JP2002045379A - 自動進退歯ブラシ - Google Patents

自動進退歯ブラシ

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JP2002045379A
JP2002045379A JP2000233406A JP2000233406A JP2002045379A JP 2002045379 A JP2002045379 A JP 2002045379A JP 2000233406 A JP2000233406 A JP 2000233406A JP 2000233406 A JP2000233406 A JP 2000233406A JP 2002045379 A JP2002045379 A JP 2002045379A
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Ichiro Sugimoto
一郎 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動側と連結して長手方向に進退するように
用いられる剛毛束の交換が容易なようにする。 【解決手段】 基体11aから突出した剛毛束11と、
一部または全体がグリップ1をなす本体部2と、本体部
2内に設けられて前記剛毛束11と着脱できるように連
結され、この剛毛束11を本体部2の先で長手方向に自
動で進退駆動する駆動機構8とを備え、剛毛束11と駆
動機構8とは、剛毛束11の基体11aと駆動機構8の
進退動作部23とに設けた磁気カプラ25の磁気吸着に
よる前記進退方向での磁気結合にて着脱できるように連
結することにより、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動進退歯ブラシに
関し、特に、剛毛が自動的に長手方向に進退する方式の
自動進退歯ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公昭60−26535号公報、特開平
8−322823号公報はブラシまたは剛毛束を用いた
上記のような自動進退歯ブラシを開示している。このよ
うな歯ブラシは剛毛が自動的に長手方向に進退するの
で、歯間はもとより各歯の根元まわりの歯肉溝をも剛毛
束がよく進入して突っつき細部に亘って歯垢や異物を除
去したりマッサージすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、剛毛束は進退
によって先端部が単独で歯や歯茎、歯肉溝、歯間などを
振動的に突っつくので摩耗しやすい。特公昭60−26
535号公報に記載の剛毛束は、水力または水流とばね
とで剛毛束を長手方向に進退させるもので、駆動側との
連結がなく摩耗時に交換しやすい。しかし、水流が必須
となる不便がある上、進退は毎分1200回から200
0回程度のやや緩慢なもので、しかも動きはやや不確か
でかつ剛毛はブラシを構成するものであるため、使用効
果はまだ十分でない。また、特開平8−322823号
公報に記載のものは、剛毛束を駆動機構との連結によっ
て強制的に進退させるもので、設定通りに例えば毎分6
000回や10000回と言った振動的な状態にも確実
かつ強力に進退させられる。しかし、剛毛束は前記駆動
機構との連結構造上着脱できるようにされてはいるが、
長期に亘る使用実験から連結構造がまだまだ複雑で剛毛
束の摩耗時に交換しにくく繰り返し使用するのに不便な
ことが判明した。
【0004】本発明の目的は、このような新たな知見に
基づき、駆動側と連結して用いる剛毛束の交換が容易な
自動進退式歯ブラシを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の自動進退歯ブラシは、基体から突出した
剛毛束と、一部または全体がグリップをなす本体部と、
この本体部内に設けられて前記剛毛束と着脱できるよう
に連結され、この剛毛束を本体部の先で長手方向に自動
で進退駆動する駆動機構とを備え、剛毛束と駆動機構と
は、剛毛束の基体と駆動機構の進退動作部とに設けた磁
気カプラの磁気吸着による前記進退方向での磁気結合に
て着脱できるように連結したことを主たる特徴としてい
る。
【0006】このような構成では、剛毛束は駆動機構と
磁気カプラによる磁気吸着によって連結されるもので、
磁気カプラ部を境にその両側を折るようにしたり、こじ
るなどして前記磁気吸着力に容易に打ち勝って引き離し
連結を解除することができるので、剛毛束が摩耗しても
容易に交換することができ、長期に繰り返し使用するの
に便利になる一方、前記磁気カプラの磁気結合が剛毛束
の進退方向になされて、剛毛束を進退駆動するときの慣
性による分離力に対し最も抵抗しやすい方向であるの
と、剛毛束側の質量が小さく駆動側からの分離慣性力が
小さいこととによって、毎分10000回程度の進退駆
動によっても連結が外れず、剛毛束は本体部の先で設定
