JP2002049262A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置

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JP2002049262A
JP2002049262A JP2000237410A JP2000237410A JP2002049262A JP 2002049262 A JP2002049262 A JP 2002049262A JP 2000237410 A JP2000237410 A JP 2000237410A JP 2000237410 A JP2000237410 A JP 2000237410A JP 2002049262 A JP2002049262 A JP 2002049262A
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JP
Japan
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fixing
coil
induction heating
fixing device
temperature
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JP2000237410A
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English (en)
Inventor
Akiko Miyahara
明子 宮原
Masae Sugawara
正栄 菅原
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力を有効に使用して定着部材の温度低下を
低減させる。 【解決手段】 通紙開始(t)後、端部コイル13へ
の印加実効電力が最大値300Wよりも小さくなった
ら、その分だけ中央コイル12への印加実効電力の最大
値(当初は500W)を増加させる。これにより、誘導
加熱コイル全体に許されている印加実効電力の最大値8
00Wを有効に利用して定着ローラ中央部での温度低下
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリン
タ,ファクシミリ等の画像形成装置に装着される定着装
置に関し、さらに詳しく言えば誘導加熱型の定着装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画
像形成装置における定着装置として、未定着トナー像を
担持する用紙を加熱する定着ローラ(加熱ローラ)と、
該定着ローラに圧設される加圧ローラとを有し、定着ロ
ーラと加圧ローラとで用紙を挟持搬送して熱及び圧力に
より未定着トナー像を用紙上に定着するヒートローラ方
式の定着装置は周知である。
【0003】従来、ヒートローラ方式の定着装置では、
中空パイプ状の金属ローラの内部にハロゲンランプなど
のヒータを設置し、そのハロゲンヒータを発熱させてロ
ーラ全体を加熱するものが主流であった。この方式の定
着ローラで迅速な昇温を可能とするために、定着ローラ
芯金の肉厚を1mm以下にする薄肉化が行われている。
【0004】ところで、ヒートローラ方式の定着装置に
おいて、用紙(記録材)が通過する部分は用紙によりロ
ーラ表面の熱が奪われるが用紙の無い部分(非通紙領
域)は熱損失がないため、小サイズの用紙(例えば、B
5縦)を連続して通紙した場合には、非通紙領域のロー
ラ温度が許容範囲を越えて上昇する恐れがある。通常
の、中央基準の装置では定着ローラのローラ端部では温
度が上昇しすぎてしまい、ローラ寿命や軸受の寿命が短
くなるという問題があった。上記したような薄肉の定着
ローラでは、ロ−ラ軸方向の熱伝導が低下するため、連
続通紙時における非通紙領域の温度過昇は非常に顕著に
なってしまう。
【0005】そこで、用紙サイズに対応させて複数のヒ
ータを設けて発熱を制御する方法が知られている。図9
は、複数ヒータを設けた従来の定着装置の要部を模式的
に示す断面図である。この図に示すように、定着ローラ
20と加圧ローラ30とが圧接され、夫々矢印方向に回
転し、トナーTの載った転写材Pを挟持して矢印Sの方
向に搬送しながら、トナーを溶融・加圧して転写材上に
定着させる。
【0006】加圧ローラ30は芯金31の外側に弾性層
32が設けられている。一方、定着ローラ20は、中空
円筒状の芯金21の内部に中央ヒータ22と端部ヒータ
23の2本のハロゲンヒータが配設されている。中央ヒ
ータ22のワット数は500W、端部ヒータ23のワッ
ト数は300Wである。
【0007】2本のハロゲンヒータ22,23は図10
(a)に示すようにローラ軸方向に延設され、夫々図1
