JP2002043777A - 基板収納架 - Google Patents

基板収納架

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JP2002043777A
JP2002043777A JP2000226631A JP2000226631A JP2002043777A JP 2002043777 A JP2002043777 A JP 2002043777A JP 2000226631 A JP2000226631 A JP 2000226631A JP 2000226631 A JP2000226631 A JP 2000226631A JP 2002043777 A JP2002043777 A JP 2002043777A
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JP
Japan
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board
top plate
bottom plate
end fitting
wiring board
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000226631A
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English (en)
Inventor
Toshio Takagi
俊夫 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で基板収納架の強度を向上し、基板
収納架の変形を抑止し、基板収納架自体の取扱い性を向
上すると共に基板収納架への基板の組込みの作業性を向
上する。 【解決手段】両側板2,2と天板3、底板4により、前
後が開放された箱状に形成した基板収納架1に於いて、
該基板収納架の後面にはバックボードを取付け、前面に
は天板側と底板側に掛渡りブランクパネル22を取付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の配線基板を収
納する基板収納架に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型の電子機器では、複数の配線基板は
基板収納架に実装され、該基板収納架が更に大型のラッ
クフレームに収納される構造となっている。
【0003】図2〜図6に於いて、従来の基板収納架に
ついて説明する。
【0004】基板収納架1の基本的な構成は、左右の側
板2,2、天板3、底板4により前面、後面が開放され
た箱体に形成されたものである。
【0005】前記側板2,2の上端部、下端部はそれぞ
れ内側に直角に折曲げられ、溶接代が形成され、この溶
接代が前記天板3、底板4の両端部と重合し、適宜な間
隔でスポット溶接され、箱体が形成される。尚、前記側
板2の前端部は強度補強の為、内側に折曲げられてい
る。
【0006】前記天板3と底板4とは対称な形状をして
いる。
【0007】前記天板3の後端部は下方に直角に折曲げ
られ、又前端部は段差が形成され、前記後端部、前端部
は前記天板3の補強を兼ねると共に前記後端部にはバッ
クボード5が取付け可能である。
【0008】前記天板3の前端部には上前端金具6が固
着されている。該上前端金具6はクランク形状をしてお
り、該上前端金具6の水平部が前記段差にスポット溶接
されている。同様に、前記底板4の前端部に下前端金具
7が固着されている。
【0009】前記上前端金具6の上垂直部、前記下前端
金具7の下垂直部は前記基板収納架1をラックフレーム
に取付ける際のフランジとして機能する。又前記上前端
金具6の下垂直部、前記下前端金具7の上垂直部は図5
に示される様に、配線基板8を挿脱する場合の補助具で
ある挿脱レバー9の反力受部となっている。
【0010】前記天板3には図4、図6で示される様
に、プレスにより抜起こされた基板ガイドレール11が
所要間隔で形成されている。
【0011】尚、前記基板収納架1の大きさに応じ、補
強を兼ねる仕切り板10が前記天板3と底板4とに掛渡
って設けられる。
【0012】前記基板収納架1に前記配線基板8を組込
む場合、先ず前記バックボード5を前記天板3、底板4
の後端部に螺子止めする。前記バックボード5には配線
基板8の接続用のコネクタ12(図5参照)が前記基板
ガイドレール11と同間隔で実装されている。前記配線
基板8を前記基板ガイドレール11に沿って挿入し、前
記コネクタ12に嵌合する。前記配線基板8が完全に前
記コネクタ12に嵌合した状態で、前記挿脱レバー9,
9が前記上前端金具6の下垂直部、前記下前端金具7の
