JP2002051814A - 背負い収納体 - Google Patents
背負い収納体Info
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- JP2002051814A JP2002051814A JP2000240149A JP2000240149A JP2002051814A JP 2002051814 A JP2002051814 A JP 2002051814A JP 2000240149 A JP2000240149 A JP 2000240149A JP 2000240149 A JP2000240149 A JP 2000240149A JP 2002051814 A JP2002051814 A JP 2002051814A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】四季を通じて温度管理を行なえるランドセルを
提供すること。 【解決手段】ランドセル1は、背当て部3と肩ベルトと
を有して構成されている。背当て部3は、芯材11と、
嵩上げシート層12、クッションシート層13と、温度
調整シート層14とが重合され、嵩上げシート層12・
クッションシート層13・温度調整シート層14を表皮
層15で覆っている。温度調整シート層14には、気温
の変化によって、周囲の熱を吸収したり放出する槽変換
物質が含まれ、そのために、暑い日には表皮層15の温
度を下げ、寒い日には表皮層15の温度を上げることが
できる。
提供すること。 【解決手段】ランドセル1は、背当て部3と肩ベルトと
を有して構成されている。背当て部3は、芯材11と、
嵩上げシート層12、クッションシート層13と、温度
調整シート層14とが重合され、嵩上げシート層12・
クッションシート層13・温度調整シート層14を表皮
層15で覆っている。温度調整シート層14には、気温
の変化によって、周囲の熱を吸収したり放出する槽変換
物質が含まれ、そのために、暑い日には表皮層15の温
度を下げ、寒い日には表皮層15の温度を上げることが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、背当て部と肩ベ
ルトを有する背負い収納体に関し、さらに詳しくは、ラ
ンドセル、又は背負いバッグ(リュックサックやデイバ
ッグ、ショルダバッグ等を含む)等の背負い収納体に関
する。
ルトを有する背負い収納体に関し、さらに詳しくは、ラ
ンドセル、又は背負いバッグ(リュックサックやデイバ
ッグ、ショルダバッグ等を含む)等の背負い収納体に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ランドセルや背負いバッグ等の
背負い収納体は、人の背中に接触する背当て部と、背負
い収納体を背負うための一対の肩ベルトを有して構成さ
れている。これらの背負い収納体は、各種の物品を収納
して背負うために、収納されている物品が背当て部を介
して背中に当たったり、背負い収納体自体の揺れにより
背中に衝撃を与えたりして違和感を与えることがあっ
た。そのために、従来では、背当て部にクッション材を
設けることによって、背中に当たる衝撃を緩和できるよ
うに構成された背負い収納体が提供されていた。例え
ば、ランドセルにおいては、背板(背当て部)にスポン
ジからなるクッション層を設け、クッション層の外表面
に天然皮革からなるクッション表皮が配設されていた。
また、背負いバッグにおいては、背当て部にスポンジ等
のクッション材を配置させ、その上に外生地を重ねて全
体を縫合させていた。
背負い収納体は、人の背中に接触する背当て部と、背負
い収納体を背負うための一対の肩ベルトを有して構成さ
れている。これらの背負い収納体は、各種の物品を収納
して背負うために、収納されている物品が背当て部を介
して背中に当たったり、背負い収納体自体の揺れにより
背中に衝撃を与えたりして違和感を与えることがあっ
た。そのために、従来では、背当て部にクッション材を
設けることによって、背中に当たる衝撃を緩和できるよ
うに構成された背負い収納体が提供されていた。例え
ば、ランドセルにおいては、背板(背当て部)にスポン
ジからなるクッション層を設け、クッション層の外表面
に天然皮革からなるクッション表皮が配設されていた。
また、背負いバッグにおいては、背当て部にスポンジ等
のクッション材を配置させ、その上に外生地を重ねて全
体を縫合させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のランド
セルや背負いバッグは、クッション材が設けられて衝撃
を緩衝できるものの、気温の変化に影響されて温度調整
できるようには構成されていなかった。
セルや背負いバッグは、クッション材が設けられて衝撃
を緩衝できるものの、気温の変化に影響されて温度調整
できるようには構成されていなかった。
【0004】一般に、ランドセルや背負いバッグ等にお
いては、四季を通じて暑い日でも寒い日でも、気温とは
無関係に背負わなければならないことから、ランドセル
や背負いバッグを背負ったときには、背板又は背当て部
や肩ベルトが常に背中や肩に密着して背中や肩への不快
感を生じさせていた。特に、不快感を少しでも緩和する
ためにクッション層が備えられた従来のランドセルは、