0(b)に示すような配光分布を有している。すなわ
ち、中央ヒータ22はローラ中央部での配光割合が高
く、端部ヒータ23はローラ端部での配光割合が高くな
っている。この定着装置は用紙搬送基準が中央基準であ
る。したがって、図10(c)に通紙位置を示すよう
に、A4縦の用紙を通紙する場合はローラ長手方向の中
央部に通紙される。A4横の用紙は定着ローラのほぼ全
幅に通紙される。
【0008】図11は、上記定着装置にA4横の用紙を
通紙した場合のヒータ消費電力を示すグラフであり、横
軸は時間である。この図に示すように、A4横の用紙の
場合は、通紙期間中に中央ヒータ22と端部ヒータ23
の両方が点灯され、ヒータ全体の消費電力は800Wと
なる。
【0009】図12は、上記定着装置にA4縦の用紙を
通紙した場合のヒータ消費電力を示すグラフであり、横
軸は時間である。この図に示すように、A4縦の用紙の
場合は、ローラ端部は用紙によって熱を奪われないの
で、中央ヒータ22が連続点灯する場合でも端部ヒータ
23は断続的な点灯となっている。したがって、ヒータ
全体の消費電力は800Wまたは500Wであり、端部
ヒータ23が消えていることが多いので、500Wであ
る時間が長くなっている。
【0010】これは、画像形成装置全体での定格消費電
力が1500Wとし、そのうち定着装置で使用可能な電
力が800Wである場合に、小サイズ紙(ここではA4
縦)の通紙時に定着装置の消費電力が800Wにならず
に500Wでとどまることが多いということである。そ
して、定着装置の消費電力が500Wでも定着ローラの
温度低下がなく必要な定着性が得られればよいが、定着
ローラの温度が低下してしまって必要な定着性が得られ
ない場合には、定着装置として使用できる範囲の電力
(ここでは800W)を有効に使っているとは言えな
い。しかし、定着ヒータとしてのハロゲンランプはワッ
ト数が決まっており、このような問題(電力の有効利用
ができないこと)に対応することはできなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、定着ローラ
内に複数のヒータを設ける方式において、各ヒータのW
数(ワット数)が決まっているので、上記例で説明した
ように、用紙サイズが小サイズのときに中央ヒータをフ
ル点灯させても、両方の(全ての)ヒータをフル点灯さ
せたときよりも低いワット数しか得ることができず、定
着ローラの温度低下が問題となることもあった。つま
り、薄肉定着ローラの加熱方式として、ハロゲンヒータ
を複数設けるのは、電力を有効に利用できないという問
題があった。
【0012】なお、上記従来例では用紙搬送基準が中央
基準の場合で説明したが、用紙搬送基準が端部基準の場
合も同様である。本発明は、従来の定着装置における上
述の問題を解決し、電力を有効に使うことができ、定着
部材の温度低下を低減させることのできる定着装置を提
供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、誘導加熱される定着部材を有する定着装置におい
て、前記定着部材を加熱する複数の誘導加熱コイルを設
け、通紙時に各誘導加熱コイルを流れる電流に応じて、
各誘導加熱コイルへ流す電流の総和を一定にすることに
より解決される。
【0014】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、誘導加熱される定着部材を有する定着装置におい
て、前記定着部材を加熱する複数の誘導加熱コイルを設
け、通紙時に記録材の幅に応じて、各誘導加熱コイルへ
流す電流の総和を一定にすることを提案する。
【0015】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、誘導加熱される定着部材を有する定着装置におい
て、前記定着部材を加熱する複数の誘導加熱コイルと、
前記定着部材の温度を検知する温度検知部材とを設け、
通紙時に前記温度検知部材による検知温度に応じて、各
誘導加熱コイルへ流す電流の総和を一定にすることを提
案する。
【0016】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、誘導加熱される定着部材を有する定着装置におい
て、前記定着部材を加熱する複数の誘導加熱コイルと、
前記定着部材の温度を検知する温度検知部材とを設け、
通紙時に、各誘導加熱コイルを流れる電流、記録材の
幅、温度検知部材による検知温度のうちの少なくとも2
つの組み合わせに応じて、各誘導加熱コイルへ流す電流
の総和を一定にすることを提案する。
【0017】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、誘導加熱される定着部材を有する定着装置を備える
