JP2002043854A - マイクロ波帯用ミキサおよびそれを用いた送信コンバータと受信コンバータ - Google Patents

マイクロ波帯用ミキサおよびそれを用いた送信コンバータと受信コンバータ

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JP2002043854A
JP2002043854A JP2000227697A JP2000227697A JP2002043854A JP 2002043854 A JP2002043854 A JP 2002043854A JP 2000227697 A JP2000227697 A JP 2000227697A JP 2000227697 A JP2000227697 A JP 2000227697A JP 2002043854 A JP2002043854 A JP 2002043854A
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Takanobu Gidou
孝信 儀同
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Abstract

(57)【要約】 【課題】変換損失を減じて増幅器への負担を軽減する。 【解決手段】プリント基板1の裏面に設けられたミキシ
ング用のダイオード組立5に対し、表面側にダイオード
組立6を追加し、ダイオード組立5、6をスルーホール
61で並列に接続することにより、RF信号からIF信
号あるいはIF信号からRF信号への変換損失を減少さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ波帯用ミキ
サおよびそれを用いた送信コンバータと受信コンバータ
に関し、特に変換損失を低減したシングルバランス型の
ミキサおよびそれを用いた送信コンバータと受信コンバ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマイクロ波帯用ミキサ
は、例えば図6に示す構成をしている。図6は従来例と
してシングルバランス型のミキサの(a)表面、(b)
裏面、(c)は横断面をそれぞれ示す構成図である。
【0003】本図において、プリント基板1の裏面に局
発信号導入部2、RF信号入力(出力)部4およびIF
信号出力(入力)部3で示す各マイクロスリップライン
が形成され、そして表面にスロットライン型180゜バ
ラン7が形成され、このスロットライン型180゜バラ
ン7のスロットラインの中点部をそれぞれまたぐように
実装されかつ直列に接続された2個のダイオードから成
るダイオード組立5とから構成されている。
【0004】局発信号導入部2、RF信号入力(出力)
部4およびIF信号出力(入力)部3を構成する各マイ
クロストリップラインとスロットライン型180゜バラ
ン7のスロットラインとはプリント基板1を介して電磁
界結合されている。またスロットライン型180゜バラ
ン7のスロットラインとダイオードペア5とも電磁界結
合されているが、スロットラインの中点部をまたぐよう
に実装されたダイオード組立6の2つのダイオードには
局発信号が180゜の位相差を持って伝送される。
【0005】次に動作について説明する。プリント基板
1裏面の局発信号導入部2に入力された局発信号は、表
面のスロットライン型180゜バラン7のスロットライ
ンに電磁界結合され、そのエネルギーをスロットライン
に伝送する。局発信号導入部2とスロットラインが結合
する部位とダイオードに結合するスロットラインの中点
部との距離(L)は、対象とするRF周波数のプリント
配線板上の実効波長(λg)の1/4より長く構成され
ているので、局発信号導入部2からのエネルギーは殆ど
真下のスロットラインに伝送される。これにより2つの
ダイオードに局発信号が正確に位相差180゜をもって
2分されて伝送される。
【0006】一方RF信号入力(出力)部4に加えられ
たマイクロ波帯の高周波信号であるRF信号は、同様に
スロットラインに電磁界結合されてダイオード組立5の
2つのダイオードに伝送される。このダイオード組立で
局発信号とRF信号とがミキシング(乗算)されてその
差周波数、即ち周波数ダウンされた中間周波数がIF信
