JP2002048948A - 光通信モジュール - Google Patents
光通信モジュールInfo
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/262—Optical details of coupling light into, or out of, or between fibre ends, e.g. special fibre end shapes or associated optical elements
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4292—Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements
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- G02B2006/4297—Coupling light guides with opto-electronic elements coupling with sources of high radiant energy, e.g. high power lasers, high temperature light sources having protection means, e.g. protecting humans against accidental exposure to harmful laser radiation
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- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 LDを使用する場合その放射光のコヒーレン
ス性より光ファイバもしくはコネクタが外れた状態にお
いて送信光がLDより照射されると目や皮膚を損傷する
危険性があるため、レーザ光線が通信モジュール外部へ
漏れることを防止し、目の安全性を確保する。 【解決手段】 送信光1aを出射する放射部材2と、放
射部材に外部伝送用の光ファイバ7を離脱可能に接続す
るための接続具を備え、その接続具は光ファイバ接続時
に光ファイバの端部を同軸に受入れて固定する筒状の収
容部を有し、光ファイバ接続時には光放射部材2からの
送信光はその光軸が光ファイバの光軸8と所定角度で交
差して光ファイバ内へ入射し、光ファイバの離脱時には
前記出射ビームが収容部内壁に衝突するように、放射部
材と接続具とが配置されてなる。
ス性より光ファイバもしくはコネクタが外れた状態にお
いて送信光がLDより照射されると目や皮膚を損傷する
危険性があるため、レーザ光線が通信モジュール外部へ
漏れることを防止し、目の安全性を確保する。 【解決手段】 送信光1aを出射する放射部材2と、放
射部材に外部伝送用の光ファイバ7を離脱可能に接続す
るための接続具を備え、その接続具は光ファイバ接続時
に光ファイバの端部を同軸に受入れて固定する筒状の収
容部を有し、光ファイバ接続時には光放射部材2からの
送信光はその光軸が光ファイバの光軸8と所定角度で交
差して光ファイバ内へ入射し、光ファイバの離脱時には
前記出射ビームが収容部内壁に衝突するように、放射部
材と接続具とが配置されてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバを用
いて光信号を送信することのできる光通信モジュールに
関し、より詳しくは、プラスチック光ファイバ等のマル
チモード光ファイバを伝送媒体として、家庭内通信や電
子機器間通信、LAN(Local Area Network)等に使用
することのできる光通信モジュールに関するものであ
る。
いて光信号を送信することのできる光通信モジュールに
関し、より詳しくは、プラスチック光ファイバ等のマル
チモード光ファイバを伝送媒体として、家庭内通信や電
子機器間通信、LAN(Local Area Network)等に使用
することのできる光通信モジュールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバを伝送媒体として信号
光の送信を行う光通信モジュールにおいて、一般に屋内
で使用される伝送速度が百Mbps以下の低速通信には
光源としてLEDが使用され、主に幹線系で使用される
Gbpsオーダーの高速通信用には光源としてLD(半
導体レーザ)が使用されてきた。
光の送信を行う光通信モジュールにおいて、一般に屋内
で使用される伝送速度が百Mbps以下の低速通信には
光源としてLEDが使用され、主に幹線系で使用される
Gbpsオーダーの高速通信用には光源としてLD(半
導体レーザ)が使用されてきた。
【0003】LEDを使用する場合あまり問題とならな
いが、LDを使用する場合、その放射光のコヒーレンス
性により光ファイバのコネクタが外れた状態において漏
洩する放射光により目や皮膚を損傷する危険性があるた
め、JIS等で取り扱いに関し細かく規制されている。
従って、光通信モジュールにおいては、光ファイバのコ
ネクタが外れた状態においてその規格内に放射光が収ま
るように、主にシャッタ等で機械的にLDからの放射
光の漏洩を防止する。コネクタの離脱を感知して電気
的にLDをオフにする等の工夫がなされている。
いが、LDを使用する場合、その放射光のコヒーレンス
性により光ファイバのコネクタが外れた状態において漏
洩する放射光により目や皮膚を損傷する危険性があるた
め、JIS等で取り扱いに関し細かく規制されている。
従って、光通信モジュールにおいては、光ファイバのコ
ネクタが外れた状態においてその規格内に放射光が収ま
るように、主にシャッタ等で機械的にLDからの放射
光の漏洩を防止する。コネクタの離脱を感知して電気
的にLDをオフにする等の工夫がなされている。
【0004】その一例として、前記シャッタ等で機械
的にLDからの放射光の漏洩を防止する方法が特開平9
−211264号公報に開示されている。図17,18
に基づいてこの方法を説明する。
的にLDからの放射光の漏洩を防止する方法が特開平9
−211264号公報に開示されている。図17,18
に基づいてこの方法を説明する。
【0005】図17,18において、101はこの発明
の基本となる送信光漏洩防止用シャッタ、102は送信
光放射部材、103はレセプタクル、104は後記する
フェルール固定用の円筒、105は光コネクタ、106
はフェルール、107は光ファイバへの送信光、108
は光ファイバを示す。
の基本となる送信光漏洩防止用シャッタ、102は送信