画像形成装置において、前記定着部材を加熱する複数の
誘導加熱コイルを設け、通紙時に各誘導加熱コイルを流
れる電流に応じて、各誘導加熱コイルへ流す電流の総和
を一定にすることを提案する。
【0018】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、上記構成の画像形成装置において、通紙時に記録材
の幅に応じて、各誘導加熱コイルへ流す電流の総和を一
定にすることを提案する。
【0019】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、上記構成の画像形成装置において、前記定着部材の
温度を検知する温度検知部材を有し、通紙時に前記温度
検知部材による検知温度に応じて、各誘導加熱コイルへ
流す電流の総和を一定にすることを提案する。
【0020】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、上記構成の画像形成装置において、前記定着部材の
温度を検知する温度検知部材を有し、通紙時に、各誘導
加熱コイルを流れる電流、記録材の幅、温度検知部材に
よる検知温度のうちの少なくとも2つの組み合わせに応
じて、各誘導加熱コイルへ流す電流の総和を一定にする
ことを提案する。
【0021】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記複数の誘導加熱コイルが、定着部材の幅方向の
異なる領域に配設されることを提案する。また、前記の
課題を解決するため、本発明は、前記定着部材が定着ロ
ーラであることを提案する。
【0022】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記定着部材が定着ベルトであることを提案する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る定着装置の
一例の主要部を示す部分断面図である。この図では定着
ローラ10のみを示し、定着装置を構成するその他の部
材、例えば加圧ローラ等は省略されている。
【0024】図1に示すように、定着ローラ10は、中
空円筒状のローラ芯金11の内部に誘導加熱用のコイル
12,13を配置している。誘導加熱用のコイルは中央
コイル12と端部コイル13の2つのコイルから成って
いる。本実施形態の定着装置は用紙搬送基準が中央基準
であり、小サイズ用紙に対応する中央コイル12は定着
ローラ中央部に配置されている。一方、大サイズ用紙に
対応する端部コイル13は、定着ローラ両端部に配置さ
れたコイル部13a,bが中央部13cで連絡された構
成となっている。
【0025】各コイル12,13は図示しない高周波発
生回路に接続され、これらのコイルに高周波電流を流す
と磁界が変化し、磁性材料(例えば、鉄、ステンレス、
コバルト、ニッケル等)であるローラ芯金11に渦電流
が流れ、ジュール熱が発生して定着ローラ(芯金11)
が発熱する。芯金11の肉厚は0.3〜1mm程度が好
適である。
【0026】なお、本実施形態の定着装置は、定着部材
としてローラ状の定着ローラ10を用いるものである
が、定着部材として定着ベルトを使用する構成の定着装
置に対しても本発明を適用することが可能である。定着
ベルトとしては、例えば、肉厚50〜200μm程度の
可撓性を持つものが考えられる。ただし、本実施形態に
おける定着ローラ芯金の肉厚及び上記定着ベルトの厚み
については1例であり、これに限定されるものではな
い。
【0027】ところで、定着ローラ10に接して温度検
知部材であるサーミスタ14,15が配設されている。
サーミスタ14は定着ローラ中央部の温度を検出し、サ
ーミスタ15はローラ端部の温度を検出する。これらの
サーミスタ14,15で定着ローラ10の温度を検知
し、定着ローラの温度が目標値になるように、誘導加熱
コイル12,13への通電が制御される。なお、温度検
知部材は必ずしも2個必要ではなく、1個の温度検知部
材により定着ローラの温度制御を行なっても構わない。
【0028】図2は、定着装置における電力制御の参考
例を示すグラフで、縦軸は実効電力(W)、横軸は時間
である。図2(a),(b),(c)はそれぞれ中央コ
イル12への印加実効電力、端部コイル13への印加実
効電力、コイル全体への印加実効電力を示している。こ
の図において、時間tで通紙開始、tで通紙終了、
で再び通紙開始、tで通紙終了である。
【0029】この図に示す参考例では、通紙中、中央コ
イル12には最大値(500W)の電力が印加される。
一方、端部コイル13に対しては図2(b)の(D)部
に示すように最大値(300W)よりも小さい値となる
ことがある。これは、ハロゲンヒータ方式とは異なり、
