JP2002051370A - 無線通信システムにおけるロケーション情報の伝達 - Google Patents

無線通信システムにおけるロケーション情報の伝達

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JP2002051370A
JP2002051370A JP2001187135A JP2001187135A JP2002051370A JP 2002051370 A JP2002051370 A JP 2002051370A JP 2001187135 A JP2001187135 A JP 2001187135A JP 2001187135 A JP2001187135 A JP 2001187135A JP 2002051370 A JP2002051370 A JP 2002051370A
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Jason F Hunzinger
エフ ハンツィンガー ジェイソン
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Denso Corp
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    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W64/00—Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】移動局の予測位置、予測軌跡を基地局情報と関
連付けてシステムサーバに格納する。 【解決手段】無線通信施設内における移動局の位置に関
する情報を伝達するためのシステムであり、符号分割多
元接続技術を用いて無線通信施設との間で信号を送受信
できる移動局と無線通信施設と通信できるシステムサー
バを備える。無線通信システム内のセルラー方式または
ＰＣＳ電話等の移動局とシステムサーバは、無線通信施
設状態情報を表す書式化メッセージを用いて無線通信施
設を介して通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システ
ム、より詳しくは無線通信システム内におけるハンドオ
フ制御の改良に関連する。
【０００２】
【従来の技術】本発明では、セルラー方式またはパーソ
ナル通信サービス（ＰＣＳ）電話等の移動局と、無線通
信施設との間で、位置確認・移動追跡情報の伝達を行
う。特に、Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ
Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ｆｏｒｕｍ，Ｌｔｄ．から出版さ
れた、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）無線通信システム
に使用される、無線アプリケーションプロトコル無線電
話方式アプリケーションインタフェース仕様書ＷＡＰ
ＷＴＡＩ（ＧＳＭ），ＷＡＰ−１７１−ＷＴＡＩＧＳ
Ｍ，２０００年７月７日バージョンに記載されているも
の（これは、本出願に参照として取り込まれる）のよう
な、メッセージ伝達の方法、データ構造、ハードウェア
構造を、拡張および変形したものとして本発明を具現化
したものが、好適な実施例である。このＣＤＭＡ無線通
信システムについては、すべて２５００Ｗｉｌｓｏｎ
Ｂｌｖｄ．，Ａｒｌｉｎｇｔｏｎ，ＶＡ ２２２０１の
ＴＥＬＥＣＯＭＭＵＮＩＣＡＴＩＯＮＳ ＩＮＤＵＳＴ
ＲＹ ＡＳＳＯＣＩＡＴＩＯＮの規格技術部から発行さ
れ、すべて本出願に参照として取り入れられた以下の規
格、すなわち１９９９年２月１日発行のＴＩＡ／ＥＩＡ
−９５Ｂ、２０００年３月１日発行のＴＩＡ／ＥＩＡ／
ＩＳ−２０００，１−Ａ、１９９８年２月発行のＴＩＡ
／ＥＩＡ／ＩＳ−７０７、１９９９年３月発行のＴＩＡ
／ＥＩＡ／ＩＳ−７０７−Ａ、１９９９年１２月発行の
ＴＩＡ／ＥＩＡ／ＩＳ−７０７−Ａ−１、２０００年６
月発行のＴＩＡ／ＥＩＡ／ＩＳ−７０７−Ａ−２に詳細
に記載されている。他のメッセージ作成プロトコルとデ
ータ構造と無線通信システムを用いた本発明の他の具体
化は、当業者には明白である。
【０００３】
【発明の概要】無線通信施設内における移動局の位置に
関連する情報を伝達するためのシステムであって、符号
分割多元接続技術を用いて無線通信施設との間で信号を
送受信できる移動局と、符号分割多元接続技術を用いて
移動局との間で信号を送受信できる無線通信施設と、無
線通信施設と通信できるデータサーバとを備える。移動
局とデータサーバは、無線通信施設のサービスエリア内
における移動局の位置に関連する無線通信施設状態情報
を表す書式化メッセージを用いて、無線通信施設を介し
て通信を行う。
【０００４】
【発明の実施の形態】本発明は、無線施設内における移
動局（ＭＳ）の動作に付随する情報を無線施設によって
伝達するための方法とデータ構造と装置とを備え、この
情報は、ローカルでは移動局に、リモートではリモート
データサーバに、共同では移動局とリモートデータサー
バとの間に存在する、移動局ロケーションに基づくロー
カルサービス、リモートサービス、分散サービスのた
め、移動局のロケーションを予測するのに有効である。
移動局ロケーションに基づくこのようなサービスの例
は、ローカル天気予報、最も近いガソリンスタンドやレ
ストラン等の検索を含む。同様に、このような移動局ロ
ケーション情報は、ローカルでは移動局で、リモートで
はデータサーバで、共同では移動局とリモートデータサ
ーバとの間で長時間にわたって格納され、移動中の移動
局の動きや軌跡を推定するのに使用できる。
【０００５】図１は、無線セクタＡ１１０とセクタＢ１
１１とを持つ第１基地局（ＢＳ）１２１と、セクタＣ１
１２を持つ第２ＢＳ１２２とを含む無線施設によるサー
ビスを受ける地理的エリア内を移動する移動局１０１の
例を示す。移動中に移動局１０１は、位置Ａ１３１から
位置Ｂ１３２や位置Ｃ１３３へ移り、言うまでも無く、
以下「ネットワークコンテクスト」と呼ぶ複数の無線通
信施設コンテクスト状態と状態の移行とを経験する。ネ
ットワークコンテクストを特定する方法の一つは、シス
テムＩＤ（ＳＩＤ）、ネットワークＩＤ（ＮＩＤ）、基
地局ＩＤ（ＢＳ＿ＩＤ）、およびセクタ擬似雑音オフセ
ット（ＰＮ）の集合である。図１の基地局とセクタが同
じＳＩＤとＮＩＤとを持つと考える。移動局が監視して
いるＢＳ＿ＩＤとＰＮは、移動局の様々な位置を特定す