号としてIF信号出力(入力)部2から取出される。上
述した2つのダイオードの位相差180゜を正確に保持
することは、この時の変換損失の軽減、また局発信号と
RF信号とのアイソレーションを良好にするためであ
る。
【0007】尚、上述した動作説明は本ミキサを受信コ
ンバータに使用した場合であるが、RF信号とIF信号
の入出力関係を変えることにより送信コンバータにも適
用することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような構成により
RF信号入力部に加えられたRF信号は、局発信号との
ミキシングによりその差周波数であるIF信号に変換さ
れてIF信号出力部から取出されるが、この変換動作に
は損失が発生する。この損失は、マイクロストリップラ
インからスロットラインあるいはダイオードへの伝送損
失およびダイオード自体の変換損失などを合計したもの
であり、従来例のように低減努力はされているものの、
通常6〜7dBでありまだ大きい値である。この損失分
は装置側のマイクロ波帯送信増幅器あるいは受信増幅器
などで補償するが、これら増幅器はこの分利得を上げね
ばならず負担がかかるという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ波帯用
ミキサは、局発信号とRF信号(IF信号)とを同時に
複数のダイオードからなるミキシング用ダイオード組立
に加えここで発生する前記局発信号とRF信号(IF信
号)との差(和)周波数をIF信号(RF信号)として
取り出すマイクロ波帯用ミキサにおいて、前記ミキシン
グ用ダイオード組立の各ダイオードに同特性のダイオー
ドを並列に付加している。
【0010】例えば、2層プリント基板と、この2層プ
リント基板の表面に形成されたスロットライン型180
゜バランとこのスロットライン型180゜バランのスロ
ットラインの中点部をそれぞれ跨ぐように実装されかつ
直列に接続された2つのダイオードからなる第1のダイ
オード組立と、前記2層プリント基板の裏面に形成され
た局発信号導入部とRF信号入力(出力)部とIF信号
出力(入力)部と前記第1のダイオード組立と前記2層
プリント基板を介して背中合わせに実装されかつ極性を
合わせてそれぞれのダイオードが並列に接続された第2
のダイオード組立とを備えて構成する。
【0011】更に、3層プリント基板と、この3層プリ
ント基板の中間層に形成されたスロットライン型180
゜バランと、前記3層プリント基板の表面に前記スロッ
トライン型180゜バランのスロットラインの中点部を
プリント基板を介してそれぞれ跨ぐように実装されかつ
直列に接続された2つのダイオードからなる第1のダイ
オード組立と、前記3層プリント基板の裏面に形成され
た局発信号導入部とRF信号入力(出力)部とIF信号
出力(入力)部と前記第1のダイオード組立とプリント
基板を介して背中合わせに実装されかつ極性を合わせて
それぞれダイオードが並列に接続された第2のダイオー
ド組立と備えて構成しても良い。
【0012】また、前記第1のダイオード組立と前記第
2のダイオード組立とはプリント基板に設けられたスル
ーホールを介して接続するようにしても良い。
【0013】本発明の送信コンバータは、送信IF信号
を入力し局発信号との和周波数を発生する送信ミキサ
と、前記送信ミキサの発生する和周波数を選択するバン
ドパスフィルタと、前記バンドパスフィルタの出力信号
を電力増幅し送信RF信号として出力する電力増幅器と
前記局発信号を発生する局部発振器とから成る送信コン
バータにおいて、前記送信ミキサは請求項2記載のマイ
クロ波帯用ミキサを用いこのマイクロ波帯ミキサの1F
信号出力(入力)部に前記送信IF信号を入力しそして
RF信号入力(出力)部から前記和周波数を取出してい
る。
【0014】また、本発明の受信コンバータは、受信信
号を入力し所定のレベルまで電圧増幅する低雑音増幅器
と、前記低騒音増幅器の出力信号から受信RF信号を選
択するバンドパスフィルタと、前記受信RF信号を入力
し局発信号との差周波数を発生し、これを受信IF信号
として出力する受信ミキサと、前記局発信号を発生する
局部発振器とより成る受信コンバータにおいて、前記受
信ミキサは請求項2記載のマイクロ波帯用ミキサを用い
このマイクロ波帯用ミキサのRF信号入力(出力)部に