誘導加熱方式ではコイルに流す電流を変化させることに
よって、コイルへの印加実効電力を変化させることが可
能なため、ローラ端部での温度過昇を防ぐように、端部
コイル13に対する印加実効電力を低下させる制御によ
るものである。図示の場合には、端部コイル13への印
加実効電力が最大値よりも低下している。その結果、コ
イル全体への印加実効電力を見ると、図2(c)のよう
に、通紙開始直後は最大電力の800Wであるが、端部
コイル13への印加実効電力が低下し始めるとコイル全
体への印加実効電力も低下している。
【0030】そこで、本実施形態では図3に示すような
電力制御を実施する。図3において、時間tで通紙を
開始した後、図3(b)の(D)部に示すように端部コ
イル13への印加実効電力が最大値よりも小さくなった
ら、図3(a)の(F)部に示すように、その分だけ
(端部コイル13への印加実効電力の低下分だけ)中央
コイル12への印加実効電力の最大値(当初は500
W)を増加させる。すなわち、誘導加熱コイル全体に許
されている印加実効電力の最大値800Wから、その時
の端部コイル13への実際の印加実効電力を引いた、残
りの電力を中央コイル12への印加実効電力の最大値と
して使うようにする。以降の給紙時においても同様の制
御を行なうものであり、図3でも、tからの給紙時に
その様子が示されている。
【0031】これにより、図3(c)の(E)部に示す
ように、コイル全体では800Wを維持する(各コイル
へ流す電流の総和を一定とする)ことになり、定着装置
として許容された電力の範囲で有効に電力を使うことが
できる。実機での制御においては、コイルに流す電流の
制御によりコイルへの印加実効電力を制御する。
【0032】次の表1は、本実施形態における各コイル
及びコイル全体の印加実効電力の最大値の関係をまとめ
たものである。
【0033】
【表1】
【0034】この表1に示すように、中央コイル12へ
の印加実効電力をWa、その最大値をWa,maxと
し、端部コイル13への印加実効電力をWb、その最大
値をWb,maxとし、コイル全体へのへの印加実効電
力をWc、その最大値をWc,maxとする。初期設定
ではWa,max=500W、Wb,max=300W、
Wc,max=800Wとし、小サイズ紙(例えばA4
縦)通紙時はWa,max=650W、Wb,max=1
50W、Wc,max=800Wとする。
【0035】図4に、本実施形態における定着電力制御
のフローチャートを示す。このフローチャートにおい
て、まず通紙中かどうかをチェックし(S1)、通紙中
であれば端部コイル13への印加実効電力Wbが設定さ
れた最大値Wb,maxであるかどうかをチェックする
(S2)。WbがWb,maxであれば各コイルの最大
値をデフォルトの値に戻して(S6)、S1に戻る。
【0036】一方、S2で、WbがWb,maxよりも
小さい場合は、中央コイル12への印加実効電力Waが
500W(デフォルトの最大値)以上であるかどうかを
チェックする(S3)。ここでWaが500W未満であ
れば設定を変える必要がないので、そのままS1に戻
る。しかし、Waが500W以上であれば、端部コイル
13で消費していない分の電力を中央コイル12で消費
するように設定する。具体的には、そのときの端部コイ
ル13への印加実効電力を端部コイルの最大値として設
定し(Wb,max=Wb、これは300W以下であ
る)、その分中央コイル12への印加実効電力の最大値
を増加させる(Wa,max=500+(Wc−W
b))。そして、通紙が終了したらS1からS5に進
み、各コイルへの印加実効電力の最大値をデフォルトの
値に戻す。このような定着電力制御は、定着装置が装着
される画像の制御部により行なうことができる。
【0037】これにより、定着装置に許容される電力を
有効に使用することができ、定着ローラの温度低下を低
減させることができる。具体的な例で説明すると、表1
にも示されるように、小サイズ用紙の場合には中央コイ
ル12への印加実効電力の最大値を650Wを限度に増
加させることにより、小サイズ用紙によって熱を奪われ
る定着ローラ中央部での温度低下を防ぐことができる。
【0038】次に、実施例2として、転写材の幅に応じ
た電力制御について説明する。定着装置が装着される画
像形成装置においては、通紙される用紙の幅、すなわち
用紙サイズとその通紙方向を、装置本体において把握す
ることができる。例えば、複写機であれば操作パネルか
らの入力や、コピー倍率等によって用紙の幅が決まって
くる。また、プリンタであればプリントデータの内容か
ら用紙の幅がわかる。これらの装置本体において把握し
ている出力サイズの情報から、A4縦、A5縦、A5横
などの小サイズ用紙に出力する場合は、あらかじめ、中
央コイル12への印加実効電力の最大値を増やし、端部
