JP2002051443A - 管路内布設ケ−ブル線路及び同ケ−ブル線路の形成方法 - Google Patents

管路内布設ケ−ブル線路及び同ケ−ブル線路の形成方法

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JP2002051443A JP2000232795A JP2000232795A JP2002051443A JP 2002051443 A JP2002051443 A JP 2002051443A JP 2000232795 A JP2000232795 A JP 2000232795A JP 2000232795 A JP2000232795 A JP 2000232795A JP 2002051443 A JP2002051443 A JP 2002051443A
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Yasuo Sakaguchi
恭生 坂口
Takashi Watanabe
傑 渡辺
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管路内布設ケ−ブル線路において、ケ−ブル
の引替え、または増設することなしに管路内布設ケ−ブ
ル線路の送電容量を増大すること。 【解決手段】 管路2内に布設されたケ−ブル1と管路
内周面との間隙部に吸水膨潤材3を充填し、ケ−ブル表
面放散熱抵抗R0をなくして熱抵抗を低減することにあ
る。その結果、ケ−ブルの引替え、または増設すること
なしに管路内布設ケ−ブル線路の送電容量を増大させる
ことができ経済的であるという効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電容量を増大す
るための管路内布設ケ−ブル線路及び同ケ−ブル線路の
形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケ−ブルの布設線路としては、図2に示
すように地中に設けられた管路2の中にケ−ブル1を引
入れる方式、いわゆる管路内布設線路が多く採用されて
いる。この場合、ケ−ブル1と管路2の内周面との間に
間隙部5ができるので、図2に模式的に示すケ−ブル表
面放散熱抵抗R0が存在することとなる。このケ−ブル
表面放散熱抵抗R0はケ−ブルの最外層に設けられた防
食層の種類、ケ−ブル外径により異なるが、土壌熱抵抗
等を含めた全熱抵抗に占める割合はおおよそ10〜20
%程度となりケ−ブルの送電容量への影響度が大であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ケ−ブル表面放散
熱抵抗R0をなくしケ−ブルの送電容量を大きくする方
法として、ケ−ブルを直接地中に埋設するいわゆる直埋
布設線路がある。しかし、この直埋布設線路では別途の
外傷防止策を施す必要があり、また何らかの事情により
ケ−ブル引替え作業をする場合はケ−ブル全長にわたっ
て土砂の掘削埋戻しが必要となって多大の労力と工期を
要する等の欠点があった。
【0004】一方、管路内布設線路の場合はケ−ブルの
引入れ作業が容易であること、また何らかの事情により
ケ−ブルの引替え作業をする場合は直埋布設線路と比較
し格段に容易ではある反面、ケ−ブルの送電容量が低下
するという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解消
するもので、その特徴は、管路内に布設されたケ−ブル
と管路内周面との間隙部に吸水膨潤材を充填することに
よりケ−ブル表面放散熱抵抗R0をなくし管路内布設ケ
−ブル線路の熱抵抗を低減することにある。
【0006】吸水膨潤材としては、モンモリロナイト
ポリビニルメチルエ−テルゲル等の熱応答性高分子材
料ペクチン、カラギ−ナン等の植物系高分子材料カ
ルボキシメチルセルロ−スまたはエチルセルロ−スナト
リウムが好ましい。
【0007】次に、前記管路内布設ケ−ブル線路の形成
方法、即ち吸水膨潤材をケ−ブルへ取付ける方法の特徴
としては、管路内にケ−ブルを引入れる際にケ−ブル引