通りに長手方向に進退され、本体部のグリップを把持し
て押し当てられる歯や歯間、歯茎、歯肉溝などに確実か
つ有効に働くことができる。
【0007】磁気カプラは、互いの磁気結合面間で磁気
回路を形成するものであると、磁気吸着力が強く、剛毛
束側の質量のさらなる増大、進退動作のさらなる高速化
に耐えられる。
【0008】磁気カプラの磁気結合面は平面であって
も、互いに嵌り合う凹凸面であってもよく、凹凸面であ
ると軸線がずれるような万一の場合の位置ずれをも防止
することができる。
【0009】剛毛束が本体部から延びたノズル部に案内
されて進退される構成では毛先が長く、また、ばらけた
ものでもこれを束ねて座屈させることがないので、歯垢
や異物除去、マッサージ効果を高めることができるし、
進退経路も直線、曲線など自由に設定できるので便利で
ある。ノズル部の先端部が本体部の軸線に対し傾斜して
いると、剛毛束の進退方向を前記傾斜した向きに案内す
るので、歯の裏側に対しても働かせやすくなる。
【0010】本体部は前記ノズル部に洗浄液を供給する
給液路を備えていると、ノズル部が剛毛束を案内し働か
せている部分に洗浄液を的確に送り出すことができ、少
ない量の洗浄液で歯垢や異物の除去効果を高めることが
できる。使用する液の種類によっては消毒もできる。
【0011】ノズル部の先端部が磁気カプラを露出させ
られる位置に基部側との着脱部を有していると、この先
端部を外すことにより剛毛束およびその駆動側との磁気
カプラ連結部が露出するので、磁気カプラの磁気結合を
解いて剛毛束を取り外すことができ、ノズル部によるガ
イド構造を採用しても剛毛束を簡易に交換することがで
きる。
【0012】剛毛束が本体部から延びるかその端部に臨
む駆動軸の先端に連結されていると、本体部からその先
の剛毛束までの部分に覆いがなくなり全体にシンプルで
かさ低い構造となり、取り扱いやすく使用しやすいもの
となり、携帯にも便利である。
【0013】この場合の駆動軸は、軸線方向に進退でき
るものでもよいが、本体部の揺動支点を中心に往復揺動
されるもので、剛毛束をその長手方向が揺動方向とほぼ
同じになる向きとする屈曲部を有しているものである
と、剛毛束の進退方向が本体の軸線に対し傾斜した、ま
たはほぼ直角な向きとするので、歯の裏側に対しても働
かせやすい形態が得られる。
【0014】これらの場合の駆動軸および磁気カプラが
剛毛束に洗浄液を供給する給液路を備えていると、前記
のようなノズル構造による案内なしに、剛毛束を働かせ
ている部分に駆動軸および磁気カプラを通じて洗浄液を
的確に送り出すことができ、少ない量の洗浄液で歯垢や
異物の除去効果を高めることができる。使用する液の種
類によっては消毒もできる。
【0015】本体部が給液路に洗浄液を供給する給液機
構を備えていると、給液のために特別な外部機構なしに
内部のあるいは外部の給液源を利用して洗浄液を供給す
ることができる。
【0016】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下に続く詳細な説明および添付の図面の記載によって明
らかになる。本発明の各特徴はそれ単独で、あるいは可
能な範囲で種々な組み合わせで複合して用いることがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
自動進退歯ブラシについて図面を参照しながら幾つかの
例とともに詳細に説明し、本発明の理解に供する。
【0018】本実施の形態は図1〜図9に示すように、
基体11aから剛毛11bが一束で突出した剛毛束11
と、一部または全体がグリップ1をなす本体部2と、こ
の本体部2内に設けられて前記剛毛束11と着脱できる
ように連結され、この剛毛束11を本体部2の先で長手
方向に自動で進退駆動する駆動機構8とを備え、剛毛束
11と駆動機構8とは、剛毛束11の基体11aと駆動
機構8の進退動作部23とに設けた磁気カプラ25の磁
気吸着による前記進退方向Aでの磁気結合にて着脱でき
るように連結している。
【0019】このように、剛毛束11が駆動機構8と磁
気カプラ25による磁気吸着によって連結されるもので
あると、磁気カプラ25部を境にその両側を折るように
したり、こじるなどして前記磁気吸着力に容易に打ち勝
って引き離し連結を解除することができるので、剛毛束
11が摩耗しても容易に交換することができ、長期に繰
り返し使用するのに便利になる。一方、前記磁気カプラ
25の磁気結合が剛毛束11の進退方向Aの向きになさ
れて、剛毛束11を進退駆動するときの慣性による分離
力に対し最も抵抗しやすい方向であるのと、剛毛束11
側の質量が小さく駆動側からの分離慣性力が小さいこと
とによって、毎分10000回程度の進退駆動によって
も連結が外れない。従って、剛毛束11は本体部2の先
で設定通りに長手方向に進退され、本体部2のグリップ
1を把持して押し当てられる歯や歯間、歯茎、歯肉溝な
どに確実かつ有効に働くことができる。
