JP2002044764A - 双方向リモートコントロールシステムと遠隔制御装置及び被制御装置 - Google Patents

双方向リモートコントロールシステムと遠隔制御装置及び被制御装置

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JP2002044764A JP2000224784A JP2000224784A JP2002044764A JP 2002044764 A JP2002044764 A JP 2002044764A JP 2000224784 A JP2000224784 A JP 2000224784A JP 2000224784 A JP2000224784 A JP 2000224784A JP 2002044764 A JP2002044764 A JP 2002044764A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコンと制御対象となる被制御装置の間に
障害物が存在し、直接制御信号が届かない状況下でも、
前記被制御装置を制御可能とする。 【解決手段】 リモコンと制御対象となる被制御装置と
の間で直接制御信号の送受信が行えない状況下でも、他
の被制御装置が該制御信号を中継することで、前記リモ
コンから制御対象となる被制御装置の制御が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被制御装置の遠隔
制御に関する技術であり、特に家庭や業務用で使われる
各種電子機器を制御する遠隔制御装置ならびに被制御装
置からなる双方向リモートコントロールシステムと遠隔
制御装置及び被制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭で使われる家電商品や業務
用で使われる情報機器などの各種電子機器(以下被制御
装置)には、離れたところから被制御装置の操作制御を
行なう遠隔制御装置(いわゆるリモコン)が使われてお
り、その制御信号の送信には赤外線などが利用されてい
る。また、使用される被制御装置毎に対となる遠隔制御
装置が必要となる為、中には各種被制御装置の制御を1
台の遠隔制御装置で行なえる技術も存在する。これは遠
隔制御装置から各種被制御装置に対して機器IDを照会
することにより、あらかじめ遠隔制御装置側で用意した
複数の被制御装置の制御データを切り換えて、制御対応
が行なえるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の遠隔制御装置において使われる赤外光や電波などの送
信媒体には物理的な使用条件が求められる。例えば赤外
光を利用する場合は遠隔制御装置と被制御装置の間に障
害物が存在しないことが条件となる。また、電波を利用
する場合は、電波が到達する距離の限界が条件となる。
特に家庭内における家電商品などの各種電子機器が使用
される環境下においては、様々な使用環境が考えられる
ため、上記使用条件が満たされない場合が多々生じる。
その様な場合は、遠隔制御装置による被制御装置の操作
が出来ないという問題が生じる。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みて遠隔制御装
置で利用される送信媒体で被制御装置の制御ができない
環境下においても、遠隔制御装置によって被制御装置を
制御可能なリモートコントロールシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の双方向リモート
コントロールシステムは、被制御装置の動作を制御する
制御信号を送受信する送受信手段を有する遠隔制御装置
ならびに被制御装置から構成されるリモートコントロー
ルシステムであって、前記遠隔制御装置は前記被制御装
置の動作を制御するための前記制御信号を発信するとと
もに、前記被制御装置は受信した前記制御信号に基づい
て所定の動作を行なうとともに、前記制御信号は制御す
る被制御装置を特定する機器情報を含むことにより、前
記被制御装置が受信した前記制御信号が他の被制御装置
を制御対象とする場合には、受信した前記信号を再度送
信することを特徴とする。
【0006】本発明の双方向リモートコントロールシス
テムでは、前記制御信号は制御対象となる被制御装置に
対する制御命令の一意性を特定する特定情報を含むこと
により、前記制御信号を受信した制御対象となる被制御