前記受信RF信号を入力しそしてIF信号出力(入力)
部から前記受信IF信号を取出すようにしている。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1はマイクロ波帯用ミキサ
について本発明の第1の実施の形態例を示す(a)表
面、(b)裏面、(c)横断面の各構成図、図2はマイ
クロ波帯用ミキサについて、本発明の第2の実施の形態
例を示す(a)表面、(b)中間層、(c)裏面、
(d)横断面の各構成図、図3は図1、2における変換
損失を示す特性図である。
【0016】図1において、マイクロ波帯用ミキサの本
発明の第1の実施の形態例を説明する。2層のプリント
基板1と、このプリント基板1の表面に形成されたスロ
ットライン型180゜バラン7とこのスロットライン型
180゜バラン7のスロットラインの中点部をそれぞれ
跨ぐように実装されかつ直列に接続された2つのダイオ
ードからなるダイオード組立5と、プリント基板1の裏
面に形成された局発信号導入部2とRF信号入力(出
力)部4とIF信号出力(入力)部3とダイオード組立
5とプリント基板1を介して背中合わせに実装されかつ
極性を合わせてそれぞれのダイオードが並列に接続され
たダイオード組立6とで構成されている。
【0017】また、ダイオード組立5とダイオード組立
6とはプリント基板1に設けられたスルーホール61に
よりそれぞれ接続されている。
【0018】局発信号導入部2、RF信号入力(出力)
部4およびIF信号出力(入力)部3で示した各マイク
ロストリップラインとスロットライン型180゜バラン
7のスロットラインとは交差する部分でプリント基板1
を介して電磁界結合されている。更にスロットライン型
180゜バラン7のスロットラインとこのスロットライ
ンの中点部に実装されてダイオード組立5、6とも電磁
界結合されている。そして、各ダイオードペアの2つの
ダイオードには局発信号が180゜の位相差で伝送され
る。
【0019】次に動作について説明する。局発信号導入
部2に入力された局部信号はプリント基板1裏面のスロ
ットライン型180゜バラン7のスロットラインに電磁
界結合され、そのエネルギーをスロットラインに伝送す
る。局発信号導入部2とスロットラインが結合する部位
とダイオード組立5の2つのダイオードに結合するスロ
ットライン部の中点との距離(L)は、対象とするRF
周波数のプリント配線板上の実効波長(λg)の1/4
より長く構成されているので、局発信号導入部2からの
エネルギーは殆ど真下のスロットラインに伝送される。
これらによりスロットのインからダイオード組立6の2
つのダイオードに局発信号が正確に位相差180゜をも
って2分されて伝送される。また同様にスロットライン
からプリント基板1を介してダイオード組立6の2つの
ダイオードにも伝送される。
【0020】一方、RF信号入力(出力)部4にRF信
号が加えられた場合、RF信号はスロットラインを介し
てそれぞれダイオード組立5、6に伝送される。各ダイ
オード組立で局発信号とRF信号とがミキシング(乗
算)されてその差周波数が発生し、これがIF信号とし
てIF信号出力(入力)部3から取出される。
【0021】あるいは、IF信号出力(入力)部3にI
F信号が入力された場合、IF信号はスロットラインを
介してそれぞれダイオード組立5、6へ伝達される。各
ダイオード組立で局発信号とIF信号とがミキシングさ
れてその和周波数が発生し、これがRF信号としてRF
信号入力(出力)部4から出力される。
【0022】ダイオード組立5と6とは並列接続されて
いるので、加えられた信号により各ダイオードに発生す
るミキシング出力は合算したものとなりIF出力は増加
する。従って変換損失はこの分軽減されることになる。
図3はこの変換損失を示す特性図で、図示のように従来
のダイオード組立が1つの場合に比べて変換損失は1〜
2dB改善されている。
【0023】次に図2について本発明の第2の実施の形
態例を説明する。図2において、3層のプリント基板8
と、このプリント基板8の中間層に形成されたスロット
ライン型180゜バラン7と、プリント基板8の表面に
スロットライン型180゜バラン7のスロットラインの
中点部をプリント基板を介してそれぞれ跨ぐように実装
されかつ直列に接続された2つのダイオードからなるダ