入側管路口近傍で、ケ−ブルを管路内に引入れながら吸
水膨潤材をケ−ブル表面に付着させることにある。吸水
膨潤材への吸水膨潤のさせ方としては、ケ−ブル引入管
路周辺の地下水位が高く、この地下水により吸水膨潤す
る場合は別途の人為的注水は不要となる。しかし地下水
による吸水膨潤が期待できない場合は管路口から別途の
人為的注水をすれば良い。
【0008】また、吸水膨潤材をケ−ブルへ取付ける他
の方法としては、管路内に引入れたケ−ブルと管路内周
面との間隙部に長さ方向に孔を有する穴明きパイプを挿
入し、前記パイプの先端口を密閉し、遠端側管路口に管
路口防水装置を取付けた後、前記パイプの後端口から吸
水膨潤材を注入し、前記パイプに設けた孔から前記吸水
膨潤材を放出させることにある。
【0009】更に、吸水膨潤材をケ−ブルへ取付けるも
う一つの方法としては、管路内に引入れたケ−ブルと管
路内周面との間隙部に長さ方向に孔を有する穴明きパイ
プを挿入し、前記パイプの先端口を密閉し、遠端側管路
口に管路口防水装置を取付けた後、前記パイプの後端口
から吸水膨潤材を注入し、前記パイプに設けた孔から前
記吸水膨潤材を放出させることにある。
【0010】また、吸水膨潤材をケ−ブルへ取付ける別
の方法としては、あらかじめ管路内に吸水膨潤材を吸水
膨潤状態に充填しておき、その後ケ−ブルを前記管路内
に引入れることにある。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる管路内布
設ケ−ブル線路の横断面図であり、1は管路2内に布設
されたケ−ブルであって、3は管路2の内周面とケ−ブ
ル1間に充填された吸水膨潤材である。また、R1は模式
的に示す吸水膨潤材の熱抵抗である。
【0012】吸水膨潤材としては、低熱抵抗であるこ
と、吸水して膨潤すること、安価であること、ケ−ブル
に悪影響を与えないこと、環境にやさしいこと、取扱い
が容易であること等から、モンモリロナイトポリビ
ニルメチルエ−テルゲル等の熱応答性高分子材料ペク
チン、カラギ−ナン等の植物系高分子材料カルボキシ
メチルセルロ−スまたはエチルセルロ−スナトリウムが
適している。
【0013】前記吸水膨潤材はいずれも粉末状にしたも
のであり、それぞれ次の特徴がある。 モンモリロナイトは水があれば膨潤し、乾燥すれば元
に戻るという可逆性の面で特に優れている。また、結晶
間が伸びて膨れると言ういわゆる浸透膨潤するので、他
の吸水膨潤材と比較して膨潤率が大きい。従って、他の
吸水膨潤材よりも少量とすることができる。 ポリビニルメチルエ−テルゲル等の熱応答性高分子材
料は、ある温度を境にそれよりも低温の水では親水性を
示して膨潤し、それよりも高温の水では疎水性となり水
を吐き出し収縮し、この膨潤・収縮作用は可逆的であ
る。この体積相転移が起こる境の温度を相転移温度と言
われているが、ポリビニルメチルエ−テルゲルの相転移
温度は約37℃である。
【0014】ペクチン、カラギ−ナン等の植物系高分
子材料は、一旦吸水するとこの吸水された水分は外部へ
逃げにくく保水性に優れている。従って、ケ−ブル引入
管路周辺の地下水位が低く、地下水による吸水膨潤が期
待しにくい場合は有効である。 カルボキシメチルセルロ−スまたはエチルセルロ−ス
ナトリウムは、他の吸水膨潤材よりも吸水速度が速いと
いう特徴がある。
【0015】管路内の空隙部5に吸水膨潤材3を充填し
た場合とそうでない場合との熱抵抗を以下に試算する。
ケ−ブル表面放散熱抵抗R0、吸水膨潤材の熱抵抗R1
それぞれ次式で示される。 R0=10ρ0/πD1 ρ0:ケ−ブル表面放散固有熱抵抗(℃・cm/w) ビニルシ−スケ−ブルで900(℃・cm/w) D1:ケ−ブル外径(mm) R1=(ρ1/2π)Loge2/D1 ρ1:吸水膨潤材の固有熱抵抗(℃・cm/w) 前記吸水膨潤材で165(℃・cm/w)程度 D1:ケ−ブル外径(mm) D2:管路内径(mm)
【0016】ここで、ケ−ブルを77KV1×600m
2CV(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシ−ス)とする
とケ−ブル外径D1は約72mmとなり、管路内径D2