光放射部材、103はレセプタクル、104は後記する
フェルール固定用の円筒、105は光コネクタ、106
はフェルール、107は光ファイバへの送信光、108
は光ファイバを示す。
【0006】101はリン青銅等の弾性を持った部材で
作成され、光ファイバコネクタ105が挿入された状態
では、図18に示すように、前記光ファイバコネクタ1
05に押し倒される形で傾倒し、コネクタ挿入を阻害し
ないような形になっており、送信光107は図示されな
いフェルール104に内包される光ファイバ108に結
合される。
作成され、光ファイバコネクタ105が挿入された状態
では、図18に示すように、前記光ファイバコネクタ1
05に押し倒される形で傾倒し、コネクタ挿入を阻害し
ないような形になっており、送信光107は図示されな
いフェルール104に内包される光ファイバ108に結
合される。
【0007】次に前記光ファイバコネクタ105が外さ
れた場合、前記送信光漏洩防止用シャッタばねの力で復
元し前記送信光の光路を遮断し、送信光がモジュールの
外へ放射されるのを防止する構造になっている。
れた場合、前記送信光漏洩防止用シャッタばねの力で復
元し前記送信光の光路を遮断し、送信光がモジュールの
外へ放射されるのを防止する構造になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、IEEE139
4やATM等の普及により家庭内等の屋内の機器間通信
においても、数百Mbpsオーダーの高速度が必要にな
り送信用光源としてLEDでなくLDが使用されるよう
になってきた。この場合、幹線系やオフィスのLANと
比べて、コネクタの抜き差しの回数が比較にならないほ
ど増加する。従来例のように機械的な機構を利用した方
式は何回もの繰り返し使用を行う場合に信頼性の問題が
ある。また、コスト的にも微小な光通信モジュール内に
シャッタのような機構を設けることは好ましくない。
4やATM等の普及により家庭内等の屋内の機器間通信
においても、数百Mbpsオーダーの高速度が必要にな
り送信用光源としてLEDでなくLDが使用されるよう
になってきた。この場合、幹線系やオフィスのLANと
比べて、コネクタの抜き差しの回数が比較にならないほ
ど増加する。従来例のように機械的な機構を利用した方
式は何回もの繰り返し使用を行う場合に信頼性の問題が
ある。また、コスト的にも微小な光通信モジュール内に
シャッタのような機構を設けることは好ましくない。
【0009】また、電気的にコネクタの着脱を検知する
方法も、機械的な方法よりは信頼性があるが、100%
確実に動作する保証はなく人体への安全の基本的な理念
であるフェールセイフの観点からも好ましくない。また
前例と同様にコストアップにつながる。
方法も、機械的な方法よりは信頼性があるが、100%
確実に動作する保証はなく人体への安全の基本的な理念
であるフェールセイフの観点からも好ましくない。また
前例と同様にコストアップにつながる。
【0010】また、LDの出力自体を恒常的に下げるこ
とも考えられるが、光ファイバに結合される送信光量自
体が下がることになり、SN比が低下して長距離伝送時
の支障となる。
とも考えられるが、光ファイバに結合される送信光量自
体が下がることになり、SN比が低下して長距離伝送時
の支障となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、送信光を出
射する放射部材と、放射部材に外部伝送用の光ファイバ
を離脱可能に接続するための接続具を備え、その接続具
は光ファイバ接続時に光ファイバの端部を同軸に受入れ
て固定する筒状の収容部を有し、光ファイバ接続時には
光放射部材からの送信光はその光軸が光ファイバの光軸
と所定角度で交差して光ファイバ内へ入射し、光ファイ
バの離脱時には前記出射ビームが収容部内壁に衝突する
ように、放射部材と接続具とが配置されてなる光通信モ
ジュールを提供するものである。
射する放射部材と、放射部材に外部伝送用の光ファイバ
を離脱可能に接続するための接続具を備え、その接続具
は光ファイバ接続時に光ファイバの端部を同軸に受入れ
て固定する筒状の収容部を有し、光ファイバ接続時には
光放射部材からの送信光はその光軸が光ファイバの光軸
と所定角度で交差して光ファイバ内へ入射し、光ファイ
バの離脱時には前記出射ビームが収容部内壁に衝突する
ように、放射部材と接続具とが配置されてなる光通信モ
ジュールを提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明において送信光を出射す
る放射部材は、例えば、半導体レーザおよび送信光学系
からなる。また、光ファイバの接続具には、光ファイバ
の端部を受け入れて接続するためのレセプタクル方式の
ものを用いることができる。
る放射部材は、例えば、半導体レーザおよび送信光学系
からなる。また、光ファイバの接続具には、光ファイバ
の端部を受け入れて接続するためのレセプタクル方式の
ものを用いることができる。
【0013】収容部内壁は前記出射ビームの衝突部位が
出射ビームを発散するように加工されることが好まし
い。また、収容部は、前記出射ビームを散乱させる光散
乱部材を内壁に備えてもよいし、前記出射ビームを吸収
する光吸収部材を内壁に備えてもよいし、前記出射ビー
ムを反射吸収する凹部を内壁に備えてもよい。光ファイ
バの前記端部は端面が光ファイバの光軸に垂直で、光フ
ァイバはコアおよびクラッドがそれぞれ屈折率n1,n
2を有するとき、前記所定角度がsin-1(√(n12
−n22))より小さいことが好ましい。光ファイバの
前記端部は、端面が光ファイバの光軸に対して鋭角をな
してもよいし、また、端面が凸レンズ状に形成されても
よい。
出射ビームを発散するように加工されることが好まし
い。また、収容部は、前記出射ビームを散乱させる光散
乱部材を内壁に備えてもよいし、前記出射ビームを吸収
する光吸収部材を内壁に備えてもよいし、前記出射ビー
ムを反射吸収する凹部を内壁に備えてもよい。光ファイ
バの前記端部は端面が光ファイバの光軸に垂直で、光フ
ァイバはコアおよびクラッドがそれぞれ屈折率n1,n
2を有するとき、前記所定角度がsin-1(√(n12
−n22))より小さいことが好ましい。光ファイバの
前記端部は、端面が光ファイバの光軸に対して鋭角をな
してもよいし、また、端面が凸レンズ状に形成されても
よい。
【0014】次に、半導体レーザを使用する場合の放射
安全基準について説明する。半導体レーザを使用する場
合の放射安全基準は、米国のANSIZ 136.1、