る。例えば第１基地局１２１とセクタＡ１１０とを監視
している移動局は、位置“Ａ”１３１等、セクタＡ１１
０の点線で画定されるエリアにある可能性がある。この
ようなネットワークパラメータは、位置“Ｂ”１３２や
位置“Ｃ”１３３等の移動局の様々な位置を識別するの
に使用できる。移動中の移動局の過去の位置を記憶する
ことにより、その移動局が長時間に渡ってたどった位置
トラックを確認して将来位置を推定することが可能であ
る。将来位置の推定は単純な直線状の軌跡計算に基づい
て行うことができ、移動局の軌跡に関する地理的または
地形的な制約についてデータサーバに格納された従来の
知識により推定をさらに修正することもできる。
【０００６】図２は、無線施設３２０の一般的構造を示
す。セルクラスタ２３２を制御する基地局制御装置（Ｂ
ＳＣ）２３３、移動中継センター（ＭＳＣ）２３４、パ
ケットデータ中継ネットワーク（ＰＤＳＮ）またはイン
ターワーキング機能（ＩＷＦ）２３５、およびオプショ
ンのＷＡＰゲートウェイ２３６を介して、基地局セク
タ、基地局２３１、または他のネットワークのコンテク
スト情報をデータサーバ２３７に報告することにより、
クライアント移動局（ＭＳ）１０１の概略ロケーション
が予測される。データサーバ２３７は、基地局セクタ、
基地局、または他のネットワークのコンテクスト情報
を、移動局１０１の地理的ロケーション予測値に変換で
きる。このようなロケーション予測値は、緯度および経
度によって表される場合と、周知のショッピングセンタ
ーエリア、工業用地エリア、輸送ターミナル施設、活動
または関心によって分類された同様のエリア等、他の要
因に基づいて画定された地理的セクタによって表される
場合がある。移動局１０１のこのような予測ロケーショ
ンは、移動局の特定の予測ロケーションにおける移動局
１０１に関連する情報を含む、サーバ２３７によりアド
レス可能なデータベースに格納された情報と相関させる
こともできる。
【０００７】さらに、移動局１０１の連続する複数のロ
ケーション予測値が決定されると、周知の地理的または
地形的な制約情報で制約される可能性がある周知の推定
技術を用いて、この移動局の移動軌跡の予測値も決定で
きる。これによりさらに、移動局の予測位置と予測軌跡
とを、この特定移動局の予測ロケーションにおける、な
らびに特定移動局の予測軌跡上における移動局関連情報
に対応する、サーバ２３７によってアドレス可能なデー
タベースに格納された情報と関連付けることが可能とな
る。
【０００８】一方、移動局１０１は、ネットワークコン
テクストを監視するか、施設からのセル−セル間、セル
セクタ−セルセクタ間、無線システム−無線システム間
ハンドオフメッセージ等、現在のネットワークパラメー
タを変更する事象のベアラサービスにより更新される。
このような情報は、移動局１０１内に格納できる。さら
に移動局１０１は、上述したように位置予測値と軌跡予
測値のベースとなるこのような情報の連続記録を格納す
る。このような情報は後に、上述のように、サーバ２３
７によってリクエストされた場合や時に、または移動局
１０１つまり移動局オペレータが所望した場合や時に、
サーバ２３７に送られる。
【０００９】図４は、移動局側３０１とサーバ側３０２
で具体化されたロケーション関連要素の一態様を示す。
移動局１０１は、移動局１０１内に存在するアプリケー
ション３１０やサービス３１２、またはリモートサーバ
２３７に存在するアプリケーション３２２やサービス３
２３へのこのようなネットワーク情報またはネットワー
ク情報の部分集合に基づいて、ロケーションまたは軌跡
を予測する。ロケーションまたは軌跡情報は、移動局か
ら送信されるショートメッセージサービス（ＳＭＳ）ま
たはブラウザコール（パケットまたは回路交換データ）
を介して、リモートサーバ側３０２に提供することがで
きる。移動局１０１は、無線アプリケーションプロトコ
ル（ＷＡＰ）無線電話方式アプリケーションインタフェ
ース（ＷＴＡＩ）拡張機能を介して、無線マークアップ
言語スクリプト（ＷＭＬＳｃｒｉｐｔ）等のローカルア
プリケーションやサービスに、または内部機能コールや
アプリケーションプログラミングインタフェース３１４
等によるメッセージ送信等を介してローカルまたはカス
タム受話器のアプリケーションに、このような情報を伝
達する。移動局が、サービス−サービス間インタフェー
ス３０４により直接、リモートアプリケーションを実行
可能にするリモートサービスにこのようなロケーション
情報を提供するか、アプリケーションが、直接アプリケ
ーション−アプリケーション間インタフェース３０３に
よりこのような情報をアプリケーション間で伝達する。
【００１０】本発明は、移動局が標準フォーマットのロ
ケーションコンテクスト情報を用いて、このようなロケ
ーションに基づくサービスを提供するための方法、装
置、データ構造を示唆する。
【００１１】情報は、文字列（ＡＳＣＩＩテキスト文字
列）または同等の二進法フォーマットの形式で交換でき
る。文字列つまり八進法フィールドの集合は、各々が数
個のフィールドで構成される一つ以上のロケーション記
録で構成される。
【００１２】表１は、ネットワーク情報のための標準文
字列または八進法／二進法フォーマットである。このフ
ォーマットは、データ記憶量の制限により過去の移動局
位置に関する何らかの情報を切り捨てる必要がある場合
に、最重要情報が最初／最前となるようなものである。
【００１３】
【表１】
【００１４】タイプスタンプ（ＬＯＣ＿ＴＩＭＥ＿ＳＴ
ＡＭＰ）は、以下のいずれかになる。 １）利用不可能であるか不必要と考えられる場合、省
略。 ２）フォーマット”ｈｈ：ｍｍ：ｓｓ．ｍｓ”または他
の標準フォーマットにおける絶対値。 ３）フォーマット”ｈｈ：ｍｍ：ｓｓ．ｍｓ”または他
の標準フォーマットにおける相対値。
【００１５】ＣＤＭＡ記録の標準フォーマットは、以下
の表２に明記する。すべてのフィールドは、他に記載の
ない限り、コンマつまり”，”で区切るものとする。
【００１６】
【表２】
【００１７】Ｄ＿ＩＮＣＬが”Ｙ”に設定された場合、
以下のフィールドが続く。各フィールドの後には”，”
が付けられる。
【００１８】
【００１９】 次に以下の必須フィールドが続く。
【００２０】
【００２１】ＮＯ＿ＢＳの後には、以下のフィールドが
存在する。ＢＳ＿ＲＥＣとＢＳ＿Ｄ＿ＲＥＣブロック
は、セクタ信号品質が低下する順に並べるものとする。
スペースが制限される場合、信号強度が最低のセクタは
省略されるものとする。
【００２２】
【００２３】各ＢＳ＿ＲＥＣ（ｉ）ブロックのフォーマ
