JP2002047482A - 研磨スラリーの製造方法 - Google Patents

研磨スラリーの製造方法

Info

Publication number
JP2002047482A
JP2002047482A JP2000233776A JP2000233776A JP2002047482A JP 2002047482 A JP2002047482 A JP 2002047482A JP 2000233776 A JP2000233776 A JP 2000233776A JP 2000233776 A JP2000233776 A JP 2000233776A JP 2002047482 A JP2002047482 A JP 2002047482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
polishing slurry
slurry
polishing
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000233776A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Haba
真一 羽場
Keiji Fukuda
啓司 福田
Keiji Ota
慶治 太田
光一 ▲吉▼田
Koichi Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta DuPont Inc
Original Assignee
Rodel Nitta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rodel Nitta Inc filed Critical Rodel Nitta Inc
Priority to JP2000233776A priority Critical patent/JP2002047482A/ja
Publication of JP2002047482A publication Critical patent/JP2002047482A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨スラリーに含まれる粗大粒子数を低減
し、研磨対象物へのスクラッチ、研磨レートのばらつき
を抑える研磨スラリーの製造方法を提供すること。 【解決手段】 研磨スラリーの製造方法は、金属酸化
物、二酸化珪素、炭化珪素、無機塩、および有機化合物
からなる群から選択された粒子を含有する水系媒体の研
磨スラリーに、超音波を施す工程、を包含する。1μm
以上の粒子数が、10万個/0.5ml〜2億個/0.5
ml含まれている超音波分散前の研磨スラリーに、強度2
00〜600W/cm2の超音波を施して、1μm以上の
粒子数を、超音波分散前に比べ、50%〜90%減少さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウエハお
よび半導体ウエハを研磨するスラリーの製造方法に関
し、特に超高平坦性を必要とする研磨加工技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】水系媒体中にシリカ粒子を分散させた研
磨スラリーを用いた化学機械研磨(以下、CMPともい
う)技術が注目されている。
【0003】CMP技術では、研磨装置の研磨プレート
上に研磨スラリーを供給しながら、研磨プレートとウエ
ハとを回転させつつ、ウエハ上に形成された層間絶縁膜
等の表面を研磨プレート上に押し付け、研磨スラリーに
よる化学的、物理的研磨作用によって、上記ウエハの層
間絶縁膜等の表面を研磨し平坦化する。
【0004】従来、半導体ウエハ等の超高平坦研磨に必
要なシリコンウエハ用及びCMP溶液用研磨スラリーに
は、粒径1μm以上の粗大粒子が含まれ、このような粗
大粒子が研磨スラリー中に多量に存在すると被加工物に
対してスクラッチ、研磨レートばらつきを引き起こし、
歩留まりに悪影響を及ぼす。
【0005】粗大粒子を含まない研磨スラリーの生産に
は、十分な砥粒粉砕と、温度、pH等の物性管理が必要
である。
【0006】個体微粒子の分散装置として最も汎用的に
使用されるビーズミルは、ユニット内と研磨スラリーと
の接触時間が長く、また通常、接液部が非金属で構成さ
れるため、熱交換の効率が悪く、外部からの冷却効果が
低い。従って、分散時の研磨スラリーの温度上昇は避け
られず、その際粒子が活性化され、凝集化、粗大粒子生
成に至る。
【0007】また、揮発性物質を含む研磨スラリーの分