125mmとすると、吸水膨潤材を充填しない場合、即
ちケ−ブル表面放散熱抵抗R 0は39.8(℃・cm/
w)となる。また、ケ−ブル導体断面積を大きくして7
7KV1×2000mm2CVとするとケ−ブル外径D1
は約99mmとなり、前記同様試算するとケ−ブル表面
放散熱抵抗R0は29.0(℃・cm/w)となる。
【0017】吸水膨潤材を充填した場合について、前記
条件で吸水膨潤材の熱抵抗R1をそれぞれ試算すると、
導体断面積600mm2ケ−ブルで14.5(℃・cm
/w)、導体断面積2000mm2ケ−ブルで6.1
(℃・cm/w)となる。従って、R1/R0の比をとる
と導体断面積600mm2ケ−ブルで0.36、導体断
面積2000mm2ケ−ブルで0.21となる。即ち、
吸水膨潤材を充填することにより、熱抵抗は約1/3〜
1/5となっている。この結果、ケ−ブルの送電容量は
約5〜10%程度向上されることとなる。
【0018】次に、前記管路内布設ケ−ブル線路の形成
方法、即ち吸水膨潤材をケ−ブルへ取付ける方法につい
て、本発明の実施の形態を説明する。 (実施例1)図3により説明する。管路2内にケ−ブル
7を引入れる際に、ケ−ブル引入側管路口10の近傍に
吸水膨潤材取付装置8を設置して、ケ−ブル7を牽引ワ
イヤ−9により管路2内に引入れながら吸水膨潤材取付
装置8によって吸水膨潤材をケ−ブル表面に付着させる
ものである。この時、ケ−ブル表面への吸水膨潤材の付
着のさせ方としては、ケ−ブル表面を水で濡らし、その
上に粉末状の吸水膨潤材を付着させるか、ある程度膨潤
させたジェリ−状の吸水膨潤材を付着させるか、又はあ
る程度膨潤させたジェリ−状の吸水膨潤材を付着させ、
更にその上に粉末状の吸水膨潤材を付着させる等いずれ
でも良い。
【0019】本発明方法によれば、管路内へのケ−ブル
引入作業と同時に吸水膨潤材をケ−ブルに取付けるので
作業効率が非常に良い。尚、吸水膨潤材への更なる吸水
膨潤のさせ方としては、ケ−ブル引入管路周辺の地下水
位が高く、この地下水により吸水膨潤する場合は別途の
人為的注水は不要となる。しかし地下水による吸水膨潤
が期待できない場合は管路口から別途の人為的注水をす
れば良い。
【0020】(実施例2)図4により説明する。管路2
内に引入れたケ−ブル7と管路内周面との間隙部5にパ
イプ12を遠端側の管路口近傍まで挿入し、前記遠端側
の管路口に管路口防水装置13を取付けた後、前記パイ
プ12の後端口から吸水膨潤材注入装置11により吸水
膨潤材を注入し、前記パイプ12を矢印方向に引抜きな
がら前記パイプ12の先端口から前記吸水膨潤材を放出
させるものである。この時、吸水膨潤材は、粉末状また
はある程度膨潤させたジェリ−状にしたもの等いずれで
も良い。
【0021】本発明方法によれば、ケ−ブルの長さ方向
にわたってむらがなく、ほぼ均一に吸水膨潤材をケ−ブ
ルに取付けることができるので、より信頼性の高い熱抵
抗の低減化が図れる。また、既設の管路布設ケ−ブルの
増容量対応に適している。前記間隙部5の寸法が通常2
5mm〜40mm程度であることから、パイプ12の外
径は10mm〜20mm程度が好ましい。管路2が長す
ぎて片方からの吸水膨潤材注入装置11による吸水膨潤
材の注入が困難な時は、管路2の両端からパイプ12を
管路2内にそれぞれ挿入し、両端に設けた吸水膨潤材注
入装置11により吸水膨潤材を注入すれば良い。尚、吸
水膨潤材への更なる吸水膨潤のさせ方としては前記実施
例1で説明したとおりである。
【0022】(実施例3)図5により説明する。管路2
内に引入れたケ−ブル7と管路内周面との間隙部5に長
さ方向に孔を有する穴明きパイプ14を遠端側の管路口
近傍まで挿入し、管路の両端の管路口に管路口防水装置
13を取付け、前記パイプ14の先端口を栓17により
密閉した後、前記パイプ14の後端口から吸水膨潤材注
入装置11により吸水膨潤材を注入し、前記パイプ14
に設けた孔から前記吸水膨潤材を放出すさせるものであ
る。この時、吸水膨潤材は、粉末状またはある程度膨潤
させたジェリ−状等いずれでも良い。ここで、図5では
穴明きパイプ14の先端は管路口防水装置13の外側に