ットは以下の通りである。ブロック最後のフィールドを
除く各フィールドの後には、”，”を付けるものとす
る。
【００２４】
【００２５】各ＢＳ＿Ｄ＿ＲＥＣ（ｉ）ブロックのフォ
ーマットは以下の通りである。ブロック最後のフィール
ドを除く各フィールドの後には”，”を付けるものとす
る。
【００２６】
【００２７】表３は、ＰＮオフセット分解能の有効値を
示す。
【００２８】表４は、時定数（ＴＩＭＥ＿ＣＯＮＳＴＡ
ＮＴ）単位インジケータの有効値を示す。表４は、リン
クメンテナンスによるセクタパイロットの有効値を示
す。
【００２９】
【表３】
【００３０】
【表４】
【００３１】
【表５】
【００３２】表６は、ロケーション記録のタイプに関す
るＬＯＣ＿ＴＹＰＥ値の値を記載したものである。ロケ
ーション情報に関するＧＳＭ ＷＡＰに基づく現行の規
格と適合するように、基準が定められる。
【００３３】
【表６】
【００３４】幾つかのロケーション関連情報に関するカ
スタムフォーマットの使用の代替手段としては、ＩＳ−
２０００パイロット強度測定メッセージフォーマット
（例えばパイロット強度測定メッセージ（ＰＳＭＭ）ま
たはミニメッセージ（ＰＳＭＭＭ））の使用がある。
【００３５】移動局１０１は、ＷＡＰ無線電話方式アプ
リケーションインタフェース（ＷＴＡＩ）により、また
はブラウザスクリプト（例えばＷＭＬＳｃｒｉｐｔ）や
他のプログラムによってアクセス可能な機能により、ロ
ケーション関連情報にアクセスできるようにする。アプ
リケーションプログラミングインタフェース（ＡＰＩ）
３１４は、返される情報の最大サイズすなわち最大長の
指定もサポートできる。例えばユニフォームリソースロ
ケータ（ＵＲＬ）ポストとしての結果を提供するため、
情報がＡＳＣＩＩ文字列として返される場合、制限され
た文字列長のみが使用できる。移動局１０１はこの制限
を利用して、所望のサイズに合う最適な情報を選択す
る。さらにＡＰＩ３１４により、図１に図示されたセク
タＢ１１１とセクタＣ１１２の間のハンドオフ等、ロケ
ーションまたはネットワーク状況が発生した場合、発呼
者は警告タイプのフィードバックを選択できる。この状
況が発生した場合に呼び出されるようにコールバック機
能またはスクリプトを設けることができる。
【００３６】図３は、クライアント移動局１０１、ＷＡ
Ｐゲートウェイ２３６、およびエンドサーバ２３７の一
般的なプロトコルアーキテクチャを示す。プロトコル層
には、無線アプリケーション環境（ＷＡＥ）、ハイパー
テキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）、トランスポート
層セキュリティ（ＴＬＳ）、無線ＴＣＰ（Ｗ−ＴＣ
Ｐ）、ＩＰ、ポイントツーポイントプロトコル（ＰＰ
Ｐ）、ラジオリンクプロトコル（ＲＬＰ）、および物理
層（Ｌ１）が含まれる。ＰＰＰ、ＲＬＰ、Ｌ１は、移動
局と無線施設３２０との間で使用される。オプションの
ゲートウェイは、必要に応じて、上層プロトコルを無線
ドメインからインターネットドメインに変換する。
【００３７】図４はさらに、（ａ）機能、手順およびパ
ラメータの集合の形式を取るＡＰＩ３１４と、（ｂ）必
要な情報をコンパイルするレスポンス生成要素３１６
と、（ｃ）ロケーションに関連するネットワーク状況
（更新をポーリングまたはリクエストするためのコール
処理またはベアラサービススタックソフトウェアへのリ
ンク等）を監視する状況検出要素３１８とで構成される
移動局１０１の具体例を示す。
【００３８】移動局内の生成要素３１６は、ネットワー
ク情報を受け取り、（ｉ）最適な情報、つまり現在のロ
ケーションまたは状況を最も識別する情報を選択し、
（ｉｉ）冗長な情報を削除し、（ｉｉｉ）情報要素の優
先度を決定し、（ｉｖ）優先度が最も高いアイテムを含
む、リクエストされたサイズのネットワーク情報レスポ
ンスをコンパイルする。
【００３９】生成要素３１６は、最新ネットワーク情報
に関する自身のデータベースを保持する。監視要素３１
８は、コール処理スタック（層１〜４）に、情報の更新
をリクエストする。監視要素３１８は、リクエストに従
い、様々なネットワーク情報アイテムに関する更新をス
タックから受け取る。例えば、（ａ）位置確認プロセス
が進行中であるかどうか、（ｂ）ロケーションに基づく
活動の精度または正確度に関する要件により、特定の時
間または変化の程度に基づいて、更新を受け取る。
【００４０】例えば、コール処理エンティティはハンド
オフが発生すると生成エンティティを更新し、サーバに
ロケーションを伝える必要がある時のみ、コールつまり
接続を切断できる。同様に生成エンティティはローカル
アプリケーションによりリクエストされた情報を伝達
し、ローカルアプリケーションはサーバの更新が必要か
どうかを判断する。一般的に、ベアラサービス要素は、
ＣＤＭＡスタックからのシステムレベル情報に加えて、
動的情報、ＣＤＭＡ物理層の詳細、およびリンクメンテ
ナンス情報を収集する。
【００４１】ＣＤＭＡネットワーク情報は、アプリケー
ションまたはスクリプトのために生成され、キャッシュ
される。情報は様々なフォーマットでキャッシュされ
る。情報は、移動ベアラサービス、ＷＡＰ層、スクリプ
ト、他のローカルアプリケーションやサービス、または
サーバやネットワークエンティティにキャッシュされ
る。
【００４２】報告するプライバシーや関連ロケーション
アイテム、または精度には様々なレベルを設定できる。
開示するネットワークアイテムまたはネットワーク情報
の集合に関する所望のプライバシー度を選択するオプシ
ョンをユーザに提供することにより、これは達成され
る。さらに情報をスクリプトまたはリモートサーバに公
表することを通信事業者またはユーザが認めたことを表
すため、ＩＤやキーを使用することができる。このキー
は生成エンティティに入力される。
【００４３】プライバシーが有効化される場合、ユーザ
または通信事業者がローカルまたはリモートアプリケー
ションへのネットワーク情報の公表を可能にしたことを
ソフトウェアが検査しなければならない。報告するプラ
イバシーや関連ロケーションアイテム、または精度には
多様なレベルを設定できる。開示するネットワークアイ
テムまたはネットワーク情報の集合に関する所望のプラ
イバシー度を選択するオプションをユーザに提供するこ
とにより、これは達成される。さらに情報をスクリプト
またはリモートサーバに公表することを通信事業者また
はユーザが認めたことを表すため、ＩＤやキーを使用す
ることができる。このキーは生成エンティティに入力さ
れる。
【００４４】このようなプライバシーの組合せは、オン