クッション層を覆う外表面がクッション層の弾力性によ
って子供たちの背中や肩にさらに密着させることとな
り、背中や肩を汗ばませてさらに不快感を生じさせてい
た。
いては、四季を通じて暑い日でも寒い日でも、気温とは
無関係に背負わなければならないことから、ランドセル
や背負いバッグを背負ったときには、背板又は背当て部
や肩ベルトが常に背中や肩に密着して背中や肩への不快
感を生じさせていた。特に、不快感を少しでも緩和する
ためにクッション層が備えられた従来のランドセルは、
クッション層を覆う外表面がクッション層の弾力性によ
って子供たちの背中や肩にさらに密着させることとな
り、背中や肩を汗ばませてさらに不快感を生じさせてい
た。
【0005】逆に、冬の寒い日の場合では、冷えたラン
ドセルの背当て部や肩ベルトがそのまま背中や肩に接触
することから、身体が冷えて不快感となっていた。
ドセルの背当て部や肩ベルトがそのまま背中や肩に接触
することから、身体が冷えて不快感となっていた。
【0006】いずれにしても、従来のランドセルやバッ
グは、気温の変化には対応することができていなかっ
た。
グは、気温の変化には対応することができていなかっ
た。
【0007】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、温度調整して、気温に影響なく快適に背負うこと
ができる背負い収納体を提供することを目的とする。
あり、温度調整して、気温に影響なく快適に背負うこと
ができる背負い収納体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる背負
い収納体では、上記の課題を解決するために、以下のよ
うに構成するものである。すなわち、人の背中に対向し
て配置される背当て部を有して物品を収納可能な収納部
と、前記収納部を背負い可能な肩ベルトと、を有する背
負い収納体であって、前記背当て部には、設定温度に維
持できるように、高温時に前記背当て部を降温可能で、
かつ低温時に前記背当て部を昇温可能とした温度調整部
材が配設されていることを特徴とするものである。
い収納体では、上記の課題を解決するために、以下のよ
うに構成するものである。すなわち、人の背中に対向し
て配置される背当て部を有して物品を収納可能な収納部
と、前記収納部を背負い可能な肩ベルトと、を有する背
負い収納体であって、前記背当て部には、設定温度に維
持できるように、高温時に前記背当て部を降温可能で、
かつ低温時に前記背当て部を昇温可能とした温度調整部
材が配設されていることを特徴とするものである。
【0009】また、前記背当て部が、芯材と、クッショ
ンシート層、前記温度調整部材を備えた温度調整シート
層と、前記クッションシート層及び前記温度調整シート
層を覆う外表層との、少なくとも4層を有して構成され
ていればよい。
ンシート層、前記温度調整部材を備えた温度調整シート
層と、前記クッションシート層及び前記温度調整シート
層を覆う外表層との、少なくとも4層を有して構成され
ていればよい。
【0010】また、前記背当て部が、芯材と、前記温度
調整部材を備えた温度調整シート層と、前記温度調整シ
ート層を覆う外表層との、少なくとも3層を有して構成
されていてもよい。
調整部材を備えた温度調整シート層と、前記温度調整シ
ート層を覆う外表層との、少なくとも3層を有して構成
されていてもよい。
【0011】また好ましくは、前記肩ベルトには、設定
温度に維持できるように、高温時に前記肩ベルトを降温
可能で、かつ低温時に前記肩ベルトを昇温可能とした温
度調整部材が配設されていてもよい。
温度に維持できるように、高温時に前記肩ベルトを降温
可能で、かつ低温時に前記肩ベルトを昇温可能とした温
度調整部材が配設されていてもよい。
【0012】また、前記肩ベルトが、生地部と、前記温
度調整部材を備えた温度調整シート層と、前記温度調整
シート層を覆う外表層との、少なくとも3層を有して構
成されていればさらによい。
度調整部材を備えた温度調整シート層と、前記温度調整
シート層を覆う外表層との、少なくとも3層を有して構
成されていればさらによい。
【0013】また、前記背負い収納体が、ランドセル又
は背負いバッグであればよい。
は背負いバッグであればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の背負い収納体は、背当て部に温
度調整部材を配置させ、周囲の温度が高温時では、温度
調整部材によって、背当て部を降温させて設定温度に維
持するように作用させ、周囲の温度が低温時では、背当
て部を昇温させて設定温度内に維持するように作用させ
ることから、温度調整部材を、予め、身体に対して快適
な温度に設定しておけば、夏の暑い日には、温度調整部
材は、背当て部の温度を下げることができて、ひんやり
した感触を得ることができ、また、冬の寒い日には、温
度調整部材は、背当て部の温度を上げて背中が温めるこ
とができる。従って、暑い日でも寒い日でも、四季を通
じて常に快適に背負い収納体を背負うことができる。
度調整部材を配置させ、周囲の温度が高温時では、温度
調整部材によって、背当て部を降温させて設定温度に維
持するように作用させ、周囲の温度が低温時では、背当
て部を昇温させて設定温度内に維持するように作用させ
ることから、温度調整部材を、予め、身体に対して快適