【0020】磁気カプラ25は、例えば図3、図5〜図
7、図9に示すように磁性体102が磁石103のS極
とN極とに対向するなどして互いの磁気結合面102
a、103a間で磁気回路を形成するものであると、磁
気吸着力が強く、剛毛束11側の質量のさらなる増大、
進退動作のさらなる高速化に耐えられる。磁気カプラ2
5の磁気結合面102a、103aは図3、図5、図9
に示すように平面であってもよいが、互いに嵌り合う図
6、図7に示すように凹凸面などであると互いの軸線が
ずれるような万一の場合の位置ずれをも防止することが
できる。
【0021】剛毛束11は図1〜図5に示す例のよう
に、本体部2から延びたノズル部104に案内されて進
退される構成とすることができ、このような構成では図
1、図3に示すように毛先が長くまたばらけたものでも
これを束ねて座屈させることがないので、歯垢や異物除
去、マッサージ効果を高めることができるし、進退経路
も図4、図5、図9に示すような直線、図1に示すよう
な曲線などノズル部104の有無やその形状によって自
由に設定できるので便利である。ノズル部104の先端
部12が本体部2の軸線に対し図1〜図5に示す場合の
ように傾斜していると、剛毛束11の進退方向を前記傾
斜した向きに案内するので、歯の裏側に対しても働かせ
やすくなる。
【0022】図1〜図5に示す例では本体部2は前記ノ
ズル部104に洗浄液3を供給する給液路34を備えて
いる。これにより、ノズル部104が剛毛束11を案内
し働かせている部分に洗浄液3を的確に送り出すことが
でき、少ない量の洗浄液3で歯垢や異物の除去効果を高
めることができる。使用する液の種類によっては消毒も
できる。ノズル部104の先端部12は磁気カプラ25
部を露出させられる位置に基部12a側との着脱部32
を有している。これにより、この先端部12を外すこと
により剛毛束11およびその駆動側との磁気カプラ25
による連結部が露出するので、磁気カプラ25の磁気結
合を上記のように解いて剛毛束11を取り外すことがで
き、ノズル部104によるガイド構造を採用していても
剛毛束11を簡易に交換することができる。
【0023】ここで、着脱部32を外した先端部12側
と基部12a側とを先端部12内に剛毛束11が内蔵さ
れた状態のまま、着脱部32を境に折るようにすると、
それらの内側にある剛毛束11と進退動作部23との磁
気カプラ25を境にした両側もそれに従って折られるよ
うになり、磁気カプラ25による磁気結合を解除するこ
とができ、外した先端部12内にある剛毛束11を取り
出して交換し、再度先端部12を基部12aに接続する
と、磁気カプラ25の磁性体102と磁石103とが対
向し合って自動的に磁気結合状態となる。従って、磁気
カプラ25による磁気結合、およびその解除を特別に行
なう必要は特にない。
【0024】図1〜図3に示す例につき詳細に説明する
と、図1(a)、(b)に示すように、一部がグリップ
1をなす本体部2に、洗浄液3を貯留する洗浄液タンク
4、この洗浄液タンク4内の洗浄液3を手動で吐出する
ポンプ5、電池室6、この電池室6に装着する電池7か
らの給電により動作する駆動機構8を装備してこれらを
内蔵し、本体部2の駆動機構8が設けられた先端側部分
から先へ延びるノズル部104によって、ナイロン等の
適宜な合成樹脂フィラメント11bよりなる剛毛束11
が長手方向に出入りするように案内し、かつ前記ポンプ
5によって吐出される洗浄液3を注出する先端部12を
設け、前記基体11aを駆動機構8に磁気カプラ25に
より連結して剛毛束11をその長手方向に進退させるよ
うにしてある。
【0025】本体部2およびノズル部104は共に硬質
の合成樹脂製であり、本体部2の尾端部には電池室6を
開閉して電池7を着脱・交換できるようにするキャップ
13が設けられている。キャップ13は突起13aを本
体部2のキャップ嵌合面にあるL型の溝20に嵌め合わ
せながら軸線方向に嵌合した後所定量回動することによ
り、L型の溝20にて抜け止めされるようになってい
る。キャップ13の底部には電池7をプラス電極10に
押圧するばね14を有し、このばね14にはマイナス電
極15が接続され、これらプラス電極10およびマイナ
ス電極15は駆動機構8を駆動するモータ16にスイッ
チ17を介し接続され、スイッチ17を操作部材18に
よりオン、オフ操作してモータ16を駆動および停止で
きるようにしている。マイナス電極15は少なくとも、
キャップ13と本体部2との分離境界部で、キャップ1
3の抜け止め回動位置のときに繋がるようになってい
る。
【0026】洗浄液タンク4は電池室6と駆動機構8と
の間に本体部2と一体に設けられ、これの側周に設けた
ネジ蓋19により給液口を開閉でき、閉じ状態ではネジ
蓋19によってシールパッキング21を介し密閉できる
ようになっている。駆動機構8は本体部2にこれの軸線
と直角な向きに軸線が向いたモータ16に直結したクラ
ンク機構であり、モータ軸16aに円盤22を直結し、
