JP2002052053A - 血行促進具 - Google Patents

血行促進具

Info

Publication number
JP2002052053A
JP2002052053A JP2000237688A JP2000237688A JP2002052053A JP 2002052053 A JP2002052053 A JP 2002052053A JP 2000237688 A JP2000237688 A JP 2000237688A JP 2000237688 A JP2000237688 A JP 2000237688A JP 2002052053 A JP2002052053 A JP 2002052053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood circulation
circulation promoting
promoting device
long bag
air chambers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000237688A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Kogure
久也 小暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NMG KK
Original Assignee
NMG KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NMG KK filed Critical NMG KK
Priority to JP2000237688A priority Critical patent/JP2002052053A/ja
Publication of JP2002052053A publication Critical patent/JP2002052053A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で効果の高い血行促進具を提供す
る。 【解決手段】 基材4と、この基材4上に設けられる複
数列の長尺袋体5と、長尺袋体5を所定長さ毎に区分し
て複数の空気室6を構成すると共に所定圧になると開閉
する弁7と、隣接する長尺袋体5の各空気室6間を連通
するチューブ8と、前記一つの長尺袋体5の複数の空気
室6のうち一つの空気室に接続される空気圧供給ポンプ
8と、を具えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体に押圧刺激を加
えて血行を促進させる血行促進具、またこれを利用した
マッサージベルト、床ずれ防止ベッド、床ずれ防止マッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、血行を促進させるための様々なマ
ッサージ具が提案されているが、簡易な構造で効果の高
い血行促進具が無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、簡易
な構造で効果の高い血行促進具、またこれを利用したマ
ッサージベルト、床ずれ防止ベッド、床ずれ防止マット
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、基材と、この基材上に設けられ
る長尺袋体と、長尺袋体を所定長さ毎に区分して複数の
空気室を構成すると共に空気圧によって開閉する弁と、
前記複数の空気室のうち少なくとも一つの空気室に接続
される空気圧供給ポンプと、を具えたことを特徴とす
る。
【0005】空気圧供給ポンプから空気圧を供給する
と、まず一つの空気室が膨らむ。この空気室が所定圧に
達した時点で、空気室を区分する弁が開放され、オーバ
ーフロウした空気が隣りの空気室に流入して次の空気室
が膨らむというように、時間を追って隣りの空気室が順
次膨らんでいく。体の長尺袋体に接する部分は、空気室
の膨らむ順番に押圧刺激が加えられて揉みほぐされるこ
とになり、血行が促進される。
【0006】たとえば、この空気圧の供給、排気を繰り
返せば、繰り返し変化する押圧刺激を与えることができ
るし、供給圧を周期的に変化させても周期的に変化する
押圧刺激を与えることができ、様々な押圧刺激のパター
ンを生成可能である。長尺袋体は複数列設け、隣接する
長尺袋体の各空気室間を連通するチューブを設けること
が好ましい。このようにすれば、長尺袋体が複数列設け
られているので、この配列幅にわたって体を揉みほぐす
ことができる。また前記チューブは、各長尺袋体の同一
順位の空気室を連通するようにしてもよいし、各長尺袋
体の異なる順位の空気室を連通するようにしてもよい。
弁を能動的に制御可能としておけば、押圧刺激の変化の
スピードを選択できる。
【0007】このように本発明の血行促進具によれば、
簡易な構造で様々な押圧刺激を与えることができるの
で、薬物に頼ることなく、組織、およびその周囲の血行
の促進と新陳代謝の促進を図ることができる。このた
め、皮下、奬膜および内臓に蓄積している脂肪の減少
と、腹直筋、外腹斜筋、広背筋など、ベルト下の当該筋
肉の弛緩を防止し、又は緊張を高めることができる。ま
た、本発明の長尺袋体を下腿部等に装着することによ
り、静脉瘤の形成と悪化、又は静脉瘤性静脉炎の発生を
予防することも可能である。
【0008】また本発明の血行促進具の基材はセラミッ
クス材又は活性炭を含むことを特徴とする。このように
セラミックス材や活性炭を基材に配合することによっ
て、血行促進具に対して容易に抗菌・消臭処理を施すこ
とができる。またセラミックス材や活性炭を練り込んだ
樹脂をシート状にして、基材の裏打にして用いることも
可能である。
【0009】また、本発明のマッサージベルトは、体に
巻き付けられるベルト本体を具え、このベルト本体に上
述した血行促進具を設けたことを特徴とする。血行促進
具の基材をベルト本体の生地とすることが好ましい。
【0010】また、本発明の床ずれ防止ベッドは、ベッ
ド本体に上記した血行促進具を設けたことを特徴とす
る。また、本発明の床ずれ防止マットは、上記血行促進
具をベッドに敷くマットとしたことを特徴とする。この
ようにすれば、既存のベッドで用いることができ、経済
的である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態に係る血行促進具を用いたマッサージベルト
を示している。すなわち、本実施形態のマッサージベル
ト1は体に巻き付けられるベルト本体2を具え、このベ
ルト本体2に血行促進具3が設けられている。図示例で
は腰に巻き付けるタイプを例示している。尚、本発明の
マッサージベルト1は、腰に限らず体の他の部位にも使
用することも可能である。
【0012】血行促進具3は、基材4と、この基材4上
に設けられる長尺袋体5と、長尺袋体5を所定長さ毎に
区分して複数の空気室6、6、・・・を構成すると共に
所定圧で開閉する弁7と、前記複数の空気室6、6、・
・・のうち一つの空気室6に接続される空気圧供給ポン
プ8と、を具えた構成となっている。長尺袋体5は、筋
肉の方向に沿って配列することが好適である。
【0013】また空気圧供給ポンプ8は、たとえば小型
のロータリーポンプ、モータ、電池等を組み合わせて携
帯のポンプユニットとしてベルトに接続する。弁7は、
たとえばゴムの弾力によって閉じるような構成としてお
いて、所定圧になると開くように構成される。長尺袋体
5は複数列設けられ、隣接する長尺袋体5の各空気室
6、6・・・間を連通するチューブ9が設けられてい
る。このチューブ9は各長尺袋体5の同一順位の空気室
6、6・・・を連通するように構成されている。
【0014】本実施形態では、血行促進具3の基材4が
ベルト本体2の生地となっている。基材4は、伸縮性が
あまり無い方がよく、内部が蒸れないように、適宜通気