散は、温度上昇による揮発性物質の揮発効果により研磨
スラリーのpHが大きく変化し、その結果、粒子と媒体
との電気的均衡が崩れ、粒子の凝集化を引き起こすとい
った難点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの課題
を解決するためになされたもので、粗大粒子数が低減さ
れた研磨スラリーの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0009】本発明の他の目的は、CMP研磨後、研磨
対象物へのスクラッチ、研磨レートのばらつきを抑える
ことができる研磨スラリーの製造方法を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の研磨スラリーの
製造方法は、金属酸化物、二酸化珪素、炭化珪素、無機
塩、および有機化合物からなる群から選択された粒子を
含有する水系媒体のスラリーに、超音波を施す工程、を
包含し、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】一つの実施態様では、1μm以上の粒子数
が、10万個/0.5ml〜2億個/0.5ml含まれてい
る超音波分散前のスラリーに、強度200〜600W/
cm 2の超音波を施して、1μm以上の粒子数を、超音波
分散前に比べ、50%〜90%減少させる。
【0012】一つの実施態様では、前記超音波をスラリ
ーに施す工程が超音波分散装置を用いて行われ、該超音
波分散装置がスラリー中に浸漬される超音波プローブを
有し、該超音波プローブの内部に−20℃〜0℃の冷媒
が通される。
【0013】一つの実施態様では、前記水系媒体が、揮
発性物質を0.1〜30%含有するか、もしくは揮発性
物質を含有しない。
【0014】本発明のスラリーは、水系媒体中に、金属
酸化物、二酸化珪素、炭化珪素、無機塩、および有機化
合物からなる群から選択された粒子を分散状態で含有す
る研磨スラリーであって、1μm以上の粒子数が、10
万個/0.5ml〜2億個/0.5ml含まれている超音波
分散前の研磨スラリーに、超音波を施して、1μm以上
の粒子数を、超音波分散前に比べ、50%から90%減
少させており、そのことにより上記目的が達成される。
【0015】以下、本発明の作用を説明する。
【0016】固体微粒子の高分散に適し、また分散ユニ
ット内と研磨スラリーとの接触時間が短いために効率的
な冷却が可能である超音波分散装置を用いることによっ
て、分散時における研磨スラリーの温度、pH、粒子の
表面等を安定化させ、粗大粒子の生成を抑えることがで
きる。
【0017】それによって、研磨スラリーに含まれる粗
大粒子数を低減し、研磨対象物へのスクラッチ、研磨レ
ートのばらつきを抑えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の研磨スラリーの製造方法
は、金属酸化物、二酸化珪素、炭化珪素、無機塩、およ
び有機化合物からなる群から選択された粒子を含有する
水系媒体の研磨スラリーに、超音波を施すことを特徴と
する。
【0019】金属酸化物の粒子(砥粒)としては、具体
的には、シリカ(SiO2)、CeO2、Al23、また
はTiO2の少なくとも一種を使用することができ、ま
た砥粒の分散装置としては、超音波分散装置を使用する
ことができる。超音波分散装置より照射する超音波の強
度は、200〜600W/cm2が好ましく、さらに好
ましくは400〜600W/cm2である。強度が20
0W/cm2未満では砥粒の分散が不十分であり、60
0W/cm2を越える場合には、逆に凝集を引き起こ
す。
【0020】また、超音波分散装置は研磨スラリー中に
浸漬される超音波プローブを有しており、この超音波プ
ローブの内部に−20℃〜0℃の冷媒を通してスラリー
を超音波分散と同時に冷却するのが好ましい。その冷媒
としては、冷却水やエタノール等の有機溶剤を使用する
ことができる。
【0021】超音波分散装置を用いた分散によって、超
音波分散前では、1μm以上の粒子数が、10万個/
0.5ml〜2億個/0.5ml含まれていたものを、超音
波分散後では、1μm以上の粒子数を超音波分散前に比
べ、50%から90%減少させることができる。
【0022】本発明で使用される水系媒体は、水、エタ
ノール、メタノール等、およびこれらの混合溶媒が使用
できるが、好ましくは脱イオンされた純水である。
【0023】本発明においては、水系媒体を例えば23
℃以下に冷却するのが好ましく、水系媒体のさらに好ま
しい温度は、5〜6℃である。冷却した水系媒体中で砥