この円盤22の偏心位置と本体部2の軸線と平行に配し
た進退動作部23とをリンク24にて連結し、進退動作
部23に剛毛束11を磁気カプラ25にて着脱できるよ
うに連結している。
【0027】磁気カプラ25は図3に示すように剛毛束
11の基体11a自体を磁性体102とし、進退動作部
23の先端に設けた磁石103との間で軸吸着するよう
にしてあり、双方間で磁気回路を形成するように磁石1
03は永久磁石103cの両側に磁性体103bを貼り
合せて左右両側にS極とN極とを持つようにしている。
いずれも錆びないものが好適であり、磁性体102、1
03bは共にステンレス鋼とするのがよく、永久磁石1
03cはフェライトがよい。もっとも、磁気吸着が弱く
ならない範囲でそれらの表面を樹脂モールド100や鍍
金を施せば、外観を清潔に保ち、また、万一の場合の材
質や状態変化による人体への影響を無くすことができ
る。また、磁気カプラ25は磁石どうしが吸着し合う磁
気結合方式としてもよい。
【0028】着脱部32はノズル部104の先端部12
側と本体部2側とを印籠嵌めし、この印籠嵌め部に設け
た凹条12cと凸条12dとの弾性的な係合によって着
脱できるが、連結状態に適度に安定するようになってい
る。これら着脱部25、32の連結構造および抜け止め
構造の具体的構成は種々に設計変更することができる。
【0029】手動のポンプ5は、図1、図2に示す本体
部2の側周面における、駆動機構8のモータ16が設け
られている部分と真反対の部分にゴム製の加圧キャップ
33を当てがって本体部2との間に加圧室33aを形成
したもので、加圧キャップ33に逆止弁付きの吸気口3
3cが設けられ、本体部2に逆止弁付きの吐出口33b
が設けられ、吐出口33bには洗浄液タンク4内の底部
に達する給気パイプ33dが接続されている。また洗浄
液タンク4からはノズル部104に達する合成樹脂製の
可撓性パイプよりなる給液路34が設けられ、ポンプ5
からの給気によって加圧され押し出される洗浄液3をノ
ズル部104内に導き、ノズル部104と剛毛束11と
の間、および剛毛11bの間を通って流出し、剛毛11
bの長手方向の進退運動によって歯磨きしている部分や
マッサージしている部分に洗浄液3を供給するようにな
っている。この洗浄液3の供給はポンプ5の手動操作に
よって何時でも必要に応じて行えるし、これを行わずに
剛毛11bによる歯磨きやマッサージを行うこともでき
る。
【0030】本例では、給液路34の一部ないしは洗浄
液タンク4との接続口に洗浄液タンク4内の圧力に変動
があっても、給液路34に流出する流量や流速が一定に
なるようにする調圧弁35が設けられているし、調圧状
態の洗浄液を必要に応じて流出させ、または、流出を停
止させる開閉弁36も設けられている。
【0031】また、本例では、モータ16をオン、オフ
する操作部材18には図2に示すように駆動機構8に対
する操作アーム18aおよび開閉弁36に対する操作ア
ーム18bが設けられ、操作部材18が図1の(b)、
図2の実線で示すモータ16をオフする状態にあると
き、操作アーム18aは図2に示すように鉤形部分18
a1がリンク24の円盤22との連結部24aに引っ掛
かって、これを洗浄液タンク4の側に引きつけ、駆動機
構8を剛毛束11がノズル部104内に引き入れて格納
する状態に強制的に復元させて安定させる。また、操作
アーム18bは開閉弁36を閉じる。操作部材18が図
1の(a)、図2の仮想線で示すモータ16をオンする
状態にあるとき、操作アーム18aは鉤形部分18a1
を前記リンク24の連結部24aの円盤22上における
公転軌跡外に位置して、駆動機構8が動作してもこれと
干渉しないようにし、操作アーム18bは開閉弁36を
開くようにしてある。
【0032】しかし、調圧弁35や開閉弁36は必須の
ものでないし、操作部材18による駆動機構8や開閉弁
36との連動構造も必須ではない。
【0033】以上のような本例では、グリップ1で本体
部2を把持して、この本体部2の一端側に延びるノズル
部104の先端部12を口腔内に挿入し、歯や歯ぐきの
どの部分にもノズル部104の先端部12を出入りする
剛毛11bを当てがって歯磨きやマッサージをすること
ができる。本体部2にこの歯磨きやマッサージのために
必要な、洗浄液3を貯留する洗浄液タンク4、この洗浄
液タンク4内の洗浄液3を手動で吐出するポンプ5、電
池室6、この電池室6に装着する電池7からの給電によ
り動作する駆動機構8の全てを装備しているので、従来
のような定置型の本体と接続した状態でしか使用できな
いものに比し、単独で小型かつハンディなものとなり使
用しやすい。
【0034】しかも、洗浄液3はポンプ5を適宜働かせ
て必要に応じて、必要に応じた流量での吐出状態で用い
ればよいし、剛毛束11の往復運動による歯磨きやマッ
サージに洗浄液3を併用するにしても、洗浄液3は洗浄
を満足する程度、例えば滴下する程度に補助的に供給す
れば足りるので、洗浄液3の必要量が従来の水流の脈流
