JP2002048164A - 産業用車両の油圧ブレーキ装置 - Google Patents
産業用車両の油圧ブレーキ装置Info
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- JP2002048164A JP2002048164A JP2000232533A JP2000232533A JP2002048164A JP 2002048164 A JP2002048164 A JP 2002048164A JP 2000232533 A JP2000232533 A JP 2000232533A JP 2000232533 A JP2000232533 A JP 2000232533A JP 2002048164 A JP2002048164 A JP 2002048164A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ブレーキ材などの磨耗を防止で
き、信頼性の高い産業用車両の油圧ブレーキを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本体ケース2A内に回転自在に支持さ
れ、トルクコンバータ1のタービン軸6にそのインプッ
ト軸5が連結され、アウトプット軸7がトランスミッシ
ョン3のインプット軸8に連結されたロータ4と、ロー
タ4に取り付けられた複数のブレード21と、トルクコン
バータ1のタービン軸6の回転数がインペラ軸41の回転
数よりも大きくなったとき、すなわち車両が坂道を下っ
ているとき、タービン軸6の回転方向に抗するように、
ブレード21に圧油を供給する油圧回路を備える。この構
成によれば、車両が坂道を下っているとき、タービン軸
6の回転方向に抗するように、ロータのブレード21に圧
油が供給されることにより、車両の運動エネルギーが吸
収され、車速が減速される。
き、信頼性の高い産業用車両の油圧ブレーキを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本体ケース2A内に回転自在に支持さ
れ、トルクコンバータ1のタービン軸6にそのインプッ
ト軸5が連結され、アウトプット軸7がトランスミッシ
ョン3のインプット軸8に連結されたロータ4と、ロー
タ4に取り付けられた複数のブレード21と、トルクコン
バータ1のタービン軸6の回転数がインペラ軸41の回転
数よりも大きくなったとき、すなわち車両が坂道を下っ
ているとき、タービン軸6の回転方向に抗するように、
ブレード21に圧油を供給する油圧回路を備える。この構
成によれば、車両が坂道を下っているとき、タービン軸
6の回転方向に抗するように、ロータのブレード21に圧
油が供給されることにより、車両の運動エネルギーが吸
収され、車速が減速される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用車両の油圧
ブレーキ装置、特にトルコン式T/M(トランスミッシ
ョン)のドライブユニットを搭載したダンプトラックに
使用される油圧ブレーキ装置に関するものである。
ブレーキ装置、特にトルコン式T/M(トランスミッシ
ョン)のドライブユニットを搭載したダンプトラックに
使用される油圧ブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トルコン式T/Mのドライブユニ
ットを搭載したダンプトラックでは、下り坂走行中、制
動手段としてエンジンブレーキかフットブレーキを使用
している。
ットを搭載したダンプトラックでは、下り坂走行中、制
動手段としてエンジンブレーキかフットブレーキを使用
している。
【0003】車両が坂道を下るとき単位時間当たりに吸
収する位置エネルギーHは式(1)で示される(図7参
照)。Vは車両走行速度、Wは車両総重量、θは坂道の
角度である。
収する位置エネルギーHは式(1)で示される(図7参
照)。Vは車両走行速度、Wは車両総重量、θは坂道の
角度である。
【0004】H=WVsinθ…(1) この位置エネルギーHがブレーキにかかる負担の度合い
を表している。
を表している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ダンプトラッ
クなどの車両では車両総重量Wに対するエンジン馬力が
小さくエンジンブレーキだけでは上記位置エネルギーH
を吸収することができず、フットブレーキを頻繁に使用
せざるを得ないため、フットブレーキに負担がかかり、
フットブレーキのブレーキ材などの磨耗が促進され、破
損につながる恐れがあった。
クなどの車両では車両総重量Wに対するエンジン馬力が
小さくエンジンブレーキだけでは上記位置エネルギーH
を吸収することができず、フットブレーキを頻繁に使用
せざるを得ないため、フットブレーキに負担がかかり、
フットブレーキのブレーキ材などの磨耗が促進され、破
損につながる恐れがあった。
【0006】そこで本発明は、ブレーキ材などの磨耗を
防止でき、産業用車両の信頼性の高いブレーキを構成で
きる産業用車両の油圧ブレーキ装置を提供することを目
的とする。