粒を分散することにより、砥粒の表面の活性が抑えら
れ、砥粒が互いに凝集し難くすることができる。
【0024】研磨スラリー中の粒子(以下シリカ粒子を
一例に挙げて説明する)の濃度は好ましくは3〜70重
量%であり、さらに好ましくは10〜50重量%であ
る。特に好ましくは10〜15重量%である。シリカ粒
子の濃度が低すぎると、分散効率が悪いため得られたス
ラリーが不安定になりやすい。また、研磨時間がかかり
すぎ作業性が低下し実用的でない。
【0025】研磨スラリー中のシリカ粒子の濃度が高す
ぎると、予備分散工程での水系媒体が少なすぎるため、
またスラリーが極端に増粘したりゲル化して流動化しな
くなることがある。また、高濃度スラリーを使用したポ
リッシングは、研磨パッドの目詰まりを引き起こし、研
磨不良の原因となるばかりでなく不経済でもある。
【0026】また、本発明で好ましく使用されるシリカ
粒子は、通常、乾式法、湿式法、ゾル−ゲル法等で製造
されたシリカ粒子があげられ、中でも乾式法の中の一つ
であるヒュームド法シリカの粒子が高純度である点で好
ましい。分散に供するシリカ粒子は一般に粉体であり、
小さな粒子(一次粒子)の凝集体(二次粒子)として存
在している。この一次粒子の平均粒子径は通常0.00
5〜1μmである。
【0027】スラリーにアルカリが添加され、得られる
研磨スラリーのpHは最終的には7〜12の範囲になる
ようにすることが好ましく、得られる研磨スラリーの分
散安定性が一段と向上する。さらに好ましくはpH8〜
11の範囲である。
【0028】研磨スラリーのpHが12より高くなる
と、シリカ粒子が溶解する傾向があり、pH7より低く
なるとコロイド安定性が不十分で凝集する傾向がある。
スラリーへのアルカリの添加時期は、いずれの段階でも
よいが、研磨スラリー中のシリカの凝集を防止するため
に、上記したように分散装置で分散処理をした後に添加
することが好ましい。
【0029】アルカリとしては、例えば、水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、アンモニアな
どの無機塩類、エチレンジアミン、トリエチルアミン、
ピペラジンなどの有機アミン類が使用できる。
【0030】本発明に使用される揮発性物質としては、
アンモニア等があり、上記水系媒体が該揮発性物質を
0.1〜30重量%含有するか、もしくは揮発性物質を
含有しない。好ましくは揮発性物質を1〜5重量%含有
する。
【0031】研磨スラリーは、さらに、高分子増粘剤、
水溶性有機高分子樹脂、砥粒沈降防止剤、酸化剤、絶縁
膜研磨抑制剤、金属層研磨促進剤およびpH緩衝剤等を
含むことができる。
【0032】増粘剤としては、以下に示す分子量1,0
00〜100,000の高分子量増粘剤を0.001〜
1重量%添加することができる。
【0033】ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸等のポ
リアクリル樹脂、ポリエチルアクリル酸エステル等のポ
リアクリル酸エステル類の樹脂、ポリメチルメタクリル
酸エステル類等のポリメタクリル酸エステル類、ポリイ
ソプロピルアクリルアミド、ポリジメチルアクリルアミ
ド、ポリメタクリルアミド等のポリアクリルアミド類の
樹脂、ポリメトキシエチレン、ポリメチルビニルエーテ
ル、ポリエトキシエチレン、ポリプロポキシエチレン、
ポリイソプロポキシエチレン、ポリメトキシエトキシエ
チレン等のポリビニルエステル類の樹脂、ポリビニルア
ルコール等のポリビニルアルコール類、ポリビニルアセ
テート(ポリ酢酸ビニル)等のポリビニルアセテート類
の樹脂、ポリアクロレイン等のポリアクロレイン類の樹
脂があげられる。
【0034】その他の水溶性有機高分子樹脂としては、
ポリジメチルトリアジニルエチレン、ポリピリジルエチ
レン、ポリビニルピリジン、ポリビニルピロリドニルエ
チレン、ポリメチルイミノテトラメチレン−メチルイミ
ノテレフタル酸重合体、ユリア樹脂、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、イソプロピルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシエチルセルロース、セルロースアセテー
ト(酢酸セルロース)、セルローストリアセテート(酢
酸セルロース)、硫酸セルロース、アミロースアセテー
ト(酢酸アミロース)、アミロペクチン、スターチ、ス
ターチのメチルエステル、アラビアゴム等があげられ
る。
【0035】スラリーに対する増粘剤の含有量は、0.
