JP2002051051A - 表示端末 - Google Patents

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JP2002051051A
JP2002051051A JP2000235399A JP2000235399A JP2002051051A JP 2002051051 A JP2002051051 A JP 2002051051A JP 2000235399 A JP2000235399 A JP 2000235399A JP 2000235399 A JP2000235399 A JP 2000235399A JP 2002051051 A JP2002051051 A JP 2002051051A
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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 無線LANシステム用の表示端末で、ユーザ
がマルチパス干渉によって受信品質レベルの低下状況を
確実かつ容易に知ることができる。 【解決手段】 表示端末30では、ベース機器から受信
した圧縮されたデータを伸長し、伸長後の誤り訂正前の
データについてビット誤りを検出し、ビット誤り率算出
部73で単位時間あたりのビット誤り率を算出し、さら
に比較演算部74で、そのビット誤り率をメモリ75か
ら読み出した閾値と比較する。得られた受信品質レベル
を表示制御部45に送出して、LCD32上に棒グラフ
または数値によって表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線LAN(L
ocal Area Network)システム用の表
示端末に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅内や部屋内などの限られたエリア内
において、複数の機器の間で、無線LANシステムを構
築して、データの送受信を行うことが考えられており、
IEEE(The Institute of Ele
ctrical and Electronics E
ngineers,Inc.)802.11規格では、
このような無線LANシステムに用いることができる無
線周波数帯として、2.4GHz帯および5GHz帯が
規定されている。
【0003】この場合、電話回線が接続され、チューナ
が内蔵され、または受信機やDVD(Digital
Video Disc,Digital Versat
ile Disc)プレーヤなどの外部機器が接続され
たベース機器と、このベース機器との間の無線通信によ
って、ベース機器に対してコマンドを発信し、ベース機
器から画像データおよび音声データを受信して、ディス
プレイ上に画像を表示し、スピーカやイヤホンから音声
を出力する表示端末とによって、無線LANシステムを
構築することによって、ユーザは、住宅内や部屋内のい
ずれの場所に居ても、手元の表示端末によって、インタ
ーネットへのアクセス、テレビジョン放送やBS/CS
デジタル放送の視聴、DVDの再生などを行うことがで
きる。
【0004】従来一般に、無線通信機器によって通信を
行う場合には、あらかじめ受信場所の電界強度を測定表
示し、ユーザは、その表示を見て、所定強度以上の電界
強度であることを確認した上で、通信を行うようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た無線LANシステムの周波数帯は、2.4GHz帯ま
たは5GHz帯というような、ISM(Industr
ial Scientific Medical)帯域
の、マイクロ波に及ぶ超高周波であるので、上述したよ
うに屋内で無線LANシステムを構築した場合には、部
屋の壁や柱などでの電波の様々な反射によるマルチパス
干渉の影響を受けやすく、電界強度が十分であっても、
表示端末の場所によっては、マルチパス干渉の増大によ
って表示端末の受信品質レベルが低下し、画質や音質が
低下することがある。
【0006】そこで、この発明は、無線LANシステム
用の表示端末において、ユーザがマルチパス干渉の増大
によって受信品質レベルが低下している状況を確実かつ