を利用したものに比し格段に少なく、小型な本体部2に
装備される小さな洗浄液タンク4内の洗浄液3で一回の
歯磨きおよびマッサージを十分に終えることができ、水
以外の薬液を洗浄液3に用いる場合でも余り高くつかな
い。本発明者らの実験によれば、洗浄液3は毎秒2滴位
いの供給でよく、50ccの洗浄液3を使用し続けて5
分の洗浄が可能であり、十分な歯磨き効果を達成するこ
とができた。
【0035】また、駆動機構8も基体11aに剛毛11
bを一束植設しただけの剛毛束11を往復運動させれば
よいので小容量な小型のものでよい。
【0036】従って、本実施の形態1のものは歯磨き効
果およびマッサージ効果が従来のものよりも高く、しか
も、コンパクトで使いやすい、低コストなものとなり、
ランニングコストも安くつく。
【0037】また、本実施の形態では、図1の(a)に
示すように、ノズル部104の先端部12は、本体部2
の軸線に対し湾曲部12bを介してほぼ120°傾斜し
ている。この120°の傾斜により、ノズル部104が
上に向いた姿勢に本体部2を把持したままでノズル部1
04の先端部12を口腔内の歯のまわりのどの部分にも
位置させ、また、歯肉溝やこれが深くなったポケット内
に剛毛束11が長手方向に対向させられるので、各部を
歯磨きしまたはマッサージするのに本体部2の向きを複
雑に操作しなくてよいので、使用しやすいし、本体部2
に装備された洗浄液タンク4の底部がいつでも下向きと
なり底部の洗浄液3をもポンプ5にて吐出させやすいの
で残量を極く少なくすることができる。
【0038】また、駆動機構8が、モータ軸16aに連
結されたクランク機構であって、簡単な機構で所定スト
ロークの往復運動を高速かつ正確に達成することができ
るので、歯磨き効果およびマッサージ効果が向上し、過
剰なストロークが生じて強制的な往復運動のために歯や
歯ぐきを傷めるような不都合を回避することができる。
【0039】特に、駆動機構8のクランク部8aの回転
軸Xが本体部2の軸線方向に対して直角となる向きに設
置されていることにより、本体部2およびノズル部10
4の軸線方向の往復運動ストロークが得られ、これを前
記軸線方向の進退動作部23を介し剛毛束11に伝達す
ることにより、ノズル部104から本体部2の駆動機構
8を装備している部分までを、図1の(a)に示すよう
な細く長い形状にして、ノズル部104の先端部12を
口腔内の各部に挿入し、また移動させやすくすることが
でき、歯磨きやマッサージしやすいものとなる。本実施
の形態では剛毛束11の長手方向の往復運動ストローク
は6mmに設定してある。このように大きなストローク
によって歯磨き効果およびマッサージ効果が大きく向上
する。しかし、これに限られることはなく、2mm程度
のストロークでも十分な効果は得られる。
【0040】さらに、手動のポンプ5は、それ自体が本
体部2の側周面に露出して押圧操作されるものであり、
このように露出する押圧操作部を有する場合を含め、本
体部2を片手で把持したまま、この片手の親指を押圧操
作部に当てがって押圧操作し、歯磨きやマッサージをし
ながら必要に応じて洗浄液タンク4から洗浄液3を吐出
し使用することが難なくできる。もっとも、本実施の形
態1のように調圧弁35と開閉弁36とがある場合、電
動歯ブラシの不使用時であっても、ポンプ5を操作して
洗浄液タンク4内の洗浄液3を予め加圧しておき、電動
歯ブラシの使用に当たってはポンプ5の操作をしなくて
も開閉弁36が開かれることにより洗浄液3を一定の圧
力および流量のもとに流出させられる。従って、場合に
よっては、駆動機構8の動作と無関係に開閉弁36を手
動で開閉することにより、洗浄液3を必要に応じて吐出
し使用するようにもできる。
【0041】また、本実施の形態のように開閉弁36
が、駆動機構8をオン、オフする操作部材18のオン、
オフ操作に連動して開閉される場合は、洗浄液タンク4
内に加圧状態で貯留しておいた洗浄液3を、剛毛束11
を長手方向に進退運動させて歯磨きやマッサージを行う
のに併せて、洗浄液3を自動的に吐出させて使用するこ
とができ、洗浄液3を吐出するための特別な操作が不要
となるので、使用に便利である。
【0042】また、上記のように駆動機構8が停止した
とき、剛毛束11がノズル部104内に格納する位置に
復元させるようにしてあり、剛毛束11の剛毛11bが
不使用中は他のものと接するのを防止されるので、不使
用中も突出していて他のものと接触するなどにより不用
意に損傷されるようなことを回避し、寿命の長いものと
することができる。
【0043】図4、図5に示す例では、磁気カプラ25
の磁性体102を剛毛束11の合成樹脂やゴムなどより
なる基体11aに別途連結し、基体11aは合成樹脂な
どとして剛毛11bの植付けに便利なようにしてあり、
磁石103は図5に示すように馬蹄形の永久磁石として
S極とN極とを磁性体102に対向させて双方の間で磁
気回路を形成できるようにしている。