上垂直部に係合し、前記配線基板8の抜止めとなる。
又、該配線基板8を引抜く場合は、前記挿脱レバー9の
内側端を引起こし、該挿脱レバー9の梃子作用を利用し
て前記配線基板8を前記コネクタ12から抜脱する。
尚、前記挿脱レバー9の詳細については図示していな
い。
【0013】前記配線基板8が予定数実装されると、前
記基板収納架1が図示しないラックフレームに取付けら
れる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記基板収納架1は基
本的に左右の側板2,2、天板3、底板4により前面、
後面が開放された箱体である。従って、図2に於いて、
前記天板3と底板4間に剪断方向(水平方向)の力が作
用した場合、前記側板2,2と天板3、底板4との接合
部に発生する回転モーメントに対抗する強度部材がない
ことから、前記基板収納架1は簡単に押潰されてしま
う。この為、該基板収納架1の取扱いには充分な注意が
必要である。尚、該基板収納架1の後面に前記バックボ
ード5を取付けることで、一面が閉塞された箱体とな
り、強度は向上するが、前記基板収納架1が大型となっ
た場合、該基板収納架1全体の変形を抑制する効果は少
ない。又、前記バックボード5を取付ける場合、前記基
板収納架1の形状が安定しない為、前記バックボード5
の取付け作業性が悪いという問題があった。
【0015】本発明は斯かる実情に鑑み、簡単な構成で
基板収納架の強度を向上し、基板収納架の変形を抑止
し、基板収納架自体の取扱い性を向上すると共に基板収
納架への基板の組込みの作業性を向上するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、両側板と天
板、底板により、前後が開放された箱状に形成した基板
収納架に於いて、該基板収納架の後面にはバックボード
が取付けられ、前面には天板側と底板側に掛渡りブラン
クパネルが取付けられた基板収納架に係るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0018】図1は本実施の形態の正面を示している。
尚、本実施の形態に於いて、側面、背面、上面、底面の
基本的な形状、結合構造に於いては従来例と同様である
ので、図3〜図6を参照して説明する。
【0019】前記側板2,2は溶接代に於いて天板3、
底板4に適宜な間隔でスポット溶接され、前面、後面が
開放された箱体が形成される。尚、前記側板2の前端部
は強度補強の為、内側に折曲げられている。
【0020】前記天板3と底板4とは対称な形状をして
いる。
【0021】前記天板3の後端部は下方に直角に折曲げ
られ、又前端部は段差が形成される。同様に、前記底板
4の後端部は上方に折曲げられ、又前端部は段差が形成
される。前記後端部、前端部はそれぞれ前記天板3、底
板4の補強を兼ねる。又、前記天板3の後端部、底板4
の後端部に掛渡ってバックボード5が取付け可能であ
る。
【0022】前記天板3の前端部にはクランク形状の上
前端金具14がスポット溶接により固着され、前記底板
4の前端部にはクランク形状の下前端金具15がスポッ
ト溶接により固着される。前記上前端金具14、下前端
金具15は前記天板3、底板4の補強部材としても機能
する。
【0023】前記天板3、底板4には図4、図6で示さ
れる様に、プレスにより抜起こされた基板ガイドレール
11が所要間隔で形成される。
【0024】前記上前端金具14の上垂直部、前記下前
端金具15の下垂直部は基板収納架1をラックフレーム
に取付ける際の取付けフランジとして機能し、前記上前
端金具14の下垂直部14a、前記下前端金具15の上
垂直部15aは、配線基板8を挿脱する場合の補助具で
ある挿脱レバー9の反力受部となっている。
【0025】又、前記上前端金具14の下垂直部14a
の下端位置は前記天板3に形成された基板ガイドレール
11の下端位置と略同位置となっており、又前記上前端
金具14には前記基板ガイドレール11の溝延長上にガ
イド溝16が刻設されている。前記上垂直部15aの上
端位置は前記底板4の上面の位置と同位置となってい
る。
【0026】又前記下垂直部14aの両側部の前記配線
基板8の挿脱に干渉しない部分には下方に延出する矩形
形状の上舌片17を各側部で所要数(図1では2つ)設
け、該上舌片17には螺子孔18を穿設する。前記下前
端金具15の前記上舌片17と対向する位置に矩形形状
の下舌片21を前記下前端金具15の上垂直部15aに
延設する。前記下舌片21にも螺子孔18を穿設する。
【0027】前記上舌片17、下舌片21に掛渡って、
ブランクパネル22が着脱可能である。該ブランクパネ
ル22は短冊状の平板であり、上端部、下端部には前記
螺子孔18と合致する通孔(図示せず)が穿設されてい