装置は前記特定情報を記憶することで、制御対象となる
被制御装置が受信した他の制御信号に、既に記憶した前
記特定情報が含まれる場合には、前記制御信号に基づい
て所定の動作を行なわないことを特徴とする。
【0007】本発明の双方向リモートコントロールシス
テムでは、制御信号を受信した制御対象でない被制御装
置は、前記制御信号に自らの機器情報を付加することで
制御信号を中継した被制御装置の送信経路情報を作成す
るとともに、制御信号を受信した制御対象でない被制御
装置は、前記制御信号に含まれる前記送信経路情報に自
らを特定する機器情報が存在する場合には、前記制御信
号の送信を行なわないことを特徴とする本発明の双方向
リモートコントロールシステムでは、前記制御信号を受
信した制御対象の被制御装置が該制御信号に基づく所定
の動作を行った後に、前記制御信号を発信した遠隔制御
装置に対して前記制御信号を実行した証として受信確認
信号を返信するとともに、前記受信確認信号には前記制
御信号に含まれる前記送信経路情報を有しており、該送
信経路情報に基づいた被制御装置を経由して前記受信確
認信号の中継送信を行うことを特徴とする。
【0008】本発明の双方向リモートコントロールシス
テムでは、前記受信確認信号を受信した前記遠隔制御装
置は、前記受信確認信号に基づき発信元である被制御装
置毎に送信経路情報を記憶するとともに、新たに前記被
制御装置に対して制御信号を発信する場合は、前記制御
信号の制御対象となる被制御装置の前記送信経路情報を
前記制御信号に反映することで、前記送信経路情報に基
づいた被制御装置を経由して前記制御信号の中継送信を
行うことを特徴とする。
【0009】本発明の遠隔制御装置は自らが発信した制
御信号を受信した制御対象となる被制御装置より返信さ
れた受信確認信号を受信することで、前記被制御装置へ
の前記制御信号の送信経路情報を取得できるとともに、
前記被制御装置に対する新たな制御信号を発信する場合
は、前記送信経路情報を前記制御信号に反映することを
特徴とする。
【0010】本発明の被制御装置は受信した制御信号が
自らを制御対象としている場合は、前記制御信号に基づ
き所定の動作を行うとともに、受信した前記制御信号が
自らを制御対象としていない場合は、制御信号の送信経
路情報に基づき前記制御信号の中継送信を行うことを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図面を使って説明する。図1は本発明のリモートコ
ントロールシステムの構成図である。遠隔制御装置1
は、CPU111、キーやタッチパネルなどで構成され
る入力部112、遠隔制御装置の状態を表示するLED
や液晶などで構成される表示部113、被制御装置の情
報などを格納する記憶部114、被制御装置と制御信号
などをやりとりする送信部115、受信部116から構
成される。被制御装置2は遠隔制御装置1により操作さ
れ、CPU121、遠隔制御装置や他の被制御装置と制
御信号などをやりとりする受信部122、送信部12
3、被制御装置の機器ID情報などを格納する記憶部1
24、被制御装置を実際に制御している機器制御ユニッ
ト125から構成される。上記遠隔制御装置1は、電子
機器を遠隔操作するためのリモコンに相当し、被制御装
置は前記電子機器もしくは前記リモコンからの制御信号
を送受信する機能のみを有する中継装置に相当する。上
記構成図は双方向リモートコントロールシステムに対応
するために必要な機能をブロック図として表記してお
り、用途別に異なるリモコン並びに電子機器の各機能に
ついては図示してはいない。
【0012】以下の説明では、赤外線を用いた双方向リ
モートコントロールシステムを例に説明しているが、通
信手段は赤外線に限定されず、電波なども用いた場合に
おいても同様の制御によって本発明の目的を達成するこ
とが可能である。また、以下の説明では制御信号を中継
するのは双方向リモートコントロールシステムに対応し
た被制御装置を例に説明しているが、この被制御装置は
同様の中継機能のみを持ち、それ自体は制御の対象とな
らない中継装置であっても構わない。
【0013】まず初めに、図1で説明した遠隔制御装置
であるリモコンから送信される制御信号が直接制御対象
となる被制御装置であるテレビに届かない場合に、本発
明の双方向リモートコントロールシステムを適用するこ
とで、どのように制御信号が送信されるかを説明する。
【0014】図2は本発明の双方向リモートコントロー
ルシステムに対応した遠隔制御装置のリモコン11並び