防止でき、産業用車両の信頼性の高いブレーキを構成で
きる産業用車両の油圧ブレーキ装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、トルクコ
ンバータのタービン軸とトランスミッションのインプッ
ト軸間に連結される産業用車両の油圧ブレーキであっ
て、本体内に回転自在に支持され、前記トルクコンバー
タのタービン軸にそのインプット軸が連結され、アウト
プット軸が前記トランスミッションのインプット軸に連
結されたロータと、前記ロータに取り付けられた複数の
ブレードと、前記トルクコンバータのインペラ軸の回転
数を検出する第1回転センサと、前記トルクコンバータ
のタービン軸の回転数を検出する第2回転センサと、前
記第2回転センサにより検出されるタービン軸の回転数
が、前記第1回転センサにより検出されるインペラ軸の
回転数よりも大きくなったとき、前記タービン軸の回転
方向に抗するように、前記ブレードに圧油を供給する油
圧回路を備えたことを特徴としたものである。
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、トルクコ
ンバータのタービン軸とトランスミッションのインプッ
ト軸間に連結される産業用車両の油圧ブレーキであっ
て、本体内に回転自在に支持され、前記トルクコンバー
タのタービン軸にそのインプット軸が連結され、アウト
プット軸が前記トランスミッションのインプット軸に連
結されたロータと、前記ロータに取り付けられた複数の
ブレードと、前記トルクコンバータのインペラ軸の回転
数を検出する第1回転センサと、前記トルクコンバータ
のタービン軸の回転数を検出する第2回転センサと、前
記第2回転センサにより検出されるタービン軸の回転数
が、前記第1回転センサにより検出されるインペラ軸の
回転数よりも大きくなったとき、前記タービン軸の回転
方向に抗するように、前記ブレードに圧油を供給する油
圧回路を備えたことを特徴としたものである。
【0008】上記構成によれば、トルクコンバータのタ
ービン軸に連結されたロータが駆動され、タービン軸の
回転数がインペラ軸の回転数よりも大きくなったとき、
すなわち車両が坂道を下っているとき、タービン軸の回
転方向に抗するように、ロータのブレードに圧油が供給
され、車両の運動エネルギーが吸収される。よって、制
動がかかり、車速が減速される。
ービン軸に連結されたロータが駆動され、タービン軸の
回転数がインペラ軸の回転数よりも大きくなったとき、
すなわち車両が坂道を下っているとき、タービン軸の回
転方向に抗するように、ロータのブレードに圧油が供給
され、車両の運動エネルギーが吸収される。よって、制
動がかかり、車速が減速される。
【0009】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、トルクコンバータのタービン
軸の回転により駆動されるポンプを備え、このポンプよ
り圧油をブレードに供給することを特徴とするものであ
る。
1に記載の発明であって、トルクコンバータのタービン
軸の回転により駆動されるポンプを備え、このポンプよ
り圧油をブレードに供給することを特徴とするものであ
る。
【0010】上記構成によれば、タービン軸の回転によ
りポンプが駆動され、ロータのブレードに圧油が供給さ
れる。
りポンプが駆動され、ロータのブレードに圧油が供給さ
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形
態における産業用車両の油圧ブレーキを備えたトルコン
式T/Mのドライブユニットの構造図、図2はそのロー
タの概略斜視図である。
て、図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形
態における産業用車両の油圧ブレーキを備えたトルコン
式T/Mのドライブユニットの構造図、図2はそのロー
タの概略斜視図である。
【0012】図1において、1はトルクコンバータ(T
/C)、2はリターダ(本発明の油圧ブレーキの一
例)、3はトランスミッションであり、リターダ2の本
体ケース2A内に、ロータ4が回転自在に支持されてい
る。
/C)、2はリターダ(本発明の油圧ブレーキの一
例)、3はトランスミッションであり、リターダ2の本
体ケース2A内に、ロータ4が回転自在に支持されてい
る。
【0013】このロータ4のインプット軸5は、トルク
コンバータ1のタービン軸6と連結され、ロータ4のア
ウトプット軸7は、トランスミッション(T/M)3の
インプット軸8と連結されている。またロータ4のアウ
トプット軸7には大歯車9が外嵌され、この大歯車9と
噛み合う小歯車10が設けられ、この小歯車10の軸にベー
ンポンプ11の駆動軸が連結されており、トルクコンバー
タ1のタービン軸6の回転により、ロータ4、大歯車
9、小歯車10を介してベーンポンプ11が駆動される。
コンバータ1のタービン軸6と連結され、ロータ4のア
ウトプット軸7は、トランスミッション(T/M)3の
インプット軸8と連結されている。またロータ4のアウ
トプット軸7には大歯車9が外嵌され、この大歯車9と