コイル13への印加実効電力の最大値を減らすように設
定する。
【0039】具体的な例を挙げると、A4横通紙の場合
に設定される中央コイル12への印加実効電力の最大
値:500W及び端部コイル13への印加実効電力の最
大値:300Wに対して、A4縦通紙の場合には中央コ
イル12への印加実効電力の最大値:650W及び端部
コイル13への印加実効電力の最大値:150Wに設定
する。他の小サイズ紙(A5縦、A5横など)の場合も
同じに設定してもよいし、中央と端部の比率を変更して
もよい。また、ここで挙げた650Wと150Wという
値も一例であり、その他の値、例えば620Wと180
Wに設定することもできる。このように、認知した転写
材の幅に応じて中央コイル12と端部コイル13とに印
加する実効電力の最大値を変化させる。ただし、いずれ
の場合も、通紙開始時のコイル全体への印加実効電力は
800Wである。
【0040】この制御の様子を図5に示す。図5におい
て、時間t1でA4横通紙が開始された場合、中央コイ
ル12への印加実効電力の最大値が500Wに端部コイ
ル13への印加実効電力の最大値が300Wに設定さ
れ、コイル全体への印加実効電力は800Wである。中
央コイル12への印加実効電力は通紙終了(t2)まで
500Wであるが、端部コイル13への印加実効電力は
低下することがある。その場合、コイル全体への印加実
効電力も800Wより低下する。そして、時間t3でA
4縦通紙が開始されると、中央コイル12への印加実効
電力の最大値が650Wに端部コイル13への印加実効
電力の最大値が150Wに設定される。この場合もコイ
ル全体への印加実効電力の最大値は800Wである。A
4縦通紙では、中央コイル12及び端部コイル13へ印
加される実効電力は、双方共に通紙終了(t4)まで最
大値のままであり、有効に電力を使用してローラの温度
低下(通紙領域であるローラ中央部での温度低下)を防
ぐことができる。この実施例では、用紙幅に応じて(用
紙幅が狭い場合に)各コイルへ流す電流の総和が一定と
なるように制御している。
【0041】この制御を図6のフローチャートに示す。
まず通紙中かどうかチェックし(S1)、通紙でない場
合は各コイルへの印加実効電力の最大値を通常の値(デ
フォルト値)である中央:500W、端部:300Wに
設定する(S5)。一方、通紙の場合は画像形成装置本
体からの情報を元に出力サイズを認識する(S2)。そ
して、出力サイズが小サイズであるかどうかを判定する
(S3)。ここでは、A4縦、B5縦、A5縦、A5横
を小サイズとする。B5横以上は小サイズでないとす
る。
【0042】出力サイズが小サイズと判定された場合
は、中央コイル12への印加実効電力の最大値を650
Wに、端部コイル13への印加実効電力の最大値を15
0Wに設定(S4)し、S1にて通紙をチェックし、通
紙終了後(S5に進んで)、各コイルへの印加実効電力
の最大値を通常の値(中央:500W、端部:300
W)に戻す。また、S3にて出力サイズが小サイズでな
いと判定された場合は、S6にて設定をデフォルトに戻
してからS1に進む。
【0043】次に、実施例3として、検知した定着ロー
ラ温度に応じた電力制御について説明する。図1に示す
ように、定着ローラ10の中央部のローラ温度を検知す
るサーミスタ14とローラ端部の温度を検知するサーミ
スタ15とが設けられている。この実施例では、この2
つのサーミスタで検知したローラ温度に応じて中央コイ
ル12への印加実効電力の最大値と端部コイル13への
印加実効電力の最大値を制御する。
【0044】実施例3の制御を図7のフローチャートに
示す。まず通紙中かどうかチェックし(S1)、通紙で
ない場合は各コイルへの印加実効電力の最大値を通常の
値(デフォルト値)である中央:500W、端部:30
0Wに設定する(S5)。一方、通紙の場合は、定着ロ
ーラ端部の温度が所定の目標値に達しているかどうか
を、サーミスタ15の出力によりチェックする(S
2)。ローラ端部の温度が所定の目標値に達していれ
ば、定着ローラ中央部の温度が所定の目標値に達してい
るかどうかを、サーミスタ14の出力によりチェックす
る(S3)。
【0045】ここで、ローラ端部及びローラ中央部の温
度が共に目標値に達していれば設定を変える(デフォル
ト値から変更する)必要は無く、S1に戻る。一方、S
3でローラ中央部の温度が目標値に達していない場合、
すなわち、ローラ端部の温度が目標値に達しているがロ
ーラ中央部の温度が目標値より低い場合は、端部コイル
13で消費していない分の(ローラ端部温度が目標値に
達して端部コイル13への印加実効電力が低下されて余
った分の)電力を中央コイル12で消費するように設定
する(S4)。具体的には、そのときの端部コイル13