に被制御装置である天井ランプ12、エアコン13、テ
レビ14が部屋の中に存在している環境下で、赤外線を
用いて制御信号の送受信を行なう状況を仮定している。
また、リモコン11を操作したときに送信される制御信
号の論理的構成内容を図4の401に示す。制御信号は
制御信号を最初に発信したリモコンの機器IDを表す発
信元機器ID、制御対象となるテレビの機器IDを表す
送信先機器ID、実際にリモコンからテレビの電源を入
れるとかチャンネルを変えるなどの制御命令を表すコマ
ンドから構成される。まず、リモコン11を使ってテレ
ビ14を操作する場合、テーブル15がリモコン11と
テレビ14との間に存在するため、制御信号201を直
接やりとりすることが出来ない。一方、天井ランプ12
はリモコン11から送信されたテレビの制御信号202
を受信することが出来る。このとき、天井ランプ12の
処理の流れを図5を使って説明する。まず、制御信号を
受信したかどうかを判定し(S501)、受信していな
ければそのまま処理を終了する。制御信号を受信してい
る場合は、その制御信号に含まれる送信先機器IDが天
井ランプ12の機器IDと一致するかどうかを判断し
(S502)、一致しない場合は受信した制御信号20
2を制御信号203として再度送信する(S503)。
天井ランプ12がS503で再度送信した制御信号20
3をテレビ14が受信した場合、図5で説明した処理と
同様にS502で制御信号203の送信先機器IDがテ
レビ14の機器IDと一致するので、テレビ14は制御
信号203に基づく制御処理を行なう(S504)。
【0015】これにより、リモコン11とテレビ14と
の間にテーブル15が存在するために直接制御信号が届
かない場合でも、リモコン11から送信されたテレビ1
4を制御対象とした制御信号は、天井ランプ12を経由
してテレビ14に受信されるので、リモコン11から送
信された制御信号に基づいてテレビ14は所定の動作を
行なうことができる。
【0016】次に、複数の制御対象とならない被制御装
置から再度送信された制御信号を制御対象となる被制御
装置が順次受信した場合の処理を説明する。
【0017】図4の402は、リモコン11から送信さ
れる制御信号の論理的構成図である。この制御信号は図
4の401で説明した制御信号に対して、コマンドID
が付加されている。コマンドIDはリモコン11から制
御信号が一度送信される毎に生成され、有効数字の範囲
で一意性を持つように決定される。例えば、送信毎にイ
ンクリメントされるカウンタの値などが該当する。すな
わち、リモコン11から送信された制御信号は、コマン
ドIDを比較することにより、一つの操作で送信された
同じ制御目的を持つ制御信号かどうかを判定することが
できる。
【0018】図4の410は処理済み制御信号テーブル
の一例である。制御対象である被制御装置において、受
信した制御信号のコマンドIDがこの処理済み制御信号
テーブルに存在する場合は処理を行なわないようにする
ことで、遠隔制御装置の一つの操作により送信された制
御信号が制御対象とならない被制御装置に中継されるこ
とで生成された複数の制御信号を順次受信しても、同じ
動作を複数回行なわれることを防ぐことができる。
【0019】図2を使って、上記コマンドIDを持った
制御信号の処理を説明する。天井ランプ12が再度送信
した制御信号は、テレビ14に届く制御信号203の他
に、エアコン13に届く制御信号204もあり、エアコ
ン13においても天井ランプ12と同様に図5で説明し
た処理がなされ、受信した制御信号204は制御信号2
05として再度送信され、テレビ14に受信される。こ
のときの天井ランプ12、エアコン13、テレビ14に
おける処理の流れを図6を使って説明する。まず制御信
号を受信したかどうかを判定し(S601)、受信して
いなければそのまま処理を終了する。受信している場合
は、その制御信号の送信先機器IDが自分の機器IDと
一致するかどうかを判断し(S602)、天井ランプ1
2ならびにエアコン13においては一致しないので受信
した制御信号を再度送信する(S606)。テレビ14
においては、S602で制御信号の送信先機器IDがテ
レビ14の機器IDと一致するので、その制御信号のコ
マンドIDが処理済み制御信号テーブルに該当するかを
確認する(S603)。該当しない場合は、その制御信
号初めて受信した制御信号であるから、その制御信号に
基づく処理を行ない(S604)、処理済み制御信号テ