な温度に設定しておけば、夏の暑い日には、温度調整部
材は、背当て部の温度を下げることができて、ひんやり
した感触を得ることができ、また、冬の寒い日には、温
度調整部材は、背当て部の温度を上げて背中が温めるこ
とができる。従って、暑い日でも寒い日でも、四季を通
じて常に快適に背負い収納体を背負うことができる。
【0015】また、この背負い収納体は、温度調整部材
を温度調整シート層として形成して、芯材、クッション
シート層、温度調整シート層、外表層との少なくとも4
層で背当て部を構成していることから、背中に対して、
クッションシート層で衝撃を緩和することができ、ま
た、温度調整シート層により、気温の変化に対して、常
に、理想の温度帯を維持することが可能となる。
を温度調整シート層として形成して、芯材、クッション
シート層、温度調整シート層、外表層との少なくとも4
層で背当て部を構成していることから、背中に対して、
クッションシート層で衝撃を緩和することができ、ま
た、温度調整シート層により、気温の変化に対して、常
に、理想の温度帯を維持することが可能となる。
【0016】また、この背負い収納体は、温度調整部材
を温度調整シート層として形成して、芯材、温度調整シ
ート層、外表層との少なくとも3層で背当て部を構成し
ていることから、背当て部は、温度調整シート層によ
り、気温の変化に対して、常に、理想の温度帯を維持す
ることが可能となる。
を温度調整シート層として形成して、芯材、温度調整シ
ート層、外表層との少なくとも3層で背当て部を構成し
ていることから、背当て部は、温度調整シート層によ
り、気温の変化に対して、常に、理想の温度帯を維持す
ることが可能となる。
【0017】また、高温時に肩ベルトを降温させ、低温
時に肩ベルトを昇温させる温度調整部材を、肩ベルトに
備えるようにすれば、背中だけでなく肩においても温度
調整された快適な温度で背負い収納体を背負うことがで
きる。
時に肩ベルトを昇温させる温度調整部材を、肩ベルトに
備えるようにすれば、背中だけでなく肩においても温度
調整された快適な温度で背負い収納体を背負うことがで
きる。
【0018】また、この背負い収納体は、温度調整部材
を温度調整シート層に形成して、生地部、温度調整シー
ト層、外表層との少なくとも3層で肩ベルトを構成して
いることから、背中だけでなく肩においても温度調整さ
れた快適な温度で背負い収納体を背負うことができる。
を温度調整シート層に形成して、生地部、温度調整シー
ト層、外表層との少なくとも3層で肩ベルトを構成して
いることから、背中だけでなく肩においても温度調整さ
れた快適な温度で背負い収納体を背負うことができる。
【0019】背負い収納体が、ランドセルの場合では、
子供たちは、毎日快適に登校・下校を行なうことがで
き、また背負い収納体が背負いバッグであれば、通勤又
は通学、あるいは旅行時に、四季を通じて快適に背負う
ことができる。
子供たちは、毎日快適に登校・下校を行なうことがで
き、また背負い収納体が背負いバッグであれば、通勤又
は通学、あるいは旅行時に、四季を通じて快適に背負う
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。本形態で説明する背負い収納体
は、物品を収納する収納部を有するとともに背当て部と
肩ベルトとを備えたものであり、実施形態としては、ラ
ンドセルや背負いバッグについて説明するものとする。
いずれも、背当て部及び肩かけ部内に、気温に影響され
ずに、常に一定の温度帯内を維持できるようにコントロ
ールできる温度調整シート層を備えて構成されている。
に基づいて説明する。本形態で説明する背負い収納体
は、物品を収納する収納部を有するとともに背当て部と
肩ベルトとを備えたものであり、実施形態としては、ラ
ンドセルや背負いバッグについて説明するものとする。
いずれも、背当て部及び肩かけ部内に、気温に影響され
ずに、常に一定の温度帯内を維持できるようにコントロ
ールできる温度調整シート層を備えて構成されている。
【0021】背負い収納体の一形態としてのランドセル
1は、図1〜2に示すように、背当て部3・底板4を有
する収納部2と、背当て部3の上部から底板4に掛けて
配置される一対の肩ベルト5と、収納部2を上方から覆
って収納部2の上部を開閉可能に配置される蓋部材6
と、から構成されている。
1は、図1〜2に示すように、背当て部3・底板4を有
する収納部2と、背当て部3の上部から底板4に掛けて
配置される一対の肩ベルト5と、収納部2を上方から覆
って収納部2の上部を開閉可能に配置される蓋部材6
と、から構成されている。
【0022】背当て部3は、図3に示すように、芯材1
1に温度調整シート層14を重合させて表皮層15で覆
うものであれば、最低限その機能を果たすものである
が、実施形態としては、芯材11と、芯材11に連接さ
れる嵩上げシート層12と、嵩上げシート層12に連接
されるクッションシート層13と、クッションシート層
13に連接される温度調整シート層14と、各シート層
を覆う表皮層15と、から構成されている。
1に温度調整シート層14を重合させて表皮層15で覆
うものであれば、最低限その機能を果たすものである
が、実施形態としては、芯材11と、芯材11に連接さ
れる嵩上げシート層12と、嵩上げシート層12に連接
されるクッションシート層13と、クッションシート層