IEC、JIS C6802等により定められている
が、基本的には人体障害、即ち、目及び皮膚に対する障
害発生のしきい値で定められ、各規格間でほぼ統一され
ている。今回はJISを引用する。
安全基準について説明する。半導体レーザを使用する場
合の放射安全基準は、米国のANSIZ 136.1、
IEC、JIS C6802等により定められている
が、基本的には人体障害、即ち、目及び皮膚に対する障
害発生のしきい値で定められ、各規格間でほぼ統一され
ている。今回はJISを引用する。
【0015】前記しきい値は、レーザ製品の放射波長、
発振の形態又はレーザ光源が点光源若しくは分散光源で
あるかどうかにより異なり、レーザ放射による障害発生
率が50%のレベルの1/10の強度であるMPE(Ma
ximum Permissible Exposure)値が決められている。M
PEは基本的に目に対するものと皮膚に対するもので異
なり、更に目に対するものはビーム内観察状態と分散光
源観察状態により異なる。
発振の形態又はレーザ光源が点光源若しくは分散光源で
あるかどうかにより異なり、レーザ放射による障害発生
率が50%のレベルの1/10の強度であるMPE(Ma
ximum Permissible Exposure)値が決められている。M
PEは基本的に目に対するものと皮膚に対するもので異
なり、更に目に対するものはビーム内観察状態と分散光
源観察状態により異なる。
【0016】光源を見る視野角が限界視覚αminより
大きい場合が分散光源観察状態である。通常は光ファイ
バコネクタが外れた状態では、半導体レーザからの放射
光は光学系を介して低いNAで外部へ放射されるためビ
ーム内観察状態となり、光ファイバからの放射光はファ
イバ端面のランバート分布型面光源として扱えるため分
散光源観察状態になる。
大きい場合が分散光源観察状態である。通常は光ファイ
バコネクタが外れた状態では、半導体レーザからの放射
光は光学系を介して低いNAで外部へ放射されるためビ
ーム内観察状態となり、光ファイバからの放射光はファ
イバ端面のランバート分布型面光源として扱えるため分
散光源観察状態になる。
【0017】また露光量の測定や計算を行う基準となる
開口は限界開口と呼ばれる。放射照度や放射露光を平均
して求める際に用いる円形領域の直径となる。今回は後
述するように目に対する安全性、特に波長400〜14
00nmまでの光について議論するので7mmが適用さ
れる。また、この発明の繰り返しパルスレーザや変調レ
ーザの場合、MPE値は後述する算定法に基づいた値が
適用される。
開口は限界開口と呼ばれる。放射照度や放射露光を平均
して求める際に用いる円形領域の直径となる。今回は後
述するように目に対する安全性、特に波長400〜14
00nmまでの光について議論するので7mmが適用さ
れる。また、この発明の繰り返しパルスレーザや変調レ
ーザの場合、MPE値は後述する算定法に基づいた値が
適用される。
【0018】また、レーザビームの波長、エネルギーの
大きさ及びパルス特性は広い範囲にわたる可能性がある
ため、レーザビームを用いるときに起こる障害は広範囲
に変化する。従ってレーザーを一つのグループとして共
通の安全基準を適用できないため、クラス分けされる。
各クラスはそれぞAEL(Accesible Emission Limit被
爆放出限界値)で細かく規定されている。レーザ製品の
クラス分けは、AELが最高のクラスになるように行
う。
大きさ及びパルス特性は広い範囲にわたる可能性がある
ため、レーザビームを用いるときに起こる障害は広範囲
に変化する。従ってレーザーを一つのグループとして共
通の安全基準を適用できないため、クラス分けされる。
各クラスはそれぞAEL(Accesible Emission Limit被
爆放出限界値)で細かく規定されている。レーザ製品の
クラス分けは、AELが最高のクラスになるように行
う。
【0019】なお、クラス1レーザとは、基本的に安全
なもので、どのような条件の下でも最大許容露光レベル
をこえることがあってはならない。設計によって技術的
にMPEをこえないものも含む。また、クラス2レーザ
とは、可視光(波長範囲400〜700nm)を放出
し、CW若しくはパルスで動作する低出力のものとす
る。放出持続時間が0.25秒までのクラス2レーザの
出力パワー若しくはエネルギーは、これに対応するクラ
ス1のAELに制限しなければならない。CWレーザで
は、放出持続時間が0.25秒以上のクラス2レーザ出
力パワーの上限は、1mWである。
なもので、どのような条件の下でも最大許容露光レベル
をこえることがあってはならない。設計によって技術的
にMPEをこえないものも含む。また、クラス2レーザ
とは、可視光(波長範囲400〜700nm)を放出
し、CW若しくはパルスで動作する低出力のものとす
る。放出持続時間が0.25秒までのクラス2レーザの
出力パワー若しくはエネルギーは、これに対応するクラ
ス1のAELに制限しなければならない。CWレーザで
は、放出持続時間が0.25秒以上のクラス2レーザ出
力パワーの上限は、1mWである。
【0020】クラス分けの基準時間であるが、今回議論
する波長400nm以上のレーザ製品で、製品の機能若
しくは設計上レーザ放射を覗きこんで使用しない場合は
軽減された持続時間1000秒が適用される。
する波長400nm以上のレーザ製品で、製品の機能若
しくは設計上レーザ放射を覗きこんで使用しない場合は
軽減された持続時間1000秒が適用される。
【0021】この発明では、皮膚に対する安全性は目に
対する安全性よりしきい値が数桁大きく全く問題ない。
したがって、レーザ製品のクラス分けは目に対する安全
性で決定される。即ち最も厳しいしきい値で議論する必
要がある。また光ファイバコネクタのように一般消費者
により頻繁に取り外しを行う用途のあるものに関して
は、コネクタが外れたときにレーザ光が目にはいること
を前提にした設計にしてその光量を規定レベルのクラス
1若しくはクラス2以下に抑えるか、機械的若しくは電
気的なシャッタ等で外部へ漏れない構造にする必要があ
る。この発明は前者に相当する。
対する安全性よりしきい値が数桁大きく全く問題ない。
したがって、レーザ製品のクラス分けは目に対する安全
性で決定される。即ち最も厳しいしきい値で議論する必
要がある。また光ファイバコネクタのように一般消費者
により頻繁に取り外しを行う用途のあるものに関して
は、コネクタが外れたときにレーザ光が目にはいること
を前提にした設計にしてその光量を規定レベルのクラス
1若しくはクラス2以下に抑えるか、機械的若しくは電
気的なシャッタ等で外部へ漏れない構造にする必要があ