容易に知ることができ、受信品質レベルが低下している
ときには受信場所を移動するなどによって、マルチパス
干渉が小さく受信品質レベルが高い状態で他の機器から
送信されたデータを受信することができるようにしたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の表示端末は、
他の機器との間の無線通信によって他の機器から画像デ
ータを受信し、その受信した画像データによってディス
プレイ上に画像を表示する、無線LANシステム用の表
示端末であって、他の機器から受信したデジタルデータ
の単位時間あたりのビット誤り率を算出し、その算出し
たビット誤り率を閾値と比較する受信品質監視部と、こ
の受信品質監視部の出力によって、当該表示端末の受信
品質レベルを前記ディスプレイ上に表示する受信品質表
示制御部と、を設けたものである。
【0008】この場合、前記受信品質表示制御部は、表
示オンの状態に制御されたときにのみ、前記受信品質監
視部の出力によって、当該表示端末の受信品質レベルを
前記ディスプレイ上に表示するものとすることができ
る。
【0009】また、前記受信品質表示制御部は、前記受
信品質監視部の出力によって、当該表示端末の受信品質
レベルの時間的経過を、棒グラフまたは数値として、ま
たは描画情報として、継続的に前記ディスプレイ上に表
示するものとすることができる。
【0010】上記のように構成した、この発明の表示端
末においては、ユーザは手元の表示端末によって他の機
器から送信されたデータを受信するすることによって、
マルチパス干渉の増大によって受信品質レベルが低下し
ている状況を確実かつ容易に知ることができ、受信品質
レベルが低下しているときには受信場所を移動するなど
によって、マルチパス干渉が小さく受信品質レベルが高
い状態で他の機器から送信されたデータを受信すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】〔無線LANシステムの一例…図
1〜図3〕図1は、この発明の表示端末を用いた無線L
ANシステムの一例を示す。この例の無線LANシステ
ムは、ベース機器10と表示端末30によって構成され
る。
【0012】ベース機器10には、電話回線1が接続さ
れ、表示端末30との間の無線通信用のアンテナ11が
設けられて、表示端末30が、ベース機器10との間の
無線通信によって、電話の通話を行うことができるとと
もに、インターネットにアクセスすることができるよう
に構成される。
【0013】また、ベース機器10には、地上波テレビ
ジョン放送の受信用のアンテナ12が接続され、チュー
ナ13が内蔵されて、表示端末30が、ベース機器10
との間の無線通信によって、地上波テレビジョン放送の
映像および音声を受信できるように構成される。
【0014】さらに、ベース機器10には、BS/CS
デジタル放送の受信機(STB:Set Top Bo
x)50が接続され、受信機50には、コンバータを含
むBS/CSデジタル放送の受信用のパラボラアンテナ
51が接続されて、表示端末30が、ベース機器10と
の間の無線通信によって、BS/CSデジタル放送の映
像や音声などの番組情報を受信できるように構成され
る。
【0015】ベース機器10には、リモコンマウスなど
のリモコン送信器60が接続され、これから送出された
赤外線リモコン信号が、受信機50に設けられたリモコ
ン受光部52で受光されることによって、受信機50が
制御されるように構成される。「リモコン」は、「リモ
ートコントロール」の略である。
【0016】表示端末30には、ベース機器10との間
の無線通信用のアンテナ31、画像表示用のLCD(L
iquid Crystal Display)32、
音声出力用のスピーカ33、および音声入力用のマイク
ロホン34が設けられる。また、表示端末30には、電
源キー、インターネット用キー、電子メール用キー、選
局用キー、音量調整用キーなどを含むキー操作部35が
設けられる。
【0017】さらに、LCD32の画面上には、タッチ
パネル36が設けられ、ユーザが、このタッチパネル3
6の所定領域内にタッチすることによって、LCD32
上にコントロールパネル37が表示され、ユーザが、こ
のコントロールパネル37のキースイッチ部にタッチす