13に連接される温度調整シート層14と、各シート層
を覆う表皮層15と、から構成されている。
【0023】芯材11は、収納物を保護するために剛性
のある、また防水性のあるものが使用され、例えば、厚
紙を防水性の皮膜で覆うように形成するか又はポロプロ
ピレン等のプラスティック製の材料で形成されている。
さらに、芯材11の内側面には塩化ビニールやポリエチ
レン等で形成された内張皮部材16を内設させて、収納
物を保護している。なお、内張皮部材16を芯材11と
一体的に形成してもよい。
のある、また防水性のあるものが使用され、例えば、厚
紙を防水性の皮膜で覆うように形成するか又はポロプロ
ピレン等のプラスティック製の材料で形成されている。
さらに、芯材11の内側面には塩化ビニールやポリエチ
レン等で形成された内張皮部材16を内設させて、収納
物を保護している。なお、内張皮部材16を芯材11と
一体的に形成してもよい。
【0024】嵩上げシート層12は、芯材11を補強し
て厚みを大きくするとともに軽量であることが好まし
く、例えば、発泡ウレタンで形成されたシート部材を芯
材11の片面ほぼ全面に当たるように形成されている。
て厚みを大きくするとともに軽量であることが好まし
く、例えば、発泡ウレタンで形成されたシート部材を芯
材11の片面ほぼ全面に当たるように形成されている。
【0025】なお、芯材11と嵩上げシート層12とを
含めて生地部が形成される。しかし、芯材11の厚みを
厚くして盛り上げるように形成すれば、嵩上げシート層
12を除くこともできる。
含めて生地部が形成される。しかし、芯材11の厚みを
厚くして盛り上げるように形成すれば、嵩上げシート層
12を除くこともできる。
【0026】クッションシート層13は、背負う人の背
中に衝撃を緩和するために設けられるものであり、スポ
ンジや弾性力の大きなゴム材等を厚みを厚くしてシート
状にして形成されている。
中に衝撃を緩和するために設けられるものであり、スポ
ンジや弾性力の大きなゴム材等を厚みを厚くしてシート
状にして形成されている。
【0027】温度調整シート層14は、気温の変化に対
応して温度調整されるものであれば、例えば、通常のウ
レタンを発泡させてシート状に形成したウレタンフォー
ムでもよいが、近年、開発されて各種に利用されてい
る、気温の変化によって温度調整可能な素材を使用する
ことが、極めて確実な温度管理を行なうことができるこ
とから望ましい。
応して温度調整されるものであれば、例えば、通常のウ
レタンを発泡させてシート状に形成したウレタンフォー
ムでもよいが、近年、開発されて各種に利用されてい
る、気温の変化によって温度調整可能な素材を使用する
ことが、極めて確実な温度管理を行なうことができるこ
とから望ましい。
【0028】この温度調整可能な素材は、商品名「コン
フォテンプ」(販売元 株式会社ブリジストン)と呼ば
れているもので、気温が上がると、マイクロカプセル状
の相変換物質が固体から液体になり、その際に、熱を吸
収することができ、また、気温が下がると、相変換物質
が液体から固体になり、その際に、熱を放出できるよう
に構成されている。そして、ピーク温度を設定すれば、
気温の変化により固体から液体、又は液体から固体への
変化して、上限温度と下限温度の範囲で理想的な温度帯
を維持することができる。
フォテンプ」(販売元 株式会社ブリジストン)と呼ば
れているもので、気温が上がると、マイクロカプセル状
の相変換物質が固体から液体になり、その際に、熱を吸
収することができ、また、気温が下がると、相変換物質
が液体から固体になり、その際に、熱を放出できるよう
に構成されている。そして、ピーク温度を設定すれば、
気温の変化により固体から液体、又は液体から固体への
変化して、上限温度と下限温度の範囲で理想的な温度帯
を維持することができる。
【0029】この素材(マイクロカプセル状のもの)を
ウレタン材に添加してウレタンフォームのシート状に形
成することによって温度調整シート層14が形成され
る。そして、この温度調整シート層14をクッションシ
ート層13の片面のほぼ全面に当てる。従って、この温
度調整シート層14は、温度調整可能であるばかりでな
く、ウレタンフォームのシート状に形成されていること
から、軽量でしかも緩衝材としての役割も果たすことが
でき、クッションシート層13を除くことも可能であ
る。
ウレタン材に添加してウレタンフォームのシート状に形
成することによって温度調整シート層14が形成され
る。そして、この温度調整シート層14をクッションシ
ート層13の片面のほぼ全面に当てる。従って、この温
度調整シート層14は、温度調整可能であるばかりでな
く、ウレタンフォームのシート状に形成されていること
から、軽量でしかも緩衝材としての役割も果たすことが
でき、クッションシート層13を除くことも可能であ
る。
【0030】表皮層15は、牛革又は人工皮あるいはメ
ッシュ等で形成され、嵩上げシート層12、クッション
シート層13、温度調整シート層14を覆うようにして
芯材11の端部で縫合することによって配置されてい
る。
ッシュ等で形成され、嵩上げシート層12、クッション
シート層13、温度調整シート層14を覆うようにして
芯材11の端部で縫合することによって配置されてい
る。
【0031】一対の肩ベルト5は、背当て部3の上部に
一端が止着された肩かけ部5aと、一端が底板4に止着