る。この発明は前者に相当する。
【0022】例えば、近年家庭内ネットワーク用途とし
てPOFが注目されているが、そのPOFには波長透過
域より波長650nmの半導体レーザが光源として使用
される。NRZ符号で伝送レート250Mbpsのとき
を例に取り目に入る光量の既定値を算出する。
てPOFが注目されているが、そのPOFには波長透過
域より波長650nmの半導体レーザが光源として使用
される。NRZ符号で伝送レート250Mbpsのとき
を例に取り目に入る光量の既定値を算出する。
【0023】通常通信用LDはパルス変調されるのでパ
ルスレーザの規定をあてはめる必要がある。波長400
〜1400nmに対するMPEは、次の(a)、
(b)、(c)の中で最も厳しいものを用いて決定され
る。他の波長に関しては次の(a),(b)の厳しいほ
うで決定される。
ルスレーザの規定をあてはめる必要がある。波長400
〜1400nmに対するMPEは、次の(a)、
(b)、(c)の中で最も厳しいものを用いて決定され
る。他の波長に関しては次の(a),(b)の厳しいほ
うで決定される。
【0024】(a)パルス列内のどの単一パルスからの
露光も、単一パルスからのMPEをこえてはいけない。 (b)パルス持続時間Tのパルス列の平均放射照度は、
パルス持続時間Tの単一パルスに対するMPEをこえて
はならない。 (c)パルス列内のどの単一パルスからの露光も、次の
式で算出したMPEtrainをこえてはならない。
露光も、単一パルスからのMPEをこえてはいけない。 (b)パルス持続時間Tのパルス列の平均放射照度は、
パルス持続時間Tの単一パルスに対するMPEをこえて
はならない。 (c)パルス列内のどの単一パルスからの露光も、次の
式で算出したMPEtrainをこえてはならない。
【0025】MPEtrain=MPEsingle×
N^0.25 MPEtrain:パルス列内の単一パルスからの露光 MPEsingle:単一パルスのMPE N:露光中に予測されるパルスの数
N^0.25 MPEtrain:パルス列内の単一パルスからの露光 MPEsingle:単一パルスのMPE N:露光中に予測されるパルスの数
【0026】以上の(a)、(b)、(c)を放射パワ
ーに換算する。放出持続時間t秒(パルス幅)に対する
AELをAEL(t)、これに対する光量をPmax
(t)、パルス列の持続時間をT秒、T秒中のパルス数
をN、パルス列の平均放射パワー(平均光量)をPa、
及びパルス列中の単一パルスに対して許容される出射光
量をPとすると、上記(a)、(b)、(c)は以下の
式になる。
ーに換算する。放出持続時間t秒(パルス幅)に対する
AELをAEL(t)、これに対する光量をPmax
(t)、パルス列の持続時間をT秒、T秒中のパルス数
をN、パルス列の平均放射パワー(平均光量)をPa、
及びパルス列中の単一パルスに対して許容される出射光
量をPとすると、上記(a)、(b)、(c)は以下の
式になる。
【0027】 (a)P<=Pmax(t)=AEL(t)/t … (b)Pa<=Pmax(T)=AEL(T)/t … ∴P=Pa*T(N*t)<=AEL(T)/(N*t) (c)P<=(AEL(t)*N^0.25))/t …
【0028】NRZ符号で250Mbpsであるので、
周波数fは125MHzとなる。また、通常信号は01
01の繰り返しでなく、0や1が5〜10個連続した値
となる場合もある。ここでは0若しくは1が最大で5個
まで続く符号方式を考える。パルス幅の最小値は4ns
ec、最大値は20nsecとなるので、平均値として
12nsecのパルスの0101が125MHzで繰り
返すとして取り扱う。T秒すなわち1000秒ではパル
ス数Nは4.17E10となる。
周波数fは125MHzとなる。また、通常信号は01
01の繰り返しでなく、0や1が5〜10個連続した値
となる場合もある。ここでは0若しくは1が最大で5個
まで続く符号方式を考える。パルス幅の最小値は4ns
ec、最大値は20nsecとなるので、平均値として
12nsecのパルスの0101が125MHzで繰り
返すとして取り扱う。T秒すなわち1000秒ではパル
ス数Nは4.17E10となる。
【0029】ここで最大許容露光量について算出する。
図15及び図16はパルス駆動時のレーザ出力の換算方
法の一例である。時間T、周波数Fに対し、パワーP、
平均パワーPa、パルス発生時間tとしている。
図15及び図16はパルス駆動時のレーザ出力の換算方
法の一例である。時間T、周波数Fに対し、パワーP、
平均パワーPa、パルス発生時間tとしている。
【0030】(a)の場合、図15を用いて算出する。
式にt=12nsecに対応するAELを代入すると
P<=AEL(t)/t=7*(10^−4)*(t^
−0.25)=66.9mW
式にt=12nsecに対応するAELを代入すると
P<=AEL(t)/t=7*(10^−4)*(t^
−0.25)=66.9mW
【0031】(b)の場合、図16を用いて算出する。
式にT=1000secに対するAEL、1000s
ec中のパルス幅及びtを代入するとP<=AEL
(T)/(N*t)=2*AEL(T)/T=0.24
6mW
式にT=1000secに対するAEL、1000s
ec中のパルス幅及びtを代入するとP<=AEL
(T)/(N*t)=2*AEL(T)/T=0.24
6mW
【0032】(c)の場合 式に1000sec中のパルス数Nを代入すると P<=AEL(t)*(N^−0.25)/t =7*10^−4*(t^0.75)/t*(N^−
0.25) =7*10^−4*(t^−0.25)/t*(N^−
0.25) =0.15mW
0.25) =7*10^−4*(t^−0.25)/t*(N^−
0.25) =0.15mW
【0033】従って、この場合AELtrainで規制
されることになる。万が一、送信側の光ファイバコネク
タが外れて目へ送信光が入射しても大丈夫なクラス1、
2として使用するためには目に対する入射光量を0.1
5mW以下に抑える必要がある。
されることになる。万が一、送信側の光ファイバコネク
タが外れて目へ送信光が入射しても大丈夫なクラス1、
2として使用するためには目に対する入射光量を0.1
5mW以下に抑える必要がある。
【0034】目に対する入射光量の定義を図13を用い
て説明する。ここで、目に対する入射光量とは網膜へ結
像する量で、レーザの出力を0.15mWに抑えると言
うことではない。波長も400nm以下や1400nm
以上の光は網膜まで到達しないのであまり問題とならな
い。また、レーザ光放射部と目との距離が離れている場