孔11を設けたり、メッシュ状の生地12が用いられて
いる。更に、基材自体にセラミックス材又は活性炭を配
合することによって抗菌・消臭処理が施されている。具
体的には、セラミックス材を基材の繊維樹脂に練り込ん
だり、またセラミックス材や活性炭を配合した樹脂をシ
ート状にして基材の裏打に使用することができる。また
基材4の中央には補強用に縦長の金属板10が2枚取り
付けられている。尚、この板は金属に限られず、例えば
プラスチック板であってもよい。
【0015】尚、上述のセラミックス材は、特開平9−
77620「超微粒状抗菌セラミックス粉体」、特開平
10−85312「消臭セラミックス粉体」、特開平1
0−167919「抗菌性セラミックス粉体」、特開平
10−165815「消臭性セラミックス粉体」、特開
平10−179701「セラミックス微粉体」等に開示
されているセラミックス粉体を用い、マッサージベルト
1に抗菌・消臭機能を付加するものである。
【0016】空気圧供給ポンプ8から空気圧を供給する
と、まず一つの空気室6が膨らむ。この空気室6が所定
圧に達した時点で、空気室6を区分する弁7が開放さ
れ、オーバーフロウした空気が隣りの空気室6に流入し
て次の空気室6が膨らむというように、時間を追って隣
りの空気室6が順次膨らんでいく。体の長尺袋体5に接
する部分は、空気室6の膨らむ順番に押圧刺激が加えら
れて揉みほぐされることになり、血行が促進される。特
に、長尺袋体5が複数列設けられているので、この配列
幅にわたって体を揉みほぐすことができる。
【0017】例えば、この空気圧の供給、排気を繰り返
せば、繰り返し変化する押圧刺激を与えることができ、
供給圧を周期的に変化させても周期的に変化する押圧刺
激を与えることができ、様々な押圧刺激のパターンを生
成可能である。この空気圧供給ポンプ8の制御はコンピ
ュータ制御するようにすればよい。また、弁7は自動開
放よりもpush-pullの能動的な調節機構として制御可能
としておけば、押圧刺激の変化のスピードを選択でき
る。
【0018】図2は、上記実施の形態の各長尺袋体5の
空気室6の連通パターンの他の形態を示している。この
形態では、各長尺袋体5の異なる順位の空気室6、6、
・・・を連通したものである。図示例では、一つずつ順
位をずらして空気室6、6、・・・を連通している。こ
のようにすれば、各長尺袋体における空気室6、6、・
・・の膨らみの変化の順番がずれるので、より刺激が大
きくなり、血行促進効果が高まる。
【0019】尚、上述した実施の形態では、本発明の血
行促進具をマッサージベルトに利用した例について説明
したが、ベッドに利用し、ベッド本体に上記した血行促
進具を設けることにより床ずれ防止ベッドを構成するこ
ともできる。また、本発明の血行促進具をベッドに敷く
マットに利用することにより、床ずれ防止用マットを構
成することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基材上に設けられる長尺袋体を弁によって所定の長さ毎
に区分し、順次空気室を膨らませて体に押圧刺激を加え
るように構成したので、空気圧を供給するだけで体を揉
みほぐすことができる。これにより、薬物に頼ることな
く、組織、およびその周囲の血行の促進と新陳代謝の促
進を図ることができる。このため、皮下、奬膜および内
臓に蓄積している脂肪の減少と、腹直筋、外腹斜筋、広
背筋など、ベルト下の当該筋肉の弛緩を防止し、又は緊
張を高めることができる。また、本発明の長尺袋体を下
腿部等に装着することにより、静脉瘤の形成と悪化、又
は静脉瘤性静脉炎の発生を予防することも可能である。
【0021】また、長尺袋体の配列数を調整及び/又は
形態を変えることにより、マッサージする面積をマッサ
ージする箇所に応じて最適化することができる。更に、
弁を能動的に制御可能としておけば、押圧刺激の変化の
スピードを選択することができる。更には、セラミック
ス材や活性炭を用いて基材を抗菌・消臭処理することが
できるので、非常に衛生的である。
【0022】また、本発明の血行促進具をマッサージベ
ルトに利用すれば、マッサージ効果を高めることがで
き、床ずれ防止ベッドや床ずれ防止マットに利用するこ
とにより床ずれを効果的に防止することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係る血行促進具
を利用したマッサージベルトを示し、同図(a)は部分
裏面図、同図(b)は表面図である。
【図2】図2は、図1の空気室の連通パターンの他の形
態例を示す部分裏面図である。
【符号の説明】
1 マッサージベルト 2 ベルト本体 3 血行促進具 4 基材 5 長尺袋体 6 空気室 7 弁 8 空気圧供給ポンプ 9 チューブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、当該基材上に設けられる長尺袋
    体と、当該長尺袋体を所定長さ毎に区分して複数の空気
    室を構成すると共に所定圧で開閉する弁と、前記複数の
    空気室のうち少なくとも一つの空気室に接続される空気
    圧供給ポンプと、を具えたことを特徴とする血行促進
    具。
  2. 【請求項2】 前記長尺袋体を複数列設け、隣接する長
    尺袋体の各空気室間を連通するチューブを設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の血行促進具。
  3. 【請求項3】 前記チューブは各長尺袋体の同一順位の
    空気室を連通することを特徴とする請求項2に記載の血
    行促進具。
  4. 【請求項4】 前記チューブは各長尺袋体の異なる順位
    の空気室を連通することを特徴とする請求項2に記載の
    血行促進具。
  5. 【請求項5】 前記弁は能動的に制御可能であることを
    特徴とする請求項1または2に記載の血行促進具。
  6. 【請求項6】 前記基材がセラミックス材又は活性炭を
    含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の血行促進具。
  7. 【請求項7】 体に巻き付けられるベルト本体を具えた
    マッサージベルトであって、ベルト本体に請求項1乃至
    6のいずれかに記載の血行促進具を設けたことを特徴と
    するマッサージベルト。
  8. 【請求項8】 血行促進具の基材をベルト本体の生地と
    したことを特徴とする請求項7に記載のマッサージベル
    ト。
  9. 【請求項9】 ベッド本体に請求項1乃至6のいずれか
    に記載の血行促進具を設けたことを特徴とする床ずれ防
    止ベッド。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至6のいずれかに記載の血
    行促進具をベッドに敷くマットとした床ずれ防止マッ
    ト。
JP2000237688A 2000-08-04 2000-08-04 血行促進具 Pending JP2002052053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237688A JP2002052053A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 血行促進具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237688A JP2002052053A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 血行促進具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002052053A true JP2002052053A (ja) 2002-02-19