001〜1重量%が好ましく、さらに好ましくは0.0
1〜0.5重量%である。このような範囲とする理由
は、増粘剤の含有率がスラリーの粘性に影響を与え、
0.001重量%未満であると所定の増粘効果が発現せ
ず、1重量%を越えると研磨残渣の除去が円滑に行えな
いばかりか、供給面におけるスラリーの分布が悪くな
り、研磨の均一性が著しく悪化し、ウエハ表面のスクラ
ッチを低減する効果が小さいからである。
【0036】沈降防止剤は、非晶質のベーマイトとハイ
ジライ卜、および緩やかな結晶であるガンマ晶アルミナ
が混在する高純度アルミナが望ましい。
【0037】酸化剤は、硝酸アルミ、硝酸鉄、硝酸アン
モニウム、硝酸ジルコニウム、K103、アンモニア水
およびH22の中から選択されるのが好ましい。
【0038】絶縁膜研磨抑制剤は、フタル酸水素アンモ
ニウム、フタル酸水素カリウム、琥珀酸水素アンモニウ
ム、プロピレングリコール、エチレグリコールおよびポ
リビニルアルコールからなる群から選択されるのが好ま
しい。
【0039】絶縁膜研磨抑制剤の添加量は0.1〜3重
量%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜1.0重量
%である、3重量%を越えて添加すると水系媒体に溶解
しにくくなると共にスラリー泡立ちの原因となり好まし
くない。0.1重量%未満の添加量では十分に抑制効果
を発揮するまでには至らない、金属層研摩促進剤は、ア
スコルビン酸、蓚酸、サリチル酸およびその塩類からな
る群から選択されるのが好ましい。好ましくは、金属層
研摩促進剤は、スラリー中に0.1〜5重量%含まれ、
サリチル酸および塩類である。その濃度は1〜3%がさ
らに好ましい。また、サリチル酸は金属層研磨促進効果
があるのみではなく絶縁膜研磨抑制にも効果がある。
【0040】上記pH緩衝剤は、クエン酸、リン酸塩類
からなる群から選択されるのが好まく、また0.1〜5
重量%が好ましく添加される。リン酸塩類としては例え
ば、リン酸二水素カリウムがある。さらに好ましくはク
エン酸で、その濃度は1〜3%である。特にクエン酸は
スラリーに添加される他の薬品と複雑な相互作用を起こ
さず好都合である。
【0041】本発明の方法で得られるシリカのスラリー
のシリカの二次粒子の平均粒子径は、0.01〜2μ
m、好ましくは0.03〜0.8μmである。0.01μ
m未満であると、シリカ分散体の有する粘度が非常に高
くなり、良好な分散安定性が得られず、2μmを越える
と、安定性が悪く、沈殿が生じる。
【0042】
【実施例】ヒュームドシリカ20kgを粉末混入分散装
置で吸引しながら25℃に調製したイオン交換水30k
gの中に予備分散させた。次いで、これに濃度30%の
アンモニア水を添加しpHを10に調製して分散体を得
た。
【0043】得られた分散体は、シリカ粒子を固形分で
20重量%含有し、1μm以上の粒子数が45万個/
0.5mlであった。
【0044】この分散体の中に、図1に示すような超音
波分散装置の音波プローブを配置し、その超音波プロー
ブの中に5℃の冷却水を通しながら、研磨スラリーを強
度400W/cm2で超音波分散装置によりシリカ粒子
を分散させて研磨スラリーを得た。
【0045】なお、図1に示す超音波分散装置の音波プ
ローブ1は、底面に研磨スラリーの導入口2が設けられ
側面に研磨スラリーの吐出口3が設けられたケーシング
4と、該ケーシング4内に配置された超音波発生部とポ
ンプとを備えたフランジ5と有し、研磨スラリー導入口
2からケーシング4内へ流速700cc/minで導入
された研磨スラリーに超音波を照射し、吐出口3より研
磨スラリーを吐出するものである。この工程を4回繰り
返してシリカ粒子を分散させた。
【0046】図2に、1μm以上の粒子数/0.5mlと
超音波分散装置の通過回数との関係を示す。
【0047】研磨スラリーに含まれる粒径1μm以上の
粗大粒子数はこの超音波分散により大きく低減し、超音
波分散前に比べ、50%〜90%減少したことがわか
る。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、研磨スラリーに超音波
を施すので、研磨スラリーに含まれる粗大粒子数を低減
でき、研磨対象物へのスクラッチ、研磨レートのばらつ
きを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超音波分散装置の音波プローブの模式図であ
る。
【図2】1μm以上の粒子数/0.5mlと超音波分散装
置の通過回数との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 プローブ 2 導入口 3 吐出口 4 ケーシング 5 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 慶治 奈良県大和郡山市池沢町172 ロデール・ ニッタ株式会社奈良工場内 (72)発明者 ▲吉▼田 光一 奈良県大和郡山市池沢町172 ロデール・ ニッタ株式会社奈良工場内 Fターム(参考) 3C047 FF08 GG15 3C058 AA07 CB01 DA12 DA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属酸化物、二酸化珪素、炭化珪素、無