またはオフすることで、ユーザまたは通信事業者が個別
に選択できる。アプリケーションはローカルであるかリ
モートであるかを明示するか、ソフトウェアにＩＤを与
え、ロケーションに対応する情報を公表する前にこれら
のアイテムが確認できるようにする。移動局は、リクエ
ストまたは許可されたプライバシーレベルや精度レベル
に基づいて様々な程度の情報を公表する。例えば移動局
は、プライバシーがある点に制限される場合、より低い
分解能でチップオフセットを公表する。
【００４５】ロケーションに基づくサービスを移動局が
実行できるようにするため、高性能サーバは、この移動
局に対するスクリプト、プログラム、リクエストを戦略
的に策定できる。移動局からロケーション情報を受け取
ったサーバは、動的情報、ＣＤＭＡ物理層詳細、リンク
メンテナンス情報、システムレベル情報等の非ＧＰＳ情
報を、ＧＰＳ受信機によって判断された特定ロケーショ
ンと適応的に相関させることができるため、非ＧＰＳ情
報を用いてユーザのロケーションを判断することができ
る。これは、受け取った非ＧＰＳ情報をデータベースに
格納された情報と相関させることにより達成される。デ
ータベースには、経験から得た（適合された）情報が含
まれる以下のアプリケーション例を検討する。移動局ベ
アラサービスソフトウェアによってネットワーク情報を
監視することにより移動局が対象ロケーションにいるか
どうかを連続的に検査するプログラムまたはスクリプト
を、サーバが移動局に送る。移動局が対象ロケーション
に到達すると、追跡目的のため、警告がサーバに送られ
る。本発明は、コールバックまたは更新を移動局内部に
リクエストすることにより、非能率的なポーリングを克
服するための方法を提供する。サーバはまた、（緯度，
経度）座標対として表される位置を、同じ位置を示すネ
ットワーク情報の集合に翻訳する。移動局は、提供され
たネットワーク情報を現在のネットワーク状況と比較で
きる。これによって移動局は、サーバやネットワークか
らの支援なしでロケーションのチェックを実行できる。
移動局は、ネットワーク情報によって示された位置に到
達すると、ローカルまたはリモートアプリケーションに
警告できる。移動局は、ＧＰＳ技術やネットワークの支
援なしでこれを行うことができる。
【００４６】ＩＳ−９５およびｃｄｍａ２０００系のシ
ステムでは、移動局はオーバヘッドから基地局ＩＤを判
断するに過ぎない。基地局からのオーバヘッドはその基
地局のＩＤのみを含む。したがって移動局は、サービス
セル以外の基地局ＩＤをサーバに提供することはできな
い。この問題は、移動局メモリにＢＳＩＤ（基地局Ｉ
Ｄ）を格納することにより克服できる。移動局は、ＰＮ
およびＳＩＤ／ＮＩＤと最新ＢＳＩＤとの相互参照のデ
ータベースを保持する。次にロケーション情報の更新を
行う際に、移動局は、ＰＮ、ＳＩＤ、ＮＩＤを例えばキ
ーとして用いてデータベース内のＢＳＩＤを調べること
ができる。
【００４７】移動局１０１は、静的ネットワーク情報に
加えて動的情報を提供することができる。移動局がどの
方向を移動中であるか、または新セル内で移動局がどこ
にいる可能性が高いかをアプリケーションまたはサーバ
が判断できるように、動的情報には、前回のＳＩＤ、Ｎ
ＩＤ、チャネル等が含まれる。移動局が現在のセルと前
回のセルとの間にいる可能性は、新セル内の別の場所に
いる可能性よりも高い。さらに、ＴＩＭＥ＿ＣＯＮＳＴ
ＡＮＴフィールドにより、移動局は、動的情報に関連し
た時間遅延をサーバに知らせることができる。これによ
りサーバは移動局の平均移動速度を計算し、将来の移動
と将来のロケーションに関する予測を行う。移動局はＥ
ｃ／Ｉｏと位相オフセットの導関数を提供するので、サ
ーバは各基地局へ向かうまたは各基地局から遠ざかる方
向における移動局の速度成分を計算できる。基地局のロ
ケーションを知ることで、サーバは移動局のロケーショ
ンをより正確に計算できる。例えば、位相測定の単一ス
ナップショットに基づいてアンビギュイティをサーチす
るのではなく、反復Ｋａｌｍａｎフィルターを使用して
位相整数のアンビギュイティに集中することができる。
一般的なフィルタリングおよびサーチ方法は、ＧＰＳの
分野では周知である。
【００４８】添付図面を参照つつ、本発明を好適な実施
例に関連させて詳細に説明したが、様々な変更や変形が
当業者には明白であることに注目すべきである。このよ
うな変更や変形は、添付された請求項によって明確にさ
れた本発明の範囲内に含まれるものと理解すべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】無線通信システムにおいて、セクタ間の様々な
ロケーション間を移動する移動通信端末の図である。
【図２】移動端末とデータサーバとの間に設けられた無
線通信施設を示す図である。
【図３】移動局、オプションの無線アプリケーションプ
ロトコル（ＷＡＰ）ゲートウェイ、およびデータサーバ
のプロトコル層の図である。
【図４】新規の発明に関連する移動局とサーバの機能お
よび要素を示すシステムアーキテクチャの図である。

Claims (116)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 無線通信施設内における移動局の位置に
    関連する情報を伝達するためのシステムであって、 前記無線通信施設との通信が可能なデータサーバを備
    え、 前記移動局と前記データサーバとが、前記無線通信施設
    のサービスエリア内における前記移動局の位置に関連す
    る無線通信施設状態情報を表す書式化メッセージを用い
    て、前記無線通信施設を介して通信を行う。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載のシステムにおいて、前
    記書式化メッセージがショートメッセージサービス（Ｓ
    ＭＳ）メッセージである。
  3. 【請求項３】 請求項１に記載のシステムにおいて、前
    記無線通信施設が符号分割多元接続を用いる。
  4. 【請求項４】 請求項１に記載のシステムにおいて、前
    記移動局がセルラー方式電話である。
  5. 【請求項５】 請求項１に記載のシステムにおいて、前
    記移動局がＰＣＳ受話器である。
  6. 【請求項６】 請求項１に記載のシステムにおいて、前
    記移動局の位置に関連する前記状態情報が、基地局ＩＤ
    とセクタ擬似ノイズオフセットとを含む。
  7. 【請求項７】 請求項１に記載のシステムにおいて、前
    記状態情報が標準文字列フォーマットの形式である。