噛み合う小歯車10が設けられ、この小歯車10の軸にベー
ンポンプ11の駆動軸が連結されており、トルクコンバー
タ1のタービン軸6の回転により、ロータ4、大歯車
9、小歯車10を介してベーンポンプ11が駆動される。
【0014】またロータ4のボス(ハブ)4Aの外周に
は90゜間隔で4枚のブレード21(図5参照)が取り付
けられ、これらブレード21とボス4Aとの間にはそれぞ
れ仕切り板22(図5参照)により区切られたドレイン溝
23が設けられ、ロータ4のアウトプット軸7内の中心
に、このドレイン溝23に連通するドレインポート24が設
けられ、このドレインポート24の排出口24Aに対抗する
ように、本体ケース2Aにドレイン孔25が設けられてい
る。
は90゜間隔で4枚のブレード21(図5参照)が取り付
けられ、これらブレード21とボス4Aとの間にはそれぞ
れ仕切り板22(図5参照)により区切られたドレイン溝
23が設けられ、ロータ4のアウトプット軸7内の中心
に、このドレイン溝23に連通するドレインポート24が設
けられ、このドレインポート24の排出口24Aに対抗する
ように、本体ケース2Aにドレイン孔25が設けられてい
る。
【0015】またブレード21の外周で、かつ本体ケース
2Aの内部には、90゜間隔でブレード21に対して圧油
を噴出するノズル31を有する内部ケース32(図5参照)
が設けられ、本体ケース2Aにノズル31に圧油を供給す
る供給口33が設けられている。
2Aの内部には、90゜間隔でブレード21に対して圧油
を噴出するノズル31を有する内部ケース32(図5参照)
が設けられ、本体ケース2Aにノズル31に圧油を供給す
る供給口33が設けられている。
【0016】またトルクコンバータ1のインペラ軸41の
回転数を検出する第1回転センサ42と、トルクコンバー
タ1のタービン軸6の回転数を検出する第2回転センサ
43が設けられ、第2回転センサ43により検出されるター
ビン軸6の回転数が、第1回転センサ42により検出され
るインペラ軸41の回転数よりも大きくなったとき、ター
ビン軸6の回転方向B(図5参照)に抗するように、ブ
レード21に圧油を供給する油圧回路が設けられている。
回転数を検出する第1回転センサ42と、トルクコンバー
タ1のタービン軸6の回転数を検出する第2回転センサ
43が設けられ、第2回転センサ43により検出されるター
ビン軸6の回転数が、第1回転センサ42により検出され
るインペラ軸41の回転数よりも大きくなったとき、ター
ビン軸6の回転方向B(図5参照)に抗するように、ブ
レード21に圧油を供給する油圧回路が設けられている。
【0017】この油圧回路は、図3に示すように、ベー
ンポンプ11の吸込口に接続された油タンク50と、ベーン
ポンプ11の吐出口に接続された、リリーフ弁51、流量調
節弁52、および4ポート2位置の電磁切換弁53と、上記
第1回転センサ42により検出されたトルクコンバータ1
のインペラ軸41の回転数信号と第2回転センサ43により
検出されたトルクコンバータ1のタービン軸6の回転数
信号を入力し、タービン軸6の回転数がインペラ軸41の
回転数よりも大きくなったとき、電磁切換弁53のソレノ
イド53Aを励磁する制御回路54から構成されている。
ンポンプ11の吸込口に接続された油タンク50と、ベーン
ポンプ11の吐出口に接続された、リリーフ弁51、流量調
節弁52、および4ポート2位置の電磁切換弁53と、上記
第1回転センサ42により検出されたトルクコンバータ1
のインペラ軸41の回転数信号と第2回転センサ43により
検出されたトルクコンバータ1のタービン軸6の回転数
信号を入力し、タービン軸6の回転数がインペラ軸41の
回転数よりも大きくなったとき、電磁切換弁53のソレノ
イド53Aを励磁する制御回路54から構成されている。
【0018】上記構成による作用を説明する。トルクコ
ンバータ1のインペラ軸41が回転されると、トルクコン
バータ1の内部に充填された油によりタービン軸6が回
転され、このタービン軸6に連結されたロータ4が回転
され、ロータ4に連結されたトランスミッションのイン
プット軸8が回転され、よってトルクコンバータ1より
トランスミッション3へ動力が伝達される。
ンバータ1のインペラ軸41が回転されると、トルクコン
バータ1の内部に充填された油によりタービン軸6が回
転され、このタービン軸6に連結されたロータ4が回転
され、ロータ4に連結されたトランスミッションのイン
プット軸8が回転され、よってトルクコンバータ1より
トランスミッション3へ動力が伝達される。
【0019】また同時に、ロータ4のアウトプット軸7
に外嵌された大歯車9が回転され、小歯車10を介してベ
ーンポンプ11が駆動される。駆動されたベーンポンプ11
から吐出された圧油は、通常は切換弁53により遮断さ
れ、流量調節弁52を介して油タンク50へ戻されている。
に外嵌された大歯車9が回転され、小歯車10を介してベ
ーンポンプ11が駆動される。駆動されたベーンポンプ11
から吐出された圧油は、通常は切換弁53により遮断さ
れ、流量調節弁52を介して油タンク50へ戻されている。
【0020】このような状態において、車両が坂道を下