への印加実効電力を端部コイルの最大値として設定し
(この値は300W以下である)、その分中央コイル1
2への印加実効電力の最大値を増加させる(500W+
(Wc−Wb))。そして、S1に戻り、通紙が終了し
たら各コイルへの印加実効電力の最大値をデフォルトに
戻す(S5)。
【0046】また、S2でローラ端部の温度が所定の目
標値に達していないと判定された場合は、各コイルへの
印加実効電力の最大値をデフォルト(中央:500W、
端部:300W)に戻して、S1に戻る。
【0047】このような制御により、定着装置で使用で
きる電力を有効に使用することができ、定着ローラの温
度低下を低減させることができる。なお、実際には、温
度検知部材の応答性を考慮して、ローラ温度が目標に達
しているかどうか判断する前に、温度が安定するまでの
時間を確保するようにしてもよい。例えば、図7のフロ
ーチャートにおいて、S2とS3の間に、適当な待機時
間を設けるようにして実現できる。このようにした場合
は、温度検知部材の応答性を吸収して、より適切な電力
の有効利用ができる。
【0048】また、実施例1,2,3の制御のうち、少
なくとも2つの制御を組み合わせた制御も可能である。
例えば、通紙時に用紙幅と温度検知部材の出力に応じて
各コイルへの印加実効電力の最大値を変更するようにし
ても良い。
【0049】ところで、上記実施形態では、図1に示す
ような定着ローラ芯金を複数の誘導加熱コイル(中央コ
イル12と端部コイル13)で加熱する構成であった
が、定着部材として定着ベルトを使用する構成の定着装
置にも本発明を適用することができる。定着ベルトは、
磁性材料を混入した材料で形成した可撓性を有するベル
トで、これを複数の誘導加熱コイルで加熱する場合に、
上記各実施例で説明したような電力制御を実施すること
により、定着装置で使用できる電力を有効に使用するこ
とができる。また、定着ベルトを使用する定着装置にお
いても、上記各実施例のうちの少なくとも2つを組み合
わせた制御を行なうことができる。
【0050】一般的に、定着部材としてのベルトはロー
ラよりも熱容量が小さいので、定着ベルトの温度低下を
防ぐために、上記説明したような電力制御を行なうこと
により定着性を得ることが好ましい。なお、ベルト幅方
向の異なる位置に配設された複数の誘導加熱コイルによ
り定着ベルトを加熱する(各コイルによって加熱される
ベルトの幅方向の領域が異なる)構成であれば、その他
の構成について限定するものではない。
【0051】以上、本発明を実施形態に基づいて説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。また、
各実施例において例示した各コイルへの印加実効電力の
値などはいずれも一例であり、例示した以外の値に設定
することも可能である。
【0052】また、複数のコイルとしては2つに限ら
ず、3つ以上のコイルを有する場合でも本発明を適用す
ることができる。また、各コイルの配置形態(各コイル
のローラあるいはベルトの幅方向の大きさ)なども一例
であり、任意に設定できるものである。
【0053】さらに、上記説明では用紙搬送基準が中央
基準の定着装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限らず、用紙搬送基準が片側基準であっても構わな
い。その場合、複数の誘導加熱コイルの配置は、片側基
準に対応する配置とすれば良い。
【0054】最後に、本発明を適用した定着装置を備え
る画像形成装置の全体構成について説明する。図8に示
す複写機は、装置本体2の上部にADF3を装着してい
る。ADF3の下部の本体最上部には原稿画像を読み取
るスキャナ4が配置され、その下に感光体ドラム5を中
心に電子写真プロセスに必要な各種機器が配設されてい
る。感光体ドラム5の周囲には、現像ユニット6、転写
搬送ユニット7、クリーニングユニット8等が設けられ
ている。図において、感光体ドラム5の左側に、本発明
を適用した定着装置1が配置されている。この定着装置
1は、上記説明した定着ローラ10に加圧ローラが所定
の圧力で圧接されている。定着装置の誘導加熱コイルを
駆動する回路(高周波回路)の構成は基本的に従来のも
のと同様で構わない。また、この複写機は、本体内の給
紙トレイ9aのほか、装置側面に手差しトレイ9bを備
えている。
【0055】この複写機の動作について簡単に説明す
る。図示しない駆動手段により回転駆動される感光体ド
ラム5は、帯電器によりその表面が一様に帯電される。
コンタクトガラス上の原稿画像がスキャナ4により読み
取られ、感光体ドラム5上に露光されて静電潜像が形成
される。感光体ドラム5上の潜像は現像装置6により可
視像化され、トナー像が形成される。
【0056】一方、給紙トレイ9a又は手差しトレイ9