ーブル410にその制御信号のコマンドIDを追加して
(S605)終了する。S603にてその制御信号のコ
マンドIDが処理済み制御信号テーブル410に該当す
る場合は、処理を終了する。この処理により、テレビ1
4に届いた2つの制御信号(図2の202→203と2
02→204→205)は、最初にテレビ14に届いた
制御信号に基づいてテレビ14は所定の動作を行ない、
遅れて届いた制御信号に基づいては動作しない。
【0020】次に制御信号を受信した制御対象でない被
制御装置から再度送信された制御信号が被制御装置間で
永遠にループしない仕組みを説明する。
【0021】図4の403は、リモコン11から送信さ
れる制御信号の論理的構成図である。図4の402の制
御信号に対して、コマンド種別、受信指定ID、中継機
器IDリストが付加されている。コマンド種別はリモコ
ン11から被制御装置への制御信号か、被制御装置から
リモコン11への受信確認信号かを示す(種別の内分け
は図4の409を参照)。受信指定IDは次に受信すべ
き制御信号の中継を行なう被制御装置の機器IDを指定
する(機器IDの内分けは図4の408を参照)。ここ
に特定の被制御装置の機器IDが指定してある場合は、
指定されている被制御装置のみが制御信号の中継を行な
う。中継機器IDリストには制御信号を中継した被制御
装置の機器IDがリストとして並び、送信経路情報とし
て記録される。図4の403ではリモコン11から送信
された制御信号を表し、被制御装置による中継はされて
いない状態なので、中継機器IDリストの中味は空であ
る。
【0022】図3に示すように、リモコン11からテレ
ビ14を操作するために送信された制御信号202は天
井ランプ12が受信する。天井ランプ12で中継された
制御信号204はエアコン13が受信する。エアコン1
3で中継された制御信号205はテレビ14に到達す
る。この場合の各被制御装置における制御信号に基づく
処理の流れを、図7を使って説明する。まず制御信号を
受信したかどうかを判定し(S701)、受信していな
ければそのまま処理を終了する。制御信号を受信してい
る場合は、送信先機器IDと受信した被制御装置の機器
IDとを比較して(S702)、自分宛の制御信号かど
うかを確認する。天井ランプ12は、自分宛の制御信号
ではないので、図4の403に示すリモコン11から受
信した制御信号の中継機器IDリストに自分の機器ID
を追加する(S703)。その結果を図4の404に示
す。中継機器IDの機器IDは追加された天井ランプ1
2の機器ID(0x0234)である。天井ランプ12
は自分の機器IDを中継機器IDリストに付加した制御
信号を再度送信して処理を終了する(S704)。この
制御信号を受信したエアコン13でも同様の処理を行な
い、自分の機器IDを中継機器IDリストに付加する。
その結果を図4の405に示す。図4の404に比べ
て、中継機器IDリストにエアコン13の機器ID(0
x0345)が追加されているのがわかる。エアコン1
3はこの制御信号を送信する。テレビ14では、S70
2で送信先機器IDと自分の機器IDが一致するので、
受信した制御信号に則った処理を行ない(S705)、
図4の405に示す受信した制御信号のコマンド種別を
受信確認信号(0x2222)に置き換え、中継機器I
Dリストの最後にあるエアコン13の機器IDを受信指
定IDに設定して、図4の406に示す受信確認信号を
生成して送信する。
【0023】続いて上記処理の際、図2に示す例のよう
に天井ランプ12とエアコン13との間で制御信号20
4と制御信号206のように制御信号が往復を繰り返す
可能性がある。以下に、それを防ぐ仕組みについて説明
する。
【0024】図4の403はリモコン11から送信され
る制御信号の論理的構成内容を示し、図4の405はリ
モコン11→天井ランプ12→エアコン13と中継され
たときに、エアコン13から再送信される制御信号の論
理的構成内容を示している。これらの制御信号を天井ラ
ンプ12が受信した場合の処理の流れを図8を使って説
明する。まず天井ランプ12は受信した制御信号のコマ
ンド種別を見て、制御信号を受信したかどうかを確認す
る(S801)。制御信号を受信していなければそのま
ま処理を終了する。制御信号であれば、次に中継機器I
Dリストに自分の機器IDがあるかどうか確認する(S
802)。図4の405に示す制御信号の場合は、中継
機器IDリストに天井ランプ12の機器ID(0x02