り始め、トルクコンバータ1のタービン軸6の回転数が
インペラ軸41の回転数よりも大きくなると、制御回路54
により電磁切換弁53のソレノイド53Aが励磁され、圧油
がこの電磁切換弁53、本体ケース2Aの供給口33を介し
て内部ケース32の4つのノズル31へ供給され、ノズル31
よりブレード21に対して圧油が噴出される。この圧油に
よりブレード21が、タービン軸6の回転方向B、すなわ
ちトランスミッション3の軸の回転方向に抗するよう
に、逆方向へロータ4を回転させようとし、その結果、
図4に示すように、車両の運動エネルギーEが吸収さ
れ、制動がかかり車速が減速される。
り始め、トルクコンバータ1のタービン軸6の回転数が
インペラ軸41の回転数よりも大きくなると、制御回路54
により電磁切換弁53のソレノイド53Aが励磁され、圧油
がこの電磁切換弁53、本体ケース2Aの供給口33を介し
て内部ケース32の4つのノズル31へ供給され、ノズル31
よりブレード21に対して圧油が噴出される。この圧油に
よりブレード21が、タービン軸6の回転方向B、すなわ
ちトランスミッション3の軸の回転方向に抗するよう
に、逆方向へロータ4を回転させようとし、その結果、
図4に示すように、車両の運動エネルギーEが吸収さ
れ、制動がかかり車速が減速される。
【0021】この圧油の噴出により、図5(a)(b)
(c)に示すように、ブレード21の回転位置が0゜から
30゜、60゜と変わると圧力(動圧)は、図6に示す
ように、コサインカーブのように変化し、制動とともに
減衰する。
(c)に示すように、ブレード21の回転位置が0゜から
30゜、60゜と変わると圧力(動圧)は、図6に示す
ように、コサインカーブのように変化し、制動とともに
減衰する。
【0022】このように、坂道を下るときにエンジンブ
レーキに加えて、リターダ2によって流体の運動エネル
ギーを使用して車両の運動エネルギーEを吸収すること
により、制動力を増すことができ、よって従来のように
フットブレーキを頻繁に使用する必要がなくなり、フッ
トブレーキのブレーキ材などの磨耗を防止でき、信頼性
の高い産業用車両のブレーキを提供することができる。
レーキに加えて、リターダ2によって流体の運動エネル
ギーを使用して車両の運動エネルギーEを吸収すること
により、制動力を増すことができ、よって従来のように
フットブレーキを頻繁に使用する必要がなくなり、フッ
トブレーキのブレーキ材などの磨耗を防止でき、信頼性
の高い産業用車両のブレーキを提供することができる。
【0023】なお、本実施の形態において、ベーンポン
プ11をトルクコンバータ1の回転力により駆動している
が、これに限ることはなく、他の機器、たとえばモータ
の回転力により駆動するようにしてもよい。
プ11をトルクコンバータ1の回転力により駆動している
が、これに限ることはなく、他の機器、たとえばモータ
の回転力により駆動するようにしてもよい。
【0024】また本実施の形態において、トルクコンバ
ータ1のタービン軸6の回転数を検出しているが、ター
ビン軸6に限ることはなく、このタービン軸6に連結さ
れた軸、たとえばリターダ2のロータ4やトランスミッ
ション3の軸の回転数を検出するようにしてもよい。
ータ1のタービン軸6の回転数を検出しているが、ター
ビン軸6に限ることはなく、このタービン軸6に連結さ
れた軸、たとえばリターダ2のロータ4やトランスミッ
ション3の軸の回転数を検出するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、坂道を下
るときにフットブレーキを頻繁に使用する必要をなくす
ことができ、従来のようなフットブレーキのブレーキ材
などの磨耗を防止でき、信頼性の高い産業用車両のブレ
ーキを提供することができる。
るときにフットブレーキを頻繁に使用する必要をなくす
ことができ、従来のようなフットブレーキのブレーキ材
などの磨耗を防止でき、信頼性の高い産業用車両のブレ
ーキを提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態における産業用車両の油圧
ブレーキ装置を備えたトルコン式T/Mのドライブユニ
ットの構造図である。
ブレーキ装置を備えたトルコン式T/Mのドライブユニ
ットの構造図である。
【図2】同産業用車両の油圧ブレーキ装置のロータの斜
視図である。
視図である。
【図3】同産業用車両の油圧ブレーキ装置の油圧回路図
である。
である。
【図4】同産業用車両の油圧ブレーキ装置による位置エ
ネルギーの制動の特性図である。
ネルギーの制動の特性図である。
【図5】同産業用車両の油圧ブレーキ装置のロータのブ
レード位置の説明図である。
レード位置の説明図である。
【図6】同産業用車両の油圧ブレーキ装置の制動特性図
である。
である。
【図7】産業用車両が坂道を下るときにブレーキにかか
る負担の説明図である。
る負担の説明図である。