【0044】駆動機構8のクランク部8aの回転軸Xが
本体部2の軸線方向と一致する向きに設置された点が、
先の例の場合と大きく異なる。これにより、本体部2の
軸線方向に向くモータ軸ないしは連結軸51を長くする
ことにより、本体部2のモータ16から大きく離れてノ
ズル部104の基部12aに位置するクランク部8aを
駆動し、剛毛束11を図4、図5(a)に示すように先
端部12により近い位置から進退動作部23を介し進退
運動を与えて剛毛束11が進出するときの逃げを小さく
して歯磨き効果およびマッサージ効果をさらに向上する
ことができる。
【0045】本例のクランク部8aは、回転軸Xが本体
部2の軸線に一致する向きの円盤22上のクランクピン
52と、これの動きを本体部2の軸線に対し120°程
度傾斜した先端部12に案内される剛毛束11に伝達す
る進退動作部23とを連結するのに、図5(b)に示す
ようにクランクピン52の先端と磁石103の後端とに
一体に設けた球面部52a、103aと合成樹脂製の進
退動作部23に一体形成した椀状部23a、23bとを
嵌め合わせた球面自在継手を利用しており、円盤22の
回転によって進退動作部23を介し剛毛束11を往復運
動させるときに剛毛束11の姿勢が種々に変化しても問
題ないようにしてある。
【0046】また、本体部2の着脱部32はノズル部1
04の先端部12と基部12aとの間に設け、剛毛束1
1の基体11aと進退動作部23との間の磁気カプラ2
5は前記着脱部32に対応する位置としてある。
【0047】また、本例では、駆動機構8を復元させる
のに、連結軸51の途中にクランク53を形成する一
方、モータ16のオン、オフ操作する操作部材18に連
動する操作アーム18cを採用し、操作部材18がモー
タ16をオンしている間は、操作アーム18cがクラン
ク53の公転軌跡外に位置し、動作する駆動機構8と干
渉し合わないようにしながら、操作部材18がモータ1
6をオフする位置にあるとき、操作アーム18cはクラ
ンク53を押し動かして、剛毛束11の剛毛11bがノ
ズル部104の先端部12内に引き込まれて格納された
状態に安定させる。
【0048】図6〜図9に示す例では、剛毛束11が本
体部2から先へ延びるかその端部に臨む駆動軸115の
先端に連結されている。このようにすると、駆動軸11
5および剛毛束11に覆いがなく全体にシンプルでかさ
低い構造となり、取り扱いやすく使用しやすいものとな
り、携帯にも便利である。この場合の駆動軸115は図
9に示す例のように軸線方向に進退できるものでもよい
が、図6〜図8に示す例では本体部2の揺動支点117
を中心に往復揺動されるもので、剛毛束11をその長手
方向が揺動方向とほぼ同じになる向きとする屈曲部11
5aを有したものとし、前記進退動作部23に磁気カプ
ラ25を介し連結している。これにより、剛毛束11の
進退方向が本体部2の軸線に対し図6、図7に示したよ
うに傾斜し、または、ほぼ直角な向きとするので、歯の
裏側に対しても働かせやすい形態が得られる。
【0049】図6に示す例では磁石103を馬蹄形タイ
プのものとして磁気結合面103aにSN両極を有し
て、磁性体102との間で前記凹凸面形状を満足しなが
ら磁気回路を構成するようにし、図7に示す例では磁石
103を環状溝により中央部と周辺部とを区画して磁気
結合面103aにSN両極を有して、磁性体102との
間で前記凹凸面形状を満足しながら磁気回路を構成する
ようにしている。もっとも、磁性体102と磁石103
とのどちらが凹と凸になってもよいのはもちろんであ
る。
【0050】図6や図7に示す例では、駆動軸115は
棒状体で本体部2のグリップ部1より先の先端部内に基
端部115b側が収容され、先端部から出口部1cに揺
動支点117を持つように弾性ブッシュ118にて支持
し、出口部1cで揺動する駆動軸115が本体部2と干
渉しないようにしている。これにより駆動軸115は弾
性ブッシュ118により吸振されて静かに揺動される
し、出口部1cとの間が弾性ブッシュ118によりシー
ルされるので水の滲入を防ぐことができる。駆動軸11
5は細いほどかさ低くなり慣性も小さく、耐久性良い。
安定に揺動できるようにするためにも金属製がよく、錆
びない点でステンレス鋼が好適である。しかしこれに限
られることはなく樹脂など他の材料によるものでもよ
い。なお、駆動軸115と弾性ブッシュ118とは抜け
止め用の凹凸嵌合部119を持っている。
【0051】駆動機構8は、モータ16と、このモータ
軸16aに直結されたカム113よりなるモータ・カム
駆動機構をなしている。カム113は本体部2先端部内
に駆動軸115の基端部115b側の横にそれと軸線が
直交する向きでモータ16と共に設けられ、モータ16
の据置部は本体部2外へ直角の向きにそり出すが、カム
113はその周方向が駆動軸115の長手方向に沿うの
で、駆動軸115をばね114で付勢してカム113の
外周に直接圧接させるだけで揺動駆動することができ