ることによって、ベース機器10側を制御することがで
きるように構成される。
【0018】機能ブロック的には、ベース機器10は、
図2に示すように構成され、表示端末30は、図3に示
すように構成される。
【0019】図2に示すように、ベース機器10には、
ユーザインタフェース部を構成するキー操作部16およ
び表示部17が設けられ、キー操作部16が、インタフ
ェース部18を介して主制御部21に接続され、表示部
17が、表示制御部19を介して主制御部21に接続さ
れる。また、リモコン送信器60は、インタフェース部
27を介して主制御部21に接続される。
【0020】チューナ13で選局された地上波テレビジ
ョン放送の信号は、復調部14で復調されて圧縮伸長部
24に送られ、受信機50で選局されたBS/CSデジ
タル放送の信号は、外部入力インタフェース部15を介
して圧縮伸長部24に送られる。
【0021】また、電話回線1が、回線インタフェース
部25を介して圧縮伸長部24に接続されるとともに、
さらにモデム部26を介して信号制御部23に接続され
る。
【0022】圧縮伸長部24では、復調部14、外部入
力インタフェース部15、または回線インタフェース部
25からの映像データおよび音声データが、所定の圧縮
方式、例えばMPEG(Moving Picture
Experts Group)方式によって圧縮さ
れ、圧縮後の映像データおよび音声データが、信号制御
部23に送出される。
【0023】また、圧縮伸長部24では、表示端末30
から送信されて無線通信部22で受信されることによっ
て、無線通信部22から信号制御部23を介して圧縮伸
長部24に送出された圧縮された音声データが、伸長さ
れて、回線インタフェース部25に送出される。
【0024】無線通信部22では、信号制御部23から
のデータが、所定の変調方式、例えばCCK(Comp
lementary Code Keying)方式や
OFDM(Orthogonal Frequency
Division Multiplexing)方式
によって変調され、さらに2.4GHz帯または5GH
z帯の高周波信号に変換されて、アンテナ11から表示
端末30に送信される。
【0025】また、無線通信部22では、表示端末30
から送信されてアンテナ11で受信された高周波信号
が、中間周波信号に変換され、さらに復調されて、復調
後のデータが、信号制御部23に送出される。
【0026】信号制御部23は、圧縮伸長部24で圧縮
された映像データおよび音声データ、モデム部26で受
信されたデータ、および主制御部21からの制御データ
を、仲裁しながら、無線通信部22に送出するととも
に、表示端末30から送信されて無線通信部22で受信
されることによって、無線通信部22から信号制御部2
3に送出されたデータを、主制御部21、モデム部26
および圧縮伸長部24に振り分けて送出する。
【0027】主制御部21は、ベース機器10の各部を
制御するもので、図では省略したが、CPU、CPUが
実行すべきプログラムや固定データなどが書き込まれた
ROM、およびCPUのワークエリアなどとして機能す
るRAMなどによって構成される。
【0028】図3に示すように、表示端末30では、キ
ー操作部35が、インタフェース部38を介して主制御
部41に接続される。また、タッチパネル36に対して
座標検出部39が設けられて、タッチパネル36のタッ
チされた座標が座標検出部39で検出され、その検出座
標値が主制御部41に送出される。
【0029】主制御部41は、タッチパネル36の所定
領域内がタッチされたときには、表示制御部45を制御
して、LCD32上にコントロールパネル37を表示さ
せ、コントロールパネル37が表示された状態でコント
ロールパネル37のキースイッチ部がタッチされたとき
には、タッチされたキースイッチ部に応じた制御データ
を生成し、キー操作部35が操作されたときには、操作
されたキーに応じた制御データを生成して、信号制御部
43に送出する。
【0030】表示端末30では、マイクロホン34から
の音声信号が、音声増幅器48で増幅され、A/Dコン
バータ49でデジタル音声データに変換される。その音
声データは、圧縮伸長部44で所定の圧縮方式によって
圧縮され、圧縮後の音声データが、信号制御部43に送
出される。