された連結部5bとからなり、肩かけ部5aと連結部5
bとはそれぞれの他端を止め金具又はホックあるいはバ
ックル等で掛着可能に形成されている。そして肩ベルト
5は、図4に示すように、生地部21と、クッションシ
ート層23及び温度調整シート層24と、クッションシ
ート層23及び温度調整シート層24を覆う表皮層25
と、から構成されている。
一端が止着された肩かけ部5aと、一端が底板4に止着
された連結部5bとからなり、肩かけ部5aと連結部5
bとはそれぞれの他端を止め金具又はホックあるいはバ
ックル等で掛着可能に形成されている。そして肩ベルト
5は、図4に示すように、生地部21と、クッションシ
ート層23及び温度調整シート層24と、クッションシ
ート層23及び温度調整シート層24を覆う表皮層25
と、から構成されている。
【0032】生地部21は、弾性状の材料、例えば、牛
皮又は人工皮革あるいはナイロン等で形成され、クッシ
ョンシート層23は、上述の背当て部3のクッションシ
ート層13と同様のスポンジ等の材料で、温度調整シー
ト層24は、上述の背当て部3の温度調整シート層14
と同様の「コンフォテンプ」を使用して形成されてい
る。なお、肩ベルト5においては、クッションシート層
13を除いて構成されてもよい。
皮又は人工皮革あるいはナイロン等で形成され、クッシ
ョンシート層23は、上述の背当て部3のクッションシ
ート層13と同様のスポンジ等の材料で、温度調整シー
ト層24は、上述の背当て部3の温度調整シート層14
と同様の「コンフォテンプ」を使用して形成されてい
る。なお、肩ベルト5においては、クッションシート層
13を除いて構成されてもよい。
【0033】上記のように構成されたランドセル1は、
背当て部3のクッションシート層13によって収納され
ている収納物の固いものあるいはランドセル1自体が、
振動によって人の背中に衝撃を与えるようなことがあっ
ても、その衝撃を緩和するように作用され、肩にかかる
圧力は肩ベルト5のクッションシート層23によって和
らげることができる。
背当て部3のクッションシート層13によって収納され
ている収納物の固いものあるいはランドセル1自体が、
振動によって人の背中に衝撃を与えるようなことがあっ
ても、その衝撃を緩和するように作用され、肩にかかる
圧力は肩ベルト5のクッションシート層23によって和
らげることができる。
【0034】また、背当て部3の温度調整シート層1
4、及び肩ベルト5の温度調整シート層24によって、
気温の変化に対して、常に、理想の温度帯内を維持させ
ることができる。つまり、ピーク温度を、例えば、18
℃に設定された温度調整シート層14を使用すれば、上
限温度が例えば24℃、下限温度が例えば14℃に設定
され、30℃を越える真夏日であっても、背当て部3に
おける温度調整シート14、肩ベルト5における温度調
整シート層24内の相変換物質が固体から液体に変わる
際に、周囲の熱を吸収して背当て部3の表皮層15及び
肩ベルト5の表皮層25を冷やすことによって、上限温
度の24℃以内に維持されてひんやりとした感触を得る
ことができ、また、0℃前後の真冬日であっても、上記
の相変換物質が液体から固体に変わる際に、周囲に熱を
放出して背当て部3の表皮層15及び肩ベルト5の表皮
層25を温めることによって、下限温度14℃以上に維
持されて温かさの感触を得ることができる。
4、及び肩ベルト5の温度調整シート層24によって、
気温の変化に対して、常に、理想の温度帯内を維持させ
ることができる。つまり、ピーク温度を、例えば、18
℃に設定された温度調整シート層14を使用すれば、上
限温度が例えば24℃、下限温度が例えば14℃に設定
され、30℃を越える真夏日であっても、背当て部3に
おける温度調整シート14、肩ベルト5における温度調
整シート層24内の相変換物質が固体から液体に変わる
際に、周囲の熱を吸収して背当て部3の表皮層15及び
肩ベルト5の表皮層25を冷やすことによって、上限温
度の24℃以内に維持されてひんやりとした感触を得る
ことができ、また、0℃前後の真冬日であっても、上記
の相変換物質が液体から固体に変わる際に、周囲に熱を
放出して背当て部3の表皮層15及び肩ベルト5の表皮
層25を温めることによって、下限温度14℃以上に維
持されて温かさの感触を得ることができる。
【0035】また、背負い収納体の別の形態としての背
負いバッグ31は、図5に示すように、背中に接触する
背当て部33と背当て部33の後方で筒状に形成された
襠部34とを備える収納部32と、収納部32の上部か
ら下方に掛けられる一対の肩ベルト35とを有して袋状
に形成されている。襠部34には、スライドファスナー
36が設けられて、ファスナー36を開けることによっ
て収納部32の内部に収納物が収納される。
負いバッグ31は、図5に示すように、背中に接触する
背当て部33と背当て部33の後方で筒状に形成された
襠部34とを備える収納部32と、収納部32の上部か
ら下方に掛けられる一対の肩ベルト35とを有して袋状
に形成されている。襠部34には、スライドファスナー
36が設けられて、ファスナー36を開けることによっ
て収納部32の内部に収納物が収納される。
【0036】背当て部33は、図5〜6に示すように、
収納部32の裏面側(人の背中に対向する側)に配置さ
れる布地部41(ランドセル1における芯材11に相