34)が存在するので、それ以上の処理は行なわず終了
し制御信号は再度送信されない。図4の403に示す制
御信号の場合は、天井ランプ12の機器IDは中継機器
IDリストに存在しないので、送信先機器IDを見て、
自分宛てに送信された制御信号かどうかを確認し(S8
03)、違っていれば中継機器IDリストに天井ランプ
12の機器IDを追加して(S804)、その制御信号
を再度送信する(S805)。S803でランプ12が
処理する制御信号だった場合は、制御信号に基づいた処
理を行ない(S806)、コマンド種別を受信確認信号
に置き換えて、中継機器IDリストの最後にある機器I
Dを受信指定IDに設定して、受信確認信号を送信す
る。
【0025】次に制御信号を受信した制御対象となる被
制御装置が受信確認信号を前記制御信号を発信した遠隔
制御装置に対して中継送信する仕組みを説明する。
【0026】この受信確認信号の処理の流れについて、
図9を使って説明する。図3においてテレビ14から送
信された受信確認信号207を受信したエアコン13は
受信確認信号のコマンド種別IDを見て、受信確認信号
を受信したかどうかを確認する(S901)。受信確認
信号でなければそのまま終了する。受信確認信号を受信
した場合、受信指定IDが自分の機器IDと一致するか
どうかを確認して、自分が中継すべき受信確認信号かど
うかを判断する(S902)。自分が中継すべき受信確
認信号でなければ、そのまま処理は終了する。そうでな
ければ、中継機器IDリストから自分の機器IDの前に
ある天井ランプ12の機器IDを受信指定IDに設定し
て図4の407に示す受信確認信号206を送信する
(S903)。受信確認信号206を受信した天井ラン
プ12も図9の処理に則ってリモコン11を受信指定と
した受信確認信号208を送信する。
【0027】最後に受信確認信号を受信した遠隔制御装
置の処理を説明する。
【0028】図3においてテレビ14から受信確認信号
207→206→208と中継された受信確認信号をリ
モコン11が受信すると、受信確認信号中の中継機器I
Dリストから、リモコン11はリモコン11とテレビ1
4との間の送信経路情報を得ることができる。この情報
を図4の412に示す内容で操作対象となる被制御装置
毎に対応する中継機器IDリストを送信経路情報として
学習テーブルに記憶しておき、次回からは、すでに送信
経路を確立している操作対象機器に対して送信経路を指
定することにより、無駄な中継機器を経由して制御信号
を送信する処理を削減することが可能となる。図10は
受信確認信号を学習する手順である。受信確認信号を受
信したかどうかを確認し(S1001)、受信した場合
は図4の412に示すような学習テーブルに操作機器I
Dと中継機器IDリストを格納して(S1002)終了
する。同じ操作機器に対する情報がすでに学習されてい
る場合は上書きする。これで受信確認信号をリモコン1
1が受信することにより該リモコンは操作対象機器に対
応する中継機器情報を学習することができる。図11
は、リモコン11が操作された場合に制御信号を生成す
る処理の流れを示す。まず、リモコン11の操作に合わ
せて、送信先機器ID、コマンド種別、コマンドIDを
生成する(S1101)。図4の413はこのとき生成
される制御信号の内容である。次に学習テーブルから送
信先機器に対する送信経路情報があるかどうかを確認し
(S1102),存在していたら前記送信経路情報を制
御信号の中継機器IDリストに設定し、該中継機器ID
リストの最初の機器IDを受信指定IDに設定する(S
1103)。図4の414はこのときの制御信号の内容
を示している。S1102で学習されている送信経路情
報がなければ、中継機器IDリストの情報と、受信指定
IDにNULLを指定する(S1105)。図4の41
5はこのときの制御信号の状態を示している。上記のよ
うにS1103またはS1105で生成された制御信号
を送信して(S1104)処理を終了する。
【0029】
【発明の効果】上記実施例で説明した通り、本発明の双
方向リモートコントロールシステムは被制御装置の動作
を制御する制御信号を送受信する送受信手段を有する遠
隔制御装置ならびに被制御装置から構成されるリモート
コントロールシステムであって、前記遠隔制御装置は前
記被制御装置の動作を制御するための前記制御信号を発
信するとともに、前記被制御装置は受信した前記制御信
号に基づいて所定の動作を行なうとともに、前記制御信
号は制御する被制御装置を特定する機器情報を含むこと