【0031】信号制御部43は、主制御部41からの制
御データ、および圧縮伸長部44で圧縮された音声デー
タを、仲裁しながら、無線通信部42に送出するととも
に、ベース機器10から送信されて無線通信部42で受
信されることによって、無線通信部42から信号制御部
43に送出されたデータを、制御データおよびモデム部
26で受信されたデータは主制御部41に、圧縮された
映像データおよび音声データは圧縮伸長部44に、振り
分けて送出する。
【0032】無線通信部42では、信号制御部43から
のデータが、所定の変調方式によって変調され、さらに
2.4GHz帯または5GHz帯の高周波信号に変換さ
れて、アンテナ31からベース機器10に送信される。
【0033】また、無線通信部42では、ベース機器1
0から送信されてアンテナ31で受信された高周波信号
が、中間周波信号に変換され、さらに復調されて、復調
後のデータが、信号制御部43に送出される。
【0034】圧縮伸長部44では、信号制御部43から
の圧縮された映像データおよび音声データが伸長され
る。その伸長後の映像データは、表示制御部45によっ
て、LCD32上に画像として表示される。伸長後の音
声データは、D/Aコンバータ46でアナログ音声信号
に変換され、その音声信号が音声増幅器47で増幅され
て、スピーカ33から音声が出力される。
【0035】主制御部41は、表示端末30の各部を制
御するもので、図では省略したが、ベース機器10の主
制御部21と同様に、CPU、ROMおよびRAMなど
によって構成される。
【0036】上述した無線LANシステムで、地上波テ
レビジョン放送またはBS/CSデジタル放送を受信す
る場合には、ベース機器10では、復調部14または外
部入力インタフェース部15からの映像データおよび音
声データが、圧縮伸長部24で圧縮され、信号制御部2
3を介して無線通信部22によって、表示端末30に送
信される。
【0037】表示端末30では、その圧縮された映像デ
ータおよび音声データが、無線通信部42で受信され、
信号制御部43を介して圧縮伸長部44に送られて伸長
され、LCD32上に画像が表示され、スピーカ33か
ら音声が出力される。
【0038】ユーザがキー操作部35またはコントロー
ルパネル37で選局すると、表示端末30の主制御部4
1から、信号制御部43を介して無線通信部42によっ
て、ベース機器10にコマンドが送信される。
【0039】ベース機器10では、そのコマンドが、無
線通信部22で受信されて、信号制御部23を介して主
制御部21に送られ、主制御部21によってチューナ1
3が制御され、またはリモコン送信器60によって受信
機50が制御されて、選局が実行される。
【0040】インターネットにアクセスする場合には、
ユーザがキー操作部35またはコントロールパネル37
によってISP(Internet Service
Provider)への接続を要求すると、表示端末3
0の主制御部41から、信号制御部43を介して無線通
信部42によって、その要求がベース機器10に送信さ
れる。
【0041】ベース機器10では、その要求が、無線通
信部22で受信されて、信号制御部23を介して主制御
部21に送られ、主制御部21によってモデム部26お
よび回線インタフェース部25が制御されて、ISPと
の接続が行われ、例えば、あるホームページの閲覧要求
によってISPから電話回線1に送られたデータが、回
線インタフェース部25およびモデム部26を介して信
号制御部23に送られ、無線通信部22によって表示端
末30に送信される。
【0042】表示端末30では、そのデータが、無線通
信部42で受信されて、信号制御部43を介して主制御
部41に送られる。主制御部41では、そのデータが加
工されて、表示データが作成され、その表示データが、
表示制御部45に送られて、LCD32上にホームペー
ジが表示される。
【0043】電話の通話を行う場合、表示端末30のマ
イクロホン34からの送話音声信号が、A/Dコンバー
タ49でデジタル音声データに変換され、圧縮伸長部4
4で圧縮されて、圧縮後の音声データが、信号制御部4
3を介して無線通信部42によって、ベース機器10に
送信される。
【0044】ベース機器10では、その圧縮された音声
データが、無線通信部22で受信され、信号制御部23