  8. 【請求項８】 請求項７に記載のシステムにおいて、重
    要な情報が前記文字列の最初に挙げられる。
  9. 【請求項９】 データサーバと、 前記データサーバと通信を行う基地局と、 前記基地局と通信を行う移動局とを備える無線通信シス
    テムであって、 前記移動局は、前記データサーバにさらに伝達するため
    前記基地局に、移動局位置情報を含む書式化メッセージ
    を送信する。
  10. 【請求項１０】 請求項９に記載の無線通信システムに
    おいて、前記無線通信システムが前記符号分割多元接続
    フォーマットを用いる。
  11. 【請求項１１】 請求項９に記載の無線通信システムに
    おいて、前記書式化メッセージがショートメッセージサ
    ービス（ＳＭＳ）メッセージである。
  12. 【請求項１２】 請求項９に記載の無線通信システムに
    おいて、前記書式化メッセージがブラウザコールであ
    る。
  13. 【請求項１３】 請求項９に記載の無線通信システムに
    おいて、前記移動局が前記基地局を介して前記データサ
    ーバ上のアプリケーションまたはサービスに前記書式化
    メッセージを伝達する。
  14. 【請求項１４】 請求項１３に記載の無線通信システム
    において、前記データサーバ上の前記アプリケーション
    またはサービスが無線マークアップ言語スクリプト（Ｗ
    ＭＬＳｃｒｉｐｔ）である。
  15. 【請求項１５】 請求項１４に記載の無線通信システム
    において、前記無線マークアップ言語スクリプトへの前
    記通信が、無線アプリケーションプロトコル無線電話方
    式アプリケーションインタフェースを介する。
  16. 【請求項１６】 請求項９に記載の無線通信システムに
    おいて、前記書式化メッセージがテキスト文字列であ
    る。
  17. 【請求項１７】 請求項９に記載の無線通信システムに
    おいて、前記移動局位置情報が基地局ＩＤから導出され
    る。
  18. 【請求項１８】 前記移動局の前記位置情報を判断する
    段階と、 前記位置情報を含む書式化メッセージを作成する段階
    と、 前記無線通信システムを介して前記書式化メッセージを
    データサーバに送信する段階と、を備える無線通信シス
    テムにおいて移動局位置情報を伝達する方法。
  19. 【請求項１９】 請求項１８に記載の方法において、さ
    らに前記位置情報を判断するため前記基地局ＩＤ情報を
    検出する段階を備える。
  20. 【請求項２０】 請求項１８に記載の方法において、さ
    らにより重要な情報を前記書式化メッセージの最初に置
    く段階を備える。
  21. 【請求項２１】 請求項１８に記載の方法において、さ
    らに符号分割多元接続規格を用いて前記無線通信システ
    ム内で通信を行う段階を備える。
  22. 【請求項２２】 請求項１８に記載の方法において、さ
    らにショートメッセージサービス（ＳＭＳ）フォーマッ
    トでメッセージを作成する段階を備える。
  23. 【請求項２３】 前記移動局の地理的位置を明確化する
    位置ロケータと、 前記移動局の地理的位置情報を含むメッセージを作成す
    るメッセージフォーマッタと、を備える無線通信システ
    ムで使用するための移動局。
  24. 【請求項２４】 請求項２３に記載の移動局において、
    前記移動局が基地局にメッセージを伝達する。
  25. 【請求項２５】 請求項２３に記載の移動局において、
    前記移動局が符号分割多元接続規格を用いて作動する。
  26. 【請求項２６】 請求項２３に記載の移動局において、
    前記メッセージフォーマッタがショートメッセージサー
    ビス（ＳＭＳ）メッセージを作成する。
  27. 【請求項２７】 請求項２３に記載の移動局において、
    前記移動局がセルラー方式受話器である。
  28. 【請求項２８】 請求項２３に記載の移動局において、
    前記移動局がＰＣＳ受話器である。
  29. 【請求項２９】 移動局と通信を行う手段であって、デ
    ータサーバが、前記移動局から、前記無線通信システム
    内における前記移動局の位置を明確化する情報を含む書
    式化メッセージを受信する手段と、 前記書式化メッセージから位置情報を抽出するアプリケ
    ーションと、を備える無線通信システムで使用するため
    のデータサーバ。
  30. 【請求項３０】 請求項２９に記載のデータサーバにお
    いて、データサーバが基地局と通信を行う。
  31. 【請求項３１】 請求項３０に記載のデータサーバにお
    いて、前記基地局が前記移動局と通信を行う。
  32. 【請求項３２】 請求項２９に記載のデータサーバにお
    いて、前記移動局に返送するのに適したデータを決定す
    るのに前記位置情報が使用される。
  33. 【請求項３３】 請求項２９に記載のデータサーバにお
    いて、さらに位置情報と相関関係を持つネットワークデ
    ータベースを備える。
  34. 【請求項３４】 請求項２９に記載のデータサーバにお
    いて、前記通信手段が符号分割多元接続フォーマットを
    用いる。
  35. 【請求項３５】 情報のタイプを明確化するヘッダと、 基地局ＩＤと現在セクタとに関する情報を含む基地局情
    報フィールドと、を備える無線通信システムにおいて移
    動局の位置情報を伝達する書式化メッセージ。
  36. 【請求項３６】 請求項３５に記載の書式化メッセージ
    において、前記メッセージがショートメッセージサービ
    ス（ＳＭＳ）メッセージである。
  37. 【請求項３７】 請求項３５に記載の書式化メッセージ
    において、さらに前回の基地局ＩＤに関連するフィール
    ドを備える。
  38. 【請求項３８】 請求項３５に記載の書式化メッセージ
    において、前記メッセージが標準符号分割多元接続フォ
    ーマットの情報を含む。
  39. 【請求項３９】 前記移動局の位置情報を含むメッセー
    ジを作成する段階と、 無線通信手段を介して前記メッセージを伝達する段階
    と、 前記メッセージをデータサーバで受信する段階と、を備
    える無線通信システムにおいて移動局の位置を伝達する
    方法。
  40. 【請求項４０】 請求項３９に記載の方法において、さ
    らに位置情報を判断するため基地局ＩＤ情報を検出する