合は当然光量が弱くなるので問題とならない。逆に距離
が近すぎる場合も網膜上に結像することが困難であるた
め問題とならない。
て説明する。ここで、目に対する入射光量とは網膜へ結
像する量で、レーザの出力を0.15mWに抑えると言
うことではない。波長も400nm以下や1400nm
以上の光は網膜まで到達しないのであまり問題とならな
い。また、レーザ光放射部と目との距離が離れている場
合は当然光量が弱くなるので問題とならない。逆に距離
が近すぎる場合も網膜上に結像することが困難であるた
め問題とならない。
【0035】通常はレーザ光放射部からの距離100m
mで目の開口7mmφへの入射光量で定義する。よって
当然放射光の広がりが大きい場合や光源が大きい場合よ
り、光源が小さく広がり角が小さい場合により問題とな
る。今回の場合光源は点光源に近いため、目に対する入
射量は図に示すごとく光ファイバへの入射光の励振NA
に依存する。
mで目の開口7mmφへの入射光量で定義する。よって
当然放射光の広がりが大きい場合や光源が大きい場合よ
り、光源が小さく広がり角が小さい場合により問題とな
る。今回の場合光源は点光源に近いため、目に対する入
射量は図に示すごとく光ファイバへの入射光の励振NA
に依存する。
【0036】このように網膜に結像する光量が最大とな
るのは、光源から100mmの位置であり、網膜へ入射
する開口は7mm(瞳の大きさ)であるので、光源から
100mmの位置でφ7mmのアパーチャに入る最大光
量を求め、その光量が0.15mW以下となる放射角
(励振NA)以上するか、光源出力を前記光量が0.1
5mW以下になる様調整する。
るのは、光源から100mmの位置であり、網膜へ入射
する開口は7mm(瞳の大きさ)であるので、光源から
100mmの位置でφ7mmのアパーチャに入る最大光
量を求め、その光量が0.15mW以下となる放射角
(励振NA)以上するか、光源出力を前記光量が0.1
5mW以下になる様調整する。
【0037】目への入射光量0.15mWをレーザの出
力に換算した場合すなわち、レーザの励振NAと光ファ
イバへの入射出力の関係を図14に示す。このようにか
なりレーザの出力を下げるか若しくは励振NAを大きく
しないとクラス1若しくは2以下に抑えることができな
い。
力に換算した場合すなわち、レーザの励振NAと光ファ
イバへの入射出力の関係を図14に示す。このようにか
なりレーザの出力を下げるか若しくは励振NAを大きく
しないとクラス1若しくは2以下に抑えることができな
い。
【0038】一方、光ファイバが受信側のソケットから
外れたとき、光ファイバから出射する光量は、光ファイ
バを構造NA0.3、口径1mmのPOFとすると、フ
ァイバ出射光の目への結合効率という形で求めると、 ((7:目の開口)^2/(60:目の位置での放射光
直径)^2)*((0.012:目の受光角のNA変換
値)^2)/(0.3:ファイバの構造NA)^2)=
0.00002
外れたとき、光ファイバから出射する光量は、光ファイ
バを構造NA0.3、口径1mmのPOFとすると、フ
ァイバ出射光の目への結合効率という形で求めると、 ((7:目の開口)^2/(60:目の位置での放射光
直径)^2)*((0.012:目の受光角のNA変換
値)^2)/(0.3:ファイバの構造NA)^2)=
0.00002
【0039】また、ファイバからの放射光の場合分散光
源観察状態に相当するので、AELは AEL=6636000 J・m^−2・sr^−1 =0.00255 J・(7mmφの面積)−2・(1
0^−5sr)^−1
源観察状態に相当するので、AELは AEL=6636000 J・m^−2・sr^−1 =0.00255 J・(7mmφの面積)−2・(1
0^−5sr)^−1
【0040】 T=1000であるので =0.00255*10^−3・(7mmφの面積)−2・(10^−5 sr)^−1 =0.00255mW・(7mmφの面積)−2・(10^−5sr)^ −1 =0.00255*50000=127.5mW ファイバ端で127.5mWまでokとなりこちらは全
く問題のない値となり、前述の送信側のコネクタが外れ
た時に目の安全性を確保する必要がある。
く問題のない値となり、前述の送信側のコネクタが外れ
た時に目の安全性を確保する必要がある。
【0041】実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述す
る。これによってこの発明が限定されるものではない。 (第1の実施例)図1はこの発明の基本的な原理を説明
するための概略断面図であり、図2はレセプタクルの円
筒4と送信光を図1のA方向から見た図である。
る。これによってこの発明が限定されるものではない。 (第1の実施例)図1はこの発明の基本的な原理を説明
するための概略断面図であり、図2はレセプタクルの円
筒4と送信光を図1のA方向から見た図である。
【0042】図1において、光ファイバモジュール1は
半導体レーザ及び送信光学系を内包した送信光放射部材
2、レセプタクル3、レセプタクル3に固着して取り付
けられているフェルール固定用の円筒部材4を備えてい
る。ここで送信光放射部材中の半導体レーザが出射する
送信光1aは後述するファイバの光軸8に対し角度θ1
だけ傾斜させた構成としている。そして、半導体レーザ
の送信光1aの延長線はフェルール固定用の円筒4と交
差するように構成されている。
半導体レーザ及び送信光学系を内包した送信光放射部材
2、レセプタクル3、レセプタクル3に固着して取り付
けられているフェルール固定用の円筒部材4を備えてい
る。ここで送信光放射部材中の半導体レーザが出射する
送信光1aは後述するファイバの光軸8に対し角度θ1
だけ傾斜させた構成としている。そして、半導体レーザ
の送信光1aの延長線はフェルール固定用の円筒4と交
差するように構成されている。
【0043】送信光1aが直接外部へ放射されない条件
すなわち、送信光1aを光ファイバの光軸より所定の角
度θ1だけ傾斜させ、円筒部材4に一旦反射させてから
外部へ1bのように発散されるような形態にする。円筒
4の形状・材質等で送信光の発散乱が生じ、前記ファイ
バ端からの出射の場合と同様の理由で結果的に目への入
射光量、正確には網膜への結像光量を大幅に減ずること
が可能となる。その結果シャッタのような機械的な処置
や送信光量を下げる処置を取らないと大きい送信光量を
維持できる。
すなわち、送信光1aを光ファイバの光軸より所定の角
度θ1だけ傾斜させ、円筒部材4に一旦反射させてから
外部へ1bのように発散されるような形態にする。円筒