を介して圧縮伸長部24に送られて伸長され、伸長後の
送話音声信号が、回線インタフェース部25を介して電
話回線1に送出される。
【0045】一方、電話回線1に得られた受話音声信号
が、回線インタフェース部25を介して圧縮伸長部24
に送られて圧縮され、圧縮後の音声データが、信号制御
部23を介して無線通信部22によって、表示端末30
に送信される。
【0046】表示端末30では、その圧縮された音声デ
ータが、無線通信部42で受信され、信号制御部43を
介して圧縮伸長部44に送られて伸長され、伸長後の音
声データが、D/Aコンバータ46でアナログ音声信号
に変換され、スピーカ33から受話音声が出力される。
【0047】〔受信品質レベルの表示の実施形態…図4
〜図7〕以上のような無線LANシステムにおいて、表
示端末30で受信品質レベルを表示する場合の一実施形
態を、以下に示す。
【0048】図4は、受信品質レベルの表示のための構
成の一例を示す。表示端末30では、ベース機器10か
ら受信した圧縮されたデータが、圧縮伸長部44で伸長
された後、ビット誤りが訂正されるが、その誤り訂正前
の伸長後のデータが、受信品質監視部71に取り込まれ
る。
【0049】この受信品質レベル表示用のデータとして
は、ユーザが、実際に画像や音声を視聴する際に表示端
末30の受信に適した場所で視聴しようとする場合に
は、ベース機器10側で受信されて表示端末30に送信
されたデータが用いられるが、ユーザが、あらかじめ住
宅内や部屋内などの表示端末30の受信に適した場所を
調べようとする場合には、ベース機器10が保持してい
て、ベース機器10のキー操作部16での操作、または
表示端末30のキー操作部35またはコントロールパネ
ル37での要求によって、ベース機器10から表示端末
30に送信される一定のデータを用いることができる。
【0050】受信品質監視部71では、ビット誤り検出
部72で、圧縮伸長部44からの誤り訂正前の伸長後の
データのビット誤りが検出され、さらにビット誤り率算
出部73で、図5の上段のドットで示すように、単位時
間あたりのビット誤り率が算出される。単位時間は、コ
ンマ数秒ないし1秒程度に設定される。
【0051】さらに、受信品質監視部71では、比較演
算部74において、ビット誤り率算出部73の算出結果
のビット誤り率が、メモリ75から読み出された閾値
(基準値)と比較される。閾値としては、例えば、相対
的に高い閾値Lth1と相対的に低い閾値Lth2との
2つが、あらかじめメモリ75に格納され、表示端末3
0で受信するデータの種別に応じて、いずれか一方がメ
モリ75から読み出されて、ビット誤り率算出部73で
算出されたビット誤り率と比較される。
【0052】例えば、地上波テレビジョン放送またはB
S/CSデジタル放送を受信する場合には、表示端末3
0で受信するデータが動画の画像データを含み、表示端
末30の受信品質レベルとして高品質レベルが要求され
るので、メモリ75からは閾値Lth2が読み出されて
ビット誤り率と比較され、インターネットへのアクセス
によってホームページなどのデータを受信する場合に
は、地上波テレビジョン放送またはBS/CSデジタル
放送を受信する場合ほどには表示端末30の受信品質レ
ベルとして高品質レベルが要求されないので、メモリ7
5からは閾値Lth1が読み出されてビット誤り率と比
較される。
【0053】受信品質監視部71のビット誤り検出部7
2、ビット誤り率算出部73および比較演算部74は、
主制御部41を構成するCPU、ROMおよびRAMな
どによって構成することができる。メモリ75として
も、主制御部41を構成するRAMなどを利用すること
ができる。
【0054】比較演算部74の出力は、受信品質表示制
御部76に送出される。受信品質表示制御部76は、比
較演算部74の出力によって、表示端末30の受信品質
レベルを、例えば棒グラフと数値の両方で、LCD32
上に表示するデータを生成して、表示制御部45に送出
する。これによって、図6に示すように、LCD32上
に受信品質レベルが、棒グラフGおよび数値Nによって
表示される。
【0055】この場合、比較演算部74の演算結果は、
ビット誤り率が閾値Lth1またはLth2より大きい
か否かによって二値的に変化するものではなく、ビット