る。モータ16は小型モータとしてあるが偏平モータな
どでも良い。カム113の外周には掛合溝が周設され、
駆動軸115がこの溝と掛合された状態で揺動するよう
にすると、駆動軸115の横振れが防止される。
【0052】これらの場合の駆動軸115および磁気カ
プラ25が、図6に示すように洗浄液3を供給する構造
を有していない方式のものとすることができる。これ
は、先に説明した図1〜図5に示す場合も同様である。
しかし、図6、図7に示す駆動方式のものでも、図7に
示すように剛毛束11に洗浄液3を供給する給液路34
を備えていると、前記のようなノズル部104による案
内なしに、剛毛束11を働かせている部分に駆動軸11
5および磁気カプラ25を通じて洗浄液3を的確に送り
出すことができ、少ない量の洗浄液で歯垢や異物の除去
効果を高めることができる。使用する液の種類によって
は消毒もできる。
【0053】また、給液路34には図1〜図5に示すよ
うに本体部2内の洗浄液タンク4から洗浄液3を手動の
ポンプ5やこれに代わる電動ポンプによって供給するよ
うにもできるが、図7の例では本体部2以外に設けられ
た洗浄液タンク122から重力の働きによって供給する
ようにしている。このために、洗浄液タンク122には
高所へ支持できるようにフック123や吸盤124によ
る取り付け部が設けられている。最もこの場合も重力で
供給される洗浄液3を必要な都度流入させて自在に利用
できるようにする弁などを装備するのが好適である。
【0054】図8に示す例では、駆動機構8を電磁揺動
駆動機構とした場合の一例で駆動軸115の基端部11
5bに永久磁石127の磁極を設けて電磁石128の2
つの磁極に対向させてある。電磁石128の2つの磁極
は交流電流の供給によってS極、N極が入れ換わって駆
動軸115の磁極を交互に引き付けるので、駆動軸11
5を揺動支点117まわりに往復揺動させることがで
き、揺動は交流電源そのままの周波数でも振動的に行わ
れる。駆動軸115は電磁石128に交流電流が供給さ
れていないときはふらつくので、これを防止するため駆
動軸115を中立位置に保つばね114を働かせてあ
る。このばね114は駆動軸115が往復揺動するとき
の振動やふらつきを防止するのにも役立つ。このよう
に、駆動機構8を電磁揺動駆動機構にするとこの電磁揺
動駆動機構と駆動軸115との電磁的で無接触な揺動伝
達で摩擦などなく駆動軸115を揺動させることができ
る。
【0055】図9に示す例では、駆動軸115は本体部
2の端部に摺動軸受131に支持されて臨み、モータ1
6とギヤ132で連結されたカム133に枠型のカムフ
ォロア134が従動することで軸線方向に進退駆動され
るようにしてある。本体部2の駆動軸115の先端部が
臨む部分はゴムや樹脂膜からなるシールカバー135で
覆い、シールカバー135が駆動軸115の先端に凹凸
係合部136などを持って一体に被さる部分を駆動軸1
15の先端と引退に進退動作する進退動作部23とし、
この進退動作部23に磁石103を凹凸係合部137を
持って一体に結合してあり、剛毛束11側の磁性体10
2と磁石103とで磁気カプラ25を構成している。さ
らに、剛毛束11の基体11aと磁性体102とはゴム
や合成樹脂製の緩衝筒138を介し接続してあって、進
退動作部23の進退動作が剛毛束11に緩衝筒138を
介しソフトに伝達されるようにしている。これによっ
て、剛毛束11の働きがソフトになる。緩衝筒138は
コイルバネに置き換えたり併用したりすることができ
る。このような構成において、シールカバー135に代
えて、あるいは加えて、仮想線に示すようなノズル部1
04を用いることもできる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、上記のような説明で明
らかなように、剛毛束は駆動機構と磁気カプラによる磁
気吸着によって連結されるもので、磁気カプラ部を境に
その両側を折るようにしたり、こじるなどして前記磁気
吸着力に容易に打ち勝って引き離し連結を解除すること
ができるので、剛毛束が摩耗しても容易に交換すること
ができ、長期に繰り返し使用するのに便利になる一方、
前記磁気カプラの磁気結合が剛毛束の進退方向になされ
て、剛毛束を進退駆動するときの慣性による分離力に対
し最も抵抗しやすい方向であるのと、剛毛束側の質量が
小さく駆動側からの分離慣性力が小さいこととによっ
て、毎分10000回程度の進退駆動によっても連結が
外れず、剛毛束は本体部の先で設定通りに長手方向に進
退され、本体部のグリップを把持して押し当てられる歯
や歯間、歯茎、歯肉溝などに確実かつ有効に働くことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る自動進退歯ブラシ
の1つの例を示し、その(a)は断面図、その(b)は
平面図である。
【図2】図1の歯ブラシの一部の断面図である。
【図3】図1の歯ブラシの剛毛束と駆動機構との磁気カ