当)から、中央部と下部を突出するように形成され、布
地部41の中央部と下部に重合するクッションシート層
43と、クッションシート層43に重合する温度調整シ
ート層44と、クッションシート層43及び温度調整シ
ート層44を覆う表皮層45と、で構成されている。な
お、背当て部33は、クッションシート層43及び温度
調整シート層44及び表皮層45を、布地部41の全面
にわたって形成するようにしてもよい。
収納部32の裏面側(人の背中に対向する側)に配置さ
れる布地部41(ランドセル1における芯材11に相
当)から、中央部と下部を突出するように形成され、布
地部41の中央部と下部に重合するクッションシート層
43と、クッションシート層43に重合する温度調整シ
ート層44と、クッションシート層43及び温度調整シ
ート層44を覆う表皮層45と、で構成されている。な
お、背当て部33は、クッションシート層43及び温度
調整シート層44及び表皮層45を、布地部41の全面
にわたって形成するようにしてもよい。
【0037】布地部43は、強度を有し防水性の高い、
例えば、ナイロンやキャンバス又はスポンジ等の材料で
形成されることが望ましく、クッションシート層43は
ランドセル1で使用されているクッションシート層13
と同様でよく、また、温度調整シート層44は前述のラ
ンドセル1で使用された「コンフォテンプ」を使用した
温度調整シート層14と同様のもので形成されることが
よい。
例えば、ナイロンやキャンバス又はスポンジ等の材料で
形成されることが望ましく、クッションシート層43は
ランドセル1で使用されているクッションシート層13
と同様でよく、また、温度調整シート層44は前述のラ
ンドセル1で使用された「コンフォテンプ」を使用した
温度調整シート層14と同様のもので形成されることが
よい。
【0038】表皮層45は、牛皮、人工皮、メッシュ等
でもよいが、左右方向あるいは上下方向に伸縮可能な布
地でもよい。
でもよいが、左右方向あるいは上下方向に伸縮可能な布
地でもよい。
【0039】肩ベルト35の断面の構成は、背当て部3
3の構成と同様でよく、布地部51(ランドセル1の肩
ベルト15における生地部21に相当)と、布地部51
とほぼ同幅で布地部51に重合されるクッションシート
層53と、クッションシート層53に重合される温度調
整シート層54と、クッションシート層53及び温度調
整シート層54とを覆う表皮層55とから構成されてい
る(図6参照)。
3の構成と同様でよく、布地部51(ランドセル1の肩
ベルト15における生地部21に相当)と、布地部51
とほぼ同幅で布地部51に重合されるクッションシート
層53と、クッションシート層53に重合される温度調
整シート層54と、クッションシート層53及び温度調
整シート層54とを覆う表皮層55とから構成されてい
る(図6参照)。
【0040】布地部51、クッションシート層53、温
度調整シート層54、及び表皮層55は、背当て部33
を構成する各層と同一の材料で構成されていればよい。
度調整シート層54、及び表皮層55は、背当て部33
を構成する各層と同一の材料で構成されていればよい。
【0041】従って、背負いバッグ31においても、背
負いバッグ31の収納部32に収納された収納物による
背中への衝撃や肩にかかる圧力は、背当て部33のクッ
ションシート層43及び肩ベルト35のクッションシー
ト層53によって緩和され、背負いバッグ31を背負う
ことによって身体に感じる温度は、背当て部33の温度
調整シート層44及び肩ベルト35の温度調整シート層
54によって、温度調整されることになる。
負いバッグ31の収納部32に収納された収納物による
背中への衝撃や肩にかかる圧力は、背当て部33のクッ
ションシート層43及び肩ベルト35のクッションシー
ト層53によって緩和され、背負いバッグ31を背負う
ことによって身体に感じる温度は、背当て部33の温度
調整シート層44及び肩ベルト35の温度調整シート層
54によって、温度調整されることになる。
【0042】上述のように、背負い収納体は、ランドセ
ル1や背負いバッグ31であっても、背当て部3、33
に、気温の変化によって熱を吸収したり放出したりする
温度調整部材が備えられていることから、温度調整部材
を、予め、身体に対して快適な温度に設定しておけば、
夏の暑い日には、温度調整部材は、その際に周囲の熱を
吸収して温度を下げることができ、背中にひんやりした
感触を得ることができ、また、冬の寒い日には、温度調
整部材は、熱を放出して周囲を温めることができること
から、身体をが温められ、四季を通じて、快適にランド
セルや背負いバッグを背負うことができる。
ル1や背負いバッグ31であっても、背当て部3、33
に、気温の変化によって熱を吸収したり放出したりする
温度調整部材が備えられていることから、温度調整部材
を、予め、身体に対して快適な温度に設定しておけば、
夏の暑い日には、温度調整部材は、その際に周囲の熱を
吸収して温度を下げることができ、背中にひんやりした
感触を得ることができ、また、冬の寒い日には、温度調
整部材は、熱を放出して周囲を温めることができること
から、身体をが温められ、四季を通じて、快適にランド
セルや背負いバッグを背負うことができる。
【0043】また、ランドセル1や背負いバッグ31
は、温度調整部材を温度調整シート層4・34として形