    段階を備える。
  41. 【請求項４１】 請求項３９に記載の方法において、さ
    らに重要情報が前記書式化メッセージの最初となるよう
    に前記メッセージを書式化する段階を備える。
  42. 【請求項４２】 請求項３９に記載の方法において、さ
    らに符号分割多元接続規格を用いる通信手段を備える。
  43. 【請求項４３】 請求項３９に記載の方法において、さ
    らにショートメッセージサービス（ＳＭＳ）フォーマッ
    トで前記メッセージを作成する段階を備える。
  44. 【請求項４４】 移動局の位置に関連する情報を伝達す
    るためのシステムであって、 無線通信施設との間で信号を送受信できる移動局と、 前記移動局との間で信号を送受信できる無線通信施設
    と、 前記無線通信施設と通信を行うことができるデータサー
    バとを備え、 前記移動局と前記データサーバとが、前記移動局の現在
    および過去の位置に関連する現在・過去無線通信状態情
    報を表す書式化メッセージを用いて、前記無線通信施設
    を介して通信を行う。
  45. 【請求項４５】 請求項４４に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がシステムＩＤを含む。
  46. 【請求項４６】 請求項４４に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がネットワークＩＤを含む。
  47. 【請求項４７】 請求項４４に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がチャネル指定を含む。
  48. 【請求項４８】 請求項４４に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がセクタステータスを含む。
  49. 【請求項４９】 請求項４４に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報が受信セクタパイロットチャ
    ネルエネルギーを含む。
  50. 【請求項５０】 請求項４９に記載のシステムにおい
    て、前記受信セクタパイロットチャネルエネルギーが、
    総干渉エネルギーに対するパイロットチャネルチップエ
    ネルギーの比である。
  51. 【請求項５１】 請求項４４に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報が、受信セクタパイロットチ
    ャネルの時間オフセットを含む。
  52. 【請求項５２】 請求項４４に記載のシステムにおい
    て、さらに前記移動局の現在および過去の位置に関連す
    る現在・過去無線通信状態情報の測定値の間の時間を示
    す時間間隔値を備える。
  53. 【請求項５３】 請求項４４に記載のシステムにおい
    て、前記移動局が、フォーマットジェネレータとベアラ
    サービススタックモニタとアプリケーションインタフェ
    ースとを含む。
  54. 【請求項５４】 請求項５３に記載のシステムにおい
    て、前記ベアラサービススタックモニタが基地局情報を
    格納する。
  55. 【請求項５５】 請求項５３に記載のシステムにおい
    て、優先度が最も高い情報が書式化メッセージの先頭付
    近に位置するように、前記フォーマットジェネレータが
    メッセージを書式化する。
  56. 【請求項５６】 請求項５３に記載のシステムにおい
    て、前記フォーマットジェネレータが、前記移動局の現
    在ロケーションを最も識別している情報を選択する。
  57. 【請求項５７】 請求項５３に記載のシステムにおい
    て、前記フォーマットジェネレータがリクエストされた
    サイズの情報をコンパイルする。
  58. 【請求項５８】 請求項５３に記載のシステムにおい
    て、前記ベアラサービススタックモニタがロケーション
    に関連した無線通信システム状態を検出する。
  59. 【請求項５９】 請求項５３に記載のシステムにおい
    て、前記ベアラサービススタックモニタがロケーション
    に関連した無線通信システム状態の変化を検出する。
  60. 【請求項６０】 移動局の位置に関連する情報を伝達す
    るためのシステムであって、 符号分割多元接続技術を用いて、無線通信施設との間で
    信号を送受信できる移動局と、 符号分割多元接続技術を用いて、前記移動局との間で信
    号を送受信できる無線通信施設と、 前記無線通信施設と通信できるデータサーバとを備え、 前記移動局と前記データサーバとが、前記移動局には既
    知の前記符号分割多元接続パイロット信号の部分集合の
    各パイロット信号のステータスを含む無線通信状態情報
    を表す書式化メッセージを用いて、前記無線通信施設を
    介して通信を行う。
  61. 【請求項６１】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、各パイロット信号のステータスが使用中、対象また
    は非対象を示す。
  62. 【請求項６２】 請求項６１に記載のシステムにおい
    て、無線通信状態情報を表す前記書式化メッセージによ
    って表されるパイロット信号の前記使用中ステータス
    が、パイロット信号がアクティブパイロット信号集合の
    中にあることを示す。
  63. 【請求項６３】 請求項６１に記載のシステムにおい
    て、無線通信状態情報を表す前記書式化メッセージによ
    って表されるパイロット信号の前記対象ステータスが、
    パイロット信号が候補パイロット信号集合の中にあるこ
    とを示す。
  64. 【請求項６４】 請求項６１に記載のシステムにおい
    て、無線通信状態情報を表す前記書式化メッセージによ
    って表されるパイロット信号の前記対象ステータスが、
    パイロット信号が隣接パイロット信号集合の中にあるこ
    とを示し、前記パイロットが、前記移動局による将来の
    ハンドオフの候補であるセクタに対応する。
  65. 【請求項６５】 請求項６１に記載のシステムにおい
    て、前記通信施設状態情報を表す前記書式化メッセージ
    によって表されるパイロット信号の前記非対象ステータ
    スが、パイロット信号が、前記移動局によるハンドオフ
    の即時検討対象から除外されるセクタに対応する候補パ