bから用紙が呼び出され、レジストローラ16へ搬送さ
れる。そして、感光体ドラム5上のトナー像の転写タイ
ミングを取られて転写位置へ送出される。
【0057】転写搬送ユニット7により、転写位置へ送
られてきた用紙上に感光体ドラム5上のトナー像が転写
され、用紙は感光体ドラム5から分離されて定着装置1
へと送られる。そして、用紙上の未定着トナー像が定着
装置1により定着された後、用紙は排紙トレイ17へ排
出される。トナー像転写後の感光体ドラム5はクリーニ
ング装置8により清掃され、次回の画像形成に備える。
【0058】画像形成装置の例として複写機を挙げた
が、プリンタやファクシミリ等でも構わない。また、画
像形成装置の作像部の構成も一例であり、レーザやその
他の書き込み手段によるデジタル方式でも構わない。さ
らに、多段の給紙カセットを備え、サイズや向きの異な
る用紙を収納可能な構成のものでも良い。その場合、上
述したように、用紙サイズ及び通紙方向による用紙の幅
に応じて定着装置の各加熱コイルへ流す電流の総和が一
定となるように、各コイルへの印加実効電力の最大値を
設定すると好適である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の定着装
置及び請求項5の画像形成装置によれば、通紙時に各誘
導加熱コイルを流れる電流に応じて、各誘導加熱コイル
へ流す電流の総和を一定にするので、定着装置に許容さ
れた電力を有効に利用することができ、定着部材の温度
低下を低減させることができる。
【0060】請求項2又は請求項6の構成により、通紙
時に記録材の幅に応じて、各誘導加熱コイルへ流す電流
の総和を一定にするので、記録材の幅に応じた確実な定
着を行うことができる。特に、小サイズ用紙の場合に確
実な定着動作が実現できる。
【0061】請求項3又は請求項7の構成により、通紙
時に温度検知部材による検知温度に応じて、各誘導加熱
コイルへ流す電流の総和を一定にするので、定着部材の
温度状態に応じた確実な定着を行うことができる。
【0062】請求項4又は請求項8の構成により、通紙
時に、各誘導加熱コイルを流れる電流、記録材の幅、温
度検知部材による検知温度のうちの少なくとも2つの組
み合わせに応じて、各誘導加熱コイルへ流す電流の総和
を一定にするので、より有効に電力を使用することがで
き、定着部材の温度低下を低減させることができる。
【0063】請求項9の構成により、複数の誘導加熱コ
イルが、定着部材の幅方向の異なる領域に配設されるの
で、用紙幅が異なる場合に電力を有効に利用した確実な
定着が可能となる。
【0064】請求項10の構成により、構成の簡単な定
着ローラを使用して、電力を有効に利用した確実な定着
を行なうことができる。請求項11の構成により、一般
的に熱容量がローラよりも小さいベルト状の定着部材に
おいて、電力を有効に利用した確実な定着を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の一例の主要部を示す部
分断面図である。
【図2】定着装置における電力制御の参考例を示すグラ
フである。
【図3】本発明による複数コイルの電力制御の一例を示
すグラフである。
【図4】その制御内容を示すフローチャートである。
【図5】本発明による複数コイルの電力制御の別例を示
すグラフである。
【図6】その制御内容を示すフローチャートである。
【図7】本発明による複数コイルの電力制御の更に別の
例を示すフローチャートである。
【図8】本発明を適用した定着装置を備える画像形成装
置の全体構成を示す断面図である。
【図9】複数ヒータを設けた従来の定着装置の要部を模
式的に示す断面図である。
【図10】その定着装置のヒータ配置、ヒータ配光分布
及び通紙方向を説明する模式図である。
【図11】その定着装置にA4横の用紙を通紙した場合
のヒータ消費電力を示すグラフである。
【図12】その定着装置にA4縦の用紙を通紙した場合
のヒータ消費電力を示すグラフである。
【符号の説明】
1 定着装置 2 複写機本体 10 定着ローラ(定着部材) 11 定着ローラ芯金 12 中央コイル(誘導加熱コイル) 13 端部コイル(誘導加熱コイル) 14,15 サーミスタ(温度検知部材) 20 従来の定着ローラ 30 加圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/44 H05B 6/44 (72)発明者 菅原 正栄 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3 −1 東北リコー株式会社内 Fターム(参考) 2H033 BA11 BA30 BA32 BB17 BE06 CA17 CA23 CA44 3K059 AA08 AB19 AB27 AB28 AC07 AC33 AD03 AD13 BD01 CD03 CD64 CD73 CD75