位置しているが、穴明きパイプ14の先端は管路口防水
装置13の内側近傍であっても良い。
【0023】穴明きパイプ14の外径は前記実施例2で
説明のとおりだが、孔の設け方としては、例えば1mm
〜2mm径の孔をパイプの長さ方向に3mm〜10mm
間隔とし、円周方向には3mm〜6mm間隔で設けると
良い。尚、穴明きパイプ14の長さ方向に孔を有する部
分は、管路の両端に取付けた管路口防水装置13の間で
あることは言うまでもない。
【0024】本発明方法によれば、実施例2で述べた効
果に加え、穴明きパイプ14を利用して水を補給するこ
とにより、吸水膨潤ができる効果がある。また、吸水膨
潤材としてポリビニルメチルエ−テルゲル等の熱応答性
高分子ゲルを使用し、その後この吸水膨潤材を除去する
必要が生じた場合、前記実施例2または前記実施例3を
応用すれば容易に除去可能となる。即ち、前記パイプ1
2または前記穴明きパイプ14の端部から疎水性となる
温度の気体を圧送し、これを管路内へ放出させるとこの
吸水膨潤材は乾燥して収縮し元の粉末状となる。次に前
記パイプ12または前記穴明きパイプ14の端部からバ
キュウム装置等により吸引すれば良い。従い、熱応答性
高分子ゲルに止まらず、水のない状態でもとの粉末状に
戻る可逆性を有する吸水膨潤材であれば、前記同様容易
に除去可能となる。
【0025】(実施例4)図6により説明する。管路2
の両端に吸水膨潤材止め装置15を取付け、あらかじめ
管路2内に吸水膨潤状態の吸水膨潤材15をに充填して
おき、その後ケ−ブル7を前記管路2内に引入れるもの
である。ここで吸水膨潤材止め装置15はケ−ブル7用
の貫通孔を有し、管路内の吸水膨潤状態である吸水膨潤
材15の内、管路内に引込まれたケ−ブルの体積分を管
路内から管路外へ流出させ得る構成とする必要がある。
【0026】本発明方法によれば、ケ−ブルの長さ方向
にわたって均一に吸水膨潤材をケ−ブルに取付けること
ができるので、非常に信頼性の高い熱抵抗の低減化が図
れる。また、管路2内にあらかじめ充填された吸水膨潤
状態の吸水膨潤材15はジェリ−状態なので、引入れ中
のケ−ブル7には浮力が作用してケ−ブル引入れ張力が
大幅に軽減される。従って、ケ−ブル引入れ管路が長い
場合は後者の効果は更に顕著なものとなる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果を奏することができる。 ケ−ブルの引替え、または増設することなしに管路内
布設ケ−ブル線路の送電容量を向上させることができ経
済的である。 吸水膨潤材はいずれも粉末状及び軽量なので取扱い易
く作業性が良い。 請求項6によれば、管路内へのケ−ブル引入作業と同
時に吸水膨潤材をケ−ブルに取付けるので作業効率が非
常に良い。 請求項7によれば、ケ−ブルの長さ方向にわたってむ
らがなく、ほぼ均一に吸水膨潤材をケ−ブルに取付ける
ことができるので、より信頼性の高い熱抵抗の低減化が
図れる。また、既設の管路布設ケ−ブル線路の増容量対
応に適している。
【0028】請求項8によれば、前記で述べた効果
に加え、請求項7の方法では吸水膨潤材の注入ができな
いような長い管路に対しても吸水膨潤材の注入が可能と
なる。 請求項9によれば、前記で述べた効果に加え、穴明
きパイプ14を利して水を補給することにより吸水膨潤
ができる。 請求項10によれば、ケ−ブルの長さ方向にわたって
均一に吸水膨潤材をケ−ブルに取付けることができるの
で、非常に信頼性の高い熱抵抗の低減化が図れる。ま
た、引入れ中のケ−ブル7には浮力が作用してケ−ブル
引入れ張力が大幅に軽減される。従って、ケ−ブル引入
れ管路が長い場合は後者の効果は更に顕著なものとな
る。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管路内布設ケ−ブル線路の横断面図で
ある。
【図2】従来の管路内布設ケ−ブル線路の横断面図であ
る。
【図3】本発明の管路内布設ケ−ブルへの吸水膨潤材取
付方法縦断面図である。
【図4】本発明の管路内へパイプ挿入によるケ−ブルへ
の吸水膨潤材取付方法縦断面図である。