イオード組立5と、プリント基板8の裏面に形成された
局発信号導入部2とRF信号入力(出力)部4とIF信
号出力(入力)部3とダイオード組立5とプリント基板
を介して背中合わせに実装されかつ極性を合わせてそれ
ぞれのダイオードが並列に接続されたダイオード組立6
とで構成されている。
【0024】また、ダイオード組立5とダイオード組立
6とはプリント基板に設けられたスルーホール61を介
して接続されている。
【0025】動作の説明は図1で説明した第1の実施の
形態例と同様であるので省略するが、図1と比較する
と、3層プリント基板を用いるので製造コストがやや高
くなる反面、スロットライン型180゜バラン7が3層
のプリント基板8の中間層に形成されているので、スロ
ットラインを通過する信号の放射が抑えられ伝送損失が
小さくなる。更にダイオード組立5、6がスロットライ
ンに対して対称の位置関係になるので結合バランスが良
くなり、全体として変換損失が更に減少する特徴があ
る。
【0026】次に図4を参照して本発明の送信コンバー
タについて説明する。図4において、本送信コンバータ
は、送信IF信号401を入力し局発信号との和周波数
を発生する送信ミキサ41と、送信ミキサ41の発生す
る和周波数を選択するバンドパスフィルタ42と、バン
ドパスフィルタ42の出力信号を電力増幅し送信RF信
号402として出力する電力増幅器43とから構成され
ている。送信ミキサ41は図1で説明したマイクロ波帯
用ミキサを用い、このマイクロ波帯ミキサのIF信号出
力(入力)部3に送信IF信号402を入力し、そして
RF信号入力(出力)部4から和周波数を取出してい
る。
【0027】通常、送信IF信号401は70MHzの
中間周波数、送信RF信号402は6,070MHzま
た局発信号は6,000MHzのマイクロ波帯の周波数
で使用される。
【0028】特に送信ミキサ41は変換損失が少ないの
で、この分電力増幅43は利得を小さくできるなど負担
が軽くなる。
【0029】次に図5を参照して本発明の受信コンバー
タについて説明する。図5において、本受信コンバータ
は、受信信号を入力し所定のレベルまで電圧増幅する低
雑音増幅器51と、低雑音増幅器51の出力信号から所
定の帯域の受信RF信号51を選択するバンドパスフィ
ルタ52と、受信RF信号501を入力し局発信号との
差周波数を発生しこれを受信IF信号502として出力
する受信ミキサ53と、前記局発信号を出力する局発信
号発振器54とから構成されている。受信ミキサ53は
図1で説明したマイクロ波帯用ミキサを用いており、こ
のマイクロ波帯用ミキサのRF信号入力(出力)部4に
受信RF信号501を入力し、そしてIF信号出力(入
力)部3から受信IF信号502を取出している。
【0030】通常、この受信コンバータも前述した送信
コンバータと同じ周波数帯で使用される。また、受信ミ
キサ53は変換損失が少ないので、低雑音増幅器51は
この分利得が小さくてすむなど負担が軽くなっている。
【0031】尚、送信ミキサ41、受信ミキサ53に図
2で説明したマイクロ波帯用ミキサを用いても同様な効
果があることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマイクロ波
帯用ミキサは、ミキシング用のダイオード組立を2組み
用いるなどしているので、ダイオードから発生するIF
出力信号あるいはRF信号が増加し、結果として変換損
失が減少するという効果がある。
【0033】また、本発明の送信コンバータあるいは受
信コンバータはミキサ損失が減少するので送信側増幅器
あるいは受信側増幅器の負担が軽減されるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロ波帯用ミキサについて、本発明の第1
の実施の形態例を示す(a)表面、(b)裏面、(c)
横断面の各構成図である。
【図2】マイクロ波帯用ミキサについて、本発明の第2
の実施の形態例を示す(a)表面、(b)裏面、(c)
横断面の各構成図を示す。
【図3】図1、2における変換損失を示す特性図であ
る。
【図4】送信コンバータについて、本発明の実施の形態
例を示すブロック図である。
【図5】受信コンバータについて、本発明の実施の形態
例を示すブロック図である。