により、前記被制御装置が受信した前記制御信号が他の
被制御装置を制御対象とする場合には、受信した前記信
号を再度送信することにより制御信号を中継し、制御対
象となる被制御装置に直接制御信号が届かない状況下で
も、被制御装置の制御が可能となる。
【0030】また、本発明の双方向リモートコントロー
ルシステムにより、前記制御信号は制御対象となる被制
御装置に対する制御命令の一意性を特定する特定情報を
含むことにより、前記制御信号を受信した制御対象とな
る被制御装置は前記特定情報を記憶するとともに、制御
対象となる被制御装置が受信した制御信号に、記憶した
前記特定情報が含まれる場合には、前記制御信号に基づ
いて所定の動作を行なわないため、中継された複数の制
御信号を受信しても最初に受信した制御信号のみに基づ
いて被制御装置は所定の動作を行う。
【0031】また、本発明の双方向リモートコントロー
ルシステムにより、制御信号を受信した制御対象でない
被制御装置は、前記制御信号に自らの機器情報を付加す
ることで制御信号を中継した被制御装置の送信経路情報
を作成するとともに、制御信号を受信した制御対象でな
い被制御装置は、前記制御信号に含まれる前記送信経路
情報に自らを特定する機器情報が存在する場合には、前
記制御信号の送信を行なわないことでいたずらに信号の
増加を防ぐことができる。
【0032】また、本発明の双方向リモートコントロー
ルシステムにより、前記制御信号を受信した制御対象の
被制御装置が前記制御信号を送信した遠隔制御装置に前
記制御信号を受信確認信号として返信する場合には、前
記制御信号に含まれる前記送信経路情報の被制御装置を
経由して前記受信確認信号を送信することができるの
で、効率的な受信確認信号の送信が可能となる。
【0033】また、本発明の双方向リモートコントロー
ルシステムにより、前記受信確認信号を受信した前記遠
隔制御装置は、前記受信確認信号に基づき発信元である
被制御装置毎に送信経路情報を記憶するとともに、新た
に前記被制御装置に対して制御信号を発信する場合は、
前記制御信号の制御対象となる被制御装置の前記送信経
路情報を前記制御信号に反映することで、前記送信経路
情報に基づいた被制御装置に中継送信されることができ
るので効率的な制御信号の送信が行える。
【0034】また、本発明の遠隔制御装置は自らが発信
した制御信号を受信した制御対象となる被制御装置より
返信された受信確認信号を受信することで、前記被制御
装置への前記制御信号の送信経路情報を取得できるとと
もに、前記被制御装置に対する新たな制御信号を発信す
る場合は、前記送信経路情報を前記制御信号に反映する
ことができるので、同じ制御対象となる被制御装置に対
して効率的な制御信号の送信を行える。
【0035】また、本発明の被制御装置は受信した制御
信号が自らを制御対象としている場合は、前記制御信号
に基づき所定の動作を行うとともに、受信した前記制御
信号が自らを制御対象としていない場合は、制御信号の
送信経路情報に基づき前記制御信号の中継送信を行うこ
とができるので、制御対象となる被制御機器に直接制御
信号が届かない条件下でも中継送信された制御信号に基
づき動作を行える。
【0036】以上のように、本発明の双方向リモートコ
ントロールシステムに対応した遠隔制御装置と被制御装
置間で制御信号を中継送信することにより、障害物や距
離などの物理的制約によって遠隔制御装置と制御を目的
とする被制御装置との間で制御信号を直接通信すること
が不可能な状況でも、制御信号を通信することが可能と
なり、制御信号の送信経路を確立することで被制御装置
の遠隔制御の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の双方向リモートコントロールシステム
を構成する遠隔制御装置と被制御装置のシステム構成
図。
【図2】本発明の双方向リモートコントロールシステム
における信号の流れを示す模式図その1。
【図3】本発明の双方向リモートコントロールシステム
における信号の流れを示す模式図その2。
【図4】制御信号ならびに受信確認信号などの論理的構
成図。
【図5】制御対象でない被制御装置が受信した制御信号
の再送信処理を説明したフローチャート図。
【図6】制御対象である被制御装置が受信した複数の制
御信号の受信処理を説明したフローチャート図。
【図7】。制御対象でない被制御装置が受信した制御信
号に中継機器としてのIDを付加する処理を説明したフ
ローチャート図。