誤り率が閾値Lth1またはLth2と等しいときに
は、棒グラフGが基準の50%の長さ、かつ数値Nが基
準の「50」の値となり、ビット誤り率が閾値Lth1
またはLth2より大きいときには、その閾値Lth1
またはLth2との差に応じて、棒グラフGが50%よ
り短く、かつ数値Nが「50」より小さくなり、ビット
誤り率が閾値Lth1またはLth2より小さいときに
は、その閾値Lth1またはLth2との差に応じて、
棒グラフGが50%より長く、かつ数値Nが「50」よ
り大きくなるような結果とされる。
【0056】また、比較演算部74の演算結果は、比較
演算部74または受信品質表示制御部76で上記の単位
時間、ホールドされて、単位時間間隔の間欠的なもので
はなく、単位時間ごとに値が変化し得る継続的・連続的
なものとされ、これによって、LCD32上では棒グラ
フGおよび数値Nが、単位時間間隔で間欠的に表示され
るのではなく、単位時間ごとに棒グラフGの長さ(高
さ)および数値Nが変化し得る状態で継続的・連続的に
表示される。
【0057】図5の期間T1は、メモリ75から閾値L
th1が読み出されるとともに、マルチパス干渉が大き
いために、表示端末30の受信品質レベルが低く、ビッ
ト誤り率が閾値Lth1より大きい場合で、この場合に
は、ユーザが受信場所を変えるなどによってマルチパス
干渉が小さくなるようにすることによって、同図の期間
T2として示すように、表示端末30の受信品質レベル
が高くなり、ビット誤り率が閾値Lth1より小さくな
る。
【0058】図5の期間T3は、メモリ75から閾値L
th2が読み出されるとともに、マルチパス干渉が相対
的に大きいために、表示端末30の受信品質レベルが相
対的に低く、ビット誤り率が閾値Lth2より大きい場
合で、この場合にも、ユーザが受信場所を変えるなどに
よってマルチパス干渉が十分に小さくなるようにするこ
とによって、同図の期間T4として示すように、表示端
末30の受信品質レベルが十分に高くなり、ビット誤り
率が閾値Lth2より小さくなる。
【0059】上述した受信品質監視部71での受信品質
レベルの監視、および受信品質表示制御部76によるL
CD32上への受信品質レベルの表示は、ユーザによる
表示端末30のキー操作部35またはコントロールパネ
ル37での監視・表示のオン操作によって実行され、上
述したようにユーザが受信場所を変えるなどによってマ
ルチパス干渉が小さくなるようにした後、監視・表示の
オフ操作をすると、監視および表示が停止される。
【0060】以上のように、この実施形態によれば、ユ
ーザはマルチパス干渉の増大によって受信品質レベルが
低下している状況を確実かつ容易に知ることができ、受
信品質レベルが低下しているときには受信場所を移動す
るなどによって、マルチパス干渉が小さく受信品質レベ
ルが高い状態でベース機器10から送信されたデータを
受信することができる。
【0061】上述した例は、受信品質レベルを棒グラフ
Gと数値Nによって表示する場合であるが、棒グラフと
数値のいずれか一方によって表示するようにしてもよ
い。あるいは、棒グラフの代わりに、円グラフなどのグ
ラフによって表示するようにしてもよい。
【0062】あるいは、図7に示すように、受信品質レ
ベルを、人の顔を表すキャラクタCの表情を変えるなど
によって、描画情報として表示するようにしてもよい。
【0063】また、図6のように受信品質レベルを棒グ
ラフGや数値Nによって表示し、または図7のように受
信品質レベルをキャラクタCなどの描画情報によって表
示すると同時に、比較演算部74の出力によって、図3
に示したD/Aコンバータ46、音声増幅器47および
スピーカ33の系を利用して、例えば、受信品質レベル
に応じて音程や断続的な音の間隔などが変化する音を出
力させるようにしてもよい。
【0064】〔他の実施形態〕ベース機器10にDVD
プレーヤやデジタルVTR(Video TapeRe
corder)などの外部機器を接続して、これからの
映像データおよび音声データをベース機器10から表示
端末30に送信するように構成することもできる。
【0065】また、無線LANシステムは、一つのベー
ス機器と複数の表示端末によって、または複数のベース
機器と一つの表示端末によって、または複数のベース機
器と複数の表示端末によって、構築することもできる。