プラ連結部の分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る自動進退歯ブラシの
別の例を示す一部を断面して示した正面図である。
【図5】図4のノズル部を示し、その(a)は断面図、
その(b)は 図1の歯ブラシの剛毛束と駆動機構との
磁気カプラ連結部の分解斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る他の例を示し、その
(a)は断面図、その(b)は剛毛束と駆動機構との磁
気カプラ連結部の断面図、その(c)は磁石の斜視図で
ある。
【図7】本発明の実施の形態に係る今1つの例を示し、
その(a)は断面図、その(b)は剛毛束と駆動機構と
の磁気カプラ連結部の断面図、その(c)は磁石の斜視
図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るさらに別の例を示す
側面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るさらに他の例を示す
要部の断面図である。
【符号の説明】
1 グリップ 2 本体部 3 洗浄液 4、122 洗浄液タンク 5 ポンプ 6 電池室 7 電池 8 駆動機構 11 剛毛束 11a 基体 11b 剛毛 12 先端部 16 モータ 23 進退動作部 25 磁気カプラ 32 着脱部 34 給液路 102 磁性体 103 磁石 104 ノズル部 115 駆動軸 117 揺動支点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61H 7/00 300 A46B 13/02 700 23/02 354 A61C 17/02 B

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体から突出した剛毛束と、一部または
    全体がグリップをなす本体部と、この本体部内に設けら
    れて前記剛毛束と着脱できるように連結され、この剛毛
    束を本体部の先で長手方向に自動で進退駆動する駆動機
    構とを備え、剛毛束と駆動機構とは、剛毛束の基体と駆
    動機構の進退動作部とに設けた磁気カプラの磁気吸着に
    よる前記進退方向での磁気結合にて着脱できるように連
    結したことを特徴とする自動進退歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 磁気カプラは、互いの磁気結合面間で磁
    気回路を形成する請求項1に記載の自動進退歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 磁気カプラの磁気結合面は平面である請
    求項1、2のいずれか1項に記載の自動進退歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 磁気カプラの磁気結合面は互いに嵌り合
    う凹凸面である請求項1、2のいずれか1項に記載の自
    動進退歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 剛毛束は本体部から延びたノズル部に案
    内されて進退される請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の自動進退歯ブラシ。
  6. 【請求項6】 本体部は前記ノズル部に洗浄液を供給す
    る給液路を備えている請求項5に記載の自動進退歯ブラ
    シ。
  7. 【請求項7】 ノズル部の先端部は磁気カプラを露出さ
    せられる位置に基部側との着脱部を有している請求項
    5、6のいずれか1項に記載の自動進退歯ブラシ。
  8. 【請求項8】 ノズル部の先端部は本体部の軸線に対し
    傾斜している請求項5〜7のいずれか1項に記載の自動
    進退歯ブラシ。
  9. 【請求項9】 剛毛束は本体部から延びるかその端部に
    臨む駆動軸の先端に連結されている請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の自動進退歯ブラシ。
  10. 【請求項10】 駆動軸は本体部の揺動支点を中心に往
    復揺動されるものであり、剛毛束をその長手方向が揺動
    方向とほぼ同じになる向きとする屈曲部を有している請
    求項9に記載の自動進退歯ブラシ。
  11. 【請求項11】 駆動軸および磁気カプラは剛毛束に洗
    浄液を供給する給液路を備えている請求項9、10のい
    ずれか1項に記載の自動進退歯ブラシ。
  12. 【請求項12】 本体部は給液路に洗浄液を供給する給
    液機構を備えている請求項6、11のいずれか1項に記
    載の自動進退歯ブラシ。
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