【図6】マイクロ波帯用ミキサの従来例を示す(a)表
面、(b)裏面、(c)横断面の各構成図である。
【符号の説明】
1、8 プリント基板 2 局発信号導入部 3 IF信号出力(入力)部 4 RF信号入力(出力)部 5、6 ダイオードペア 61 スルーホール 7 スロットライン型180゜バラン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局発信号とRF信号(IF信号)とを同
    時に複数のダイオードからなるミキシング用ダイオード
    組立に加えここで発生する前記局発信号とRF信号(I
    F信号)との差(和)周波数をIF信号(RF信号)と
    して取り出すマイクロ波帯用ミキサにおいて、前記ミキ
    シング用ダイオード組立の各ダイオードに同特性のダイ
    オードを並列に付加することを特徴とするマイクロ波帯
    用ミキサ。
  2. 【請求項2】 2層プリント基板と、この2層プリント
    基板の表面に形成されたスロットライン型180゜バラ
    ンとこのスロットライン型180゜バランのスロットラ
    インの中点部をそれぞれ跨ぐように実装されかつ直列に
    接続された2つのダイオードからなる第1のダイオード
    組立と、前記2層プリント基板の裏面に形成された局発
    信号導入部とRF信号入力(出力)部とIF信号出力
    (入力)部と前記第1のダイオード組立と前記2層プリ
    ント基板を介して背中合わせに実装されかつ極性を合わ
    せてそれぞれのダイオードが並列に接続された第2のダ
    イオード組立とを備えることを特徴とするマイクロ波帯
    用ミキサ。
  3. 【請求項3】 3層プリント基板と、この3層プリント
    基板の中間層に形成されたスロットライン型180゜バ
    ランと、前記3層プリント基板の表面に前記スロットラ
    イン型180゜バランのスロットラインの中点部をプリ
    ント基板を介してそれぞれ跨ぐように実装されかつ直列
    に接続された2つのダイオードからなる第1のダイオー
    ド組立と、前記3層プリント基板の裏面に形成された局
    発信号導入部とRF信号入力(出力)部とIF信号出力
    (入力)部と前記第1のダイオード組立とプリント基板
    を介して背中合わせに実装されかつ極性を合わせてそれ
    ぞれダイオードが並列に接続された第2のダイオード組
    立と備えることを特徴とするマイクロ波帯用ミキサ。
  4. 【請求項4】 前記第1のダイオード組立と前記第2の
    ダイオード組立とはプリント基板に設けられたスルーホ
    ールを介して接続することを特徴とする請求項2あるい
    は3記載のマイクロ波帯用ミキサ。
  5. 【請求項5】 送信IF信号を入力し局発信号との和周
    波数を発生する送信ミキサと、前記送信ミキサの発生す
    る和周波数を選択するバンドパスフィルタと、前記バン
    ドパスフィルタの出力信号を電力増幅し送信RF信号と
    して出力する電力増幅器と前記局発信号を発生する局部
    発振器とから成る送信コンバータにおいて、前記送信ミ
    キサは請求項2記載のマイクロ波帯用ミキサを用いこの
    マイクロ波帯ミキサの1F信号出力(入力)部に前記送
    信IF信号を入力しそしてRF信号入力(出力)部から
    前記和周波数を取出すことを特徴とする送信コンバー
    タ。
  6. 【請求項6】 受信信号を入力し所定のレベルまで電圧
    増幅する低雑音増幅器と、前記低騒音増幅器の出力信号
    から受信RF信号を選択するバンドパスフィルタと、前
    記受信RF信号を入力し局発信号との差周波数を発生
    し、これを受信IF信号として出力する受信ミキサと、
    前記局発信号を発生する局部発振器とより成る受信コン
    バータにおいて、前記受信ミキサは請求項2記載のマイ
    クロ波帯用ミキサを用いこのマイクロ波帯用ミキサのR
    F信号入力(出力)部に前記受信RF信号を入力しそし
    てIF信号出力(入力)部から前記受信IF信号を取出
    すことを特徴とする受信コンバータ。
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