1 トルクコンバータ 2 リターダ 2A リターダの本体ケース 3 トランスミッション 4 ロータ 5 ロータのインプット軸 6 トルクコンバータのタービン軸 7 ロータのアウトプット軸 8 トランスミッションのインプット軸 11 ベーンポンプ 21 ブレード 41 トルクコンバータのインペラ軸 42 第1回転センサ 43 第2回転センサ 53 電磁切換弁 54 制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 トルクコンバータのタービン軸とトラン
スミッションのインプット軸間に連結される産業用車両
の油圧ブレーキであって、 本体内に回転自在に支持され、前記トルクコンバータの
タービン軸にそのインプット軸が連結され、アウトプッ
ト軸が前記トランスミッションのインプット軸に連結さ
れたロータと、 前記ロータに取り付けられた複数のブレードと、 前記トルクコンバータのインペラ軸の回転数を検出する
第1回転センサと、 前記トルクコンバータのタービン軸の回転数を検出する
第2回転センサと、 前記第2回転センサにより検出されるタービン軸の回転
数が、前記第1回転センサにより検出されるインペラ軸
の回転数よりも大きくなったとき、前記タービン軸の回
転方向に抗するように、前記ブレードに圧油を供給する
油圧回路を備えたことを特徴とする産業用車両の油圧ブ
レーキ装置。 - 【請求項2】 トルクコンバータのタービン軸の回転に
より駆動されるポンプを備え、 このポンプより圧油をブレードに供給することを特徴と
する請求項1に記載の産業用車両の油圧ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232533A JP2002048164A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 産業用車両の油圧ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232533A JP2002048164A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 産業用車両の油圧ブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002048164A true JP2002048164A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18725205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000232533A Pending JP2002048164A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 産業用車両の油圧ブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002048164A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2849473A1 (fr) * | 2002-12-31 | 2004-07-02 | Schlumberger Services Petrol | Dispositif de freinage hydraulique pour turbine, turbine equipee d'un tel dispositif, et equipement de forage comportant une telle turbine |
US9156183B2 (en) | 2009-05-11 | 2015-10-13 | Husqvarna Ab | Chainsaw arrangement |
-
2000
- 2000-08-01 JP JP2000232533A patent/JP2002048164A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2849473A1 (fr) * | 2002-12-31 | 2004-07-02 | Schlumberger Services Petrol | Dispositif de freinage hydraulique pour turbine, turbine equipee d'un tel dispositif, et equipement de forage comportant une telle turbine |
WO2004059185A1 (en) * | 2002-12-31 | 2004-07-15 | Services Petroliers Schlumberger | Hydraulic braking device for turbine, turbine equipped with such a device and drilling equipment comprising such a turbine |
US9156183B2 (en) | 2009-05-11 | 2015-10-13 | Husqvarna Ab | Chainsaw arrangement |
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