマリンコーティングアルミ板 ５ パイロットランプ ６ ヒューズ ７ 電源コード ８ ひまわりデザインの外ケース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 トルマリンコーティングせる熱伝導率の
   良い金属板４の裏面に、セラミックヒーター３を取付け
   た物を、ひまわりのデザインからなる外ケース８に納
   め、外ケース８に納めた金属板４の前面に、複数の孔２
   を有する前面カバー１を形成する、樹脂にトルマリンを
   練り込んだものを使用せる、トルマリンによるマイナス
   イオン発生と温熱治療。