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導加熱される定着部材を有する定着装
    置において、 前記定着部材を加熱する複数の誘導加熱コイルを設け、 通紙時に各誘導加熱コイルを流れる電流に応じて、各誘
    導加熱コイルへ流す電流の総和を一定にすることを特徴
    とする定着装置。
  2. 【請求項2】 誘導加熱される定着部材を有する定着装
    置において、 前記定着部材を加熱する複数の誘導加熱コイルを設け、 通紙時に記録材の幅に応じて、各誘導加熱コイルへ流す
    電流の総和を一定にすることを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 誘導加熱される定着部材を有する定着装
    置において、 前記定着部材を加熱する複数の誘導加熱コイルと、前記
    定着部材の温度を検知する温度検知部材とを設け、 通紙時に前記温度検知部材による検知温度に応じて、各
    誘導加熱コイルへ流す電流の総和を一定にすることを特
    徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 誘導加熱される定着部材を有する定着装
    置において、 前記定着部材を加熱する複数の誘導加熱コイルと、前記
    定着部材の温度を検知する温度検知部材とを設け、 通紙時に、各誘導加熱コイルを流れる電流、記録材の
    幅、温度検知部材による検知温度のうちの少なくとも2
    つの組み合わせに応じて、各誘導加熱コイルへ流す電流
    の総和を一定にすることを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】 誘導加熱される定着部材を有する定着装
    置を備える画像形成装置において、 前記定着部材を加熱する複数の誘導加熱コイルを設け、 通紙時に各誘導加熱コイルを流れる電流に応じて、各誘
    導加熱コイルへ流す電流の総和を一定にすることを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 通紙時に記録材の幅に応じて、各誘導加
    熱コイルへ流す電流の総和を一定にすることを特徴とす
    る、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記定着部材の温度を検知する温度検知
    部材を有し、通紙時に前記温度検知部材による検知温度
    に応じて、各誘導加熱コイルへ流す電流の総和を一定に
    することを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記定着部材の温度を検知する温度検知
    部材を有し、通紙時に、各誘導加熱コイルを流れる電
    流、記録材の幅、温度検知部材による検知温度のうちの
    少なくとも2つの組み合わせに応じて、各誘導加熱コイ
    ルへ流す電流の総和を一定にすることを特徴とする、請
    求項5に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の誘導加熱コイルが、定着部材
    の幅方向の異なる領域に配設されることを特徴とする、
    請求項1〜8に記載の定着装置又は画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記定着部材が定着ローラであること
    を特徴とする、請求項1〜8に記載の定着装置又は画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 前記定着部材が定着ベルトであること
    を特徴とする、請求項1〜8に記載の定着装置又は画像
    形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330252A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
CN100350334C (zh) * 2002-02-28 2007-11-21 松下电器产业株式会社 图像加热装置、图像形成装置、图像复印装置和温度控制方法
JP2009053228A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2013164474A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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