JP2002047624A - 雪かき板 - Google Patents

雪かき板

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JP2002047624A
JP2002047624A JP2000270813A JP2000270813A JP2002047624A JP 2002047624 A JP2002047624 A JP 2002047624A JP 2000270813 A JP2000270813 A JP 2000270813A JP 2000270813 A JP2000270813 A JP 2000270813A JP 2002047624 A JP2002047624 A JP 2002047624A
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JP
Japan
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snow
board
plate
ground
snowboard
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Pending
Application number
JP2000270813A
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English (en)
Inventor
Asao Aoki
朝夫 青木
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雪かき 【解決手段】 柔軟性のある板状雪かき板

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は柔軟性の有る板状
の雪かき板に関する
【0002】
【従来の技術】従来、雪かき具といえば、板に柄をつけ
たものが一般的で、小さな板部分に雪を載せて放り投げ
ながらそれを繰り返して集積場まで運ぶ。また地上を滑
らすようにして押して行く。これらはすくっては投げる
度に雪の重さを持ち上げ、なお投げ捨てる労力を費やさ
なければならない。押して行く場合も板の面積部分しか
運べない訳で、広くすれば重くて動かなくなるし、いず
れにしても重労働であることは誰でも周知の事である。
少し多く運べる機械は力の有る者でないと使えないし高
価である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】雪を大量に寄せ集めて
運搬したいと考えると動力機器に頼ることになるが、一
般家庭向きではない。人間の力が頼りとなると従来の雪
かき方法になってしまう。雪をすくって投げる方法では
雪と道具の重さで量が限られる。人が雪を「雪かき」で
押して行く方法は、地面に対して板の角度がついている
ので雪の重さで板が地面に押さえつけられる力が働き、
地面との摩擦がブレーキになって重くなり、これも板を
大きく出来ない。大きな板に載せて運ぶとなると板の丈
夫さを出すためには板の厚みが必要と思われていたため
に板の重さが生じてしまい板の扱いのために疲れてしま
い使用をあきらめてしまっていた。また、厚い板は地面
の凸凹に馴染まないので、板の一部分が地面に喰い込ん
だり張り付いてブレーキになってしまう。雪を大量に運
ぶには、広い面積にするか高く積み上げればよいが、大
量に載せた雪を軽くして運ばなければならないし、その
雪かき板も軽くしなければ持ち運びの労力が大変になっ
てしまう。一方、薄い板で雪かきをしようとすると、ベ
ニヤ板が考えられるが、3〜5mm程度の厚さだと折れ
たり割れてしまう。9mm以上の厚さにすると重くなっ
たりしなやか性がなくなり、雪の上をそりのようにうま
く滑ってくれない。その他、簡単に手に入る薄いものだ
とトタン板もあるが、波打ったり折れ曲がったりしてし
まう。割れなくて適当な厚さで耐寒性がある高級樹脂板
では高額になってしまう等、問題があって大型の雪かき
板は実用の具となされなかった。大量に雪を運ぶには大
きくて厚い板でないと運べないと錯覚するが、厚くなる
としなやかさがなくなり板が雪や地面に喰い込んで滑り
が悪くなって運べなくなってしまう。さらに、板が重く
なると板を運ぶ労力が大変になり使用するメリットがな
くなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】雪を大量にしかも軽く運
ぶには広い面積の板でしかも地面の凸凹に沿ってスキー
のように滑らかに滑らせることが出来ればよい。そこで
地面に馴染みながら運べるよう柔軟性のある板でしかも
スキーやソリのように滑りの良い表面を持たせた板を使
用すればよい。持ち運びは軽くなければならないのでな
るべく薄くする。この雪かき板に雪を載せるには、まず
降り積もった雪の下面へこの板を差し込んで行き、板の
先端が地形に沿って地面を這うように入って行けばよ
い。このとき、この板を地面の凸凹に馴染んで差し込む
ためには、板にしなやかさがなければならない。また、
一方しなやかさがあり過ぎると、手元の反対側の先端を
雪の下面に押し込んで行くとき、手元で押す力を加えて
も途中が曲がったりしなって、いわゆるたわんでしまっ
て板の先に力が伝わらず先端が雪の下に入って行かな
い。しなやかな反面たわみが出ないよう適当な硬直性、
復元力も必要である。硬直性を持たせるにはこの板を厚
くしていけばよいが、重量が増して使いずらくなる。ま
た柔軟性も失われていく。この板を曲がった状態で使っ
ても元のように平らになる復元力を持たせることが必要
である。この板は、耐水性のある大きな板で雪が滑る加
工を両面に施したもので、適当な寸法に切って使用す
る。切り口が弱いと思われるときには、四方に樹脂など
耐水性、耐磨耗性、耐寒性のものでコーティング又はカ
バーをつける。バインダーを板の周りに巡らすことで、
この雪かき板を操る時の手の保護と取っ手の役割と同時
に板の丈夫さを出すことができる。
【0005】
【発明の実施例】板の大きさは大小さまざまになるが、
例えば900mm×1,800mm、厚さ2〜5mm
位。まず、雪を掻くとき、雪の少ないときや集積場所に
近いときはこの雪かき板を地面に垂直に立てて地面につ