【図5】本発明の管路内へ穴明きパイプ挿入によるケ−
ブルへの吸水膨潤材取付方法縦断面図である。
【図6】本発明の管路内布設ケ−ブルへの吸水膨潤材取
付方法縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケ−ブル 2 管路 3 吸水膨潤材 5 間隙部 6 ケ−ブル巻枠 7 ケ−ブル 8 吸水膨潤材取付装置 9 牽引ワイヤ− 10 引入れ側管路口 11 吸水膨潤材注入装置 12 パイプ 13 管路口防水装置 14 穴明きパイプ 15 吸水膨潤状態の吸水膨潤材 16 吸水膨潤材止め装置 17 栓

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路内に布設されたケ−ブルと管路内周
    面との間隙部に吸水膨潤材が充填されてなることを特徴
    とする管路内布設ケ−ブル線路。
  2. 【請求項2】 前記吸水膨潤材がモンモリロナイトから
    なることを特徴とする請求項1記載の管路内布設ケ−ブ
    ル線路。
  3. 【請求項3】 前記吸水膨潤材が熱応答性高分子材料か
    らなることを特徴とする請求項1記載の管路内布設ケ−
    ブル線路。
  4. 【請求項4】 前記吸水膨潤材が植物系高分子材料から
    なることを特徴とする請求項1記載の管路内布設ケ−ブ
    ル線路。
  5. 【請求項5】 前記吸水膨潤材がカルボキシメチルセル
    ロ−スまたはエチルセルロ−スナトリウムからなること
    を特徴とする請求項1記載の管路内布設ケ−ブル線路。
  6. 【請求項6】 管路内にケ−ブルを引入れる際にケ−ブ
    ル引入側管路口近傍で、ケ−ブルを管路内に引入れなが
    ら吸水膨潤材をケ−ブル表面に付着させることを特徴と
    する管路内布設ケ−ブル線路の形成方法。
  7. 【請求項7】 管路内に引入れたケ−ブルと管路内周面
    との間隙部にパイプを遠端側管路口の手前近傍まで挿入
    し、前記遠端側管路口に管路口防水装置を取付けた後、
    前記パイプの後端口から吸水膨潤材を注入し、前記パイ
    プを引抜きながら前記パイプの先端から前記吸水膨潤材
    を放出することを特徴とする管路内布設ケ−ブル線路の
    形成方法。
  8. 【請求項8】 管路内に引入れたケ−ブルと管路内周面
    との間隙部に管路の両端からパイプをそれぞれ挿入し、
    管路口両端に管路口防水装置をそれぞれ取付けた後、前
    記それぞれのパイプの後端口から吸水膨潤材を注入し、
    前記それぞれのパイプを引抜きながら前記それぞれのパ
    イプの先端から前記吸水膨潤材を放出することを特徴と
    する管路内布設ケ−ブル線路の形成方法。
  9. 【請求項9】 管路内に引入れたケ−ブルと管路内周面
    との間隙部に長さ方向に孔を有する穴明きパイプを挿入
    し、前記パイプの先端口を密閉し、遠端側管路口に管路
    口防水装置を取付けた後、前記パイプの後端口から吸水
    膨潤材を注入し、前記パイプに設けた孔から前記吸水膨
    潤材を放出することを特徴とする管路内布設ケ−ブル線
    路の形成方法
  10. 【請求項10】 あらかじめ管路内に吸水膨潤材を吸水
    膨潤状態に充填しておき、その後ケ−ブルを前記管路内
    に引入れることを特徴とする管路内布設ケ−ブル線路の
    形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164478A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 土壌熱抵抗測定時の探針棒の差し込み方法及びこれに使用するガイド棒
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WO2016061865A1 (zh) * 2014-10-21 2016-04-28 国网上海市电力公司 一种基于电缆传热模型的准动态增容方法

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