4の形状・材質等で送信光の発散乱が生じ、前記ファイ
バ端からの出射の場合と同様の理由で結果的に目への入
射光量、正確には網膜への結像光量を大幅に減ずること
が可能となる。その結果シャッタのような機械的な処置
や送信光量を下げる処置を取らないと大きい送信光量を
維持できる。
【0044】また、図2は半導体レーザから出射した主
光線の軌跡を示している。送信光放射部材2に設けられ
た半導体レーザからの主光線1aは円筒部材4によって
反射され、1bに示すように拡散している様子を示して
いる。半導体レーザを傾斜させ、円筒部材4で反射させ
ることで、目へ入射する前の光の広がり角を大きくする
ことができ、許容量以上の網膜へ結合がなくなる。
光線の軌跡を示している。送信光放射部材2に設けられ
た半導体レーザからの主光線1aは円筒部材4によって
反射され、1bに示すように拡散している様子を示して
いる。半導体レーザを傾斜させ、円筒部材4で反射させ
ることで、目へ入射する前の光の広がり角を大きくする
ことができ、許容量以上の網膜へ結合がなくなる。
【0045】上記説明した構成についてさらに詳細に説
明する。つまり、半導体レーザからの送信光1aが光フ
ァイバを接続しないときに円筒部材で反射させる理由に
ついて説明する。
明する。つまり、半導体レーザからの送信光1aが光フ
ァイバを接続しないときに円筒部材で反射させる理由に
ついて説明する。
【0046】光源が半導体レーザで通常楕円型の強度分
布を示すので、今回は半値全角//8°、半値全角⊥3
0°の半導体レーザを使用し、光学系でNA変換された
後の大きい方の角度すなわち⊥方向の角度をθと規定し
た場合の目に対する許容LD出力について説明する。
布を示すので、今回は半値全角//8°、半値全角⊥3
0°の半導体レーザを使用し、光学系でNA変換された
後の大きい方の角度すなわち⊥方向の角度をθと規定し
た場合の目に対する許容LD出力について説明する。
【0047】まず、図3にレーザの主光線に対する放射
全角と許容LD出力の関係を示す。上記で説明したよう
に半導体レーザ光放射部より100mmの位置で目の開
口7mmφの目への入射光量の許容値は0.15mWで
あるが、レーザの送信光に対する放射全角が大きくなる
にしたがって、曲線(a)のように許容量も大きくな
る。
全角と許容LD出力の関係を示す。上記で説明したよう
に半導体レーザ光放射部より100mmの位置で目の開
口7mmφの目への入射光量の許容値は0.15mWで
あるが、レーザの送信光に対する放射全角が大きくなる
にしたがって、曲線(a)のように許容量も大きくな
る。
【0048】同じく放射レーザ光を1/2だけ散乱させ
た場合の結果もあわせて曲線(b)で示す。散乱させた
場合、許容LD出力は大きくすることができ、LDの出
力を上げることが可能となる。さらに曲線(b)の場合
より半導体レーザをファイバの光軸に対しより大きく傾
斜させることで、レーザ光の3/4を円筒部材で散乱す
ることが可能な構成にすると曲線(c)のように許容L
D出力をさらに大きくすることができる。
た場合の結果もあわせて曲線(b)で示す。散乱させた
場合、許容LD出力は大きくすることができ、LDの出
力を上げることが可能となる。さらに曲線(b)の場合
より半導体レーザをファイバの光軸に対しより大きく傾
斜させることで、レーザ光の3/4を円筒部材で散乱す
ることが可能な構成にすると曲線(c)のように許容L
D出力をさらに大きくすることができる。
【0049】したがって、レーザビームの少なくとも一
部が円筒部材4で反射されている場合にはレセプタクル
に接続されていない状態での外部へのレーザ光放射を減
少させることができ、特に送信光1aの光軸が円筒部材
4と交差するような構成にすれば、外部への放射光量を
1/2程度に減少させることができ、その分だけレーザ
の出力を上げることが可能になる。
部が円筒部材4で反射されている場合にはレセプタクル
に接続されていない状態での外部へのレーザ光放射を減
少させることができ、特に送信光1aの光軸が円筒部材
4と交差するような構成にすれば、外部への放射光量を
1/2程度に減少させることができ、その分だけレーザ
の出力を上げることが可能になる。
【0050】次に光ファイバコネクタ5をレセプタクル
3に接続した場合について説明する。その場合の略断面
図を図4に示す。光ファイバコネクタ5がレセプタクル
3に装填された状態では、図4に示すように、送信光は
光ファイバ7への結合位置において屈折し角度が光軸に
対しある角度に変換される。図4に示す光ファイバ端面
の形状は光ファイバ光軸に対して垂直である構成をして
いる。この場合のファイバの伝搬条件は光ファイバのコ
アの屈折率をn1、クラッドの屈折率をn2としたと
き、屈折率の関係から、θ1< sin-1(√(n12
−n22))を満足すれば送信光は光ファイバ7の中を
伝搬することができる。
3に接続した場合について説明する。その場合の略断面
図を図4に示す。光ファイバコネクタ5がレセプタクル
3に装填された状態では、図4に示すように、送信光は
光ファイバ7への結合位置において屈折し角度が光軸に
対しある角度に変換される。図4に示す光ファイバ端面
の形状は光ファイバ光軸に対して垂直である構成をして
いる。この場合のファイバの伝搬条件は光ファイバのコ
アの屈折率をn1、クラッドの屈折率をn2としたと
き、屈折率の関係から、θ1< sin-1(√(n12
−n22))を満足すれば送信光は光ファイバ7の中を
伝搬することができる。
【0051】以上説明したレセプタクルの円筒部材4
は、光ファイバコネクタ5の受け側の部材も兼ねる場合
があるため、ステンレス等の金属が望ましい。しかし、
金属は反射率60〜85%と比較的高いため、送信光が
発散するような形状に設計することが重要である。ま
た、図5の10に示すように、送信光が反射する部分の
みを、送信光の発散に適した形状に設計し、フェルール
6の受けとして使用する他の部分とは別の形状にするこ
とも可能である。
は、光ファイバコネクタ5の受け側の部材も兼ねる場合
があるため、ステンレス等の金属が望ましい。しかし、
金属は反射率60〜85%と比較的高いため、送信光が
発散するような形状に設計することが重要である。ま
た、図5の10に示すように、送信光が反射する部分の
みを、送信光の発散に適した形状に設計し、フェルール
6の受けとして使用する他の部分とは別の形状にするこ
とも可能である。
【0052】(第2の実施例)前記実施例は、光ファイ
バコネクタのフェルールの受け側である、レセプタクル
の円筒の内面を用いて送信光を発散させているが、光フ