    機塩、および有機化合物からなる群から選択された粒子
    を含有する水系媒体のスラリーに、超音波を施す工程、
    を包含する研磨スラリーの製造方法。
  2. 【請求項2】 1μm以上の粒子数が、10万個/0.
    5ml〜2億個/0.5ml含まれている超音波分散前のス
    ラリーに、強度200〜600W/cm2の超音波を施
    して、1μm以上の粒子数を、超音波分散前に比べ、5
    0%〜90%減少させる請求項1記載の研磨スラリーの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記超音波をスラリーに施す工程が超音
    波分散装置を用いて行われ、該超音波分散装置がスラリ
    ー中に浸漬される超音波プローブを有し、該超音波プロ
    ーブの内部に−20℃〜0℃の冷媒が通される請求項1
    又は2記載の研磨スラリーの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記水系媒体が、揮発性物質を0.1〜
    30重量%含有するか、もしくは揮発性物質を含有しな
    い請求項1〜3のいずれかに記載の研磨スラリーの製造
    方法。
  5. 【請求項5】 水系媒体中に、金属酸化物、二酸化珪
    素、炭化珪素、無機塩、および有機化合物からなる群か
    ら選択された粒子を分散状態で含有する研磨スラリーで
    あって、1μm以上の粒子数が、10万個/0.5ml〜
    2億個/0.5ml含まれている超音波分散前の研磨スラ
    リーに、超音波を施して、1μm以上の粒子数を、超音
    波分散前に比べ、50%から90%減少させた研磨スラ
    リー。
JP2000233776A 2000-08-01 2000-08-01 研磨スラリーの製造方法 Pending JP2002047482A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000233776A JP2002047482A (ja) 2000-08-01 2000-08-01 研磨スラリーの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000233776A JP2002047482A (ja) 2000-08-01 2000-08-01 研磨スラリーの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002047482A true JP2002047482A (ja) 2002-02-12

Family

ID=18726250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000233776A Pending JP2002047482A (ja) 2000-08-01 2000-08-01 研磨スラリーの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002047482A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073687A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Sumco Techxiv株式会社 半導体ウェハの研磨方法
JP2010094752A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Nagaoka Univ Of Technology ラップ剤、ラッピング装置及びラッピング加工方法
US8801496B2 (en) 2006-04-28 2014-08-12 HGST Netherlands B.V. Reducing agglomeration of particles while manufacturing a lapping plate using oil-based slurry

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10154673A (ja) * 1996-09-30 1998-06-09 Hitachi Chem Co Ltd 酸化セリウム研磨剤及び基板の研磨法
JPH1187284A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Matsushita Electron Corp 半導体ウェハ研磨装置及び研磨方法