いたら手元をぐっと下げて地面についた部分の先端が雪
と地面の間を這っていくように押し込んで行き、手元の
部分まで入ってちょうど板の上に雪が載った状態になっ
てから集積場所に押すなり引っ張るなりして雪の上を滑
らせて運んでいく。手で持っている部分は引き上げて持
っていても柔軟性があれば板総体が持ち上がるわけでは
ないので雪がずり落ちることはない。板に引き手様の網
を付けておいてもよい。板に柔軟性を持たせることで地
面に沿って雪の下面に入れていっても、掻き残しもでき
ないし運ぶとき地面に喰い込んだり引っかかってつかえ
ることもなく、滑りも良いので軽く運べる。溜まった雪
を運ぶときはこの「雪かき板」の上に雪を積み上げてお
いて一度に運ぶことも出来る。雪が深く積もったときは
この雪かき板の大きさ位に雪に切れ目を入れるようにこ
の雪かき板を突き立てておいて、その切れ目の下にこの
板を差し込んでそのブロックごとに載せて運ぶ。むろん
雪が解けてしまって全然残っていない地面やアスファル
トの上では重くなるので一度雪掻きをしたくらい雪が薄
く残っていることが楽に作業できる条件である。板に傷
を付けないためでもある。この雪かき板は軽量で柔軟
性、硬直性、耐寒性、復元力など条件が揃っていて、し
かも安価で廃棄処分のとき簡略で有害にならないなど兼
ね備えればなお良い。
【0006】樹脂板で軽量耐寒性、耐衝撃性、雪に対し
て潤滑性のある物を選び適当な大きさに切り使う。ごく
薄い板のときは、手に傷が付かないように切り木口を保
護用のカバー(バインダー)(1)を取り付ける。「取
っ手」代わりにもなる。
【0007】
【発明の実施例】その他金属、合板も軽量で適当な柔軟
性、硬直性、復元力等を持たせることにより使用でき
る。
【0008】これらの条件を満たすものとして板紙もそ
の一つである。柔軟性、対抗性、復元力があり、軽量、
安価、廃棄処分の簡略性などで優れているが、その一
面、硬直性に難があり、たわみ易いことである。普通の
板紙は薄い合紙(2)を重ね合わせて接着し製作する訳
だが、その中に木材、竹材等、方向性があり復元力のあ
る薄い板、単板(3)を組み合わせ、積層合板にして板
紙を作ることにより、たわみを少なくして硬直性を持た
せ、諸条件を具備したものになる。合紙(2)を製造す
る過程で繊維を長くすると同時に方向性を持たせること
により、一方向にしなやかさと腰、復元力を持たせるこ
とも出来る。合紙の代わりに木材、竹材の単板を多く入
れれば硬直性が強くなる。この単板(3)を使うのは復
元力が増すと同時に復元力に方向性が生じることによる
ことが主な目的である。雪の下へこの板紙(図1)を押
し込むときは、長方形の短辺方向で硬直性があることが
使い易い。長辺方向ではしなやかなことが雪を運搬する
とき持ち易く引っ張り易いと同時に地形に馴染んでスキ
ーのように滑りもよくなる。また一方、板紙を使用する
ことは廃棄するとき有害物質を出さない配慮でもある。
無論、合紙や単板の代わりに合成樹脂を使用することも
出来る。
【0009】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、下記のような効果を奏す。
【0010】雪かきの重労働は知られている事実であ
る。その労働が生産性に結びつかないのも周知である。
そのような雪かき労働を軽減することは大変な省エネに
なると同時に環境改善にも貢献する。雪かきをすると即
運搬具として使用できること、一度に運べる量が数倍に
なると同時にその雪や雪かき板を持ち上げるわけでな
く、雪の滑り易さを利用するので、雪の重さに比例せず
に労力が少なくて済む。雪かき板が軽量で済むので取り
扱いが楽になる。大げさな体積でないので収納にも省ス
ペースで済む。シンプルで安価。廃棄処理にも環境にや
さしい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 雪かき板
【図2】 雪かき板断面
【図3】 積層の一例
【図4】 図3の断面図 (1) バインダー (2) 合紙 (3) 単板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟性の有る板状、雪かき板
JP2000270813A 2000-08-03 2000-08-03 雪かき板 Pending JP2002047624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000270813A JP2002047624A (ja) 2000-08-03 2000-08-03 雪かき板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000270813A JP2002047624A (ja) 2000-08-03 2000-08-03 雪かき板

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JP2002047624A true JP2002047624A (ja) 2002-02-15

Family

ID=18757188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000270813A Pending JP2002047624A (ja) 2000-08-03 2000-08-03 雪かき板

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JP (1) JP2002047624A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014001580A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Toshitaka Kurihara 雪かき用具
KR102521534B1 (ko) * 2022-08-24 2023-04-12 정원배 노면청소차용 사이드브러쉬 및 그 제조방법
JP7451042B2 (ja) 2020-06-01 2024-03-18 中日本高速道路株式会社 スノープラウ用エッジ

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