【0066】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、ユ
ーザは手元の表示端末によって他の機器から送信された
データを受信するすることによって、マルチパス干渉の
増大によって受信品質レベルが低下している状況を確実
かつ容易に知ることができ、受信品質レベルが低下して
いるときには受信場所を移動するなどによって、マルチ
パス干渉が小さく受信品質レベルが高い状態で他の機器
から送信されたデータを受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の表示端末を用いた無線LANシステ
ムの一例を示す図である。
【図2】ベース機器の機能ブロック構成の一例を示す図
である。
【図3】表示端末の機能ブロック構成の一例を示す図で
ある。
【図4】表示端末の受信品質レベルの表示のための構成
の一例を示す図である。
【図5】ビット誤り率の変化と受信品質レベル表示用の
棒グラフの変化との関係の一例を示す図である。
【図6】棒グラフと数値によって受信品質レベルを表示
する場合の一例を示す図である。
【図7】描画情報によって受信品質レベルを表示する場
合の一例を示す図である。
【符号の説明】
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省
略する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA21 AA25 BA30 CA15 CA19 CB10 DA01 DA10 5K014 AA01 BA01 EA08 FA09 GA02 5K033 AA07 BA15 CB01 CB03 DA01 DA17 DB09 DB10 DB20 EA06 EA07 EC01 5K035 AA07 BB01 CC10 DD01 EE01 FF04 JJ05 KK04 MM03 5K067 AA02 BB21 DD45 DD46 FF16 FF23 FF31 GG11 LL01 LL05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他の機器との間の無線通信によって他の機
    器から画像データを受信し、その受信した画像データに
    よってディスプレイ上に画像を表示する、無線LANシ
    ステム用の表示端末であって、 他の機器から受信したデジタルデータの単位時間あたり
    のビット誤り率を算出し、その算出したビット誤り率を
    閾値と比較する受信品質監視部と、 この受信品質監視部の出力によって、当該表示端末の受
    信品質レベルを前記ディスプレイ上に表示する受信品質
    表示制御部と、を備える表示端末。
  2. 【請求項2】請求項1の表示端末において、 前記受信品質表示制御部は、表示オンの状態に制御され
    たときにのみ、前記受信品質監視部の出力によって、当
    該表示端末の受信品質レベルを前記ディスプレイ上に表
    示する表示端末。
  3. 【請求項3】請求項1または2の表示端末において、 前記受信品質表示制御部は、前記受信品質監視部の出力
    によって、当該表示端末の受信品質レベルの時間的経過
    を、棒グラフまたは数値として継続的に前記ディスプレ
    イ上に表示する表示端末。
  4. 【請求項4】請求項3の表示端末において、 前記算出されたビット誤り率が前記閾値と等しいとき
    を、基準の長さ、または基準の値として、前記算出され
    たビット誤り率が前記閾値より小さいときほど、前記棒
    グラフが長くされ、または前記数値が大きくされる表示
    端末。
  5. 【請求項5】請求項1または2の表示端末において、 前記受信品質表示制御部は、前記受信品質監視部の出力
    によって、当該表示端末の受信品質レベルの時間的経過
    を、描画情報として継続的に前記ディスプレイ上に表示
    する表示端末。
  6. 【請求項6】請求項1または2の表示端末において、 前記閾値が、他の機器から受信するデジタルデータの種
    別に応じて変えられる表示端末。
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