JP2002044790A - 聞き耳ツーバイフォン - Google Patents

聞き耳ツーバイフォン

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JP2002044790A
JP2002044790A JP2000253162A JP2000253162A JP2002044790A JP 2002044790 A JP2002044790 A JP 2002044790A JP 2000253162 A JP2000253162 A JP 2000253162A JP 2000253162 A JP2000253162 A JP 2000253162A JP 2002044790 A JP2002044790 A JP 2002044790A
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JP
Japan
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reverberation
phone
ear
resin
hearing aid
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Application number
JP2000253162A
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English (en)
Inventor
Shingo Takahashi
信悟 高橋
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的軽度の難聴者の方に、スピーカー等を
介することがなく、神経に負担が掛からずに耳に優し
い、自然な音を安価にて提供する。 【解決手段】図7の、音波跳ね返り角のイメージ図よ
り、入力口正面から入った音波を、細まった出力口付近
の略一点に集音させる為に、反響部及び反響板の曲面を
微調整する、又、携帯性及び使用性を損なわないよう
に、軽くて、持ちやすい形にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【発明の属する技術分野】この発明は、補聴器を向けた
正面からの音のみを、より増大することができる・聞き
耳ツーバイフォンに関するものである。
【002】
【従来の技術】従来の補聴器は、高価であり負担が大き
く、又音量を上げすぎる嫌いがある為に、ノイズの発生
等のエラーを招きやすく、聴覚神経にとって、支障を来
すことがあった。又、全入力音を増幅する為、聞き分け
が良くなかった。又、耳当て器具に長いチューブを付け
て相手側器具(音源)を結ぶ方法は、チューブが絡まり
やすいうえ、衛生面から器具を口に近付けることを嫌う
人がいるから望ましくない。又、ラッパ型(円錐形)も
他方向からの音波を同率に集音し安い上、音波が反響し
合って、あたかも拡声された様に錯覚するが、聞き分け
ることは困難であり、しかもボリュームの増大効率は低
いと考えられる。
【003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のすべ
ての不足を解決し、尚且音源に向かって耳を突き出す様
に向けること無く、正面を向いたまま捕聴できる様に、
補聴器使用時の見た目をスマートにし、あわせて使い勝
手を良くするためになされたものである。
【004】
【課題を解決する為の手段】音源から生じた音は、音波
となって、空気中、水中を特別な障害物が無い限り、全
方向に向かって伝わる、又音波を遮り、弾き返すには、
硬質で重い材料が望ましいが、本発明は携帯用であるの
で、要となる反響板には、硬質で薄い金属版が適合する
と考える。
【005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (イ)本発明に使用する材質は、スチール、樹脂、その
他何でも構わないが音波を弾く部分(図5・7で矢印の
点線を弾き返している部分)には、適度な熱処理(焼き
入れ加工)された復元力のある金属版(はがね)が望ま
しい、したがってコンベックス(巻き尺)のスチール製
目盛り表示部と同程度でも良いと考える。 (ロ)本発明の力点は、反響部及び反響板の曲線部を微
妙に変化させることにより、入力口正面から入った音波
を、細まった出力口付近の、略一点に集音させることに
あるが、
【図7】に示すとうり側面図における曲線は、楕円35
°16′の一部(円内)を拡大し、入力時平行線の跳ね
返り直線の図表により、その一部を補正したものであ
り、又正面からみる反響部の曲がり
【図6】は、符号15の様に25°楕円の一部(円内)
を拡大したものである。猶、音源は点であることが多