ァイバがPOF等で軸ずれ精度が要求されない場合は、
円筒の内面を送信光を散乱させる程度に粗くしておいて
もよい。図6に円筒部材4の内面に光散乱部材11を形
成した構造を示す。ここでは円筒部材4が成型樹脂製品
であれば、内表面を成型時に凹凸ができるようにする。
また、金属でもつや消しのメッキを施して反射光が散乱
するように表面処理を施し、被膜を形成しておくことも
可能である。
バコネクタのフェルールの受け側である、レセプタクル
の円筒の内面を用いて送信光を発散させているが、光フ
ァイバがPOF等で軸ずれ精度が要求されない場合は、
円筒の内面を送信光を散乱させる程度に粗くしておいて
もよい。図6に円筒部材4の内面に光散乱部材11を形
成した構造を示す。ここでは円筒部材4が成型樹脂製品
であれば、内表面を成型時に凹凸ができるようにする。
また、金属でもつや消しのメッキを施して反射光が散乱
するように表面処理を施し、被膜を形成しておくことも
可能である。
【0053】同様に、図7には円筒部材4内壁に光吸収
部材13を塗布し、LDからの光を吸収するような構成
にした例である。ここで光吸収部材13を例えばカーボ
ンを含有した黒色エポキシ(反射率約5%)等で構成す
ると送信光1aの外部へ漏れる光量は約1/10程度に
減少することが可能となり、目に対するLDの許容出力
は図3の曲線(a)の10倍にすることが可能である。
部材13を塗布し、LDからの光を吸収するような構成
にした例である。ここで光吸収部材13を例えばカーボ
ンを含有した黒色エポキシ(反射率約5%)等で構成す
ると送信光1aの外部へ漏れる光量は約1/10程度に
減少することが可能となり、目に対するLDの許容出力
は図3の曲線(a)の10倍にすることが可能である。
【0054】光吸収性の黒色エポキシ樹脂の代わりに、
光吸収率の大きいNi等の金属、顔料等を含有したアク
リル樹脂、若しくはジルコニア等のセラミックスを用い
てもよい。ジルコニアセラミックであれば、レセプタク
ルとしての精度、強度両方とも実現することが可能であ
る。
光吸収率の大きいNi等の金属、顔料等を含有したアク
リル樹脂、若しくはジルコニア等のセラミックスを用い
てもよい。ジルコニアセラミックであれば、レセプタク
ルとしての精度、強度両方とも実現することが可能であ
る。
【0055】また、送信光1aを反射する部分のみに光
吸収部材13を形成しておくことも可能である。作成方
法としては例えば成型の場合にはインサート成型で可能
である。なお、図7の1bは送信光が吸収されて光量が
減少していることを示す。外部へ漏れる光量Poは図7
の状態での光吸収部材の反射率をr、送信光放射部から
の光の出力量をPとするとPo=P*rとなる。
吸収部材13を形成しておくことも可能である。作成方
法としては例えば成型の場合にはインサート成型で可能
である。なお、図7の1bは送信光が吸収されて光量が
減少していることを示す。外部へ漏れる光量Poは図7
の状態での光吸収部材の反射率をr、送信光放射部から
の光の出力量をPとするとPo=P*rとなる。
【0056】(第3の実施例)図8では、レセプタクル
の円筒部材45に送信光遮蔽用穴15が設けられている
構成である。この実施例は光ファイバコネクタが外され
たとき、送信光が幾何学的に外部へ洩れないようにした
場合の一例である。光ファイバコネクタが外された状態
で、送信光1aはレセプタクル内の送信光遮蔽用穴15
にはいり、送信光遮蔽用穴15の側壁で遮蔽され、送信
光1は外部に直接漏れない構造になっている。
の円筒部材45に送信光遮蔽用穴15が設けられている
構成である。この実施例は光ファイバコネクタが外され
たとき、送信光が幾何学的に外部へ洩れないようにした
場合の一例である。光ファイバコネクタが外された状態
で、送信光1aはレセプタクル内の送信光遮蔽用穴15
にはいり、送信光遮蔽用穴15の側壁で遮蔽され、送信
光1は外部に直接漏れない構造になっている。
【0057】また、図9は外部に送信光遮蔽部材17を
付加して送信光が直接外部に漏れないような構成であ
る。要は光ファイバコネクタの挿入を妨げない形で、送
信光を外部に漏れないような幾何学的な処置を施せばよ
い。
付加して送信光が直接外部に漏れないような構成であ
る。要は光ファイバコネクタの挿入を妨げない形で、送
信光を外部に漏れないような幾何学的な処置を施せばよ
い。
【0058】(第4の実施例)この発明はコネクタの取
り外しがほとんどない幹線系のシングルモード石英ファ
イバへ適用しても意味がない。最も効果的なのがデジタ
ルオーディオ等に利用されているPOFである。POF
はファイバの口径も構造NAも比較的大きいので、送信
光を斜めに入射してもファイバの伝搬モード(図10の
光線21a)となり結合しやすい。しかしながら、図1
0の光線21bに示すように、場合によっては光線の一
部がリーキモードとなる場合もある。このような場合、
図11に示すようにファイバ端面を斜めにカットすれ
ば、送信光自体はファイバの光軸に対し傾斜して入射す
るが、ファイバに結合時にファイバ端面がプリズムのよ
うに働き、ファイバ入射後は光軸に水平に入射したのと
同様の効果を持たせることができる。
り外しがほとんどない幹線系のシングルモード石英ファ
イバへ適用しても意味がない。最も効果的なのがデジタ
ルオーディオ等に利用されているPOFである。POF
はファイバの口径も構造NAも比較的大きいので、送信
光を斜めに入射してもファイバの伝搬モード(図10の
光線21a)となり結合しやすい。しかしながら、図1
0の光線21bに示すように、場合によっては光線の一
部がリーキモードとなる場合もある。このような場合、
図11に示すようにファイバ端面を斜めにカットすれ
ば、送信光自体はファイバの光軸に対し傾斜して入射す
るが、ファイバに結合時にファイバ端面がプリズムのよ
うに働き、ファイバ入射後は光軸に水平に入射したのと
同様の効果を持たせることができる。
【0059】一方、前記斜め端面はコネクタを所定の向
きに挿入しないと効果がない欠点があるので、誤挿入防
止キー20のような位置決めが必要である。図12は光
ファイバ端面を球状にしたPOFを用いた構成である。
球端面の場合は、リーキモードとなりやすい外周部の光
線をファイバ結合時により大きく屈折させるレンズ効果
があり、POFや比較的口径とNAの大きいHCPFで
効果的である。また、光ファイバ端面を円錐状にしても
よい。円錐の場合は中心部より偏芯させて送信光を結合
する必要があるが、POFは口径が0.5〜1mmと大
きいので特に問題とならない。
きに挿入しないと効果がない欠点があるので、誤挿入防
止キー20のような位置決めが必要である。図12は光