る。前記ブランクパネル22の取付けは前記通孔に挿通
したボルトを前記螺子孔18に螺着することで行われ
る。
【0028】前記側板2,2に前記天板3、底板4をス
ポット溶接等所要の接合方法で接合し、前記基板収納架
1を組立て、その後前記ブランクパネル22を前記基板
収納架1の前面両側に固着する。該ブランクパネル22
は前記基板収納架1の形状に比し、小片であり、取扱い
は容易であり、前記ブランクパネル22は前記基板収納
架1に簡単に取付けられる。
【0029】前記ブランクパネル22が前面に取付けら
れることで、前記上前端金具14と下前端金具15との
水平方向の相対変位が拘束され、前記基板収納架1の形
状が前記ブランクパネル22によって維持される。次
に、前記基板収納架1の背面にバックボード5を取付け
る。該バックボード5の取付け時には前記ブランクパネ
ル22により前記基板収納架1の形状が維持されるの
で、手作業で該基板収納架1の形状を維持しつつ前記バ
ックボード5を取付ける必要がなくなり、作業は簡単で
ある。
【0030】前記基板収納架1の前面に前記ブランクパ
ネル22、後面にバックボード5が取付けられること
で、前記天板3、底板4の前面、後面の水平相対変位が
拘束されるので、前記基板収納架1の強度は大幅に向上
する。尚、前記ブランクパネル22の取付け箇所は図1
では各4箇所示してあるが、各3以上の箇所で取付ける
ようにすればよい。
【0031】前記バックボード5を取付け後、必要な前
記配線基板8を挿入する。
【0032】又、該配線基板8の挿入時、図5にも示さ
れる様に、前記基板ガイドレール11の前端と前記下垂
直部14aの位置関係は前記下垂直部14aが前方に位
置するので、前記配線基板8を先ず上側の前記ガイド溝
16に嵌め、前記配線基板8の上端の位置決めを行った
後、更に挿入し、上側の基板ガイドレール11と下側の
基板ガイドレール11とに前記配線基板8を嵌める。挿
入を継続し、該配線基板8を前記コネクタ12に嵌合
し、前記挿脱レバー9でロックし、前記配線基板8の実
装を完了する。
【0033】配線基板8が大型化すると、上下の基板ガ
イドレール11に同時に位置合せするのは面倒で煩雑な
作業であるが、上記した様に、先ず配線基板8の上端を
ガイド溝16に嵌め、位置決めし、その後下端を前記基
板ガイドレール11に嵌込むので、配線基板8の挿入作
業が簡単になる。
【0034】配線基板8の抜脱は上記作業の逆の手順に
より行う。
【0035】前記基板収納架1に対し、予定枚数の配線
基板8の実装が完了すると、前記基板収納架1を図示し
ないラックフレームに前記上前端金具14、下前端金具
15を介してボルトにより取付ける。尚、配線基板8の
挿脱については、基板収納架1をラックフレームに取付
けた状態でも行える。
【0036】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、両側板
と天板、底板により、前後が開放された箱状に形成した
基板収納架に於いて、該基板収納架の後面にはバックボ
ードが取付けられ、前面には天板側と底板側に掛渡りブ
ランクパネルが取付けられた構造であるので、該ブラン
クパネルにより天板と底板間の相対変位が抑制され、基
板収納架全体として、強度、剛性が高くなり、基板収納
架自体の取扱い性が向上すると共に基板収納架への基板
の組込みの作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す中間部分を省略した
正面図である。
【図2】従来例の正面図である。
【図3】同前従来例の側面図である。
【図4】従来例の中間部分を省略した平面図である。
【図5】図2のA−A矢視図である。
【図6】図4のB−B矢視図である。
【符号の説明】
1 基板収納架 2 側板 3 天板 4 底板 5 バックボード 6 上前端金具 7 下前端金具 8 配線基板 9 挿脱レバー 10 仕切り板 11 基板ガイドレール 12 コネクタ 14 上前端金具 15 下前端金具 16 ガイド溝 17 上舌片 18 螺子孔 21 下舌片 22 ブランクパネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側板と天板、底板により、前後が開放
    された箱状に形成した基板収納架に於いて、該基板収納
    架の後面にはバックボードが取付けられ、前面には天板
    側と底板側に掛渡りブランクパネルが取付けられたこと
    を特徴とする基板収納架。
JP2000226631A 2000-07-27 2000-07-27 基板収納架 Pending JP2002043777A (ja)

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