成して、芯材11(又は布地41)、クッションシート
層13・43、温度調整シート層14・44、表皮層1
5・45との少なくとも4層で背当て部3、33を構成
していることから、背中に対して、クッションシート層
13・43で衝撃を緩和することができ、また、温度調
整シート層14・44により、気温の変化に対して温度
調整されて、常に、理想の温度帯を維持することが可能
となる。
は、温度調整部材を温度調整シート層4・34として形
成して、芯材11(又は布地41)、クッションシート
層13・43、温度調整シート層14・44、表皮層1
5・45との少なくとも4層で背当て部3、33を構成
していることから、背中に対して、クッションシート層
13・43で衝撃を緩和することができ、また、温度調
整シート層14・44により、気温の変化に対して温度
調整されて、常に、理想の温度帯を維持することが可能
となる。
【0044】さらに、ランドセル1や背負いバッグ31
が、温度調整部材を温度調整シート層4・34として形
成して、芯材11(又は布地41)、温度調整シート層
14・44、表皮層15・45との少なくとも3層で背
当て部3、33を構成しても、気温の変化に対して温度
調整されて、背当て部3、33は、常に、理想の温度帯
を維持することが可能となる。
が、温度調整部材を温度調整シート層4・34として形
成して、芯材11(又は布地41)、温度調整シート層
14・44、表皮層15・45との少なくとも3層で背
当て部3、33を構成しても、気温の変化に対して温度
調整されて、背当て部3、33は、常に、理想の温度帯
を維持することが可能となる。
【0045】また、この温度調整部材を、肩ベルト5・
35に備えるようにすれば、背中だけでなく肩において
も温度調整された快適な温度でランドセル1や背負いバ
ッグ31を背負うことができる。
35に備えるようにすれば、背中だけでなく肩において
も温度調整された快適な温度でランドセル1や背負いバ
ッグ31を背負うことができる。
【0046】また、このランドセル1や背負いバッグ3
1は、温度調整部材を温度調整シート層24・54に形
成して、生地部21・51、温度調整シート層24・5
4、表皮層25・55との少なくとも3層で肩ベルト5
・35を構成していることから、背中だけでなく肩にお
いても温度調整された快適な温度で背負い収納体を背負
うことができる。
1は、温度調整部材を温度調整シート層24・54に形
成して、生地部21・51、温度調整シート層24・5
4、表皮層25・55との少なくとも3層で肩ベルト5
・35を構成していることから、背中だけでなく肩にお
いても温度調整された快適な温度で背負い収納体を背負
うことができる。
【0047】背負い収納体が、ランドセル1の場合で
は、子供たちは、毎日快適に登校・下校を行なうことが
でき、また背負い収納体が背負いバッグ31であれば、
通勤又は通学、あるいは旅行時に、四季を通じて快適に
背負うことができる。
は、子供たちは、毎日快適に登校・下校を行なうことが
でき、また背負い収納体が背負いバッグ31であれば、
通勤又は通学、あるいは旅行時に、四季を通じて快適に
背負うことができる。
【0048】なお、本発明の背負い収納体は、ランドセ
ルや背負いバッグに限らず、収納部を有して背当て部と
肩ベルトを有するものであれば、他の収納体でも実施形
態と同様に温度調整シート層を形成することができる。
ルや背負いバッグに限らず、収納部を有して背当て部と
肩ベルトを有するものであれば、他の収納体でも実施形
態と同様に温度調整シート層を形成することができる。
【0049】また、ランドセルにおける背当て部と肩ベ
ルト以外の部位については、従来から構成されているあ
らゆるものが適応できるものであり、背負いバッグにお
いても同様である。
ルト以外の部位については、従来から構成されているあ
らゆるものが適応できるものであり、背負いバッグにお
いても同様である。
【図1】本発明の一実施形態のランドセルを示す斜視図
である。
である。
【図2】図1におけるランドセルの縦断面図
【図3】図2における背当て部を示すIII −III 断面図
である。
である。
【図4】図2における肩ベルトを示すIV−IV断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施形態の背負いバッグを示す図で
ある。
ある。
【図6】図5における背当て部又は肩ベルトの断面を示
す図である。
す図である。
1…ランドセル(背負い収納体) 3、31…背当て部 5、35…肩ベルト 11…芯材 13、23、43、53…クッションシート層 14、24、44、54…温度調整シート層 15、25、45、55…表皮層 21…生地部 41、51…布地部 31…背負いバッグ
Claims (6)
- 【請求項1】 人の背中に対向して配置される背当て部
を有して物品を収納可能な収納部と、前記収納部を背負
い可能な肩ベルトと、を有する背負い収納体であって、 前記背当て部には、設定温度に維持できるように、高温
時に前記背当て部を降温可能で、かつ低温時に前記背当
て部を昇温可能とした温度調整部材が配設されているこ
とを特徴とする背負い収納体。 - 【請求項2】 前記背当て部が、芯材と、クッションシ
ート層、前記温度調整部材を備えた温度調整シート層