    イロット信号集合の中にあることを示す。
  66. 【請求項６６】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、受信したセクタパ
    イロットチャネルエネルギーを備える。
  67. 【請求項６７】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、前記移動局で受信
    した信号出力の予測値を備える。
  68. 【請求項６８】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、前記移動局の送信
    出力レベルを備える。
  69. 【請求項６９】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、前記移動局によっ
    て現在使用されている信号チャネルを備える。
  70. 【請求項７０】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらにシステムＩＤを備え
    る。
  71. 【請求項７１】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらにネットワークＩＤを
    備える。
  72. 【請求項７２】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらにユーザゾーンＩＤを
    備える。
  73. 【請求項７３】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに登録ゾーンＩＤを備
    える。
  74. 【請求項７４】 請求項６０に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、前記複数のパイロ
    ット信号に対応する複数の擬似雑音オフセットを備え
    る。
  75. 【請求項７５】 移動局の位置に関連する情報を伝達す
    るためのシステムであって、 符号分割多元接続技術を用いて、無線通信施設との間で
    信号を送受信できる移動局と、 符号分割多元接続技術を用いて、前記移動局との間で信
    号を送受信できる無線通信施設と、 前記無線通信施設と通信できるデータサーバとを備え、 前記移動局と前記データサーバとが、前記移動局によっ
    て監視された基地局の位置を含む無線通信施設状態情報
    を表す書式化メッセージを用いて、前記無線通信施設を
    介して通信を行う。
  76. 【請求項７６】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、受信したセクタパ
    イロットチャネルエネルギーを備える。
  77. 【請求項７７】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、前記移動局で受信
    した信号出力の予測値を備える。
  78. 【請求項７８】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、前記移動局の送信
    出力レベルを備える。
  79. 【請求項７９】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、前記移動局によっ
    て現在使用されている信号チャネルを備える。
  80. 【請求項８０】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらにシステムＩＤを備え
    る。
  81. 【請求項８１】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらにネットワークＩＤを
    備える。
  82. 【請求項８２】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらにユーザゾーンＩＤを
    備える。
  83. 【請求項８３】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに登録ゾーンＩＤを備
    える。
  84. 【請求項８４】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記無線通信状態情報がさらに、前記複数のパイロ
    ット信号に対応する複数の擬似雑音オフセットを備え
    る。
  85. 【請求項８５】 請求項７５に記載のシステムにおい
    て、前記基地局の各々の位置が、前記基地局の送信を監
    視することにより判断される。
  86. 【請求項８６】 請求項８５に記載のシステムにおい
    て、前記基地局の各々の位置が、（ｉ）システムパラメ
    ータメッセージと（ｉｉ）隣接リスト更新メッセージと
    （ｉｉｉ）ハンドオフ指示メッセージとを含む送信メッ
    セージ群から選択された情報を含む前記基地局の送信を
    監視することにより判断される。
  87. 【請求項８７】 請求項８５に記載のシステムにおい
    て、前記基地局の各々の位置が前記基地局の送信を監視
    することにより判断され、前記移動局が無線通話を実施
    中ではない時に前記監視が行なわれ、さらに前記移動局
    が無線通話を実施中である時には後で使用するため前記
    情報が前記移動局内に格納される。
  88. 【請求項８８】 前記移動局の現在および過去の位置に
    関連する現在・過去無線通信状態情報を表す書式化メッ
    セージを用いて、無線通信施設を介して前記移動局とデ
    ータサーバとの間で通信を行う段階を備える、前記移動
    局の位置に関連する情報を伝達するための方法。
  89. 【請求項８９】 請求項８８に記載の方法において、さ
    らにシステムＩＤを含む無線通信状態情報を伝達する段
    階を備える。
  90. 【請求項９０】 請求項８８に記載の方法において、さ
    らにネットワークＩＤを含む無線通信状態情報を伝達す
    る段階を備える。
  91. 【請求項９１】 請求項８８に記載の方法において、さ
    らにチャネル指定を含む無線通信状態情報を伝達する段
    階を備える。
  92. 【請求項９２】 請求項８８に記載の方法において、さ
    らにセクタステータスを含む無線通信状態情報を伝達す
    る段階を備える。
  93. 【請求項９３】 請求項８８に記載の方法において、受