【図8】制御対象でない被制御装置が受信した制御信号
が一度中継した場合の処理を説明したフローチャート
図。
【図9】受信した受信確認信号の再送信処理を説明した
フローチャート図。
【図10】受信確認信号を受信したリモコンが、送信経
路情報を学習する処理を説明したフローチャート図。
【図11】送信経路情報の学習テーブルに基づいて、制
御信号を生成する処理を説明したフローチャート図。
【符号の説明】
1 遠隔制御装置 2 被制御装置 111 CPU 112 入力部 113 表示部 114 記憶部 115 送信部 116 受信部 121 CPU 122 受信部 123 送信部 124 記憶部 125 機器制御ユニット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御装置に所定の動作をさせる制御信
    号を送受信する送受信手段を有する遠隔制御装置ならび
    に被制御装置から構成されるリモートコントロールシス
    テムであって、 前記遠隔制御装置から発信された前記制御信号を受信し
    た前記被制御装置は、受信した前記制御信号が自らを制
    御対象とする場合は、前記制御信号に基づいて所定の動
    作を行うとともに、自らを制御対象としない場合は、受
    信した前記制御信号を中継送信することを特徴とする双
    方向リモートコントロールシステム。
  2. 【請求項2】 前記遠隔制御装置から発信される前記制
    御信号は一意性を有しており、異なる送信経路を経由し
    た前記制御信号を受信した前記被制御装置は前記制御信
    号の一意性を確認することで、最初に受信した前記制御
    信号に基づいて所定の動作を行うことを特徴とする請求
    項1に記載の双方向リモートコントロールシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御信号を中継送信する被制御装置
    は前記制御信号に中継送信したことを送信経路情報とし
    て記録するとともに、 前記制御信号を既に中継送信している場合は、前記制御
    信号の再送信を行わないことを特徴とする請求項1、2
    に記載の双方向リモートコントロールシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御信号に基づく所定の動作を行っ
    た被制御装置は、前記制御信号を発信した遠隔制御装置
    に対する受信確認信号を作成して返信するとともに、 前記受信確認信号は前記制御信号の送信経路情報を有し
    ており、該送信経路情報に基づいた被制御装置に中継送
    信されることを特徴とする請求項1、2、3に記載の双
    方向リモートコントロールシステム。
  5. 【請求項5】 前記受信確認信号を受信した前記遠隔制
    御装置は、前記受信確認信号に基づき発信元である被制
    御装置毎に送信経路情報を記憶するとともに、 新たに前記被制御装置に対して制御信号を発信する場合
    は、前記送信経路情報を前記制御信号に反映すること
    で、前記送信経路情報に基づいた被制御装置に中継送信
    されることを特徴とする請求項1、2、3、4に記載の
    双方向リモートコントロールシステム
  6. 【請求項6】 被制御装置に所定の動作をさせる制御信
    号を送受信する送受信手段を有する遠隔制御装置におい
    て、 前記遠隔制御装置は自らが発信した制御信号を受信した
    制御対象となる被制御装置より返信された受信確認信号
    を受信することで、前記被制御装置への前記制御信号の
    送信経路情報を取得できるとともに、 前記被制御装置に対する新たな制御信号を発信する場合
    は、前記送信経路情報を前記制御信号に反映することを
    特徴とする遠隔制御装置。
  7. 【請求項7】 被制御装置に所定の動作をさせる制御信
    号を送受信する送受信手段を有する被制御装置におい
    て、 前記被制御装置は受信した制御信号が自らを制御対象と
    している場合は、前記制御信号に基づき所定の動作を行
    うとともに、 受信した前記制御信号が自らを制御対象としていない場
    合は、制御信号の送信経路情報に基づき前記制御信号の
    中継送信を行うことを特徴とする被制御装置。
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