と、前記クッションシート層及び前記温度調整シート層
を覆う外表層との、少なくとも4層を有して構成されて
いることを特徴とする請求項1記載の背負い収納体。 - 【請求項3】 前記背当て部が、芯材と、前記温度調整
部材を備えた温度調整シート層と、前記温度調整シート
層を覆う外表層との、少なくとも3層を有して構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の背負い収納体。 - 【請求項4】 前記肩ベルトには、設定温度に維持でき
るように、高温時に前記肩ベルトを降温可能で、かつ低
温時に前記肩ベルトを昇温可能とした温度調整部材が配
設されていることを特徴とする請求項1記載の背負い収
納体。 - 【請求項5】 前記肩ベルトが、生地部と、前記温度調
整部材を備えた温度調整シート層と、前記温度調整シー
ト層を覆う外表層との、少なくとも3層を有して構成さ
れていることを特徴とする請求項4記載の背負い収納
体。 - 【請求項6】 前記背負い収納体が、ランドセル又は背
負いバッグであることを特徴とする請求項1,2,3,
4又は5記載の背負い収納体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000240149A JP2002051814A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | 背負い収納体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000240149A JP2002051814A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | 背負い収納体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002051814A true JP2002051814A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18731564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000240149A Pending JP2002051814A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | 背負い収納体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002051814A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007295968A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Seiban:Kk | 背負い鞄の背当て |
JP2011189075A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Ikeda Chikyu:Kk | ランドセル |
KR101324140B1 (ko) * | 2012-03-23 | 2013-11-01 | 제일모직주식회사 | 솔라필름을 구비한 가방 |
CN108606455A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-10-02 | 刘瀚洋 | 一种防臭除汗凉感书包 |
JP2019005495A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 株式会社フラットヘッド | 多層皮革部材 |
-
2000
- 2000-08-08 JP JP2000240149A patent/JP2002051814A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007295968A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Seiban:Kk | 背負い鞄の背当て |
JP2011189075A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Ikeda Chikyu:Kk | ランドセル |
KR101324140B1 (ko) * | 2012-03-23 | 2013-11-01 | 제일모직주식회사 | 솔라필름을 구비한 가방 |
JP2019005495A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 株式会社フラットヘッド | 多層皮革部材 |
JP6996062B2 (ja) | 2017-06-28 | 2022-01-17 | 株式会社フラットヘッド・ネクスト | 多層皮革部材 |
CN108606455A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-10-02 | 刘瀚洋 | 一种防臭除汗凉感书包 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050426 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050927 |