く、波動は放射状に伝わるので図7に於ける、音波入力
のイメージ線は、厳密には平行線ではないが、通常の使
用状態に於ける音源からの距離と、本発明の入力口の開
口寸法との比較から、略平行線としても大差なしと考え
た。 (ハ)図1の符号6の組み立てビスを少し緩めるて継承
部を前方向にスライドさせると回転して図8の様に反響
部の中に収納することができる。猶、継承部両側のネジ
穴部は補強の為、充分な厚みにする必要がある。 (ニ)本発明は、図4の符号D・Eの使用図に示す様に
本体と符号Dの耳掛け器具をチューブにて接続して使用
可能であり、又本体の細まった部分を直接耳に入れて使
用することも可能である。
【006】
【発明の効果】本発明は以上の様な構造で、音量の拡大
と集音の方向性に優れ、携帯性も良く、又平易構造の
為、安価にて生産が可能と考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パーツ5を装着した状態の、本発明の分割型
の斜視透視図である。
【図2】 反響部が樹脂製型の、本発明の分解時の斜視
透視図である。
【図3】 装着用パーツ5(クリップ)の、A=斜視図
B=側面透視図 C=分解図である。
【図4】 D=本発明の接続部品であるところの耳掛け
器具である。E=本発明の使用中のイメージ図である。
【図5】 本発明の、樹脂一体成型形の斜視透視図であ
る。
【図6】 本発明で樹脂製反響部の背面内側に差し込む
金属板斜視図である。
【図7】 本発明の、音波跳ね返り角の側面視のイメー
ジ図である。
【図8】 本発明分割形の、継承部収納時の側面透視図
である。
【符号の説明】
1 プレス一体成型形スチール製反響部 2 スチー
ル製反響部用にネジ穴タップを立てる部分のみに補強用
の厚みを考慮した樹脂製継承部(他の部分はファイルケ
ースと同等の1mm前後の厚さでも良い) 3 樹脂
製の反響部(スチール製反響板が差し込める様に両わき
に溝を設け、楕円拡大図に示す様に先端にスチール板の
ストッパーを設けた) 4 樹脂製反響部用継承部
(反響部との接続にネジを使わなくて出来る用に、同じ
樹脂製の突起を設けた) 5 クリップ(身体、特に
肩当に聞き耳ツーバイフォンを取りつけて使用する際
に、図1の様に本体に装着してバネにより着衣の布地を
挟んで使用する) 6 平ネジ(使用時の障害になら
ぬように、敢えてナベビスを用いずに平ネジにした) 7 樹脂製反響部用の組み立て固定用突起(ネジ止めよ
りも簡単で、組み合わせの相手が同じ樹脂であるならば
摩耗も少なく、又摩擦力も維持出来るので、敢えて同素
材の樹脂突起を考えた) 8 装着用クリップの布地
挟み用可動部 9 クリップの中央部 10 バネ 11 符号8
に固定するキャップ 12 耳当て器具の先端部品 13 符号12に取り
付け耳当て器具をそこに保持する為の耳掛け部 14
本体と耳当て器具を接続するチューブ 15樹脂製
反響部の背面内側に差し込む、スチール製反響板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)プレス機等で成型した、スチール製
    反響部(1)と樹脂製等の継承部(2)を(6)の平ビ
    スで接続した、分割可能型補聴器、聞き耳ツーバイフォ
    ン (ロ)状況により、着衣の布地を挟んで、肩等に取りつ
    けられる様に、取り付けパーツ(5)を設置する。 (ハ)肩等に、補聴器を取りつけた場合は、チューブに
    より、耳掛け器具(12)と接続して使用する。 以上 【図1・3・4】より 以上のごとく構成された補聴器・聞き耳ツーバイフォ
    ン。
  2. 【請求項2】 【図2】より、反響部3を樹脂等で成型し 【図6】(15)の反響板を、背面部(点線楕円拡大
    部)のように、差し込んで取りつけられる様にした請求
    項1の・聞き耳ツーバイフォン。
  3. 【請求項3】 【図5】より、樹脂等で一体成型された、請求項1の・
    聞き耳ツーバイフォン。
  4. 【請求項4】 【図5】の背面の内側に 【図6】(15)のスチール製反響板を差し込んで反響
    度を高めた、請求項1の・聞き耳ツーバイフォン。
JP2000253162A 2000-07-19 2000-07-19 聞き耳ツーバイフォン Pending JP2002044790A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014081623A (ja) * 2012-09-28 2014-05-08 Kazumasa Yamada 音波増幅器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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