JPH11181403A (ja) * 1997-12-18 1999-07-06 Hitachi Chem Co Ltd 酸化セリウム研磨剤及び基板の研磨法
JP2000136375A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Okamoto Machine Tool Works Ltd 研磨剤スラリ−

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10154673A (ja) * 1996-09-30 1998-06-09 Hitachi Chem Co Ltd 酸化セリウム研磨剤及び基板の研磨法
JPH1187284A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Matsushita Electron Corp 半導体ウェハ研磨装置及び研磨方法
JPH11181403A (ja) * 1997-12-18 1999-07-06 Hitachi Chem Co Ltd 酸化セリウム研磨剤及び基板の研磨法
JP2000136375A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Okamoto Machine Tool Works Ltd 研磨剤スラリ−

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073687A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Sumco Techxiv株式会社 半導体ウェハの研磨方法
US8801496B2 (en) 2006-04-28 2014-08-12 HGST Netherlands B.V. Reducing agglomeration of particles while manufacturing a lapping plate using oil-based slurry
JP2010094752A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Nagaoka Univ Of Technology ラップ剤、ラッピング装置及びラッピング加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5413456B2 (ja) 半導体基板用研磨液及び半導体基板の研磨方法
US6544307B2 (en) Polishing composition and manufacturing and polishing methods
US6258721B1 (en) Diamond slurry for chemical-mechanical planarization of semiconductor wafers
TWI278507B (en) Polishing agent and polishing method
JP5495508B2 (ja) 研磨用粒子分散液およびその製造方法
CN104178033A (zh) 纳米二氧化铈抛光液组合物
TW201229220A (en) Polishing composition and method for polishing semiconductor substrate using the same
WO2011158718A1 (ja) 半導体基板用研磨液及び半導体ウエハの製造方法
JP2008182179A (ja) 研磨剤用添加剤、研磨剤、基板の研磨方法及び電子部品
CN114231182A (zh) 一种易解理氧化镓晶片化学机械抛光工艺、抛光液及其制备方法
JP2002246341A (ja) シリカ膜の化学機械研磨用の研磨スラリー
TW201908432A (zh) 化學機械拋光液
JP2002047482A (ja) 研磨スラリーの製造方法
JP2002329688A (ja) 保湿剤を含有する研磨用懸濁液
JP2017139350A (ja) 研磨液、研磨液セット、及び、基体の研磨方法
WO2012167607A1 (zh) 一种化学机械抛光液
JP4346712B2 (ja) ウェーハエッジ研磨方法
WO2017130749A1 (ja) 研磨用組成物
CN109913133B (zh) 一种钇铝石榴石晶体的高效高质量化学机械抛光液
JP2006080406A (ja) 研磨用組成物
CN104726028A (zh) 一种化学机械抛光液及其使用方法
JP4695771B2 (ja) 研磨スラリーの製造方法
CN110951402A (zh) 一种铜化学机械抛光液及其制备方法
JP6694653B2 (ja) 合成石英ガラス基板用研磨剤及びその製造方法並びに合成石英ガラス基板の研磨方法
JP2003100672A (ja) 研磨用スラリー

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040827