Family

ID=18729507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000237688A Pending JP2002052053A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 血行促進具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002052053A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013542806A (ja) * 2010-11-02 2013-11-28 ソク カン,キー 腸の蠕動運動を具現するための蠕動装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000126257A (ja) * 1998-10-26 2000-05-09 Matsushita Electric Works Ltd エアマット装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000126257A (ja) * 1998-10-26 2000-05-09 Matsushita Electric Works Ltd エアマット装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013542806A (ja) * 2010-11-02 2013-11-28 ソク カン,キー 腸の蠕動運動を具現するための蠕動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7044924B1 (en) Massage device
US3613671A (en) Inflatable massaging pad for a seat
US7771376B2 (en) Inflatable massage garment
KR100920239B1 (ko) 공압을 이용한 마사지용 벨트
JPH10118143A (ja) エアーマッサージ用拡縮袋構造
CN102133151B (zh) 组合气囊式人体柔性通血排瘀按摩器
CN1985784A (zh) 带有指压凸头的按摩气囊
WO1999009869A1 (en) Medical apparatus for relief of pain
JP2002052053A (ja) 血行促進具
JP2007307179A (ja) 肩等のマッサージ器具及びマッサージ機能を備えた腰掛け具
CN1732834B (zh) 具有气压按摩功能的足浴盆
JP3903077B2 (ja) マッサージ機
JP2001161768A (ja) ストレッチマット
KR200298151Y1 (ko) 의료용 교대부양 매트리스
CN215133170U (zh) 一种气动式掌部按摩器具
JP4516173B2 (ja) マッサージ枕
JP2006192313A (ja) エアーマッサージ用拡縮袋構造
JP2006192314A (ja) エアーマッサージ用拡縮袋構造を備えたエアーマッサージ機
CN1739472B (zh) 多功能综合按摩装置
JP3022336U (ja) 美顔器
JP4444615B2 (ja) エアーマッサージ機
CN1736359B (zh) 机械切换气路的人体气压按摩装置
JPH08112323A (ja) マッサージ装置
KR200278883Y1 (ko) 근육이완수단을 갖는 건강매트
JP2789485B2 (ja) エアーマッサージ器内蔵の布団体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100420