ファイバ端面を球状にしたPOFを用いた構成である。
球端面の場合は、リーキモードとなりやすい外周部の光
線をファイバ結合時により大きく屈折させるレンズ効果
があり、POFや比較的口径とNAの大きいHCPFで
効果的である。また、光ファイバ端面を円錐状にしても
よい。円錐の場合は中心部より偏芯させて送信光を結合
する必要があるが、POFは口径が0.5〜1mmと大
きいので特に問題とならない。
【0060】G1ファイバ特に石英製の場合、NAが小
さくまた、ファイバコアの外周部になるとほぼクラッド
との屈折率差が小さくなり光を結合しにくい。また口径
も小さい。このような場合はコネクタの回転ができない
欠点はあるが図11の斜め端面を使用するのが効果的で
ある。
さくまた、ファイバコアの外周部になるとほぼクラッド
との屈折率差が小さくなり光を結合しにくい。また口径
も小さい。このような場合はコネクタの回転ができない
欠点はあるが図11の斜め端面を使用するのが効果的で
ある。
【0061】
【発明の効果】この発明に係る光通信モジュールは、送
信光の光ファイバへの斜め入射により送信光が発散、散
乱、吸収されるので、人体に有害な強いレーザ光線が通
信モジュール外部へ漏れることを防止することが可能と
なる。
信光の光ファイバへの斜め入射により送信光が発散、散
乱、吸収されるので、人体に有害な強いレーザ光線が通
信モジュール外部へ漏れることを防止することが可能と
なる。
【図1】この発明の光通信モジュールの第1の実施例の
概略断面図である。
概略断面図である。
【図2】この発明の光通信モジュールの実施例の概略断
面図である。
面図である。
【図3】この発明におけるレーザの主光線に対する放射
全角と許容LD出力の関係を示す図である。
全角と許容LD出力の関係を示す図である。
【図4】この発明の光通信モジュールをファイバと接続
した場合の概略断面図である。
した場合の概略断面図である。
【図5】この発明の光通信モジュールの第1の実施例を
説明する概略断面図である。
説明する概略断面図である。
【図6】この発明の光通信モジュールの第2の実施例を
説明する概略断面図である。
説明する概略断面図である。
【図7】この発明の光通信モジュールの第2の実施例の
変形例を説明する概略断面図である。
変形例を説明する概略断面図である。
【図8】この発明の光通信モジュールの第3の実施例を
説明する概略断面図である。
説明する概略断面図である。
【図9】この発明の光通信モジュールの第3の実施例の
変形例を説明する概略断面図である。
変形例を説明する概略断面図である。
【図10】光ファイバ端面が垂直な場合の光線の説明図
である。
である。
【図11】この発明において、光ファイバ端面が傾斜し
ている場合の光線の説明図である。
ている場合の光線の説明図である。
【図12】この発明において、光ファイバ端面が球状で
ある場合の光線の説明図である。
ある場合の光線の説明図である。
【図13】光源と網膜への結像光量の関係を説明する概
略図である。
略図である。
【図14】光ファイバの励振NAと目への入射光量を所
定値以下に抑えるためのレーザ出力の関係図である。
定値以下に抑えるためのレーザ出力の関係図である。
【図15】パルス駆動時のレーザ出力の換算方法の一例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図16】パルス駆動時のレーザ出力の換算方法の一例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図17】従来の光通信モジュールの構成を示す説明図
である。
である。
【図18】従来の光通信モジュールの構成を示す説明図
である。
である。
1 モジュール 1a 送信光 2 送信光放射部材 3 レセプタクル 4 円筒 5 コネクタ 6 フェルール 7 光ファイバ 8 光ファイバ光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 英明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岩井 敬文 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 倉田 幸夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 田村 寿宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA03 CA08 CA10 DA03 DA04 DA06 DA15 DA31 DA39
Claims (8)
- 【請求項1】 送信光を出射する放射部材と、放射部材
に外部伝送用の光ファイバを離脱可能に接続するための
接続具を備え、その接続具は光ファイバ接続時に光ファ
イバの端部を同軸に受入れて固定する筒状の収容部を有
し、光ファイバ接続時には光放射部材からの送信光はそ
の光軸が光ファイバの光軸と所定角度で交差して光ファ
イバ端面へ入射し、光ファイバの離脱時には前記出射ビ
ームが収容部内壁に衝突するように、放射部材と接続具
とが配置されてなる光通信モジュール。 - 【請求項2】 収容部は、衝突する出射ビームを発散す
るように内壁が加工されてなる請求項1記載の光通信モ
ジュール。 - 【請求項3】 収容部は、衝突する出射ビームを散乱さ
せる光散乱部材を内壁に備えてなる請求項1記載の光通
信モジュール。 - 【請求項4】 収容部は、衝突する出射ビームを吸収す
る光吸収部材を内壁に備えてなる請求項1記載の光通信
モジュール。 - 【請求項5】 収容部は、衝突する出射ビームを反射吸
収する凹部を内壁に備えてなる請求項1記載の光通信モ
ジュール。 - 【請求項6】 光ファイバの前記端部は端面が光ファイ
バの光軸に垂直で、光ファイバはコアおよびクラッドが
それぞれ屈折率n1,n2を有するとき、前記所定角度
がsin-1(√n12−n22)より小さいことを特徴と
する請求項1記載の光通信モジュール。 - 【請求項7】 光ファイバの前記端部は端面が光ファイ
バの光軸に垂直な面に対して鋭角をなす請求項1記載の
光通信モジュール。 - 【請求項8】 光ファイバの前記端部は端面が凸レンズ
状に形成されてなる請求項1記載の光通信モジュール。
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A02 | Decision of refusal |
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