    信セクタパイロットチャネルエネルギーを含む無線通信
    状態情報を伝達する段階を備える。
  94. 【請求項９４】 請求項９３に記載の方法において、前
    記受信セクタパイロットチャネルエネルギーが、総干渉
    エネルギーに対するパイロットチャネルチップエネルギ
    ーの比である。
  95. 【請求項９５】 請求項８８に記載の方法において、さ
    らに受信したセクタパイロットチャネルの時間オフセッ
    トを含む無線通信状態情報を伝達する段階を備える。
  96. 【請求項９６】 前記移動局には既知の符号分割多元接
    続パイロット信号の部分集合の各パイロット信号のステ
    ータスを含む無線通信状態情報を表す書式化メッセージ
    を用いて、無線通信施設を介して前記移動局とデータサ
    ーバとの間で符号分割多元接続技術を用いて通信を行う
    段階を備える、移動局の位置に関連する情報を伝達する
    ための方法。
  97. 【請求項９７】 請求項９６に記載の方法において、各
    パイロット信号のステータスが、使用中または対象また
    は非対象を示す。
  98. 【請求項９８】 請求項９７に記載の方法において、さ
    らにパイロット信号がアクティブパイロット信号集合の
    中にあることを示す無線通信状態情報を表す前記書式化
    メッセージによって表されるパイロット信号の使用中ス
    テータスを備える。
  99. 【請求項９９】 請求項９７に記載の方法において、さ
    らにパイロット信号が候補パイロット信号集合の中にあ
    ることを示す無線通信状態情報を表す前記書式化メッセ
    ージによって表されるパイロット信号の対象ステータス
    を備える。
  100. 【請求項１００】 請求項９７に記載の方法において、
    さらにパイロット信号が隣接パイロット信号集合の中に
    あることを示す無線通信状態情報を表す前記書式化メッ
    セージによって表されるパイロット信号の対象ステータ
    スを備え、前記パイロットが、前記移動局による将来の
    ハンドオフの候補であるセクタに対応する。
  101. 【請求項１０１】 請求項９７に記載の方法において、
    さらにパイロット信号が、前記移動局によるハンドオフ
    即時検討対象から除外されたセクタに対応する候補パイ
    ロット信号集合の中にあることを示す通信施設状態情報
    を表す前記書式化メッセージによって表されるパイロッ
    ト信号の非対象ステータスを備える。
  102. 【請求項１０２】 移動局によって監視された基地局の
    位置を含む無線通信施設状態情報を表す書式化メッセー
    ジを用いて、無線通信施設を介して前記移動局とデータ
    サーバとの間で通信を行う段階を備える、移動局の位置
    に関連する情報を伝達するための方法。
  103. 【請求項１０３】 請求項１０２に記載の方法におい
    て、さらに受信セクタパイロットチャネルエネルギーを
    含む無線通信状態情報を伝達する段階を備える。
  104. 【請求項１０４】 請求項１０２に記載の方法におい
    て、さらに前記移動局で受信した信号出力の予測値を含
    む無線通信状態情報を伝達する段階を備える。
  105. 【請求項１０５】 請求項１０２に記載の方法におい
    て、さらに前記移動局の送信出力レベルを含む無線通信
    状態情報を伝達する段階を備える。
  106. 【請求項１０６】 請求項１０２に記載の方法におい
    て、さらに前記移動局によって現在使用されている信号
    チャネルを含む無線通信状態情報を伝達する段階を備え
    る。
  107. 【請求項１０７】 請求項１０２に記載の方法におい
    て、さらにシステムＩＤを含む無線通信状態情報を伝達
    する段階を備える。
  108. 【請求項１０８】 請求項１０２に記載の方法におい
    て、さらにネットワークＩＤを含む無線通信状態情報を
    伝達する段階を備える。
  109. 【請求項１０９】 請求項１０２に記載の方法におい
    て、さらにユーザゾーンＩＤを含む無線通信状態情報を
    伝達する段階を備える。
  110. 【請求項１１０】 請求項１０２に記載の方法におい
    て、さらに登録ゾーンＩＤを含む無線通信状態情報を伝
    達する段階を備える。
  111. 【請求項１１１】 無線通信施設を介してデータサーバ
    との間で信号を送受信できる移動局であって、前記移動
    局の現在および過去の位置に関連する現在・過去無線通
    信状態情報を表す書式化メッセージを作成するメッセー
    ジフォーマッタを備える移動局。
  112. 【請求項１１２】 無線通信施設を介してデータサーバ
    との間で信号を送受信できる移動局であって、前記移動
    局には既知の符号分割多元接続パイロット信号の部分集
    合の各パイロット信号のステータスを含む無線通信状態
    情報を表す書式化メッセージを作成するメッセージフォ
    ーマッタを備える移動局。
  113. 【請求項１１３】 無線通信施設を介してデータサーバ
    との間で信号を送受信できる移動局であって、前記移動
    局によって監視された基地局の位置を含む無線通信施設
    状態情報を表す書式化メッセージを作成するメッセージ
    フォーマッタを備える移動局。
  114. 【請求項１１４】 無線通信施設を介して移動局との間
    で信号を送受信できるデータサーバであって、前記移動
    局の現在および過去の位置に関連する現在・過去無線通
    信状態情報を表す書式化メッセージから前記移動局の位
    置を判断するデータサーバ。
  115. 【請求項１１５】 無線通信施設を介して移動局との間
    で信号を送受信できるデータサーバであって、前記移動
    局には既知の符号分割多元接続パイロット信号の部分集
    合の各パイロット信号のステータスを含む無線通信状態
    情報を表す書式化メッセージから前記移動局の位置を判
    断するデータサーバ。
  116. 【請求項１１６】 無線通信施設を介して移動局との間
    で信号を送受信できるデータサーバであって、前記移動
    局によって監視された基地局の位置を含む無線通信施設
    状態情報を表す書式化メッセージから前記移動局の位置
    を判断するデータサーバ。
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